JP2019126418A - 炊飯器 - Google Patents

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【課題】スポット加熱を行うことができる炊飯器を提供する。【解決手段】炊飯器1は、筐体2と、筐体2に収納される内釜4と、少なくとも2つ以上の複数のマイクロ波照射部6とを備えている。複数のマイクロ波照射部6は、それぞれから照射するマイクロ波の位相を制御して、内釜4の内部を部分的に加熱する。【選択図】図1

Description

本発明は、マイクロ波によって食品を加熱する炊飯器に関する。
従来、炊飯器においては、熱板・IH方式が多く採用されている。これらの炊飯器では、内釜を加熱しているので、内釜に接している部分の温度が高く、内釜から離れている中心の温度が低くなるため、中心付近の温度が上がるまで、断続的に加熱をしている。そのため、調理時間が長くなることや、それに伴う電力の消費が問題となっていた。
また、保温時には、蓋と内釜とを加熱しているが、蓋を加熱すると内釜内の空気が乾燥するので、食品のうち、空気に触れている部分が乾燥してしまう。さらに、内釜の中心を一定以上の温度に保温すると、内釜に接している部分が過加熱となって、糊状にふやけるといった問題があった。そこで、新たな加熱方式として、マイクロ波を用いることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−237920号公報
特許文献1に記載の電気ジャー炊飯器は、金属製の内鍋と、内鍋下部に設けた加熱装置と、内鍋の外部に設けられ、内鍋内に高周波エネルギーを供給する高周波発生器とを備えている。この構成では、外部加熱をする加熱装置と、内部加熱をする高周波発生器とを併用して加熱しているだけであって、単に高周波エネルギーを供給するだけでは、内鍋内において加熱する部分を詳細に特定できないという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、スポット加熱を行うことができる炊飯器を提供することを目的とする。
本発明に係る炊飯器は、マイクロ波によって食品を加熱する炊飯器であって、筐体と、前記筐体に収納される内釜と、少なくとも2つ以上の複数のマイクロ波照射部とを備え、前記複数のマイクロ波照射部は、それぞれから照射するマイクロ波の位相を制御して、前記内釜の内部を部分的に加熱することを特徴とする。
本発明に係る炊飯器では、前記複数のマイクロ波照射部のうち、少なくとも2つ以上は、前記内釜のいずれか1つの外側面に面して配置されている構成としてもよい。
本発明に係る炊飯器では、前記複数のマイクロ波照射部のうち、少なくとも2つは、前記内釜を間に挟んで互いに対向する位置に配置されている構成としてもよい。
本発明に係る炊飯器では、前記内釜を鉛直方向の軸回りに回転させる回転部を備える構成としてもよい。
本発明に係る炊飯器では、前記マイクロ波照射部は、食品によって反射されたマイクロ波を検知し、前記内釜に収容された食品の量を判断する構成としてもよい。
本発明に係る炊飯器では、前記筐体に対して開閉自在とされた開閉部を備える構成としてもよい。
本発明に係る炊飯器では、炊飯時には、前記内釜に収容された食品の中心部を部分的に加熱し、保温時には、前記内釜に収容された食品の上部を部分的に加熱する構成としてもよい。
本発明によると、複数のマイクロ波照射部から照射されたマイクロ波を重ねることで、スポット加熱を行うことができる。これによって、炊飯時には、加熱しづらい中心付近を加熱して、全体を均一に加熱でき、時間の短縮を図ることができる。また、保温時には、上層などの食べる部分だけを加熱することで、無駄な加熱を抑えて、省エネを図ったり、食品の乾燥を防いだりできる。
本発明の第1実施形態に係る炊飯器を示す概略構成図である。 本発明の第2実施形態に係る炊飯器を示す概略構成図である。 本発明の第3実施形態に係る炊飯器を示す概略構成図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係る炊飯器について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る炊飯器を示す概略構成図である。
本発明の第1実施形態に係る炊飯器1は、内釜4を収納する筐体2と、筐体2に対して開閉自在に取り付けられた開閉部3とを備えている。本実施の形態において、開閉部3は、軸3aを介して筐体2の上方に取り付けられた蓋とされている。筐体2には、内釜4の形状に応じた凹部が設けられており、筐体2から内釜4を取り外すことができる。
内釜4は、上方が開口した略円筒状の容器であって、内部に食品SH(例えば、米)および水Wが収容される。なお、図1では、炊飯前の米を収容した状態を示しており、水Wと食品SHとの境界を明確に示しているが、実際には、水Wの中に、多数の米粒(食品SH)が沈殿した状態となっている。また、以下では説明のため、炊飯器1を載置した状態において、水平な方向を横方向Xと呼び、鉛直な方向を縦方向Yと呼ぶことがある。
筐体2の下部には、回路基板5と、回路基板5に接続された複数のマイクロ波照射部6とが設けられている。回路基板5は、図示しない電源に接続されており、マイクロ波照射部6の動作を制御する。複数のマイクロ波照射部6は、回路基板5での制御によって、設定された位相や出力とされたマイクロ波を照射する。
本実施の形態において、マイクロ波照射部6は、第1照射部61と第2照射部62との2つで構成されており、それぞれ内釜4の下面に対して、縦方向Yで対向して配置されている。第1照射部61および第2照射部62は、内釜4の中心を基準として、横方向Xで対称な位置となるように配置されている。この構成では、マイクロ波照射部6同士が比較的近づけて配置されているので、部品の集約化を図り、小型化を容易に実現できる。
2つのマイクロ波照射部6から照射されたマイクロ波は、互いに干渉することで、出力が強くなる部分(山)と、弱くなる部分(谷)とが生じる。マイクロ波の山と谷とを生じさせる箇所は、それらの位相によって決定される。複数のマイクロ波照射部6を備えた構成では、それぞれ個別にマイクロ波の位相を設定して、内釜4内にマイクロ波の山と谷とを生じさせ、スポット加熱(局所的な加熱)を行っている。スポット加熱を利用することで、炊飯時には、加熱しづらい中心付近を加熱して、全体を均一に加熱でき、時間の短縮を図ることができる。また、保温時には、上層などの食べる部分だけを加熱することで、無駄な加熱を抑えて、省エネを図ったり、食品SHの乾燥を防いだりできる。
上述したように、マイクロ波照射部6と食品SHとの間には、内釜4の下面が存在するので、内釜4は、マイクロ波を透過させる材質で形成されていることが望ましく、例えば、耐熱性を有するガラスやプラスチックなどを用いればよい。なお、内釜4において、マイクロ波照射部6に面する部分だけを、マイクロ波を透過させる材質で形成してもよく、部分的に材質を異ならせてもよい。
本実施の形態では、開閉自在な開閉部3を設けているので、内釜4の露出を避けて、食品が冷めることを防止できる。開閉部3の下面は、内釜4に応じた形状とされていてもよく、内釜4の開口を覆う蓋として機能する。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る炊飯器について、図面を参照して説明する。なお、第2実施形態に係る炊飯器の構造については、第1実施形態と略同様であるので、説明を省略する。
図2は、本発明の第2実施形態に係る炊飯器を示す概略構成図である。
第2実施形態では、第1実施形態に対して、マイクロ波照射部6が設けられた位置が異なる。具体的に、マイクロ波照射部6は、第3照射部63と第4照射部64との2つで構成されており、内釜4を間に挟んで互いに対向する位置に配置されている。図2に示す構成では、第3照射部63が内釜4の左側面に面し、第4照射部64が内釜4の右側面に面しており、それぞれに対応した回路基板5に接続されている。この構成では、内釜4を挟むように2つのマイクロ波照射部6が配置されている。そのため、内釜4の内部の領域において、一方のマイクロ波照射部6から遠い部分では、他方のマイクロ波照射部6が近くなっており、マイクロ波照射部6から極端に遠い部分を減らすことができる。その結果、内釜4のいずれの部分にも、比較的強度が高いマイクロ波を照射して、均一に加熱することができる。
図2では、2つの回路基板5を備えた構成を示したが、これに限定されず、1つの回路基板5を設けて、第3照射部63と第4照射部64との両方が接続されていてもよい。また、第2実施形態では、2つのマイクロ波照射部6が内釜4の両側面に面する構成としたが、これに限定されず、内釜4の上面および下面のそれぞれに面して、2つのマイクロ波照射部6が設けられた構成としてもよい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る炊飯器について、図面を参照して説明する。
図3は、本発明の第3実施形態に係る炊飯器を示す概略構成図である。
第3実施形態では、第1実施形態に対して、筐体2の構造が異なっている。具体的に、第3実施形態において、筐体2には、一方の側面が開口した調理室2aが設けられている。調理室2aの下部には、内釜4が載置される回転台2bが設けられている。回転台2bは、接続された回転部2c(例えば、モータ等)によって、内釜4と伴に鉛直方向(縦方向Y)の軸回りに回転する。
筐体2には、開閉自在に取り付けられた開閉部3が取り付けられており、本実施の形態において、開閉部3は、調理室2aの開口(前面側)を覆う扉とされている。開閉部3は、ユーザが掴むための取っ手3bが設けられており、筐体2に連結された軸3aを中心にして回転させることで開閉される。
本実施の形態において、マイクロ波照射部6は、第5照射部65、第6照射部66、第7照射部67、第8照射部68、および第9照射部69の5つで構成されており、いずれも開閉部3と反対側の側面(後面側)に設けられている。つまり、5つのマイクロ波照射部6は、それぞれ内釜4の側面に対して、横方向Xで対向し、第5照射部65、第6照射部66、第7照射部67、第8照射部68、および第9照射部69の順で、縦方向Yでの上方から下方へ並べて配置されている。
上述したように、内釜4を回転させると、マイクロ波照射部6に対する位置が変わるので、局所的に加熱させても、均一に温度を上げることができ、効率のよい炊飯をして、省エネルギー化を図ることができる。
マイクロ波照射部6は、食品SHによって反射されたマイクロ波を検知しており、検知したマイクロ波の強度によって、近傍における物質の存在を検知している。これによって、マイクロ波照射部6は、内釜4に収容された食品SHの量を判断する。本実施の形態では、複数のマイクロ波照射部6が縦方向Yに並べて配置されているので、それぞれでマイクロ波を検知して、どの程度の高さまで内釜4に食品SHが収容されているかを把握できる。これによって、新たなセンサーを設けることなく、マイクロ波照射部6を用いて食品SHの量を検知できる。なお、マイクロ波照射部6の数は、2つ以上であればよく、5つより少なくてもよいし、多くてもよい。
上述した第1実施形態ないし第3実施形態では、マイクロ波照射部6の位置がそれぞれ異なっていたが、これらの構成を組み合わせてもよい。例えば、第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせて、内釜4の下面に面するマイクロ波照射部6と、内釜4の側面に面するマイクロ波照射部6とを設けた構成としてもよい。
なお、今回開示した実施の形態は全ての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれる。
1 炊飯器
2 筐体
3 開閉部
4 内釜
5 回路基板
6 マイクロ波照射部
SH 食品
W 水
X 横方向
Y 縦方向

Claims (7)

  1. マイクロ波によって食品を加熱する炊飯器であって、
    筐体と、
    前記筐体に収納される内釜と、
    少なくとも2つ以上の複数のマイクロ波照射部とを備え、
    前記複数のマイクロ波照射部は、それぞれから照射するマイクロ波の位相を制御して、前記内釜の内部を部分的に加熱すること
    を特徴とする炊飯器。
  2. 請求項1に記載の炊飯器であって、
    前記複数のマイクロ波照射部のうち、少なくとも2つ以上は、前記内釜のいずれか1つの外側面に面して配置されていること
    を特徴とする炊飯器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の炊飯器であって、
    前記複数のマイクロ波照射部のうち、少なくとも2つは、前記内釜を間に挟んで互いに対向する位置に配置されていること
    を特徴とする炊飯器。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の炊飯器であって、
    前記内釜を鉛直方向の軸回りに回転させる回転部を備えること
    を特徴とする炊飯器。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載の炊飯器であって、
    前記マイクロ波照射部は、食品によって反射されたマイクロ波を検知し、前記内釜に収容された食品の量を判断する構成とされていること
    を特徴とする炊飯器。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1つに記載の炊飯器であって、
    前記筐体に対して開閉自在とされた開閉部を備えること
    を特徴とする炊飯器。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1つに記載の炊飯器であって、
    炊飯時には、前記内釜に収容された食品の中心部を部分的に加熱し、
    保温時には、前記内釜に収容された食品の上部を部分的に加熱すること
    を特徴とする炊飯器。
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