JP2019126322A - 金属部材、網体及び生簀 - Google Patents

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Abstract

【課題】水生生物の付着を抑制でき、且つ、軽量化された金属部材、網体及びこれを用いた生簀を提供する。【解決手段】金属部材21は、Al合金の基材24と、基材24の表面に設けられ、少なくともZnを含む被覆層25と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、金属部材、網体及び生簀に関する。
水生生物の付着を防止するために、水中に設置される構造物に亜鉛からなる被覆層を設けることが知られている。被覆層から溶出する亜鉛は、水生生物の付着を抑制する。例えば、特許文献1には、海水中に敷設された構造体の表面を覆う亜鉛溶射被膜が記載されている。特許文献1に記載の亜鉛溶射被膜は、99.99重量%以上の高純度亜鉛、又は該高純度亜鉛に0.5重量%以下のAlを添加した合金が溶射材として形成されている。
特開平9−296264号公報
上述の亜鉛溶射被膜が金属製の基材の表面に形成された金属部材がある。このような金属部材は、水中に設置される構造物(例えば、船底及び生簀の金網等)に適用される。金属部材は、基材が鋼板等の密度が高い金属である場合に、水中に設置する構造物が重くなるという問題がある。したがって、金属部材は、水生生物の付着を抑制でき、且つ、より軽量であることが望まれている。
本発明は、水生生物の付着を抑制でき、且つ、軽量化された金属部材、網体及びこれを用いた生簀を提供することを目的とする。
本発明の第1態様に係る金属部材は、Al合金の基材と、前記基材の表面に設けられ、少なくともZnを含む被覆層と、を備える。
これによれば、金属部材が海水中又は淡水中に配置された場合に、被覆層のZnが水中に溶出することで、水生生物等の異物の付着が抑制される。また、金属部材は、基材がAl合金であるため、基材が鋼板等の密度が高い金属である場合と比較して、軽量化できる。
本発明の望ましい態様に係る金属部材において、前記被覆層は、Alを含む擬合金溶射被膜である。
これによれば、金属部材が海水中又は淡水中に配置された場合に、被覆層のZnが水中に溶出することで、水生生物等の異物の付着が抑制される。さらに、被覆層に含まれるAlがZnの溶出速度を抑制する。したがって、金属部材は、被覆層にAlが含まれていない場合と比較して、長期間に渡って、水生生物等の付着を抑制することができる。また、金属部材は、被覆層が擬合金溶射被膜であるため、被覆層に含まれるZnとAlとの比率を任意に調整できる。したがって、金属部材が適用される環境に応じて、Znの溶出速度を調整することができる。また、被覆層の内部に複数の空隙を形成することができる。これにより、被覆層表面のZnの溶出が進んだ場合に、徐々に被覆層の内部の空隙に水が浸透する。これによれば、Znの溶出が進むにつれて、空隙内に侵入した水が空隙近傍のZnと接触できる。したがって、時間の経過と共にZnの溶出速度が低下することを抑制できる。
本発明の望ましい態様に係る金属部材において、前記被覆層は、Znを少なくとも50質量%以上含む。これによれば、被覆層の表面に水生生物等が付着することを抑制できる。
本発明の望ましい態様に係る金属部材において、前記被覆層は、Znを少なくとも70質量%以上含む。これによれば、被覆層の表面に水生生物等が付着することをより抑制できる。
本発明の望ましい態様に係る金属部材において、前記被覆層は、Znを少なくとも85質量%以上含む。これによれば、被覆層の表面に水生生物等が付着することをより抑制できる。
本発明の望ましい態様に係る金属部材において、前記基材は、板形状である。これによれば、例えば、金属部材を船舶の船底等の構造物に適用することができる。
本発明の望ましい態様に係る金属部材において、前記基材は、線形状である。これによれば、例えば、金属部材を網体の線材として適用できる。
本発明の第2態様に係る網体は、複数の上述の金属部材が編み込まれる。これによれば、網体に水生生物等の異物が付着することを抑制できる。したがって、網体の開口部分が水生生物で塞がれることを抑制できる。
本発明の第3態様に係る生簀は、上述の網体と、前記網体が取り付けられる枠体と、を有する。これによれば、生簀に水生生物等の異物が付着することを抑制できる。したがって、網体の開口部分が水生生物で塞がれることを抑制できる。その結果、生簀の内部に流入する水、及び生簀の外部へ流出する水の流れを妨げることを抑制できる。
本発明によれば、水生生物の付着を抑制でき、且つ、軽量化された金属部材、網体及びこれを用いた生簀を提供することができる。
図1は、実施形態に係る生簀を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係る網体の平面図である。 図3は、図2のA1−A2線で切断して矢印方向から見たときの断面模式図である。 図4は、図3の位置Qを拡大して示す断面模式図である。 図5は、変形例に係る金属部材の斜視図である。
発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。なお、図面は説明をより明確にするため、各部の寸法を適宜変更して示している。
(生簀)
図1は、実施形態に係る生簀を示す斜視図である。図1に示すように、生簀15は、網体10と、網体10が取り付けられる枠体30とを有する。枠体30は、平面視において、正方形状又は矩形状であり、正方形状又は矩形状の枠体30の各頂点に、下方に延びる複数の支柱31が設けられている。枠体30及び支柱31に網体10が取り付けられる。生簀15は、枠体30に囲まれた上面側が開口し、各側面及び底面に網体10が設けられる。生簀15は海水中又は淡水中で魚の養殖などに用いられるものであり、枠体30に浮子を設けて使用することができる。なお、生簀15の構造は特に限定されず、平面視において円形であってもよい。また、生簀15は、支柱31を設けずに、枠体30に網体10が吊下げられるように取り付けたものであってもよい。
(網体)
図2は、実施形態に係る網体の平面図である。図2に示すように、本実施形態の網体10は、互いに隣り合って配置された金属部材21及び金属部材22を有する。金属部材21及び金属部材22は、線形状の部材である。金属部材21は、+X方向に突出する屈曲部21aと、−X方向に突出する屈曲部21bと、屈曲部21aと屈曲部21bとを繋ぐ直線部21cとを有する。金属部材21は、Y方向において、屈曲部21aと屈曲部21bとが交互に設けられた波形の形状を有する。金属部材22は、+X方向に突出する屈曲部22aと、−X方向に突出する屈曲部22bと、屈曲部22aと屈曲部22bとを繋ぐ直線部22cとを有する。金属部材22は、Y方向において、屈曲部22aと屈曲部22bとが交互に設けられた波形の形状を有する。金属部材21及び金属部材22は、それぞれ波状にY方向に延びており、複数の金属部材21と複数の金属部材22とが、X方向において交互に隣り合って配置される。
金属部材21と、金属部材21の+X方向に隣り合う金属部材22とは、屈曲部21aと屈曲部22bとが交差する。また、金属部材21と、金属部材21の−X方向に隣り合う金属部材22とは、屈曲部21bと屈曲部22aとが交差する。このようにして、金属部材21と金属部材22とが隣り合って編み込まれている。網体10は、金属部材21の直線部21c、21c及び金属部材22の直線部22c、22cで囲まれた部分が開口する。なお、直線部21c、22cで囲まれた開口の大きさや、金属部材21及び金属部材22の直径は、網体10の用途、使用環境に応じて適宜変更することができる。また、金属部材21と金属部材22とが交差する箇所で、屈曲部21a、21bと屈曲部22a、22bとが接触していてもよく、また屈曲部21a、21bと屈曲部22a、22bとが接触せず間隔Lを設けて離間していてもよい。若しくは直線部21cと直線部22cとが接触してもよい。
金属部材21と、金属部材21の+X方向に隣り合う金属部材22とは、+Y方向及び−Y方向の端部が折り曲げられて接続されている。端部で接続された金属部材21と金属部材22とを一組の金属線材10aとしたとき、X方向に隣り合う一組の金属線材10aと一組の金属線材10aの間隔は変位可能となっている。このため、網体10の収納時や運搬時において、図2に示す間隔Lが大きくなるように網体10を変形させて、網体10のX方向の寸法を小さくすることが可能となっている。
(金属部材)
図3は、図2のA1−A2線で切断して矢印方向から見たときの断面模式図である。図4は、図3の位置Qを拡大して示す断面模式図である。図3及び図4を参照して、本実施形態の金属部材21について説明する。なお、金属部材22の構成は金属部材21の構成と同様であるため、金属部材22の説明は、省略する。図3に示すように、金属部材21は、基材24と、基材24を被覆する被覆層25とを有する。基材24は、Al合金線である。Al合金線とは、例えば、Al−Mg−Si系のAl合金線(JIS A6061−T6等)である。Al合金は鉄(Fe)や銅(Cu)等の金属材料に比べ軽量である。したがって、基材24をAl合金線とすることで、金属部材21の軽量化を図ることができる。
被覆層25は、基材24の外周面を覆う。被覆層25は、Zn及びAlを含む擬合金溶射被膜である。擬合金溶射被膜とは、2本の線材を同時に溶射することで形成される溶射膜である。例えば、擬合金溶射被膜は、Zn線及びAl合金線を溶融させ、圧縮空気で溶滴を微粒子化して、基材24の表面に半溶融状態で付着させることで形成される。したがって、図4に示すように、被覆層25は、Zn粒子26とAl粒子28とが重なり合った状態で形成される。被覆層25には、空隙29が含まれる。以上説明したように、被覆層25は、亜鉛及びアルミニウムのそれぞれが溶融された微粒子が重なり合った複合的な膜である。被覆層25は微細なポーラスを有するため、水中においては水分が浸透しやすい。そして、亜鉛はアルミニウムよりも電位が低いため、水分の浸透により、亜鉛及びアルミニウムの間において、常に電位差が生じ、被覆層25は、基材24の防食効果を発揮する。
被覆層25に含まれるZn含有率は、例えば、50質量%以上85質量%以下である。被覆層25に含まれるAl含有率は、例えば、15質量%以上50質量%以下である。なお、溶射に用いられるAl合金線は、例えば、Si、Fe及びMn等を含有していてもよい。組成の異なる複数本の溶射線を溶射し被覆層25が形成されるので、上述したような様々な組成パターンの被覆層25を得ることが容易である。したがって、擬合金溶射によれば、被覆層25に含まれるZn含有率の調整などを適宜行うことができる。
被覆層25は、基材24の周方向においてほぼ一定の厚さを有しており、且つ、基材24の延在方向においてほぼ一定の厚さを有している。被覆層25の厚みは、例えば50μmである。被覆層25の厚みが少なくとも50μmあれば、金属部材21が海水中又は淡水中に配置された場合に、水生生物の付着を抑制するのに十分な量のZnを被覆層25から溶出できる。さらに水生生物の付着抑制効果を長時間持続させたい場合は、被覆層25の厚みを1000μm程度までにすることが可能である。このように、被覆層25の厚みは、50μm以上1000μm以下であれば、被覆層25に水生生物が付着することを抑制できる。なお、被覆層25は、擬合金溶射被膜であるとしたが、Zn含有率が50−85質量%であるZn−Al合金線を溶射して形成されてもよい。
本実施形態の金属部材21によれば、基材24を被覆する被覆層25が設けられており、被覆層25は、Znを含む。このため、金属部材21を海水中又は淡水中で使用した場合、Znが徐々に水中に溶出することにより、水生生物等の異物が金属部材21に付着することを抑制できる。また、被覆層25を設けることにより基材24の腐食が抑制される。
本実施形態の金属部材21によれば、鋼材よりも腐食が進みにくく軽量なアルミニウムを含む基材24に、Zn−Al系合金からなる溶射皮膜層を設けることでZnの溶出速度を制御し、水生生物の付着抑制効果が長期間持続する。
本実施形態の金属部材21は、被覆層25がZn−Al擬合金溶射被膜である。これによれば、図4に示すように、被覆層25の内部には、空隙29が形成される。このような構造によれば、被覆層25の表面に配置されたZn粒子26だけではなく、被覆層25の内部に分布するZn粒子26を海水又は淡水と接触させることができる。すなわち、被覆層25のZn粒子26と海水又は淡水との接触面積を大きくすることができる。その結果、被覆層25から溶出するZnの量を増加させることができる。また、金属部材21が海水中又は淡水中に置かれてZnの溶出が進むと、当初海水又は淡水が内部に浸透していなかった空隙29の内部に海水又は淡水が浸透する。したがって、金属部材21は、Znの溶出が進むにつれて、Zn粒子26と海水又は淡水との接触面積を徐々に増加させることができる。これによれば、被覆層25をめっき等によって形成する場合と比較して、時間の経過に伴うZnの溶出速度の低下を抑制できる。その結果、金属部材21は、長期的に水生生物が付着することを抑制できる。
本実施形態の金属部材21は、被覆層25がZn−Al擬合金溶射被膜である。すなわち、被覆層25は、Alを含む。これによれば、基材24の防食効果が得られるとともに、被覆層25がZnのみである場合と比較して、被覆層25からZnが溶出する速度を遅くすることができる。その結果、被覆層25がZnのみである場合と比較して、水生生物等の異物が金属部材21に付着することをより長く抑制することができる。
本実施形態の金属部材21において、被覆層25のZn含有率が50質量%以上100質量%以下である。被覆層25のAl含有率が亜鉛よりも大きくなると、Znの溶出速度は非常に緩和される反面、水生生物等の付着抑制効果が低下し、結果として水生生物同士の集合や接触が連鎖的に進行し、時間が経過するにつれて相対的な水生生物付着量が増大する可能性が高くなる。
より好ましくは、本実施形態の金属部材21において、被覆層25のZn含有率が70質量%以上100質量%以下である。このような組成であれば、金属部材21は、被覆層25から溶出するZnの溶出速度が速くなる。また、被覆層25のAl含有率が0質量%以上30質量%以下あるので、Al含有率に応じて被覆層25から溶出するZnの溶出速度を遅くし、水生生物の付着抑制効果を長時間持続させることができる。
より好ましくは、本実施形態の金属部材21において、被覆層25のZn含有率が70質量%以上85質量%以下である。このような組成であれば、被覆層25から溶出するZnの溶出速度を確保しつつ、被覆層25のAl含有率が25質量%以上30質量%以下あるので、Znの溶出速度を遅くし、水生生物の付着抑制効果を長時間持続させることができる。したがって、金属部材21は、より長期に渡り、水生生物の付着を抑制できる。
網体は、例えば、魚類等の養殖用の生簀に用いられる。この場合、貝類及び藻類等の水生生物の付着により網体の開口が塞がれて、水の流れが阻害される可能性が生じる。また、付着した水生生物が、生簀の魚類等に悪影響を及ぼす可能性がある。また、網体が、淡水中で使用される場合も同様に、淡水中の水生生物等が付着する可能性がある。
それに対し、本実施形態の網体10は、表面に被覆層25が設けられており、被覆層25は、Znを含む。このため、網体10を海水中又は淡水中で使用した場合、Znが徐々に海水又は淡水に溶出することにより、水生生物等の異物が網体10に付着することを抑制できる。
(実施形態に係る金属部材の製造方法)
金属部材21の製造方法の一例について説明する。作業者は、基材24の外周面に擬合金溶射を行って被覆層25を形成する。具体的には、Zn線及びAl合金線をアークにより溶融させ、圧縮空気で溶滴を微粒子化して、基材24の表面に半溶融状態で付着させる。なお、擬合金溶射は、常温溶射方式であることが好ましい。これによれば、Al粒子及びZn粒子の酸化を抑制できる。すなわち、被覆層25の強度を向上させることができる。なお、被覆層25は、Znを含んでいればよく、例えば、Zn線のみ、又はZn合金線を溶射することで形成されてもよい。
被覆層25を形成する方法は、アーク溶射に限定されない。例えば、被覆層25は、ワイヤーフレーム溶射で形成されてもよい。ワイヤーフレーム溶射によれば、アーク溶射よりも低い温度で被覆層25を形成することができる。したがって、ワイヤーフレーム溶射は、アーク溶射よりも被覆層25に含まれる酸化物を低減することができる。また、ワイヤーフレーム溶射は、アーク溶射よりも被覆層25を緻密に形成することができる。被覆層25は、粉末式フレーム溶射及び高速フレーム溶射等で形成されてもよい。
(変形例)
図5は、変形例に係る金属部材の斜視図である。図5に示すように、金属部材40は、板形状の基材42と、基材42の一方の面を被覆する被覆層44とを有する。基材42は、Al合金板である。Al合金板とは、例えば、Al−Mg系のAl合金板(JIS 5052−H34等)である。Al合金は鉄(Fe)や銅(Cu)等の金属材料に比べ軽量である。したがって、基材42をAl合金板とすることで、金属部材40の軽量化を図ることができる。
被覆層44は、基材42の一方の面を覆う。被覆層44は、被覆層25と同様に、疑合金溶射被膜である。被覆層44は、ほぼ一定の厚さを有している。被覆層44の厚みは、例えば50μmである。被覆層44の厚みが少なくとも50μmあれば、金属部材40が海水中又は淡水中に配置された場合に、水生生物の付着を抑制するのに十分な量のZnを被覆層44から溶出できる。さらに水生生物の付着抑制効果を長時間持続させたい場合は、被覆層44の厚みを1000μm程度までにすることが可能である。このように、被覆層44の厚みは、50μm以上1000μm以下であれば、被覆層44に水生生物が付着することを抑制できる。なお、被覆層44は、擬合金溶射被膜であるとしたが、Zn含有率が50−85質量%であるZn−Al合金線を溶射して形成されてもよい。
本変形例の金属部材40は、基材42を被覆する被覆層44が設けられており、被覆層44は、Znを含む。このため、金属部材40を海水中又は淡水中で使用した場合、Znが徐々に水中に溶出することにより、水生生物等の異物が金属部材40に付着することを抑制できる。また、被覆層44を設けることにより基材42の腐食が抑制される。
本変形例の金属部材40は、基材42が板形状である。また、金属部材40は、被覆層44が板形状の基材42の一方の面に形成される。このような構成により、金属部材40は、海水又は淡水に曝される構造物の表面に適用することができる。例えば、金属部材40は、船の船底に適用することができる。この場合、金属部材40は、水生生物が船底に付着することを抑制することができる。これにより、船舶と海水又は淡水との摩擦抵抗を抑制できる。すなわち、船舶の移動速度が低下すること、及び運航に必要な燃料が増大することを抑制することができる。また、水生生物を船底から掻き落とす作業、及び掻き落とした水生生物を処分する作業を省くことができる。
(変形例に係る金属部材の製造方法)
金属部材40の製造方法の一例について説明する。まず、作業者は、基材42の表面にブラスト処理を行う。ブラスト処理は、例えば、表面粗さRzが約50μmとなるように実施される。これにより、基材42の表面に溶射された金属粒子を付着し易くすることができる。なお、表面粗さRzは、50μmに限定されない。表面粗さRzは、2μmから150μmの範囲であれば、基材42の表面に溶射された金属粒子が好適に付着することができる。なお、表面粗さRzとは、JIS B0601:2013で定義される最大高さ粗さである。
次に、作業者は、基材42の表面に擬合金溶射を行って被覆層44を形成する。具体的には、Zn線及びAl線をアークにより溶融させ、圧縮空気で溶滴を微粒子化して、基材42の表面に半溶融状態で付着させる。なお、擬合金溶射は、常温溶射方式であることが好ましい。これによれば、Al粒子及びZn粒子の酸化を抑制できる。すなわち、被覆層44の強度を向上させることができる。なお、被覆層44は、Znを含んでいればよく、例えば、Zn線のみ、又はZn合金線を溶射することで形成されてもよい。
(実施例)
本変形例に係る金属部材40の製造方法を用いて実施例1−実施例10に係る金属部材40を製造した。また、比較例1−比較例3に係る金属部材を製造した。実施例1−実施例10及び比較例1、比較例2には、基材42として70mm×150mm×2.0mmのAl合金板(JIS 5052−H34)を用いた。比較例3には、基材として、70mm×150mm×2.0mmの溶融亜鉛めっき鋼板(JIS G 3302 Z60)を用いた。実施例1−実施例10及び比較例1、比較例2には、基材42の表面粗さRzが約50μmとなるように、酸化アルミニウムのメディアを用いてブラスト処理を行った。
実施例1には、2本のZn線を用いて基材42の一方の面にアーク溶射を行い、付着量約500g/mの被覆層44を形成した。実施例2には、Alを15質量%含有するZn−Al合金線を2本用いて基材42の一方の面にアーク溶射を行い、付着量約500g/mの被覆層44を形成した。実施例3−実施例6には、Zn線の体積とAl合金線の体積とがおよそ同じとなるようにアーク溶射して、基材42の一方の面に付着量約500g/mの被覆層44を形成した。実施例7には、Zn線の体積に対するAl合金線の体積の比が2となるようにアーク溶射して、基材42の一方の面に付着量約500g/mの被覆層44を形成した。実施例8には、Zn線の体積に対するAl合金線の体積の比が2.6となるようにアーク溶射して、基材42の一方の面に付着量約500g/mの被覆層44を形成した。実施例9には、Zn線をワイヤーフレーム溶射して、基材42の一方の面に付着量約500g/mの被覆層44を形成した。実施例10には、Alを15質量%含有するZn−Al合金線を用いて基材42の一方の面にワイヤーフレーム溶射を行い、付着量約500g/mの被覆層44を形成した。
比較例1には、被覆層44を形成せず、基材42をそのまま用いた。比較例2には、Zn線の体積に対するAl線の体積の比が3となるようにアーク溶射して、基材42の一方の面に付着量約500g/mの被覆層44を形成した。比較例3には、溶融亜鉛めっき鋼板(Zn付着量600g/m)を用いた。実施例3−実施例8及び比較例2に用いたAl合金線の組成は、以下の表1に示す通りである。
Figure 2019126322
そして、実施例1−実施例10及び比較例1−比較例3に対して、海水浸漬試験を実施した。海水浸漬試験は、日本軽金属株式会社清水工場の敷地内の岸壁で実施した。そして、海水浸漬試験開始から2か月後、6か月後、1年後及び2年後に水生生物の付着状況を評価した。水生生物の付着状況の評価は、実施例1−実施例10及び比較例1−比較例3の表面に付着した動物種及び藻類の面積を算出することで実施した。動物種としては、主にフジツボ、カキ及びムラサキイガイが付着した。なお、表1に示す付着面積は、実施例1−10及び比較例1−3の表面積に対して水生生物が付着した面積の比率を百分率で示している。
表1に示すように、実施例1は、比較例1よりも水生生物の付着面積が小さかった。このため、金属部材40は、Znを含む被覆層44を基材42の表面に形成することで、水生生物の付着を抑制できることが示された。
また、比較例2は、2か月経過時において、比較例1よりも水生生物の付着面積が小さかった。そして、比較例2は、6か月経過時に全面が水生生物で覆われた。比較例2に対し、実施例8は、2年経過時でも、およそ20%の面積には水生生物は付着しなかった。実施例8に対し、実施例7は、2年経過時でも、およそ50%の面積には水生生物は付着しなかった。
比較例2のように、金属部材40は、被覆層44が47質量%のZnを含むことで、少なくとも2か月の期間に渡って水生生物の付着を抑制できることが示された。また、実施例8のように、被覆層44が50質量%のZnを含む金属部材40は、被覆層が47質量%のZnを含む金属部材と比較して、より長期(少なくとも2年以上)に渡って水生生物の付着を抑制できることが示された。したがって、金属部材40は、被覆層44が50質量%のZnを含むことで、水生生物の付着を効果的に抑制できることが示された。また、実施例7のように、被覆層44が57質量%のZnを含む金属部材40は、被覆層が50質量%のZnを含む金属部材と比較して、水生生物の付着をより抑制できることが示された。したがって、金属部材40は、被覆層44が57質量%のZnを含むことで、水生生物の付着をより効果的に抑制できることが示された。
溶融亜鉛めっき処理によって被覆層が形成されている比較例3に対し、実施例1は、Al合金板の基材42にアーク溶射によって被覆層44が形成されている。実施例1は、比較例3よりも水生生物の付着面積が小さかったので、基材42がAl合金板の金属部材40は、基材が鋼板の金属部材よりも、水生生物の付着を抑制できることが示された。また、被覆層44がアーク溶射によって形成された金属部材40は、被覆層が溶融亜鉛めっき処理によって形成された金属部材よりも、水生生物の付着を抑制できることが示された。
また、実施例3は、全期間において、実施例7よりも水生生物の付着面積が小さかった。実施例3のように、被覆層44が73質量%のZnを含む金属部材40は、被覆層44が57質量%のZnを含む金属部材40と比較して、水生生物の付着をより抑制できることが示された。したがって、金属部材40は、被覆層44がおよそ70質量%のZnを含むことで、水生生物の付着をより効果的に抑制できることが示された。
また、実施例2は、全期間において、実施例3よりも水生生物の付着面積が小さかった。実施例2のように、被覆層44が85質量%のZnを含む金属部材40は、被覆層44が73質量%のZnを含む金属部材40と比較して、より水生生物の付着を抑制できることが示された。
また、実施例4は、全期間において、実施例3よりも水生生物の付着面積が小さかった。実施例4のような被覆層44がMnを含む金属部材40は、実施例3のような被覆層44がMn含まない金属部材40と比較して、より水生生物の付着を抑制できることが示された。
また、実施例9は、実施例1と同様に水生生物の付着を抑制できた。また、実施例10は、実施例2と同様に水生生物の付着を抑制できた。このため、被覆層44がワイヤーフレーム溶射で形成された金属部材40は、被覆層44がアーク溶射で形成された金属部材40同様に、水生生物の付着を抑制できることが示された。
また、実施例2は、2年経過時において、実施例1よりも水生生物の付着面積が小さい。実施例1は、被覆層44にAlが含まれていない。実施例2は、被覆層44に15質量%のAlを含む。実施例2のように、被覆層44がAlを少なくとも15質量%含む金属部材40は、被覆層44がAlを含まない金属部材40よりも、より長い期間水生生物の付着を抑制できることが示された。すなわち、被覆層44がAlを含む金属部材40は、被覆層44に含まれるAlがZnの溶出速度を抑制することで、より長期的にZnの溶出を継続できることが示された。
(実施例11、実施例12)
本実施形態に係る金属部材21の製造方法を用いて実施例11、実施例12に係る金属部材21を製造した。また、比較例4に係る金属部材を製造した。実施例11、実施例12及び比較例4には、基材24として直径6mmのAl合金線(JIS A6061−T6)を用いた。実施例11には、Zn線を用いて基材24の表面にワイヤーフレーム溶射を行い、付着量約500g/mの被覆層25を形成した。実施例12には、Alを15質量%含有するZn−Al合金線を用いて基材24の表面にワイヤーフレーム溶射を行い、付着量約500g/mの被覆層25を形成した。比較例4は、被覆層25を形成せず、基材24をそのまま用いた。
そして、実施例11、実施例12及び比較例4に対して、海水浸漬試験を実施した。該海水浸漬試験の内容は、上述の実施例1−実施例10及び比較例1−比較例3に対して行った試験と同様である。実施例11、実施例12及び比較例4に付着した水生生物の付着状況は、下記の表2に示す通りである。なお、表2に示す付着面積は、実施例11、実施例12及び比較例4の外周面の面積に対して水生生物が付着した面積の比率を百分率で示している。
Figure 2019126322
表2に示すように、実施例11は、比較例4よりも水生生物の付着面積が小さかった。被覆層25が形成されていない比較例4は、海水浸漬試験開始から2か月後には基材の全面に水生生物が付着した。以上より、Znを含む被覆層25が形成された金属部材21は、被覆層25が形成されていない金属部材よりも水生生物の付着を抑制できることが示された。
また、実施例12は、2年経過時において、実施例11よりも水生生物の付着面積が小さかった。すなわち、実施例12は、実施例11よりも長期に渡って水生生物の付着を抑制できることが示された。これは、実施例12の被覆層がAlを15質量%含有することで、被覆層25中のZnの溶出速度が低下したことに起因する。
また、実施例12は、2年経過時において、実施例11よりも水生生物の付着面積が小さい。実施例11は、被覆層25がAlを含まない。実施例12は、被覆層25が15質量%のAlを含む。実施例12のように、被覆層25がAlを少なくとも15質量%含む金属部材21は、被覆層25がAlを含まない金属部材21よりも、より長い期間水生生物の付着を抑制できることが示された。すなわち、被覆層25がAlを含む金属部材21は、被覆層25に含まれるAlがZnの溶出速度を抑制することで、より長期的にZnの溶出を継続できることが示された。このように、線形状の金属部材21は、板形状の金属部材40同様の効果を奏することが示された。
10 網体
10a 一組の金属線材
15 生簀
21、22、40 金属部材
24、42 基材
25、44 被覆層
30 枠体

Claims (9)

  1. Al合金の基材と、
    前記基材の表面に設けられ、少なくともZnを含む被覆層と、
    を備える金属部材。
  2. 前記被覆層は、Alを含む擬合金溶射被膜である請求項1に記載の金属部材。
  3. 前記被覆層は、Znを少なくとも50質量%以上含む請求項1又は2に記載の金属部材。
  4. 前記被覆層は、Znを少なくとも70質量%以上含む請求項1又は2に記載の金属部材。
  5. 前記被覆層は、Znを少なくとも85質量%以上含む請求項1又は2に記載の金属部材。
  6. 前記基材は、板形状である請求項1から5のいずれか一項に記載の金属部材。
  7. 前記基材は、線形状である請求項1から5のいずれか一項に記載の金属部材。
  8. 請求項7に記載の金属部材が複数編み込まれた網体。
  9. 請求項8に記載の網体と、
    前記網体が取り付けられる枠体と、を有する生簀。
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