JP2019127199A - 電動アシスト付の運搬台車 - Google Patents

電動アシスト付の運搬台車 Download PDF

Info

Publication number
JP2019127199A
JP2019127199A JP2018011152A JP2018011152A JP2019127199A JP 2019127199 A JP2019127199 A JP 2019127199A JP 2018011152 A JP2018011152 A JP 2018011152A JP 2018011152 A JP2018011152 A JP 2018011152A JP 2019127199 A JP2019127199 A JP 2019127199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive unit
braking
chassis frame
power
electromagnetic brake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018011152A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6865512B2 (ja
Inventor
正行 桑原
Masayuki Kuwabara
正行 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Aircraft Industry Co Ltd
Original Assignee
Showa Aircraft Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Aircraft Industry Co Ltd filed Critical Showa Aircraft Industry Co Ltd
Priority to JP2018011152A priority Critical patent/JP6865512B2/ja
Publication of JP2019127199A publication Critical patent/JP2019127199A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6865512B2 publication Critical patent/JP6865512B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Abstract

【課題】第1に、整備性,メンテナンス性が向上すると共に、第2に、製造が簡単容易化し、第3に、坂道発進時の安全性や操作性も向上する、電動アシスト付の運搬台車を提案する。【解決手段】この運搬台車12は、人力やアシスト力が付与されて走行可能であり、シャーシフレーム部,荷台部,駆動ユニット部15を有している。駆動ユニット部15は、左右一対設けられ、駆動輪よりなる左右の後輪91と共に、ユニット化されてケース17に収納されている。そして、シャーシフレーム部又は荷台部に、着脱可能に取付けられており、それぞれの後輪91に電動アシスト力を付与可能である。駆動ユニット部15は、それぞれ動力装置,動力伝達装置,制動装置を備えている。そして制動装置の電磁ブレーキ8は、制動解除指示時から所定遅延時間経過後に、制動解除される。【選択図】図1

Description

本発明は、電動アシスト付の運搬台車に関する。すなわち、人力に加えアシスト力が付与されて走行可能な、電動アシスト付の運搬台車に関する。
《技術的背景および従来技術》
例えばリヤカー等の運搬台車が、荷物の簡便な搬送手段,移動手段,集配手段等として、用いられている。そして、この種の運搬台車は、従来、人力にて走行されていたが、最近、アシスト力も付与されたタイプが開発,使用されている。
すなわち、人力やアシスト力が付与されて走行可能な、電動アシスト付の運搬台車が、積載量増や上り勾配走行性等に鑑み開発,使用されている。
このような電動アシスト付の運搬台車としては、例えば、次の特許文献1,2に示されたものが挙げられる。
特開2012−201245号公報 特開2013−216238号公報
図6は、このような従来の電動アシスト付の運搬台車1の一例を示し、荷台部を外した状態の写真である。
同図にも示したように、この種の運搬台車1は、シャーシフレーム2と駆動部3と荷台部(同図では外した状態にあり、図示せず)とを、備えている。そして従来、駆動部3は、その動力装置や動力伝達装置が、シャーシフレーム2の構造物であるケーシング4内に、組み込まれていた。
すなわち、電動アシスト力を付与する駆動部3は、動力装置のモータ5と、動力伝達装置のスプロケット6やチェーン7が、シャーシフレーム2に一体形成されたケーシング4内に、組み込まれていた。制動装置の電磁ブレーキ8や駆動輪の後輪9は、ケーシング4外の左右横に隣接して組み付けられていた。
そして、駆動部3のモータ5の駆動力や電磁ブレーキ8の制動力が、スプロケット6やチェーン7を介し、後輪9に伝達されていた。
なお図4の(2)図は、従来の電磁ブレーキ8の回路説明図である。同図にも示したように、この種の運搬台車1において、駆動部3の電磁ブレーキ8は、リレーRLで制動が切換えられる。
すなわち、その制御回路10のリレーコイルRが通電,励磁されると、駆動回路11のリレー接点rが閉となり、電磁ブレーキ8が制動作動する。
制御回路10のリレーコイルRの通電,励磁が解除されると、駆動回路11のリレー接点rが開となり、電磁ブレーキ8が制動解除する。
ところで、このような従来の運搬台車1については、次の問題が指摘されていた。
《第1の問題点》
第1に、整備性,メンテナンス性に問題が指摘されていた。
上述したように、従来の運搬台車1において、駆動部3は、シャーシフレーム2側のケーシング4内に、モータ5,スプロケット6,チェーン7が組み込まれ、ケーシング4外に、電磁ブレーキ8や後輪9が組み付けられていた。
そこで、ケーシング4外にある駆動部3の電磁ブレーキ8や後輪9を、軸ごと取外し,交換等する作業は、駆動部3のモータ5がケーシング4内にあるため、容易でなかった。更に、モータ5,スプロケット6,チェーン7自体の取外し,交換等の作業も、容易でなかった。これらの部品についても同様であった。
しかも、このような駆動部3が組み込まれたケーシング4そしてシャーシフレーム2上に、荷台部が載せて取付けられていたので、駆動部3の取外し,交換等の作業に際しては、予め荷台部を完全に取外すことを要していた。もって、作業が一段と煩わしく面倒となっていた。
例えば上述したように、従来の運搬台車1は、電動アシスト力を付与する駆動部3について、整備性,メンテナンス性に問題が指摘されていた。すなわち、駆動部3の手入れ,調整,整備,維持,管理,点検,交換等の作業が、容易でなかった。
もって、作業時間が長時間化することも多かった。又、車体下に作業者が入って行う作業を要していたので、作業の長時間化は、作業者にとって身体的にも不安が指摘されていた。
《第2の問題点》
第2に、製造面にも問題が指摘されていた。
上述した第1の整備性,メンテナンス性の問題と同様の理由により、従来の運搬台車1は、製造が容易でなく、製造時間もかかり、コスト高となる、という指摘があった。
すなわち、シャーシフレーム2の構造が、ケーシング4の一体化等により複雑化していた。又、シャーシフレーム2と駆動部3とを、時間的,場所的(ライン的)に分離して、各々個別に製作してストックしておくことは、困難であった。更に、組立が長時間化する等、製造に長時間を要していた。
《第3の問題点》
第3に、坂道発進時の安全性や操作性にも、問題が指摘されていた。
従来の運搬台車1は、坂道等の勾配途中で停車した状態から発進する際、操作者や周囲の人や物の安全に問題があり、為に、操作者が坂道発進操作に不安を感じ、一段と慎重な作業を要求されるという指摘もあった。
これらについて、更に詳述する。前述したように電動アシスト力を付与する駆動部3は、動力装置のモータ5や、制動装置の電磁ブレーキ8を備えている。→そして、坂道等の途中で停車する際は、電磁ブレーキ8が制動作動されると共に、モータ5が駆動停止される。
→このような状態から再び発進する際は、電磁ブレーキ8が制動解除されると共に、モータ5が駆動開始されることになる。
→そしてその際、電磁ブレーキ8は、その制動解除指示の信号Sと同時に、即制動解除される。→これに対しモータ5は、その駆動開始指示と、坂道勾配発進に必要な駆動トルク発生との間に、特性上タイムラグが存する。
そこで坂道発進に際して、従来の運搬台車1は、一時的に走行制御が失われる危険があった。電磁ブレーキ8が即制動解除されるのに対し、モータ5が必要な駆動トルク発生に至っていない瞬間が、一時的に存在する危険があった。
例えば、坂道途中での停車状態から上りたい場合において、モータ5が必要な駆動トルクを発生するまで、電磁ブレーキ8が制動解除された運搬台車1を、人力で引き上げない限り、走行制御が失われた運搬台車1が、フリーとなって坂道を下り暴走する危険があった。
又例えば、坂道途中での停車状態から下りたい場合において、電磁ブレーキ8を制動解除した途端に、走行制御が失われた運搬台車1が、坂道を勢いよく下りへと走り出して暴走する危険があった。
このような両例の場合において、坂道下側に操作者,その他の人,車輌,物等が位置すると、重大事故発生の可能性があった。
《本発明について》
本発明の電動アシスト付の運搬台車は、このような実情に鑑み、上記従来技術の課題を解決すべくなされたものである。
そして本発明は、第1に、整備性,メンテナンス性が向上すると共に、第2に、製造が簡単容易化し、第3に、坂道発進時の安全性や操作性も向上する、電動アシスト付の運搬台車を提案することを目的とする。
《各請求項について》
このような課題を解決する本発明の技術的手段は、特許請求の範囲に記載したように、次のとおりである。
請求項1については、次のとおり。
請求項1の電動アシスト付の運搬台車は、人力やアシスト力が付与されて走行可能である。そして、シャーシフレーム部,荷台部,駆動ユニット部を、有している。
該シャーシフレーム部は、自由輪よりなる左右の前輪と操舵部とを備えている。該荷台部は、荷物を積載可能である。
該駆動ユニット部は、左右一対設けられ、駆動輪よりなる左右の後輪と共にユニット化されてケースに収納され、該シャーシフレーム部に締結具により着脱可能に取付けられており、それぞれの該後輪に電動アシスト力を付与可能である。
そして、左右の該駆動ユニット部は、それぞれ動力装置,動力伝達装置,制動装置を備えていること、を特徴とする。
請求項2については、次のとおり。
請求項2の電動アシスト付の運搬台車では、請求項1において、該駆動ユニット部は、該シャーシフレーム部に締結具により着脱可能に取付けられており、とあるが、これによらず、該駆動ユニット部は、該荷台部に締結具により着脱可能に取付けられていること、を特徴とする。
請求項3については、次のとおり。
請求項3の電動アシスト付の運搬台車では、請求項1又は2において、左右の該駆動ユニット部は、それぞれモータ,チェーン,スプロケット,電磁ブレーキを備えていること、を特徴とする。
請求項4については、次のとおり。
請求項4の電動アシスト付の運搬台車では、請求項1又は2において、該駆動ユニット部の制動装置は、該動力装置が必要な駆動トルクを発生する時間まで、制動解除を遅延させること、を特徴とする。
請求項5については、次のとおり。
請求項5の電動アシスト付の運搬台車では、請求項4において、該動力装置はモータより、該制動装置は、制動がリレーで切換えられる電磁ブレーキよりなる。そして、その制御回路にリレーコイルとタイマーが直列接続されている。
該タイマーは、該制御回路での制動解除指示時から所定遅延時間経過後に、該電磁ブレーキを制動解除させる設定よりなる。そして該遅延時間は、制動解除指示と同時に駆動される該モータが、必要な駆動トルクを発生可能な時間に設定されること、を特徴とする。
《作用等について》
本発明は、このような手段よりなるので、次のようになる。
(1)この運搬台車は、人力やアシスト力が付与されて走行する。
(2)そして、シャーシフレーム部と荷台部と駆動ユニット部とを、有している。駆動ユニット部は、モータ,スプロケット,チェーン,電磁ブレーキを備えている。代表的には、動力装置,動力伝達装置,制動装置を備えている。
(3)駆動ユニット部は、左右一対設けられ、それぞれ後輪と共にケースに収納されており、後輪に電動アシスト力を付与可能である。
(4)そして駆動ユニット部は、シャーシフレーム部又は荷台部に、簡単な締結具を用いて着脱可能に取付けられている。
(5)そこで駆動ユニット部は、シャーシフレーム部や荷台部から、容易に脱着,取外し可能である。もって、手入れ,調整,整備,維持,管理,点検,交換等の作業が、容易化する。
(6)又、その作業時間も短縮される。又、シャーシフレーム部上に荷台部が載ったままでも、作業可能である。
(7)更に、この運搬台車は、上述したように簡単な構造よりなるので、組立てが容易であり製造時間も短縮される。シャーシフレーム部と駆動ユニット部とを、個別に分離して製作,ストックしておくことも可能である。
(8)なお、この運搬台車では、動力装置が必要な駆動トルクを発生する時間まで、制動装置の制動解除を遅延させるタイマーが採用されている。
(9)そこで運搬台車が、坂道発進に際し一時的に走行制御が失われる事態は、回避される。
(10)そこで、本発明に係る電動アシスト付の運搬台車は、次の効果を発揮する。
《第1の効果》
第1に、整備性,メンテナンス性が向上する。
本発明の電動アシスト付の運搬台車は、駆動ユニット部について、ユニット化して後輪と共にケースに収納した構造を採用すると共に、シャーシフレーム部又は荷台部に、簡単な締結具により着脱可能に取付けた構造を採用してなる。
もって、駆動ユニット部を容易に脱着,取外しできるので、ユニット一式の整備,メンテナンスが容易化すると共に、ユニット単体毎の整備,メンテナンスも容易化する。前述したこの種従来例のように、駆動部がシャーシフレーム部に組み込まれ,組み付けられていたのに比し、整備,メンテナンス作業が容易化する。
又、シャーシフレーム部上に荷台部が載ったままでも、作業が可能となる。更に、作業時間も短縮化される。もって、車体下に入って作業を行う作業員について、身体的安全性も向上する。
《第2の効果》
第2に、製造が簡単容易化する。
本発明の電動アシスト付の運搬台車は、ユニット化した駆動ユニット部を、シャーシフレーム部か荷台部に取付けた、簡単な構造よりなり、製造が容易化される。
前述したこの種従来例に比し、まず、シャーシフレーム部の構造がシンプル化され、複雑化が回避される。又、シャーシフレーム部と駆動ユニット部とを、各々個別に製作,ストックしておくことも、可能となる。更に、組立て製造時間も短縮化される等、コスト面に優れている。
《第3の効果》
第3に、坂道発進時の安全性や操作性が向上する。
本発明の電動アシスト付の運搬台車は、駆動ユニット部について、動力装置が坂道発進等に必要な駆動トルクを発生するまで、制動装置の制動解除を遅延させるタイマーを採用してなる。
そこで、前述したこの種従来例のように、坂道発進時に運搬台車の走行制御が失われることはなく、潤滑な坂道発進が実現され、運搬台車がフリーとなって坂道を下り,暴走する危険は回避される。
そこで、坂道下側に操作者,その他の人,車輌,物等が位置する場合も、重大事故発生の可能性は防止され、安全性が確保される。又、操作者の操作不安感が解消されると共に、坂道発進操作が簡単容易化される。
このように、この種従来技術に存した課題がすべて解決される等、本発明の発揮する効果は、顕著にして大なるものがある。
本発明に係る電動アシスト付の運搬台車について、発明を実施するための形態の説明に供し、駆動ユニット部の平面説明図である。 同発明を実施するための形態の説明に供し、駆動ユニット部をシャーシフレーム部に取付ける例を示し、要部の斜視図である。 そして(1)図は、シャーシフレーム部を示す。(2)図は、低床タイプの荷台部の床フレームを示し、(3)図は、リヤカータイプの荷台部の床フレームを示し、(4)図は、リフトテーブルタイプの荷台部を示す。 同発明を実施するための形態の説明に供し、駆動ユニット部を荷台部に取付ける例を示し、要部の斜視図である。 そして(1)図は、シャーシフレーム部を示す。(2)図は、低床タイプの荷台部の床フレームを示し、(3)図は、リヤカータイプの荷台部の床フレームを示し、(4)図は、リフトテーブルタイプの荷台部を示す。 駆動ユニット部の電磁ブレーキの回路説明図であり、(1)図は、同発明を実施するための形態の説明に供する。(2)図は、この種従来例の説明に供する。 同発明を実施するための形態の説明に供し、低床タイプの運搬台車について、駆動ユニット部をシャーシフレーム部に取付けた例を示す。 そして(1)図は、全体の斜視写真、(2)図は、要部の斜視写真、(3)図は、要部の平面写真である。 この種従来例の運搬台車の説明に供し、要部の平面写真である。
以下、本発明について、図1〜図5の図面を参照して、詳細に説明する。
《本発明の概要》
まず、本発明の概要については、次のとおり。
本発明の電動アシスト付の運搬台車12は、人力やアシスト力が付与されて走行可能である。そして、シャーシフレーム部13,荷台部14,駆動ユニット部15等を有している。
シャーシフレーム部13は、自由輪よりなる左右の前輪9と操舵部16とを備えている。荷台部14は、荷物を積載可能である。
駆動ユニット部15は、左右一対設けられ、駆動輪よりなる左右の後輪9と共に、ユニット化されてケース17に収納される。そして、シャーシフレーム部13又は荷台部14に、締結具により着脱可能に取付けられており、それぞれの後輪9に電動アシスト力を付与可能である。
又、左右の駆動ユニット部15は、それぞれ動力装置,動力伝達装置,制動装置を備えている。代表例では図示のように、それぞれモータ5,スプロケット6,チェーン7,電磁ブレーキ8を、備えている。
制動装置の電磁ブレーキ8は、制動解除指示時から所定遅延時間経過後に、制動解除される設定よりなる。
本発明の概要については、以上のとおり。以下、このような本発明の電動アシスト付の運搬台車12について、更に詳述する。
《運搬台車12》
まず、電動アシスト付の運搬台車12について、図5の(1)図を参照して、その概略を説明する。
この運搬台車12は、荷台部14に積載された荷物を、搬送,移動,集配等するために用いられる。そして、人力やアシスト力が付与されて、走行される。
すなわち、作業者が操舵部16のハンドルを牽引することによって入力される人力と、駆動ユニット部15にて付与される電動アシスト力とにより、走行される。
そして運搬台車12は、標準シャーシフレーム部13と、荷台部14と、駆動ユニット部15とを、少なくとも有している。なお、図5に示した運搬台車12は低床タイプAよりなり、低床タイプAの荷台部14が取付けられている。
運搬台車12については、以上のとおり。
《シャーシフレーム部13》
次に、シャーシフレーム部13について、図2の(1)図,図3の(1)図,図5の(2)図等を、参照して説明する。
運搬台車12のシャーシフレーム部13は、荷台部14を載せる車台枠であり、後述するバリエーションの各種仕様の荷台部14について、いずれにも共通に標準的に使用可能となっている。
そしてシャーシフレーム部13は、本体部に加え更に、左右一対の車軸付自由輪よりなる前輪9と、前方上方に向け延出され、ハンドルや駆動ユニット部15の操作部付の操舵部16と、を備えている。
又、図2の(1)図の例のシャーシフレーム部13には、駆動ユニット部15が取付けられている。これに対し、図3の(1)図の例のシャーシフレーム部13には、駆動ユニット部15は取付けられていない。
シャーシフレーム部13については、以上のとおり。
《駆動ユニット部15》
次に、駆動ユニット部15について、図1,図2の(1)図,図3の(2)図〜(3)図,図5の(1)図〜(3)図等を、参照して説明する。
運搬台車12のアシスト駆動部つまり駆動ユニット部15は、左右一対設けられ、駆動輪よりなる後輪9と共にユニット化されて、ケース17に収納されている。
そして、左右の駆動ユニット部15は、それぞれユニット単体として、動力装置,動力伝達装置,制動装置を備えている。図示例では、モータ5,スプロケット6,チェーン7,電磁ブレーキ8を備えている。
もって駆動ユニット部15により、それぞれの後輪9に、電動アシスト力(アシスト駆動力,アシスト回転力)を付与可能である。すなわち、モータ5の駆動力や電磁ブレーキ8の制動力が、スプロケット6やチェーン7を介し、後輪9に伝達される。
駆動ユニット部15は、図2や図5の例では、シャーシフレーム部13に着脱可能に取付けられている。これに対し図3の例では、荷台部14に取付けられている。
すなわち、図2や図5の例において、駆動ユニット部15のケース17は、シャーシフレーム部13の後部左右外側に、僅かな数のボルト,ナット,ねじ,止め輪等の締結金具,その他の締結具を用いて、着脱自在に取付け可能であると共に、そのように取付けられている。例えば、10本以下程度の僅かな数の締結金具を用いて取付けられている。
図3の例において、駆動ユニット部15のケース17は、荷台部14の床フレーム18の後部左右下側等に、上述に準じ、締結金具,その他の締結具を用いて、着脱自在に取付けられている。
駆動ユニット部15側と、シャーシフレーム部13や荷台部14側間の電気的結線も、着脱可能なコネクタ―で繋ぐことにより、実施されている。図5の(2)図,(3)図中、19は、モータ5その他用のバッテリーである。
駆動ユニット部15については、以上のとおり。
《荷台部14》
次に、荷台部14について、図2の(2)図〜(4)図,図3の(2)図〜(4)図,図5の(1)図〜(3)図等を、参照して説明する。
運搬台車12の荷台部14は、少なくとも床フレーム18と床板20とを、備えている。床フレーム18は、パイプ材を枠状,桟状,格子状に組み合わせてなり、水平状態で横設されている。
床板20は、矩形の薄い平板よりなり、メッシュ板,鉄板,縞板等が使用される(図2の(4)図,図3の(4)図,図5の(1)図等を参照)。そして、締結金具等により床フレーム18上に水平状態で取付けられており、荷物がその上に積載される。
このような床フレーム18と床板20とを備えた荷台部14は、シャーシフレーム部13上に、着脱自在に取付けられている。すなわち、その床フレーム18がシャーシフレーム部13上に、取付け,取外し可能に装着される。
ところで図示例の荷台部14は、各種のバリエーションタイプよりなる。例えば、低床タイプA(図2の(2)図,図3の(2)図,図5の(1)図〜(3)図等を参照)、リヤカータイプB(図2の(3)図,図3の(3)図を参照)、リフトテーブルタイプC(図2の(4)図,図3の(4)図を参照)が、考えられる。
更には図示しないが、屋根付タイプ,小屋タイプ,太陽光パネルタイプ、その他のタイプも可能である。
低床タイプAは、荷台部14が、フラットな床フレーム18と床板20とからなる。リヤカータイプBは、更に、パイプ材製の側枠フレーム21が、床フレーム18外周から立ち上げ形成されている。
リフトテーブルタイプCは、床フレーム18と床板20間に、昇降機構22が介装されており、もって床板20が、水平状態を維持しつつ垂直に昇降可能となっている。図示の昇降機構22は、リンクロッドをクロスさせたシザース方式よりなる。
荷台部14は、このような各種のバリエーションタイプの中から、いずれか一つのタイプが選択されて、シャーシフレーム部13上に着脱自在に取付けられる。
例えば、低床タイプAの運搬台車2は、低床タイプAの荷台部14が、又、リヤカータイプBの運搬台車12には、リヤカータイプBの荷台部14が、又、リフトテーブルタイプCの運搬台車12には、リフトテーブルタイプCの荷台部14が、それぞれ選択,取付け,使用される。
なお、図2の(2)図〜(4)図に示した各例の荷台部14には、駆動ユニット部15は取付けられていない。これに対し、図3の(2)図〜(4)図に示した各例の荷台部14には、駆動ユニット部15が取付けられている。
荷台部14については、以上のとおり。
《制動装置の制動解除遅延について》
次に、制動装置の制動解除遅延について、図4の(1)図を参照して説明する。この運搬台車12において、駆動ユニット部15の制動装置は、動力装置が必要な駆動トルクを発生する時間まで、制動解除を遅延させる。
すなわち、駆動ユニット部15の動力装置はモータ5よりなり、制動装置は、制動がリレーRLで切換えられる電磁ブレーキ8よりなり、その制御回路10に、リレーコイルRとタイマーTが直列接続されている。
タイマーTは、制御回路10での制動解除指示時から所定遅延時間経過後に、電磁ブレーキ8を制動解除させる設定よりなる。該遅延時間は、制動解除指示と同時に駆動されるモータ5が、必要な駆動トルクを発生可能な時間に設定される。
このような制動装置の制動解除遅延について、更に詳述する。駆動ユニット部15の制動装置の電磁ブレーキ8は、リレーRLで制動が切換えられる。
すなわち、操作者の操作によるオン指示(制動指示)信号Sにより、→制御回路10のリレーコイルRが通電,励磁されると、→駆動回路11の常開のリレー接点rが閉となり、→電磁ブレーキ8がオン(制動作動)する。
これに対し事後、操作者の操作によるオフ指示(制動解除指示)信号Sにより、→制御回路10のリレーコイルRの通電,励磁が解除されると、→駆動回路11のリレー接点rが開となり、→電磁ブレーキ8がオフ(制動解除,ブレーキ解放)する。
本発明では、このような電磁ブレーキ8のオフ(制動解除)を遅延させるタイマーTが、制御回路10に組み込まれている。この制御回路10では、リレーコイルRとタイマーTが直列接続されている。
そして、電磁ブレーキ8がオン(制動作動)状態において、操作者がオフ指示(制動解除指示)しても、→まずは、電磁ブレーキ8のオン(制動作動)が、継続,維持,自己保持されるようになっている。
→そして、操作者の実際のオフ指示(制動解除指示)から、所定の遅延時間経過後に始めて、リレーコイルRの通電,励磁が解除されて、→リレー接点rが開となり、→電磁ブレーキ8が、オフ(制動解除)するようになる。
そして該遅延時間は、上述したオフ指示(制動解除指示)と同時に駆動開始される設定のモータ5が、発進に必要な駆動トルクを発生するのに十分な時間に設定される。つまり、モータ5が必要な駆動トルクを発生するまで、電磁ブレーキ8のオフ(制動解除)が、意図的に遅らせられるようになっている。
タイマーTは、該遅延時間を例えば0秒〜1秒間で調整可能であり、使用状況に合わせ適切な該遅延時間が設定される。
制動装置の制動解除遅延につては、以上のとおり。
《作用等》
本発明の電動アシスト付の運搬台車12は、以上説明したように構成されている。そこで以下のようになる。
(1)この運搬台車12は、人力やアシスト力が付与されて走行する。そして、シャーシフレーム部13と荷台部14と駆動ユニット部15とを、少なくとも有している(例えば図5を参照)。
(2)シャーシフレーム部13は、前輪9と操舵部16も備えている。荷台部14は、床フレーム18と床板20を備えている(図5を参照)。
駆動ユニット部15は、動力装置,動力伝達装置,制動装置を備えている。代表的には、モータ5,スプロケット6,チェーン7,電磁ブレーキ8を備えている(図1を参照)。
(3)駆動ユニット部15は、左右一対設けられ、それぞれ後輪9と共にユニット化されて、ケース17に収納されている。もって、後輪9に電動アシスト力を付与可能である(図1を参照)。
(4)そして駆動ユニット部15は、ケース17ごと、シャーシフレーム部13又は荷台部14に取付けられている。すなわち、僅かな数のボルト等の締結金具,その他の締結具を用いて、簡単容易に着脱可能に取付けられている(図2,図3,図5を参照)
なお電気的結線も、着脱可能なコネクタ―を用いて繋ぐことにより、簡単容易に実施されている。
(5)さてそこで、本発明の運搬台車12は、以下のようになる。まず、この運搬台車12では、締結具による締結取付けを外すことにより、駆動ユニット部15一式をケース17ごと、シャーシフレーム部13や荷台部14から、容易に脱着,取外し可能である。
もって、駆動ユニット部15のユニット一式の手入れ,調整,整備,維持,管理,点検,交換等の作業が、容易化される。
特に、駆動ユニット部15の各ユニット単体について、これらの作業が容易化する。すなわち、モータ5,スプロケット6,チェーン7,電磁ブレーキ8等の動力装置,動力伝達装置,制動装置や,後輪9等の各ユニット単体について、作業性の良い状態で、これらの作業が容易化する。
(6)又、このような作業の容易化に伴い、作業時間も短縮化される。
なお、駆動ユニット部15のケース17が、シャーシフレーム部13に取付けられている場合において、シャーシフレーム部13上に荷台部14が載ったままでも、これらの作業が可能である。
(7)更に、この運搬台車12は、駆動ユニット部15をユニット化してケース17に収納し、シャーシフレーム部13や荷台部14に取付けた、簡単な構造よりなる。
シャーシフレーム部13の構造もシンプルである(本発明の図2の(1)図,図3の(1)図,図5の(2)図,(3)図等と、従来例の図6とを、比較対照)。
もって、この運搬台車12は、組立て,製造が容易化されると共に、製造時間も短縮化される。又、シャーシフレーム部13と駆動ユニット部15とを、時間的,場所的(ライン的)に分離して、個別に製作,ストックしておくことも可能となる。
(8)なお、この運搬台車12では、駆動ユニット部15の電磁ブレーキ8に関し、所定のタイマーTが採用されている。
もって、モータ5が坂道発進等に必要な駆動トルクを発生する時間まで、電磁ブレーキ8の制動解除が遅延される(図4の(1)図を参照)。
(9)そこで、運搬台車12が坂道等の勾配途中で停車した状態から再発進する際、一時的に走行制御が失われる事態は回避される。
すなわち、制動作動中だった電磁ブレーキ8の制動解除時と、駆動開始されたモータ5の必要トルク発生時に関し、両者間にタイムラグが存する事態は回避される。
この運搬台車12は、モータ5が必要トルクを発生してから、電磁ブレーキ8が制動解除されて、坂道発進するようになる。
本発明の作用等については、以上のとおり。
A 低床タイプ
B リヤカータイプ
C リフトテーブルタイプ
R リレーコイル
r リレー接点
RL リレー
S 信号
T タイマー
1 運搬台車(従来例)
2 シャーシフレーム(従来例)
3 駆動部(従来例)
4 ケーシング(従来例)
5 モータ(動力装置)
6 スプロケット(動力伝達装置)
7 チェーン(動力伝達装置)
8 電磁ブレーキ(制動装置)
後輪
前輪
10 制御回路
11 駆動回路
12 運搬台車(本発明)
13 シャーシフレーム部(本発明)
14 荷台部
15 駆動ユニット部(本発明)
16 操舵部
17 ケース(本発明)
18 床フレーム
19 バッテリー
20 床板
21 枠フレーム
22 昇降機構

Claims (5)

  1. 人力やアシスト力が付与されて走行可能な、電動アシスト付の運搬台車であって、シャーシフレーム部,荷台部,駆動ユニット部を有しており、
    該シャーシフレーム部は、自由輪よりなる左右の前輪と操舵部とを備えており、該荷台部は、荷物を積載可能であり、
    該駆動ユニット部は、左右一対設けられ、駆動輪よりなる左右の後輪と共にユニット化されてケースに収納され、該シャーシフレーム部に締結具により着脱可能に取付けられており、それぞれの該後輪に電動アシスト力を付与可能であり、
    左右の該駆動ユニット部は、それぞれ動力装置,動力伝達装置,制動装置を備えていること、を特徴とする電動アシスト付の運搬台車。
  2. 請求項1において、該駆動ユニット部は、該シャーシフレーム部に締結具により着脱可能に取付けられており、とあるが、これによらず、該駆動ユニット部は、該荷台部に締結具により着脱可能に取付けられていること、を特徴とする電動アシスト付の運搬台車。
  3. 請求項1又は2において、左右の該駆動ユニット部は、それぞれモータ,チェーン,スプロケット,電磁ブレーキを備えていること、を特徴とする電動アシスト付の運搬台車。
  4. 請求項1又は2において、該駆動ユニット部の制動装置は、該動力装置が必要な駆動トルクを発生する時間まで、制動解除を遅延させること、を特徴とする電動アシスト付の運搬台車。
  5. 請求項4において、該動力装置はモータよりなり、該制動装置は、制動がリレーで切換えられる電磁ブレーキよりなり、その制御回路にリレーコイルとタイマーが直列接続されており、
    該タイマーは、該制御回路での制動解除指示時から所定遅延時間経過後に、該電磁ブレーキを制動解除させる設定よりなり、
    該遅延時間は、制動解除指示と同時に駆動される該モータが、必要な駆動トルクを発生可能な時間に設定されること、を特徴とする電動アシスト付の運搬台車。
JP2018011152A 2018-01-26 2018-01-26 電動アシスト付の運搬台車 Active JP6865512B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018011152A JP6865512B2 (ja) 2018-01-26 2018-01-26 電動アシスト付の運搬台車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018011152A JP6865512B2 (ja) 2018-01-26 2018-01-26 電動アシスト付の運搬台車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019127199A true JP2019127199A (ja) 2019-08-01
JP6865512B2 JP6865512B2 (ja) 2021-04-28

Family

ID=67471044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018011152A Active JP6865512B2 (ja) 2018-01-26 2018-01-26 電動アシスト付の運搬台車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6865512B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112339826A (zh) * 2019-08-08 2021-02-09 株式会社牧田 手推式搬运车
JP2021024527A (ja) * 2019-08-08 2021-02-22 株式会社マキタ 手押し式運搬車
KR20210039845A (ko) * 2019-10-02 2021-04-12 동의대학교 산학협력단 다목적 보조 바퀴

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023041405A (ja) 2021-09-13 2023-03-24 株式会社マキタ 電動運搬車

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59195904U (ja) * 1983-06-10 1984-12-26 株式会社 嘉穂製作所 傾斜地用モノレ−ル走行車輌の制御装置
JPH0410562U (ja) * 1990-05-14 1992-01-29
JP2001018805A (ja) * 1999-07-08 2001-01-23 Wadou Sangyo Kk 電動運搬車
JP2012166748A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Kyb Co Ltd 電動アシスト台車

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59195904U (ja) * 1983-06-10 1984-12-26 株式会社 嘉穂製作所 傾斜地用モノレ−ル走行車輌の制御装置
JPH0410562U (ja) * 1990-05-14 1992-01-29
JP2001018805A (ja) * 1999-07-08 2001-01-23 Wadou Sangyo Kk 電動運搬車
JP2012166748A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Kyb Co Ltd 電動アシスト台車

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112339826A (zh) * 2019-08-08 2021-02-09 株式会社牧田 手推式搬运车
JP2021024527A (ja) * 2019-08-08 2021-02-22 株式会社マキタ 手押し式運搬車
US11878726B2 (en) 2019-08-08 2024-01-23 Makita Corporation Handcart
CN112339826B (zh) * 2019-08-08 2024-07-12 株式会社牧田 手推式搬运车
KR20210039845A (ko) * 2019-10-02 2021-04-12 동의대학교 산학협력단 다목적 보조 바퀴
KR102267674B1 (ko) * 2019-10-02 2021-06-21 동의대학교 산학협력단 다목적 보조 바퀴

Also Published As

Publication number Publication date
JP6865512B2 (ja) 2021-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6865512B2 (ja) 電動アシスト付の運搬台車
US7997361B1 (en) Reverse drive mechanism for wheeled devices
JP5483022B2 (ja) 牽引車利用の台車式搬送装置
EP3612439A1 (en) Hybrid vehicle with loading platform
JP5574426B2 (ja) 自走式台車移動機
US2844413A (en) Powered track for hand trucks and the like
DE102006032909A1 (de) Handwagen, zum Beispiel Kinderwagen
WO2012103352A2 (en) Aircraft loading vehicle
DE202012012471U1 (de) Hybridantrieb für Lastkraftwagen
DE102019133724B4 (de) Trailer-Lastenfahrrad
CN211809805U (zh) 一种运货车
JP5800315B2 (ja) 輸送車両
CN104649186A (zh) 一种牵引搬运车
JP6795875B2 (ja) 電動アシスト付の運搬台車
US2307611A (en) Wrecking truck
US20060239807A1 (en) Transporter for ride-on power trowel
JP2969577B2 (ja) 搬送車の駆動装置
JP5708912B2 (ja) 牽引車利用の台車式搬送装置
CN206107214U (zh) 机动车驻车防前、后溜自动垫轮器
CN218431019U (zh) 一种共享单车或电动车运输专用车
CN109050375A (zh) 一种用于车厢辅助搬运系统
CN203844655U (zh) 车载医疗设备抽屉式快速装卸平台
US1322595A (en) Service-tbtxck
JP2019014323A (ja) 電動式軌道台車
JPH01233156A (ja) 自動軌道車

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20180130

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6865512

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150