JP2019132784A - ノギス - Google Patents

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雄治 村田
Yuji Murata
雄治 村田
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【課題】測定精度を低下させることなく、測定距離を延長することが可能なノギスを提供する。【解決手段】ノギスは、本尺12、スライダ14、第1の測定ジョウ16、第2の測定ジョウ18および延長アタッチメント40を備える。スライダ14は、本尺12に沿ってスライド自在に取り付けられている。第1の測定ジョウ16は、本尺12の端部に配置されており、第2の測定ジョウ18は、第1の測定ジョウ16と対向するようにスライダ14から延出している。延長アタッチメント40は、第1の測定ジョウ16および第2の測定ジョウ18に対して着脱自在に装着されるように構成される。第1の測定ジョウ16および第2の測定ジョウ18は、延長アタッチメント40を装着する装着部を有している。延長アタッチメント40は、本尺12の長さ方向と平行に延出しており、さらにその先端部が先細り形状を呈する測定部46を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、被測定物を測定するためのノギスに関し、ノギスの測定可能距離を延長することが可能なノギスに関する。
ノギスは、一対の測定ジョウの間に被測定物を挟持し、被測定物の被測定部位の長さを測る測定器具である。ノギスは、簡易な構成で高い測定精度を有していることから、工場等の生産現場において広く使用されている。
一般的なノギスは、本尺の一端に一方の測定ジョウを備えており、本尺に対してスライド自在なスライダから延長された他方の測定ジョウを備えている(例えば、特許文献1参照)。2つの測定ジョウで被測定物を挟持して、それぞれの測定ジョウの基準面の間隔を表示パネルに表示するように構成される。
特開2008-064577号公報
ノギスは、上記の測定可能距離が本尺の長さに限定されており、一般的に1mを超える長さを測定する際には、不適当とされていた。なお、測定可能距離が1mを超えるノギスも存在するが、測定距離が長くなるほど、ノギスの測定距離の精度は低下する傾向にある。また、長尺のノギスは、価格も高く、持ち運び性も低下するため、ノギス本来の特性が活かせないことがあった。
また、ノギスはその性質上、被測定物を挟持しなければ測定できないことが多く、測定ジョウで挟持できない形態を有する被測定物の測定は、困難であった。
本発明の目的は、測定精度を低下させずに、測定可能距離をノギスの本尺の長さよりも延長させることが可能なノギスを提供することである。
本発明に係るノギスは、本尺、スライダ、第1のジョウ、第2のジョウおよびアタッチメント部を備える。スライダは、本尺に沿ってスライド自在に取り付けられている。第1のジョウは、本尺の端部に配置されており、第2のジョウは、第1のジョウと対向するようにスライダから延出している。アタッチメント部は、第1のジョウおよび第2のジョウに対して着脱自在に装着されるように構成される。第1のジョウおよび第2のジョウは、アタッチメント部を装着する装着部を有している。アタッチメント部は、本尺の長さ方向と平行に延出しており、さらにその先端部が先細り形状を呈する測定部を有している。
アタッチメント部を装着することにより、ノギスの測定可能距離を超える距離であっても測定することが可能になる。また、アタッチメント部は、着脱自在であるため、アタッチメント部を必要としない被測定箇所を測定する際は、取り外すことが可能である。
さらに、アタッチメント部は、装着部を挟持することで、第1のジョウおよび第2のジョウにそれぞれ固定されることが好ましい。アタッチメント部が、ジョウを挟んで固定するというシンプルな構成により、アタッチメント部を装着する際のズレが抑制され、測定精度を低下させることなく、長尺物を測定することが可能になる。
本発明によれば、測定精度を維持したまま、長尺物を測定することができるノギスを提供することが可能となる。
延長アタッチメントを装着したノギスの構成を示す図である。 ノギス本体の構成を示す図である。 延長アタッチメントの構成を示す図である。 実施形態に係るノギスを用いた測定方法を示す図である。
ここから、図面を用いて本発明の一実施形態について説明する。図1(A)および図1(B)は、本実施形態に係るノギス10の構成を示す図である。ノギス10は、本尺12、スライダ14、第1の測定ジョウ16および第2の測定ジョウ18を備えている。また、第1の測定ジョウ16および第2の測定ジョウ18には、延長アタッチメント40が装着されている。
スライダ14は、本尺12の長さ方向に沿ってスライド可能に構成される。スライダ14の下部には、第2の測定ジョウ18が配置されている。また、本尺12の端部には、第2の測定ジョウ18と対向するように第1の測定ジョウ16が配置されている。
第1の測定ジョウ16および第2の測定ジョウ18は、ほとんど同一の構成であるため、ここでは、第1の測定ジョウ16の構成について説明する。第1の測定ジョウ16は、本尺12から下方向に延びており、第2の測定ジョウ18とともに被測定物を挟持することで測定物の寸法を計測するように構成される。第1の測定ジョウ16は、被測定物と当接する測定面32を有する測定部30を備えている(図2参照)。第1の測定ジョウ16の測定面32は、第2の測定ジョウ18の測定面32と平行になるように構成される。
スライダ14は、表示部20を有している。表示部20は、被測定物の測定長を表示するように設定されており、実際には、第1の測定ジョウ16の測定面32から第2の測定ジョウ18の測定面32までの距離を表示するように構成される。
測定部30の先端部は、延長アタッチメント40を装着することが可能な形状を呈する。本実施形態では、測定部30は、測定面32と平行な取付面321を有している。延長アタッチメント40は、測定面32および取付面321を挟持することによって、ノギス10に装着される。
延長アタッチメント40は、図3に示すように、取付部42、アーム部44および測定部46を備えている。延長アタッチメント40は、金属または樹脂等で形成することが好ましい。取付部42は、測定部30を挟持するように構成される。取付部42は、測定部30にぴったりと嵌め合わせられるように形成されており、ボルト80によって第1の測定ジョウ16に固定される。このような固定方法により、延長アタッチメント40を装着することによる測定寸法のずれを抑制することが可能になる。アーム部44は、本尺12と平行方向かつ、第2の測定ジョウ18と反対方向に向かって延びるように構成される。アーム部44の長さは、被測定物の長さに応じて適宜設定することができる。また、アーム部44は、測定部46側に向かって先細りする形状を呈している。
測定部46は、アーム部44の他端に接続されており、アーム部44と直交する方向に延出するように構成される。測定部46は、先端部に向かって先細り形状になるように構成される。また、測定部46は、先端部に被測定物と当接する第1の測定面461を備えている。第1の測定面461は、測定部46を構成する主面であり、測定面32と平行になるように形成される。また、測定部46は、第1の測定面461と対向する第2の測定面462を備えている。第2の測定面462は、第1の測定面461と平行な主面を有している。
ここから、ノギス10を用いた測定方法について図4(A)および図4(B)を用いて説明する。本実施形態では、ガラス基板等の薄型基板を収容するように構成された基板キャリア100の寸法を測定する方法について説明する。基板キャリア100は、その側面部にスリット部102を備えている(図4(A)参照)。基板キャリア100は、スリット部102でガラス基板110の端部を保持することによって、ガラス基板110を収容するように構成される。基板キャリア100は、多品種のガラス基板を収容するために、収容されるガラス基板の種類に応じてスリット部102の間隔を調整する必要がある。この際、スリット部102の間隔が所定値から外れた場合は、ガラス基板の破損等につながるおそれがあり、ノギス等を用いてスリット部102の間隔を高精度に調整する必要がある。
スリット部102の間隔を測定する際は、第1の測定ジョウ16に装着された延長アタッチメント40の第1の測定面461をスリット部102の側面部に当接させる。その後、スライダ14をスライドさせ、第2の測定ジョウ18に装着された延長アタッチメント40の第1の測定面461を対向するスリット部102の側面部に当接させる。表示部20は、基本的には、第1の測定ジョウ16と第2の測定ジョウ18のそれぞれの測定面32の間隔を表示するように構成されるが、あらかじめ、測定面32から第1の測定面461までの距離を把握しておくことで、容易にスリット部102の間隔を測定することができる。ガラス基板は、大小さまざまなサイズが存在するため、1つのノギスでは対応が難しいことがあった。しかし、延長アタッチメント40を装着することにより、長寸法も対応することが可能になる。
また、スリット部102の形状では、測定ジョウで挟持する方式で測定することが難しいが、延長アタッチメント40は、測定部46の外側に第1の測定面461を用いて測定するため、溝状部等の形状にも対応することができる。なお、測定部46は、先細り形状を呈しているため、スリット部102の幅の狭い凹部にも挿入することが可能になる。さらに、測定時には、スリット部102の壁面と第1の測定面461が面接触するため、点接触で測定する方式と比較して、高精度の測定が可能となる。
なお、本実施形態では、第1の測定面461を利用して測定を行ったが、被測定物を挟持する方式で測定を行う場合は、第2の測定面462を利用することも可能である。第2の測定面462を被測定物で挟持することができれば、表示部20の数値と、あらかじめ設定しておいた測定面32から第2の測定面462まで距離を利用して、被測定物の寸法を計測することが可能になる。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10‐ノギス
12‐本尺
14‐第1の測定ジョウ
16‐スライダ
18‐第2の測定ジョウ
20‐表示部
30‐測定部
32‐測定面
40‐延長アタッチメント
42‐取付部
44‐アーム部
46‐測定部
461‐第1の測定面
462‐第2の測定面
100‐基板キャリア
102‐スリット部

Claims (3)

  1. 本尺に沿ってスライド自在なスライダと、
    前記本尺の端部に配置される第1のジョウと、
    前記スライダから延出する第2のジョウと、
    前記第1のジョウおよび前記第2のジョウに対して着脱自在に装着されるアタッチメント部と、
    を備えたノギスであって、
    前記第1のジョウおよび前記第2のジョウは、前記アタッチメント部を装着する装着部を有しており、
    前記アタッチメント部は、前記本尺の長さ方向と平行に延出しており、さらにその先端部が先細り形状を呈する測定部を有することを特徴とするノギス。
  2. 前記アタッチメント部は、前記装着部を挟持することで、前記第1のジョウおよび前記第2のジョウにそれぞれ固定されることを特徴とする請求項1に記載のノギス。
  3. 前記アタッチメント部は、前記測定部の先端に前記装着部の主面と平行な測定面を有することを特徴とする請求項1または2に記載のノギス。
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