JP2019129076A - 光照射装置及び車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザー光源の光源像を集光して鮮明な集光像を得ることができる集光光学系からなる光照射装置を提供すると共に、その光照射装置を用いることにより高解像度の配光パターンを形成することができる車両用灯具を実現する。【解決手段】出射されるレーザービームの光源像が互いに直交する方向に短軸と長軸を有するレーザー光源5と、短軸方向に入射したレーザービームを集光方向に屈折させて出射すると共に長軸方向に入射したレーザービームをほぼ直進させて出射する光学機能面を有する第1レンズ10及び長軸方向に入射したレーザービームを集光方向に屈折させて出射すると共に短軸方向に入射したレーザービームをほぼ直進させて出射する光学機能面を有する第2レンズ20の2つのバイコーニックレンズで構成し、レーザー光源5側に第1レンズ10を配置した。【選択図】図1

Description

本発明は、光照射装置及び車両用灯具に関するものであり、詳しくは、レーザー光源から出射されたレーザービームのビーム径を絞って所定の集光位置に集光させる集光光学系を有する光照射装置及びその光照射装置を用いた車両用灯具に関する。
従来、この種の光照射装置としては、例えば、特許文献1に「車両用前照灯」の名称で開示されたものがある。
開示された車両用前照灯は、LED光源又はレーザー光源からなる励起光源から出射された青色光又は紫色光を集光レンズによって集光方向に光路制御してスキャンデバイスからなる走査機構を構成する2軸方向に傾動可能な反射鏡(例えばMEMSミラー)に照射し、反射鏡を2軸方向に回動することにより照射光の反射光を蛍光体に2次元的に照射し、蛍光体を透過して色相変換された白色光が投影レンズで配光制御されて前面カバーを通して車両前方に照射される。
この場合、集光レンズを下記構成とすることが開示されている。
それは、集光レンズを励起光源側に位置する第1レンズと第1レンズの、励起光源と反対側に位置する第2レンズとの組み合わせで構成し、第1レンズ及び第2レンズはいずれも励起光源側の面を平面、励起光源と反対側の面を円弧柱面とするシリンドリカル形状を有すると共に互いに直交する方向に延びるように配置している。
これにより、励起光源から出射された光が第1レンズ及び第2レンズを透過することにより互いに直交する2つの方向に偏向され、円形等の自在な光像を蛍光体に照射することにより自在性の高い配光パターンを形成するものである(特許文献1の図5参照)。
また、特許文献2に車両用前照灯の光学的要素の構成として開示されたものがある。
それは、半導体光源から放出される青色レーザー光が集光レンズによって集光されてMEMSミラーに入射し、MEMSミラーによって二次元スキャンされた反射光が黄色蛍光体を備えた波長変換部材に入射され、波長変換部材からは青色レーザー光で励起された黄色蛍光体から発せられた黄色光と波長変換部材を透過した青色レーザー光との加法混色の疑似白色光が得られる。
そして、この疑似白色光のスキャン動作と半導体光源の点消灯制御とのタイミングを図ることにより設定した照射範囲に所定の配光パターンが形成され、投影レンズを通して前方車両の位置に応じた選択的な光照射が行われる(特許文献2の図2参照)。
特開2017−174637公報 特開2016−117352公報
ところで、上記引用文献1の構成による車両用前照灯は、励起光源から出射されて該励起光源の光軸を含む第1レンズの延長方向に垂直な面に沿って進む光は、第1レンズのシリンドリカル面で圧縮(集光方向に屈折)された後に第2レンズの平面及びシリンドリカル面で屈折され、励起光源から出射されて該励起光源の光軸を含む第2レンズの延長方向に垂直な面に沿って進む光は、第2レンズの平面に至る前に第1レンズの平面及びシリンドリカル面で屈折されてその屈折光が第2レンズのシリンドリカル面で圧縮(集光方向に屈折)される。
そのため、励起光源から出射されて第1レンズ及び第2レンズを透過した光による光像の形成位置にずれが生じ、ぼやけた輪郭を有する光像が形成されることになる(図14の光像参照)。
また、上記引用文献2の構成による車両用前照灯は、波長変換部材に入射する集光像が一方向に極めて長い帯状を呈するものである。そのため、前方車両の位置に対応した選択的な光照射によって高解像度の配光パターンを得ることが難しい(図15の集光像参照)。
そこで、本発明は上記問題に鑑みて創案なされたものであり、その目的とするところは、レーザー光源の光源像を集光して鮮明な集光像を得ることができる集光光学系からなる光照射装置を提供すると共に、その光照射装置を用いることにより高解像度の配光パターンを形成することができる車両用灯具を実現する。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載された発明は、レーザー光源と、1つのバイコーニックレンズを備え、前記レーザー光源と前記バイコーニックレンズは夫々の光軸が同一直線上に位置し、前記レーザー光源は、出射されるレーザービームの光源像が互いに直交する方向に短軸と長軸を有し、前記バイコーニックレンズの一方の面は、前記短軸方向に向かうレーザービームを屈折して前記長軸方向に向かうレーザービームをほぼ直進させる光学機能面からなり、他方の面は、前記短軸方向に向かうレーザービームをほぼ直進させて前記長軸方向に向かうレーザービームを屈折する光学機能面からなり、 前記バイコーニックレンズの前記一方の面が前記他方の面よりも前記レーザー光源側に位置し、前記レーザー光源から出射して前記短軸方向に向かうレーザービーム及び前記レーザー光源から出射して前記長軸方向に向かうレーザービームは、前記バイコーニックレンズを介することで異なる倍率で同一位置に集光像を形成することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載された発明は、レーザー光源と、第1レンズ及び第2レンズの2つのバイコーニックレンズを備え、前記レーザー光源、前記第1レンズ及び前記第2レンズは夫々の光軸が同一直線上に位置し、前記レーザー光源は、出射されるレーザービームの光源像が互いに直交する方向に短軸と長軸を有し、前記第1レンズは、前記短軸方向に入射したレーザービームを集光方向に屈折させて出射すると共に前記長軸方向に入射したレーザービームをほぼ直進させて出射する光学機能面を有し、前記第2レンズは、前記長軸方向に入射したレーザービームを集光方向に屈折させて出射すると共に前記短軸方向に入射したレーザービームをほぼ直進させて出射する光学機能面を有し、前記第1レンズが前記第2レンズよりも前記レーザー光源側に位置し、前記レーザー光源から出射して前記短軸方向に向かうレーザービーム及び前記レーザー光源から出射して前記長軸方向に向かうレーザービームは、前記第1レンズ及び前記第2レンズを介することで異なる倍率で同一位置に集光像を形成することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載された発明は、請求項1又は請求項2のいずれかにおいて、前記光照射装置と、MEMSと、波長変換部材を備え、前記光照射装置による前記集光像が、前記MEMSを構成する可動ミラーによって前記波長変換部材に2次元的に走査照射され、前記波長変換部材で色相変換された光が前方を2次元的に走査照射して面状に照らすことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載された発明は、請求項3において、前記波長変換部材からの出射光の配光制御を行う投影レンズを有することを特徴とするものである。
本発明によれば、出射されるレーザービームの光源像が互いに直交する方向に短軸と長軸を有するレーザー光源に対して、短軸方向に入射したレーザービームを集光方向に屈折させて出射すると共に長軸方向に入射したレーザービームをほぼ直進させて出射する光学機能面を有する第1レンズと、長軸方向に入射したレーザービームを集光方向に屈折させて出射すると共に短軸方向に入射したレーザービームをほぼ直進させて出射する光学機能面を有する第2レンズ20の2つのバイコーニックレンズを配置し、それによって短軸方向に向かうレーザービームと長軸方向に向かうレーザービームが同一位置に集光像を形成するようにした。
その結果、レーザー光源の光源像を集光して鮮明な集光像を得ることができる集光光学系からなる光照射装置を提供すると共に、その光照射装置を用いることにより高解像度の配光パターンを形成することができる車両用灯具を実現する。
光照射装置を構成する集光光学系の構成斜視図である。 第1レンズの斜視図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 第2レンズの斜視図である。 図5のC−C断面図である。 図5のD−D断面図である。 レーザー光源からX軸方向に出射されたレーザービームの光路説明図である。 レーザー光源からY軸方向に出射されたレーザービームの光路説明図である。 集光光学系の構成部材の位置関係を示す説明図である。 同じく、集光光学系の構成部材の位置関係を示す説明図である。 集光光学系による集光像である。 光照射装置を用いた車両用灯具の構成説明図である。 従来の集光光学系による光像である。 従来の集光光学系による集光像である。
以下、この発明の好適な実施形態を図1〜図13を参照しながら、詳細に説明する(同一部分については同じ符号を付す)。尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの実施形態に限られるものではない。
本発明の光照射装置は、例えば、レーザー走査系のADB(Adaptive Driving Beam)システムを備えた車両用灯具において、レーザー走査系を構成するMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)の可動ミラーに照射するレーザービームの集光を図る集光光学系を有している。
本発明の光照射装置を構成する集光光学系1は、図1に示すように、レーザー光源(LD:Laser Diode)5と、レーザー光源5側に位置する第1レンズ10及び第1レンズ10の、レーザー光源5と反対側に位置する第2レンズ20の2つの光学レンズを備えている。
レーザー光源5は、出射されるレーザービームの光源像が互いに直交する方向に短軸と長軸を有するものであり、以下の説明においては、レーザー光源5からの出射光(レーザービーム)の進行方向をZ軸方向とし、レーザー光源5から出射されたレーザービームの光源像の長軸方向をX軸方向とし、光源像の短軸方向をY軸方向とする。X軸方向とY軸方向は互いに直交する方向を向いている。尚、レーザー光は短軸方向のY方向に広がりやすく、長軸方向のX方向ではY方向ほど広がらず、第1レンズ10に到達する際にはY軸方向のほうがX軸方向よりも幅広となっている。
第1レンズ10及び第2レンズ20はいずれも夫々の光軸AXL1及びAXL2が、Z軸方向に沿って延びるレーザー光源5の光軸AXDと同一直線上に位置するように配置されており、いずれも所謂バイコーニックレンズからなっている。
つまり、第1レンズ10は、該第1レンズ10の光軸AXL1に交差するX軸方向の焦点距離と光軸AXL1に交差するY軸方向の焦点距離が異なる。同様に、第2レンズ20は、該第2レンズ20の光軸AXL2に交差するX軸方向の焦点距離と光軸AXL2に交差するY軸方向の焦点距離が異なる。
次に、第1レンズ10及び第2レンズ20の夫々の具体的な形状について説明する。
図3は図2で示す第1レンズ10のA−A断面図であり、第1レンズ10を該第1レンズ10の光軸AXL1を含むZX平面で切断した断面(以下、ZX断面と略称する)の図である。図4は図2で示す第1レンズ10のB−B断面図であり、第1レンズ10を該第1レンズ10の光軸AXL1を含むZY平面で切断した断面(以下、ZY断面と略称する)の図である。
第1レンズ10は、レーザー光源5に対向する側の面(光入射面)11は、ZX断面の形状がレーザー光源5側に凹の所定の曲率(c1)を有する曲線を呈し(図3参照)、ZY断面の形状がY軸方向に沿って延びるほぼ直線を呈している(図4参照)。
光入射面11の反対側の面(光出射面)12は、ZX断面の形状がレーザー光源5と反対側(光入射面11と反対側)に凸の所定の曲率(c2)を有する曲線を呈し(図3参照)、ZY断面の形状もレーザー光源5と反対側(光入射面11と反対側)に凸の所定の曲率(c3)を有する曲線を呈している(図4参照)。
このとき、光入射面11のZX断面の曲率(c1)と光出射面12のZX断面の曲率(c2)とは互いにほぼ同じ曲率(曲率半径)で構成され、光出射面12のZY断面の曲率(c3)は曲率(c1)及び曲率(c2)よりも大きい曲率(小さい曲率半径)で構成されている。
換言すると、第1レンズ10は光入射面11が、Y軸方向に延びる直線をX軸方向に沿って、Z軸方向の対向面(光出射面12)側に所定の曲率(c1)で凹状に移動した軌跡で構成され、光出射面12側に所定の曲率(c1)で凹んだ2次曲面で構成されている。
光出射面12は、Y軸方向に、Z軸方向の対向面(光入射面11)と反対側に所定の曲率(c3)で凸状に延びる曲線を、X軸方向に沿って、Z軸方向の対向面(光入射面11)と反対側に所定の曲率(c2)で凸状に移動した軌跡で構成され、X軸方向に沿う面及びY軸方向に沿う面の夫々が光入射面11と反対側に所定の曲率(c2)及び(c3)で凸状に形成された3次曲面で構成されている。
図6は図5で示す第2レンズ20のC−C断面図であり、第2レンズ20を該第2レンズ20の光軸AXL2を含むZX平面で切断した断面(以下、ZX断面と略称する)の図である。図7は図5で示す第2レンズ20のD−D断面図であり、第2レンズ20を該第2レンズ20の光軸AXL2を含むZY平面で切断した断面(以下、ZY断面と略称する)の図である。
第2レンズ20は、第1レンズ10の光出射面12に対向する側の面(光入射面)21は、ZX断面の形状がX軸方向に沿って延びるほぼ直線を呈し(図6参照)、ZY断面の形状もY軸方向に沿って延びるほぼ直線を呈している。尚、ZY断面の形状もZX平面と同様の理由で第1レンズ10の光出射面12側に凸の所定の曲率(c12)を有する曲線でもよい。ただし、本実施形態の場合は光出射面12からのY方向の光線が極めてコリメート光に近いため、要求される曲率は非常に小さく、曲面にした場合の効果はZX断面ほど大きくない。そのため、本実施形態では成形性と製造コストを踏まえた上でY軸方向に沿って延びるほぼ直線形状となっている。
光入射面21の反対側の面(光出射面)22は、ZX断面の形状が第1レンズ10の光出射面12と反対側(光入射面21と反対側)に凸の所定の曲率(c11)を有する曲線を呈し(図6参照)、ZY断面の形状もY軸方向に沿って延びるほぼ直線を呈している。
尚、ZY断面の形状もZX平面と同様の理由で第1レンズ10の光出射面12側に凸の所定の曲率(c12)を有する曲線でもよい。ただし、本実施形態の場合は光出射面12からのY方向の光線が極めてコリメート光に近いため、要求される曲率は非常に小さく、曲面にした場合の効果はZX断面ほど大きくない。そのため、本実施形態では成形性と製造コストを踏まえた上でY軸方向に沿って延びるほぼ直線形状となっている。
尚、本明細書におけるバイコーニックレンズとは、光学面が直交する2つの軸に対して異なる2つの曲率を有することを特徴とするレンズである。曲がっていない場合は曲率を0として扱う。したがって、シリンドリカルレンズもバイコーニックレンズに含む。ただし、第1レンズにおいてはシリンドリカルレンズではなく、直行する2つの軸に対してともに曲がった面形状(=曲率が0よりも大きい)のレンズとする。
仮に第2レンズにおいてZY断面の形状が曲面であるとしたら、光入射面21のZY断面の曲率(c12)と光出射面22のZY断面の曲率(c13)とは互いにほぼ同じ曲率(曲率半径)で構成される。
換言すると、第2レンズ20は光入射面21がXY面に沿う平面で構成され、光出射面22がY軸方向に延びる直線をX軸方向に沿って、Z軸方向の対向面(光入射面21)と反対側に所定の曲率(c11)で凸状に移動した軌跡で構成され、光入射面21と反対側に所定の曲率(c11)で凸状となる2次曲面で構成されている。
次に、レーザー光源5から出射されて上記第1レンズ10及び第2レンズ20の2つのバイコーニックレンズによって光路制御されたレーザービームの集光特性について説明する。
図8に示すように、レーザー光源5から出射してX軸方向に放射状に発散しながら第1レンズ10に向かうレーザービームL1は、レーザー光源5を取り囲むように位置する曲率c1の曲面で構成された光入射面11に至って該光入射面11から第1レンズ10に入射し、第1レンズ10内を導光されて曲率c2の曲面で構成された光出射面12から第2レンズ20に向けて出射される。
このとき、曲率c1の曲面で構成された光入射面11及び曲率c2の曲面で構成された光出射面12の夫々は、少なくともレーザービームの照射範囲内において、レーザービームの光線の光路とレーザービームの光線の到達点(入射点)における曲面の接線とがほぼ直交するような曲率で構成されている。尚、本実施形態ではレンズ厚み分の光入射面と光出射面における光線の到達点の位置のずれは、実際上は無視できる程度小さいものとして曲率c1とc2とをほぼ同一にしている。
したがって、レーザー光源5から出射してX軸方向に放射状に発散しながら第1レンズ10に向かうレーザービームL1は、ほぼそのまま第1レンズ10内を直進して第2レンズ20に向かう。
第2レンズ20の光入射面21に至った放射状に発散するレーザービームL1は、XY面に沿う平面で構成された光入射面21で集光方向に屈折されて第2レンズ20に入射し、第2レンズ20内を導光されて光出射面22に至る。
光出射面22に至ったレーザービームL1は、曲率c11の曲面で構成された光出射面22で更に集光方向に屈折されて該光出射面22から外部に向けて出射される。
このように、レーザー光源5から出射してX軸方向に発散しながら進むレーザービームL1は、ほぼ第2レンズ20のみによって光路制御(集光制御)が行われる。
一方、図9に示すように、レーザー光源5から出射してY軸方向に放射状に発散しながら第1レンズ10に向かうレーザービームL2は、Y軸方向に沿って延びる直線の軌跡による面で構成された光入射面11に至り、光入射面11で集光方向に屈折されて第1レンズ10に入射し、第1レンズ10内を導光されて光出射面12に至る。
光出射面12に至ったレーザービームL2は、曲率c3の曲面で構成された光出射面12で更に集光方向に屈折されて第2レンズ20に向けて出射される。第2レンズ20の光入射面21に至った、第1レンズ10で集光方向に屈折されて第2レンズ20の光軸にほぼ沿って進むレーザービームL2は、XY面に沿う平面で構成された光入射面21及びX軸方向に沿って延びる直線の軌跡による面で構成された光出射面22を有する第2レンズ20内をほぼそのまま直進して光出射面22から外部に向けて出射される。
このように、レーザー光源5から出射してY軸方向に発散しながら進むレーザービームL2は、ほぼ第1レンズ10のみによって光路制御(集光制御)が行われる。
ところで、上記構成の集光光学系1において、レーザー光源5から出射してX軸方向に進むレーザービームの倍率mは、図10に示すようにレーザー光源5の位置(発光点)からレーザー光源5から出射したレーザービームの実質的な集光作用に係る第2レンズ20の位置(実効屈折位置)までの距離をaとし、実効屈折位置から集光位置(集光点)32までの距離をbとすると、m=(b/a)の関係となる。
同様に、レーザー光源5から出射してY軸方向に進むレーザービームの倍率mは、図11に示すようにレーザー光源5の位置(発光点)からレーザー光源5から出射したレーザービームの実質的な集光作用に係る第1レンズ10の位置(実効屈折位置)までの距離をaとし、実効屈折位置から集光位置(集光点)32までの距離をbとすると、m=(b/a)の関係となる。
また、集光光学系1においては、レーザー光源5から出射してX軸方向に進むレーザービームとレーザー光源5から出射してY軸方向に進むレーザービームとは、互いに同一位置に集光像を形成するように設定されている。したがって、発光点から集光点までの距離をcとすると、c=a+b=a+bの関係となる。
したがって、a>a及びb<bの関係より、m=(b/a)<(b/a)=mとなる。つまり、レーザー光源5から出射してX軸方向に進むレーザービームの方がレーザー光源5から出射してY軸方向に進むレーザービームよりも倍率が小さい。
そこで、レーザー光源5から出射して上記本発明の集光光学系1によって集光形成されたレーザービームの集光像30(図12参照)と、従来の構成による集光光学系によって集光形成された集光像31(図15参照)とを比較すると、本発明の集光光学系による集光像30のX軸方向の長さ(長軸の長さ)が、従来の集光光学系による集光像31のX軸方向の長さ(長軸の長さ)の約40%に短縮されている。
つまり、長軸方向をX軸方向とし短軸方向をY軸方向とするX軸方向に長い形状の光源像に対して、レーザー光源5から出射してX軸方向に進むレーザービームの倍率をY軸方向に進むレーザービームの倍率よりも小さくて、Y軸方向に進むレーザービームよりもX軸方向に進むレーザービームの集光率を高めた集光光学系1により、短軸の長さに対して長軸の長さが短縮された形状の集光像31を得ることができる。
これにより、レーザービームの集光像のビーム小径化(縮小化)が実現し、集光光学系1を組み込んだ光照射装置の高解像度が可能となる。
ところで、レーザー光源5は光学特性として、短軸方向(Y軸方向)に向けて出射されたレーザービームの拡散角は広く、長軸方向(X軸方向)に向けて出射されたレーザービームの拡散角は狭い。そこで、拡散角の広い短軸方向(Y軸方向)に向けて出射されたレーザービームの実質的な集光作用に係る第1レンズ10をレーザー光源5側に配置し、拡散角の狭い長軸方向(X軸方向)に向けて出射されたレーザービームの実質的な集光作用に係る第2レンズ20をレーザー光源5から離れた位置に配置することにより、第1レンズ10及び第2レンズ20のいずれにおいても良好な光取り込み効率を確保することができる。
また、上述したように、レーザー光源5から出射してX軸方向に発散しながら進むレーザービームはほぼ第2レンズ20のみによって光路制御(集光制御)が行われ、レーザー光源5から出射してY軸方向に発散しながら進むレーザービームはほぼ第1レンズ10のみによって光路制御(集光制御)が行われ、第1レンズ10及び第2レンズ20のいずれもが、集光する光が進む軸方向に直交する軸方向に進む光が屈折することなく(集光作用が働くことなく)、互いに干渉することのない集光光学系となっている。したがって、集光光学系1により、ぼやけのない鮮明な輪郭を有する集光像を得ることが可能となる。
次に、上記集光光学系1を用いたMEMSを組み込んだレーザー走査系のADBシステムを備えた車両用灯具について、図13の構成図を用いて説明する。
ADBシステムは、画像認識システムで前方に車両(対向車・先行車)の存在を検知すると、その検知領域に向かう光を部分的に遮断して車両(対向車・先行車)のドライバーに眩惑を与えることなくハイビーム照射時と同様の視界を確保することができるシステムである。
車両用灯具は、レーザー光源5、第1レンズ10及び第2レンズ20の2つのバイコーニックレンズによって集光光学系1が構成され、MEMSの可動ミラー40、波長変換部材41及び投影レンズ42を備えている。尚、図13の集光光学系は、レーザー光源5から出射してX軸方向に進むレーザービームの集光に係る集光制御について示している。
レーザー光源5の位置からaの距離の位置に、レーザー光源5からX軸方向に出射したレーザービームがそのまま直進して透過する第1レンズ10が配置され、レーザー光源5の位置からaの距離の位置に、レーザー光源5からX軸方向に出射したレーザービームが集光方向に屈折されてb1の距離の位置に集光像31´を形成する第2レンズ20が配置されている。
そして、第2レンズ20からb11の距離の位置にMEMSの可動ミラー40が配置され、MEMSの可動ミラー40の位置から集光像31´(虚像)までの距離b12と同一距離の位置に波長変換部材41が配置されており、レーザー光源5からX軸方向に出射したレーザービームがMEMSの可動ミラー40で反射されてその反射光が波長変換部材41で集光像31(実像)を形成するようになっている。
したがって、b=b11+b12の関係を有している。
波長変換部材41は、照射されたレーザービームに励起されて励起光のレーザービームの波長よりも短波長の光に波長変換する蛍光物質を含有している。
例えば、レーザー光源5から出射されるレーザービームが青色光の場合、青色光に励起されて青色光の補色となる黄色光に波長変換する蛍光物質を含有することにより、レーザー光源5から出射された青色レーザービームの一部が蛍光物質を励起することによって波長変換された黄色光と、レーザー光源5から出射された青色レーザービームの一部との加法混色によって疑似白色光を得ることができる。
同様に、レーザー光源5から出射されるレーザービームが青色光の場合、青色光に励起されて緑色光及び赤色光にそれぞれ波長変換する2種類の蛍光体物質を含有することにより、レーザー光源5から出射された青色レーザービームの一部が蛍光物質を励起することによって波長変換された緑色光及び赤色光と、レーザー光源5から出射された青色レーザービームの一部との加法混色によって白色光を得ることができる。
その他、レーザー光源5から出射される光の波長と蛍光物質とを適宜に組み合わせることにより、白色光及び疑似白色光以外の種々な色相の光を得ることができる。
波長変換部材41の前方には投影レンズ42が配置されており、該投影レンズ42に入射した光を屈折して所定の方向に向けて出射する配光制御機能を有している。
そこで、レーザー光源5から出射したレーザービーム(例えば、青色光)は、方向及び角度を連続的に可動制御されたMEMSの可動ミラー40で反射されてその反射光が波長変換部材(例えば、黄色蛍光体物質が含有された波長変換部材)41の走査範囲を2次元的に走査照射され、波長変換部材41で色相変換された出射光(疑似白色光)が投影レンズ42の走査範囲に2次元的に走査照射されて投影レンズ42で屈折制御された出射光が前方を2次元的に走査照射して面状に照らす。
このとき、上述したように、画像認識システムで前方に車両(対向車・先行車)の存在を検知すると、照射光がその検知領域を走査するタイミングに合わせてレーザー光源5を非点灯にして検知領域に向かう光を部分的に遮断し、それによって車両(対向車・先行車)のドライバーに眩惑を与えることなくハイビーム照射時と同様の視界を確保することができる。
尚、レーザー光源5から出射されたレーザービームの光源像を上記集光光学系1を通して集光して小さくした集光像を波長変換部材41に形成することにより、車両前方に向けられる走査照射光の高解像度化が可能となって非照明領域を高精度で設定することができ、対向車・先行車のドライバーに対する眩惑を効果的に防止することができると共に自車のドライバーに対して良好な視認性を付与することができる。
また、車両の前方が鮮明な輪郭を有する走査照射光で面状に照射されるため、照射走査範囲において明るさのムラが少なく、この点からも自車のドライバーに対して良好な視認性を確保することができる。
ところで、上記光照射装置は、第1レンズ10と第2レンズ20の2つのバイコーニックレンズの組み合わせによって光学機能を果たすように構成したが、同様の光学機能を1つのバイコーニックレンズに持たせることも可能である。その場合、バイコーニックレンズの一方の面(例えば光入射面)を、短軸方向に広がるレーザービームを集光方向に屈折して長軸方向に広がるレーザービームに対しては接線が光線に対し垂直になるような曲面とすることで直進させる光学機能面とし、他方の面(例えば光出射面)を、短軸方向に広がるレーザービームに対しては平坦面もしくは、接線が光線に対し垂直になるような曲面とすることで直進させて長軸方向に向かうレーザービームを集光方向に屈折する光学機能面とし、バイコーニックレンズの上記一方の面がレーザー光源側に位置するように配置する。
換言すると、バイコーニックレンズの一方の面に上述の第1レンズ10の光学機能を持たせ、バイコーニックレンズの他方の面に上述の第2レンズ20の光学機能を持たせる。
これにより、レーザー光源から出射して短軸方向に向かうレーザービーム及びレーザー光源から出射して長軸方向に向かうレーザービームは、1つのバイコーニックレンズによって互いに干渉することなく同一位置に集光像を形成する。
車両用灯具に上記構成からなる光照射装置を用いることにより、光学レンズの削減による車両用灯具の低コスト化及び光路長の短縮による車両用灯具の小型化が実現できる。
1… 集光光学系
5… レーザー光源
10… 第1レンズ
11… 光入射面
12… 光出射面
20… 第2レンズ
21… 光入射面
22… 光出射面
30… 集光像
31… 集光像(実像)
31´… 集光像(虚像)
32… 集光位置(集光点)
40… MEMSの可動ミラー
41… 波長変換部材
42… 投影レンズ

Claims (4)

  1. レーザー光源と、
    1つのバイコーニックレンズを備え、
    前記レーザー光源と前記バイコーニックレンズは夫々の光軸が同一直線上に位置し、
    前記レーザー光源は、出射されるレーザービームの光源像が互いに直交する方向に短軸と長軸を有し、
    前記バイコーニックレンズの一方の面は、前記短軸方向に向かうレーザービームを屈折して前記長軸方向に向かうレーザービームをほぼ直進させる光学機能面からなり、他方の面は、前記短軸方向に向かうレーザービームをほぼ直進させて前記長軸方向に向かうレーザービームを屈折する光学機能面からなり、
    前記バイコーニックレンズの前記一方の面が前記他方の面よりも前記レーザー光源側に位置し、
    前記レーザー光源から出射して前記短軸方向に向かうレーザービーム及び前記レーザー光源から出射して前記長軸方向に向かうレーザービームは、前記バイコーニックレンズを介することで異なる倍率で同一位置に集光像を形成することを特徴とする光照射装置。
  2. レーザー光源と、
    第1レンズ及び第2レンズの2つのバイコーニックレンズを備え、
    前記レーザー光源、前記第1レンズ及び前記第2レンズは夫々の光軸が同一直線上に位置し、
    前記レーザー光源は、出射されるレーザービームの光源像が互いに直交する方向に短軸と長軸を有し、
    前記第1レンズは、前記短軸方向に入射したレーザービームを集光方向に屈折させて出射すると共に前記長軸方向に入射したレーザービームをほぼ直進させて出射する光学機能面を有し、
    前記第2レンズは、前記長軸方向に入射したレーザービームを集光方向に屈折させて出射すると共に前記短軸方向に入射したレーザービームをほぼ直進させて出射する光学機能面を有し、
    前記第1レンズが前記第2レンズよりも前記レーザー光源側に位置し、
    前記レーザー光源から出射して前記短軸方向に向かうレーザービーム及び前記レーザー光源から出射して前記長軸方向に向かうレーザービームは、前記第1レンズ及び前記第2レンズを介することで異なる倍率で同一位置に集光像を形成することを特徴とする光照射装置。
  3. 前記光照射装置と、
    MEMSと、
    波長変換部材を備え、
    前記光照射装置による前記集光像が、前記MEMSを構成する可動ミラーによって前記波長変換部材に2次元的に走査照射され、前記波長変換部材で色相変換された光が前方を2次元的に走査照射して面状に照らすことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載された車両用灯具。
  4. 前記波長変換部材からの出射光の配光制御を行う投影レンズを有することを特徴とする請求項3に記載の車両用灯具。
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