JP2019124162A - 排気ガス浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの冷間運転時に粒子状物質を多く捕集でき、粒子状物質の排出量を抑制することができる排気ガス浄化装置を提供すること。【解決手段】車両は再導入通路を備えており、この再導入通路は、排気通路におけるパティキュレートフィルタの下流部と上流部とに連通し、下流部を通過する排気ガスの一部を上流部に戻してパティキュレートフィルタに再導入する。そして、エンジンの暖機完了前の冷間運転時は、ECUは、第1バルブ、第2バルブ及びポンプを制御することによって、再導入通路に排気ガスを通過させる(ステップS2、S3)。エンジンの暖機完了後にパティキュレートフィルタの再生を行う場合、ECUは、エンジンの運転を継続したまま、再導入通路に排気ガスを通過させ、かつ、外部から再導入通路に取入れた空気を上流部に供給させる(ステップSS7、S8、S9)。【選択図】図2

Description

本発明は、排気ガス浄化装置に関する。
自動車等の車両において、エンジンから排出される排気ガスには、カーボン等の粒子状物質(PM:Particulate Matter)が含まれている。この粒子状物質を捕集し、排気を浄化するために一般的にはパティキュレートフィルタと呼ばれるフィルタが排気通路に設けられている。
パティキュレートフィルタを備える車両にあっては、パティキュレートフィルタが捕集した粒子状物質を定期的に燃焼により除去することによって、パティキュレートフィルタの捕集機能を維持するようになっている。
従来のこの種の技術として特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載のものは、所定条件下でパティキュレートフィルタの出口と入口とを連通して、パティキュレートフィルタを含む閉回路を形成し、この閉回路中のガスをパティキュレートフィルタを通して循環流動させている。また、特許文献1に記載のものは、ヒータによりパティキュレートフィルタを過熱してパティキュレートフィルタに捕集された粒子状物質を除去している。
特開平5−240027号公報
ところで、エンジンの冷間運転時は、暖機完了後と比較して粒子状物質が多く発生する。このため、エンジンの冷間運転時に粒子状物質をより多く捕集でき、粒子状物質の排出量を抑制することが望まれている。しかしながら、特許文献1に記載のものにあっては、エンジンの冷間運転時に粒子状物質を捕集することを考慮しておらず、改善が望まれていた。
そこで、本発明は、エンジンの冷間運転時に粒子状物質を多く捕集でき、粒子状物質の排出量を抑制することができる排気ガス浄化装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決する排気ガス浄化装置の発明の一態様は、エンジンと、前記エンジンから排出された排気ガスが通過する排気通路と、前記排気通路に設けられ、前記排気ガス中の粒子状物質を捕集するパティキュレートフィルタと、を備える車両に搭載される排気ガス浄化装置であって、前記排気通路における前記パティキュレートフィルタの下流部と上流部とに連通し、前記下流部を通過する前記排気ガスの一部を前記上流部に戻して前記パティキュレートフィルタに再導入する再導入通路と、前記エンジンの暖機完了前の冷間運転時に前記再導入通路に前記排気ガスを通過させる再導入実行部と、を備えたことを特徴とする。
このように本発明によれば、エンジンの冷間運転時に粒子状物質を多く捕集でき、粒子状物質の排出量を抑制することができる。
図1は、本発明の一実施例に係る排気ガス浄化装置を搭載する車両の構成図である。 図2は、本発明の一実施例に係る排気ガス浄化装置の動作を説明するフローチャートである。
本発明の一実施の形態に係る排気ガス浄化装置は、エンジンと、エンジンから排出された排気ガスが通過する排気通路と、排気通路に設けられ、排気ガス中の粒子状物質を捕集するパティキュレートフィルタと、を備える車両に搭載される排気ガス浄化装置であって、排気通路におけるパティキュレートフィルタの下流部と上流部とに連通し、下流部を通過する排気ガスの一部を上流部に戻してパティキュレートフィルタに再導入する再導入通路と、エンジンの暖機完了前の冷間運転時に再導入通路に排気ガスを通過させる再導入実行部と、を備えたことを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係る排気ガス浄化装置は、エンジンの冷間運転時に粒子状物質を多く捕集でき、粒子状物質の排出量を抑制することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例に係る排気ガス浄化装置について詳細に説明する。図1において、本発明の一実施例に係る排気ガス浄化装置を搭載した車両1は、エンジン2と、車両1を制御するECU(Electronic Control Unit)3とを含んで構成されている。
エンジン2は、ピストンが気筒内を2往復する間に吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程からなる一連の4行程を行う4サイクルのガソリンエンジンによって構成されている。
各気筒に収納されたピストンは、コネクティングロッドを介してクランクシャフトに連結されている。コネクティングロッドは、ピストンの往復動をクランクシャフトの回転運動に変換するようになっている。
したがって、エンジン2は、気筒内の燃焼室25で燃料と空気との混合気を燃焼させることによりピストンを往復動させ、コネクティングロッドを介してクランクシャフトを回転させることにより、車両1を駆動させる駆動力を発生するようになっている。
エンジン2にはインジェクタ24が設けられており、インジェクタ24は、図示しない燃料タンクから燃料ポンプにより圧送された燃料を各気筒の燃焼室25に噴射する。
エンジン2の吸気ポート31には、空気を燃焼室25に導入するための吸気マニホールド32が接続されている。吸気マニホールド32は、外気を吸入するための図示しない吸気管に接続されている。
エンジン2の排気ポート41には、燃焼室25において混合気の燃焼によって発生した排気ガスを車外に排出するための排気マニホールド43が設けられている。排気マニホールド43は、排気管42に接続されている。排気通路42Aは、エンジン2から排出された排気ガスが通過する。
排気通路42Aには、排気ガスの通過方向に、触媒61及びパティキュレートフィルタ62が設けられている。パティキュレートフィルタ62は触媒61の下流側に配置されている。触媒61とパティキュレートフィルタ62とは、排気管42の一部である接続管44により接続されている。
触媒61は、エンジン2の燃焼室25から排出された排気ガスを浄化するようになっている。本実施例では、触媒61は三元触媒からなり、三元触媒は、炭化水素を水と二酸化炭素に酸化し、一酸化炭素を二酸化炭素に酸化し、窒素酸化物を窒素に還元することにより、排気ガスを浄化する。なお、エンジン2はディーゼルエンジンであってもよく、この場合、触媒61は酸化触媒からなる。パティキュレートフィルタ62は、排気ガス中の粒子状物質を捕集することにより、排気ガスから粒子状物質を濾過する。
車両1は再導入管50を備えており、再導入管50の内部には再導入通路50Aが形成されている。再導入通路50Aは、排気通路42Aにおけるパティキュレートフィルタ62の下流部42Bと上流部42Cとに連通している。再導入通路50Aは、排気通路42Aの下流部42Bを通過する排気ガスの一部を、排気通路42Aの上流部42Cに戻してパティキュレートフィルタ62に再導入する。
再導入通路50Aには、排気ガスの通過方向(再導入方向)に、第2バルブ54、ポンプ55及び第1バルブ53が設けられている。ポンプ55は、電力により作動する電動ポンプからなり、下流部42Bから再導入通路50Aに取り込まれた排気ガスを上流部42Cに圧送する。ポンプ55は、ECU3に接続されており、ECU3によって制御される。
再導入通路50Aには、第2バルブ54を介して空気供給通路56Aが連通しており、この空気供給通路56Aは、空気供給管56により形成されている。空気供給通路56Aは、外部から空気を取り込んで再導入通路50Aに供給する。空気供給管56にはエアフィルタ57が設けられており、エアフィルタ57は空気供給通路56Aを通過する空気を濾過する。
第2バルブ54及び第1バルブ53は、再導入通路50Aを通過する排気ガスの量を調整する。第2バルブ54及び第1バルブ53は、通電により生じる磁力により図示しない弁体を開閉する電磁バルブからなる。
第1バルブ53は、排気ガスの通過量を連続的に調整する2方弁からなる。第2バルブ54は、排気ガスと空気の各通過量を連続的に調整する3方弁からなる。第2バルブ54及び第1バルブ53は、ECU3に接続されており、ECU3によって制御される。
したがって、再導入通路50Aは、空気供給通路56Aを介して取入れた空気を排気ガスとともに上流部42Cに供給する。本実施例における第2バルブ54、ポンプ55、第1バルブ53及びECU3は、本発明における再導入実行部を構成している。また、本実施例における空気供給通路56Aは本発明における空気供給部を構成している。
車両1は、排気ガス中の酸素を検出する排気センサ71を備えている。排気センサ71は、排気ガスに含まれる酸素濃度を検出することにより排気ガスの空燃比を検出し、検出信号をECU3に送信する。
排気センサ71は、理論空燃比を境に空燃比がリッチ側のときとリーン側のときとで出力が急変する出力特性を有するセンサ(O2センサ)、又は空燃比がリッチ側のときとリーン側のときとで出力がリニアに変化する出力特性を有するセンサ(空燃比センサ)からなる。
本実施例では、排気センサ71は、排気通路42Aにおける上流部42Cよりも下流側かつパティキュレートフィルタ62の上流側に設けられている。このため、排気通路42Aの上流部42Cからパティキュレートフィルタ62に所望量の空気が供給されている場合、排気センサ71は、空気を含む排気ガスと接触することができ、排気ガスがリーンであると検出できる。ECU3は、排気センサ71により排気ガスがリーンであると検出されるように、ポンプ55の駆動量を調整する。
ここで、車両1には、排気センサ71とは別途の図示しない空燃比センサが、エンジン2の空燃比制御のために設けられている。別途の空燃比センサは、空気供給通路56Aからの空気の影響を受けることがないよう、排気通路42Aの上流部42Cよりも上流側に配置されている。
ECU3は、別途の空燃比センサの検出信号に基づいてインジェクタ24を制御している。そのため、パティキュレートフィルタ62に空気を供給しているときでも、別途の空燃比センサの検出信号に基づいて混合気をストイキ(理論空燃比)にすることができる。
車両1は差圧センサ70を備えており、この差圧センサ70は、パティキュレートフィルタ62の下流側の圧力と上流側の圧力を2つの圧力センサ70A、70Bによりそれぞれ検出し、その圧力差を検出する。
ECU3は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、フラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。
ECU3のROMには、各種制御定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットをECU3として機能させるためのプログラムが記憶されている。すなわち、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、当該コンピュータユニットは、ECU3として機能する。
ECU3には、上述の排気センサ71、差圧センサ70を含む各種のセンサ類が接続されている。また、ECU3には、上述の第1バルブ53、第2バルブ54及びポンプ55を含む各種の制御対象が接続されている。
エンジン2の暖機完了前の冷間運転時は、暖機完了後よりも多くの粒子状物質をエンジン2が発生する。このため、エンジン2の冷間運転時に、パティキュレートフィルタ62により多くの粒子状物質を捕集できることが望ましい。
本実施例において、ECU3は、エンジン2の暖機完了前の冷間運転時は、第1バルブ53及び第2バルブ54を開き、ポンプ55を駆動することにより、再導入通路50Aに排気ガスを通過させる。
パティキュレートフィルタ62は、粒子状物質の捕集能力を維持するため、必要に応じて再生動作を実行し、粒子状物質を燃焼させて除去する必要がある。
ECU3は、エンジン2の暖機完了後にパティキュレートフィルタ62の再生を行う場合、エンジン2の運転を継続したまま、第1バルブ53及び第2バルブ54を開き、ポンプ55を駆動することにより、再導入通路50Aに排気ガスを通過させ、かつ、上流部42Cに空気を供給させる。また、ECU3は、排気センサ71により排気ガスがリーンであると検出される駆動量で、ポンプ55を駆動する。
以上のように構成された本実施例に係る排気ガス浄化装置による動作について、図2のフローチャートを参照して説明する。
図2において、ECU3は、エンジン2を始動し(ステップS1)、第1バルブ53及び第2バルブ54を開放し、ポンプ55を駆動する(ステップS2)。これにより、パティキュレートフィルタ62を通過した排気ガスは、再導入通路50Aを通って、再びパティキュレートフィルタ62に導入される(ステップS3)。
次いで、ECU3は、エンジン2の冷却水の水温が所定温度Tに到達したか否かを判断する(ステップS4)。所定温度Tはエンジン2が暖機完了状態にある温度(例えば80℃)である。水温が所定温度Tに到達していない場合はステップS3を継続し、水温が所定温度Tに到達している場合は、第1バルブ53及び第2バルブ54を閉じ、ポンプ55を停止する(ステップS5)。
次いで、ECU3は、エンジン2の稼働時間が所定時間t1を超えているか否かを判断し(ステップS6)、稼働時間が所定時間t1を超えている場合は、第1バルブ53及び第2バルブ54を開放し、ポンプ55を駆動する(ステップS7)。
次いで、ECU3は、ポンプ55の供給圧を徐々に大きくしながら空気供給量を徐々に多くする(ステップS8)。ここでは、ECU3は、ポンプ55の供給圧の増大に加えて、第2バルブ54を通過する空気量が徐々に多くなるように制御する。
次いで、ECU3は、排気センサ71(図中、λセンサと記す)で検出された空燃比が、ストイキ空燃比から設定値Z以上リーン側に偏っているか否かを判断し(ステップS9)、設定値Z以上リーン側に偏るまでステップS8を継続する。
ここで、ステップS8、S9の動作は、空気供給通路56A及び再導入通路50Aを介してパティキュレートフィルタ62に供給する空気の量を、排気センサ71の検出信号を確認しながら調整する動作である。
したがって、ステップS9における「空燃比」は、排気ガス中の空気量を示す指標としての空燃比である。エンジン2の実際の空燃比は、前述した通り、別途の排気センサに基づいて制御される。
ステップS9で空燃比が設定値Z以上リーン側に偏っていると判断した場合、ECU3は、空燃比が設定値Z以上リーン側に偏っている状態で所定時間t2、ポンプ55の供給圧及び空気供給量を維持する(ステップS10)。
次いで、ECU3は、第1バルブ53及び第2バルブ54を閉じ、ポンプ55を停止する(ステップS11)。
ECU3は、ステップS11又はステップS6の実行後、エンジン2を停止するか否かを判断し(ステップS12)、エンジン2を停止しないと判断した場合はステップS6に戻り、エンジン2を停止すると判断した場合はエンジン2を停止し、今回の動作を終了する。
以上のように、本実施例において、車両1は再導入通路50Aを備えており、この再導入通路50Aは、排気通路42Aにおけるパティキュレートフィルタ62の下流部42Bと上流部42Cとに連通し、下流部42Bを通過する排気ガスの一部を上流部に戻してパティキュレートフィルタ62に再導入する。
そして、エンジン2の暖機完了前の冷間運転時は、ECU3は、第1バルブ53、第2バルブ54及びポンプ55を制御することによって、再導入通路50Aに排気ガスを通過させる。
これにより、パティキュレートフィルタ62を通過した排気ガスを再導入通路50Aを介してパティキュレートフィルタ62に再導入し、粒子状物質を再び濾過できるので、より多くの粒子状物質をパティキュレートフィルタ62で捕集できる。このため、粒子状物質の排出量が多いエンジン2の冷間運転時であっても、車外への粒子状物質の排出量を抑制できる。
また、本実施例では、空気供給通路56Aを介して外部から再導入通路50Aに取入れた空気を、排気ガスとともに上流部42Cに供給している。そして、エンジン2の暖機完了後にパティキュレートフィルタ62の再生を行う場合、ECU3は、エンジン2の運転を継続したまま、第1バルブ53、第2バルブ54及びポンプ55を制御することによって、再導入通路50Aに排気ガスを通過させ、かつ、上流部42Cに空気を供給させる。
これにより、パティキュレートフィルタ62の上流に位置する上流部42Cからパティキュレートフィルタ62に空気を供給することにより、その空気中の酸素によってパティキュレートフィルタ62における粒子状物質の酸化反応を促進させ、パティキュレートフィルタ62を再生することができる。
また、本実施例において、排気ガス中の酸素を検出する排気センサ71が、排気通路42Aにおける上流部42Cよりも下流側かつパティキュレートフィルタ62の上流側に設けられている。また、排気ガスとともに空気を圧送するポンプ55が再導入通路50Aに設けられている。そして、ECU3は、排気センサ71により排気ガスがリーンであると検出されるようにポンプ55の駆動量を調整する。
これにより、別途設けた図示しない空燃比センサに基づいてエンジン2をストイキ状況下で運転しながらでも、排気センサ71の検出信号に基づいてパティキュレートフィルタ62に所望量の空気が供給されるようにポンプ55を駆動できる。このため、空気を含む排気ガスをパティキュレートフィルタ62へ確実に供給することができ、パティキュレートフィルタ62を安定して再生することができる。
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
2 エンジン
3 ECU(再導入実行部)
42A 排気通路
42B 下流部
42C 上流部
50A 再導入通路
53 第1バルブ(再導入実行部)
54 第2バルブ(再導入実行部)
55 ポンプ(再導入実行部)
56A 空気供給通路(空気供給部)
62 パティキュレートフィルタ
71 排気センサ

Claims (3)

  1. エンジンと、
    前記エンジンから排出された排気ガスが通過する排気通路と、
    前記排気通路に設けられ、前記排気ガス中の粒子状物質を捕集するパティキュレートフィルタと、を備える車両に搭載される排気ガス浄化装置であって、
    前記排気通路における前記パティキュレートフィルタの下流部と上流部とに連通し、前記下流部を通過する前記排気ガスの一部を前記上流部に戻して前記パティキュレートフィルタに再導入する再導入通路と、
    前記エンジンの暖機完了前の冷間運転時に前記再導入通路に前記排気ガスを通過させる再導入実行部と、を備えたことを特徴とする排気ガス浄化装置。
  2. 空気を外部から前記再導入通路に取入れ、前記排気ガスとともに前記上流部に供給する空気供給部を備え、
    前記再導入実行部は、
    前記エンジンの暖機完了後に前記パティキュレートフィルタの再生を行う場合、前記エンジンの運転を継続したまま、前記再導入通路に前記排気ガスを通過させ、かつ、前記空気供給部により前記上流部に前記空気を供給させることを特徴とする請求項1に記載の排気ガス浄化装置。
  3. 前記排気ガス中の酸素を検出する排気センサを、前記排気通路における前記上流部よりも下流側かつ前記パティキュレートフィルタの上流側に備え、
    前記再導入実行部は、
    前記排気ガスとともに前記空気を圧送するポンプを前記再導入通路に有し、
    前記排気センサにより前記排気ガスがリーンであると検出されるように前記ポンプの駆動量を調整することを特徴とする請求項2に記載の排気ガス浄化装置。
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