JP2019131220A - 押し蓋付き軟質容器 - Google Patents

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浩通 斉藤
Hiromichi Saito
浩通 斉藤
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Abstract

【課題】 押し蓋の上面を押すだけで内容物を吐出可能とするとともに、保管中の内容物に空気が触れるのを抑制できる押し蓋付き軟質容器を提供すること。【解決手段】 上端部に開口部7を有する軟質容器Aと、軟質容器Aの外側に嵌められる外枠Bと、軟質容器Aの開口部7に挿入され、軟質容器Aを外枠Bと協働して挟み込む押し蓋Cとを備え、押し蓋Cは、内容物eの吐出口22と、吐出口22を閉塞する密封蓋Dとを有することを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、押し蓋付き軟質容器に関し、とくに、味噌等のペースト状の内容物を収納する押し蓋付き軟質容器に関するものである。
味噌等のペースト状の内容物を収納する容器として、合成樹脂製のカップ状の容器本体の上端面を剥離可能に貼着させた内蓋(シール)と、該内蓋の上面を覆う外蓋とからなる蓋体で閉塞したカップ状容器が従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、ペースト状の食料品を収納するために、合成樹脂フィルム製のガゼット型の軟質容器が従来から使用されているが、このような軟質容器は、内容物の収納、取り出し時に内容物が袋口部内側に付着しやすいだけでなく、手等を汚すという問題を解消するために、フランジが形成されている硬質合成樹脂製枠の内側に、前記フランジと直角に取付部が形成され、該取付部の内側が開口部とされており、該開口部内に合成樹脂製袋が挿入され、かつ該袋の上縁外周が前記取付部内側に接着されている軟包装容器が従来から知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−48281号公報 実公昭61−3800号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のカップ状容器では、内蓋であるシールを剥離すると、外蓋で容器本体を閉塞しても内容物の表面が空気に触れているため、乾燥して固化してしまうという問題があった。
また、上記特許文献2記載の軟包装容器では、枠1のフランジ2表面にフラットなシール材を仮接着することにより、開袋した後でも、軟包装容器内を密封することができるものの、内容物の表面に空気が触れることを防止することができないという問題があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、押し蓋の上面を押すだけで内容物を吐出可能とするとともに、保管中の内容物に空気が触れるのを抑制できる押し蓋付き軟質容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、押し蓋付き軟質容器として、上端部に開口部を有する軟質容器と、軟質容器の外側に嵌められる外枠と、軟質容器の開口部に挿入され、軟質容器を外枠と協働して挟み込む押し蓋とを備え、押し蓋は、内容物の吐出口と、吐出口を閉塞する密封蓋とを有することを特徴とする構成を採用する。
押し蓋付き軟質容器の別実施形態として、軟質容器は、コーナー部分に側方シール部を有し、外枠は、側方シール部を収容するスリットを有することを特徴とする構成を採用し、また、押し蓋は、軟質容器の開口部を覆う天板と、天板から垂下され、軟質容器の開口部に挿入される脚部とを有することを特徴とする構成を採用する。
さらに、押し蓋付き軟質容器の外枠および押し蓋の具体的実施形態として、外枠は、側方に延設された外枠突部を有し、押し蓋は、側方に延設された押し蓋突部を有することを特徴とする構成を採用し、また、外枠は、内側面に形成された係合部を有し、押し蓋は、外側面に形成された被係合部を有することを特徴とする構成を採用する。
本発明の押し蓋付き軟質容器は、軟質容器を開封して押し蓋を取り付けることにより、押し蓋の上面を押すだけで吐出口から内容物を吐出することができ、吐出口から吐出した内容物を掬い取った後、吐出口に密封蓋を装着して保管すれば、内容物に空気が触れることが抑えられ、内容物の保存性を高めることができる。
本発明の実施例の押し蓋付き軟質容器の外観を示す斜視図である。 本発明の実施例の押し蓋付き軟質容器を部材ごとに分離した状態を示す斜視図である。 本発明の実施例の外枠を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)のX−X矢視断面図、(c)は(a)のY−Y矢視断面図である。 本発明の実施例の押し蓋を示す図であり、(a)は上面図、(b)は後面図、(c)は側面図である。 本発明の実施例の軟質容器に押し蓋を装着するために、外枠を嵌めた状態を示す斜視図である。 本発明の実施例の押し蓋付き軟質容器において、軟質容器を外枠と押し蓋とで挟み込んだ状態を示す図であり、(a)は正面断面図、(b)は(a)の要部拡大図である。 本発明の実施例の押し蓋付き軟質容器の内容物が減少したときに内容物を押圧して上方に移動させた状態を示す斜視図である。
次に、本発明の押し蓋付き軟質容器について、実施例を示した図面を参照して説明する。
以下の説明において、図1の斜視図でみて、縦方向を「上下」、左下から右上方向を「前後」、左上から右下方向を「左右」とする。
図1および2において、Aは上端部に開口部を有する軟質容器、Bは軟質容器Aの外側に嵌められる外枠、Cは軟質容器Aの開口部に挿入され、軟質容器Aを外枠Bと協働して挟み込む押し蓋、Dは押し蓋Cに形成された吐出口を閉塞する密封蓋である。
軟質容器Aは、薄肉のプラスチック製容器であって、当該容器を押圧した時に、形状がスムーズに変形することにより、容器全体が潰れるような形態の容器として定義される。
図2に示すように、本実施例の軟質容器Aは、前後2枚の略矩形状の前面シート1および後面シート2と、これら前面シート1および後面シート2の左右の両端縁部に挟み込まれた左面シート3および右面シート4とによって、ガゼットタイプの袋として形成されている。
本実施例のように、軟質容器Aの一形態として、袋状容器を採用することができる。
さらに、軟質容器Aは、前面シート1および後面シート2と、左面シート3および右面シート4との積層部分の側端縁をヒートシールすることにより、平面視で、4つのコーナー部分が角張るように側方シール部5が形成され、また、前面シート1と後面シート2との積層部分の下端縁をヒートシールすることにより、底部に底シール部6が形成されている。
また、軟質容器Aは、内容物eを充填後、前面シート1と後面シート2との上端部がヒートシールにより密封されているが、後述するように、使用時には、上部が開封され、開口部7が形成される。
図2および3に示すように、外枠Bは、前面枠部11と、後面枠部12と、左面枠部13と、右面枠部14とによって、平面視で長方形に形成されている。
また、各枠部11〜14同士の接合部には、それぞれ側方に延設された接合凸部15が形成され、接合凸部15の内側には、軟質容器Aの側方シール部5を収容するスリット16が形成されている。
さらに、各枠部11〜14の外側面には、外枠突部17が外方に向けて延設されるとともに、内側面には、横方向に係合部としての係合凹部18が形成されている。
図4に示すように、押し蓋Cは、平面視で長方形の平板状に形成された天板21と、天板21に形成された平面視で小判型の吐出口22と、天板21の下面周縁から内側に所定距離離れた箇所から垂下され、軟質容器Aの開口部7に挿入される側周壁23と、側周壁23のコーナー部分から垂下された4本の脚部24とから構成されている。
天板21は、4辺の側面から外方にむけて押し蓋突部25が形成され、側周壁23の外側面には、外枠Bの係合凹部18と係合する被係合部としての係合凸部26が形成されている。
なお、本実施例では、外枠Bの係合部を係合凹部18とし、押し蓋Cの被係合部を係合凸部26としているが、外枠Bの係合部を凸部とし、押し蓋Cの被係合部を凹部としても構わない。
図2に示すように、密封蓋Dは、吐出口22の形状に合致するように、平面視で小判型の頂壁31と、頂壁31の外周縁から垂下された外周壁32と、頂壁31の外周から突設された摘み部33とから構成され、押し蓋Cに形成された吐出口22を閉塞している。
なお、密封蓋Dは、頂壁31と外周壁32との間に開口部を有し、ヒンジ部を介して開閉可能としたヒンジ蓋としてもよい。この場合、ヒンジ部は、摘み部33と反対側に設けることが好ましい。
次に、本実施例の使用態様と作用効果について説明する。
軟質容器Aに外枠Bおよび押し蓋Cを装着するために、味噌等のペースト状の内容物eが充填され、密封された軟質容器Aは、図2に示すように、使用に際して、内容物eが充填されていない上部をハサミ等で開封し、開口部7を形成する。
軟質容器Aが開封されると、外枠Bを軟質容器Aの外側に上方から嵌め、図5に示すように、軟質容器Aの側方シール部5が外枠Bの接合凸部15の内側に形成されたスリット16内に収容されるようにセットする。
その後、押し蓋Cの4本の脚部24を軟質容器Aの開口部7内のコーナー部分に合致するように、ゆっくり挿入する。
これと同時に、外枠Bを図6に示すように、外枠Bと押し蓋Cを上下に移動させることで、押し蓋Cの外側面の係合凸部26と外枠Bの内側面の係合凹部18とが係合し、外枠Bの内側面と押し蓋Cの外側面との間に軟質容器Aの上端部を挟み込むことができる。
その際に、外枠Bの外枠突部17と押し蓋Cの押し蓋突部25が対向するように指を掛けると、外枠Bと押し蓋Cとの結合を容易にすることができる。
軟質容器Aに外枠Bおよび押し蓋Cの装着が完了したら、押し蓋Cの天板21を上面から押圧して軟質容器Aを潰して軟質容器A内の空気を吐出口22から排出した後、吐出口22を密封蓋Dによって閉塞することにより、内容物eに空気が触れるのを抑えることができる。
なお、本実施例では、密封蓋Dは、押し蓋Cと別体に成形されているが、密封蓋Dは、押し蓋Cと一体成形されていても構わない。その場合、密封蓋Dと押し蓋Cは、ヒンジ部を介して開閉可能としたヒンジ蓋構造が好ましい。
軟質容器Aの内容物eを使用するには、図1に示す状態から、押し蓋Cに形成された吐出口22を閉塞する密封蓋Dの摘み部33に指を掛けて密封蓋Dを開蓋する。
密封蓋Dの開蓋後に、押し蓋Cの天板21を上面から押圧すると、軟質容器Aが潰れて内容物eが吐出口22から吐出するので、適量吐出したところで、吐出した内容物eをお玉等で掬い取って使用することができる。
使用後は、再び、押し蓋Cの吐出口22を密封蓋Dにより閉塞して保管すると、内容物eに空気が触れることを抑えることができる。
その後、内容物eを消費して、軟質容器A内の内容物eが減少した場合には、図7に示すように、軟質容器Aを底シール部6から上方に向けて押圧して内容物eを上方へ移動させた後、押し蓋Cの天板21を上面から押圧すれば、内容物eを吐出口22から吐出することができる。
さらに内容物eが少なくなった場合には、最終的に、外枠Bと押し蓋Cとを軟質容器Aから外して、軟質容器Aの開口部7から内容物eを直接取り出して使用すればよい。
その際に、外枠Bの外枠突部17と押し蓋Cの押し蓋突部25とを互いに遠ざけるように押し広げることにより、外枠Bと押し蓋Cを容易に外すことができる。
本発明の押し蓋付き軟質容器は、軟質容器を開封して押し蓋を取り付けることにより、押し蓋の上面を押すだけで吐出口から内容物を吐出することができ、この状態で、密封蓋を装着して保管すれば、内容物に空気が触れることが抑えられ、内容物の保存性を高めることができるので、ペースト状の食品などの容器として好適である。
A 軟質容器
B 外枠
C 押し蓋
D 密封蓋
e 内容物
1 前面シート
2 後面シート
3 左面シート
4 右面シート
5 側方シール部
6 底シール部
7 開口部
11 前面枠部
12 後面枠部
13 左面枠部
14 右面枠部
15 接合凸部
16 スリット
17 外枠突部
18 係合凹部(係合部)
21 天板
22 吐出口
23 側周壁
24 脚部
25 押し蓋突部
26 係合凸部(被係合部)
31 頂壁
32 外周壁
33 摘み部

Claims (5)

  1. 上端部に開口部を有する軟質容器と、
    軟質容器の外側に嵌められる外枠と、
    軟質容器の開口部に挿入され、軟質容器を外枠と協働して挟み込む押し蓋とを備え、
    押し蓋は、内容物の吐出口と、吐出口を閉塞する密封蓋とを有することを特徴とする押し蓋付き軟質容器。
  2. 軟質容器は、コーナー部分に側方シール部を有し、
    外枠は、側方シール部を収容するスリットを有することを特徴とする請求項1に記載の押し蓋付き軟質容器。
  3. 押し蓋は、軟質容器の開口部を覆う天板と、天板から垂下され、軟質容器の開口部に挿入される脚部とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の押し蓋付き軟質容器。
  4. 外枠は、側方に延設された外枠突部を有し、
    押し蓋は、側方に延設された押し蓋突部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の押し蓋付き軟質容器。
  5. 外枠は、内側面に形成された係合部を有し、
    押し蓋は、外側面に形成された被係合部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の押し蓋付き軟質容器。
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