JP2019125857A - 電子機器、制御装置および制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】物体が接触していないにも関わらず接触検知装置が反応したままになる状況においても、物体の接触を適切に検知できるようにする。【解決手段】制御装置(2)は、接触検知装置(1)の出力値が所定の接触閾値を超え、かつ上記出力値が上記接触閾値を超えた後の所定の期間内における上記出力値の変動が所定の範囲内に収まっているとの条件を満たしたか否かを判定する検知装置制御部(21)と、上記条件を満たしたと判定された場合に、上記所定の期間に出力された大きさの出力値では物体が接触したと検知しないように、接触検知装置(1)の出力する出力値を較正する処理、および上記接触閾値を変更する処理の少なくとも何れかを実行するキャリブレーション処理部(22)と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器、制御装置および制御プログラムに関する。
従来、スマートフォンなどの電子機器に備えられたセンサによる検出結果に応じて、電子機器にて実行する処理を決定する技術がある。特許文献1には、把持部を把持したユーザの手が接触する位置に設けられた電極を介して、上記ユーザの手の上記電極への接触を判定する接触センサを備えた情報処理装置が開示されている。
特開2015−211455号公報(2015年11月24日公開)
ここで、特許文献1に記載されているような、物体の接触に伴って変化する物理量の値を検知するセンサ(接触センサ)は、周囲の環境の変化によって、物体が非接触のときの物理量の値が変化する場合がある。例えば、落下や圧迫もしくは経年変化により筐体そのものに変形が生じることで、接触センサに圧力がかかったままの状態となり予め定められた閾値を超えた出力を出し続けることで、端末を把持していないにも関わらず、接触センサが反応した状態のままになってしまう可能性があるという問題がある。
本発明の一態様は、上記の問題点に鑑みて為されたものであり、その目的は、物体が接触していないにも関わらず接触検知装置が反応したままになる状況においても、物体の接触を適切に検知できるようにすることができる電子機器などを実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る電子機器は、物体の接触を検知する少なくとも1つの接触検知装置と、上記接触検知装置の動作を制御する制御装置と、を備えた電子機器であって、上記制御装置は、上記接触検知装置の出力値が所定の接触閾値を超え、かつ上記出力値が上記接触閾値を超えた後の所定の期間内における上記出力値の変動が所定の範囲内に収まっているとの条件を満たしたか否かを判定し、上記条件を満たしたと判定された場合に、上記所定の期間に出力された大きさの出力値では物体が接触したと検知しないように、上記接触検知装置の出力する出力値を較正する処理、および上記接触閾値を変更する処理の少なくとも何れかを実行する構成である。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御装置は、物体の接触を検知する少なくとも1つの接触検知装置を備えた電子機器の制御装置であって、上記制御装置は、上記接触検知装置の出力値が所定の接触閾値を超え、かつ上記出力値が上記接触閾値を超えた後の所定の期間内における上記出力値の変動が所定の範囲内に収まっているとの条件を満たしたか否かを判定する判定部と、上記条件を満たしたと判定された場合に、上記所定の期間に出力された大きさの出力値では物体が接触したと検知しないように、上記接触検知装置の出力する出力値を較正する処理、および上記接触閾値を変更する処理の少なくとも何れかを実行する較正部と、を備えている構成である。
本発明の一態様によれば、物体が接触していないにも関わらず接触検知装置が反応したままになる状況においても、物体の接触を適切に検知できるようにすることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係る電子機器の概要構成を示すブロック図である。 上記電子機器の外観を示す図である。 上記電子機器の動作を説明するための図である。 上記電子機器の動作の流れの一例を示すフローチャートである。 上記電子機器の動作の流れの別の例を示すフローチャートである。 上記電子機器の動作を説明するための図である。 上記電子機器の動作の流れのさらに別の例を示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施形態について、詳細に説明する。以下の特定の項目(実施形態)における構成について、それが他の項目で説明されている構成と同じである場合は、説明を省略する場合がある。また、説明の便宜上、各項目に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。
また、以下で説明する電子機器としては、人が把持する部分を有する機器であればどのような機器であっても良い。このような電子機器としては、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、リモコン、ドライヤー、および掃除機等を挙示することができる。
〔電子機器〕
以下では、電子機器10がスマートフォンである例を説明するが、電子機器10はこのような形態に限定されない。図1に示すように、電子機器10は、接触検知装置1、制御装置2、タイマ3、記憶装置4、表示装置5、および加速度検知装置6を備える。
接触検知装置1は、主として人間が把持したことを検知可能な装置である。接触検知装置1としては、例えば、圧力がどれぐらいかかっているかを検知するものや、圧力変化による電子機器10の歪みや反りを検知する装置が考えられる。より具体的には、接触検知装置1としては、圧力センサ、圧電センサ、および静電センサ(3Dフォースセンサ)など、ユーザの手などの物体の接触を検知するセンサを例示することができる。
制御装置2は、電子機器10の各部を統括的に制御するものであり、本実施形態では、特に検知装置制御部(判定部)21およびキャリブレーション処理部(較正部)22を備える。検知装置制御部21およびキャリブレーション処理部22の機能の詳細については後述する。
タイマ3は、時間を計測するためのものである。タイマ3は、例えば、時間計測用のリアルタイムクロック(RTC)IC(Integrated Circuit)により実現することができる。また、タイマ3は、例示的に、検知装置制御部21の指示により時間の計測を開始してから所定の時間が経過したときに検知装置制御部21に通知信号(アラーム)を出力することができるようになっている。
記憶装置4は、各種データおよびプログラムを記憶するものである。記憶装置4は、例えば、不揮発性の記憶装置であるハードディスク、フラッシュメモリ、およびROM等により構成することができる。記憶装置4には、例えば、物体等が接触していないときの接触検知装置1の出力値である基準レベル値や、接触検知装置1の出力値に係る接触閾値や、加速度検知装置6の出力値に係る加速度閾値や、接触検知装置1の出力値の微分値に係る微分閾値などのデータが予め記録されている。検知装置制御部21は、記憶装置4からこれらの記憶された値を読み書きすることができる。
基準レベル値は、筐体がユーザに把持されていないときのセンサ値を表すためのものである。また、接触閾値は、接触検知装置1に対する物体の接触を判定するための閾値であって、上記基準レベル値をもとに設定される。また、加速度閾値は、例えば、電子機器10の落下や電子機器10に対する異物の衝突など、急激な速度変化を判定するための閾値である。微分閾値は、電子機器10の落下や電子機器10に対する異物の衝突など、急激な出力値の変化を判定するための閾値である。
表示装置5には、例えば、液晶パネルが使用される。但し、表示装置5に使用される表示パネルは、液晶パネルに限定されるものではなく、有機EL(エレクトロルミネッセンス)パネル、無機ELパネル、およびプラズマパネル等であってもよい。加速度検知装置6は、電子機器10に働く加速度を検知するものである。
検知装置制御部21は、接触検知装置1および加速度検知装置6の動作を制御するものであり、特に以下の(1)および(2)の条件を満たしたか否かを判定する。
(1)接触検知装置1の出力値が所定の接触閾値を超えたか否か。
(2)上記出力値が上記接触閾値を超えた後における上記出力値の変動が所定の期間内に所定の範囲内に収まっているか否か。
なお、所定の範囲内とは、図3の(a)に示すように、所定の値を有する変動幅下限から変動幅dだけ高い値までの範囲に出力値が含まれることを指す。
キャリブレーション処理部22は、上記(1)かつ(2)の条件を満たしたと判定された場合に、上記接触検知装置の出力値の基準レベル値を較正する(キャリブレーションを実行する)。
キャリブレーション処理部22は、基準レベル値のキャリブレーション(較正)を行う。より具体的には、キャリブレーション処理部22は、筐体の変形等によって接触検知装置1に常時接触圧力がかかった状態となった場合に、その状態における接触検知装置1の出力値がゼロまたは略ゼロとなるように基準レベル値を更新して、接触検知装置1の出力値を較正する。
言い換えれば、キャリブレーション処理部22は、筐体の変形等により発生する接触検知装置1の出力値を、基準レベル値(圧力のかかってない状態)として再調整する。これにより、その再調整が完了した時点以後は、従前どおりの物体の接触検出が可能になる。
上記(1)かつ(2)の条件を満たした場合、例えば、人間が電子機器10を把持している状態ではなく、電子機器10の筐体の変形など物理的な圧力がかかり続けている状態であると考えられる。このような場合に、接触検知装置1の出力値を較正することで、物体が接触していないにも関わらず接触検知装置1が反応したままになる状況においても、物体の接触を適切に検知できるようにすることができる。
制御装置2は、加速度検知装置6により所定の加速度閾値よりも大きい加速度が検知された場合に、接触検知装置1の出力値が所定の接触閾値を超えたか否かの判定を開始しても良い。また、制御装置2は、接触検知装置1の出力値の微分値が所定の微分閾値よりも大きい場合に、接触検知装置1の出力値が所定の接触閾値を超えたか否かの判定を開始しても良い。これらの何れかの構成により、例えば、電子機器の落下や電子機器に対する異物の衝突などが発生した蓋然性の高い状況において、必要に応じて適切な較正処理を行い、物体の接触を適切に検知できるようにすることができる。
また、キャリブレーション処理部22は、接触検知装置1の出力する出力値を較正する処理を行った場合に、接触閾値をより低い値に変更しても良い。これにより、物体が接触しているにも関わらず接触検知装置が反応しにくくなる状況を低減し、物体の接触を適切に検知できるようにすることができる。
接触検知装置1の出力値が所定の接触閾値を超え、かつ上記出力値が上記接触閾値を超えた後の所定の期間内における上記出力値の変動が所定の範囲内に収まっている場合、例えば、人間が電子機器10を把持している状態ではなく、電子機器10の筐体7の変形などによって接触検知装置1に物理的な圧力がかかり続けている状態であると考えられる。そこで、上記の構成によれば、このような状態において、所定の期間に出力された大きさの出力値では物体が接触したと検知しないように、接触検知装置1の出力する出力値を較正する処理、および接触閾値を変更する処理の少なくとも何れかを実行する構成としている。これにより、上記のような状態においても物体の接触を適切に検知することが可能になる。
図2は、本実施形態に係る電子機器10の外観を示す概略図である。電子機器10は、筐体の少なくとも1つの面に表示装置5(タッチパネル等)を備えている。なお、図2の(a)に示すように、表示装置5を備える面を電子機器10の「正面」と呼称する。また、電子機器10は、電子機器10の筐体を把持したユーザの手が電子機器10に接触する位置に、接触検知装置1を備えている。
例えば、図2の(a)および(b)に示すように、電子機器10は、上記正面の長辺と隣接する2つの面(当該2つの面を電子機器10の「側面」と呼称する)に、それぞれ1つずつの接触検知装置1を備えている。なお、接触検知装置1の数、および、接触検知装置1が配置される範囲は、図2の(a)および(b)に示すような例に限定されず、例えば、接触検知装置1が上記各側面に複数配置されてもよいし、接触検知装置1が側面全体に配置されてもよい。
また、接触検知装置1は、筐体の外に露出してもよいし、図2の(c)に示すように筐体7の中に配置されていてもよい。換言すれば、接触検知装置1は、筐体7を把持したユーザの手の位置に対応する位置に設けられていればよい。また、上記以外にも、接触検知装置1の配置は、例えば、電源キー/音量ボタン/Homeボタン(不図示)等の下側や、表示パネル(タッチパネル)の下側等も考えられる。
図3の(a)は、接触検知装置1の出力値と時間との関係を示すグラフである。閾値Lは、接触検知装置1に対する物体の接触を判定するための接触閾値の例である。継続予備時間tは、接触検知装置1の出力値の変動が収まったか否かを判断するための期間であり、この時間内に接触検知装置1の出力値の変動が変動幅d内に収まっていれば、接触検知装置1の出力値の変動が収まったと判定する。
次に、継続時間tは、人間が電子機器10を把持しているか否かを判断するための期間であり、この時間内に接触検知装置1の出力値の変動が変動幅d内に収まっていれば、人間が電子機器10を把持していないと判定する。一方、上記継続時間tの期間内に変動幅dを超える接触検知装置1の出力値の変動があった場合には、人間が電子機器10を把持していると判定する。これは、人体が接触検知装置1に当たっている(人が電子機器10を把持している)ときは、必ず一定以上の出力値の変動が生じると考えられるためである。すなわち、接触検知装置1の出力値があらかじめ設定した閾値L(接触閾値)を超え、かつ、一定幅以上の出力値の変動が一定時間続いた場合には、人間が電子機器10を把持していると判断できる。
図3の(b)は、キャリブレーション(較正)前の、接触検知装置1の出力値の最大値、閾値L、変動幅の範囲、および接触検知装置1の出力値の最小値の関係を示している。一方、図3の(c)は、キャリブレーション(較正)後の、接触検知装置1の出力値の最大値、変更後の閾値L、および接触検知装置1の出力値の最小値の関係を示している。
〔電子機器の動作例(その1)〕
次に、図4のフローチャートに基づき、電子機器10の動作例(その1)について説明する。まず、電子機器10の使用を開始し、ステップS(以下、「ステップ」は省略する)101に進む。
S101では、検知装置制御部21が接触検知装置1の出力値(以下、センサ値という)が閾値Lを超えたか否かを判定する。これは、電子機器10(端末)を握ったか否かを判定することに対応している。このとき、センサ値が、閾値Lを超えた場合は、S102に進む。一方、センサ値が閾値L以下の場合は、S101に戻る。
S102では、検知装置制御部21が、センサ値が連続して(継続予備時間tの間)、変動幅d内に収まっているか否かを判定する。これは、センサ値の変動が収まったか否かを判定することに対応している。このとき、センサ値が継続予備時間tの間、継続して変動幅d内に収まっている場合は、S103に進む。一方、変動幅dを超えるセンサ値の変動が継続予備時間tの期間内にあった場合は、S101に戻る。S103では、検知装置制御部21がタイマ3を起動させ、S104に進む。
S104では、検知装置制御部21が、センサ値の変動が一定時間(継続時間t)の間、変動幅d内に収まっているか否かを判定する。これは、人間が電子機器10を把持しているか否かを判定することに対応している。このとき、センサ値の変動が一定時間(継続時間t)の間、変動幅d内に収まっていた場合は、S106に進む。一方、変動幅dを超えるセンサ値の変動が継続時間tの期間内にあった場合は、S105に進む。S105では、タイマ3を初期化してS101に戻る。
S106では、キャリブレーション処理部22が、キャリブレーション(較正)を実行する。具体的には、接触検知装置1の基準レベル値を変更することによってセンサ値を較正し、S107に進む。例えば、キャリブレーション処理部22は、継続時間tにおけるセンサ値の平均値を算出し、その平均値を新たな基準レベル値としてもよい。S107では、キャリブレーション実行時のセンサ値をもとに、閾値Lを算出し、この閾値Lを新たな接触閾値とする。これにより、図示の処理は終了となる。
なお、S107の処理(閾値の変更)は必須ではないが、較正を行う状況においては、接触検知装置1に常時圧力がかかっている状態であるから、元の閾値Lよりも小さい閾値に変更することが好ましい。また、変更後の閾値Lの値は、キャリブレーション実行時のセンサ値が高いほど小さい値としてもよい。
〔電子機器の動作例(その2)〕
次に、図5のフローチャートに基づき、電子機器10の動作例(その2)について説明する。本フローチャートは、図4に示すフローチャートのS101の動作に対応するS202の前に、S201が追加されている点で、図4に示すフローチャートと異なっている。なお、S202〜S208までの動作は、それぞれ図4に示すフローチャートのS101〜S107の動作に対応しているので、ここではその説明を省略し、S201の動作のみを説明する。
S201では、検知装置制御部21が、加速度検知装置6の出力値(加速度が所定の加速度閾値を超えたか否か)に基づき、急激な遷移(落下等)を検知したか否かを判定する。これは、加速度検知装置6(落下検知部)により電子機器10の落下等があったか否かを判定することに対応する。このとき、電子機器10の急激な遷移を検知した場合には、S202に進む。一方、電子機器10の急激な遷移を検知しなかった場合は、S201に戻る。
〔電子機器の動作例(その3)〕
次に、図6は圧力変化のイメージ図を示す。図6の(a)および(b)に示すグラフは、接触検知装置1の出力値と時間との関係を示している。図6の(a)に示すグラフは、電子機器10を人が手で持ったときの圧力変化を示している。一方、図6の(b)に示すグラフは、電子機器10の落下または電子機器10に対する異物の衝突による圧力変化を示している。
図6の(a)に示すグラフにおいて接触検知装置1の出力値が閾値L(接触閾値)を超えた後の出力値の変化は比較的緩やかである。一方、図6の(b)に示すグラフにおいて接触検知装置1の出力値が閾値L(接触閾値)を超えた後の出力値の変化は比較的急峻である。従って、接触検知装置1の出力値の微分値を算出すれば、その微分値の大きさにより、電子機器10を人が持ったときの状態か、電子機器10の落下または電子機器10に対する異物の衝突があったときの状態かを判別することができる。
次に、図7のフローチャートに基づき、電子機器10の動作例(その3)について説明する。本フローチャートは、図4に示すフローチャートのS101の動作に対応するS302の前に、S301が追加されている点で、図4に示すフローチャートと異なっている。なお、S302〜S308までの動作は、それぞれ図4に示すフローチャートのS101〜S107の動作に対応しているので、ここではその説明を省略し、S301の動作のみを説明する。
S301では、検知装置制御部21が、接触検知装置1の出力値の微分値を算出し、センサ値の急激な変化(微分値が所定の微分閾値を超える)があったか否かに基づき、急激な遷移(落下等)を検知したか否かを判定する。これは、接触検知装置1のセンサ値の急激な変化(微分値)により電子機器10の落下等があったか否かを判定することに対応する。このとき、電子機器10の急激な遷移を検知した場合には、S302に進む。一方、電子機器10の急激な遷移を検知しなかった場合は、S301に戻る。
〔実施形態2〕
キャリブレーション処理部22は、基準レベル値を変更することによって接触検知装置1の出力する出力値を較正する代わりに、接触閾値を変更する処理を行ってもよい。接触閾値は、図3の(a)に示した継続時間tにおいて出力された大きさの出力値では物体が接触したと検知されないような値に変更する。これにより、上記実施形態と同様に、接触検知装置1に物理的な圧力がかかり続けている状態においても、物体の接触を適切に検知することができる。例えば、キャリブレーション処理部22は、継続時間tにおけるセンサ値の平均値を算出し、その平均値に上記実施形態と同様にして算出した閾値Lの値を加算して、新たな接触閾値としてもよい。
〔実施形態3:ソフトウェアによる実現例〕
電子機器10の制御装置2の制御ブロック(特に検知装置制御部21およびキャリブレーション処理部22)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、制御装置2は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば少なくとも1つのプロセッサ(制御装置)を備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な少なくとも1つの記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る電子機器(10)は、物体の接触を検知する少なくとも1つの接触検知装置(1)と、上記接触検知装置の動作を制御する制御装置(2)と、を備えた電子機器であって、上記制御装置は、上記接触検知装置の出力値が所定の接触閾値を超え、かつ上記出力値が上記接触閾値を超えた後の所定の期間内における上記出力値の変動が所定の範囲内に収まっているとの条件を満たしたか否かを判定し、上記条件を満たしたと判定された場合に、上記所定の期間に出力された大きさの出力値では物体が接触したと検知しないように、上記接触検知装置の出力する出力値を較正する処理、および上記接触閾値を変更する処理の少なくとも何れかを実行する構成である。
接触検知装置の出力値が所定の接触閾値を超え、かつ上記出力値が上記接触閾値を超えた後の所定の期間内における上記出力値の変動が所定の範囲内に収まっている場合、例えば、人間が電子機器を把持している状態ではなく、電子機器の筐体の変形などによって接触検知装置に物理的な圧力がかかり続けている状態であると考えられる。そこで、上記の構成によれば、このような状態において、所定の期間に出力された大きさの出力値では物体が接触したと検知しないように、接触検知装置の出力する出力値を較正する処理、および接触閾値を変更する処理の少なくとも何れかを実行する構成としている。これにより、上記のような状態においても物体の接触を適切に検知することが可能になる。
本発明の態様2に係る電子機器は、上記態様1において、上記電子機器に働く加速度を検知する加速度検知装置(6)を備え、上記制御装置は、上記加速度検知装置により所定の加速度閾値よりも大きい加速度が検知された場合に、上記接触検知装置の出力値が所定の接触閾値を超えたか否かの判定を開始しても良い。上記構成によれば、例えば、電子機器の落下や電子機器に対する異物の衝突などにより、電子機器に何らかのダメージが与えられたような場合においても、物体の接触を適切に検知できるようにすることができる。
本発明の態様3に係る電子機器は、上記態様1において、上記制御装置は、上記接触検知装置の出力値の微分値が所定の微分閾値よりも大きい場合に、上記接触検知装置の出力値が所定の接触閾値を超えたか否かの判定を開始しても良い。上記構成によれば、例えば、電子機器の落下や電子機器に対する異物の衝突などにより、電子機器に何らかのダメージが与えられたような場合においても、物体の接触を適切に検知できるようにすることができる。
本発明の態様4に係る電子機器は、上記態様1〜3の何れかにおいて、上記制御装置は、上記接触検知装置の出力する出力値を較正する処理を行った場合に、上記接触閾値をより低い値に変更しても良い。上記構成によれば、物体が接触しているにも関わらず接触検知装置が反応しにくくなる状況を低減し、物体の接触を適切に検知できるようにすることができる。
本発明の態様5に係る制御装置(2)は、物体の接触を検知する少なくとも1つの接触検知装置(1)を備えた電子機器(10)の制御装置であって、上記制御装置は、上記接触検知装置の出力値が所定の接触閾値を超え、かつ上記出力値が上記接触閾値を超えた後の所定の期間内における上記出力値の変動が所定の範囲内に収まっているとの条件を満たしたか否かを判定する判定部(検知装置制御部21)と、上記条件を満たしたと判定された場合に、上記所定の期間に出力された大きさの出力値では物体が接触したと検知しないように、上記接触検知装置の出力する出力値を較正する処理、および上記接触閾値を変更する処理の少なくとも何れかを実行する較正部(キャリブレーション処理部22)と、を備えている構成である。上記構成によれば、物体の接触を適切に検知できるようにすることができる制御装置を実現できる。
本発明の各態様に係る制御装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記制御装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記制御装置をコンピュータにて実現させる制御装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 接触検知装置
2 制御装置
3 タイマ
4 記憶装置
5 表示装置
6 加速度検知装置
7 筐体
10 電子機器
21 検知装置制御部(判定部)
22 キャリブレーション処理部(較正部)

Claims (6)

  1. 物体の接触を検知する少なくとも1つの接触検知装置と、上記接触検知装置の動作を制御する制御装置と、を備えた電子機器であって、
    上記制御装置は、
    上記接触検知装置の出力値が所定の接触閾値を超え、かつ上記出力値が上記接触閾値を超えた後の所定の期間内における上記出力値の変動が所定の範囲内に収まっているとの条件を満たしたか否かを判定し、
    上記条件を満たしたと判定された場合に、上記所定の期間に出力された大きさの出力値では物体が接触したと検知しないように、上記接触検知装置の出力する出力値を較正する処理、および上記接触閾値を変更する処理の少なくとも何れかを実行することを特徴とする電子機器。
  2. 上記電子機器に働く加速度を検知する加速度検知装置を備え、
    上記制御装置は、
    上記加速度検知装置により所定の加速度閾値よりも大きい加速度が検知された場合に、上記接触検知装置の出力値が所定の接触閾値を超えたか否かの判定を開始することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 上記制御装置は、上記接触検知装置の出力値の微分値が所定の微分閾値よりも大きい場合に、上記接触検知装置の出力値が所定の接触閾値を超えたか否かの判定を開始することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 上記制御装置は、上記接触検知装置の出力する出力値を較正する処理を行った場合に、上記接触閾値をより低い値に変更することを特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載の電子機器。
  5. 物体の接触を検知する少なくとも1つの接触検知装置を備えた電子機器の制御装置であって、
    上記制御装置は、
    上記接触検知装置の出力値が所定の接触閾値を超え、かつ上記出力値が上記接触閾値を超えた後の所定の期間内における上記出力値の変動が所定の範囲内に収まっているとの条件を満たしたか否かを判定する判定部と、
    上記条件を満たしたと判定された場合に、上記所定の期間に出力された大きさの出力値では物体が接触したと検知しないように、上記接触検知装置の出力する出力値を較正する処理、および上記接触閾値を変更する処理の少なくとも何れかを実行する較正部と、を備えていることを特徴とする制御装置。
  6. 請求項5に記載の制御装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記判定部および上記較正部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
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