JP2008005225A - 番組情報提示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】番組視聴の計画をイメージとして捉えられることができ、他の番組などの情報に惑わされることなく、よく視聴するお好みの番組を選択可能とする。
【解決手段】リモコン7の操作によって番組が視聴される毎に、嗜好分析処理部4が、その番組の番組特徴情報をEPG情報取得部2から取得するとともに、その番組の視聴時間を取得し、これらを分析処理することにより、番組特徴情報の嗜好度を求めて保持する。リモコン7でEPG表示の指示があると、EPG作成部5は、嗜好分析処理部4に保持されている嗜好度の高い番組特徴除法を取得し、この番組特徴情報に一致する番組情報を有する番組をEPG情報取得部2のEPG情報から検出し、かかる番組のEPGを従来のチャンネル軸,時間軸の二次元配列のフォーマットで形成し、表示画面に表示させる。
【選択図】図1
【解決手段】リモコン7の操作によって番組が視聴される毎に、嗜好分析処理部4が、その番組の番組特徴情報をEPG情報取得部2から取得するとともに、その番組の視聴時間を取得し、これらを分析処理することにより、番組特徴情報の嗜好度を求めて保持する。リモコン7でEPG表示の指示があると、EPG作成部5は、嗜好分析処理部4に保持されている嗜好度の高い番組特徴除法を取得し、この番組特徴情報に一致する番組情報を有する番組をEPG情報取得部2のEPG情報から検出し、かかる番組のEPGを従来のチャンネル軸,時間軸の二次元配列のフォーマットで形成し、表示画面に表示させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、膨大な放送番組から視聴者が嗜好する番組を選択することを支援する方法に係り、特に、視聴者の嗜好傾向を把握して、嗜好傾向を加味した番組表を提示する番組情報提示方法に関する。
近年、放送のデジタル化により多チャンネル放送が普及しており、これまでは新聞などのテレビ番組表から番組を選択して視聴する方法が採られていたが、放送番組信号に多重されるEPG(Electric Program Guide:電子番組表)情報から番組表(以下、EPGという)を作成してテレビ画面上にOSD(On Screen Display)表示し、そのEPGから希望する番組を選択する方法が認知されてきている。これにより、新聞や雑誌などの他のメディアを用いずに、テレビ画面で視聴希望する番組を選択したり、録画予約番組の登録を行なったりすることが可能となった。しかし、逆に、チャンネルが多く、EPGで画面に表示できる番組数には限りがあるため、好みの番組を探し出すことが困難になっている。
これを解決する1つの方法として、従来、EPGを画面表示する場合、視聴者の嗜好情報に基づいて抽出した番組におすすめマークを表示することにより、その他の多くの番組と区別して表示する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の方法として、チャンネル軸と時間軸との二次元配置で表示される一般的なEPGのみでなく、これと同時に視聴者のお好み番組やジャンルをピックアップして列表示を行ない、番組の選択性を良くする方法も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに他の方法として、視聴者の嗜好を判定し、放送時間帯毎におすすめ度の高い順に番組のジャンルを配列するようにし、放送時間帯毎に視聴者の好みの番組を選択できるようにした方法も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2004−157617号
特開2001−136454号
特開2000−253325号
上記の特許文献1に記載の方法では、EPG上で視聴者の嗜好に合った番組にマークを付け、他の番組と区別して表示することができるので、お好みの番組を選択するのに有用である。
しかしながら、この方法では、EPGには、画面に表示できる全ての番組が表示されており、この上さらにおすすめマークが付されるものであるから、かかる番組表で表示される情報量はマークを付けた分増加することになり、注目すべき番組は明確になっていても、余分な情報が残り、かかるマークによって煩わされる可能性がある。
また、上記特許文献2に記載の方法では、一般的なEPGとともに、視聴者の嗜好に合った番組やジャンルの番組をピックアップして別欄で同時に表示することができるので、好みの番組を選択するのに有用である。これによると、注目すべきお好みの番組のみ集めた表示を用いることにより、他の番組情報に惑わされることが低減できるが、この場合、チャンネル軸と時間軸との二次元配置で番組を配列する番組表のイメージから番組の位置関係が崩れるため、番組視聴の計画をイメージしづらくなる。
さらに、上記特許文献3に記載の方法では、好みの度合いを加味することにより、視聴者の嗜好に合った番組を集めて表示するので、上記特許文献2に記載の方法と同様、好みの番組を選択するのに他の番組情報に惑わされることが低減でき、好みの番組を選択するのに有用であるが、番組の配列がチャンネル軸と時間軸との二次元配置として配列するイメージから崩れるために、番組視聴の計画をイメージしづらくなる。
本発明の目的は、かかる問題を解消し、チャンネル軸と時間軸との二次元配列のイメージを損なうことなく、よく視聴するお好みの番組のみを表示することができて、番組視聴の計画をイメージとして捉えられることができ、他の番組などの情報に惑わされることなくお好みの番組を選択できるようにした番組情報提示方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、ユーザの視聴操作指示によって視聴される番組の番組特徴情報を嗜好分析処理手段で分析してユーザが好む番組を示す嗜好情報を取得し、この嗜好情報の番組特徴情報に該当する番組情報を有する番組のEPGをEPG作成手段で作成して表示手段で表示する番組情報提示手段であって、ユーザからの嗜好情報での嗜好度合いの指示に応じて、指示された嗜好度合いを満たす嗜好情報に該当する番組情報を有する番組のみを含むEPGを作成して表示することを特徴とする。
また、本発明は、視聴番組の番組特徴情報が、取得したEPG情報から抽出した番組の番組情報の少なくともジャンル,出演者名,キーワードであることを特徴とする。
また、本発明は、EPGで表示される番組が、嗜好情報での番組特徴情報で指示されたものであることを特徴とする。
また、本発明は、ユーザの視聴操作指示によって視聴される番組の番組特徴情報を嗜好分析処理手段で分析してユーザが好む番組を示す嗜好情報を取得し、この嗜好情報の番組特徴情報に該当する番組情報を有する番組をユーザのお好みの番組として、ユーザのお好みの番組のEPGをEPG作成手段で作成して表示手段で表示する番組情報提示手段であって、EPGは、チャンネル軸と時間軸からなるお好み番組の二次元配列表示をする番組表であり、ユーザからのこの嗜好情報での嗜好度合いの指示に応じて、指示された嗜好度合いを満たす嗜好情報に該当する番組情報を有する番組のみを含むEPGを作成して表示するとともに、EPGで番組を選択するためのカーソルを表示し、EPGで番組情報が表示されていない番組枠をカーソルで選択すると、この番組枠で該当する番組の番組情報を表示することを特徴とする。
また、本発明は、EPGで番組情報が表示されてない番組枠がカーソルで選択されることによって表示される番組情報が、チャンネル軸と時間軸の二次元配列表示エリアとは異なるエリアに表示されることを特徴とする。
また、本発明は、EPGで番組情報が表示されてない番組枠がカーソルで選択されることによって表示される番組情報が、カーソルで選択されたこの番組枠内に表示されることを特徴とする。
本発明により、ユーザのよく視聴する好みの番組のみを、従来と同じチャンネル軸と時間軸の二次元配列のEPGフォーマットのままで、表示する番組表とすることができるので、不要な他の情報に惑わされることなく、また、番組視聴の計画などをイメージし易いまま、EPG表示を行なうことができる。
以下、本発明の実施形態を図面により説明する。
図1は本発明による番組情報提示方法の第1の実施形態を示すブロック図であって、1はユーザ操作取得部、2はEPG情報取得部、3は視聴履歴処理部、4は嗜好分析処理部、5はEPG作成部、6はシステム制御部、7はリモートコントローラ(以下、リモコンという)である。図1に示す構成の装置は、テレビジョン受像機に設けられているが、テレビ受像機とは別体の装置でもよい。
同図において、リモコン7では、ユーザによって視聴を希望する番組のチャンネル選局やEPG表示指示などの操作が行なわれるものであって、かかる操作、即ち、選局操作やEPG表示指示操作が行なわれると、その操作情報(以下、ユーザ操作情報という)Aがユーザ操作取得部1に送信される。即ち、ユーザが希望する番組のチャンネルを選局して(以下、これを番組を選局するという)この番組を視聴するためにリモコン7を操作(選局操作)すると、テレビ受像機では、この番組が選局された表示される。また、ユーザがリモコン7でEPGの表示指示操作をすると、この指示を表わすユーザ操作情報Aが送信される。
ユーザ操作取得部1では、リモコン7からのユーザ操作情報Aが受信されるが、ユーザ操作情報Aが選局操作によるものであるときには、番組視聴操作情報Bが作成され、視聴履歴処理部3に供給される。また、リモコン7からのユーザ操作情報AがEPGの表示指示操作によるものであるときには、これが処理されてEPGの作成を指示するEPG表示指示情報Cが作成され、EPG作成部5に供給される。
EPG情報取得部2は、例えば、デジタル放送などで放送番組に多重されて送られてくる1週間分のEPG情報から、各番組毎にその放送開始時間や放送時間、番組名,番組内容説明,ジャンル(ドラマ,バラエティ番組,スポーツ番組などの番組の種類)、出演者名などの番組情報を取得する。
視聴履歴処理部3は、ユーザ操作取得部1からユーザの選局操作による番組視聴操作情報Bを取得すると、この番組視聴操作情報Bからユーザによってチャンネルが選局されてユーザによって視聴される番組(以下、ユーザ視聴番組という)を判定し、EPG情報取得部2で取得した番組情報からこのユーザ視聴番組の特徴を表わすジャンルや番組名、出演者などの情報を番組特徴情報として抽出する。また、視聴履歴処理部3は、このユーザ視聴番組に対するユーザの実際の視聴時間(以下、単に視聴時間という)を検出する。この視聴時間は、ユーザの選局操作による番組視聴操作情報Bが供給されてからこのユーザ視聴番組の視聴を終了するまでの時間であるが、この場合のユーザの視聴終了時刻とは、このユーザ視聴番組の視聴中に、リモコン7の操作により、他の番組に視聴番組が切り替えられたときには、その時刻をいうものであり、このユーザ視聴番組の放送が終了して同じチャンネルの次の番組に切り替わっても、リモコン7の選局操作が行なわれないときには、このユーザ視聴番組の放送終了時刻がこのユーザ視聴番組の放送終了時刻となる。かかる放送開始時刻や放送時間の情報は、EPG情報取得部2で取得したこのユーザの視聴番組の番組情報から取得する。なお、このように、リモコン7の選局操作がなされず、同じチャンネルの次の番組に視聴が移る場合には、この番組が次のユーザ視聴番組となる。勿論、ユーザ視聴番組の放送中に、リモコン7の操作により、電源オフとされた場合には、このときの時刻が視聴終了時刻となる。
なお、リモコン8の操作によって電源がオン,オフされるときには、その操作によるユーザ操作情報Aがリモコン8からユーザ操作取得部1に送られ、これにより、ユーザ操作取得部1は電源のオン,オフを通知する番組視聴操作情報Bを視聴履歴処理部3に送る。これにより、視聴履歴処理部3は電源のオン,オフを認識することができる。また、電源がオンしたときには、テレビ受像機で番組の視聴が開始されるが、リモコン8から電源のオンを通知するユーザ操作情報Aが送られてくるとともに、この視聴番組のチャンネル名を示すチャンネル情報もテレビ受信機からユーザ操作取得部1に送られることになり、これにより、ユーザ操作取得部1は、電源オンの通知が付加された番組視聴操作情報Bに、さらに、このチャンネル名を通知する情報を付加して視聴履歴処理部3に送る。このようにして、視聴履歴処理部3は、電源のオンとともに、これによって視聴開始されるチャンネル、従って、番組を認識することができる。
なお、番組の放送が終了してコマーシャルの放送時間となっているときにこのチャンネルが選局されても、視聴履歴処理部3は番組の放送をが終了しているものとして、番組が選局されたとはせず、その後、次の番組の放送開始時刻となると、この番組をユーザ視聴番組とする。
視聴履歴処理部3は、ユーザの視聴番組の放送時間が終了すると、このユーザ視聴番組の番組特徴情報と視聴時間の情報とを嗜好分析処理部4に供給する。従って、ユーザ視聴情報の放送が終了する毎に、視聴履歴処理部3から嗜好分析処理部4に番組特徴情報と視聴時間の情報とが送られることになる。
嗜好分析処理部4は、視聴履歴処理部3からの視聴時間と番組特徴情報などを分析処理し、よく視聴する嗜好傾向の高い番組の番組特徴情報と嗜好度を嗜好情報として抽出し、保存する。
EPG作成部5は、リモコン7の操作により、ユーザ操作取得部1からEPG表示指示情報Cが供給されると、嗜好分析処理部4で保存されている嗜好情報のうちから、このEPG表示指示情報Cで指定される嗜好度の嗜好情報を取り込み、この嗜好情報に合致する番組情報を有する番組を取得し、かかる番組のみを表示するEPGを作成する。
システム制御部6は、図示をしない他のデジタル放送受信処理なども含めて、各部の動作を制御する。
以下、この第1の実施形態の動作を説明する。
EPG情報取得部2では、例えば、デジタル放送の場合、放送番組に多重されて送られてくるEPG情報を、番組情報として、取得する。EPG情報には、番組毎に放送開始時間や番組の長さ(放送時間),番組名,番組内容説明,出演者名,ジャンルなどがあり、チャンネル毎に当日を含めて、例えば、8日先までの1週間分の情報が含まれている。
リモコン7でユーザが選局操作やEPG表示を指示する操作を行なうと、このリモコン7からユーザ操作情報Aが出力され、ユーザ操作取得部1がこれを取得する。このユーザ操作情報Aが選局などの番組視聴に関する場合には、ユーザ操作取得部1は、このユーザ操作情報Aを、番組視聴操作情報Bとして、視聴履歴処理部3に通知する。視聴履歴処理部3は、ユーザ操作取得部1からの番組視聴操作情報Bを取得すると、このときのユーザの選局操作によって選局されて視聴開始されるユーザ視聴番組の番組情報が、その番組特徴情報として、EPG情報取得部2から取得し、このユーザ視聴番組の試聴が終了してその視聴時間が得られると、取得した番組特徴情報であるジャンルや番組名,出演者名、あるいは番組名や番組内容説明に含まれる用語(例えば、サッカーやプロ野球などといった名詞)などのキーワードと視聴時間とからなる視聴履歴情報を作成し、嗜好分析処理部4に通知する。
嗜好分析処理部4では、これまで視聴履歴処理部3から通知された視聴履歴情報を基に作成された番組特徴情報毎の嗜好度(番組特徴情報を含む番組の視聴回数や視聴時間の割合を分析した結果得られるどのような番組特徴情報の番組をユーザがよく視聴する傾向にあるか、といったことを示す度合い)を表わす嗜好度リストが保持されており、ユーザが新たに番組を視聴することにより、そのユーザ視聴番組の新たな視聴履歴情報が視聴履歴処理部3から通知されると、この視聴履歴情報が、これまで取得した視聴履歴情報とともに、分析処理されて番組特徴情報毎の嗜好度、即ち、嗜好度リストの更新が行なわれる。ここで、嗜好度が高い順に番組特徴情報がレベル付けされる。
また、図2は嗜好度リスト8の一具体例を模式的に示す図であり、ここでは、番組特徴情報のジャンル「ドラマ」の嗜好度が「67」と最も高く、ドラマの番組が最もよく視聴されていることを示している。次によく視聴される番組は出演者「新垣ユイ」が出演する番組であって、その嗜好度は「64」となっている。この場合、各番組特徴情報には、その嗜好度に応じたお好み度レベルが設定される。例えば、番組特徴情報の嗜好度が最も大きいジャンル「ドラマ」にレベル1が設定され、番組特徴情報の次に嗜好度が大きい出演者名「新垣ユイ」にレベル2が設定される。なお、かかるレベルは、番組特徴情報の一つ一つに順次設定されるようにしてもよいが、嗜好度が等しかったり、非常に近かったりしている複数の番組特徴情報に対しては、これらを一纏めにして1つのお好み度レベルを設定するようにしてもよい。
図1において、以上のようにして、嗜好分析処理部4でこれまでのユーザ視聴番組とその視聴時間とを基にした番組視聴情報毎の嗜好度リスト8が、ユーザが番組を視聴する毎に更新されて、保持されているが、リモコン7でのユーザ操作により、ユーザ操作取得部1からEPG作成部5にEPG表示指示情報Cが送られると、EPG作成部5により、このEPG表示指示情報Cに応じてチャンネル軸と時間軸との二次元配列のEPGが作成され、図示しない表示画面に作成されたこのEPGが表示される。
ここで、リモコン7でのユーザによるEPG表示指示操作において、お好み度レベルも指定すると、その指定されたレベルまでのユーザの好みの番組のみからなる二次元配置のEPGを表示させるようにすることができる。例えば、嗜好分析処理部4に図2に示す嗜好度リスト8が保持されているものとして、ユーザがリモコン7でレベル1を指定したEPG表示指示操作を行なうと、指定されたレベル1を含むEPG表示指示情報Cがユーザ操作取得部1からEPG作成部5に送られる。EPG作成部5は、このEPG表示指示情報Cを取得すると、このEPG表示指示情報Cでの指定されたレベル1を表わす情報(レベル指定情報)を嗜好分析処理部4に送る。嗜好分析処理部4では、このレベル指定情報のレベル、即ち、レベル1に一致する番組特徴情報を検索し、その番組特徴情報(この場合、シャンル「ドラマ」)をEPG作成部5に送る。そこで、EPG作成部5は、この番組特徴情報を取得し、EPG情報取得部2からこの番組特徴情報に一致する番組情報(この場合、ジャンル「ドラマ」)を持つ番組(即ち、ドラマ番組)の番組情報を取得して、かかる番組情報を基に、二次元配置構造のEPGを作成し、これを表示画面(図示せず)に表示する。なお、リモコン7でレベル指定なしのEPG表示指示操作を行なうこともできる。この場合には、EPG作成部5では、EPG情報取得部2で取得された全ての番組情報に基づいてEPGが作成される。この場合のEPGは、全ての番組を含むことになる。
図3は図1における嗜好分析処理部4の処理動作の流れの一具体例を示すフローチャートである。
同図において、ユーザ操作取得部1から視聴履歴処理部3に番組視聴操作情報Bに基づいて、視聴履歴処理部3により、そのユーザ視聴番組の番組特徴情報がEPG情報取得部2から抽出され(ステップ100)、また、このユーザ視聴番組の視聴終了とともに、ユーザの視聴時間が検出され、さらに、このユーザ視聴番組の番組情報である放送時間(ユーザ視聴番組の長さ)を基に、番組視聴時間率μ(=視聴時間÷放送時間)が求められると(ステップ101)、これら番組特徴情報と番組視聴時間率μとを関連付ける(ステップ102)。そして、現在設定されている嗜好度リストも照合し、新たに得られたこの番組特徴情報を含む嗜好度リストでの夫々の番組特徴情報に対して出現頻度の重み付けを行ない(ステップ103)、これを各番組特徴情報の新たな嗜好度として、嗜好度リストを更新する(ステップ104)。
ここで、番組特徴情報の出現頻度は、その番組特徴情報を番組情報として含む番組の視聴回数に応じたものであり、例えば、上記の特許文献3に記載のように、番組視聴時間率μが所定の値(例えば、80%)以上のとき、その番組は視聴されたものとする。従って、新たに視聴されたユーザ視聴番組での番組視聴時間率μがこの所定の値以上であるとき、このユーザ視聴番組は視聴されたものと判定される。従って、この場合には、このユーザ視聴番組の視聴回数が1回増え、このユーザ視聴番組に関する全ての番組特徴情報の出現頻度が増加する。特徴番組情報の出現頻度としては、例えば、視聴回数としてもよく、出現頻度の重み付け、即ち、嗜好度としては、かかる視聴回数としてもよい(なお、図2に示す嗜好度リストでは、この場合を示している)。あるいはまた、これまで視聴された番組に対する番組特徴情報の視聴回数のうち、視聴回数が最大の番組特徴情報の出現頻度を100と重み付けし、これに応じて他の番組特徴情報の出現頻度の重み付けを行なって嗜好度を設定する、これまでの番組視聴時間率μを累積加算してこれを出現頻度とし、この出現頻度に応じて重み付けして嗜好度を設定するなど、種々の方法を採用することができる。
図4は図1におけるEPG作成部5のEPG作成処理の一具体例を示すフローチャートである。
同図において、ユーザ操作取得部1からEPG表示指示情報Cがあると(ステップ200)、EPG作成部5は、レベルが指定されている場合、このレベルまでの該当する番組特徴情報(例えば、レベル1が指定されているときには、レベル1の番組特徴情報、レベル2が指定されている場合には、レベル1,2の番組特徴情報、レベル3が指定されている場合には、レベル1,2,3の番組特徴情報)を嗜好分析処理部4から取り込み、また、EPG情報取得部2からEPGのチャンネル枠と時間枠とで決められる番組の表示枠毎に表示が決められた番組の番組情報を取得し(ステップ201)、指定レベルの番組特徴情報と比較する(ステップ202)。そして、この指定レベルの番組特徴情報に一致した番組情報が存在する番組に対しては(ステップ202の一致)、この番組の情報(例えば、番組名)をEPGの該当する位置に表示する(ステップ203)。指定レベルの番組特徴情報に一致した番組情報が存在しない番組に対しては(ステップ202の不一致)、その番組はEPGに表示しない。以上のステップ201〜203の一連の処理がEPG情報取得部2で取得されたEPG情報の少なくとも一度のEPGで表示される全ての番組について行なう(ステップ204)。少なくとも一度のEPGで表示される全ての番組について行なわれると、EPG作成処理が終了し、作成されてEPGが表紙画面(図示せず)に表示される。
図5は、図2に示す嗜好度リスト8が嗜好分析処理部4に保持されているものとして、レベル1を指定した場合の表示されるEPGの一具体例を示す図であって、9はEPG画面、10は指定レベル表示エリア、11は番組表、12a,12b,12cは番組、13は番組選択カーソルである。
同図において、EPG画面9は、番組表11と指定レベル表示エリア10とが表示され、番組表11は、横軸がチャンネルA,B,C,D,……とチヤンネルを表わすチャンネル軸、縦軸が日時を表わす時間軸をなす通常の番組表と同様の番組毎の区画、即ち、番組枠の二次元配列の構造をなしている。また、指定レベル表示エリア10は、例えば、番組表11の上側、即ち、EPG画面9の上辺に沿って設けられ、これに指定レベルが表示される。
いま、図2に示す嗜好度リスト8に対し、レベル1が指定されたものとすると、指定レベル表示エリア10に「レベル1」が表示される。そして、図2に示す嗜好度リスト8でのレベル1の番組特徴情報であるジャンル「ドラマ」を番組情報として持つ番組を夫々「ドラマA」12a,「ドラマB」12b,「サスペンスドラマ」12cとすると、これらは番組表11での、これら番組のチャンネルや番組情報である放送開始時刻と放送時間で決まる番組の表示位置(即ち、番組枠)に設定されて表示されることになる。
かかるEPGにおいて、リモコン7(図1)で番組選択カーソル13を操作して表示される所望のドラマ番組をフォーカスし、所定の選択操作を行なうと、このドラマ番組が放送されていれば、それが選局されて視聴することができる。また、放送開始時刻に至っていない番組に対しては、選局予約や録画予約をすることができる。
図6は、図2に示す嗜好度リスト8が嗜好分析処理部4に保持されているものとして、レベル2を指定した場合の表示されるEPGの一具体例を示す図であって、14a,14bは番組であり、図5に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
レベル2が指定された場合には、嗜好分析処理部4(図1)の嗜好度リストからレベル2までの、即ち、レベル1,2の番組特徴情報が取り込まれ、これを用いて、上記のように、EPGで表示する番組が決められる。
そこで、図6において、EPG画面9の指定レベル表示エリア10には、「レベル2」が表示されるとともに、番組表11では、レベル2の番組特徴情報(図2に示す嗜好度リスト8において、出演者名「新垣ユイ」)と一致する番組情報を有する番組、即ち、「新垣ユイ」が出演する番組、ここでは、番組「Nスペ」14aと番組「クイズ王」14bがその番組情報で決まる位置に表示される。
また、これとともに、図5に示したレベル1の番組特徴情報(ジャンル「ドラマ」)に一致する番組情報を含む番組12a〜12cも同時に表示される。
図7は、図2に示す嗜好度リスト8が嗜好分析処理部4に保持されているものとして、レベルが指定されない場合の表示されるEPGの一具体例を示す図であって、図5,図6に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
同図において、この場合のEPGでは、指定レベル表示エリア10にレベルが表示されず、従来の通常のEPGと同様、番組表11での番組枠の全てに該当する番組の番組名などの情報が表示される。
なお、5分間ほどのニュースや天気予報などの短時間番組については、直接番組名を表示しない場合もあり、このような番組に対しては、番組選択カーソル13でかかる番組を選択する操作をした場合、ポップアップして番組名などを表示してその番組を確認できるようにするなどの方法がとられる。また、番組名などをポップアップして表示した状態で、さらに、選択操作をすると、この番組の選局,選局予約,録画予約をすることができる。このことは、レベルの指定によって図5,図6に示すように表示される番組についても、また、後述するたの実施形態についても、同様である。
なお、ここでは、特徴情報の嗜好度のレベルが指定されないときには、図7に示すように、従来と同様のEPGが作成されて表示され、レベルが指定されることにより、図5,図6に示したような指定されたレベルに対する番組のみがEPGに表示されるものであるが、例えば、一番よく視聴する番組特徴情報の番組のみを含むEPGを表示させるためのレベル1をデフォルトとし、それ以外のレベルでEPGを表示したり、レベルが指定されないEPGを表示するときには、リモコン7でかかるレベルの指定やレベルを指定しないことの操作を行なわせるようにすることもできる。
また、以上の説明では、嗜好度が一番高い番組特徴情報をお好み度レベル1としたが、これに限るものではなく、嗜好度の高いものから、例えば、10個づつなど、所定個数ずつ番組特徴情報にグループ分けし、嗜好度が高い番組特徴情報のグループ順にレベルを割り当てるようにしてもよく、また、嗜好度を百分率で表現することにより、その値を表示/非表示の判定値としてもよいことはいうまでもない。
また、図3に示す嗜好度を求める嗜好分析処理は、一例として示すものであって、これのみに限定されるものではなく、放送される番組情報からユーザが好む番組を特定できる番組特徴情報を抽出できればよい。
以上のように、この第1の実施形態では、ユーザが視聴した番組の番組情報を用い、視聴履歴からよく視聴する番組につけられた言葉や出演者,ジャンルなどの番組特徴情報を抽出し、よく視聴する番組の番組特徴情報と一致した番組情報を有する番組のみを全番組を表示する従来の二次元配列のEPG表示フォーマットと同様のフォーマットで表示することができるので、不要な情報を排除して好みの番組だけをチャンネル軸と時間軸の二次元表示されたEPGでチャンネルと時間とをイメージとして捉えることができ、番組視聴や視聴・録画予約を計画し易いEPG表示が可能となる。
図8は本発明による番組情報提示方法の第2の実施形態におけるEPGを示す図であって、15は詳細情報表示エリアであり、前出図面に対応する部分には、同一符号をつけて重複する説明を省略する。
この第2の実施形態も、そのシステム構成は図1に示すものと同様である。また、ここでは、説明の都合上、嗜好分析処理部4に保持されている嗜好度リスト8は図2に示すものとする。
図8において、EPG画面9では、番組表11の右側に、このEPG画面9の右辺に沿って縦長に指定レベル表示エリア10が設けられ、この番組表11の上側に、このEPG画面9の上辺に沿って横長に詳細情報表示エリア15が設けられている。そして、指定レベル表示エリア10には、指定されたレベル(この場合、レベル1)が表示されている。
詳細情報表示エリア15には、番組選択カーソル13でフォーカス(選択)された番組の、番組表11でのこの番組の番組枠で表示しきれない詳細情報が表示されるものである。ここでは、レベル1の番組特徴情報に一致する番組情報を有する番組「ドラマA」12aが番組選択カーソル13によってフォーカスされており、これにより、詳細情報表示エリア15には、この番組「ドラムA」の放送日、放送時間、番組名などが表示される。
そこで、番組表11では、放送時間が短い番組の場合には、その番組枠に番組名も表示されないこともあり、これを番組選択カーソル13でフォーカスすることにより、詳細情報表示エリア15で番組名などを確認することができる。
詳細情報表示エリア15をEPG画面9の他の場所、例えば、番組表11の下側に横長に設けるようにしてもよいし、また、指定レベル表示エリア10をEPG画面9の他の場所、例えば、番組表11の左側に縦長に設けるようにしてもよい。
以上のように、この第2の実施形態においても、ユーザが視聴した番組の番組情報を用い、視聴履歴からよく視聴する番組につけられた言葉や出演者,ジャンルなどの番組特徴情報を抽出し、かかる番組特徴情報と一致した番組情報を有する番組のみを全番組を表示する従来の二次元配列のEPG表示フォーマットと同様のフォーマットで表示することができるので、不要な情報を排除して好みの番組だけをチャンネル軸と時間軸の二次元表示されたEPGでチャンネルと時間とをイメージとして捉えることができ、番組視聴や視聴・録画予約を計画し易いEPG表示が可能となる。
また、この第2の実施形態では、番組枠に番組名が表示されていなくとも、その番組枠を番組選択カーソル13で選択することにより、別に設けられている詳細情報表示エリア15で番組名が表示されてそれを確認することができるので、番組視聴や録画予約を計画し易いEPG表示を損ねることなく、夫々の番組を確認することが可能となる。
図9は本発明による番組情報提示方法の第3の実施形態におけるEPGを示す図であって、16は番組枠であり、前出図面に対応する部分には、同一符号をつけて重複する説明を省略する。
この第3の実施形態も、そのシステム構成は図1に示すものと同様である。また、ここでは、説明の都合上、嗜好分析処理部4に保持されている嗜好度リスト8は図2に示すものとする。
図9において、EPG画面9は、先の図5〜図7に示すEPG画面9と同様、番組表11では、指定されたレベル1の番組特徴情報を含む番組情報を有する番組が該当する番組枠に表示されているが、番組名が表示されていない番組枠16を番組選択カーソル13で選択すると、その番組枠16に該当する番組の番組名が表示されるようにしている。勿論、この番組は、指定されたレベル1の番組特徴情報を含む番組情報を有していない。
以上のように、この第3の実施形態においても、ユーザが視聴した番組の番組情報を用い、視聴履歴からよく視聴する番組につけられた言葉や出演者,ジャンルなどの番組特徴情報を抽出し、かかる番組特徴情報と一致した番組情報を有する番組のみを全番組を表示する従来の二次元配列のEPG表示フォーマットと同様のフォーマットで表示することができるので、不要な情報を排除して好みの番組だけをチャンネル軸と時間軸の二次元表示されたEPGでチャンネルと時間とをイメージとして捉えることができ、番組視聴や視聴・録画予約を計画し易いEPG表示が可能となる。
また、この第3の実施形態では、図8の第2の実施形態と同様に、番組名を表示していない番組枠16を番組選択カーソル13で選択することにより、番組名を確認することができるので、番組視聴や予約録画を計画し易いEPG表示を損ねることなく、夫々の番組を確認することが可能となる。
なお、この第3の実施形態では、番組選択カーソル13で選択した場合に、その番組枠の非表示の番組情報を表示するようにしたが、番組選択カーソル13による選択だけでは、番組名などの情報が表示されず、さらに、表示のためのもう一段の操作、例えば、決定操作や専用の表示ボタンによる操作などを加えてもよい。これによると、番組選択カーソル13が番組名非表示の番組枠を通過する毎に順にその番組枠で番組情報が不要に表示されていく、との無駄な表示をなくすことができる。
図10は本発明による番組情報提示方法の第4の実施形態におけるEPGを示す図であって、17は番組特徴情報表示エリアであり、前出図面に対応する部分には、同一符号をつけて重複する説明を省略する。
この第4の実施形態も、そのシステム構成は図1に示すものと同様である。また、ここでは、説明の都合上、嗜好分析処理部4に保持されている嗜好度リスト8は図2に示すものとする。
図10において、EPG画面9には、番組表11の右側に縦長に番組特徴情報表示欄17が設けられており、これに、嗜好分析処理部4に保持されている嗜好度リスト8(図2)での番組特徴情報が嗜好度の高い順に縦方向に配列表示されており、リモコン7(図11)の操作により、そのうちのいずれか1つを番組特徴情報選択カーソル18で選択できるようにしている。かかる表示は、ユーザ操作取得部1からのEPG表示指示情報Cにより、EPG作成部5が番組枠のいずれにも番組が表示されないEPG画面9を表示画面に表示させるとともに、嗜好分析処理部4からその嗜好度リスト8(図2)での番組特徴情報をその嗜好度とともに読み取り、その嗜好度の大きい順に夫々の番組特徴情報を番組特徴情報表示欄17に配列表示させる。そして、これら番組特徴情報のいずれか1つを番組特徴情報選択カーソル18で選択すると、先の実施形態と同様、この選択された番組特徴情報を含む番組情報を有する番組がEPG取得部2から読み取られ、番組表11の該当する番組枠に表示される。
そこで、いま、この番組特徴情報選択カーソル18によって番組特徴情報の1つの出演者名「新垣ユイ」が選択されたとすると、先の第1の実施形態と同様、EPG作成部5により、この番組特徴情報である出演者名「新垣ユイ」に一致する番組情報を有する番組(ここでは、番組「Nスペシャル」14a,番組「クイズ王」14b)がEPG取得部2のEPG情報から選択され、番組表11の該当する番組枠に設定される。
なお、この第4の実施形態においても、図8に示す第2の実施形態のように、詳細情報表示エリア15を設けるようにしてもよいし、図9に示す第3の実施形態のように、番組選択カーソル13により、何も表示されない番組枠で番組名などを表示させるようにしてもよい。
以上のように、この第3の実施形態においても、ユーザが視聴した番組の番組情報を用い、視聴履歴からよく視聴する番組につけられた言葉や出演者,ジャンルなどの番組特徴情報を抽出し、かかる番組特徴情報と一致した番組情報を有する番組のみを全番組を表示する従来の二次元配列のEPG表示フォーマットと同様のフォーマットで表示することができるので、不要な情報を排除して好みの番組だけをチャンネル軸と時間軸の二次元表示されたEPGでチャンネルと時間とをイメージとして捉えることができ、番組視聴や視聴・録画予約を計画し易いEPG表示が可能となる。
また、この第4の実施形態では、番組特徴情報を直接指示することができるので、嗜好度に関係なく、選択して表示したい番組を検索して表示させることが可能となる。
1 ユーザ操作取得部
2 EPG情報取得部
3 視聴履歴処理部
4 嗜好分析処理部
5 EPG作成部
6 リモコン
7 システム制御部
8 嗜好度リスト
9 EPG画面
10 指定レベル表示エリア
11 番組表
12a,12b,12c 番組
13 番組選択カーソル
14a,14b 番組
15 詳細情報表示エリア
16 番組枠
17 番組特徴情報表示エリア
18 番組特徴情報選択カーソル
2 EPG情報取得部
3 視聴履歴処理部
4 嗜好分析処理部
5 EPG作成部
6 リモコン
7 システム制御部
8 嗜好度リスト
9 EPG画面
10 指定レベル表示エリア
11 番組表
12a,12b,12c 番組
13 番組選択カーソル
14a,14b 番組
15 詳細情報表示エリア
16 番組枠
17 番組特徴情報表示エリア
18 番組特徴情報選択カーソル
Claims (6)
- ユーザの視聴操作指示によって視聴される番組の番組特徴情報を嗜好分析処理手段で分析してユーザが好む番組を示す嗜好情報を取得し、該嗜好情報の番組特徴情報に該当する番組情報を有する番組のEPG(Electric Program Guide)をEPG作成手段で作成して表示手段で表示する番組情報提示手段であって、
ユーザからの該嗜好情報での嗜好度合いの指示に応じて、指示された該嗜好度合いを満たす嗜好情報に該当する番組情報を有する番組のみを含むEPGを作成して表示することを特徴とする番組情報提示方法。 - 請求項1において、
前記視聴番組の番組特徴情報は、取得したEPG情報から抽出した番組の番組情報の少なくともジャンル,出演者名,キーワードであることを特徴とする番組情報提示方法。 - 請求項1または2において、
前記EPGで表示される番組は、前記嗜好情報での前記番組特徴情報で指示されたものであることを特徴とする番組情報提示方法。 - ユーザの視聴操作指示によって視聴される番組の番組特徴情報を嗜好分析処理手段で分析してユーザが好む番組を示す嗜好情報を取得し、該嗜好情報の番組特徴情報に該当する番組情報を有する番組をユーザのお好みの番組として、該ユーザのお好みの番組のEPG(Electric Program Guide)をEPG作成手段で作成して表示手段で表示する番組情報提示手段であって、
該EPGは、チャンネル軸と時間軸からなる該お好み番組の二次元配列表示をする番組表であり、
ユーザからの該嗜好情報での嗜好度合いの指示に応じて、指示された該嗜好度合いを満たす嗜好情報に該当する番組情報を有する番組のみを含むEPGを作成して表示するとともに、
該EPGで番組を選択するためのカーソルを表示し、該EPGで番組情報が表示されていない番組枠を該カーソルで選択すると、該番組枠で該当する番組の番組情報を表示することを特徴とする番組情報提示方法。 - 請求項4において、
前記EPGで番組情報が表示されてない番組枠が前記カーソルで選択されることによって表示される番組情報が、前記チャンネル軸と前記時間軸の二次元配列表示エリアとは異なるエリアに表示されることを特徴とする番組情報提示方法。 - 請求項4において、
前記EPGで番組情報が表示されてない番組枠が前記カーソルで選択されることによって表示される番組情報が、前記カーソルで選択された該番組枠内に表示されることを特徴とする番組情報提示方法。
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