JP2008261530A - 焼き調理器 - Google Patents

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武年 佐藤
Naoaki Ishimaru
直昭 石丸
Yoshihiko Nakazato
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Abstract

【課題】表面だけでなく中まで焼くことができる焼き調理器を提供することを目的とする。
【解決手段】食品を調理する庫内と、前記庫内の上面および/または下面に取り付けられたヒータと、マイクロ波を出力する固体マイクロ波発振手段と、前記固体マイクロ波発振手段から出たマイクロ波を前記庫内に放射するマイクロ波放射手段と、ヒータおよび前記固体マイクロ波発振手段の制御を行う制御手段とを備え、ヒータで食品の表面をから加熱し、マイクロ波で食品内部を加熱するので、表面だけでなく中まで焼くこととなる。
【選択図】図1

Description

本発明はヒータを有する焼き調理器に関するものである。
従来、この種の焼き調理器は、庫内の上面と下面にヒータを有し、食品をその庫内中央にいれ、上面と下面のヒータで食品を加熱して調理していた(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−129514号公報
しかしながら、前記従来の構成では、食品の上面と下面にヒータがついているので食品の上面及び下面から加熱されてゆき、食品が厚い場合、表面は加熱されているが内部は加熱されていないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、マイクロ波により食品の内部を加熱し、食品の表面はヒータにより加熱するので、表面だけが焼けて中はまだ調理されていないという事が無く、表面だけでなく中まで調理することができる焼き調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の焼き調理器は、食品を調理する庫内と、前記庫内の上面および/または下面に取り付けられたヒータと、マイクロ波を出力する固体マイクロ波発振手段と、前記固体マイクロ波発振手段から出たマイクロ波を前記庫内に放射するマイクロ波放射手段と、ヒータおよび前記固体マイクロ波発振手段の制御を行う制御手段とを備え、本構成によって、ヒータで食品を表面から加熱し、マイクロ波で食品の内部を加熱する。
本発明の焼き調理器によれば、マイクロ波により食品の内部まで加熱し、食品の表面はヒータにより加熱することができる。
第1の発明は、食品を調理する庫内と、前記庫内の上面および/または下面に取り付けられたヒータと、マイクロ波を出力する固体マイクロ波発振手段と、前記固体マイクロ波発振手段から出たマイクロ波を前記庫内に放射するマイクロ波放射手段と、ヒータおよび前記固体マイクロ波発振手段の制御を行う制御手段とを備えたことにより、ヒータで食品の表面をから加熱し、マイクロ波で食品内部を加熱し、表面だけでなく中まで調理することができる。
第2の発明は、第1の発明の庫内を、マイクロ波が庫外に漏れるのを防ぐ電波漏れ防止が施すことを特徴とし、マイクロ波が庫外に漏れるのを防止できる。
第3の発明は、第1の発明のマイクロ波放射手段を左右側面に取り付けることにより、食品を左右から加熱することにより、食品を均一に加熱することができる。
第4の発明は、第1の発明に、マイクロ波反射波検知手段を取り付けることによりマイクロ波が最も効率よく食品に吸収される周波数を検知し、その周波数で加熱することにより、効率的に加熱することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における焼き調理器のブロック図を示すものである。
図1において、マイクロ波が庫外に漏れるのを防ぐ電波漏れ防止が施された食品を調理する庫内1と、庫内上面に取り付けられた上面ヒータ2と、下面に取り付けられた下面ヒータ3と、庫内に食品を置く食品置台8があり、庫内左側面に取り付けられマイクロ波を庫内に放射するマイクロ波放射手段4と、固体マイクロ波発振手段6から出たマイクロ波をマイクロ波放射手段4に導く給電手段5と、マイクロ波を出力する固体マイクロ波発振手段6と、上面ヒータ2や下面ヒータ3や固体マイクロ波発振手段6の制御を行う制御手段7を備えている。
上記構成において、制御手段7は、まず固体マイクロ波発振手段6でマイクロ波を出力させ、給電手段5である同軸ケーブルでマイクロ波放射手段4に接続する。マイクロ波放射手段4は庫内1の食品置台8に置かれた食品9である解凍された魚にマイクロ波を照射する。マイクロ波は解凍された魚の内部の水分に直接働き加熱する。ある一定時間照射し、内部が加熱された頃、制御手段7はマイクロ波の照射を停止し、上面ヒータ2と下面ヒータ3を駆動して、解凍された魚を上下両面の表面から加熱する。さらに詳しく図2、図3を用いて説明する。図2(a)に上ヒータ2が800W、下ヒータ3が800Wで上ヒータからの距離10で下ヒータからの距離11で魚を加熱する場合を示し、その時の魚の表面12の温度と時間の関係を図2(b)に示す。上下ヒータで加熱し、1000秒後に魚の表面温度は約140℃近くになり、図2(b)によれば600秒で100℃を超え表面に水分がなくなってもさらに加熱されるため表面が焦げることになる。図3(a)には、肉厚13の魚において、図3(b)に魚の表面12から魚内部の距離を横軸に、縦軸に内部温度を示した。この図3(b)によれば、魚の表面12より距離20mm以上内部に入れば温度は50℃以下になり、魚内部は生煮え状態である。図1のマイクロ波放射手段4から放射されるマイクロ波は魚内部の20mm以上浸透し、この生煮え部分の水分を加熱し、100℃近くまで加熱することができる。
このように、マイクロ波により食品の内部まで加熱され、食品の表面はヒータにより加熱されるので、表面だけが焼けて中はまだ調理されていないという事が無く、表面だけでなく中まで調理することができる。
また、図4は、魚の肉厚13と上ヒータ1間の距離を示す。食品置台8と上ヒータ2が固定されている場合、魚の表面12と上ヒータ2間の距離14は魚の肉厚13が大きくなればなるほど狭くなる。魚の肉厚13が大きく上ヒータ2間と魚の表面12の距離14が狭いとき、魚の表面12が140℃程度で焦げ目が付くように上ヒータ2の火力を調整した場合火力を弱めることになり、図3(b)で示した魚内部の表面12から20mm以上は50℃よりさらに温度が下がり、ますます生煮え状態となる。この場合にも、図1のマイクロ波放射手段4から放射されるマイクロ波は魚内部の20mm以上浸透し、この生煮え部分の水分を加熱し、100℃近くまで加熱することができる。
なお、本実施の形態において、制御手段7は上面ヒータ2や下面ヒータ3や固体マイクロ波発振手段6を同時に駆動しても良い。
また、図5に示すように、上記図1の構成にさらに、マイクロ波放射手段16を庫内の右側面に取り付けると、固体マイクロ波発振手段6で出力されたマイクロ波は左給電手段5と右給電手段17である同軸ケーブルで、左側面のマイクロ波放射手段4と右側面のマイクロ波放射手段16に供給される。庫内1の食品置台8に置かれた食品9である解凍された魚に左右のマイクロ波放射手段4及び16からマイクロ波が照射されるので、左右から食品9である解凍された魚が内部で加熱されるので、食品を均一に加熱することができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2の焼き調理器のブロック図である。図6において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。図6において、マイクロ波放射手段4で放射されたマイクロ波が反射された量を検知するマイクロ波反射波検知手段18を庫内1に設置し、マイクロ波反射波検知手段18の出力は制御手段7に入力されている。
図7を用いて、さらに詳しく説明する。制御手段7の中は、処理判断を行う中央処理部19と、中央処理部19で処理されたデータを記憶する記憶部22と、中央処理部19の出力は周波数制御部20に接続され、周波数制御部20の出力は発振駆動部21に接続されている。また、マイクロ波反射波検知手段18の出力は制御手段7の中の中央処理部19に入力されている。また、制御手段7の中の発振駆動部21の出力は固体マイクロ波発振手段6に接続されている。
上記構成において、まず、中央処理部19は、マイクロ波の周波数が最低周波数2400MHzになるよう周波数制御部20に指示を出す。周波数制御部20は2400MHzの周波数で発振駆動部21を駆動する。発振駆動部21の出力は固体マイクロ波発振手段6を駆動してマイクロ波を出力する。出力されたマイクロ波は給電手段5を介してマイクロ波放射手段4より庫内にマイクロ波が照射される。すると、食品9にマイクロ波が全て吸収されずに一部は庫内のヒータなどの金属に当たり、反射波が生じる。その反射の量をマイクロ波反射波検知手段18が検知し、制御手段7の中央処理部19に送る。中央処理部19は、その時の周波数と反射波量を記憶部22に保存する。
次に、中央処理部19は周波数がΔfだけ高い方に移動させる指令を発振駆動部20に出す。以下、上で述べたように2400MHz+Δfの周波数の反射波量を記憶部22に保存する。周波数が上限になる2500MHzまで繰り返す。
図8に示すように、中央処理部19は記憶部22のデータより反射波量が最も小さい時の周波数f1を求める。 つまり、反射波量が最も小さい時の周波数f1が、食品9に最もマイクロ波が効率よく吸収されていることを示している。そこで、中央処理部は、以後f1の周波数で庫内1を加熱する。このように、庫内の食品がマイクロ波により効率よく加熱することができる。
なお、反射波量が最も小さい時だけでなく、所定の値よりも小さい時の周波数を求めて、その周波数で庫内1を加熱するようにしてもよい。
また、本実施の形態1、2では上面ヒータ2と下面ヒータ3とを設け、制御手段7は上面ヒータ2と下面ヒータ3とを制御する構成としたが、上面ヒータ2、下面ヒータ3のいずれか一つだけを設け、制御手段7は、上面ヒータ2、下面ヒータ3のいずれか一つだけを制御するようにしてもよい。
本発明にかかる焼き調理器は、マイクロ波により食品の内部まで加熱され、食品の表面はヒータにより加熱されるので、表面だけが焼けて中はまだ調理されていないという事が無く、表面だけでなく中まで調理することが可能になるので、焼き調理器を搭載した誘導加熱調理器にも適用できる。
本発明の実施の形態1における焼き調理器のブロック図 本発明の実施の形態1における魚の表面の温度と時間の関係を示す図 本発明の実施の形態1における魚の表面からの内部の距離と内部温度の関係を示す図 本発明の実施の形態1における魚の肉厚と上ヒータ間の距離を示す図 本発明の実施の形態1における他の焼き調理器のブロック図 本発明の実施の形態2における焼き調理器のブロック図 本発明の実施の形態2における制御手段のブロック図 本発明の実施の形態2における周波数と反射波量の特性図
符号の説明
1 庫内
2 上面ヒータ
3 下面ヒータ
4 マイクロ波放射手段(左側面)
5 給電手段
6 固体マイクロ波発振手段
7 制御手段
8 食品置台
9 食品
18 マイクロ波反射波検知手段
19 中央処理部
20 周波数制御部
21 発振駆動部
22 記憶部

Claims (5)

  1. 食品を調理する庫内と、前記庫内の上面および/または下面に取り付けられたヒータと、マイクロ波を出力する固体マイクロ波発振手段と、前記固体マイクロ波発振手段から出たマイクロ波を前記庫内に放射するマイクロ波放射手段と、ヒータおよび前記固体マイクロ波発振手段の制御を行う制御手段とを備えた焼き調理器。
  2. 庫内は、マイクロ波が庫外に漏れるのを防ぐ電波漏れ防止が施されていることを特徴とする請求項1に記載の焼き調理器。
  3. マイクロ波放射手段は、庫内の左側面と右側面に取り付けられてなる請求項1または2に記載の焼き調理器。
  4. 庫内のマイクロ波の反射量を検知するマイクロ波反射波検知手段を有するとともに、制御手段は、前記マイクロ波反射波検知手段で検知した反射波量が所定の値よりも小さくなるようにマイクロ波の周波数を制御する周波数制御部を設けた請求項1に記載の焼き調理器。
  5. 庫内のマイクロ波の反射波量を検知するマイクロ波反射波検知手段を有するとともに、制御手段は、前記マイクロ波反射波検知手段で検知した反射波量が最も小さくなるようにマイクロ波の周波数を制御する周波数制御部を設けた請求項1に記載の焼き調理器。
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