JP2019129889A - 食品用容器 - Google Patents

食品用容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2019129889A
JP2019129889A JP2018012445A JP2018012445A JP2019129889A JP 2019129889 A JP2019129889 A JP 2019129889A JP 2018012445 A JP2018012445 A JP 2018012445A JP 2018012445 A JP2018012445 A JP 2018012445A JP 2019129889 A JP2019129889 A JP 2019129889A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
food product
titanium
soy sauce
food
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018012445A
Other languages
English (en)
Inventor
信雄 高野
Nobuo Takano
信雄 高野
宏仁 馬場
Hirohito Baba
宏仁 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PRINCE KOGYO KK
Original Assignee
PRINCE KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PRINCE KOGYO KK filed Critical PRINCE KOGYO KK
Priority to JP2018012445A priority Critical patent/JP2019129889A/ja
Publication of JP2019129889A publication Critical patent/JP2019129889A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Table Devices Or Equipment (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

【課題】塩分の強い食品等に対してすぐれた耐食性を備え、且つデザイン自由度を備えた食品用容器を提供する。【解決手段】耐食性に優れて塩分が強い食品でも錆びることが無く、且つ収納食品の味・風味・香りを損なうことが無いチタン製又はチタン合金製の内容器11と、加工性に優れ所望の形状や所望の表面仕上げ等を選択できるステンレス鋼製の外容器12を、互いの開口縁を接合して真空二重容器とし、また断熱蓋体を装着して、断熱容器としてなるよう形成した。【選択図】図1

Description

本発明は、醤油差しのようなテーブル容器や、食品保存供する保存容器等に使用される金属製の食品用容器に関するものである。
金属製食品用容器において、容器部分を二重に形成して、断熱機能を付与することは一般的に行われている(特許文献1)。また前記の容器の材質としては。発錆や腐食しにくいことからステンレス鋼が多用されている。しかし食品においては塩分を含むことがあり、ステンレス鋼を採用したとしても、その塩分を含有する水溶液に、鉄イオン、クロムイオン、ニッケルイオンが遊離溶出して収納物と反応することが避けられず、長期的には、容器の変色・腐食や収納物の変色や味の変化が避けられない。
また特許文献2には、金属製の容器としてステンレス鋼製容器よりも耐食性に優れ収納物の劣化が生じ難いチタン薄肉材を採用した容器が開示されている。
特開2007−236593号公報。 特開平11−309057号公報。
チタン製の金属容器は、ステンレス製容器よりも耐食性に優れ、且つ食品の保存機能も高い。しかし卓上で使用する金属製容器の場合には、デザイン性や研磨仕上げ(ミラー仕上げ)による装飾性が要求される。しかしチタンの切削加工や研磨加工において生ずる切粉・粉塵が、火災や粉塵爆発の原因となり易く、而も一旦火災が発生するとその消火が困難である。
そこで本発明は、チタンの優れた耐食性を備え、且つ外観的にも優れた装飾性を備えることができる新規な金属製食品用容器を提案したものである。
本発明の請求項1記載に係る金属製食品用容器は、チタン製又はチタン合金製の内容器とステンレス鋼製の外容器を、互いの開口縁を接合して二重容器に形成してなることを特徴とするものである。
前記容器は、耐食性に優れたチタン容器を内容器とすることで、塩分が強い食品でも錆びることなく、また食品への臭い移りもなく、且つ外部温度の影響を少なく、収納食品の味・風味・香りを損なうことが無い。更に外容器を加工性に優れたステンレス容器とすることで、所望の形状並びに表面仕上げ(例えばミラー仕上げやブラスト加工による梨地模様仕上げなど)を選択できる。
また本発明の請求項2記載に係る金属製食品用容器は、断熱蓋体を装着して、断熱容器とし、更には真空二重容器として、保温保冷性を高めた容器とすることができる。
また本発明の請求項4記載に係る金属製食品用容器は、蓋体周面に抽出流路を形成した蓋体を装着して醤油差しとしたもので、塩分濃度が高い醤油を収納しても醤油の風味等を変化させず、且つ外容器に適宜なデザインを採用することで、食卓の雰囲気を損なうことなく使用に供することができる。
本発明の構成は上記のとおり収納食品に対する影響が非常に少ないチタン内容器と加工性に優れたステンレス外容器の二重容器としたもので、食品収納機能に優れ、且つデザインの実用度に優れた食品用容器を提供できたものである。
本発明の実施形態(醤油差し)の断面斜視図。 同外観斜視図。 同蓋体の斜視図 同使用状態の断面図。 同開口縁の接合状態の断面図 同別の実施形態の断面図。
本発明の実施形態について説明する。実施形態に示した食品用容器は、卓上で使用される醤油差しで、容器部1と蓋体2とフロート板3で構成される。
容器部1は、内容器11と外容器12で形成されるもので、内容器11はチタン製又はチタン合金製で、円筒容器形状で上縁部111をフレア状に形成し、フレア状上縁の直ぐ下に係止突起112を設けたものである。
外容器12は、所望のデサインを採用した形状で、上縁部121を前記内容器11の上縁部111と接合して二重容器を形成するもので、前記接合手段は、図5(イ)に示すように巻縁によるカシメ接合でも、同図(ロ)に示すように溶接による接合でも良い。また底部には滑り止め用の底板部122を設けたものである。
蓋体2は、内容器11の開口部分嵌合する胴部21と胴部21の上面から突出した庇部22を備え、胴部21と庇部22に連続する流出路(凹路)23を設け、特に前記流出路23は、出口(庇部22の先端)に向かって徐々に幅に幅狭に形成したものである。
また流出路23を形成した中間の胴部21の対称位置に、係止突起112との係止凹部24を設けたもので、前記係止凹部24は、胴部21の下縁から鉛直方向へ向かい、更に水平方向となる逆L状に形成したものである。
フロート板3は、内容器11の内径と内応する大きさで、コルク、樹脂板等で収納物である醤油Aの塩分に対する耐久性を備えた材質で形成したものである。
而して前記の醤油差しは、内容器11に醤油Aを収納し、フロート板3を収納した醤油Aに浮かべ、係止凹部24を係止突起112の位置に合わせて、蓋体2を内容器11の開口部に装着し、卓上に置いて使用に供するものである。
特に内容器11はチタン容器で形成されているので、醤油Aの塩分に対し優れた耐食性を発揮し、同時にフロート板3を浮かべることで醤油Aと空気との接触面積を減らして、醤油Aの風味変化が防止されるものである。
また流出路23が、流出経路に添って徐々に幅狭となっているので、容器を傾けて醤油Aを注ぎ出す際に、出口に向かって流速が高められて、フレア状の上縁部111に醤油Aが触れることなく注ぎ出され、容器を戻すと入り口側の流出路23が幅広となっているので強い吸引力が生ずることになる。この結果液切れがよく、液だれが生じない醤油差しとなったものである。
また本発明は醤油差しにのみ適用されるものではなく、図6に示すように胴太形状のチタン内容器11aとステンレス外容器12aで形成した真空二重容器1aに、断熱材25を内装すると共に、密封シール26を周設した蓋体2aを装着する断熱容器に形成し、ピクルスなどの塩分の強い食品B、酢漬け食品等の収納容器として使用するようにしても良い。
1,1a 容器部
11,11a 内容器
111 上縁部
112 係止突起
12,12a 外容器
121 上縁部
122 底板部
2,2a 蓋体
21 胴部
22 庇部
23 流出路(凹路)
24 係止凹部
25 断熱材
26 密封シール
3 フロート板
A 醤油
B 食品
本発明の請求項1記載に係る金属製食品用容器は、チタン製又はチタン合金製の内容器とステンレス鋼製の外容器からなり、外容器の上縁部の開口端を内容器の上縁部で覆って折返し、巻縁によるカシメ接合で二重容器に形成してなることを特徴とするものである。
また本発明の請求項3記載に係る金属製食品用容器は、蓋体周面に抽出流路を形成した蓋体を装着して醤油差しとしたもので、塩分濃度が高い醤油を収納しても醤油の風味等を変化させず、且つ外容器に適宜なデザインを採用することで、食卓の雰囲気を損なうことなく使用に供することができる。
外容器12は、所望のデサインを採用した形状で、上縁部121を前記内容器11の上縁部111と接合して二重容器を形成するもので、前記接合手段は、図5(イ)に示すように外容器12の上縁部121の開口端を内容器11の上縁部111で覆って折返し、巻縁によるカシメ接合としてなる。なお、同図(ロ)に示すように溶接による接合でも二重容器を形成できる。また底部には滑り止め用の底板部122を設けたものである。

Claims (4)

  1. チタン製又はチタン合金製の内容器とステンレス鋼製の外容器を、互いの開口縁を接合して二重容器に形成してなることを特徴とする金属製食品用容器。
  2. 断熱蓋体を装着して、断熱容器としてなる請求項1記載の金属製食品用容器。
  3. 真空二重容器にしてなる請求項2記載の金属製食品用容器。
  4. 蓋体周面に抽出流路を形成した蓋体を装着し、醤油差しとした請求項1乃至3記載の何れかの金属製食品用容器。
JP2018012445A 2018-01-29 2018-01-29 食品用容器 Pending JP2019129889A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018012445A JP2019129889A (ja) 2018-01-29 2018-01-29 食品用容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018012445A JP2019129889A (ja) 2018-01-29 2018-01-29 食品用容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019129889A true JP2019129889A (ja) 2019-08-08

Family

ID=67544673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018012445A Pending JP2019129889A (ja) 2018-01-29 2018-01-29 食品用容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019129889A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110432727A (zh) * 2019-08-20 2019-11-12 兰溪市吉祥鸟工贸有限公司 一种外钢内钛的真空保温杯和抽真空工艺
WO2021215056A1 (ja) * 2020-04-20 2021-10-28 タイガー魔法瓶株式会社 断熱容器

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH033269U (ja) * 1989-05-31 1991-01-14
JP3000655U (ja) * 1994-02-01 1994-08-09 日本酸素株式会社 液体容器
JP2000051042A (ja) * 1998-08-12 2000-02-22 Shigeru Kawase しょうゆ差し
JP2001252780A (ja) * 2000-03-09 2001-09-18 Laser Oyo Kogaku Kenkyusho:Kk 異種金属円筒体のレーザー接合方法
JP2002146855A (ja) * 2000-11-16 2002-05-22 Nkk Corp 水槽または貯水池
JP2007236593A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Sukeetaa Kk 保温容器
JP2014122039A (ja) * 2012-05-01 2014-07-03 Yumiko NAKANE 液体収容容器

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH033269U (ja) * 1989-05-31 1991-01-14
JP3000655U (ja) * 1994-02-01 1994-08-09 日本酸素株式会社 液体容器
JP2000051042A (ja) * 1998-08-12 2000-02-22 Shigeru Kawase しょうゆ差し
JP2001252780A (ja) * 2000-03-09 2001-09-18 Laser Oyo Kogaku Kenkyusho:Kk 異種金属円筒体のレーザー接合方法
JP2002146855A (ja) * 2000-11-16 2002-05-22 Nkk Corp 水槽または貯水池
JP2007236593A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Sukeetaa Kk 保温容器
JP2014122039A (ja) * 2012-05-01 2014-07-03 Yumiko NAKANE 液体収容容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110432727A (zh) * 2019-08-20 2019-11-12 兰溪市吉祥鸟工贸有限公司 一种外钢内钛的真空保温杯和抽真空工艺
WO2021215056A1 (ja) * 2020-04-20 2021-10-28 タイガー魔法瓶株式会社 断熱容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200198848A1 (en) Leak-proof portable food and beverage storage container
JP2019129889A (ja) 食品用容器
JP2015155317A (ja) コーヒー収納容器
US1000172A (en) Heat-insulated receptacle.
WO2001097663A1 (en) Spill proof closure and cup
JP2007099362A (ja) ホット飲料用密封容器
JP5837958B2 (ja) 金属製真空断熱容器
US547224A (en) Bottom for metal vessels
KR200237329Y1 (ko) 이중구조용기의 결합구조
JPWO2017014159A1 (ja) 飲料容器
US763437A (en) Dinner-pail.
WO2006131121A3 (en) Closure for a container
PL1843946T3 (pl) Puszka płaskodenna umożliwiająca składowanie w stosach
US749231A (en) John j
US473274A (en) vogel
CN209047960U (zh) 容器
JP2019136447A (ja) 金属製の二重容器
US1324305A (en) James wesley carrico
US312750A (en) Faucet for toys
US142503A (en) In fruit-cans
JP6969977B2 (ja) 二重容器
KR101768467B1 (ko) 2중 구조로 이루어진 밀폐장치가 구비된 찬바트용 뚜껑
KR200337446Y1 (ko) 찬함이 구비된 컵라면 용기
KR200232800Y1 (ko) 일회용 라면 용기
US921614A (en) Hinge for lids of teapots and other vessels.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190320

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190827

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200310