JP2015211455A - 情報処理装置および情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理装置および情報処理装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】外的要因に起因する接触状態の誤判定を抑制することが可能な情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置である携帯端末(1)は、センサ値を出力する接触センサ(11)を備え、把持の有無を判定する基準を与えるため、把持されていない時のセンサ値を表すための基準値が変更可能に設定されている。携帯端末(1)は、センサ値が把持に伴って変化する方向を負方向と定義した場合、センサ値が、把持の有無を検出した場合に出力されるセンサ値の想定範囲に基づいて予め設定された第1閾値を超えた場合に、異常状態が発生したと判定する異常判定部(24)を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、接触センサの検出結果に応じて、所定の処理を実行することが可能な情報処理装置に関する。
従来、スマートフォン等の情報処理装置に備えられたセンサによる検出結果に応じて、情報処理装置にて実行する処理を決定する技術がある。例えば、特許文献1には、情報処理装置である携帯端末の両端に静電容量センサの電極を配置し、両方の電極に触れたか否か、および触れた指の本数により、携帯端末にて実行する処理を決定する技術が開示されている。
特開2011−119959号公報(2011年6月16日公開)
ここで、特許文献1に記載されているような、物体の接触に伴って変化する物理量の値を検知するセンサ(接触センサ)は、周囲の環境の変化によって、物体が非接触のときの物理量の値が変化する場合がある。例えば、静電容量センサの場合、センサの周囲の温度変化によって、物体が非接触のときに検出される値が変化してしまう。このとき物体が接触したか否かを判定するための閾値が不変であると、センサの誤動作(例えば、ユーザが接触センサに触れているのに、触れていないと判定する等)が生じ得る。このような問題の解決策として、物体が非接触であると判断されるときの物理量の値を取得し、当該物理量の値に基準レベルを較正する技術がある。図6は、従来の基準レベルの較正を示すタイムチャートである。従来は一定期間ごとに取得される物理量の値(検出値,センサ値)に応じて基準レベルを較正し、較正された基準レベルに応じて上記閾値を変化させていた。しかしながら、従来の技術ではセンサの誤動作を十分に防ぐことができないという問題がある。
具体的には、外的要因(例えば、水等の異物の接触、ノイズ、異物の混入、振動、衝撃等)によってセンサ値が有意に上昇することにより、接触状態の誤判定が発生してしまうという問題が生じる。この問題の詳細については、図7および図8を参照して後述する。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、外的要因に起因する接触状態の誤判定を抑制することが可能な情報処理装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置は、把持部を把持したユーザの手の位置に対応する位置に設けられ、センサ値を出力する接触センサを備え、把持の有無を判定するための基準を与えるため、把持されていないときの上記センサ値を表すための基準値が変更可能に設定された情報処理装置であって、上記センサ値が把持されるに伴って変化する方向を負方向と定義した場合、上記センサ値が、上記把持の有無を検出した場合に出力されるセンサ値の想定範囲に基づいて予め設定された第1閾値を超えた場合に、異常状態が発生したと判定する異常判定手段を備えている。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置の制御方法は、把持部を把持したユーザの手の位置に対応する位置に設けられ、センサ値を出力する接触センサを備え、把持の有無を判定するための基準を与えるため、把持されていないときの上記センサ値を表すための基準値が変更可能に設定された情報処理装置の制御方法であって、上記センサ値が把持されるに伴って変化する方向を負方向と定義した場合、上記センサ値が、上記把持の有無を検出した場合に出力されるセンサ値の想定範囲に基づいて予め設定された第1閾値を超えた場合に、異常状態が発生したと判定する異常判定ステップを含んでいる。
本発明の一態様に係る情報処理装置によれば、外的要因に起因する接触状態の誤判定を抑制することができるという効果を奏する。また、本発明の一態様に係る情報処理装置の制御方法によっても、本発明の一態様に係る情報処理装置と同様の効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る携帯端末(情報処理装置)の要部構成を例示するブロック図である。 本発明の実施形態1に係る携帯端末(情報処理装置)の外観を示す概略図である。 本発明の実施形態1に係る携帯端末(情報処理装置)における接触判定結果の経過を示すタイムチャートである。 本発明の実施形態2に係る携帯端末(情報処理装置)の要部構成を例示するブロック図である。 本発明の実施形態2に係る携帯端末(情報処理装置)における接触判定結果の経過を示すタイムチャートである。 従来における基準レベルの較正を示すタイムチャートである。 従来技術において外的要因がセンサの判定結果に及ぼす影響を示す図である。 従来技術において外的要因がセンサの判定結果に及ぼす影響を示すタイムチャートである。
以下、本発明の実施形態について、詳細に説明する。以下の特定の項目(実施形態)における構成について、それが他の項目で説明されている構成と同じである場合は、説明を省略する場合がある。また、説明の便宜上、各項目に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。
また、以下の説明では情報処理装置の一例として携帯端末を例に、また把持部として携帯端末の筺体を例にして説明するが、これに限定されるものではなく、人が把持する部分を有する機器であれば本発明を適用できる。情報処理装置としては、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、リモコン、ドライヤー、掃除機、その他ハンドルで操作する情報処理装置等が含まれる。情報処理装置は、把持の有無に応じた処理を行う。
〔実施形態1〕
(携帯端末1の構成)
図2は、本実施形態に係る携帯端末1(情報処理装置)の外観を示す概略図である。携帯端末1は、筐体の少なくとも1つの面に表示部10(タッチパネル等)を備えている。なお、表示部10を備える面を携帯端末1の「正面」と呼称する。また、携帯端末1は、携帯端末1の筐体を把持したユーザの手が携帯端末1に接触する位置に、接触センサ11を備えている。例えば、図2に示すように、携帯端末1は、上記正面の長辺と隣接する2つの面(当該2つの面を携帯端末1の「側面」と呼称する)に、それぞれ1つずつの接触センサ11を備えている。なお、接触センサ11の数、および、接触センサ11が配置される範囲は、図2に示すような例に限定されず、例えば、接触センサ11が上記各側面に複数配置されてもよいし、接触センサ11が側面全体に配置されてもよい。接触センサ11は、筐体の外に露出してもよいし、筐体の中に配置されていてもよい。換言すれば、接触センサ11は、筐体を把持したユーザの手の位置に対応する位置に設けられていればよい。
図1は、携帯端末1の要部構成の一例を示すブロック図である。携帯端末1は、接触センサ11、把持判定部12(把持判定装置)、ホスト制御部13、およびタイマ14を備える情報処理装置である。図1では図面の見やすさを考慮し、一部矢印を省略している。
接触センサ11は、ユーザの手等の物体の接触を検出するセンサである。本実施形態では、接触センサ11は静電容量センサであるが、この例に限定されるものではない。接触センサ11として、圧力センサ、光センサ等を使用することもできる。なお、静電容量センサは、静電容量センサとユーザの手との間に筐体が介在しても、手の近接(筐体と手との接触)を検出することができる。接触センサ11は、把持判定部12からの指示に基づいて、物体の接触の有無に応じたセンサ値を把持判定部12に出力する。具体的には接触センサ11は、筐体の側面に配置された電極の静電容量の変化に応じたセンサ値を、把持判定部12に出力する。例えば、接触センサ11の出力信号の電位をセンサ値とする場合、筐体が把持されたときに電位が下降するか上昇するかは接触センサの種類によって異なる。ここでは、説明を統一するため、筐体が把持されるに伴ってセンサ値が変化する方向を、負方向と定義する。すなわち、筐体が把持されたときのセンサ値は、把持されていないときのセンサ値より小さい。
ホスト制御部13は、携帯端末1のホスト側の制御を主に担う。ホスト制御部13は、例えば表示部10の制御を行う。ホスト制御部13は、把持判定部12における把持の有無の判定結果に応じて、表示部10の表示を変更する。
タイマ14は、所定の時間間隔(例えば600ms)を設定する機能を有するものであり、タイマ専用のデバイスが携帯端末1に設けられてもよく、または、センサマイコン内のタイマ機能を使用してもよい。タイマ14は、設定した所定の時間間隔を、後述する異常判定部24(異常判定手段)および解除判定部25(解除判定手段)に与える。
(把持判定部12の構成)
把持判定部12は、センサ制御部21、接触判定部22、較正部23(較正手段)、異常判定部24、および解除判定部25を備える。また、把持判定部12は、記憶部(図示せず)を備える。記憶部は、基準レベル(基準値)、把持閾値、および解放閾値等を記憶する。把持判定部12の各部は、記憶部からこれらの記憶された値を読み書きすることができる。
基準レベルは、筐体がユーザに把持されていないときのセンサ値を表すためのものである。把持閾値(TH1)は、筐体が把持されていることを判定するための閾値である。解放閾値(Hys1)は、把持から解放された(手が離れた)ことを判定するための閾値である。例えば、把持閾値は、基準レベルより小さい値に設定される。解放閾値は、基準レベルより小さく、かつ把持閾値より大きい値に設定される。基準レベルと把持閾値との差および基準レベルと解放閾値との差は、あらかじめ設定されている。すなわち基準レベルが決まれば、それに応じて把持閾値および解放閾値は自ずと決まる。このように、基準レベルは、把持の有無を判定するための基準(把持閾値、解放閾値)を与えるために変更可能に設定される変数である。ここでは、把持の有無をヒステリシスに判定するために把持閾値と解放閾値とは異なるが、同じ値としてもよい。また、基準レベル、把持閾値、および解放閾値は、接触センサ11ごとにそれぞれ設定される。
センサ制御部21は、所定のタイミングで接触センサ11を動作させ、接触センサ11の出力としてセンサ値を取得する。センサ制御部21は、一定期間ごとに接触センサ11からセンサ値を取得する。接触センサ11が複数ある場合、センサ制御部21は、一定期間ごとにそれぞれの接触センサ11からセンサ値を取得する。センサ制御部21は、センサ値を接触判定部22に出力する。
接触判定部22は、センサ値と把持閾値とを比較し、センサ値が把持閾値より小さくなった場合、ユーザの手が(筐体を介して)接触センサ11に接触していると判定する。また、接触判定部22は、現時点で接触センサ11が接触状態であることを記憶する。さらに、接触判定部22は、センサ値と解放閾値とを比較し、センサ値が解放閾値より大きくなった場合、ユーザの手が接触センサ11から離れた(把持から解放された)と判定する。また、接触判定部22は、現時点で接触センサ11が非接触状態であることを記憶する。センサ値が把持閾値以上かつ解放閾値以下の場合、接触判定部22は、直前の状態(接触状態または非接触状態)が継続していると判定し、その状態を記憶し続ける。
接触判定部22は、複数の(両側の)接触センサ11が接触状態である場合、ユーザの手が筐体(携帯端末1)を把持していると判定する。例えば、片方の側面の接触センサ11だけが接触状態で、他方の側面の接触センサ11が非接触状態の場合、接触判定部22は、ユーザの手が筐体を把持していないと判定してもよい。なお、携帯端末1に設けられた接触センサ11が1つだけの場合、接触判定部22は、その接触センサ11の接触状態に基づいて把持の有無を判定する。接触判定部22は、把持の有無の判定結果情報を、ホスト制御部13に出力する。なお、以下の説明では簡単のため、1つの接触センサ11の接触状態の判定について説明する。
較正部23は、所定のタイミングでセンサ制御部21からセンサ値を取得し、センサ値に基づいて基準レベルを較正(補正)する。例えば較正部23は、一定期間ごとに基準レベルの較正を行う。また、較正部23は、携帯端末1の電源がオンになった時、および、把持判定の機能がオンに設定された時等にも基準レベルの較正を行う。較正部23は、センサ値を複数回取得し、複数のセンサ値の平均値(または中間値)を基準レベルとして設定する。基準レベルが変更されると、基準レベルを変更した情報に基づいて、把持閾値および解放閾値も変更される。これにより、温度等の環境変化に応じて、非接触時のセンサ値を表すための基準レベルを較正することができる。
異常判定部24は、センサ値が異常判定閾値(TH7)(第1閾値)を超えたか否かを判定する。そして、異常判定部24は、当該センサ値が異常判定閾値を超えた場合に、TH7異常状態が発生したことを示す異常信号を生成する。
なお、後述するように、TH7異常状態とは、センサ値が通常の使用シーンでは検出され得ない程度の高い範囲に存在する異常状態を意味する。また、異常判定閾値とは、TH7異常状態が発生したことを判定するために用いられる、センサ値に対する閾値である。
また、異常判定閾値は、上記把持の有無を検出した場合に出力されるセンサ値の想定範囲(把持閾値、解放閾値)に基づいて、想定温度範囲内での環境変化を考慮してあらかじめ設定されている。本実施形態の携帯端末1において、異常判定閾値は一定の値である。
異常判定部24は、異常信号を接触判定部22に出力する。異常信号は、接触判定部22および較正部23の動作を停止させる制御信号として機能する。このため、接触判定部22は、TH7異常状態において上述の接触判定処理を停止する。また、較正部23は、TH7異常状態において、上述の較正処理を停止する。また、異常信号は、割り込み通知として、異常判定部24からホスト制御部13に対しても与えられてもよい。なお、センサ値の取得(スキャン)の処理は、TH7異常状態において継続して行われてもよい。
他方、解除判定部25は、センサ値が異常解除閾値(Hys7)(第2閾値)を下回ったか否かを判定する。そして、解除判定部25は、センサ値が異常解除閾値を下回った場合に、TH7異常状態が解除されたことを示す解除信号を生成する。
なお、異常解除閾値は、TH7異常状態にないことを判定するために用いられる、センサ値に対する閾値である。異常解除閾値は、異常判定閾値以下の値として、あらかじめ設定されている。本実施形態の携帯端末1において、異常解除閾値は一定の値である。
解除判定部25は、解除信号を接触判定部22および較正部23に出力する。異常信号は、接触判定部22および較正部23の動作を開始させる制御信号として機能する。このため、接触判定部22は、TH7異常状態が解除されると、上述の接触判定処理を再開する。また、較正部23は、TH7異常状態が解除されると、基準レベルの較正を行う。
なお、異常判定部24および解除判定部25における判定には、センサ値の大小のみならず、タイマ14によって設定された所定の時間間隔も、判定の基準として用いられてもよい。従って、異常判定部24および解除判定部25には、時間監視用のカウンタ(図示せず)が設けられてよい。
この場合、異常判定部24は、所定の時間間隔に亘って、センサ値が異常判定閾値を超えていると判定した場合に、異常信号を出力する。また、解除判定部25は、所定の時間間隔に亘って、センサ値が異常解除閾値を下回っていると判定した場合に、解除信号を生成する。
しかしながら、所定の時間間隔は、異常判定部24および解除判定部25における判定の基準として用いられる必要は必ずしもない。このため、タイマ14およびカウンタは、携帯端末1に必ずしも設けられなくともよい。
なお、異常判定閾値および異常解除閾値は、接触センサ11ごとに設定されてよい。また、複数の接触センサ11を用いる場合には、異常判定部24および解除判定部25における判定に用いられる接触センサの組み合わせは、任意に定められてよい。
なお、本実施形態では、筐体が把持されるに伴ってセンサ値が変化する方向を、負方向と定義しているため、「超える」および「下回る」という用語は、「値がより大きい」および「値がより小さい」という状態をそれぞれ意味している。しかしながら、接触センサ11の極性を逆にして携帯端末1を設計した場合には、筐体が把持されるに伴ってセンサ値が変化する方向は、正方向となる。この場合には、「超える」および「下回る」という用語は、「値がより小さい」および「値がより大きい」という状態をそれぞれ意味するものと理解されてよい。
(参考例)
以下、図7および図8を参照し、従来技術において生じる問題について説明する。
図7は、従来技術において外的要因がセンサの判定結果に及ぼす影響を示す図である。図7に示されるように、ユーザが携帯端末1の操作を意図して筐体を把持した場合には、静電容量の増加に伴ってセンサ値が低下する。なお、例えば、携帯端末1が机の上に置かれている場合等では、静電容量のセンサ値の低下の程度は、ユーザが携帯端末1の操作を意図して筐体を把持した場合に比べて少ない。
また、環境変化(温度変化等)に伴って、センサ値はある程度変動(上昇または低下)し得る。このため、通常の使用シーン(ユーザが「触る→離す」という操作を行う場合、または携帯端末1が机の上に置かれている場合等)では、センサ値はある一定の値(異常判定閾値)を下回ることが想定される。
しかしながら、外的要因(例えば、水等の異物の接触、ノイズ、異物の混入、振動、衝撃等)によって、センサ値が有意に上昇する場合がある。センサ値の上昇をもたらす外的要因の具体例としては、以下の(具体例1)および(具体例2)を挙げることができる。
(具体例1)携帯端末が水等の異物と接触した場合。この場合、接触センサ内のセンサライン(電極部または配線部)が直接的に水と接触することにより、各センサライン同士が水を介して電気的に接続された状態となる。このため、スキャン(センサ値の取得)待機中のセンサラインの状態(例えば、DC3Vが印加されている状態)が、スキャン実行中のセンサラインに影響することにより、正常な静電容量の変化を計測することができない状態に陥り、センサ値が上昇する場合がある。
(具体例2)ノイズ、異物の混入、振動、衝撃、落下、電極部を含めた配線部のインピーダンスの影響。例えば、携帯端末が落下したことによって、筐体に振動または衝撃が加えられることにより、センサラインの接点が一時的に外れる。この場合、接点部が高抵抗となり、接点部から電極部までの静電容量の成分の影響が相対的に小さくなるため、配線部のトータルの静電容量の成分としては低下する。その結果、センサ値としては、通常は静電容量が増加することで負の方向(下降)となるが、静電容量が低下するため正の方向(上昇)に変動する。
このように、環境変化(温度変化等)によるセンサ値の影響を考慮したとしても、外的要因によってセンサ値が通常の使用シーンでは検出され得ない程度の高い範囲に存在する(センサ値が異常判定閾値を超える)という異常状態に至る場合がある。本願の発明者らは、この異常状態を、TH7異常状態と定義付けた。
図8は、従来技術において外的要因がセンサの判定結果に及ぼす影響を示すタイムチャートである。図8に示されるように、(1)外的要因によってセンサ値が有意に上昇すると、(2)環境追従制御等による較正が行われ、基準レベルが上昇する。このとき、把持閾値および解放閾値もまた、基準レベルに追従して上昇する。
続いて、(3)外的要因が除去された(例えば、携帯端末が水から取り出された)ことにより、センサ値が低下し、通常のレベルに戻る。(4)従って、センサ値が把持閾値を下回ることにより、ユーザがセンサを触っていないにも関わらず、触っている状態(接触状態)であると誤判定され、触っている判定中は環境追従制御等による基準レベルの補正は行われないため、本状態が継続されるという問題が生じる。
また、(5)ユーザの「触る→離す」という操作に応じた、適切な接触判定処理が行われない。このように、ユーザがセンサを離す、または再度触り直すという操作を行っても、外的要因によって適切な接触状態の判定結果が得られないという問題も生じる。
このため、外的要因に起因して携帯端末の誤動作(例えば、ユーザが意図しないアプリケーションの起動)が引き起こされるという問題がある。また、携帯端末が触られていない状態にも関わらず、接触状態であるとの判定が継続されるために、携帯端末の消費電流が大きくなるという問題が生じる。
(携帯端末1の効果)
本実施形態の携帯端末1によれば、上述した従来技術の問題を解決することができる。以下、図3を参照し、携帯端末1の効果について説明する。図3は、携帯端末1における接触判定結果の経過を示すタイムチャートである。図3では、外的要因によってセンサ値が上昇し、その後、外的要因が除去されセンサ値が低下するケースが例示されている。
異常判定部24は、センサ値が異常判定閾値を超えた時点から所定の時間間隔が経過した時に、TH7異常状態が発生したと判定する(異常判定ステップ)。この時、接触判定部22は、接触判定処理を停止する。また、較正部23は、較正処理を停止する。
続いて、解除判定部25は、センサ値が異常解除閾値を下回った時点から異常解除閾値を下回らない所定の時間間隔が経過した時に、TH7異常状態が解除されたと判定する(解除判定ステップ)。この時、接触判定部22は、接触判定処理を再開する。同時に、較正部23は、基準レベルの較正を行う。基準レベルの較正に追従して、把持閾値および開放閾値もまた較正される。
これにより、TH7異常状態が解除された後に、ユーザの「触る→離す」という操作に応じた、適切な接触判定処理が行われる。このように、携帯端末1によれば、外的要因に起因する接触状態の誤判定を抑制することが可能となる。
また、TH7異常状態において、把持判定部12における接触判定処理および較正処理が停止されるため、携帯端末1の消費電流を低減することができる。なお、携帯端末1の消費電流をさらに低減することを目的として、異常信号に基づいて、ホスト制御部13に表示部10の動作を停止させる制御を行わせてもよい。また、携帯端末1の消費電流のより一層の低減のために、異常信号に基づいて、ホスト制御部13にさらにその他の不図示のハードウェアの動作をも停止させる処理を行わせてもよい。
なお、異常解除閾値は、解放閾値よりも高い値として設定されることが好ましい。具体的には、異常解除閾値(および異常判定閾値)は、常温かつ離している状態時のセンサ値(基準レベル)に基づいて設定することができる。なお、ここでの「基準レベル」は、個々の携帯端末1ごとに固有の値であり、温度追従制御等により変動した基準レベルを意味するものではないことに注意されたい。
例えば、「解放閾値=基準レベル−40」として、解放閾値が設定されている場合には、異常解除閾値は、「基準レベル≦異常解除閾値≦基準レベル+39」の範囲の適当な値に設定されればよい。また、「解放閾値=基準レベル−20」として、解放閾値が設定されている場合には、異常解除閾値は、「基準レベル≦異常解除閾値≦基準レベル+19」の範囲の適当な値に設定されればよい。
これにより、接触判定に先立って基準レベルの較正を行うことができるので、実際にはユーザがセンサを離したにもかかわらず、接触状態であるとの判定が誤って継続されるという状況が発生することを、より確実に回避することができる。このように、異常解除閾値は、解放閾値を基準として設定されることが好ましい。
また、TH7異常状態の解除判定にタイマを用いることにより、所定の時間間隔より短いごく短時間(例えば100ms)のみセンサ値が異常解除閾値を下回る場合(例:ノイズの影響が一時的に減少する状態、接点が不安定な状態等)においては、較正部23による基準レベルの較正が行われない。このため、携帯端末1の消費電流をさらに低減することができる。
なお、上述のように、携帯端末1では、異常判定閾値および異常解除閾値は一定の値であり、異常判定閾値および異常解除閾値に対する較正は行われない。このため、異常判定閾値および異常解除閾値は、温度等の環境変化に応じた基準レベルの較正によって、基準レベルが増加することを考慮して設定されることが好ましい。例えば、携帯端末1の保証温度範囲を超える温度において想定される基準レベルよりも大きい値として、異常判定閾値を設定することにより、仕様外の温度変化または各種の外的要因によるセンサ値の異常な上昇を適切に判定することができる。
〔実施形態2〕
(携帯端末2の構成)
図4は、本実施形態2の携帯端末2(情報処理装置)の要部構成の一例を示すブロック図である。本実施形態の携帯端末2は、実施形態1の携帯端末1において、把持判定部12を把持判定部32(把持判定装置)に置き換えることによって得られる構成である。そして、本実施形態の把持判定部32は、実施形態1の把持判定部12において、較正部23、異常判定部24、および解除判定部25のそれぞれを、較正部33(較正手段)、異常判定部34(異常判定手段)、および解除判定部(解除判定手段)35に置き換えることによって得られる構成である。
本実施形態では、異常判定閾値および異常解除閾値もまた、基準レベルの較正に伴って、較正部33によって較正される。より具体的には、異常判定閾値の較正は、基準レベルを基準量として行われる。すなわち、「異常判定閾値=基準レベル+α」として、異常判定閾値が較正される。ここで、αはゼロを含む定数である。
なお、異常解除閾値の較正は、基準レベルまたは異常判定閾値のいずれかを基準量として行われてよい。異常解除閾値の較正が、基準レベルに対して行われる場合には、「異常解除閾値=基準レベル+β」として、異常解除閾値が較正される。ここで、βはゼロを含む定数である。他方、異常解除閾値の較正が、異常判定閾値に対して行われる場合には、「異常解除閾値=異常判定閾値−β」として、異常解除閾値が較正される。
較正部33は、(i)較正後の異常判定閾値を異常判定部34に、(ii)較正後の異常解除閾値を解除判定部35にそれぞれ与える。異常判定部34および解除判定部35のそれぞれは、較正後の異常判定閾値および異常解除閾値を用いて、実施形態1の異常判定部24および解除判定部25と同様の判定を行う。
(携帯端末2の効果)
以下、図5を参照し、携帯端末2の効果について説明する。図5は、携帯端末2における接触判定結果の経過を示すタイムチャートである。図5においても、図3と同様に、外的要因によってセンサ値が上昇し、その後、外的要因が除去されセンサ値が低下するケースが例示されている。
図5に示されるように、携帯端末2では、センサ値の上昇および低下に伴って、把持閾値、開放閾値、異常判定閾値、および異常解除閾値もまた、基準レベルの較正に追従して上昇および低下している。
異常判定部34は、センサ値が較正後の異常判定閾値を超えた時点から異常解除閾値を下回らない所定の時間間隔が経過した時に、TH7異常状態が発生したと判定する。続いて、解除判定部35は、センサ値が較正後の異常解除閾値を下回った時点から所定の時間間隔が経過した時に、TH7異常状態が解除されたと判定する。
そして、接触判定部22は、TH7異常状態が解除されると、実施形態1と同様に接触判定処理を再開する。同時に、較正部33は、基準レベルを較正する。そして、把持閾値、開放閾値、異常判定閾値、および異常解除閾値が基準レベルに追従して較正される。
携帯端末2では、異常判定閾値および異常解除閾値に対する較正が行われるため、緩やかなセンサ値の上昇をもたらす環境変化(温度上昇等)に起因する基準レベルの増加に対処しつつ、TH7異常状態の有無を判定することができる。このため、温度上昇等よりも急峻なセンサ値の上昇をもたらす外的要因(ノイズ等)が発生した場合に、TH7異常状態を検出することができる。基準レベルの較正は携帯端末2の保証温度範囲を超える温度においても行われるので、携帯端末2では、仕様外の温度変化を除く各種の外的要因によるセンサ値の異常な上昇を適切に判定することができる。
また、携帯端末2では、異常判定閾値および異常解除閾値に対する較正が行われるため、個々の携帯端末ごとの製作誤差等に起因する性能仕様のばらつきの影響を排除することができる。
なお、異常判定閾値および異常解除閾値に対する較正が行われる動作モード(本実施形態の携帯端末2の構成)と、異常判定閾値および異常解除閾値を一定とする動作モード(本実施形態の携帯端末1の構成)とが切り替え可能であるように、携帯端末を構成してもよい。これにより、ユーザは、使用状況に応じたより好適な動作モードによって携帯端末を操作することができるため、ユーザの利便性が向上する。
〔実施形態3〕
携帯端末1および2の制御ブロック(特に把持判定部12および32)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、携帯端末1および2は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)等を備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路等を用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る情報処理装置(携帯端末1)は、把持部を把持したユーザの手の位置に対応する位置に設けられ、センサ値を出力する接触センサ(11)を備え、把持の有無を判定するための基準を与えるため、把持されていないときの上記センサ値を表すための基準値が変更可能に設定された情報処理装置であって、上記センサ値が把持されるに伴って変化する方向を負方向と定義した場合、上記センサ値が、上記把持の有無を検出した場合に出力されるセンサ値の想定範囲に基づいて予め設定された第1閾値(TH7)を超えた場合に、異常状態が発生したと判定する異常判定手段(異常判定部24)を備えている。
上記の構成によれば、外的要因による影響を受けて、センサ値が通常の使用シーンでは検出され得ない程度の高い範囲に存在するという異常状態(TH7異常状態)が発生したか否かを判定することができる。従って、TH7異常状態が発生した場合に、把持の有無を判定する接触判定処理を停止させることにより、把持の誤検出を防止することができるとともに、情報処理装置の消費電流を低減させることができるという効果を奏する。
また、本発明の態様2に係る情報処理装置は、上記態様1において、上記センサ値が上記第1閾値以下の値である第2閾値を下回ったと判定すると、上記異常状態が解除されたことを示す解除信号を出力する解除判定手段をさらに備えることが好ましい。
上記の構成によれば、TH7異常状態が解除された場合に、解除信号に基づいて、接触判定処理を再開させることができるという効果を奏する。
また、本発明の態様3に係る情報処理装置は、上記態様2において、上記解除信号が出力された場合に、上記基準値を較正する較正手段(較正部23)をさらに備えることが好ましい。
上記の構成によれば、TH7異常状態が解除された場合に、較正処理を行うことができるので、情報処理装置の消費電流を低減させることができるという効果を奏する。
また、本発明の態様4に係る情報処理装置は、上記態様3において、上記較正手段は、さらに上記第1閾値および上記第2閾値を較正することが好ましい。
上記の構成によれば、緩やかなセンサ値の上昇をもたらす環境変化(温度上昇等)に起因する基準値の増加に対処しつつ、TH7異常状態の有無を判定することができるとともに、個々の情報処理装置ごとの製作誤差等に起因する性能仕様のばらつきの影響を排除することができるという効果を奏する。
また、本発明の態様5に係る情報処理装置は、上記態様2から4のいずれか1つにおいて、上記解除判定手段は、所定の時間間隔に亘って、上記センサ値が上記第2閾値を下回っていると判定した場合に、上記解除信号を出力することが好ましい。
上記の構成によれば、所定の時間間隔より短いごく短時間のみセンサ値が第2閾値を下回る低下する場合においては較正処理が行われないため、情報処理装置の消費電流を低減させることができるという効果を奏する。
また、本発明の態様6に係る情報処理装置の制御方法は、把持部を把持したユーザの手の位置に対応する位置に設けられ、センサ値を出力する接触センサを備え、把持の有無を判定するための基準を与えるため、把持されていないときの上記センサ値を表すための基準値が変更可能に設定された情報処理装置の制御方法であって、上記センサ値が把持されるに伴って変化する方向を負方向と定義した場合、上記センサ値が、上記把持の有無を検出した場合に出力されるセンサ値の想定範囲に基づいて予め設定された第1閾値を超えた場合に、異常状態が発生したと判定する異常判定ステップを含んでいる。
上記の構成によれば、上述の態様1に係る情報処理装置と同様の効果を奏する。
また、本発明の各態様に係る情報処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記情報処理装置が備える各手段として動作させることにより上記情報処理装置をコンピュータにて実現させる情報処理装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成できる。
本発明は、接触センサを備える情報処理装置(スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、リモコン、ドライヤー、掃除機、その他ハンドルで操作する情報処理装置等)に利用することができる。
1,2 携帯端末(情報処理装置)、 11 接触センサ、
23,33 較正部(較正手段)、24,34 異常判定部(異常判定手段)、
25,35 解除判定部(解除判定手段)、
TH7 異常判定閾値(第1閾値)、Hys7 異常解除閾値(第2閾値)

Claims (6)

  1. 把持部を把持したユーザの手の位置に対応する位置に設けられ、センサ値を出力する接触センサを備え、
    把持の有無を判定するための基準を与えるため、把持されていないときの上記センサ値を表すための基準値が変更可能に設定された情報処理装置であって、
    上記センサ値が把持されるに伴って変化する方向を負方向と定義した場合、
    上記センサ値が、上記把持の有無を検出した場合に出力されるセンサ値の想定範囲に基づいて予め設定された第1閾値を超えた場合に、異常状態が発生したと判定する異常判定手段を備えていることを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記センサ値が上記第1閾値以下の値である第2閾値を下回ったと判定すると、上記異常状態が解除されたことを示す解除信号を出力する解除判定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記解除信号が出力された場合に、上記基準値を較正する較正手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 上記較正手段は、さらに上記第1閾値および上記第2閾値を較正することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 上記解除判定手段は、所定の時間間隔に亘って、上記センサ値が上記第2閾値を下回っていると判定した場合に、上記解除信号を出力することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 把持部を把持したユーザの手の位置に対応する位置に設けられ、センサ値を出力する接触センサを備え、
    把持の有無を判定するための基準を与えるため、把持されていないときの上記センサ値を表すための基準値が変更可能に設定された情報処理装置の制御方法であって、
    上記センサ値が把持されるに伴って変化する方向を負方向と定義した場合、
    上記センサ値が、上記把持の有無を検出した場合に出力されるセンサ値の想定範囲に基づいて予め設定された第1閾値を超えた場合に、異常状態が発生したと判定する異常判定ステップを含んでいることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
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