JP2019123602A - ピッキング作業支援システム、ピッキング作業支援方法およびプログラム - Google Patents

ピッキング作業支援システム、ピッキング作業支援方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通路の状況を提示内容に反映することができるピッキング作業支援システム、ピッキング作業支援方法およびプログラムを提供する。【解決手段】ピッキング作業支援システム1の順路情報生成装置10は、順路情報生成部11と、画像情報受信部12と、画像情報判定部13と、順路情報更新部15と、を備える。順路情報生成部11は、ピッキング作業で通路を移動する順番を表す順路情報を生成する。画像情報受信部12は、通路の状況を表す通路情報を取得する。画像情報判定部13は、通路情報取得手段が取得した通路情報に基づいて、順路情報を更新すべきか否かを判定する。順路情報更新部15は、画像情報判定部13が順路情報を更新すべきと判定した場合に、順路情報生成部11が生成した順路情報を更新する。【選択図】図1

Description

本発明は、ピッキング作業支援システム、ピッキング作業支援方法およびプログラムに関する。
倉庫、工場等の部品の保管場所において、部品を効率良くピッキングするためのピッキング作業支援システムが開発されている。例えば、特許文献1には、作業場所に干渉する作業者が存在するか否かを判定し、干渉する作業者が存在すると判定した場合には、ピッキングの順番を変えて作業者に提示する装置が開示されている。
特開2011−143976号公報
実際のピッキング作業においては、作業場を移動する通路に障害物があって通れない、あるいは、他の作業者と同じ通路を通る際にすれ違うことができない、といった問題が発生することがある。このような問題に対して、特許文献1に開示された装置では、通路における状況を作業者への提示内容に反映させることはできない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、通路の状況を提示内容に反映することができるピッキング作業支援システム、ピッキング作業支援方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のピッキング作業支援システムは、順路情報生成手段と、通路情報取得手段と、順路情報更新判定手段と、順路情報更新手段と、を備える。順路情報生成手段は、ピッキング作業で通路を移動する順番を表す順路情報を生成する。通路情報取得手段は、通路の状況を表す通路情報を取得する。順路情報更新判定手段は、通路情報取得手段が取得した通路情報に基づいて、順路情報を更新すべきか否かを判定する。順路情報更新手段は、順路情報更新判定手段が順路情報を更新すべきと判定した場合に、順路情報生成手段が生成した順路情報を更新する。
本発明によれば、通路の状況を表す通路情報に基づいて、順路情報を更新することによって、通路の状況を提示内容に反映することができるピッキング作業支援システム、ピッキング作業支援方法およびプログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態1に係るピッキング作業支援システムの機能ブロック図 本発明の実施の形態1に係るピッキング作業支援システムのハードウェア構成図 本発明の実施の形態1に係る順路情報送信処理のフローチャート 本発明の実施の形態2に係るピッキング作業支援システムの機能ブロック図 本発明の実施の形態2に係るピッキング作業支援システムのハードウェア構成図 本発明の実施の形態2に係る順路情報送信処理のフローチャート 本発明の実施の形態3に係るピッキング作業支援システムの機能ブロック図 本発明の実施の形態3に係る順路情報送信処理のフローチャート
(実施の形態1)
以下、本発明のピッキング作業支援システムを部品のピッキング作業に適用した実施の形態について、図面を参照して説明する。
ピッキング作業支援システム1は、図1に示すように、ピッキング作業の順路を表す順路情報を生成する順路情報生成装置10と、通路の画像を撮影する画像撮影装置20と、順路情報を作業者に提示する端末30と、を備える。
順路情報生成装置10は、順路情報を生成する順路情報生成部11と、画像情報を画像撮影装置20から受信する画像情報受信部12と、画像情報を判定する画像情報判定部13と、台車情報を取得する台車情報取得部14と、順路情報を更新する順路情報更新部15と、順路情報を端末30に送信する順路情報送信部16と、を備える。
順路情報生成部11は、順路情報を生成する。具体的には、例えば、順路情報生成部11は、ピッキングする部品の倉庫内の位置、通路、台車などの情報に基づいて、最適な順路を表す順路情報を生成する。また、順路情報生成部11は、複数の作業者がいる場合でも、同じ時間に作業するとは限らないため、他の作業者と同じ通路を通ることまでは考慮しないものとする。
画像情報受信部12は、後述する画像撮影装置20から作業者の通路が撮影された画像情報を受信する。
画像情報判定部13は、画像情報受信部12が受信した画像情報を解析して、通路に障害物が存在するか否かを判定する。そして、画像情報判定部13は、障害物が存在すると判定した場合、その障害物の位置、形状、大きさ等に基づいて、作業者がその障害物を避けて通れるか否かをさらに判定する。さらに、画像情報判定部13は、作業者がその障害物を避けて通れないと判定した場合、後述する台車情報取得部14が取得した台車情報に基づいて、その障害物が台車であるか否かを判定する。
台車情報取得部14は、台車情報を取得する。この台車情報は、具体的には、順路情報生成装置10が記憶している情報であって、画像情報判定部13による画像情報の解析に使用するための台車の特徴点を表す情報である。
順路情報更新部15は、画像情報判定部13が上述の場合において障害物が台車でないと判定した場合、順路情報生成部11が生成した順路情報を、障害物のある通路以外の通路を通る順路を表す順路情報に更新する。また、順路情報更新部15は、画像情報判定部13が上述の場合において障害物が台車であると判定した場合、順路情報生成部11が生成した順路情報を、台車の移動指示を含む順路情報に更新する。
順路情報送信部16は、順路情報生成部11が生成した順路情報を、または順路情報更新部15が順路情報を更新した場合にはその更新された順路情報を、端末30に送信する。
また、画像撮影装置20は、通路の画像を撮影する画像撮影部21と、画像情報を送信する画像情報送信部22と、を備える。
画像撮影部21は、通路の画像を撮影して、撮影した画像を表す画像情報を取得する。
画像情報送信部22は、画像撮影部21が撮影した画像を表す画像情報を順路情報生成装置10に送信する。
また、端末30は、順路情報を受信する順路情報受信部31と、順路情報を出力する順路情報出力部32と、を備える。
順路情報受信部31は、順路情報生成装置10から順路情報を受信する。
順路情報出力部32は、順路情報受信部31が受信した順路情報を出力する。具体的には、作業者に視認させるために順路情報を表示したり、作業者に聴かせるために順路情報を音声出力したりする。
次に、ピッキング作業支援システム1のハードウェア構成について、図2を参照して説明する。ピッキング作業支援システム1は、前述の通り、ピッキング作業の順路を表す順路情報を生成する順路情報生成装置10と、通路の画像を撮影する画像撮影装置20と、順路情報を作業者に提示する端末30と、を備える。
順路情報生成装置10は、各種の処理を実行するCPU(Central Processing Unit)101と、揮発性メモリであるRAM(Random Access Memory)102と、不揮発性メモリであるROM(Read Only Memory)103と、各種情報を記憶するハードディスクドライブ104と、通信回線とのインターフェースであるネットワークカード105と、を備える。
CPU101は、ハードディスクドライブ104に記憶されているプログラムをRAM102に読み出して実行することにより、後述する各種処理を実行する。
RAM102は、CPU101の作業領域として用いられる。
ROM103は、CPU101が実行する順路情報生成装置10の基本動作のための制御プログラム、BIOS(Basic Input Output System)等を記憶する。
ハードディスクドライブ104は、情報を記憶するものであり、ピッキングする部品の倉庫内の位置、通路などの情報、台車情報、順路情報、CPU101が実行するプログラム等が格納される。
ネットワークカード105は、通信回線とのインターフェースであり、画像撮影装置20および端末30と通信可能に接続されている。具体的には、画像撮影装置20が備えるネットワークカード202および端末30が備えるネットワークカード304と接続される。ネットワークカード105と画像撮影装置20および端末30との間は直接接続されていても良く、インターネット、イントラネット、VPN(Virtual Private Network)、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して接続されていても良い。また、通信方式は有線でも無線でも良い。ネットワークカード105は、前述の画像情報受信部12または順路情報送信部16として機能する。
CPU101、RAM102、ROM103およびハードディスクドライブ104は、協同して、前述の順路情報生成部11、画像情報判定部13、台車情報取得部14または順路情報更新部15として機能する。
また、画像撮影装置20は、画像を撮影するカメラ201と、通信回線とのインターフェースであるネットワークカード202と、を備える。
カメラ201は、通路の画像を撮影する。カメラ201は、通路を効果的に撮影するため、複数のカメラを含んでも良い。また、カメラ201が撮影する画像は、静止画でも動画でも良い。カメラ201は、前述の画像撮影部21として機能する。
ネットワークカード202は、通信回線とのインターフェースであり、順路情報生成装置10と通信可能に接続されている。具体的には、順路情報生成装置10が備えるネットワークカード105と接続される。ネットワークカード202は、前述の画像情報送信部22として機能する。
また、端末30は、各種の処理を実行するCPU301と、揮発性メモリであるRAM302と、不揮発性メモリであるROM303と、通信回線とのインターフェースであるネットワークカード304と、情報を表示するディスプレイ305と、情報を音声出力するスピーカ306と、を備える。
端末30は、作業者が携帯したままピッキング作業を実行することができるウェアラブル装置であっても良い。例えば、ヘッドセットであれば、装着したまま両手で台車を押すことができるため、より好ましい。
CPU301は、ネットワークカード304、ディスプレイ305およびスピーカ306を制御する各種処理を実行する。
RAM302は、CPU301の作業領域として用いられる。
ROM303は、CPU301が実行する端末30の基本動作のための制御プログラム、BIOS等を記憶する。
ネットワークカード304は、通信回線とのインターフェースであり、画像撮影装置20と通信可能に接続されている。具体的には、順路情報生成装置10が備えるネットワークカード105と接続される。ネットワークカード304は、前述の順路情報受信部31として機能する。
ディスプレイ305は、液晶パネル、プロジェクタ等の情報表示装置であり、ネットワークカード304が受信した順路情報を表示する。
スピーカ306は、音声を出力する装置であり、ネットワークカード304が受信した順路情報を音声出力する。
ディスプレイ305またはスピーカ306は、それぞれ前述の順路情報出力部32として機能する。
次に、順路情報生成装置10が実行する順路情報送信処理について、図3を参照して説明する。
順路情報生成装置10は、作業者が図示しない操作端末を操作することによって、順路情報を送信する順路情報送信処理を開始する。作業者は、この処理開始の操作を行った後、端末30を身につけて、ピッキング作業を開始する。また、画像撮影装置20の画像撮影部21は、この順路情報生成装置10が順路情報送信処理を実行している間、定期的に、例えば1秒ごとに、通路の画像を撮影する。
順路情報生成装置10が順路情報送信処理を開始すると、順路情報生成部11は、順路情報を生成する(ステップS101)。具体的には、順路情報生成部11は、ハードディスクドライブ104からピッキングする部品の倉庫内の位置、通路などの情報に基づいて、最適な順路を表す順路情報を生成する。このステップS101において、順路情報生成部11は、順路情報を生成する順路情報生成手段として機能する。
次に、画像情報受信部12は、画像撮影装置20から画像情報を受信する(ステップS102)。具体的には、画像撮影装置20が定期的に撮影した画像のうち、最新の画像を表す画像情報を受信する。この画像には、前述の通り、通路が撮影されている。このステップS102において、画像情報受信部12は、画像撮影装置20と協同して、通路情報を取得する通路情報取得手段として機能する。
次に、画像情報判定部13は、画像情報受信部12が受信した画像を解析して、通路に障害物が存在するか否かを判定する(ステップS103)。画像情報判定部13は、通路に障害物が存在すると判定した場合(ステップS103:Yes)、続いて、その障害物を作業者が避けて通れるか否かを判定する(ステップS104)。
画像情報判定部13が、障害物を作業者が避けて通れないと判定した場合(ステップS104:No)、台車情報取得部14は、台車情報を取得する(ステップS105)。そして、画像情報判定部13は、台車情報取得部14が取得した台車情報に基づいて、障害物が台車であるか否かをさらに判定する(ステップS106)。このステップS103からステップS106において、画像情報判定部13および台車情報取得部14は、協同して、順路情報を更新すべきか否かを判定する順路情報更新判定手段として機能する。また、これらのステップS103からステップS106の各処理は、協同して、順路情報を更新すべきか否かを判定する順路情報更新判定ステップとして機能する。
画像情報判定部13が、障害物が台車であると判定した場合(ステップS106:Yes)、順路情報更新部15は、順路情報生成部11が生成した順路情報を、台車の移動指示を含む順路情報に更新する(ステップS107)。一方、画像情報判定部13が、障害物が台車でないと判定した場合(ステップS106:No)、順路情報更新部15は、順路情報生成部11が生成した順路情報を、障害物のある通路以外の通路を通る順路を表す順路情報に更新する(ステップS108)。これらのステップS107およびステップS108において、順路情報更新部15は、順路情報を更新する順路情報更新手段として機能する。また、これらのステップS107またはステップS108の各処理は、順路情報を更新する順路情報更新ステップとして機能する。
ステップS107およびステップS108の処理に続いて、順路情報送信部16は、更新された順路情報を送信する(ステップS109)。
ステップS103の処理において、画像情報判定部13が、通路に障害物が存在しないと判定した場合(ステップS103:No)、順路情報送信部16は、順路情報生成部11が生成した順路情報を送信する(ステップS109)。また、ステップS104の処理において、画像情報判定部13が、障害物を作業者が避けて通れると判定した場合も(ステップS104:Yes)、順路情報送信部16は、順路情報生成部11が生成した順路情報を送信する(ステップS109)。
順路情報生成装置10は、作業者が図示しない操作端末を操作することによって、順路情報送信処理を終了する指示情報を受信するまで、上述の順路情報送信処理を繰り返し実行する。具体的には、順路情報生成装置10は、ステップS109の処理に続いて、処理終了の指示情報を受信したか否かを判定する(ステップS110)。順路情報生成装置10は、処理終了の指示情報を受信していないと判定した場合(ステップS110:No)、ステップS102の処理に戻る。一方、順路情報生成装置10は、処理終了の指示情報を受信したと判定した場合(ステップS110:Yes)、順路情報送信処理を終了する。
順路情報受信部31を介して順路情報を受信した端末30は、順路情報出力部32を介して順路情報を出力する。作業者は、出力された順路情報に基づいてピッキング作業を実施する。
以上のように、ピッキング作業支援システム1は、順路情報生成装置10が順路情報送信処理を実行することによって、通路の状況を作業者への提示内容に反映することができる。
本実施の形態に係るピッキング作業支援システム1によれば、通路に想定外の障害物が存在する場合、作業中に障害物が発生した場合等にも対応して、柔軟に更新された順路を作業者に提示することができる。また、ピッキング作業支援システム1は、障害物が台車かどうかを判定することによって、障害物を回避するだけではなく、障害物を移動する指示を提示内容に含めることができるため、提示内容をより現実的なものにすることができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、通路を撮影した画像情報を使用して順路情報を更新する例を例示した。本実施の形態では、作業者の位置を表す位置情報を使用して順路情報を更新する例を例示する。以下、本実施の形態については、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
本実施の形態に係るピッキング作業支援システム2は、図4に示すように、順路情報生成装置10および端末30の他に、作業者の位置を測定する位置測定装置40を備える。
位置測定装置40は、作業者の位置を測定する位置測定部41と、位置情報を順路情報生成装置10に送信する位置情報送信部42と、を備える。
位置測定部41は、作業者の位置を測定する。作業者が複数いる場合、それぞれの作業者の位置を測定する。
位置情報送信部42は、位置測定部41が測定した位置を表す位置情報を順路情報生成装置10に送信する。
また、順路情報生成装置10は、位置情報を受信する位置情報受信部17と、位置情報を判定する位置情報判定部18と、を備える。
位置情報受信部17は、位置測定装置40から作業者の位置が測定された位置情報を受信する。
位置情報判定部18は、位置情報受信部17が受信した位置情報に基づいて、作業者同士が狭い通路で鉢合わせするか否かを判定する。具体的には、位置情報判定部18は、ハードディスクドライブ104に格納されている通路の情報と、各作業者に提示した順路情報と、位置情報受信部17が受信した各作業者の位置情報とに基づいて、各作業者が通路を同時に通るか否かを判定する。そして、位置情報判定部18は、各作業者が通路を同時に通ると判定した場合には、さらに、各作業者がすれ違って通ることができるか否かを判定する。そして、位置情報判定部18は、各作業者が通路を同時に通ると判定し、さらにすれ違って通ることができないと判定した場合に、作業者同士が狭い通路で鉢合わせすると判定する。
次に、ピッキング作業支援システム2のハードウェア構成について、図5を参照して説明する。
ピッキング作業支援システム2は、前述の通り、順路情報生成装置10および端末30の他に、作業者の位置を測定する位置測定装置40を備える。
位置測定装置40は、位置を測定する位置センサ401と、通信回線とのインターフェースであるネットワークカード402と、を備える。
位置センサ401は、作業者の位置を測定するセンサである。位置センサ401は、複数の作業者の位置を測定するため、複数のセンサを含んでも良い。位置センサ401は、前述の位置測定部41として機能する。
ネットワークカード402は、通信回線とのインターフェースであり、順路情報生成装置10と通信可能に接続されている。具体的には、順路情報生成装置10が備えるネットワークカード105と接続される。ネットワークカード402は、前述の位置情報送信部42として機能する。
次に、ピッキング作業支援システム2の順路情報生成装置10が実行する順路情報送信処理について、図6を参照して説明する。
順路情報生成装置10は、作業者が図示しない操作端末を操作することによって、順路情報を送信する順路情報送信処理を開始する。作業者は、この処理開始の操作を行った後、端末30を身につけて、ピッキング作業を開始する。また、位置測定装置40の位置測定部41は、この順路情報生成装置10が順路情報送信処理を実行している間、定期的に、例えば1秒ごとに、作業者の位置を測定する。
順路情報生成装置10が順路情報送信処理を開始すると、順路情報生成部11は、順路情報を生成する(ステップS201)。
次に、位置情報受信部17は、位置測定装置40から位置情報を受信する(ステップS202)。具体的には、位置測定装置40が定期的に測定した位置のうち、最新の位置を表す位置情報を受信する。この位置情報には、前述の通り、各作業者の位置が含まれている。このステップS202において、位置情報受信部17は、位置測定装置40と協同して、通路情報を取得する通路情報取得手段として機能する。
次に、位置情報判定部18は、作業者同士が狭い通路で鉢合わせするか否かを判定する(ステップS203)。具体的には、前述の通り、位置情報判定部18は、各作業者が通路を同時に通り、すれ違って通ることができないと判断した場合に、作業者同士が狭い通路で鉢合わせすると判定する。このステップS203において、位置情報判定部18は、順路情報を更新すべきか否かを判定する順路情報更新判定手段として機能する。また、このステップS203は、順路情報を更新すべきか否かを判定する順路情報更新判定ステップとして機能する。
次に、位置情報判定部18が、作業者同士が狭い通路で鉢合わせすると判定した場合(ステップS203:Yes)、順路情報更新部15は、順路情報生成部11が生成した鉢合わせすると判定された作業者のどちらか一方または両方の順路情報を、狭い通路での鉢合わせを回避する順路情報に更新する(ステップS204)。このステップS204において、順路情報更新部15は、順路情報を更新する順路情報更新手段として機能する。また、このステップS204は、順路情報を更新する順路情報更新ステップとして機能する。
順路情報送信部16は、更新された順路情報を送信する(ステップS205)。また、ステップS203の処理において、位置情報判定部18が、作業者同士が狭い通路で鉢合わせしないと判定した場合(ステップS203:No)、順路情報送信部16は、順路情報生成部11が生成した順路情報を送信する(ステップS205)。
順路情報生成装置10は、作業者が図示しない操作端末を操作することによって、順路情報送信処理を終了する指示情報を受信するまで、上述の順路情報送信処理を繰り返し実行する。具体的には、順路情報生成装置10は、ステップS205の処理に続いて、処理終了の指示情報を受信したか否かを判定する(ステップS206)。順路情報生成装置10は、処理終了の指示情報を受信していないと判定した場合(ステップS206:No)、ステップS202の処理に戻る。一方、順路情報生成装置10は、処理終了の指示情報を受信したと判定した場合(ステップS206:Yes)、順路情報送信処理を終了する。
以上のように、ピッキング作業支援システム2は、順路情報生成装置10が順路情報送信処理を実行することによって、通路の状況を作業者への提示内容に反映することができる。
本実施の形態に係るピッキング作業支援システム2によれば、複数の作業者が狭い通路で鉢合わせする場合に対応して、柔軟に更新された順路を作業者に提示することができる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、実施の形態1で説明した画像情報と、実施の形態2で説明した位置情報との両方を考慮して順路情報を更新する例を例示する。以下、本実施の形態については、実施の形態1および実施の形態2と異なる部分を中心に説明する。
本実施の形態に係るピッキング作業支援システム3は、図7に示すように、順路情報生成装置10と、画像撮影装置20と、端末30と、位置測定装置40と、を備える。
順路情報送信処理においては、図8に示すように、実施の形態1に係る順路情報送信処理におけるステップS103の処理において、画像情報判定部13が、通路に障害物が存在しないと判定した場合(ステップS103:No)、ステップS202の処理に進む。また、ステップS104の処理において、画像情報判定部13が、障害物を作業者が避けて通れると判定した場合も(ステップS104:Yes)、ステップS202の処理に進む。
ステップS202以降の処理は、実施の形態2に係る順路情報送信処理と同じである。また、上記以外の処理は、実施の形態1に係る順路情報送信処理と同じである。
本実施の形態に係るピッキング作業支援システム3によれば、通路に障害物が存在する場合にも、複数の作業者が狭い通路で鉢合わせする場合にも対応して、さらに柔軟に更新された順路を作業者に提示することができる。
(変形例)
本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他の種々の変更が可能である。
上述した実施の形態では、通路情報を取得する手段として、実施の形態1には通路の画像を撮影する例を例示し、実施の形態2には作業者の位置を測定する例を例示した。本発明の範囲はこれに限られず、通路の床面の状況を測定したり、台車、端末30等が自らの位置を発信したりしても良い。
上述した実施の形態では、順路情報を更新すべきか否かを判定する手段として、実施の形態1には画像情報に基づいて障害物の有無を判定する例を例示した。また、実施の形態2には位置情報に基づいて作業者同士が狭い通路で鉢合わせするか否かを判定する例を例示した。本発明の範囲はこれに限られず、床面、天井、棚等の状況を総合的に判断して、順路情報を更新すべきか否かを判定しても良い。また、作業者同士が狭い通路で鉢合わせするか否かだけではなく、すれ違うことが可能な広い通路であっても、同じ通路を通過する場合には、順路情報を更新すべきであると判定しても良い。
本実施の形態に係る順路情報生成装置10は、専用の装置によらず、通常のコンピュータを用いて実現可能である。例えば、コンピュータに上述のいずれかを実行するためのプログラムを格納した記録媒体から該プログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行する順路情報生成装置10を構成してもよい。また、複数のコンピュータが協同して動作することによって、1つの順路情報生成装置10を構成してもよい。
また、コンピュータにプログラムを供給するための手法は、任意である。例えば、通信回線、通信ネットワーク、通信システム等を介して供給してもよい。
また、上述の機能の一部をOS(Operating System)が提供する場合には、OSが提供する機能以外の部分をプログラムで提供すればよい。
1,2,3…ピッキング作業支援システム、10…順路情報生成装置、11…順路情報生成部、12…画像情報受信部、13…画像情報判定部、14…台車情報取得部、15…順路情報更新部、16…順路情報送信部、17…位置情報受信部、18…位置情報判定部、20…画像撮影装置、21…画像撮影部、22…画像情報送信部、30…端末、31…順路情報受信部、32…順路情報出力部、40…位置測定装置、41…位置測定部、42…位置情報送信部、101…CPU、102…RAM、103…ROM、104…ハードディスクドライブ、105…ネットワークカード、201…カメラ、202…ネットワークカード、301…CPU、302…RAM、303…ROM、304…ネットワークカード、305…ディスプレイ、306…スピーカ、401…位置センサ、402…ネットワークカード

Claims (8)

  1. ピッキング作業で通路を移動する順番を表す順路情報を生成する順路情報生成手段と、
    前記通路の状況を表す通路情報を取得する通路情報取得手段と、
    前記通路情報取得手段が取得した通路情報に基づいて、前記順路情報を更新すべきか否かを判定する順路情報更新判定手段と、
    前記順路情報更新判定手段が前記順路情報を更新すべきと判定した場合に、前記順路情報生成手段が生成した順路情報を更新する順路情報更新手段と、を備える、
    ピッキング作業支援システム。
  2. 前記通路情報取得手段は、前記通路を撮影した画像情報を取得し、
    前記順路情報更新判定手段は、前記通路情報取得手段が取得した前記画像情報に基づいて、前記通路に障害物があるか否かを判定し、前記通路に障害物があると判定した場合には、さらに、前記ピッキング作業の作業者が障害物を避けて通れるか否かを判定し、前記ピッキング作業の作業者が障害物を避けて通れないと判定した場合に、前記順路情報を更新すべきと判定する、
    請求項1に記載のピッキング作業支援システム。
  3. 前記順路情報更新判定手段は、前記ピッキング作業の作業者が障害物を避けて通れないと判定した場合に、さらに、前記障害物が移動できるか否かを判定し、前記障害物が移動できないと判定した場合に、前記順路情報を更新すべきと判定する、
    請求項2に記載のピッキング作業支援システム。
  4. 前記順路情報更新手段は、前記順路情報更新判定手段が前記障害物が移動できると判定した場合に、前記障害物を移動する指示を含む順路情報に更新する、
    請求項3に記載のピッキング作業支援システム。
  5. 前記通路情報取得手段は、前記ピッキング作業の作業者の位置を測定した位置情報を取得し、
    前記順路情報更新判定手段は、前記通路情報取得手段が取得した前記位置情報に基づいて、前記作業者同士が狭い通路で鉢合わせするか否かを判定し、前記作業者同士が狭い通路で鉢合わせすると判定した場合には、前記順路情報を更新すべきと判定する、
    請求項1に記載のピッキング作業支援システム。
  6. 前記通路情報取得手段は、前記ピッキング作業の作業者の位置を測定した位置情報をさらに取得し、
    前記順路情報更新判定手段は、前記通路に障害物がないと判定した場合および前記ピッキング作業の作業者が障害物を避けて通れると判定した場合に、前記通路情報取得手段が取得した前記位置情報に基づいて、前記作業者同士が狭い通路で鉢合わせするか否かを判定し、前記作業者同士が狭い通路で鉢合わせすると判定した場合には、前記順路情報を更新すべきと判定する、
    請求項2から4のいずれか1項に記載のピッキング作業支援システム。
  7. 通路の状況を表す通路情報に基づいて、ピッキング作業で通路を移動する順番を表す順路情報を更新すべきか否かを判定する順路情報更新判定ステップと、
    前記順路情報更新判定ステップで前記順路情報を更新すべきと判定した場合に、前記順路情報を更新する順路情報更新ステップと、を備える、
    ピッキング作業支援方法。
  8. コンピュータに、
    通路の状況を表す通路情報に基づいて、ピッキング作業で通路を移動する順番を表す順路情報を更新すべきか否かを判定する順路情報更新判定ステップと、
    前記順路情報更新判定ステップで前記順路情報を更新すべきと判定した場合に、前記順路情報を更新する順路情報更新ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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