JP2019132335A - 雄螺子管理具 - Google Patents

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【課題】被締結体から取り外した雄螺子の管理を簡単な作業で行うことができるコンパクトな雄螺子管理具を提供する。【解決手段】雄螺子管理具1は、被締結体10から取り外した雄螺子8を管理する。雄螺子管理具1は、雄螺子を着脱可能な螺子着脱部2と、螺子着脱部2と一体に設けられ、粘着テープ7を用いて被締結体10に取付取外可能な板状部3とを備える。螺子着脱部2は、中心軸C1に沿って延び、且つ、一端が板状部3側に位置する複数の可撓性アーム部4を有し、各アーム部4は、中心軸C1周りに所定の間隔をあけて環状に配設されている。アーム部4の他端側は、雄螺子8をその中心線C2が中心軸C1に一致する状態で接近させると、雄螺子8の軸部8aの外周面に摺接しながら中心軸C1から離れるように撓んだ状態で中心軸C1に向かう復元力によって他のアーム部4の他端側と共に雄螺子8を挟んで保持する。【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、修理やメンテナンスの際に自動車等から取り外した多数の雄螺子をそれぞれ対応する締結孔が分かるように管理する雄螺子管理具に関する。
従来より、例えば、特許文献1に開示されている雄螺子管理具は、厚紙や合成樹脂等で形成された板状体を備え、該板状体には、雄螺子を着脱可能な多数の螺子着脱部が板状体の全域に亘って設けられている。螺子着脱部は、放射状に延びる複数のスリットの間にそれぞれ形成された複数の三角可撓部からなり、雄螺子を押し込むと、各三角可撓部が互いに離れるように撓むとともに元位置に戻ろうとする復元力によって雄螺子を挟んで保持するようになっている。そして、板状体の表面には、自動車を概略的に示す自動車図形が描かれていて、自動車から取り外した各雄螺子をそれぞれ取り外した締結孔の位置に対応する自動車図形の位置の螺子着脱部に取り付けておくことによって、各雄螺子をそれぞれ対応する締結孔が分かるように管理している。
特開2005−207448号公報
しかし、特許文献1の雄螺子管理具は、自動車の近くに置いて使用するものであるので、作業者は、自動車から雄螺子を取り外すと、取り外した雄螺子を雄螺子管理具まで1つずつ運んで螺子着脱部に取り付ける必要があり、作業が煩雑であるという問題がある。
また、板状体に多数の螺子着脱部が設けられているので、雄螺子管理具の全体が大型化してしまうという問題もあった。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、被締結体から取り外した雄螺子の管理を簡単な作業で行うことができるコンパクトな雄螺子管理具を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、被締結体における雄螺子を取り外した締結孔の近くに取り外した雄螺子を置いておけるように工夫を凝らしたことを特徴とする。
具体的には、被締結体から取り外した雄螺子を管理する雄螺子管理具において、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明では、上記雄螺子を着脱可能な螺子着脱部と、該螺子着脱部と一体に設けられ、且つ、上記被締結体の所定の位置に板面を添え当てた状態で粘着手段又は吸着手段を用いることによって上記被締結体に取付取外可能な板状部とを備え、上記螺子着脱部は、当該螺子着脱部の中心軸に沿って延び、且つ、当該中心軸周りに所定の間隔をあけて環状に配設され、一端側が上記板状部側に位置する複数の可撓性アーム部を有し、該アーム部の他端側は、上記雄螺子をその中心線が上記中心軸に一致する状態で接近させると、上記雄螺子の外周面に摺接しながら上記中心軸から離れるように撓んだ状態で上記中心軸に向かう復元力によって他のアーム部の他端側と共に上記雄螺子を挟んで保持するよう構成されていることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記板状部は、樹脂材又はゴム材で形成されていることを特徴とする。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、上記アーム部の他端には、上記中心軸側に突出する爪部が設けられ、該爪部には、上記中心軸側に行くにつれて当該中心軸に沿う方向に次第に接近するように傾斜する一対の傾斜面が形成されていることを特徴とする。
第4の発明では、第1から第3のいずれか1つの発明において、上記アーム部は、上記板状部の板厚方向に延びていることを特徴とする。
第5の発明では、第1から第4のいずれか1つの発明において、上記粘着手段は、粘着テープであり、上記板状部は、長手方向の寸法が上記粘着テープの幅寸法よりも長い長方形状をなしており、その長手方向一端には、上記螺子着脱部が一体に設けられていることを特徴とする。
第6の発明では、第1から第4のいずれか1つの発明において、上記吸着手段は、磁石であり、該磁石は、上記板状部に取り付けられていることを特徴とする。
第7の発明では、第1から第6のいずれか1つの発明において、上記板状部には、貫通孔が形成されていることを特徴とする。
第1の発明では、螺子着脱部に雄螺子を取り付けた状態で被締結体における雄螺子を取り外した締結孔の近傍に粘着手段及び吸着手段を用いて板状部を取り付けることができるので、作業者は雄螺子を取り外した作業位置から大きく移動する必要が無い。したがって、取り外した雄螺子に対応する締結孔を簡単な作業で明確にしておくことができる。また、雄螺子管理具に1つの螺子着脱部しか設けておらず、しかも、雄螺子を保持する各アーム部の形状が保持した状態の雄螺子に沿って延びているので、特許文献1の如き雄螺子管理具に比べてコンパクトである。
第2の発明では、板状部を金属材で形成した場合に比べて板状部の硬度が低くなるので、粘着手段及び吸着手段を用いて板状部を被締結体に取り付けた際、被締結体に傷を付けないようにすることができる。
第3の発明では、螺子着脱部に雄螺子を接近させると、爪部におけるアーム部他端側の傾斜面に雄螺子が摺接しながらアーム部他端側が撓むようになるので、爪部がアーム部に設けられていても作業者による雄螺子の螺子着脱部への取付作業をスムーズに行うことができる。その後、雄螺子の外周面に乗り上げた爪部は螺子山に引っ掛かるので、各アーム部の他端側が下方を向くような姿勢に雄螺子管理具がなっても、螺子着脱部に取り付けられた雄螺子が雄螺子管理具から不意に外れることがない。また、螺子着脱部に取り付けられた雄螺子を作業者が螺子着脱部から離れるように引っ張ると、爪部におけるアーム部一端側の傾斜面に雄螺子が摺接しながら移動するので、爪部がアーム部に設けられていても雄螺子を螺子着脱部から簡単に取り外すことができる。
第4の発明では、板状部を被締結体に取り付けた際、各アーム部が被締結体の表面から垂直に立ち上がる姿勢になる。したがって、被締結体に取り付けた雄螺子管理具における螺子着脱部に取り付けられた雄螺子が目立って見えるようになり、作業者が作業時において雄螺子の位置を見落とすことが無いようにすることができる。
第5の発明では、被締結体に添え当てた板状部を跨ぐようにして所定の長さの粘着テープを被締結体の表面に貼り付けると、雄螺子管理具が被締結体に取り付くようになる。このように、被締結体への取付作業が簡単な雄螺子管理具にすることができる。
第6の発明では、被締結体が磁性体の場合、板状部を被締結体に接近させるだけで磁石の吸着力により雄螺子管理具が被締結体に取り付くようになる。したがって、第5の発明よりも被締結体への取付作業がさらに簡単な雄螺子管理具にすることができる。
第7の発明では、例えば、締結体の表面に板状部を添え当てる領域がほとんど無い場合であっても、雄螺子を取り外した締結体の締結孔と板状部の貫通孔とを紐部材等を用いて繋ぐことで雄螺子を管理することができる。
本発明の実施形態1に係る雄螺子管理具の斜視図である。 本発明の実施形態1に係る雄螺子管理具を使用している状態を示す斜視図である。 図2のIII−III線における断面図である。 図3のIV−IV線における断面図である。 雄螺子管理具に雄螺子を取り付ける直前の状態を示す図3相当図である。 図5の後、雄螺子管理具に雄螺子を取り付けている途中の状態を示す図である。 図6の後、雄螺子管理具に雄螺子を取り付けた直後の状態を示す図である。 大きさの異なる雄螺子を雄螺子管理具に取り付けた状態を示す図3相当図である。 被締結体から取り外した雄螺子を対応する締結孔に吊り下げて管理している状態を示す図である。 本発明の実施形態2に係る図3相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
《発明の実施形態1》
図1は、本発明の実施形態1に係る雄螺子管理具1を示す。該雄螺子管理具1は、例えば、図2に示すように、修理やメンテナンスのために多数の雄螺子8を被締結体10(図2の場合は自動二輪車のシートカウル周り)から取り外す際、取り外した雄螺子8を取り付けるとともに、当該雄螺子8に対応する締結孔10aの近傍に粘着テープ7(粘着手段)を用いて貼り付けることによって雄螺子8を管理することができるようになっている。尚、雄螺子8は、ボルトやビス等を総称したものとする。
雄螺子管理具1は、樹脂材で形成され、且つ、側面視で略L字状をなしており、雄螺子8を着脱可能な略円筒状をなす螺子着脱部2と、平面視で略長方形状をなす板状部3とを備え、螺子着脱部2の一端が板状部3の長手方向一端側に接着剤を用いて取り付けられている。
螺子着脱部2は、当該螺子着脱部2の中心軸C1に沿って延び、且つ、他端側に開放するスリット2aが中心軸C1周りに等間隔に5つ形成された形状になっており、各スリット2aの間には、細棒状の可撓性アーム部4がそれぞれ設けられている。
すなわち、各アーム部4は、中心軸C1周りに所定の間隔をあけて等間隔に環状に5つ配設され、板状部3の板厚方向に延びる姿勢になっている。
各アーム部4の一端側は、板状部3側に位置する一方、各アーム部4の他端には、図3に示すように、中心軸C1側に突出する爪部5が設けられ、該爪部5には、中心軸C1側に行くにつれて当該中心軸C1に沿う方向に次第に接近するように傾斜する一対の傾斜面5aが形成されている。尚、以下では、便宜上、アーム部4の他端側に位置する傾斜面5aを傾斜面5Bと呼ぶ一方、アーム部4の一端側に位置する傾斜面5aを傾斜面5Cと呼ぶことにする。
そして、アーム部4の他端側は、図5乃至図6に示すように、雄螺子8をその中心線C2が中心軸C1に一致する状態で軸部8a側から接近させると、雄螺子8の軸部8a外周面に摺接しながら中心軸C1から離れるように撓んだ状態で中心軸C1に向かう復元力によって他のアーム部4の他端側と共に雄螺子8の軸部8aを挟んで保持するようになっている。
板状部3は、図3に示すように、長手方向の寸法Hが、粘着テープ7の幅寸法hよりも長い長方形状をなしており、その長手方向他端側には、貫通孔3aが形成されている。
そして、板状部3は、被締結体10の所定の位置に板面を添え当てた状態で粘着テープ7を板状部3における長手方向他端側を跨ぐように被締結体10の表面に貼り付けることにより、被締結体10に取り付けることができるようになっている。
一方、板状部3は、粘着テープ7を被締結体10の表面から剥がすことによって被締結体10から取り外すことができるようになっている。
つまり、板状部3は、粘着テープ7を用いることによって被締結体10に取付取外可能になっている。
次に、本発明の実施形態1に係る雄螺子管理具1の使用方法について詳述する。
まず、作業者は、被締結体10におけるメンテナンスや修理を行う際、雄螺子管理具1を用意するとともに被締結体10に締結された状態の雄螺子8を1つ取り外す。
次いで、作業者は、図5に示すように、取り外した雄螺子8をその軸部8aが螺子着脱部2側となるように中心線C2を雄螺子管理具1における螺子着脱部2の中心軸C1に一致させるとともに、矢印X1の方向に雄螺子8を移動させる。すると、雄螺子8の軸部8aが各アーム部4の他端に接触する。
雄螺子8の軸部8aが各アーム部4の他端に接触すると、アーム部4の他端側は、爪部5の傾斜面5Bが雄螺子8における軸部8aの外周面に摺接しながら中心軸C1から離れるように撓んでいく。このように、爪部5がアーム部4に設けられていても、傾斜面5Bによって作業者による雄螺子8の螺子着脱部2への取付作業をスムーズに行うことができる。
その後、作業者がさらに矢印X1の方向に雄螺子8を移動させると、図6及び図7に示すように、爪部5が雄螺子8における軸部8aの外周面に乗り上げて螺子山に引っ掛かる。そして、アーム部4は、中心軸C1に向かう復元力によって他のアーム部4の他端側と共に雄螺子8を挟んで保持する。したがって、雄螺子8は、各アーム部4の他端側が下方を向くような姿勢に雄螺子管理具1がなっても当該雄螺子管理具1から不意に外れることがない程度にしっかりと螺子着脱部2に取り付けられる。
しかる後、作業者は、図2乃至図4に示すように、粘着テープ7を取り出すとともに、雄螺子8を取り外した被締結体10における締結孔10aの近傍に板状部3の板面を添え当てる。そして、板状部3を跨ぐように被締結体10の表面に粘着テープ7を貼り付けて板状部3を被締結体10に取り付けることにより、締結孔10aの近傍にて雄螺子8を雄螺子管理具1によって管理する。
一方、作業者は、雄螺子管理具1から雄螺子8を取り外す際、まず、粘着テープ7を被締結体10の表面から剥がして雄螺子管理具1を被締結体10から取り外す。
しかる後、作業者は、雄螺子8を中心軸C1に沿って螺子着脱部2から離れるように引っ張る。このとき、雄螺子8は、爪部5の傾斜面5Cに雄螺子8の軸部8a外周面が摺接しながら移動するので、爪部5がアーム部4に設けられていても雄螺子8を螺子着脱部2から簡単に取り外すことができる。
このように、本発明の実施形態1によると、螺子着脱部2に雄螺子8を取り付けた状態で被締結体10における雄螺子8を取り外した締結孔10aの近傍に粘着テープ7を用いて板状部3を取り付けることができるので、作業者は雄螺子8を取り外した作業位置から大きく移動する必要が無い。したがって、雄螺子8を取り外した締結孔10aを簡単な作業で明確にしておくことができる。
また、雄螺子管理具1に1つの螺子着脱部2しか設けておらず、しかも、雄螺子8を保持する各アーム部4の形状が保持した状態の雄螺子8に沿って延びているので、特許文献1の如き雄螺子管理具1に比べてコンパクトである。
また、板状部3は樹脂材で形成されており、金属材で形成するよりも硬度が低い(柔らかい)ので、粘着テープ7を用いて板状部3を被締結体10に取り付けた際、被締結体10に傷を付けないようにすることができる。
また、各アーム部4は、板状部3の板厚方向に沿って延びているので、板状部3を被締結体10に取り付けた際、各アーム部4が被締結体10の表面から垂直に立ち上がる姿勢になる。したがって、被締結体10に取り付けた雄螺子管理具1の雄螺子8が目立って見えるようになり、作業者が作業時において雄螺子8の位置を見落とすことが無いようにすることができる。
また、板状部3は、長手方向の寸法Hが粘着テープ7の幅寸法hよりも長い長方形状をなしており、さらには、各アーム部4が板状部3の長手方向一端に固定されているので、被締結体10に添え当てた板状部3を跨ぐようにして所定の長さの粘着テープ7を被締結体10の表面に貼り付けると、雄螺子管理具1が被締結体10に取り付くようになる。このように、被締結体10への取付作業が簡単な雄螺子管理具1にすることができる。
尚、本発明の実施形態1の雄螺子管理具1は、通常は粘着テープ7を用いて被締結体10に取り付けることにより雄螺子8を管理するが、図8に示すように、雄螺子8を取り外した被締結体10の締結孔10aと板状部3の貫通孔3aとを紐部材11を用いて繋いで雄螺子管理具1を被締結体10に吊り下げるようにしてもよい。そうすると、被締結体10の表面に板状部3を添え当てる領域がほとんど無い場合であっても、雄螺子8を管理することができる。
また、本発明の実施形態1の雄螺子管理具1は、雄螺子の種類を変更しても管理をすることができる。例えば、図9に示すように、軸部9aの径がD2(D2>D1)である雄螺子9であっても各アーム部4の他端側を雄螺子8のときよりも撓ませることによって螺子着脱部2に取り付けて管理することができる。
《発明の実施形態2》
図10は、本発明の実施形態2に係る雄螺子管理具1を示す。この実施形態2では、螺子着脱部2と板状部3とが射出成形により一体成形されている点と、板状部3の一部構造とが実施形態1と異なっているだけで、その他は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と異なる部分のみを詳細に説明する。
実施形態2における板状部3の一端側には、螺子着脱部2の一端開口部分に対応する取付孔3bが貫通形成され、該取付孔3bには、当該取付孔3bの空間に対応する円盤状の磁石6(吸着手段)が取り付けられている。そして、被締結体10が磁性体の場合、磁石6の吸着力によって板状部3を被締結体10の所定の位置に取り付けるようになっている。
以上より、本発明の実施形態2によると、被締結体10が磁性体の場合、板状部3を被締結体10に接近させるだけで磁石6の吸着力により雄螺子管理具1が被締結体10に取り付くようになる。したがって、粘着テープ7を用いて被締結体10に取り付ける実施形態1の如き雄螺子管理具1よりも被締結体10への取付作業がさらに簡単な雄螺子管理具1にすることができる。
また、螺子着脱部2と板状部3とを射出成形により一体成形するとともに、板状部3における磁石6を取り付ける取付孔3bが螺子着脱部2の一端開口部分に対応しているので、螺子着脱部2の内側領域と取付孔3bとを成形するための成形型を1つだけ用意すればよくなり、螺子着脱部2の内側領域と取付孔3bとを成形するための成形型をそれぞれ用意する必要が無いので、製造コストを低く抑えることができる。
尚、本発明の実施形態1,2では、雄螺子管理具1を樹脂材で形成しているが、その他の材質で形成してもよく、例えば、ゴム材で形成してもよい。
また、本発明の実施形態1,2では、板状部3が平面視で長方形状をなしているが、その他の形状であってもよく、例えば、螺子着脱部2の中心軸C1周りに延びるフランジ形状であってもよい。
また、本発明の実施形態1,2では、各アーム部4に爪部5を設けているが、爪部5をアーム部4に設けることは必須ではない。
また、本発明の実施形態1,2では、各アーム部4が板状部3の板厚方向に延びているが、各アーム部4が板状部3の板厚方向に延びていることは必須ではない。
また、本発明の実施形態1,2では、板状部3に貫通孔3aを設けているが、板状部3に貫通孔3aを設けることは必須ではない。
また、本発明の実施形態2では、吸着手段として磁石6を用いているが、例えば、吸着手段として吸着パッドを用いてもよい。
また、本発明の実施形態1,2では、螺子着脱部2のアーム部4は5つであるが、その他の数であってもよく、アーム部4は2〜4つであってもよいし、6つ以上であってもよい。
また、本発明の実施形態1,2では、各アーム部4が螺子着脱部2の中途部から他端に亘って延びる形状をなしているが、これに限らず、各アーム部4が螺子着脱部2の一端から他端の全ての領域に亘って延びる形状をなしていてもよい。
本発明は、例えば、修理やメンテナンスの際に自動車等から取り外した多数の雄螺子をそれぞれ対応する締結孔が分かるように管理する雄螺子管理具に適している。
1 雄螺子管理具
2 螺子着脱部
3 板状部
3a 貫通孔
4 アーム部
5 爪部
5a 傾斜面
6 磁石(吸着手段)
7 粘着テープ(粘着手段)
8,9 雄螺子
10 被締結体
C1 螺子着脱部の中心軸
C2 雄螺子の中心線
H 板状部の長手方向の寸法
h 粘着テープの幅寸法

Claims (7)

  1. 被締結体から取り外した雄螺子を管理する雄螺子管理具であって、
    上記雄螺子を着脱可能な螺子着脱部と、
    該螺子着脱部と一体に設けられ、且つ、上記被締結体の所定の位置に板面を添え当てた状態で粘着手段又は吸着手段を用いることによって上記被締結体に取付取外可能な板状部とを備え、
    上記螺子着脱部は、当該螺子着脱部の中心軸に沿って延び、且つ、当該中心軸周りに所定の間隔をあけて環状に配設され、一端側が上記板状部側に位置する複数の可撓性アーム部を有し、
    該アーム部の他端側は、上記雄螺子をその中心線が上記中心軸に一致する状態で接近させると、上記雄螺子の外周面に摺接しながら上記中心軸から離れるように撓んだ状態で上記中心軸に向かう復元力によって他のアーム部の他端側と共に上記雄螺子を挟んで保持するよう構成されていることを特徴とする雄螺子管理具。
  2. 請求項1に記載の雄螺子管理具において、
    上記板状部は、樹脂材又はゴム材で形成されていることを特徴とする雄螺子管理具。
  3. 請求項1又は2に記載の雄螺子管理具において、
    上記アーム部の他端には、上記中心軸側に突出する爪部が設けられ、
    該爪部には、上記中心軸側に行くにつれて当該中心軸に沿う方向に次第に接近するように傾斜する一対の傾斜面が形成されていることを特徴とする雄螺子管理具。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の雄螺子管理具において、
    上記アーム部は、上記板状部の板厚方向に延びていることを特徴とする雄螺子管理具。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の雄螺子管理具において、
    上記粘着手段は、粘着テープであり、
    上記板状部は、長手方向の寸法が上記粘着テープの幅寸法よりも長い長方形状をなしており、その長手方向一端には、上記螺子着脱部が一体に設けられていることを特徴とする雄螺子管理具。
  6. 請求項1から4のいずれか1つに記載の雄螺子管理具において、
    上記吸着手段は、磁石であり、
    該磁石は、上記板状部に取り付けられていることを特徴とする雄螺子管理具。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載の雄螺子管理具において、
    上記板状部には、貫通孔が形成されていることを特徴とする雄螺子管理具。
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