JP2019127596A - 不透明な液体洗剤組成物を作製する方法 - Google Patents

不透明な液体洗剤組成物を作製する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】性能価値を付加しない特定の不透明化材料を添加することなく、不透明な液体洗濯洗剤組成物を作製する方法を提供する。【解決手段】不透明な液体洗剤組成物を得るプロセスは、特定のポリマープレミックスを使用し、ポリマープレミックスは、洗濯される布地に対するソイルリリース利益を提供するアニオン性ポリエステルテレフタレートポリマー、及び他の一般的な洗濯洗剤成分を含む。界面活性剤プレミックスの使用を更に行い、界面活性剤プレミックスは洗浄利益を提供するのに必要な一般的な洗剤成分を含む。このプロセスにより、一般的な洗濯洗剤成分を使用し、性能価値を付加しない特定の不透明化材料を添加することなく、不透明な液体洗濯洗剤組成物が作製できる。【選択図】なし

Description

本発明は、不透明な液体洗剤組成物を作製する方法に関する。
液体洗濯洗剤組成物は、公知である。今日では、液体洗剤組成物をよりコンパクトにし、不要な「嵩高い」成分又は水を最小限に抑える傾向がある。このアプローチは、輸送からの二酸化炭素排出量を低減し、より少ない包装が使用され得ることを意味するため、より環境に優しい。また、洗剤を含有する水溶性単位用量物品は、洗剤成分を配合するための空間が制限されているため、当該水溶性単位用量物品に特に有益である。
洗濯洗剤組成物の審美的外観は、消費者の受容の点で重要である。消費者は、不透明な洗剤組成物が、透明なものよりも性能の点でより効果的であると考える。これは消費者が、不透明な洗剤組成物はより濃縮されているため、より効果的であると考えるからである。
多くの場合、液体洗濯洗剤組成物を不透明にするために、不透明化剤を添加する必要がある。これらの不透明化剤は、いかなる布地洗浄又は処理性能価値も付加しない。しかしながら、特にこれらの活性剤が、典型的に低活性スラリーとして配合されることを考慮すると、コンパクトな液体洗濯洗剤組成物は、そのような成分の添加のための空間が制限される。それらが添加される場合、これは別の洗浄成分の濃度の低減を必要とする場合があり、液体洗剤組成物の全体的な洗浄性能に影響を及ぼす。
したがって、性能価値を付加しない特定の不透明化材料を添加することなく、不透明な液体洗濯洗剤組成物を作製するための方法が、当該技術分野で必要とされている。
驚くべきことに、本発明によるプロセスは、特定のポリマープレミックスを使用して、この課題を克服したことが分かった。ポリマープレミックスは、洗濯される布地に対するソイルリリース利益を提供するアニオン性ポリエステルテレフタレートポリマー、及び他の一般的な洗濯洗剤成分を含む。このプロセスは、界面活性剤プレミックスの使用を更に伴う。界面活性剤プレミックスはまた、洗浄利益を提供するのに必要な一般的な洗剤成分を含む。しかしながら、これらの成分を配合するための特定の方法は、不透明な液体洗濯洗剤組成物を提供した。故に、不透明な液体洗濯洗剤組成物は、一般的な洗濯洗剤成分を使用し、性能価値を付加しない特定の不透明化材料を添加することなく達成された。
本発明の第1の態様は、不透明な液体洗浄組成物を作製する方法であって、
a.ポリマープレミックスを調製する工程であって、ポリマープレミックスが、
i.ポリマープレミックスの5重量%〜40重量%のアニオン性ポリエステルテレフタレートポリマーであって、1つ以上のアニオン性基でグラフトしたポリエステルテレフタレート骨格を有する、アニオン性ポリエステルテレフタレートポリマーと、
ii.ポリマープレミックスの60重量%〜95重量%の溶媒であって、水性溶媒、非水性溶媒、又はそれらの混合物である、溶媒と、を含む、ポリマープレミックスを調製する工程と、
b.界面活性剤プレミックスを調製する工程であって、界面活性剤プレミックスが、当該界面活性剤プレミックスの10重量%〜70重量%、好ましくは20重量%〜65重量%、より好ましくは40重量%〜60重量%の非石鹸界面活性剤を含み、非石鹸界面活性剤が、当該非石鹸界面活性剤の好ましくは50重量%〜100重量%、好ましくは70重量%〜100重量%、より好ましくは90重量%〜100重量%の非石鹸アニオン性界面活性剤を含み、非石鹸アニオン性界面活性剤が、当該非石鹸アニオン性界面活性剤のプロトン化形態、非石鹸アニオン性界面活性剤の中和塩形態、又はそれらの混合物を含み、好ましくは非石鹸アニオン性界面活性剤プレミックスが、当該非石鹸アニオン性界面活性剤の50重量%〜90重量%の非石鹸アニオン性界面活性剤の中和塩形態を含む、界面活性剤プレミックスを調製する工程と、
c.ポリマープレミックス及び界面活性剤プレミックスを、ポリマープレミックスと界面活性剤プレミックスとの、2:1〜1:25、好ましくは1.5:1〜1:10の重量比で組み合わせる工程と、
d.ポリマープレミックス及び界面活性剤プレミックスを混合する工程と、
e.任意に1つ以上の補助成分を添加する工程と、
f.最終の不透明な液体洗浄剤組成物を回収する工程と、を含む、方法である。
本発明に従って作製された水溶性単位用量物品である。
方法
本発明の態様は、不透明な液体洗濯洗剤組成物を作製する方法である。「液体洗濯洗剤組成物」という用語は、布地を濡らし、処理することが可能な液体を含む、任意の洗濯洗剤組成物を意味し、限定するものではないが、液体、ゲル、ペースト、分散液などが挙げられる。液体組成物は、固体又は気体を適宜分割された形態で含み得るものであるが、液体組成物としては、錠剤又は顆粒等の、全体として非流動性の形態は除外する。
「不透明」とは、本明細書において、2.5mLのPSキュベット(1cmパス長)を使用して、未希釈で測定したときに400〜700nmの範囲を測定する、ColorQuest XE分光光度計を使用して測定して、1%未満の透過率を意味する。
本方法は、以下の工程を含む。
a.ポリマープレミックスを調製する工程。ポリマープレミックスは、
i.ポリマープレミックスの5重量%〜40重量%のアニオン性ポリエステルテレフタレートポリマーであって、1つ以上のアニオン性基でグラフトしたポリエステルテレフタレート骨格である、アニオン性ポリエステルテレフタレートポリマーと、
ii.ポリマープレミックスの60重量%〜95重量%の溶媒であって、水性溶媒、非水性溶媒、又はそれらの混合物である、溶媒と、を含む。
好ましくは、ポリマープレミックスは、ポリエステルテレフタレートのガラス転移温度を超える温度で調製される。当業者には、ガラス転移温度を計算する方法、並びにポリエステルテレフタレートのガラス転移温度を超える温度を調整及び維持する方法が認識されよう。好ましくは、ポリマープレミックスは、50℃〜80℃、より好ましくは50℃〜70℃、更により好ましくは50℃〜65℃の温度で調製される。
アニオン性ポリエステルテレフタレートポリマー及び溶媒は、互いに任意の順番で添加されてもよい。例えば、アニオン性ポリエステルテレフタレートポリマーを溶媒に添加してもよい。あるいは、溶媒をアニオン性ポリエステルテレフタレートポリマーに添加してもよい。
アニオン性ポリエステルテレフタレートポリマー及びポリマーは、任意の好適なミキサーを使用して混合され得る。
当業者であれば、好適な混合手段を認識しているであろう。好適なミキサーとしては、スタティックミキサー、ダイナミックミキサー、又はそれらの組み合わせが挙げられる。スタティックミキサーで混合するとき、好ましくは溶媒及びアニオン性ポリエステルテレフタレートポリマーは、1/s〜100/s、より好ましくは3/s〜10/sで、15℃〜30℃、より好ましくは17℃〜25℃の温度で共に混合される。好適なスタティックミキサーの例としては、Sulzerから市販されているSMX範囲のスタティックミキサーが挙げられる。ダイナミックミキサーを使用するとき、好ましくは溶媒及びアニオン性ポリエステルテレフタレートポリマーは、40rpm〜500rpmで共に混合される。好ましくは、アニオン性ポリエステルテレフタレートポリマー及び溶媒は、15℃〜30℃、より好ましくは17℃〜25℃の温度でダイナミックミキサーを使用して、1分〜20分、好ましくは2.5分〜18分にわたって混合される。好適なダイナミックミキサーの例としては、ピッチブレードミキサー、ディスクタービンミキサー、又はプロペラミキサーが挙げられる。そのようなミキサーは周知であり、多くの商業ソースから入手可能である。
ポリマープレミックスは、以下でより詳細に説明されている。
b.界面活性剤プレミックスを調製する工程。界面活性剤プレミックスは、当該界面活性剤プレミックスの10重量%〜70重量%、好ましくは20重量%〜65重量%、より好ましくは40重量%〜60重量%の非石鹸界面活性剤を含み、非石鹸界面活性剤は、当該非石鹸界面活性剤の好ましくは50重量%〜100重量%、好ましくは70重量%〜100重量%、より好ましくは90重量%〜100重量%の非石鹸アニオン性界面活性剤を含み、非石鹸アニオン性界面活性剤は、当該非石鹸アニオン性界面活性剤のプロトン化形態、非石鹸アニオン性界面活性剤の中和塩形態、又はそれらの混合物を含み、好ましくは非石鹸アニオン性界面活性剤プレミックスは、当該非石鹸アニオン性界面活性剤の50重量%〜90重量%の非石鹸アニオン性界面活性剤の中和塩形態を含む。
界面活性剤プレミックスは、以下でより詳細に説明される。
c.ポリマープレミックス及び界面活性剤プレミックスを、ポリマープレミックスと界面活性剤プレミックスとの、2:1〜1:25、好ましくは1.5:1〜1:10の重量比で組み合わせる工程。
ポリマープレミックス及び界面活性剤プレミックスは、互いに任意の順序で添加してもよい。例えば、ポリマープレミックスを界面活性剤プレミックスに添加してもよい。あるいは、界面活性剤プレミックスをポリマープレミックスに添加してもよい。好ましくは、ポリマープレミックスは、界面活性剤プレミックスに添加される。好ましくは、ポリマープレミックスを添加して、ポリマープレミックス及び界面活性剤が組み合わされるときに、ポリマープレミックスが、界面活性剤プレミックスに効率的に混合されるのを保証するため、界面活性剤プレミックスが混合されている。
界面活性剤プレミックスは、任意の好適な混合手段を使用して混合され得る。当業者には、好適なミキサーが認識されよう。好適なミキサーとしては、スタティックミキサー、ダイナミックミキサー、又はそれらの組み合わせが挙げられる。スタティックミキサーで混合するとき、好ましくは界面活性剤プレミックスは、1/s〜100/s、より好ましくは3/s〜10/sで、15℃〜30℃、より好ましくは17℃〜25℃の温度で混合される。好適なスタティックミキサーの例としては、Sulzerから市販されているSMX範囲のスタティックミキサーが挙げられる。ダイナミックミキサーを使用するとき、好ましくは界面活性剤プレミックスは、40rpm〜500rpmで混合される。好適なダイナミックミキサーの例としては、ピッチブレードミキサー、ディスクタービンミキサー、又はプロペラミキサーが挙げられる。そのようなミキサーは周知であり、多くの商業ソースから入手可能である。
好ましくは、ポリマープレミックス及び界面活性剤プレミックスは、15℃〜30℃、より好ましくは17℃〜25℃の温度で組み合わされる。
d.ポリマープレミックス及び界面活性剤プレミックスを混合する工程。
当業者であれば、好適な混合手段が認識されよう。好適なミキサーとしては、スタティックミキサー、ダイナミックミキサー、又はそれらの組み合わせが挙げられる。スタティックミキサーで混合するとき、好ましくは界面活性剤プレミックス及びポリマープレミックスは、1/s〜100/s、より好ましくは3/s〜10/sで、15℃〜30℃、より好ましくは17℃〜25℃の温度で共に混合される。好適なスタティックミキサーの例としては、Sulzerから市販されているSMX範囲のスタティックミキサーが挙げられる。ダイナミックミキサーを使用するとき、好ましくは界面活性剤プレミックス及びポリマープレミックスは、40rpm〜500rpmで共に混合される。好ましくは、ポリマープレミックス及び界面活性剤プレミックスは、15℃〜30℃、より好ましくは17℃〜25℃の温度でダイナミックミキサーを使用して、1分〜20分、好ましくは2.5分〜18分にわたって混合される。好適なダイナミックミキサーの例としては、ピッチブレードミキサー、ディスクタービンミキサー、又はプロペラミキサーが挙げられる。そのようなミキサーは周知であり、多くの商業ソースから入手可能である。
e.任意に1つ以上の補助成分を添加する工程。
補助成分は、非イオン性界面活性剤、キレート剤、香料、染料、酵素、ポリエチレンイミン類、多糖類ポリマー、ポリエチレングリコールポリマー、又はそれらの混合物から選択され得る。この液体洗濯洗剤組成物は、色相染料、ポリマー、ビルダー、移染防止剤、分散剤、酵素安定剤、触媒材料、漂白剤、漂白活性化剤、ポリマー分散剤、再付着防止剤、泡抑制剤、審美的染料、乳白剤、香料、香料送達系、構造化剤、ヒドロトロープ、加工助剤、顔料、両性界面活性剤、環状ジアミン、双性イオン性ポリアミン、抗酸化剤、保存剤、及びそれらの混合物から選択される他の補助成分を更に含んでもよい。補助成分は、任意の順序で添加されてもよい。当業者には、補助成分(複数可)を添加する方法及びその濃度が認識されよう。
f.最終の不透明な液体洗浄剤組成物を回収する工程。
当業者には、最終の不透明な液体洗濯洗剤組成物を回収する方法が認識されよう。液体洗濯洗剤組成物は、中間保管のためのタンク又は容器に回収されてもよい。あるいは、液体洗濯洗剤組成物は、ボトルに回収されてもよく、このボトルは、消費者に直接販売されてもよい。あるいは、液体洗濯洗剤組成物は、水溶性単位用量物品に回収されてもよい。液体洗濯洗剤組成物は、水溶性の単位用量の物品に添加される前に保管タンクに一時的に保管されてもよい。水溶性単位用量物品は、単位用量物品が水溶性フィルムによって取り囲まれた少なくとも1つの内部区画を含むような形状の水溶性フィルムを含む。単位用量物品は、内部区画を画定するように互いに封止された、第1の水溶性フィルムと、第2の水溶性フィルムとを含んでよい。水溶性単位用量物品は、保管中に洗剤組成物が区画から漏れ出さないように構成される。しかし、水溶性単位用量物品を水に添加する際、水溶性フィルムが溶解して、内部区画の内容物が洗浄液中に放出される。
区画は、洗剤組成物を保持する、単位用量物品内の密閉された内部空間を意味する、と理解すべきである。製造中、第1の水溶性フィルムは、洗剤組成物が添加される開口区画を含むような形状でよい。次に、区画の開口部を閉じる向きで、第1のフィルムを第2の水溶性フィルムで覆う。第1及び第2のフィルムを、次に、封止領域に沿って共に封止する。
単位用量物品は、2つ以上の区画、更には少なくとも2つの区画、又は更には少なくとも3つの区画を含んでよい。区画は、重ね合わせる配向で、即ち、一方が他方の上に位置するように配置されてよい。このような配向では、単位用量物品は、上部、中央及び下部の3つのフィルムを含む。あるいは、区画は、平行した配向で、即ち、一方が他方に隣接する配向で位置してよい。区画は、更に「タイヤ及びリム」配置での配向であってよく、即ち、第1の区画が第2の区画に隣接して位置するが、第1の区画が第2の区画を少なくとも部分的に取り囲み、しかし、第2の区画を完全には囲まない。あるいは、1つの区画が別の区画内に完全に囲まれてもよい。
単位用量物品が少なくとも2つの区画を含む場合、区画のうちの1つがその他の区画より小さくてもよい。単位用量物品が少なくとも3つの区画を含む場合、区画のうちの2つが第3の区画より小さくてもよく、また好ましくは小さい方の区画が大きい方の区画上に重ね合わせられていてもよい。重ね合わせられた区画は、好ましくは平行して配向される。
多区画配向では、本発明による洗剤組成物が区画の少なくとも1つ内に含まれてもよい。例えば、洗剤組成物は1つの区画のみに含まれてもよく、あるいは2つの区画、又は更には3つの区画に含まれてもよい。
各区画は、同一の組成物又は異なる組成物を含んでもよい。異なる組成物は全て同一形態であってもよい、又は異なる形態であってもよい。
水溶性単位用量物品は少なくとも2つの内部区画を含んでよく、液体洗濯洗剤組成物が本区画の少なくとも1つ内に含まれ、好ましくは、単位用量物品が少なくとも3つの区画を含み、洗剤組成物が本区画の少なくとも1つ内に含まれる。
図1は、本発明による水溶性単位用量物品(1)を開示する。水溶性単位用量物品(1)は、封止領域(4)で共に封止される、第1の水溶性フィルム(2)及び第2の水溶性フィルム(3)を含む。液体洗濯洗剤組成物(5)は、水溶性可溶性単位用量物品(1)内に含まれる。
本発明のフィルムは、水溶性又は水分散性である。好ましくは、水溶性フィルムの厚さは、20μm〜150μm、好ましくは35μm〜125μm、更により好ましくは50μm〜110μm、とりわけ好ましくは約76μmである。
好ましくは、最大孔径が20μmのガラスフィルタの使用後に、本明細書に記載の方法によって測定したフィルムの水溶性は、少なくとも50%、好ましくは少なくとも75%、又は更には少なくとも95%である。
予め秤量した3Lのビーカーに、5グラム±0.1グラムのフィルム材料を添加し、2L±5mLの蒸留水を添加する。これを、600rpmに設定した磁気撹拌器(Lablineモデル番号1250又は等価物、及び5cmの磁気撹拌器)で、30℃にて30分間にわたり激しく撹拌する。その後、混合物を、上記で定義した孔径(最大20μm)の折り畳んだ定性分析用焼結ガラス濾過器により濾過する。任意の従来の方法によって、回収した濾液から水を乾燥させ、残った材料の重量を求める(これが溶解画分又は分散画分である)。次に、溶解度又は分散性の百分率を計算することができる。
好ましいフィルム材料は、好ましくはポリマー材料である。フィルム材料を、当該技術分野において公知の、例えば、ポリマー材料の注型成形、吹込成形、押出成形又は吹込押出成形によって得ることができる。
パウチ材料として使用するのに好適な好ましいポリマー、コポリマー、又はそれらの誘導体は、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアルキレンオキサイド、アクリルアミド、アクリル酸、セルロース、セルロースエーテル、セルロースエステル、セルロースアミド、ポリビニルアセテート、ポリカルボン酸及び塩、ポリアミノ酸又はペプチド、ポリアミド、ポリアクリルアミド、マレイン酸/アクリル酸のコポリマー、デンプン及びゼラチンを含む多糖類、キサンタン及びカラゴムなどの天然ゴムから選択される。より好ましいポリマーは、ポリアクリレート及び水溶性アクリレートコポリマー、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、デキストリン、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、マルトデキストリン、ポリメタクリレートから選択され、最も好ましくは、ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコールコポリマー及びヒドロキシプロピルメチルセルロース(hydroxypropyl methyl cellulose、HPMC)、並びにこれらの組み合わせから選択される。好ましくは、パウチ材料中のポリマー、例えば、PVAポリマーの濃度は、少なくとも60%である。ポリマーは、任意の重量平均分子量を有してもよく、好ましくは、約1000〜1,000,000、より好ましくは、約10,000〜300,000、更により好ましくは、約20,000〜150,000である。
好ましくは、水溶性フィルムは、ポリビニルアルコールポリマー又はコポリマー、好ましくはポリビニルアルコールポリマー及び/又はポリビニルアルコールコポリマーのブレンドを含み、好ましくは、スルホン化及びカルボキシル化アニオン性ポリビニルアルコールコポリマー、特にカルボキシル化アニオン性ポリビニルアルコールコポリマー、最も好ましくはポリビニルアルコールホモポリマー及びカルボキシル化アニオン性ポリビニルアルコールコポリマーのブレンドから選択される。
好ましいフィルムは、冷水、すなわち、加熱されていない蒸留水中で良好な溶解を呈するものである。好ましくは、そのようなフィルムは、24℃の温度にて、更により好ましくは10℃にて良好な溶解を呈する。良好な溶解とは、上述の最大孔径が20μmのガラスフィルタの使用後に、本明細書に記載の方法により測定したフィルムの呈する水溶性が、少なくとも50%、好ましくは少なくとも75%、又は更には少なくとも95%であることを意味する。
好ましいフィルムには、Monosolによって商品参照番号M8630、M8900、M8779、M8310として供給されているものがある。
フィルムは、不透明でも、透明でも、半透明でもよい。フィルムは、印刷された領域を含んでもよい。
印刷領域は、フレキソ印刷又はインクジェット印刷などの標準的な技術を使用して得ることができる。
フィルムは、嫌悪剤、例えば苦味剤を含んでもよい。好適な苦味剤としては、ナリンギン、サッカロースオクタアセテート、塩酸キニーネ、デナトニウムベンゾエート、又はこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。任意の好適な濃度の嫌悪剤をフィルムに使用してよい。好適な濃度としては、1〜5000ppm、又は更には100〜2500ppm、又は更には250〜2000rpmが挙げられるが、これらに限定されない。
この方法は、連続方法又はバッチ方法であってもよい。
ポリマープレミックス
ポリマープレミックスは、当該ポリマープレミックスの5重量%〜40重量%、好ましくは10重量%〜35重量%、より好ましくは15重量%〜25重量%のポリエステルテレフタレートを含み、ポリエステルテレフタレートは、1つ以上のアニオン性基でグラフトしたポリエステルテレフタレート骨格である。ポリエステルテレフタレートは、以下でより詳細に説明される。
理論に束縛されるものではないが、ポリエステルテレフタレートのレベルが低すぎる場合、最終の液体洗濯洗剤組成物において最適以下の不透明化効果が達成される。ポリマー組成物中のポリエステルテレフタレートのレベルが高すぎる場合、それは溶解せず、ポリマープレミックス及び液体洗濯洗剤組成物中に存在する未溶解の沈殿物をもたらす。過剰な未溶解ポリエステルテレフタレートを溶解するために、より多くの水又は非水性溶媒の添加が必要とされるが、これは、性能価値を付加しない更なる材料をもたらす。
したがって、本発明はまた、効果的に配合され得、最終の液体洗濯洗剤組成物の効果的な不透明度を達成することができる一方で、ポリマープレミックス及び最終の液体洗濯洗剤組成物の安定性を維持する。
ポリマープレミックスは、ポリマー組成物の5重量%〜40重量%、好ましくは5重量%〜15重量%、より好ましくは6重量%〜12重量%、更により好ましくは7重量%〜10重量%の水を含む。
ポリマープレミックスは、ポリマー組成物の20重量%〜90重量%、好ましくは55重量%〜85重量%、より好ましくは60重量%〜80重量%、最も好ましくは65重量%〜75重量%の非水性溶媒を含む。好ましくは、非水性溶媒及び水は、5:1〜15:1、好ましくは8:1〜10:1の重量比である。
理論によって束縛されるものではないが、ポリマープレミックスを使用して、水溶性単位用量物品内の液体洗濯洗剤組成物中に配合されるとき、非水性溶媒及び水のレベル及び比を制御することが特に好ましい。そのような制御は、水溶性フィルムの完全性を確保するために必須である。過剰な水は、早期溶解に起因してフィルムの破損を引き起こし、過剰な非水性溶媒は、フィルムが過度に「締まりがなく」、単位用量物品が構造的完全性を失うことに起因して、水溶性単位用量物品の破損を引き起こす。
好ましくは、ポリマープレミックスは、ポリマー組成物の20重量%〜90重量%、より好ましくは55重量%〜85重量%、更により好ましくは60重量%〜80重量%、最も好ましくは65重量%〜75重量%の非水性溶媒を含み、非水性溶媒は、エタノール、プロパノール(好ましくは1−プロパノール)、ブタノール(好ましくは1−ブタノール)、エチレングリコール、プロピレングリコール(好ましくは1,2−プロピレングリコール)、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセロール、トリメチレングリコール、又はそれらの混合物を含み、好ましくはポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、又はそれらの混合物は、100〜800、より好ましくは200〜400の平均分子量を有する。より好ましくは、ポリマープレミックスは、当該ポリマープレミックスの20重量%〜90重量%、より好ましくは55重量%〜85重量%、更により好ましくは60重量%〜80重量%、最も好ましくは65重量%〜75重量%の非水性溶媒を含み、非水性溶媒は、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、プロピレングリコール(好ましくは1,2−プロピレングリコール)、及びグリセロール、並びにそれらの混合物、最も好ましくはプロピレングリコール(好ましくは1,2−プロピレングリコール)及びグリセロールの混合物を含む。最も好ましくは、プロピレングリコール及びグリセロールは、2:1〜5:1、好ましくは3:1〜4:1の重量比である。
好ましくは、ポリマープレミックスは、ポリマー組成物の60重量%〜95重量%、好ましくは65重量%〜90重量%、より好ましくは75重量%〜85重量%の水性及び非水性溶媒を含む。好ましくは、ポリマープレミックスは、水性及び非水性溶媒組成物を組み合わせたポリマーの、5重量%〜15重量%の水、15重量%〜25重量%のグリセロール、及び60重量%〜80重量%のプロピレングリコール(好ましくは1,2−プロピレングリコール)を含む。
好ましくは、ポリマープレミックスは、20℃で未希釈で測定して、3〜8、好ましくは4〜6のpHを有する。当業者には、pHを測定するための既知の方法が認識されよう。当業者には、好適な酸性又はアルカリ性材料の添加によって好ましい範囲内にあるようにpHを調整する方法が認識されよう。
好ましくは、ポリマープレミックスは、TA Instrumentsレオメータ(好ましくはモデルAR−G2、AR2000ex、又は同等物)を10/sで、40mmの平行プレート及び500又は1000μmのギャップと共に使用して測定したとき、20℃で10mPa.s〜1000mPa.s、好ましくは100mPa.s〜750mPa.s、最も好ましくは200mPa.s〜400mPa.sの粘度を有し、この手順は、30秒、20℃で、予せん断なしに調整する工程に続いて、0.01〜1200/sの連続ランプ、32ポイント/decadeのログスケール、3分の走行を含む。
ポリマープレミックスは、不透明である。「不透明」とは、本明細書において、2.5mLのPSキュベット(1cmパス長)を使用して、未希釈で測定したときに400〜700nmの範囲を測定する、ColorQuest XE分光光度計を使用して測定して、1%未満の透過率を意味する。
界面活性剤プレミックス
界面活性剤プレミックスは、当該界面活性剤プレミックスの10重量%〜70重量%、好ましくは20重量%〜65重量%、より好ましくは40重量%〜60重量%の非石鹸界面活性剤を含み、非石鹸界面活性剤は、当該非石鹸界面活性剤の好ましくは50重量%〜100重量%、好ましくは70重量%〜100重量%、より好ましくは90重量%〜100重量%の非石鹸アニオン性界面活性剤を含み、非石鹸アニオン性界面活性剤は、当該非石鹸アニオン性界面活性剤のプロトン化形態、非石鹸アニオン性界面活性剤の中和塩形態、又はそれらの混合物を含み、好ましくは非石鹸アニオン性界面活性剤プレミックスは、当該非石鹸アニオン性界面活性剤の50重量%〜90重量%、好ましくは55重量%〜85重量%の非石鹸アニオン性界面活性剤の中和塩形態、及び当該界面活性剤プレミックスの10重量%〜50重量%、好ましくは15重量%〜45重量%の非石鹸アニオン性界面活性剤の酸形態を含む。当業者であれば、好適な中和剤を使用して、非石鹸アニオン性界面活性剤の酸検体を中和する方法を知っているであろう。界面活性剤プレミックスは、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、アルカリ金属、又はそれらの混合物を含み得る。
好ましくは、非石鹸アニオン性界面活性剤は、アルキルベンゼンスルホネート、アルキルサルフェート、アルコキシル化アルキルサルフェート、又はそれらの混合物から選択される。
より好ましくは、非石鹸アニオン性界面活性剤は、線状アルキルベンゼンスルホネート及びアルコキシル化アルキルサルフェートの混合物、より好ましくは線状アルキルベンゼンスルホネート及びエトキシル化アルキルサルフェートの混合物である。
好ましくは、線状アルキルベンゼンスルホネートとアルコキシル化アルキルサルフェートとの重量比、より好ましくは線状アルキルベンゼンスルホネートとエトキシル化アルキルサルフェートとの重量比は、1:2〜20:1、好ましくは1.1:1〜15:1、より好ましくは1.2:1〜10:1、更により好ましくは1.3:1〜5:1、最も好ましくは1.4:1〜3:1である。
線状アルキルベンゼンスルホネートとエトキシル化アルキルサルフェートとの重量比は、1:10〜20:1、好ましくは1:7〜3:1、より好ましくは1:5〜1.5:1であり得る。
好ましくは、液体洗濯洗剤組成物は、当該液体洗濯洗剤組成物の最大50重量%、好ましくは5重量%〜50重量%、より好ましくは10重量%〜45重量%、更により好ましくは15重量%〜40重量%の非石鹸アニオン性界面活性剤を含み得る。
界面活性剤プレミックスは、溶媒を含んでもよく、界面活性剤プレミックスに含まれる溶媒は、水、エタノール、プロパノール(好ましくは1−プロパノール)、ブタノール(好ましくは1−ブタノール)、エチレングリコール、プロピレングリコール(好ましくは1,2−プロピレングリコール)、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、又はポリプロピレングリコール(好ましくは100〜800、好ましくは200〜400の平均分子量を有する)、グリセロール、トリメチレングリコール、又はそれらの混合物、好ましくは水、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、グリセロール、及びそれらの混合物から選択され得る。
液体洗濯洗剤組成物
好ましくは、液体洗浄剤は、非イオン性界面活性剤を更に含む。非イオン性界面活性剤は、界面活性剤プレミックスの一部として配合され得るか、又は好ましくは界面活性剤プレミックスの一部として後で添加されてもよい。液体洗濯洗剤組成物は、好ましくは、当該液体洗濯洗剤組成物の10重量%未満、好ましくは0重量%〜9.5重量%、好ましくは0.01重量%〜9重量%、より好ましくは0.1重量%〜7重量%、更により好ましくは1重量%〜5重量%、最も好ましくは1重量%〜3重量%の脂肪アルコールエトキシレート非イオン性界面活性剤を含む。好ましくは、脂肪アルコールエトキシレートは、5〜30、好ましくは8〜18、より好ましくは10〜16、最も好ましくは12〜15の平均アルキル炭素鎖長を有する。好ましくは、脂肪アルコールエトキシレートは、0.5〜20、好ましくは1〜15、より好ましくは5〜12、更により好ましくは6〜10、最も好ましくは7〜8の平均エトキシル化度を有する。
好ましくは、非石鹸アニオン性界面活性剤と脂肪アルコールエトキシレート非イオン性界面活性剤との重量比は、5:1〜23:1、好ましくは7:1〜23:1、より好ましくは8:1〜23:1、最も好ましくは9:1〜20:1である。
液体洗濯洗剤組成物は、当該液体洗濯洗剤組成物の10重量%未満、好ましくは8重量%未満、最も好ましくは1重量%〜8重量%の脂肪酸、中和脂肪酸石鹸、又はそれらの混合物を含む。この脂肪酸、中和脂肪酸石鹸、又はそれらの混合物は、界面活性剤プレミックスの一部として配合され得るか、又は好ましくは界面活性剤プレミックスの一部として後で添加されてもよい。
液体洗剤組成物に含まれる溶媒は、水、エタノール、プロパノール(好ましくは1−プロパノール)、ブタノール(好ましくは1−ブタノール)、エチレングリコール、プロピレングリコール(好ましくは1,2−プロピレングリコール)、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、又はポリプロピレングリコール(好ましくは100〜800、好ましくは200〜400の平均分子量を有する)、グリセロール、トリメチレングリコール、又はそれらの混合物、好ましくは水、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、グリセロール、及びそれらの混合物から選択され得る。好ましくは、溶媒は、液体洗剤組成物の10重量%〜40重量%、好ましくは15重量%〜30重量%の非水性溶媒を含み、非水性溶媒は、好ましくは当該非水性溶媒の40重量%〜80重量%、好ましくは50重量%〜70重量%のプロピレングリコール、当該非水性溶媒の10重量%〜30重量%、好ましくは15重量%〜25重量%のジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、及びそれらの混合物、並びに当該非水性溶媒の10重量%〜30重量%、好ましくは15重量%〜25重量%のグリセロールを含む。好ましくは、液体洗剤組成物は、最終組成物の1〜25重量%、好ましくは5重量%〜15重量%の水を含む。
液体洗濯洗剤組成物はまた、キレート剤、香料、染料、酵素、(アルコキシル化)ポリエチレンイミン類、多糖類ポリマー、ポリエチレングリコールポリマー、又はそれらの混合物から選択され得る補助成分を含んでもよい。この液体洗濯洗剤組成物は、色相染料、ポリマー、ビルダー、移染防止剤、分散剤、酵素安定剤、触媒材料、漂白剤、漂白活性化剤、ポリマー分散剤、再付着防止剤、泡抑制剤、審美的染料、乳白剤、香料、香料送達系、構造化剤、ヒドロトロープ、加工助剤、顔料、両性界面活性剤、環状ジアミン、双性イオン性ポリアミン、抗酸化剤、保存剤、及びそれらの混合物から選択される他の補助成分を更に含んでもよい。
好ましくは、液体洗濯洗剤組成物は、6〜10、好ましくは7〜9、より好ましくは7〜8のpHを有する。好ましくは、液体洗濯洗剤組成物は、アルカノールアミン類、好ましくはモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、又はそれらの混合物、最も好ましくはモノエタノールアミンから選択されるpH調整剤を含む。
ポリエステルテレフタレート
ポリエステルテレフタレートは、1つ以上のアニオン性基、より好ましくはプロピレンテレフタレートのアニオン性ポリエステルでグラフトしたポリエステルテレフタレート骨格である。
好適なアニオン性ポリエステルは、テレフタル酸、5−スルホイソフタル酸又は5−スルホイソフタル酸の塩から、エチレングリコール又はポリエチレングリコール、プロピレングリコール又はポリプロピレングリコール、及びポリアルキレングリコールモノアルキルエーテルから、任意に重縮合可能な3〜6個の官能基、特に酸、アルコール、又はエステル官能基を有する更なるモノマーから誘導されるものである。
好ましくは、ポリエステルテレフタレートは、構造単位(I)〜(III)の組み合わせを含み、
(I) −[(OCHR−CHR−O−OC−Ar−CO−]
(II) −[(OCHR−CHR−O−OC−sAr−CO−]
(III) −[(OCHR−CHR−OR
式中、
a、b及びcは、1〜200であり、
d、e及びfは、1〜50であり、
Arは、1,4−置換フェニレンであり、
sArは、5位がSOMeにより置換された1,3−置換フェニレンであり、
Meは、Li、K、Mg/2、Ca/2、Al/3、アンモニウム、モノ−、ジ−、トリ−、若しくはテトラアルキルアンモニウム(アルキル基が、(C〜C22)アルキル若しくは(C〜C10)ヒドロキシアルキルである)、又はそれらの混合物であり、
、R、R、R、R、及びRは、独立して、H又は(C〜C18)n−若しくはイソ−アルキル、好ましくはメチルから選択され、Rは、線状若しくは分枝状(C〜C18)アルキル、又は線状若しくは分枝状(C〜C30)アルケニル、又は5〜9個の炭素原子を有するシクロアルキル基、又は(C〜C30)アリール基、又は(C〜C50)アリールアルキル基、好ましくはフェニル若しくはベンジルである。
好ましくは、ポリエステルテレフタレートは、構造単位(I)〜(III)を含み、
〜Rは、独立して、H又はメチルであり、
は、メチルであり、
a、b、及びcは、1〜20の数であり、好ましくはa及びbは、1であり、cは、2〜10の数であり、
dは、1〜25、好ましくは1〜10、より好ましくは1〜5の数であり、
eは、1〜30、好ましくは2〜15、より好ましくは3〜10の数であり、
fは、0.05〜15、好ましくは0.1〜10、より好ましくは0.25〜3の数である。
本発明によるポリエステルテレフタレートは、一般に700〜50000g/mol、好ましくは800〜25000g/mol、より好ましくは1000〜15000g/mol、最も好ましくは1200〜12000g/molの数平均分子量を有する。
好適なソイルリリースポリマーは、Clariantにより、TexCare(登録商標)シリーズのポリマー、例えば、TexCare(登録商標)SRA300として販売されている。
液体洗濯洗剤組成物は、当該液体洗濯洗剤組成物の0.1重量%〜10重量%、好ましくは0.5重量%〜8重量%、より好ましくは1重量%〜7重量%、更により好ましくは1.5重量%〜6重量%、最も好ましくは2重量%〜6重量%のアニオン性ポリエステルテレフタレートソイルリリースポリマーを含み得る。
液体洗剤組成物は、不透明である。「不透明」とは、本明細書において、2.5mLのPSキュベット(1cmパス長)を使用して、未希釈で測定したときに400〜700nmの範囲を測定する、ColorQuest XE分光光度計を使用して測定して、1%未満の透過率を意味する。
本明細書で開示する寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳密に限られるとして理解されるべきではない。その代わりに、特に指示がない限り、このような寸法はそれぞれ、列挙された値とその値を囲む機能的に同等な範囲との両方を意味することが意図されている。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味することが意図される。
図1は、本発明に従って作製された水溶性単位用量物品(1)が開示される。水溶性単位用量物品(1)は、封止領域(4)で共に封止される、第1の水溶性フィルム(2)及び第2の水溶性フィルム(3)を含む。液体選択洗剤組成物(5)は、水溶性可溶性単位用量物品(1)内に含まれる。
(実施例1)
本発明によるポリマープレミックス(実施例I)が作成され、界面活性剤プレミックスに添加されて、洗剤組成物を不透明化するその能力を明示した。同じポリマーはまた、比較例Iとして、この界面活性剤プレミックスに粉末として直接添加された。本発明によるポリマープレミックス(実施例I)の添加は、得られた洗剤組成物の所望の不透明化につながったが、ポリマー粉末(比較例I)の直接添加は、洗剤組成物を等しく不透明化しなかった。更に、比較例Iでは、物理的に不安定な洗剤配合物が得られる。
40%超のTexcare SRA300を含むポリマープレミックス、すなわち本発明によるポリマーを、等しいP−ジオール−グリセロール−水の比で配合したとき(比較例II)、未溶解のTexcare SRA300粉末の物理的分離が、一晩保管した後に等しく観察される。
理論的に束縛されるものではないが、ポリマープレミックス内の溶解したTexcare SRA300ポリマーは、顕微鏡測定によって証明されるように、微分散したミクロンサイズの液滴において再配向し、したがって界面活性剤プレミックス中で未溶解のままである直接粉末を添加したTexcare SRA300とは反対に、不透明性をもたらすと考えられる。
プレミックス:
・アニオン性ポリエステルテレフタレート:Texcare SRA300(前Clariant)
・ポリマープレミックス(本発明による):
ポリマープレミックスは、1,2−プロパンジオール、グリセロール、及び水の標準混合を通して下記の割合で生成される。結果として、Texcare SRA300は、粉末として添加され、55℃で1時間撹拌し、最初の15分間の粉末溶解の初期観察後に、不透明なプレミックスが生じた。顕微鏡法は、微分散したミクロンサイズの液滴の存在、一方で未溶解のTexcare SRA300粒子の不在を確認した。
Figure 2019127596
・界面活性剤プレミックス:界面活性剤プレミックスは、記載される構成要素の標準混合を通して生成される。
Figure 2019127596
・ポリマープレミックス−界面活性剤プレミックスの混合物の調製:
ポリマープレミックス及び界面活性剤プレミックスを、標準混合を通して室温で混合し、それによりTexcare SRA300が、得られる組成物中に5.8%存在するようになる。
・界面活性剤プレミックスへの、Texcare SRA300粉末の直接添加:
Texcare SRA300粉末を、界面活性剤プレミックスに添加し、それによりTexcare SRA300が、得られる組成物中に5.8%存在するようになる。この溶液は、55℃で1時間、標準混合を通して混合された。あるいは、Texcare SRA300を、異なるpH(1.2〜9.7)、温度(93℃まで)、及び混合時間(1時間30分まで)で、界面活性剤プレミックス作製の異なる段階で添加した。
試験結果:
ポリマープレミックス−界面活性剤プレミックスの混合物(実施例I)は、物理的に安定した不透明な洗剤組成物をもたらしたが、同様の処理活動にもかかわらず、界面活性剤プレミックスの上に、又は界面活性剤プレミックス(比較例I)作製の異なる段階中の、粉末としてのTexcare SRA300の直接添加は、本発明によるポリマープレミックス(実施例I)と同程度の不透明性を達成することができず、顕微鏡によって証明されるように、未溶解のTexcare SRA300粒子を依然として含んでいた。更に、比較例Iの製剤では、室温で一晩保管した後、相分離が観察され、透明な界面活性剤プレミックス相及び分離した未溶解のTexcare SRA300粉末が得られる。

Claims (15)

  1. 不透明な液体洗剤組成物を作製する方法であって、
    a.ポリマープレミックスを調製する工程であって、前記ポリマープレミックスが、
    i.前記ポリマープレミックスの5重量%〜40重量%のアニオン性ポリエステルテレフタレートであって、1つ以上のアニオン性基でグラフトしたポリエステルテレフタレート骨格を有する、アニオン性ポリエステルテレフタレートと、
    ii.前記ポリマープレミックスの60重量%〜95重量%の溶媒であって、水性溶媒、非水性溶媒、又はそれらの混合物である、溶媒と、を含む、ポリマープレミックスを調製する工程と、
    b.界面活性剤プレミックスを調製する工程であって、前記界面活性剤プレミックスが、前記界面活性剤プレミックスの10重量%〜70重量%、好ましくは20重量%〜65重量%、より好ましくは40重量%〜60重量%の非石鹸界面活性剤を含み、前記非石鹸界面活性剤が、前記非石鹸界面活性剤の好ましくは50重量%〜100重量%、好ましくは70重量%〜100重量%、より好ましくは90重量%〜100重量%の非石鹸アニオン性界面活性剤を含み、前記非石鹸アニオン性界面活性剤が、前記非石鹸アニオン性界面活性剤のプロトン化形態、非石鹸アニオン性界面活性剤の中和塩形態、又はそれらの混合物を含み、好ましくは前記非石鹸アニオン性界面活性剤プレミックスが、前記非石鹸アニオン性界面活性剤の50重量%〜90重量%の非石鹸アニオン性界面活性剤の中和塩形態を含む、界面活性剤プレミックスを調製する工程と、
    c.前記ポリマープレミックス及び前記界面活性剤プレミックスを、前記ポリマープレミックスと前記界面活性剤プレミックスとの、2:1〜1:25、好ましくは1.5:1〜1:10の重量比で組み合わせる工程と、
    d.前記ポリマープレミックス及び前記界面活性剤プレミックスを混合する工程と、
    e.任意に1つ以上の補助成分を添加する工程と、
    f.最終の不透明な液体洗浄剤組成物を回収する工程と、を含む、方法。
  2. 前記方法が、連続方法又はバッチ方法である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ポリマープレミックスが、4〜8、好ましくは5〜7のpHを有する、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記界面活性剤プレミックスが、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、アルカリ金属、又はそれらの混合物を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記ポリエステルテレフタレートが、構造単位(I)〜(III)を含み、
    (I) −[(OCHR−CHR−O−OC−Ar−CO−]
    (II) −[(OCHR−CHR−O−OC−sAr−CO−]
    (III) −[(OCHR−CHR−OR
    式中、
    a、b及びcが、1〜200であり、
    d、e及びfが、1〜50であり、
    Arが、1,4−置換フェニレンであり、
    sArが、5位がSOMeにより置換された1,3−置換フェニレンであり、
    Meが、Li、K、Mg/2、Ca/2、Al/3、アンモニウム、モノ−、ジ−、トリ−、若しくはテトラアルキルアンモニウム(アルキル基が、(C〜C22)アルキル若しくは(C〜C10)ヒドロキシアルキルである)、又はそれらの混合物であり、
    、R、R3、、R及びRが、独立して、H又は(C〜C18)n−又はイソ−アルキル、好ましくはメチルから選択され、Rが、線状若しくは分枝状(C〜C18)アルキル、又は線状若しくは分枝状(C〜C30)アルケニル、又は5〜9個の炭素原子を有するシクロアルキル基、又は(C〜C30)アリール基、又は(C〜C50)アリールアルキル基、好ましくはフェニル若しくはベンジルであり、
    好ましくは、
    〜Rが、独立して、H又はメチルであり、
    が、メチルであり、
    a、b、及びcが、1〜20の数であり、好ましくはa及びbが、1であり、cが、2〜10の数であり、
    dが、1〜25、好ましくは1〜10、より好ましくは1〜5の数であり、
    eが、1〜30、好ましくは2〜15、より好ましくは3〜10の数であり、
    fが、0.05〜15、好ましくは0.1〜10、より好ましくは0.25〜3の数である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記ポリマープレミックスが、前記ポリマープレミックスの10重量%〜35重量%、好ましくは15重量%〜25重量%の前記ポリエステルテレフタレートを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記溶媒が、水、非水性溶媒、又はそれらの混合物を含み、前記非水性溶媒が、好ましくはエタノール、プロパノール(好ましくは1−プロパノール)、ブタノール(好ましくは1−ブタノール)、エチレングリコール、プロピレングリコール(好ましくは1,2−プロピレングリコール)、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセロール、トリメチレングリコール、又はそれらの混合物から選択され、好ましくは前記ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、又はそれらの混合物が、100〜800、より好ましくは200〜400の平均分子量を有し、好ましくは、前記非水性溶媒が、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、プロピレングリコール(好ましくは1,2−プロピレングリコール)、グリセロール、又はそれらの混合物、最も好ましくはプロピレングリコール(好ましくは1,2−プロピレングリコール)及びグリセロールの混合物から選択される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記ポリマープレミックスが、前記ポリマープレミックスの60重量%〜95重量%、好ましくは65重量%〜90重量%、より好ましくは75重量%〜85重量%の水性溶媒、非水性溶媒、又はそれらの混合物を含み、更により好ましくは前記ポリマープレミックスが、前記ポリマープレミックスの5重量%〜15重量%の水、前記ポリマープレミックスの15重量%〜25重量%のグリセロール、及び前記ポリマープレミックスの60重量%〜80重量%のプロピレングリコール(好ましくは1,2−プロピレングリコール)を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 工程cにおいて、前記ポリマープレミックスが、前記界面活性剤プレミックスに添加され、好ましくは前記界面活性剤プレミックスが、前記ポリマープレミックスが添加されると混合される、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 工程dにおいて、前記ポリマープレミックス及び前記界面活性剤プレミックスが、スタティックミキサー、ダイナミックミキサー、又はそれらの混合物を使用して混合される、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 工程dにおいて、前記ポリマープレミックス及び前記界面活性剤プレミックスが、15℃〜30℃、より好ましくは17℃〜25℃の温度で混合される、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記非石鹸アニオン性界面活性剤が、アルキルベンゼンスルホネート、アルキルサルフェート、アルコキシル化アルキルサルフェート、又はそれらの混合物から選択される、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記界面活性剤プレミックスが、溶媒を含み、前記界面活性剤プレミックスに含まれる前記溶媒が、水、エタノール、プロパノール(好ましくは1−プロパノール)、ブタノール(好ましくは1−ブタノール)、エチレングリコール、プロピレングリコール(好ましくは1,2−プロピレングリコール)、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、又はポリプロピレングリコール(好ましくは100〜800、好ましくは200〜400の平均分子量を有する)、グリセロール、トリメチレングリコール、又はそれらの混合物、好ましくは水、プロピレングリコール(好ましくは1,2−プロピレングリコール)、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、グリセロール、及びそれらの混合物から選択され得る、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記ポリマープレミックスが、前記ポリエステルテレフタレートのガラス転移温度を超える温度で調製され、好ましくは前記ポリマープレミックスが、50℃〜80℃、より好ましくは50℃〜70℃、更により好ましくは50℃〜65℃の温度で調製される、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記液体洗剤組成物が、水溶性単位用量物品に回収され、前記洗剤組成物が、水溶性フィルムによって包囲された内部区画に収容される、請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
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