JP2019129323A - オプトエレクトロニクスデバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】赤色成分としてカリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体を含み、Raは少なくとも80であり、R9値は少なくとも75であるオプトエレクトロニクスデバイスを提供する。【解決手段】オプトエレクトロニクスデバイス100は、青色スペクトル領域の1次放射を放出可能な半導体チップ4と、それぞれ1次放射を2次放射へ変換可能な少なくとも3つの蛍光体を含む変換素子とを含み、第1の蛍光体1は、緑色スペクトル領域の2次放射を放出可能であり、第2の蛍光体2は、赤色スペクトル領域の2次放射を放出可能であり、第3の蛍光体3は、カリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体であって、赤色スペクトル領域の2次放射を放出可能であり、オプトエレクトロニクスデバイスは、少なくとも80のRa値および少なくとも75のR9値を有し、白色の混合放射を放出する。【選択図】図1A

Description

オプトエレクトロニクスデバイスを提供する。
オプトエレクトロニクスデバイスは、蛍光体を含む少なくとも1つの変換素子を含む。例えば、CRI領域がCRI80からCRI110である場合、一般照明のためのオプトエレクトロニクスデバイスの適用にとって有利である。このために、蛍光体が可能なかぎり狭帯域の放出を有すると有利である。特に、赤色スペクトル領域の放射を放出する狭帯域の蛍光体が有利である。可能な狭帯域の蛍光体とは、例えば、カリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体である。緑色スペクトル領域の放射を放出する別の蛍光体と組み合わせて、CRI80/90系を構成することができる。
ただし、こうしたカリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体は、適用に障害的に作用しうる欠点を有する。カリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体は、例えば励起強度が高い場合に飽和効果を有し、このため特性量、例えば色座標、CRIまたはR9に変化を生じさせる。
従来の蛍光体と比べて、カリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体は、PWM調光モード(パルス幅変調;低電流での動作に対する代替手段としての輝度調光のための、例えば2つの電流ゼロと動作電流との間の矩形パルス)でのオプトエレクトロニクスデバイスの動作時に、放出にいたるまでの大きな過渡時間を有する。これにより、従来の蛍光体を含むオプトエレクトロニクスデバイスと比べて、低い劣化安定性が生じ、そのためオプトエレクトロニクスデバイスは大きな劣化率を有する。また、赤色成分としてカリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体を含むこの種のオプトエレクトロニクスデバイスは、まさに高CRI領域(CR90+)において、CRI/R9の調整を行うことが困難であり、場合によっては使用可能なCCT領域が制限されるという欠点を有する。
解決すべき課題は、上述した欠点を克服するオプトエレクトロニクスデバイスを提供することである。
この課題は、独立請求項1の特徴を有する対象によって解決される。当該対象の有利な実施形態および発展形態は各従属請求項に示されており、以下の説明および図から得られる。
少なくとも1つの実施形態では、オプトエレクトロニクスデバイスは半導体チップを有する。半導体チップは、青色スペクトル領域の1次放射を放出可能である。オプトエレクトロニクスデバイスは、変換素子を含む。変換素子は、少なくとも3つの蛍光体を含む。特に、変換素子は正確に3つの蛍光体を含む。蛍光体はそれぞれ、1次放射を2次放射へ変換可能である。3つの蛍光体は、第1の蛍光体、第2の蛍光体および第3の蛍光体であってもよい。第1の蛍光体は、緑色スペクトル領域の2次放射を放出可能である。第2の蛍光体は、赤色スペクトル領域の2次放射を放出可能である。第3の蛍光体は、カリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体である。第3の蛍光体は、赤色スペクトル領域の放射を放出可能である。デバイスは、Ra値およびR9値を有する。Ra値は少なくとも80である。R9値は少なくとも75である。デバイスは、白色の混合放射を放出可能である。
特には次のことが該当する。すなわち、Ra値が80であるとき、R9値は0より大きい。Ra値が90であるとき、R9値は90より大きく、特には95より大きい。Ra値が97であるとき、R9値は90より大きく、特には95より大きい。
これに関連して「可能である」とは、特にオプトエレクトロニクスデバイスの動作中、このデバイスが白色の混合放射を放出することを意味する。言い換えれば、半導体チップの1次放射が完全に2次放射へ変換されるのではなく、特には、白色の混合放射は、1次放射と3つの蛍光体の2次放射との和である。
蛍光体が放出可能であるとは、ここでは、蛍光体が、1次放射を吸光かつ/または透過し、2次放射を放出するように構成されることを意味する。蛍光体は、特には、オプトエレクトロニクスデバイスの動作中、2次放射を放出する。
ここでは、デバイスなる概念により、完成したデバイス、例えば発光ダイオード(LED)またはレーザーダイオードだけでなく、基板および/または半導体層も意図されており、このため例えば銅層および半導体層の接合体が既に1つのデバイスであって、例えば付加的に電気端子が設けられた上部に位置する第2のデバイスの要素でもありうることを指摘しておきたい。オプトエレクトロニクスデバイスは、例えば薄膜半導体チップ、特に薄膜発光ダイオードチップであってもよい。
ここにおいてかつ以下において、放出を行う蛍光体に関する色の表記は、電磁放射の各スペクトル領域を表す。
第1の蛍光体が緑色スペクトル領域の2次放射を放出可能であるとは、ここでは特に500nmから580nmまでの範囲の波長またはピーク波長に関連する。
第2の蛍光体および/または第3の蛍光体が赤色スペクトル領域の2次放射を放出可能であるとは、ここでは特に580nmから650nmまでの波長またはピーク波長に関連する。
半導体チップが青色スペクトル領域の1次放射を放出可能であるとは、ここでは特に430nmから470nmまでの波長またはピーク波長に関連する。
デバイスは、白色の混合放射を放出可能である。混合放射とは、ここでは特に1次放射と2次放射との和である。つまり、デバイスは部分変換を行う。白色の混合放射として、ここにおいてかつ以下においては、プランクの黒体放射の色座標に相当する色座標、またはCx色座標および/またはCy色座標において、プランクの黒体放射の色座標から0.07未満だけ、好ましくは0.05未満だけ、例えば0.03だけ偏差した色座標を有する光をいうことができる。さらに、ここにおいてかつ以下において、白色の光印象と称される光印象は、70以上、好ましくは80以上、特に好ましくは90もしくは95以上の、当業者に公知の演色評価数("color rendering index", CRI)を有する光によって形成することができる。
少なくとも1つの実施形態によれば、オプトエレクトロニクスデバイスは無機発光ダイオード、略してLEDである。
少なくとも1つの実施形態によれば、オプトエレクトロニクスデバイスは半導体チップを含む。半導体チップは、青色スペクトル領域の1次放射を放出可能である。特に、半導体チップは、デバイスの動作中、青色スペクトル領域の1次放射を放出する。半導体チップは、特に、半導体積層体を有する。半導体積層体は半導体材料を含む。半導体積層体は、好ましくはIII・V族化合物半導体材料をベースとしている。半導体材料は、例えば窒化物半導体材料、例えばAlIn1−n−mGaN[それぞれ0≦n≦1,0≦m≦1かつn+m≦1]である。ここで、好ましくは、半導体積層体の少なくとも1つの層または全ての層に対し、0<n≦0.8,0.4≦m<1かつn+m≦0.95かつ0<k≦0.5が該当する。この場合、半導体積層体はドープ物質および付加的な成分を含むことができる。ただし簡明性のために、半導体積層体の結晶格子の主要成分、すなわちAl,Ga,InまたはNが部分的に少量の別の物質によって置換可能かつ/または補完可能であっても、これらの主要成分のみを示すものとする。
半導体積層体は、活性領域として、例えば従来のpn接合部、ダブルへテロ構造、単一量子井戸構造または多重量子井戸構造を有することができる。半導体積層体は、活性領域のほか、別の機能層および機能領域、例えばpドープされたもしくはnドープされた電荷担体輸送層、すなわち電子輸送層もしくは正孔輸送層、pドープされたもしくはnドープされた閉じ込め層またはクラッド層、バッファ層および/または電極ならびにこれらの組み合わせを含むことができる。活性領域内のこれらの構造または関連する別の機能層および機能領域は、特に構成および機能および構造に関して当業者に公知であるので、ここで詳細には説明しない。
少なくとも1つの実施形態によれば、デバイスは変換素子を有する。変換素子は、少なくとも3つの蛍光体を含む。特に、変換素子は正確に3つの蛍光体を含む。3つの蛍光体は、第1の蛍光体、第2の蛍光体および第3の蛍光体である。各蛍光体は、半導体チップから放出された1次放射を2次放射へ変換することができる。
言い換えれば、各蛍光体は、デバイスの動作中、半導体チップから放出された1次放射を2次放射へ変換するように構成されている。好ましくは、変換素子は、1次放射の光路に配置される。変換素子は、部分変換可能である。言い換えれば、ここでの1次放射は完全には2次放射へ変換されず、デバイスから出射される全放射は1次放射と2次放射との和となっている。特に全放射は白色の混合放射である。
少なくとも1つの実施形態によれば、デバイスはRa値を含む。演色評価数Ra(またはColour Rendering Indexの略のCRIとも)は、光源の演色性の品質を記述する指数である。インデクスaは、最初の8個のサンプルカラーの平均値として計算された一般的な演色評価数を表す。
少なくとも1つの実施形態によれば、Ra値は少なくとも80である。特に、Ra値は90以上であり、好ましくは91,92,93,94,95,96,97,98および/または99以上である。
付加的に、デバイスはR9値を有する。DIN準拠の全部で14個のサンプルカラーから、Ra(CRI)では最初の8個のみが考慮される(混合色)。第9のサンプルカラーは飽和赤である。したがって、R9値は、スペクトルの赤色成分の尺度量である。R9値は、飽和赤を表す高い演色評価数を示す。
少なくとも1つの実施形態によれば、R9値は少なくとも75である。好ましくは、R9値は、90,91,92,93,94,95,96,97,98または99以上である。
少なくとも1つの実施形態によれば、半導体チップの青色スペクトル領域の優勢波長λdomは、455nm,450nm,454nmまたは445nm未満である。優勢波長はピーク波長λpeakであってもよい。
優勢波長または主波長は、特に、CIE標準表色系のスペクトル色線と、CIE標準表色系の白色点から出て放射の実際の色座標を通って延在する直線との交点として生じる波長である。一般に、主波長または優勢波長は、主ピーク波長とは異なっている。
少なくとも1つの実施形態によれば、変換素子は第1の蛍光体を含む。第1の蛍光体は、緑色スペクトル領域の2次放射を放出可能である。
少なくとも1つの実施形態によれば、第1の蛍光体は、イットリウム・アルミニウム・ガリウム・ガーネット、ルテチウム・アルミニウム・ガーネット、ルテチウム・アルミニウム・ガリウム・ガーネット、ルテチウム・イットリウム・アルミニウム・ガーネット、オルソシリケート、窒化物オルソシリケートの群またはこれらの組み合わせから選択される。
イットリウム・アルミニウム・ガリウム・ガーネット蛍光体は、例えばYAGaGであってもよい。イットリウム・アルミニウム・ガリウム・ガーネット蛍光体は、構造式Y(Al,Ga)12:Ceを有しうる。
ルテチウム・アルミニウム・ガーネットはLuAGであってもよい。ルテチウム・アルミニウム・ガーネットは、構造式LuAl12:Ceを有しうる。
ルテチウム・アルミニウム・ガリウム・ガーネットは例えばLuAGaGであってもよい。ルテチウム・アルミニウム・ガリウム・ガーネットは、構造式Lu(Al,Ga)12:Ceを有しうる。
ルテチウム・イットリウム・アルミニウム・ガーネットは、例えばLuYAGであってもよい。ルテチウム・イットリウム・アルミニウム・ガーネットは、構造式(Lu,Y)Al12:Ceを有しうる。
窒化物オルソシリケートは、例えば、AE2−x−aREEuSiO4−xもしくはAE2−x−aREEuSi1−y4−x−2y、ここでREは希土類金属であり、AEはアルカリ土類金属である、であってもよく、または(Ba,Sr,Ca,Mg)SiO:Eu2+であってもよい。
第1の蛍光体、第2の蛍光体および/または第3の蛍光体は、当該蛍光体が対応するスペクトル領域の放出を有する場合、好ましくは以下に示す群から選択される。すなわち、Eu2+ドープされた窒化物、例えば(Ca,Sr)AlSiN:Eu2+,Sr(Ca,Sr)SiAl:Eu2+,(Sr,Ca)AlSiN SiO:Eu2+,(Ca,Ba,Sr)Si:Eu2+,(Sr,Ca)[LiAl]:Eu2+;一般系からのガーネット、(Gd,Lu,Tb,Y)(Al,Ga,D)(O,X)12:RE、ここでXはハロゲン化物、Nまたは2値の元素、Dは3値もしくは4値の元素、REは希土類金属、例えばLu(Al1−xGa12:Ce3+,Y(Al1−xGa12:Ce3+である;Eu2+ドープされた硫化物、例えば(Ca,Sr,Ba)S:Eu2+;Eu2+ドープされたSiON、例えば(Ba,Sr,Ca)Si:Eu2+;例えばLiLnSi12−(m+n)Al(m+n)16−nの系からのSiAlON;Si6−xAl8−y:RE、ここでREは希土類金属である系からのβ・SiAlON;窒化物オルソシリケート、例えばAE2−x−aREEuSiO4−xもしくはAE2−x−aREEuSi1−y4−x−2y、ここでREは希土類金属、AEはアルカリ土類金属、または例えば(Ba,Sr,Ca,Mg)SiO:Eu2+である;クロロシリケート、例えばCaMg(SiO12:Eu2+;クロロフォスフェート、例えば(Sr,Ba,Ca,Mg)10(PO12:Eu2+;BaO・MgO・Al系からのBAM蛍光体、例えばBaMgAl1017:Eu2+;ハロフォスフェート、例えばM(PO(Cl,F):(Eu2+,Sb2+,Mn2+);SCAP蛍光体、例えば(Sr,Ba,Ca)(POCl:Eu2+;の群から選択される。さらに、いわゆる量子ドットも変換材料として導入可能である。この場合、II・VI族化合物の群および/またはIII・V族化合物の群および/またはIV・VI族化合物の群および/または金属・ナノ結晶を含むナノ結晶材料の形態の量子ドットが好ましい。また、蛍光体は量子井戸構造を有することができ、エピタキシャル成長させることができる。
少なくとも1つの実施形態によれば、変換素子は第2の蛍光体を含む。第2の蛍光体は赤色スペクトル領域の放射を放出可能である。特に、第2の蛍光体は、MSiまたはストロンチウム・カルシウム・アルミニウム・ケイ素・窒化物である。Mは少なくともEuを含み、付加的にCa,Srおよび/またはBaを含む。Mは、特には、Ca,Sr,BaおよびEuの組み合わせである。MはCa,SrまたはBaであってもよく、ここで、Mは付加的にドーパント、例えばEuまたはCeを含む。蛍光体はドープされている。当該ドープは、特にEuで行われる。ストロンチウム・カルシウム・アルミニウム・ケイ素・窒化物蛍光体は、Eu2+ドープされた窒化物、例えば(Ca,Sr)AlSiN:Eu2+,Sr(Ca,Sr)SiAl:Eu2+または(Sr,Ca)AlSiN SiO:Eu2+であってもよい。
少なくとも1つの実施形態によれば、デバイスは第3の蛍光体を含む。第3の蛍光体は、カリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体である。特に、カリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体は、KSiF:Mnである。
少なくとも1つの実施形態によれば、第2の蛍光体は、第3の蛍光体より大きい半値幅を有する。特に、第2の蛍光体は広帯域に形成され、これに対して第3の蛍光体は狭帯域の蛍光体である。
少なくとも1つの実施形態によれば、第2の蛍光体は、60nmから90nmの半値幅を有する。
少なくとも1つの実施形態によれば、第3の蛍光体は、20nmから50nmの半値幅を有する。狭帯域の蛍光体は特に、20nmから50nmの範囲の半値幅を有する。カリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体(KSF)は、それぞれ数ナノメートルのみの半値幅を有する複数の放出線から成る線状スペクトルを有する。想定される、全ての個々の線の包絡線は、約30nmのスペクトル幅を有する。
カリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体は、負の内因性の特性を有する。当該負の特性は、改善可能であるが、完全には消去できない。したがって、カリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体はこれまで限定的にしか用いられていない。なぜなら、当該蛍光体は、例えばオプトエレクトロニクスデバイスの適用において、動作電流および温度によって制限されているからである。
同様に赤色スペクトル領域の放射を放出する第2の蛍光体を添加することにより、カリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体のこうした欠点を低減もしくは回避できることが認識されている。特に、第2の蛍光体は、安定な窒化物蛍光体である。第2の蛍光体を添加することにより、赤色スペクトル領域の変換の主部分を、カリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体の上述した負の特性を有さない当該第2の蛍光体が引き受け可能となる。特に、CRI/R9の要求に関して必要となる量のカリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体が添加される。希釈効果により、第3の蛍光体が蛍光体の系全体に与える負の特性の作用が低減される。
この場合、広帯域の第2の蛍光体の添加は、狭帯域の第3の蛍光体の上述した利点に矛盾しない。長波長側の赤色成分としての狭帯域の第3の蛍光体の使用は、効率の点で有利である。なぜなら、例えば、弱光量評価領域において僅かな赤色成分しか現れないからである。この場合、付加的な短波長側の赤色蛍光体は、充分に広帯域であってもよい。さらに、第2の蛍光体の添加により、第1の蛍光体および使用される半導体チップの選択におけるフレキシビリティが特に高CRI用途において生じる。
第2の蛍光体が存在しない場合、そもそも要求されたRa値およびR9値を有する個々の系しか可能でないことが認識されている。正確に2つの蛍光体、例えば第1の蛍光体および第3の蛍光体すなわちカリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体のみを含むデバイスと比べて、こうしたデバイスでは、長波長側の青色スペクトル領域の1次放射を有する半導体チップが必要である。その理由は、個々の蛍光体が、青色を放出する半導体チップから赤色を放出するカリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体までのスペクトル領域を完全にはカバーできないことにある。生じるスペクトルギャップのため、高いRa値(CRI)は得られない。これは、いずれの場合にも、長波長側の緑色を放出する第1の蛍光体を、きわめて長波長側の青色を放出する半導体チップと組み合わせることにより、生じうる。
赤色スペクトル領域の放射を放出する第2の蛍光体を添加することにより、ほぼ制限のない、カリウム・ケイ素・フッ化物を含む蛍光体と青色スペクトル領域の放射を放出する半導体チップとの組み合わせ手段が得られることが認識されている。第2の蛍光体が第1の蛍光体と第3の蛍光体との間のスペクトルギャップを充填するので、短波長の第1の蛍光体と相応の短波長の半導体チップとを使用することもできる。
ここで説明しているオプトエレクトロニクスデバイスによれば、従来のオプトエレクトロニクスデバイスのスペクトル効率を著しく上回るスペクトル効率を有する高いRa値/R9値を、達成可能である。
少なくとも1つの実施形態によれば、第2の蛍光体および第3の蛍光体の全割合に対するカリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体の割合は、55重量%から82重量%、特には55重量%から60重量%である。ただし、吸光度が高くなりかつこれに必要な濃度を低減しうる、高濃度にドープされたKSF誘導体も可能である。
少なくとも1つの実施形態によれば、第2の蛍光体および第3の蛍光体の全割合に対するカリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体の割合は、80重量%から84重量%である。
少なくとも1つの実施形態によれば、第2の蛍光体および第3の蛍光体の全割合に対するカリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体の最小割合は、53重量%から67重量%である。最小割合とは、ここでは、デバイスに要求されるRa値およびR9値を形成するための、第3の蛍光体の赤色成分の割合を意味する。
系における第3の蛍光体の割合に関して、重量割合は高いが、白色スペクトルにおける第3の蛍光体のスペクトルの割合はむしろ小さくなる。このことは特に、第3の蛍光体の劣悪な吸光特性に帰せられる。
少なくとも1つの実施形態によれば、第1の蛍光体はイットリウム・アルミニウム・ガリウム・ガーネットであり、第2の蛍光体はMSiまたはストロンチウム・カルシウム・アルミニウム・ケイ素・窒化物のいずれかである。
少なくとも1つの実施形態によれば、第1の蛍光体はルテチウム・イットリウム・アルミニウム・ガーネットであり、第2の蛍光体はMSiまたはストロンチウム・カルシウム・アルミニウム・ケイ素・窒化物のいずれかである。
少なくとも1つの実施形態によれば、第1の蛍光体はルテチウム・アルミニウム・ガリウム・ガーネットであり、第2の蛍光体はMSiまたはストロンチウム・カルシウム・アルミニウム・ケイ素・窒化物のいずれかである。
少なくとも1つの実施形態によれば、第1の蛍光体はルテチウム・アルミニウム・ガーネットであり、第2の蛍光体はMSiまたはストロンチウム・カルシウム・アルミニウム・ケイ素・窒化物のいずれかである。
上述したこれらの実施形態では、第3の蛍光体として特にカリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体(KSF)が含まれる。
少なくとも1つの実施形態によれば、第1の蛍光体はオルソシリケートであり、第2の蛍光体はMSiまたはストロンチウム・カルシウム・アルミニウム・ケイ素・窒化物のいずれかである。
少なくとも1つの実施形態によれば、第1の蛍光体は窒化物オルソシリケートであり、第2の蛍光体はMSiまたはストロンチウム・カルシウム・アルミニウム・ケイ素・窒化物のいずれかである。
2値の系、例えば緑色成分としてのルテチウム・イットリウム・アルミニウム・ガーネットおよび赤色成分としてのカリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体(KSF)から成る系に比べて、ここで説明しているオプトエレクトロニクスデバイスは、ここで説明している有利な特性を有する。
本対象の別の利点ならびに有利な実施形態および発展形態は、図に関連して以下に説明する実施例から得られる。
一実施形態によるオプトエレクトロニクスデバイスを示す概略的な側面図である。 一実施形態によるオプトエレクトロニクスデバイスを示す概略的な側面図である。 一実施形態によるオプトエレクトロニクスデバイスを示す概略的な側面図である。 一実施形態によるオプトエレクトロニクスデバイスを示す概略的な側面図である。 一実施形態によるオプトエレクトロニクスデバイスを示す概略的な側面図である。 比較例および実施例でのRaに依存するLERを示す図である。 比較例および実施例での効率の利点を示す図である。 比較例でのR9とRaとの依存関係を示す図である。 実施例でのR9とRaとの依存関係を示す図である。 Aは一実施形態による、Raと第3の蛍光体の濃度との依存関係を示す図であり、Bは、一実施形態による、R9と第3の蛍光体の濃度との依存関係を示す図であり、Cは、第3の蛍光体の濃度に依存する効率の利点を示す図である。 カリウム・ケイ素・フッ化物の放出スペクトルを示す図である。
実施例および図では、同一の要素または同様の作用を有する要素にそれぞれ同一の参照番号を付してある。図示されている要素およびその相互の寸法比は基本的には縮尺通りでないものと理解されたい。また、各蛍光体の同じ実施例には同じ略号を付してある。
表1には、複数の実施形態による要素と2値の比較例の要素とが示されている。当該例は、以下の図の実施形態の要素であってもよい。
図1には、一実施形態によるオプトエレクトロニクスデバイスの概略的な側面図が示されている。
図1Aによれば、オプトエレクトロニクスデバイス100はリードフレーム9を含む。また、オプトエレクトロニクスデバイスは、支持体または基板5を含む。リードフレーム9上には、半導体チップ4が配置されている。半導体チップ4は、半導体積層体を有する。半導体チップは、例えば優勢波長450nmの青色スペクトル領域の放射を放出するように構成されている。半導体チップ4は、凹部7内に配置されている。凹部7は、ケーシング6の一部である。凹部7には成形材を充填可能である。当該成形材は、母材8を含んでいてもよい。母材には、第1の蛍光体、第2の蛍光体および第3の蛍光体を埋め込み可能である。当該埋め込みは、均一であっても、または不均一であってもよい。さらに、別の粒子を成形材に埋め込むこともできる。別の粒子は、例えば(ここでは図示していない)散乱粒子であってもよい。母材はシリコーンまたはエポキシ樹脂であってもよい。変換素子は、物質結合および形状結合により半導体チップ4を包囲しており、この半導体チップ4から放出された1次放射を少なくとも部分的に2次放射へ変換する。第1の蛍光体1は、1次放射を緑色スペクトル領域の2次放射として放出し、第2の蛍光体2は、1次放射を、赤色スペクトル領域の2次放射、特に広帯域の赤色スペクトル放射として放出し、第3の蛍光体3は、特に、カリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体である。狭帯域とは、20nmから50nmまでの半値幅を意味しうる。
第3の蛍光体3は、1次放射を、赤色スペクトル領域の2次放射、好ましくは狭帯域のスペクトル放射として放出する。デバイス100から出射される全放射は、白色の混合放射11である。デバイスは、少なくとも80のRa値および少なくとも75のR9値を有する。R9値が75であることは、特に、Raが90より大きい高Ra手段に関連している。また、CRI80については、0より大きいR9限界が有用である。
図1Bには、一実施形態によるオプトエレクトロニクスデバイスの概略的な側面図が示されている。ここでは、半導体チップ4は、支持体または基板5上に配置されている。基板は、例えば、ガラス、石英、プラスチック、金属、ケイ素、ウェハから選択された、層、プレート、箔もしくはラミネートの形態の1つもしくは複数の材料を含むことができる。特に、基板はシリコンウェハである。半導体チップ4の放射主面12上に、変換素子10が設けられている。変換素子10は、母材8と3つの蛍光体1,2,3とを含むことができる。変換素子10は、例えば予成形可能であり、いわゆるピックアンドプレースプロセスによって半導体チップ4の放射主面12上に被着可能である。好ましくは、半導体チップ4の側面13には、デバイス100の変換素子は存在しない。
図1Cには、一実施形態によるオプトエレクトロニクスデバイスの概略的な側面図が記載されている。半導体チップ4は支持体5上に配置されている。支持体は例えばセラミックであってもよい。変換素子10は、ここでは、半導体チップ4を全側面で包囲している。変換素子10は、少なくとも3つの蛍光体1,2,3を含むことができる。変換素子10は、セラミックとして成形可能である。代替的に、3つの蛍光体1,2,3を、母材8、例えばシリコーンに埋め込むこともできる。
図1Dには、一実施形態によるオプトエレクトロニクスデバイス100の概略的な側面図が示されている。ここでは、半導体チップ4が支持体5上に配置されている。半導体チップ4の光路に変換素子10が配置されている。変換素子は、少なくとも2つの部分層を有する。第1の部分層は半導体チップ4に直接に接して設けられている。第1の部分層は第1の蛍光体1を含む。第1の蛍光体1は、母材8なしで、または母材に埋め込まれた状態で、設けることができる。特に、第1の部分層は、半導体チップ4の放射主面12上に直接に設けられる。第1の部分層には第2の部分層が続いてもよい。第2の部分層は、第2の蛍光体2および第3の蛍光体3の混合物を含むことができる。第2の部分層をセラミックとして設けることができ、または第2の蛍光体および第3の蛍光体を、母材8、例えばシリコーン内に分散させることもできる。第2の部分層は、好ましくは、第1の部分層に直接に続く。
代替的に、第1の部分層および第2の部分層の順序は交換することもできる。言い換えれば、第2の部分層が半導体チップ4に直接に続き、ついで第1の部分層が第2の部分層に直接に続いてもよい。
図1Eには、一実施形態によるオプトエレクトロニクスデバイス100の概略的な側面図が示されている。半導体チップ4は支持体5上に配置されている。変換素子10は、3つの部分層を有する。第1の部分層は、第1の蛍光体1を含む。第2の部分層は、第2の蛍光体2を含む。第3の部分層は、第3の蛍光体3を含む。各部分層は、半導体チップ4から離れる方向で連続して、第1の部分層、第2の部分層および第3の部分層の順で設けることができる。
代替的に、当該順序は、半導体チップ4から離れる方向で、第2の部分層、第3の部分層および第1の部分層の順であってもよい。
代替的に、当該順序は、半導体チップ4から離れる方向で、第3の部分層、第1の部分層および第2の部分層の順であってもよい。
図2には、Ra値に対する効率LER(単位:ルーメン毎ワット)の依存関係が示されている。ここには比較例および実施例が示されている。領域20は比較例を示しており、領域21は一実施形態によるオプトエレクトロニクスデバイスを示している。
比較例は、特に、緑色を放出する蛍光体と赤色を放出する蛍光体との2つの蛍光体のみを含むデバイスである。当該比較例は、カリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体を含まない。
当該デバイスは、少なくとも3つの蛍光体を含み、4000K、ピーク波長445nm、450nmおよび455nmでシミュレートされている。比較例と比べ、ここで説明しているデバイスは、同等の高さの効率において高い光品質を示している。
図3には、R9に依存するLERがシミュレーションとして示されている。比較例(322)および実施例(311,x)の効率の利点が示されている。比較例は、カリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体を含まない。当該実施例は、カリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体を含む。シミュレーションは、4000K、ピーク波長445nm、92より大きいCRIで行われている。
当該デバイスは、各比較例に比べて、高い品質および高いLER値を示している(矢印32に比較した矢印31を参照)。
図4Aには、波長445nm、450nmおよび455nmの比較例のRa値に依存するR9のシミュレーションが示されている。また、「目標四角形」、すなわち少なくとも80のRa値および少なくとも75のR9値を有する領域が定義されている。ここでは、図4Aの、カリウム・ケイ素・フッ化物のみを赤色成分として含む蛍光体手段のシミュレーションが、図4Bの実施例によるオプトエレクトロニクスデバイスに比べて示されている。
図4Bには、当該実施例による、波長445nm、450nmおよび455nmでのRaとR9値との依存関係が示されている。
図4A,図4Bの2つのグラフの比較から、デバイスにより、要求されたRa値およびR9値を有する比較例に比べて、蛍光体の系の多数の良好な組み合わせ手段が得られることが明瞭に見て取れる。また、ここで説明しているデバイスにより、使用可能なチップ波長領域が拡大される。
図5Aから図5Bには、それぞれ、Ra値と、第3の蛍光体の濃度cKSF[%]との依存関係が示されている。第3の蛍光体として、ここでは、カリウム・ケイ素・フッ化物(KSF)がパーセンテージ[%]で示されている。割合cKSF[%]は、第2の蛍光体および第3の蛍光体の成分の全割合に対するものである。
図5Cには、第3の蛍光体KSFの濃度[%]に依存する効率LERが示されている。ここでは、第1の蛍光体、第2の蛍光体および第3の蛍光体を含む、オプトエレクトロニクスデバイス100の変換素子10がシミュレートされている。
図5A,図5Bから、充分な演色性のために、混合物におけるKSFの100%の濃度は必要ないことが明らかである。約60重量%のKSFおよび40重量%の第2の蛍光体によっても同等の演色性を達成可能であり、さらに効率の増大を達成可能である(図5Cを参照)。
図5Aには、KSFの最小濃度が約50重量%であることが示されている。第2の蛍光体および第3の蛍光体の全割合に対してKSFが約80重量%である場合、Ra値は最大となる。
図5Bには、R9が80であるとき、KSFの最小濃度が65重量%であり、R9値の最大値が約100であるときのKSF濃度の最大値が80重量%であることが示されている。
図5Cのグラフからは、第3の蛍光体の濃度が低くなるにつれて、スペクトル効率LERが高くなることが見て取れる。
図6には、カリウム・ケイ素・フッ化物(KSF)の放出スペクトルが示されている。ここには波長に依存した強度が示されている。
当該実施形態によるオプトエレクトロニクスデバイスにおいて第3の蛍光体の最小濃度を使用することにより、最大効率を達成可能であることが認識される。
図に関連して説明した実施例およびその特徴は、こうした組み合わせが明示的に図示されていなくとも、別の実施例によれば相互に組み合わせ可能である。さらに、図に関連して説明した実施例は、明細書の全般にわたる付加的または代替的な特徴を含みうる。
図に関連して説明した特徴および実施例は、全ての組み合わせが明示的に図示されていなくとも、別の実施例によれば相互に組み合わせ可能である。さらに、図に関連して説明した実施例は、付加的にまたは代替的に、明細書の全般にわたる別の特徴を含みうる。
本願は、独国特許出願第102018101428.7号の優先権を主張し、その開示内容は引用により本願に含まれるものとする。
本発明は、実施例に即した説明によってこれに限定されるものではない。むしろ、本発明は、新規な特徴の全て、ならびに特に特許請求の範囲に記載された特徴の組み合わせの全てを含む特徴の組み合わせの全て自体が特許請求の範囲または実施例に明示されていなくとも、当該特徴の全ておよびその組み合わせの全てを含む。
100 オプトエレクトロニクスデバイス
1 第1の蛍光体
2 第2の蛍光体
3 第3の蛍光体
4 半導体チップ
5 支持体または基板
6 ケーシング
7 凹部
8 母材
9 リードフレーム
10 変換素子
11 全放射、混合放射
12 半導体チップの放射主面
13 半導体チップの側面

Claims (19)

  1. オプトエレクトロニクスデバイス(100)であって、
    青色スペクトル領域の1次放射を放出可能な半導体チップ(4)と、
    それぞれ前記1次放射を2次放射へ変換可能な少なくとも3つの蛍光体を含む変換素子(10)と
    を含み、
    第1の蛍光体(1)は、緑色スペクトル領域の2次放射を放出可能であり、
    第2の蛍光体(2)は、赤色スペクトル領域の2次放射を放出可能であり、
    第3の蛍光体(3)は、カリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体であって、赤色スペクトル領域の2次放射を放出可能であり、
    前記デバイス(100)は、少なくとも80のRa値および少なくとも75のR9値を有し、前記デバイス(100)は、白色の混合放射を放出可能である、
    オプトエレクトロニクスデバイス(100)。
  2. 前記半導体チップ(4)の青色スペクトル領域の優勢波長(λdom)は、455nm未満である、
    請求項1記載のオプトエレクトロニクスデバイス(100)。
  3. 前記第1の蛍光体(1)は、イットリウム・アルミニウム・ガリウム・ガーネット、ルテチウム・アルミニウム・ガーネット、ルテチウム・アルミニウム・ガリウム・ガーネット、ルテチウム・イットリウム・アルミニウム・ガーネット、オルソシリケート、窒化物オルソシリケートの群から選択されている、
    請求項1から2までの少なくとも1項記載のオプトエレクトロニクスデバイス(100)。
  4. 前記第2の蛍光体(2)は、MSiまたはストロンチウム・カルシウム・アルミニウム・ケイ素・窒化物であり、ここで、Mは少なくともEuを含み、付加的にCa,Srおよび/またはBaを含む、
    請求項1から3までの少なくとも1項記載のオプトエレクトロニクスデバイス(100)。
  5. 前記カリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体(3)は、KSiF:Mnである、
    請求項1から4までの少なくとも1項記載のオプトエレクトロニクスデバイス(100)。
  6. 前記第2の蛍光体(2)は、最小60nmから最大90nmまでの半値幅を有する、
    請求項1から5までの少なくとも1項記載のオプトエレクトロニクスデバイス(100)。
  7. 前記第3の蛍光体(3)は、最小20nmから最大50nmまでの半値幅を有する、
    請求項1から6までの少なくとも1項記載のオプトエレクトロニクスデバイス(100)。
  8. 前記Ra値は90より大きい、
    請求項1から7までの少なくとも1項記載のオプトエレクトロニクスデバイス(100)。
  9. 前記Ra値は97より大きい、
    請求項1から8までの少なくとも1項記載のオプトエレクトロニクスデバイス(100)。
  10. 前記R9値は90より大きい、
    請求項1から9までの少なくとも1項記載のオプトエレクトロニクスデバイス(100)。
  11. 前記R9値は95より大きい、
    請求項1から10までの少なくとも1項記載のオプトエレクトロニクスデバイス(100)。
  12. 前記第1の蛍光体(1)はイットリウム・アルミニウム・ガリウム・ガーネットであり、前記第2の蛍光体(2)はMSiまたはストロンチウム・カルシウム・アルミニウム・ケイ素・窒化物のいずれかである、
    請求項1から11までの少なくとも1項記載のオプトエレクトロニクスデバイス(100)。
  13. 前記第1の蛍光体(1)はルテチウム・アルミニウム・ガーネットであり、前記第2の蛍光体(2)はMSiまたはストロンチウム・カルシウム・アルミニウム・ケイ素・窒化物のいずれかである、
    請求項1から12までの少なくとも1項記載のオプトエレクトロニクスデバイス(100)。
  14. 前記第1の蛍光体(1)はイットリウム・アルミニウム・ガリウム・ガーネットであり、前記第2の蛍光体(2)はMSiまたはストロンチウム・カルシウム・アルミニウム・ケイ素・窒化物のいずれかである、
    請求項1から13までの少なくとも1項記載のオプトエレクトロニクスデバイス(100)。
  15. 前記第1の蛍光体(1)はルテチウム・イットリウム・アルミニウム・ガーネットであり、前記第2の蛍光体(2)はMSiまたはストロンチウム・カルシウム・アルミニウム・ケイ素・窒化物のいずれかである、
    請求項1から14までの少なくとも1項記載のオプトエレクトロニクスデバイス(100)。
  16. 前記第1の蛍光体(1)はオルソシリケートであり、前記第2の蛍光体(2)はMSiまたはストロンチウム・カルシウム・アルミニウム・ケイ素・窒化物のいずれかである、
    請求項1から15までの少なくとも1項記載のオプトエレクトロニクスデバイス(100)。
  17. 前記第2の蛍光体および前記第3の蛍光体(2,3)の全割合に対する前記カリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体(3)の割合は、最小55重量%から最大82重量%である、
    請求項1から16までの少なくとも1項記載のオプトエレクトロニクスデバイス(100)。
  18. 前記第2の蛍光体および前記第3の蛍光体(2,3)の全割合に対する前記カリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体(3)の割合は、最小80重量%から最大84重量%である、
    請求項1から17までの少なくとも1項記載のオプトエレクトロニクスデバイス(100)。
  19. 前記第2の蛍光体および前記第3の蛍光体(2,3)の全割合に対する前記カリウム・ケイ素・フッ化物蛍光体(3)の最小割合は、最小53重量%から最大67重量%である、
    請求項1から18までの少なくとも1項記載のオプトエレクトロニクスデバイス(100)。
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