JP2019126903A - 自動制御装置及び自動制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】出力軸の回転角度をモータデバイスの出力軸に加わるトルクの大きさに対応して効果的に調整することができる自動制御装置及び自動制御方法を提供する。【解決手段】コントローラとモータデバイスとを備える自動制御装置が提供される。モータデバイスは出力軸を備える。コントローラはモータデバイスが非固定モード又は固定モードで操作されるようにモータデバイスを駆動する。モータデバイスが固定モードで操作される場合、モータデバイスの出力軸の回転角度は目標角度に維持される。コントローラが出力軸の回転角度が変化していると判定し、コントローラが現在角度と目標角度の差が閾値角度を超えていると判定した場合、コントローラは出力軸がリセットされた目標角度に維持されるように現在角度によって目標角度をリセットする。また、自動制御方法も提供される。【選択図】図1
Description
本開示は、制御技術に係り、特に自動制御装置及び自動制御方法に関する。
技術の進歩に伴い、日常生活における自動制御技術の応用、特に多軸コントローラから構成されるロボットやロボットアームが普及している。この種の多軸制御システムは複数の関節継ぎ手を備え、平坦空間又は3次元空間における動きや線形移動を利用した動きを可能にする。構造的にこのような制御システムは、機械的本体、制御デバイス、サーボ機構、及びセンサから構成され、いくつかの特定動作は、操作上の必要条件に従ったプログラムによって設定される。
例えば、典型的なロボット又はロボットアームの場合、ある姿勢を設定したい場合、ロボット又はロボットアームのコントローラはまず、ジョイントにあるモータデバイスにリラックス操作を行う必要がある。次に、ユーザがロボット又はロボットアームを特定の位置に引っ張った後、ロボット又はロボットアームのコントローラはモータデバイスの回転角度を読み取って記録する。しかしながら、ロボット又はロボットアームが複数のジョイントを有する場合、上述の操作を行うことは容易でない。つまり、ロボット又はロボットアームは重力の影響を受けて垂れ下がるため、ユーザがロボット又はロボットアームの姿勢をそのまま維持することは容易でない。したがって、便利な姿勢調整機能を有する自動制御装置をどのように設計するかは、この分野における現在の重要な課題である。
本開示は、出力軸の回転角度をモータデバイスの出力軸に加わるトルクの大きさに対応して効果的に調整することができる自動制御装置及び自動制御方法を提供する。したがって、本開示の自動制御装置は、便利な姿勢調整機能を有することができる。
本開示の自動制御装置は、モータデバイスとコントローラとを備える。モータデバイスは出力軸を備える。コントローラはモータデバイスに結合される。コントローラは、モータデバイスが非固定モード又は固定モードで操作されるようにモータデバイスを駆動する。モータデバイスが非固定モードで操作されるとき、出力軸は自由回転状態にある。モータデバイスが固定モードで操作されるとき、出力軸は非自由回転状態にある。モータデバイスが固定モードで操作されるとき、出力軸の回転角度は目標角度に維持される。コントローラが出力軸の回転角度が変化していると判定し、コントローラが現在角度と目標角度の差が閾値角度を超えていると判定した場合、コントローラは、出力軸がリセットされた目標角度に維持されるように現在角度によって目標角度をリセットする。
本開示の自動制御方法は自動制御装置に適応している。自動制御装置はコントローラとモータデバイスとを備え、モータデバイスは出力軸を備える。1つの例示的な実施形態の自動制御方法は次のように提供される。モータデバイスは、モータデバイスが非固定モード又は固定モードで操作されるようにコントローラによって駆動される。本明細書では、モータデバイスが非固定モードで操作されるとき、モータデバイスの出力軸は自由回転状態にあり、モータデバイスが固定モードで操作されるとき、出力軸は非自由回転状態にある。モータデバイスが固定モードで操作されるとき、出力軸の回転角度は目標角度に維持される。コントローラが出力軸の回転角度が変化していると判定し、コントローラが現在角度と目標角度の差が閾値角度を超えていると判定した場合、目標角度は、出力軸がリセットされた目標角度に維持されるように、現在角度を使用してコントローラによってリセットされる。
以上に基づいて、本開示の自動制御装置及び自動制御方法は、モータデバイスの出力軸の回転角度を微調整するかどうかを、ユーザによって加えられる力が生じさせる回転角度の変化によって決定できる操作方法を提供する。したがって、本開示の自動制御装置は、便利な姿勢調整機能を提供することができる。
本開示の上記及び他の特徴及び利点をより分かりやすくするために、図面を伴ういくつかの実施形態を以下で詳しく説明する。
添付図面は本開示のさらなる理解のために含められ、本明細書に組み込まれてその一部を構成する。図面は本開示の例示的な実施形態を示し、記述とともに本開示の原理を説明する働きをする。
本開示をより分かりやすくするために、いくつかの実施形態を本開示の例として以下に説明する。ただし、本開示は、例示された実施形態に限定されないことに留意すべきである。また、適切な場合には、いくつかの実施形態を組み合わせることができる。さらに、適切な場合には、同じ参照番号が付された要素/コンポーネント/ステップは、図面及び実施形態において同一又は類似の部分を表すために使用される。
図1は、本開示のある実施形態に係る自動制御装置を示すブロック図である。図1を参照すると、自動制御装置100は、コントローラ110とモータデバイス120とを備える。モータデバイス120はコントローラ110に結合されている。モータデバイス120は、出力軸121と、出力軸エンコーダ123と、制御モジュール125と、モータ127と、ギアモジュール129とを備える。この実施形態では、制御モジュール125はモータ127と結合されてモータ127を制御する。モータ127は、出力軸121及びギアモジュール129に組み付けられて出力軸121及びギアモジュール129を駆動する。出力軸エンコーダ123は出力軸121に結合されている。一実施形態では、出力軸エンコーダ123は、例えば300度の角度範囲を有する可変抵抗器を備える。例えば可変抵抗器の2つの端部は5ボルトの電圧に結合することができ、出力軸121が回転するとき、可変抵抗器の抵抗は出力軸121の回転角度に対応して変化する。その結果、出力軸エンコーダ123は、これに対応して可変抵抗器の抵抗を読み取ることによって出力軸121の回転角度を取得する。
この実施形態では、モータデバイス120は、例えば単軸スマートサーボモータであってよいが、本開示はこれに限定されない。この実施形態では、モータデバイス120はコントローラ110のコマンドを受信して対応する操作を実行する。コントローラ110のコマンドは、例えば固定コマンドと、リラックスコマンドと、回転角度読取りコマンドと、目標角度設定コマンドとを含む。この実施形態では、固定コマンドは、モータデバイス120の出力軸121が目標角度に維持されることを意味する。リラックスコマンドは、モータデバイス120の出力軸121が自由に回転可能であることを意味する。回転角度読取りコマンドは、コントローラ110が出力軸121の現在角度を読み取って記録することを意味する。目標角度設定コマンドは、コントローラ110が出力軸121を駆動して、比例・積分・微分(PID)制御理論を用いて目標角度まで回転させ、目標角度に出力軸を固定する。
この実施形態では、コントローラ110は、例えば中央処理装置(CPU)、汎用又は特別用途のシステムオンチップ(SoC)若しくは他のプログラマブルマイクロプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、プログラマブルコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、他の同様の処理デバイス、又は上記デバイスの組み合わせである。
例えばこの実施形態では、コントローラ110は、モータデバイス120が非固定モード又は固定モードで操作されるようにモータデバイス120を駆動するように適合される。この実施形態では、モータ127は、コントローラ110が供給するギアモジュール129を駆動するための駆動信号によって制御され、これによってギアモジュール129が出力軸121を回転させる。つまり、モータ127が動作しているとき、モータ127はギアモジュール129及び出力軸121を駆動して回転させ、その結果、出力軸121に接続された被制御部材は出力軸121が回転するときに特定の軸に沿って移動することができる。さらに、一実施形態では、出力軸エンコーダ123は出力軸121に結合されている。出力軸エンコーダ123は、出力軸121の回転角度をコントローラ110に提供するように適合され、その結果、コントローラ110は出力軸121の現在の回転角度を記録したり、現在の回転角度に応じて特定の判定動作を行ったりする。しかしながら、この実施形態におけるモータの内部コンポーネントは、それぞれこの分野の常識の教示、示唆及び説明から十分理解することができる。したがって、以下ではその詳細を繰り返さない。
ただし、ここで留意すべきは、一実施形態では、自動制御装置100は、例えば複数の回転可能なジョイント機構を有するロボットであり、回転可能なジョイント機構のそれぞれは1つ以上のモータデバイス120から構成されることである。その結果、自動制御装置100が複数のモータデバイス120を備える場合、コントローラ110はシリアルポートでモータデバイス120に結合することができ、コントローラ110は、モータデバイス120のそれぞれが本開示の実施形態のそれぞれに記載の自動制御方法を(順次又は同時に)独立に実行できるようにモータデバイス120を順次又は同時に駆動することができる。
図2Aは、本開示のある実施形態に係るモータデバイスの模式的正面図である。図2Bは、本開示のある実施形態に係るモータデバイスの模式的側面図である。図2A及び図2Bを参照すると、モータデバイス220のデバイス本体は、出力軸221と被制御部材222とを備える。図2Aでは、出力軸221は方向Yに延び、出力軸221及び被制御部材222は、方向X及び方向Zにより形成される平面で回転する。図2Bでは、モータデバイス220は被制御部材222に対して固定状態にあり、被制御部材222は回転可能状態にある。
この実施形態では、出力軸221は、被制御部材222が出力軸221の回転と連動して動くように被制御部材222と結合されている。この実施形態では、モータデバイス220の出力軸221の回転範囲θは0度から300度の範囲にあるが、本開示はこれに限定されない。つまり、出力軸221の回転範囲θは図2Aに示すようなものであってよい。回転範囲θは回転限界Aから回転限界A’の範囲である。さらに、この実施形態では、モータデバイス220は1024ステップの分解能を有するが、本開示はこれに限定されない。一実施形態では、出力軸221の回転範囲は、例えば0度から360度の範囲又は他の回転範囲にあってもよく、モータデバイス220の分解能は、例えば512、1024又は2048ステップなどであってもよい。
さらに、この実施形態では、被制御部材222は方向Yと反対側の他の機械部材と結合することができる。つまり、被制御部材222は出力軸221の回転と連動して動き、他の機械部材と結合して、ロボットアームやロボットなどの自動制御装置を構成する。さらに、この実施形態では、モータデバイス220が非固定モードで操作されるとき、出力軸221は自由回転状態にある。モータデバイス220が固定モードで操作されるとき、出力軸221は非自由回転状態にある。自由回転状態とは、出力軸221が外力の影響を受けるように回転範囲θ内で自由に回転できることを意味することに留意すべきである。非自由回転状態とは、出力軸221が回転後の位置に固定されているか否かを、出力軸221に加わるトルクが生じさせる回転角度の変化が閾値角度を超えているか否かによって判定できることを意味する。
図3A及び図3Bは、本開示のある実施形態に係る自動制御装置を示す模式図である。図3A及び図3Bを参照すると、自動制御装置300は、モータデバイス320と機械部材323とを備える。この実施形態では、モータデバイス320のデバイス本体は、出力軸(図示せず)と被制御部材322とを備え、モータデバイス320はさらに、上記図1の実施形態に記載のコントローラ110と種々の内部コンポーネントとを備えることができる。この実施形態では、機械部材323は、機械部材323が被制御部材322の回転と連動して動くように被制御部材322と結合されている。
しかしながら、一実施形態では、自動制御装置300は、例えば自動制御装置300をそれぞれが独立に操作される複数のモータデバイス320で構成することもできるロボットアーム又はロボットであってよい。そしてそれぞれが独立に操作されるか、又は順次に操作されるようにコントローラ110によって統合されるこれらのモータデバイス320は、それぞれが本開示のそれぞれの実施形態に記載の自動制御方法を実行することができる。
図4は、本開示のある実施形態に係る自動制御方法を示すフローチャートである。図3A、図3B及び図4を参照すると、図3Aにおいて、モータデバイス320が非固定モードで操作される場合、モータデバイス320の出力軸は自由回転状態にある。ユーザが外力を加えない場合、機械部材323は回転位置Bに維持され、ここで出力軸の回転角度は(回転限界Aから回転位置Bまでの)予め設定された目標角度θ1である。一方、ユーザが機械部材323に力Fを方向Zに加えるときは、力Fによって生じる回転角度の変化が閾値角度を超える場合、機械部材323及び出力軸は回転する。この実施形態では、力Fの単位は、例えばニュートン(N)である。さらに、この実施形態では、自動制御装置300は、ユーザが加えた力に応じて機械部材323が出力軸の目標角度を自動的に調整できるように図4に示す自動制御方法を実行する。
具体的には、ステップS410において、自動制御装置300は、出力軸の現在角度と目標角度の差が閾値角度を超えているかどうかを判定する。超えている場合には、自動制御装置300はステップS420を実行する。超えていない場合には、自動制御装置300は判定を終了する。ステップS420では、自動制御装置300は、現在角度を使用することによって目標角度をリセットする。さらに、この実施形態の自動制御方法では、ステップS410及びステップS420は、時間長さTの間隔で繰り返し実行することができる。一実施形態では、時間長さTは、例えば1秒、500ミリ秒、1000ミリ秒などである。時間長さTは、本開示によって限定されない異なる設備要求又は感度設計に応じて決定することができる。
つまり、自動制御装置300は、出力軸の回転角度が変化しているか否かを判定する。図3Bに示すように、自動制御装置300が出力軸の現在角度θ1+αと目標角度θ1の差が閾値角度を超えていると判定する場合は、自動制御装置300は、現在角度θ1+αを使用することによって目標角度θ1をリセットし、その結果、出力軸はユーザが加える力Fを受けていない間、(回転限界Aから回転位置B’までの)リセットされた目標角度θ2に維持することができる。つまり、出力軸の追加された回転角度αが閾値角度を超えているため、出力軸はリセットされた目標角度θ2(θ2=θ1+α)に維持され、機械部材323は回転位置B’に維持される。これに対し、一実施形態では、自動制御装置300が出力軸の現在角度θ1+αと目標角度θ1の差が閾値角度を超えていないと判定した場合は、自動制御装置300は目標角度θ1をリセットしない。結果として、ユーザが力Fを加えることをやめるとき、機械部材323は、回転位置Bに維持されるように現在角度θ1+αから目標角度θ1に戻る。
しかしながら、ここで上述の閾値角度の大きさは、機械部材323をユーザが加える力を受けていない間、現在の目標角度θ1の位置に維持できるように、機械部材323に影響を及ぼす重力に応じて設計されることに留意すべきである。つまり、機械部材323に影響を及ぼす重力によって生じる回転角度は上述の閾値角度を超えない。結果として、モータデバイス320が固定モードで操作されるとき、ユーザが機械部材323に力を加えていなくても、機械部材323及び出力軸は、予め設定された目標角度θ1の位置に維持することができる。さらに、上述の閾値角度は、例えば出力軸が4ステップだけ回転したときの角度変化量である。つまり、1024ステップの分解能及び300度の回転範囲を有するモータデバイスを例にとれば、出力軸が4ステップだけ回転するときの角度変化量は、およそ1.17度((300/1024)×4≒1.17)に等しいが、本開示はこれに限定されない。
図5は、本開示の別の実施形態に係る自動制御方法を示すフローチャートである。図3A、図3B及び図5を参照すると、図5に示す自動制御方法は、例えば図3A及び図3Bの自動制御装置に適応している。ステップS510において、自動制御装置300は、モータデバイス320が非固定モード又は固定モードで操作されるようにコントローラによってモータデバイス320を駆動する。モータデバイス320が非固定モードで操作されるとき、モータデバイス320の出力軸は自由回転状態にある。モータデバイス320が固定モードで操作されるとき、出力軸は非自由回転状態にある。ステップS520において、モータデバイス320が固定モードで操作されるとき、出力軸の回転角度は目標角度θ1に維持される。ステップS530において、自動制御装置300がコントローラによって出力軸の回転角度が変化していると判定し、コントローラが現在角度θ1+αと目標角度θ1の差が閾値角度を超えていると判定した場合は、コントローラは、出力軸がリセットされた目標角度θ2(θ2=θ1+α)に維持されるように、現在角度θ1+αを使用することによって目標角度θ1をリセットする。結果として、モータデバイス320が固定モードで操作されるとき、この実施形態の自動制御装置300は、モータデバイス320の出力軸に加わるトルクがもたらす回転角度の変化の度合いに応じて出力軸を回転後の位置に固定するか否かを効果的に決定することができる。
さらに、この実施形態における自動制御装置及びモータデバイスの他の特徴及び実施形態は、図1から図3Bの実施形態の教示、示唆及び説明から十分理解することができる。したがって、以下ではその詳細を繰り返さない。
要約すると、本開示の自動制御装置及び自動制御方法は、モータデバイスの出力軸の回転角度を効果的に微調整することができる操作方法を提供する。モータデバイスが固定モードで操作されるとき、モータデバイスの出力軸は目標角度の位置に維持される。モータデバイスが固定モードで操作される場合において、ユーザがモータデバイスの出力軸に力を加える場合は、モータデバイスの出力軸はユーザが加えた外力によって回転し、回転角度が予め設定された閾値角度を超えるとき、本開示のモータデバイスの出力軸は、調整された回転角度の位置に維持することができる。したがって、本開示の自動制御装置は便利な姿勢調整機能を提供することができる。
実施形態は既に上記のように開示されているが、これらの実施形態は本開示の範囲の制限と解釈すべきではない。本開示の範囲又は精神から逸脱することなく、開示された実施形態に様々な修正及び変形を行えることは当業者には明白であろう。以上に鑑み、本開示は、以下の特許請求の範囲及びそれらの均等物の範囲に入るならば本開示は修正及び変形をカバーすることが意図されている。
本開示の自動制御装置及び自動制御方法は、自動制御製品及びその制御方法に適用することができる。
100、300:自動制御装置
110:コントローラ
120、220、320:モータデバイス
121、221:出力軸
123:出力軸エンコーダ
125:制御モジュール
127:モータ
129:ギアモジュール
222、322:被制御部材
323:機械部材
A、A’:回転限界
B、B’:回転位置
F:力
S410、S420、S510、S520、S530:ステップ
X、Y、Z:方向
θ:回転範囲
θ1、θ2、α:角度
110:コントローラ
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121、221:出力軸
123:出力軸エンコーダ
125:制御モジュール
127:モータ
129:ギアモジュール
222、322:被制御部材
323:機械部材
A、A’:回転限界
B、B’:回転位置
F:力
S410、S420、S510、S520、S530:ステップ
X、Y、Z:方向
θ:回転範囲
θ1、θ2、α:角度
Claims (15)
- 出力軸を備えたモータデバイスと、
前記モータデバイスに結合され、前記出力軸が自由回転状態にある非固定モード又は前記出力軸が非自由回転状態にある固定モードで前記モータデバイスが操作されるように、前記モータデバイスを駆動するコントローラとを備え、
前記モータデバイスが前記固定モードで操作されるとき、前記出力軸の回転角度は目標角度に維持され、
前記コントローラが前記出力軸の前記回転角度が変化していると判定し、前記コントローラが現在角度と前記目標角度の差が閾値角度を超えていると判定した場合、前記コントローラは、前記出力軸がリセットされた目標角度に維持されるように前記目標角度を前記現在角度によってリセットすることを特徴とする自動制御装置。
自動制御装置。 - 前記コントローラが前記現在角度と前記目標角度の差が前記閾値角度を超えていないと判定した場合、前記コントローラは前記出力軸を前記目標角度に戻るように駆動する、請求項1に記載の自動制御装置。
- 前記モータデバイスの前記出力軸の回転範囲は0度から300度の範囲にある、請求項1又は2に記載の自動制御装置。
- 前記モータデバイスは1024ステップを有し、前記閾値角度は前記出力軸が4ステップだけ回転するときの角度変化量である、請求項1乃至3のいずれかに記載の自動制御装置。
- 前記モータデバイスが前記固定モードで操作されるとき、前記コントローラは、前記出力軸の前記回転角度がある時間長さの間隔で変化しているかどうかを再判定する、請求項1乃至4のいずれかに記載の自動制御装置。
- 前記モータデバイスは単軸スマートサーボモータである、請求項1乃至5のいずれかに記載の自動制御装置。
- 前記モータデバイスの前記出力軸と結合され、外力を受けたときに前記出力軸にトルクを発生するように前記出力軸と連動して動く機械部材をさらに備える、請求項1乃至6のいずれかに記載の自動制御装置。
- 前記モータデバイスはさらに、
前記出力軸に結合された、前記出力軸の前記回転角度を取得するための出力軸エンコーダと、
前記出力軸エンコーダに結合された制御モジュールと、
前記制御モジュールに結合されたモータであって、前記制御モジュールが前記モータを駆動するように適合されたモータと、
前記モータ及び前記出力軸に結合されたギアモジュールであって、前記ギアモジュール及び前記出力軸が互いに連動して動くギアモジュールとを備える、請求項1乃至7のいずれかに記載の自動制御装置。 - 前記コントローラにシリアルポートによって結合され、前記コントローラが順次又は同時に駆動する複数のモータデバイスをさらに備える、請求項1乃至8のいずれかに記載の自動制御装置。
- コントローラと、出力軸を備えるモータデバイスとを備えた自動制御装置に適応された自動制御方法であって、
前記モータデバイスの前記出力軸が自由回転状態にある非固定モード又は前記出力軸が非自由回転状態にある固定モードで前記モータデバイスが操作されるように、前記コントローラが前記モータデバイスを駆動すること、
前記モータデバイスが前記固定モードで操作されるとき、前記出力軸の回転角度を目標角度に維持すること、及び、
前記コントローラが前記出力軸の前記回転角度が変化していると判定し、前記コントローラが現在角度と前記目標角度の差が閾値角度を超えていると判定した場合、前記出力軸がリセットされた目標角度に維持されるように、前記コントローラが前記現在角度を使用して前記目標角度をリセットすることを含むことを特徴とする自動制御方法。 - 前記コントローラが前記現在角度と前記目標角度の差が前記閾値角度を超えていないと判定した場合、前記コントローラが前記出力軸を前記目標角度に戻るように駆動することをさらに含む、請求項10に記載の自動制御方法。
- 前記モータデバイスの前記出力軸の回転範囲は0度から300度の範囲にある、請求項10又は11に記載の自動制御方法。
- 前記モータデバイスは1024ステップを有し、前記閾値角度は前記出力軸が4ステップだけ回転するときの角度変化量である、請求項10乃至12のいずれかに記載の自動制御方法。
- 前記モータデバイスが前記固定モードで操作されるとき、前記コントローラは、前記出力軸の前記回転角度がある時間長さの間隔で変化しているかどうかを再判定する、請求項10乃至13のいずれかに記載の自動制御方法。
- 前記自動制御装置は、複数のモータデバイスをさらに備え、前記複数のモータデバイスは、前記コントローラが前記複数のモータデバイスを順次又は同時に駆動するようにシリアルポートによって前記コントローラに結合される、請求項10乃至14のいずれかに記載の自動制御方法。
Applications Claiming Priority (2)
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