JP3116991U - 買い物カート用装備品ホルダ及びホルダ付き電卓 - Google Patents
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Abstract
【課題】買い物カートのハンドル部分にネジなどの手間のかかる固定具を用いることなく「ワンタッチ」で装着でき、なおかつ動いたり脱落したりしないホルダを提供する。
【解決手段】硬質プラスチックでできた切り欠き円筒形のホルダの弾性変形によって、買い物カートのハンドル部分を適度に締め付けて把持する。またホルダの変形を吸収し装備品に影響を及ぼさないために、ホルダと装備品の間にクッション材6を介在させる。
【選択図】図2
【解決手段】硬質プラスチックでできた切り欠き円筒形のホルダの弾性変形によって、買い物カートのハンドル部分を適度に締め付けて把持する。またホルダの変形を吸収し装備品に影響を及ぼさないために、ホルダと装備品の間にクッション材6を介在させる。
【選択図】図2
Description
本考案は、ショッピングセンター等において買い物カートに、電卓、ナンバープレート等の装備品を簡便に取付けることができるホルダに関するものである。
ショッピングセンターなどに多数設置されている買い物カートには、客用の電卓やカート識別用のナンバープレートなどの装備品を必要に応じて着脱する。このような用途に適したホルダーとして、カートのハンドルパイプを抱き締める形式の取付け具がある。(たとえば特許文献1および特許文献2)これらはいずれも取り付け取り外しに手間がかかる。ショッピングセンターには、1000台単位の買い物カートを使用しており、これらの装備をいっせいに着脱しようとすると多大の人手を要する。
装備品の着脱を簡便にしようとすると固定が不十分となり、使用中に動いたり脱落しやすい。一方固定を堅牢にしようとすると、特許文献1のようにネジで強固に締め付けるなど手間がかかる。
ネジなどの手間がかかる固定具を用いることなく「ワンタッチ」で着脱できるホルダを提供することが本考案の目的である。
ネジなどの手間がかかる固定具を用いることなく「ワンタッチ」で着脱できるホルダを提供することが本考案の目的である。
内径が買い物カートのハンドル部分の外径にほぼ等しい円筒を、円周角で100度以上130度以内の角度で、円筒の全長にわたって切り欠いて把み部とし、把み部の切り欠き反対側で円筒外径に台板を重ねて一体とする。台板の装備品を取り付ける側に、所定厚のクッションを貼り付ける。
上述のホルダのクッション面を電卓の背面に接着して、買い物カート用ホルダー付き電卓とする。
本考案の買い物カート用ホルダを使用すると、買い物カートのハンドル部分にネジなどの手間のかかる固定具を用いることなく「ワンタッチ」で装着できる。しかもホルダの材質と寸法を適切に選ぶことによって、通常の使用条件では簡単に脱落しない把持力を実現した。
以下図面に従って本考案の実施例を説明する。
図1は本考案のホルダおよび電卓をショッピングカートに装着した状況である。図において、1は買い物カート、2はホルダ、3は電卓である。電卓3を装着したホルダ2は買い物カート1のハンドルパイプ8にはめ込まれている。7は買い物カゴである。電卓の前後方向の取り付け位置は、買い物カート操作者の側に寄せてある。これによって電卓のキー操作が容易となり、かつ買い物カゴの出し入れに支障を生じない。
図1は本考案のホルダおよび電卓をショッピングカートに装着した状況である。図において、1は買い物カート、2はホルダ、3は電卓である。電卓3を装着したホルダ2は買い物カート1のハンドルパイプ8にはめ込まれている。7は買い物カゴである。電卓の前後方向の取り付け位置は、買い物カート操作者の側に寄せてある。これによって電卓のキー操作が容易となり、かつ買い物カゴの出し入れに支障を生じない。
図2は装備品である電卓を接着したホルダの詳細である。図2において、4はホルダの把み部、5はホルダの台板、6はクッションである。クッション6は台板5に強固に接着されている。4と5は一体の硬質プラスチックであり、内径はハンドルパイプ外径よりわずかに小さく、4と5の弾性変形によってパイプにはめ込むことができる構造としてある。4は円筒を角度A(本実施例では110度)の範囲で全長にわたって切り欠いた形状である。Bは切り欠きAによって形成される間隔である。切り欠きの間隔Bは23mmであり、ハンドルパイプ8の外径(29〜30mm)より十分に小さくしてある。
図3はホルダをハンドルパイプにはめ込むときの状況である。Bはハンドルパイプによって押し広げられB2となり、ハンドルパイプがはまり込んだ後には元の形状に戻る。把み部の内径は28mmであり、ハンドルパイプの外径29〜30mmよりも1〜2mm小さいので、把み部4の弾発力によって強くハンドルパイプを把持する。
Aの切り欠き角は、ホルダを実用的な材質・寸法で製作するには、100度以上130度以内が好適である。Aが100度未満であると、ハンドルパイプに押し込むときに弾性限度を超える変形が生じるおそれがある。また130度を超えると引っ掛かりが弱くなり脱落しやすくなる。
ホルダと装備品である電卓の間に介在するクッションは、ハンドルパイプにはめ込むとき、図3に示すように把み部と台板が一体となって変形を容易にすることによって切り欠き部の開閉範囲を広げている。同時に電卓に変形を及ぼさない役割も果たしている。クッションの厚さは3mmの高密度スポンジゴムである。
ホルダとハンドルパイプの固着は、把み部の弾発力にもとずく摩擦力によっている。使用条件によっては、ハンドルパイプ上でホルダが回動することがあり得る。更に強固に固着してこの回動も防止するには、装着に際してハンドルパイプと把み部の間に適切な接着剤を介在させるとよい。接着したものを取り外すときは、切り欠き部の先端をこじ開けると簡単に接着を剥離させることができる。
本実施例では装備品として電卓を取付ける構造を説明したが、本考案では他の装備品たとえばカート識別用のナンバープレートにも適用できる。また、ホルダの材質・寸法については装備品の種類や求められる把持強度に応じて適宜選択できる。
1 買い物カート
2 ホルダ
3 電卓
4 把み部
5 台板
6 クッション
7 買い物カゴ
8 買い物カートハンドル部分
A 切り欠き角
B 切り欠き幅
B2 押し広げられた切り欠き幅
2 ホルダ
3 電卓
4 把み部
5 台板
6 クッション
7 買い物カゴ
8 買い物カートハンドル部分
A 切り欠き角
B 切り欠き幅
B2 押し広げられた切り欠き幅
Claims (2)
- 内径がカート構造材パイプ外形にほぼ等しい円筒を、円周角で100度以上130度以内の全長にわたって切り欠いた把み部と、把み部の円筒芯と平行で把み部円周に重なって一体をなす台板と、台板の装備品当接面に所定厚で接着されたクッションから成ることを特徴とする、買い物カート用装備品ホルダ。
- 請求項1記載のホルダのクッション面に電卓を貼り付けたことを特徴とする、買い物カート用ホルダ付き電卓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005007818U JP3116991U (ja) | 2005-08-24 | 2005-08-24 | 買い物カート用装備品ホルダ及びホルダ付き電卓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005007818U JP3116991U (ja) | 2005-08-24 | 2005-08-24 | 買い物カート用装備品ホルダ及びホルダ付き電卓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3116991U true JP3116991U (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=43467331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005007818U Expired - Fee Related JP3116991U (ja) | 2005-08-24 | 2005-08-24 | 買い物カート用装備品ホルダ及びホルダ付き電卓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3116991U (ja) |
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2005
- 2005-08-24 JP JP2005007818U patent/JP3116991U/ja not_active Expired - Fee Related
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