JP2019122733A - 切削加工システム - Google Patents

切削加工システム Download PDF

Info

Publication number
JP2019122733A
JP2019122733A JP2018007466A JP2018007466A JP2019122733A JP 2019122733 A JP2019122733 A JP 2019122733A JP 2018007466 A JP2018007466 A JP 2018007466A JP 2018007466 A JP2018007466 A JP 2018007466A JP 2019122733 A JP2019122733 A JP 2019122733A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display device
graph
tool
displays
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018007466A
Other languages
English (en)
Inventor
由光 朝比奈
Yoshimitsu Asahina
由光 朝比奈
健太 中根
Kenta Nakane
健太 中根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DGshape Corp
Original Assignee
DGshape Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DGshape Corp filed Critical DGshape Corp
Priority to JP2018007466A priority Critical patent/JP2019122733A/ja
Publication of JP2019122733A publication Critical patent/JP2019122733A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dental Prosthetics (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Abstract

【課題】作業者に対して切削加工機のメンテナンス時期をより確実に認識させることができる切削加工システムを提供する。【解決手段】制御装置90は、複数の加工ツール6のツール使用可能時間を記憶する記憶部91と、複数の加工ツール6のツール使用時間を計数する第1計数部93と、ツール使用可能時間に対する計数されたツール使用時間のツール使用割合を第6ドーナツグラフ101〜第11ドーナツグラフ106にして表示装置72に表示する表示部92と、を備え、表示部92は、ツール使用割合が第1閾値未満の場合には第6ドーナツグラフ101〜第11ドーナツグラフ106を第1色で表示装置72に表示し、かつ、ツール使用割合が第1閾値以上の場合には第6ドーナツグラフ101〜第11ドーナツグラフ106を第2色で表示装置72に表示する。【選択図】図8

Description

本発明は、歯冠形の歯冠補綴物を作製する切削加工機を備えた切削加工システムに関する。
従来から、歯科用セラミック材料や歯科用樹脂材料などの被加工物を所望の形状に加工して、歯冠補綴物(人工歯、人工歯冠等ともいう。)を作製する切削加工機が知られている。切削加工機は加工ツール(ミリングバーともいう)を備えており、加工ツールによって被加工物に切削および研磨等の加工が施されることにより、歯冠補綴物が作製される。
この種の切削加工機として、例えば特許文献1には、一回の作業で多様な加工を自動かつ連続的に実施するために、切削部の形状が異なる複数の加工ツールを自動で交換できる自動刃物交換機能(オートツールチェンジャー,Auto Tool Changer:ATC)を備えた切削加工機が開示されている。
特開2017−094437号公報
ところで、切削加工機では各種のメンテナンス作業を定期的に行う必要がある。加工ツールを例にすると、加工ツールによって被加工物を加工すると、加工ツールは徐々に摩耗していく。このため、加工ツールは、一定の使用時間が経過すると作業者によって交換される必要がある。一定の使用時間は安全を見越して短めに設定することがあるため、交換をしない場合であっても、被加工物を加工することは可能であるが、被加工物の品質が低下してしまう虞がある。ところが、従来は加工ツールの交換時期の管理は作業者によって行われていたため、作業者が加工ツールの交換を忘れてしまうといった問題が発生し得た。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、作業者に対して切削加工機のメンテナンス時期をより確実に認識させることができる切削加工システムを提供することである。
本発明に係る切削加工システムは、被加工物を加工して歯冠補綴物を作製する複数の加工ツールと、複数の前記加工ツールを収容するツールマガジンと、を備えた切削加工機と、複数の前記加工ツールの使用状況を表示する表示装置と、前記切削加工機に接続され、前記切削加工機に前記歯冠補綴物のジョブデータを送信する制御装置と、を備え、前記制御装置は、複数の前記加工ツールのツール使用可能時間を記憶する記憶部と、複数の前記加工ツールのツール使用時間を計数する第1計数部と、前記ツール使用可能時間に対する計数された前記ツール使用時間のツール使用割合を第1グラフにして前記表示装置に表示する表示部と、を備え、前記表示部は、前記ツール使用割合が第1閾値未満の場合には前記第1グラフを第1色で前記表示装置に表示し、かつ、前記ツール使用割合が前記第1閾値以上の場合には前記第1グラフを第2色で前記表示装置に表示する。
本発明の切削加工システムによれば、表示装置は複数の加工ツールの使用状況を表示する。ここで、表示部は、ツール使用可能時間に対する計数されたツール使用時間のツール使用割合を第1グラフ(例えばドーナツグラフ)にして表示装置に表示する。このため、作業者は、第1グラフを確認することによって、各加工ツールのツール使用割合を容易に確認することができる。さらに、第1グラフが第1色(例えば青色)で表示されているときには、作業者は各加工ツールのツール使用割合が所定の割合未満であることを容易に確認することができる。即ち、加工ツールの交換はまだ不要であると認識することができる。また、第1グラフが第2色(例えば黄色)で表示されているときには、作業者は各加工ツールのツール使用割合が所定の割合以上であることを容易に確認することができる。即ち、加工ツールの交換時期に近付いていることを認識することができる。このように、作業者は、表示装置に表示された第1グラフおよびその色を確認するという簡単な方法により、加工ツールの使用状況、即ち加工ツールのメンテナンス時期をより確実に認識することができる。
本発明によれば、作業者に対して切削加工機のメンテナンス時期をより確実に認識させることができる切削加工システムを提供することができる。
一実施形態に係る切削加工機の斜視図である。 一実施形態に係る切削加工機の正面図である。 一実施形態に係る切削加工機の断面図である。 一実施形態に係るアダプタが取り付けられた被加工物の平面図である。 一実施形態に係るツールマガジンの斜視図である。 一実施形態に係る回転支持部材およびクランプの斜視図である。 一実施形態に係る操作端末のブロック図である。 一実施形態に係る表示装置に表示された確認画面の一例である。 一実施形態に係るドーナツグラフの変化の態様を示す模式図である。 一実施形態に係る第1ダイアログボックスの一例である。 一実施形態に係る第2ダイアログボックスの一例である。 一実施形態に係る第2イラストの一例である。 一実施形態に係る第3イラストの一例である。 一実施形態に係る第4イラストの一例である。 一実施形態に係る第3ダイアログボックスの一例である。 一実施形態に係る第4ダイアログボックスの一例である。 一実施形態に係る第5ダイアログボックスの一例である。 一実施形態に係る表示装置に表示された確認画面の一例であり、第1枠が表示された状態を示す。 一実施形態に係る表示装置に表示された確認画面の一例であり、第2枠が表示された状態を示す。 一実施形態に係る第6ダイアログボックスの一例である。 一実施形態に係る表示装置に表示された確認画面の一例であり、第3枠が表示された状態を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る切削加工システムを説明する。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら本発明を限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化する。
図1に示すように、切削加工システム100(以下、適宜に「システム100」と称する場合がある。)は、切削加工機10と、操作端末70と、を備えている。切削加工機10と操作端末70とは、有線通信が可能にラインLにより接続されている。なお、切削加工機10と操作端末70とは、それぞれ無線による通信も可能である。本実施形態では、1つの操作端末70に1つの切削加工機10が接続されているが、1つの操作端末70に2以上の切削加工機10が接続されていてもよい。
以下、切削加工機10の詳細な構成について説明する。図1は、切削加工機10の斜視図である。図2は、切削加工機10の正面図である。図3は、切削加工機10の断面図である。以下の説明では、切削加工機10を正面から見たときに、切削加工機10から遠ざかる方を前方、切削加工機10に近づく方を後方とする。左、右、上、下とは、切削加工機10を正面から見たときの左、右、上、下をそれぞれ意味するものとする。また、図面中の符号F、Rr、L、R、U、Dは、それぞれ前、後、左、右、上、下を意味するものとする。本実施形態では、切削加工機10は、XYZ直交座標系に配置されている。ここでは、X軸は前後方向に延びる軸である。図3に示すように、本実施形態ではX軸は水平方向からθだけ傾いている。なお、X軸は、水平方向と同じ方向に延びていてもよい。Y軸は左右方向に延びる軸である。Z軸は上下方向に延びる軸である。図3に示すように、本実施形態ではZ軸は鉛直方向からθだけ傾いている。なお、Z軸は、鉛直方向と同じ方向に延びていてもよい。また、符号θ、θ、θは、それぞれX軸周り、Y軸周り、Z軸周りの回転方向を示している。ただし、上述した方向は、説明の便宜上定めた方向に過ぎず、切削加工機10の設置態様を何ら限定するものではなく、本発明を何ら限定するものではない。
切削加工機10は、被加工物5(図4参照)を切削および必要に応じて研磨する装置である。切削加工機10は、例えば、被加工物5を切削して歯冠補綴物を作製する。被加工物5の形状は、例えば、円板状である。被加工物5は、ジルコニア、ワックス、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)、ハイブリッドレジン、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン樹脂)、石膏などの各種の材料によって形成されている。被加工物5の材料としてジルコニアを用いるときには、例えば、半焼結したジルコニアが用いられる。ただし、被加工物5の形状および材料は特に限定されない。
図4に示すように、本実施形態では、被加工物5にはアダプタ8(ホルダーともいう)が取り付けられている。アダプタ8が取り付けられた状態で、被加工物5は、切削加工機10に収容され、かつ、切削される。ここでは、アダプタ8の中央部分には、挿入孔8aが形成されている。この挿入孔8aに被加工物5が挿入されることで、アダプタ8に被加工物5が取り付けられる。アダプタ8は、被加工物5を保持する。
図1に示すように、切削加工機10は、箱状に形成されている。切削加工機10は、ケース本体12と、フロントカバー20とを備えている。ケース本体12は、ベース13と、左壁14(図2参照)と、右壁15と、後壁16(図3も参照)と、上壁17と、底壁29(図2参照)と、区画壁23(図2参照)と、カバー24(図2参照)とを有している。左壁14は、底壁29の左端から上方に向かって延びている。右壁15は、底壁29の右端から上方に向かって延びている。後壁16は、底壁29の後端から上方に向かって延びている。後壁16の左端は左壁14の後端に接続され、後壁16の右端は右壁15の後端に接続されている。ベース13は、底壁29より上方に配置されている。区画壁23は、右壁15より左方に配置され、ベース13から上方に延びる。区画壁23の後端は、後壁16に接続されている。上壁17は、左壁14、右壁15、区画壁23および、後壁16のそれぞれの上端に接続されている。ケース本体12の前部は開口している。ここでは、ベース13、左壁14、区画壁23および上壁17によって、開口18(図2参照)が形成されている。また、切削加工機10には、ベース13、左壁14、区画壁23、上壁17およびフロントカバー20によって囲まれた内部空間19(図2参照)が形成されている。内部空間19は、円板状の被加工物5の切削加工が行われる加工エリアである。切削加工機10には、ベース13、区画壁23、右壁15、後壁16、上壁17およびカバー24によって囲まれた収容空間25(図2参照)が形成されている。収容空間25には、後述する移動機構58が収容される。カバー24は、区画壁23および右壁15に対して着脱自在に設けられている。切削加工機10には、ベース13、右壁15、後壁16、左壁14および底壁29によって囲まれた収容空間27(図3参照)が形成されている。収容空間27には、後述する貯留タンク37が収容される。
フロントカバー20は、左壁14の前端、および、右壁15の前端において上下方向に移動することによって開閉自在に構成されている。図2では、フロントカバー20が上方に移動して内部空間19が外部と連通している状態が示されている。フロントカバー20には、窓21が設けられている。窓21は、例えば、透明のアクリル板によって形成されている。作業者は、窓21を通じて内部空間19を視認することができる。
図2に示すように、切削加工機10は、スピンドル30と、キャリッジ38とを備えている。キャリッジ38には、スピンドル30および後述する液体吐出ノズル36が搭載されている。キャリッジ38は、Z軸方向およびY軸方向に移動自在に設けられている。キャリッジ38は、第1キャリッジ38Aと第2キャリッジ38Bとを備えている。第1キャリッジ38Aは、Y軸方向に延びる一対の第1ガイドシャフト39Aに支持されている。第1キャリッジ38Aは、第1駆動機構(図示せず)によって、第1ガイドシャフト39Aに沿ってY軸方向に移動することができる。第1ガイドシャフト39Aは、内部空間19内に設けられている。第1ガイドシャフト39Aの左端は、左壁14に接続している。第1ガイドシャフト39Aの右端は、区画壁23を貫通して右壁15に接続している。第2キャリッジ38Bは、Z軸方向に延びる一対の第2ガイドシャフト39Bに支持されている。第2キャリッジ38Bは、第2駆動機構(図示せず)によって、第2ガイドシャフト39Bに沿ってZ軸方向に移動することができる。第2ガイドシャフト39Bは、第1キャリッジ38Aに設けられている。このため、第1キャリッジ38AがY軸方向に移動すると、第2キャリッジ38Bも同様にY軸方向に移動する。
スピンドル30は、第2キャリッジ38Bに設けられている。スピンドル30は、キャリッジ38の移動に伴ってXYZ直交座標系において移動する。より詳細には、スピンドル30は、第2キャリッジ38Bの移動に伴ってZ軸方向に移動し、第1キャリッジ38Aの移動に伴ってY軸方向に移動する。スピンドル30は、被加工物5を切削して歯冠補綴物を作製する加工ツール6(ミリングバーともいう)を回転可能に支持している。スピンドル30は、内部空間19に配置されている。スピンドル30は、把持部32(例えばコレットチャック)と、回転部34と、本体部35とを備えている。本体部35は、円柱状に形成されている。本体部35の下端には、回転部34が設けられている。回転部34は、本体部35に対して相対的に回転する。回転部34の下端には、把持部32が設けられている。把持部32は、回転部34と共に回転する。把持部32は、把持部材の一例である。回転部34は、回転部材の一例である。
把持部32は、加工ツール6の上端部を支持(把持)するものである。ここでは、図示は省略するが、把持部32は、XY平面上に並んだ複数の支持部材によって構成されている。上記複数の支持部材で加工ツール6の上端部を挟むことで、把持部32は加工ツール6を支持する。
回転部34は、把持部32に支持された加工ツール6を回転させるものである。回転部34には、第1モータ(図示せず)が接続されている。第1モータが駆動することで、回転部34はZ軸周りθに回転する。そして、回転部34の回転に伴い、把持部32に把持された加工ツール6はZ軸周りθに回転する。
図2に示すように、切削加工機10は、ツールマガジン40と、回転支持部材50(図6も参照)と、クランプ60(図6参照)と、移動機構58と、を備えている。本実施形態では、ツールマガジン40、回転支持部材50およびクランプ60は、内部空間19に配置されている。移動機構58は、収容空間25に配置されている。移動機構58は、ツールマガジン40の右方に配置されている。移動機構58は、ツールマガジン40をX軸方向に移動させる機構である。
図5に示すように、ツールマガジン40は、複数の加工ツール6を収容することが可能なものである。ツールマガジン40は、回転支持部材50と移動機構58との間に設けられている。ツールマガジン40は、移動機構58がX軸方向に移動することによって、X軸方向に移動する。ツールマガジン40は、箱状に形成されている。ツールマガジン40の上面40Aには、加工ツール6を収容する複数の孔部42が形成されている。加工ツール6は、その上部が露出された状態で孔部42に挿入される。加工ツール6を交換する際には、スピンドル30の把持部32によって把持されている加工ツール6を孔部42に戻す。そして、次に使用する加工ツール6の上方の位置までスピンドル30を移動させ、把持部32の下方に位置する加工ツール6の上端を把持部32が支持する。
図2に示すように、ツールマガジン40には、回転支持部材50を回転可能に支持する回転軸44が設けられている。回転軸44は左右方向に延びており、回転支持部材50に連結している。ツールマガジン40には、第2モータ(図示せず)が設けられている。回転軸44は、この第2モータによって、Y軸回りθに回転可能に構成されている。回転軸44がY軸回りθに回転することによって、回転支持部材50はY軸回りθに回転する。
図6に示すように、回転支持部材50は、クランプ60を回転可能に支持している。回転支持部材50は、平面視で、略U字形状に形成されている。回転支持部材50は、回転軸44と連結され、前後方向に延びた第1部分51と、第1部分51の後端から左方に延びる第2部分52と、第1部分51の前端から左方に延びる第3部分53(図3参照)とを備えている。クランプ60は、第2部分52および第3部分53に回転可能に支持されている。第3部分53には、モータ55を収容するケース56が設けられている。モータ55は、クランプ60をX軸周りθに回転させる。
クランプ60は、アダプタ8を着脱自在に保持する部材である。クランプ60は、平面視において、略C字形状に形成されている。クランプ60は、X軸周りθに回転可能に構成されている。本実施形態では、クランプ60によって保持された被加工物5に対して、加工が行われる。
図2に示すように、切削加工機10は、液体吐出ノズル36と、貯留タンク37と、フィルター37Aとを備えている。本実施形態に係る切削加工機10は、いわゆるウェット方式の切削加工機である。液体吐出ノズル36は、クランプ60より上方に配置されている。液体吐出ノズル36は、スピンドル30の側方に配置されている。本実施形態では、液体吐出ノズル36は、スピンドル30の右方に配置されているが、スピンドル30の左方、前方または後方に配置されていてもよい。液体吐出ノズル36は、第1キャリッジ38Aに設けられている。液体吐出ノズル36は、キャリッジ38の移動に伴ってXYZ直交座標系において移動する。より詳細には、液体吐出ノズル36は、第1キャリッジ38Aの移動に伴ってY軸方向に移動する。液体吐出ノズル36は、加工ツール6によって被加工物5が加工されているときに、図2の矢印Fで示すように加工ツール6および被加工物5に液体(例えばクーラント液)を吐出する。液体吐出ノズル36は、図示しない液体供給路(例えば可撓性を有するチューブ)を介して貯留タンク37に接続されている。
貯留タンク37は、液体吐出ノズル36から吐出される液体を貯留する。貯留タンク37は、ベース13の下方に配置されている。貯留タンク37は、着脱自在に収容空間27に収容されている。液体吐出ノズル36から加工ツール6および被加工物5に吐出された液体は、ベース13に形成された排液口(図示せず)を介して貯留タンク37に戻るように構成されている。フィルター37Aは、貯留タンク37内に着脱自在に配置されている。フィルター37Aは、液体吐出ノズル36と連通する供給口(図示せず)と、上記排液口と連通する回収口(図示せず)との間に配置されている。
切削加工機10は、歯冠補綴物のジョブデータに基づいて、第1駆動機構、第2駆動機構、スピンドル30等を制御し、歯冠補綴物を作製する。切削加工機10は、加工ツール6を自動で交換することができる機能を備えている。
次に、操作端末70について詳細な構成について説明する。操作端末70は、コンピュータを内蔵している。図7に示すように、操作端末70は、プログラムに従って所定の処理を実行する制御装置90を備えている。制御装置90は、切削加工機10に接続されている。制御装置90は、切削加工機10に歯冠補綴物のジョブデータを送信する。制御装置90には、切削加工機10から切削加工機10の稼働状況の情報(例えば切削加工機10の稼働時間、加工ツール6の使用時間等)が送信される。操作端末70は、ディスプレイ等からなる表示装置72(図1参照)と、キーボードやタッチパネル、マウス等からなる入力装置71とを備えている。表示装置72は、切削加工機10の稼働状況を表示することができる。
図7に示すように、制御装置90は、各種情報を記憶する記憶部91と、表示部92と、第1計数部93と、第2計数部94と、第3計数部95と、第4計数部96と、第5計数部97と、第6計数部98と、第7計数部99Aと、算出部99Bとを備えている。これら各部は、プログラムによって実現されている。このプログラムは、例えばCDやDVDなどの記録媒体から読み込まれる。なお、このプログラムは、インターネットを通じてダウンロードされるものであってもよい。また、これら各部は、プロセッサおよび/または回路などによって実現可能なものであってもよい。なお、上述した各部の具体的な制御などについては後述する。
図8は、表示装置72に表示される画面の一例である。図8に示されているように、システム100では、切削加工機10の稼働状況を操作端末70の表示装置72に表示することができる。表示装置72は、画面74を備えている。画面74には、所定のアプリケーションを実行することによって、稼働状況確認画面74X(以下、確認画面74Xとする。)が表示される。
図8に示すように、確認画面74Xの上段74Aの左側の中央部分には、切削加工機10のイメージ画像77が表示される。イメージ画像77の上部には、切削加工機10の機種名が表示される欄78Aが設けられている。
欄78Aの上部には、4つのアイコン79A〜79Dが横に並んで配置されている。アイコン79Aには、第1の切削加工機10の稼働状況を確認画面74Xに表示するための操作ボタンが組み込まれている。アイコン79Bには、第2の切削加工機10の稼働状況を確認画面74Xに表示するための操作ボタンが組み込まれている。アイコン79Cには、第3の切削加工機10の稼働状況を確認画面74Xに表示するための操作ボタンが組み込まれている。アイコン79Cには、第4の切削加工機10の稼働状況を確認画面74Xに表示するための操作ボタンが組み込まれている。切削加工機10のうち確認画面74Xに現在表示されている切削加工機に対応するアイコンは四角79Xで囲われる。
イメージ画像77の左部および右部には、それぞれボタン80Aおよびボタン80Bが設けられている。ボタン80Aは、第1〜第4の切削加工機10のうち確認画面74Xに現在表示されている切削加工機の一つ前の切削加工機を確認画面74Xに表示する機能を有する。図8に示す例では、確認画面74Xに第1の切削加工機10が表示されているため、ボタン80Aを押すことによって確認画面74Xには第4の切削加工機10が表示される。ボタン80Bは、第1〜第4の切削加工機10のうち確認画面74Xに現在表示されている切削加工機の一つ後の切削加工機を確認画面74Xに表示する機能を有する。図8に示す例では、確認画面74Xに第1の切削加工機10が表示されているため、ボタン80Bを押すことによって確認画面74Xには第2の切削加工機10が表示される。
イメージ画像77の下部には、各切削加工機10の稼働状況が表示される欄78Xが設けられている。「BUSY」と欄78Xに表示された場合には、切削加工機が動作中であることを示す。「OFFLINE」と欄78Xに表示された場合には、切削加工機の電源がオフの状態であることを示す。「READY」と欄78Xに表示された場合には、切削加工機がジョブデータを受信可能な状態であることを示す。「ERROR」と欄78Xに表示された場合には、切削加工機にエラーが発生している状態であることを示す。「PAUSE」と欄78Xに表示された場合には、切削加工機が一時停止の状態であることを示す。「COVER」と欄78Xに表示された場合には、切削加工機のフロントカバー20が開いている状態であることを示す。「FINISH」と欄78Xに表示された場合には、切削加工機における加工が完了した状態であることを示す。なお、上記稼働状況と文字表示との関係は一例に過ぎず、これに限定されない。
欄78Xの下部の左側には、加工開始からの経過時間が表示される欄78Bが設けられている。図8に示す例では、切削加工機10において加工開始から20分が経過している。欄78Xの下部の右側には、加工を開始してから終了するまでの予想加工時間が表示される欄78Cが設けられている。図8に示す例では、切削加工機10において予想加工時間は1時間である。第7計数部99Aは、各切削加工機10の加工開始からの経過時間を計数する。算出部99Bは、ジョブデータに基づいて、予想加工時間を算出する。
アイコン79A〜79Dの上部右側には、アイコン76Aが配置されている。アイコン76Aには、制御対象となる切削加工機10をリスト表示するための操作ボタンが組み込まれている。
図8に示すように、確認画面74Xの下段74Bの左側には、切削加工機10の稼働状況を表示する欄78Dと、スピンドル30の回転数を表示する欄78Eと、現在使用している加工ツール6の情報を表示する欄78Fと、クランプ60に取り付けられたアダプタ8および被加工物5の情報を表示する欄78Gとが設けられている。
図8に示すように、確認画面74Xの下段74Bの右側上部には、制御装置90から受信したジョブデータが一覧表示される欄78Hが設けられている。ジョブデータに基づいて被加工物5の加工が完了した場合には、欄78Hに表示されるジョブデータは例えば灰色で表示され、ジョブデータに基づいて被加工物5の加工途中の場合には、欄78Hに表示されるジョブデータは例えば青色で表示され、ジョブデータに基づいて被加工物5の加工を開始する前の場合には、欄78Hに表示されるジョブデータは例えば黒色で表示される。
図8に示すように、確認画面74Xの下段74Bの右側下部には、5つのアイコン86A〜86Eが横に並んで配置されている。アイコン86Aには、ジョブデータに基づいて被加工物5の加工を開始するための操作ボタンが組み込まれている。アイコン86Bには、被加工物5の加工を中断するための操作ボタンが組み込まれている。アイコン86Cには、加工ツール6の登録や選択等の設定を行う画面(図示せず)を確認画面74Xとは別に表示するための操作ボタンが組み込まれている。アイコン86Dには、切削加工機10の各種設定を行う画面を確認画面74Xとは別に表示するための操作ボタンが組み込まれている。アイコン86Eには、切削加工機10の製造元のホームページへのリンクが挿入されている。
図8に示すように、確認画面74Xの上段74Aの右側上部には、第1ドーナツグラフ81〜第5ドーナツグラフ85が横に並んで配置されている。第1ドーナツグラフ81〜第5ドーナツグラフ85の内方(即ち中央)には、それぞれ第1アイコン81A〜第5アイコン85Aが設けられている。第1ドーナツグラフ81〜第5ドーナツグラフ85の下部には、第1表示欄81B〜第5表示欄85Bが設けられている。
第1ドーナツグラフ81は、フィルター37Aのフィルター使用可能時間に対する計数されたフィルター使用時間のフィルター使用割合を示す。記憶部91は、フィルター37Aのフィルター使用可能時間を記憶する。第2計数部94は、フィルター37Aのフィルター使用時間を計数する。ここで、フィルター使用時間は、例えば、切削加工機10が稼働している時間である。表示部92は、第1ドーナツグラフ81を表示装置72の確認画面74Xに表示する。表示部92は、フィルター使用割合が所定の第1閾値(例えば80%)未満の場合には、第1ドーナツグラフ81を所定の第1色(例えば青色)で表示装置72の確認画面74Xに表示する。表示部92は、フィルター使用割合が所定の第1閾値(例えば80%)以上かつ所定の第2閾値(例えば100%)未満の場合には、第1ドーナツグラフ81を所定の第2色(例えば黄色)で表示装置72の確認画面74Xに表示する。表示部92は、フィルター使用割合が所定の第2閾値(例えば100%)以上の場合には、第1ドーナツグラフ81を所定の第3色(例えば赤色)で表示装置72の確認画面74Xに表示する。このように、表示装置72には、フィルター37Aの使用状況が表示される。
図9(1)に示すように、フィルター37Aが検知されない場合や無効の場合には、第1ドーナツグラフ81の全体は、例えば、灰色で表示される。図9(2)に示すように、前回のフィルター37Aの交換後からのフィルター使用割合が0%の場合には、第1ドーナツグラフ81の全体は、例えば、青色(第1色)で表示される。図9(3)に示すように、前回のフィルター37Aの交換後からのフィルター使用割合が25%の場合には、第1ドーナツグラフ81の全体の75%は、例えば、青色で表示される。図9(4)に示すように、前回のフィルター37Aの交換後からのフィルター使用割合が50%の場合には、第1ドーナツグラフ81の全体の50%は、例えば、青色で表示される。図9(5)に示すように、前回のフィルター37Aの交換後からのフィルター使用割合が75%の場合には、第1ドーナツグラフ81の全体の25%は、例えば、青色で表示される。図9(6)に示すように、前回のフィルター37Aの交換後からのフィルター使用割合が80%(第1閾値)の場合には、第1ドーナツグラフ81の全体の20%は、例えば、黄色(第2色)で表示される。図9(7)に示すように、前回のフィルター37Aの交換後からのフィルター使用割合が90%の場合には、第1ドーナツグラフ81の全体の10%は、例えば、黄色で表示される。図9(8)に示すように、前回のフィルター37Aの交換後からのフィルター使用割合が100%以上の場合には、第1ドーナツグラフ81の全体は、例えば、赤色(第3色)で表示される。上述した例では、フィルター使用割合が増えるほど青色で表示される割合が減少する態様であったが、フィルター使用割合が増えるほど青色で表示される割合が増加する態様であってもよい。なお、後述する第2ドーナツグラフ82〜第11ドーナツグラフ106についても、第1ドーナツグラフ81と同様に表示される。
第1アイコン81Aには、フィルター37Aのフィルター使用時間をリセットする第1ダイアログボックス61(図10参照)を表示するための操作ボタンが組み込まれている。第1アイコン81Aは、例えば、フィルター37Aのイラストである。第1アイコン81Aを入力装置71によって選択することによって、図10に示すような第1ダイアログボックス61が確認画面74Xとは別に画面74上に表示される。第1ダイアログボックス61には、フィルター使用時間が表示される表示欄61Aと、フィルター使用時間をリセットするリセットボタン61Bと、第1ダイアログボックス61を閉じるOKボタン61Eとが設けられている。また、第1ダイアログボックス61には、貯留タンク37の清掃が完了してからの第1経過時間が表示される表示欄61Cと、第1経過時間をリセットするリセットボタン61Dとが設けられている。
第1表示欄81Bには、前回のフィルター37Aの交換後からの使用時間が表示される。使用時間は、時間単位(hour)で表示される。例えば、使用時間が1時間未満の場合には0hourと表示され、使用時間が1時間以上2時間未満の場合には1hourと表示される。図8に示す例では、第1表示欄81Bには20hoursと表示されている。
第2ドーナツグラフ82は、貯留タンク37の第1サイクル時間(即ち貯留タンク37の清掃が完了してから次に貯留タンクの清掃が開始されるまでの時間)に対する計数された第1経過時間(即ち貯留タンク37の清掃が完了してから現在までの時間)の第1経過割合を示す。記憶部91は、貯留タンク37の清掃が完了してから次に貯留タンク37の清掃が開始されるまでの第1サイクル時間を記憶する。第3計数部95は、貯留タンク37の清掃が完了してからの第1経過時間を計数する。表示部92は、第2ドーナツグラフ82を表示装置72の確認画面74Xに表示する。表示部92は、第1経過割合が所定の第1閾値(例えば80%)未満の場合には、第2ドーナツグラフ82を所定の第1色(例えば青色)で表示装置72の確認画面74Xに表示する。表示部92は、第1経過割合が所定の第1閾値(例えば80%)以上かつ所定の第2閾値(例えば100%)未満の場合には、第2ドーナツグラフ82を所定の第2色(例えば黄色)で表示装置72の確認画面74Xに表示する。表示部92は、第1経過割合が所定の第2閾値(例えば100%)以上の場合には、第2ドーナツグラフ82を所定の第3色(例えば赤色)で表示装置72の確認画面74Xに表示する。このように、表示装置72には、貯留タンク37の使用状況が表示される。
第2アイコン82Aには、第1ダイアログボックス61(図10参照)を表示するための操作ボタンが組み込まれている。第2アイコン82Aは、例えば、貯留タンク37のイラストである。第2アイコン82Aを入力装置71によって選択することによって、図10に示すような第1ダイアログボックス61が確認画面74Xとは別に画面74上に表示される。
第2表示欄82Bには、前回の貯留タンク37の清掃後からの経過時間が表示される。経過時間は、日単位(day)で表示される。例えば、径か時間が1日未満の場合には0dayと表示され、径か時間が1日以上2日未満の場合には1dayと表示される。図8に示す例では、第2表示欄82Bには3daysと表示されている。
第3ドーナツグラフ83は、第2サイクル時間(即ちケース本体12内の清掃が完了してから次にケース本体12内の清掃が開始されるまでの時間)に対する計数された第2経過時間(即ちケース本体12内の清掃が完了してから現在までの時間)の第2経過割合を示す。記憶部91は、ケース本体12内の清掃が完了してから次にケース本体12内の清掃が開始されるまでの第2サイクル時間を記憶する。第4計数部96は、ケース本体12内の清掃が完了してからの第2経過時間を計数する。表示部92は、第3ドーナツグラフ83を表示装置72の確認画面74Xに表示する。表示部92は、第2経過割合が所定の第1閾値(例えば80%)未満の場合には、第3ドーナツグラフ83を所定の第1色(例えば青色)で表示装置72の確認画面74Xに表示する。表示部92は、第2経過割合が所定の第1閾値(例えば80%)以上かつ所定の第2閾値(例えば100%)未満の場合には、第3ドーナツグラフ83を所定の第2色(例えば黄色)で表示装置72の確認画面74Xに表示する。表示部92は、第2経過割合が所定の第2閾値(例えば100%)以上の場合には、第3ドーナツグラフ83を所定の第3色(例えば赤色)で表示装置72の確認画面74Xに表示する。このように、表示装置72には、切削加工機10の使用状況が表示される。
第3アイコン83Aには、第2ダイアログボックス62(図11参照)を表示するための操作ボタンが組み込まれている。第3アイコン83Aは、例えば、ケース本体12のイラストである。第3アイコン83Aを入力装置71によって選択することによって、図11に示すような第2ダイアログボックス62が確認画面74Xとは別に画面74上に表示される。第2ダイアログボックス62には、ケース本体12の清掃に関する種々のイラストが表示される表示欄62Aと、回転支持部材50を現在位置から手前に移動させることを示す第2イラスト63B(図12A参照)を表示欄62Aに表示させるボタンが組み込まれた第1表示枠62Bと、回転支持部材50を現在位置から奥に移動させることを示す第3イラスト63C(図12B参照)を表示欄62Aに表示させるボタンが組み込まれた第2表示枠62Cと、回転支持部材50を現在位置からX軸周りに180°回転させることを示す第4イラスト63D(図12C参照)を表示欄62Aに表示させるボタンが組み込まれた第3表示枠62Dと、第2ダイアログボックス62を閉じるOKボタン62Eと、を備えている。例えば、入力装置に71によって第1表示枠62Bにカーソルを合わせてフォーカスすることによって、表示欄62Aに第2イラスト63Bが表示される。ここで、第1表示枠62B、第2表示枠62Cおよび第3表示枠62Dのいずれもフォーカスされていない場合には、表示欄62Aには、第1イラスト63A(図11参照)が表示される。第1イラスト63A〜第4イラスト63Dの静止画像データは、記憶部91に記憶されている。表示部92は、該静止画像データによる第1イラスト63A〜第4イラスト63Dを表示装置72に表示させる。
第3表示欄83Bには、ケース本体12内の清掃が必要であるか否かが表示される。例えば、図8に示す例では、第3表示欄83Bにケース本体12の清掃が不要であることを意味するチェックマークが表示されている。なお、ケース本体12の清掃が必要な場合には、例えばエクスクラメーションマークが表示される。
第4ドーナツグラフ84は、第3サイクル時間(即ち把持部32のメンテナンスが完了してから次に把持部32のメンテナンスが開始されるまでの時間)に対する計数された第3経過時間(即ち把持部32のメンテナンスが完了してから現在までの時間)の第3経過割合を示す。記憶部91は、把持部32のメンテナンスが完了してから次に把持部32のメンテナンスが開始されるまでの第3サイクル時間を記憶する。第5計数部97は、把持部32のメンテナンスが完了してからの第3経過時間を計数する。表示部92は、第4ドーナツグラフ84を表示装置72の確認画面74Xに表示する。表示部92は、第3経過割合が所定の第1閾値(例えば80%)未満の場合には、第4ドーナツグラフ84を所定の第1色(例えば青色)で表示装置72の確認画面74Xに表示する。表示部92は、第3経過割合が所定の第1閾値(例えば80%)以上かつ所定の第2閾値(例えば100%)未満の場合には、第4ドーナツグラフ84を所定の第2色(例えば黄色)で表示装置72の確認画面74Xに表示する。表示部92は、第3経過割合が所定の第2閾値(例えば100%)以上の場合には、第4ドーナツグラフ84を所定の第3色(例えば赤色)で表示装置72の確認画面74Xに表示する。このように、表示装置72には、加工ツール6の使用状況が表示される。
第4アイコン84Aには、第3ダイアログボックス64(図13参照)を表示するための操作ボタンが組み込まれている。第4アイコン84Aは、例えば、スピンドル30の把持部32のイラストである。第4アイコン84Aを入力装置71によって選択することによって、図13に示すような第3ダイアログボックス64が確認画面74Xとは別に画面74上に表示される。第3ダイアログボックス64には、把持部32のメンテナンスの手順を示す表示領域64Aと、OKボタン64Bと、キャンセルボタン64Cとが設けられている。OKボタン64Bを入力装置71によって選択することで、図14に示すような第4ダイアログボックス65が画面74上に表示される。第4ダイアログボックス65には、把持部32のメンテナンスの手順を示すイラスト66が表示される第1領域65Aと、把持部32のメンテナンスについての留意点が表示される第2領域65Bとが設けられている。イラスト66の静止画像データは、記憶部91に記憶されている。表示部92は、該静止画像データによるイラスト66を表示装置72に表示させる。
第4表示欄84Bには、把持部32のメンテナンスが必要であるか否かが表示される。例えば、図8に示す例では、第4表示欄84Bに把持部32のメンテナンスが不要であることを意味するチェックマークが表示されている。なお、把持部32のメンテナンスが必要な場合には、例えばエクスクラメーションマークが表示される。
第5ドーナツグラフ85は、第4サイクル時間(即ちスピンドルの慣らし運転が完了してから次にスピンドル30の慣らし運転が開始されるまでの時間)に対する計数された第4経過時間(即ちスピンドル30の慣らし運転が完了してから現在までの時間)の第4経過割合を示す。記憶部91は、スピンドル30の慣らし運転が完了してから次にスピンドル30の慣らし運転が開始されるまでの第4サイクル時間を記憶する。第6計数部98は、スピンドル30の慣らし運転が完了してからの第4経過時間を計数する。表示部92は、第5ドーナツグラフ85を表示装置72の確認画面74Xに表示する。表示部92は、第4経過割合が所定の第1閾値(例えば80%)未満の場合には、第5ドーナツグラフ85を所定の第1色(例えば青色)で表示装置72の確認画面74Xに表示する。表示部92は、第4経過割合が所定の第1閾値(例えば80%)以上かつ所定の第2閾値(例えば100%)未満の場合には、第5ドーナツグラフ85を所定の第2色(例えば黄色)で表示装置72の確認画面74Xに表示する。表示部92は、第4経過割合が所定の第2閾値(例えば100%)以上の場合には、第5ドーナツグラフ85を所定の第3色(例えば赤色)で表示装置72の確認画面74Xに表示する。ここで、スピンドル30の慣らし運転とは、スピンドル30の回転部34を所定の時間だけ回転させることを示す。このとき被加工物5は加工されない。
第5アイコン85Aには、第5ダイアログボックス67(図15参照)を表示するための操作ボタンが組み込まれている。第5アイコン85Aは、例えば、加工ツール6のイラストである。第5アイコン85Aを入力装置71によって選択することによって、図15に示すような第5ダイアログボックス67が確認画面74Xとは別に画面74上に表示される。第5ダイアログボックス67には、スピンドル30の慣らし運転に関する確認事項が表示される第1領域67Aと、スピンドル30の慣らし運転を開始するOKボタン67Bと、スピンドル30の慣らし運転を中止するキャンセルボタン67Cとが設けられている。
第5表示欄85Bには、スピンドル30の慣らし運転が必要であるか否かが表示される。例えば、図8に示す例では、第5表示欄85Bにスピンドル30の慣らし運転が不要であることを意味するチェックマークが表示されている。なお、スピンドル30の慣らし運転が必要な場合には、例えばエクスクラメーションマークが表示される。
図8に示すように、確認画面74Xの上段74Aの右側下部には、第6ドーナツグラフ101、第7ドーナツグラフ102、第8ドーナツグラフ103、第9ドーナツグラフ104、第10ドーナツグラフ105および第11ドーナツグラフ106が配置されている。第6ドーナツグラフ101〜第11ドーナツグラフ106の配置は、ツールマガジン40に形成された孔部42の配置に対応する。例えば、第6ドーナツグラフ101は、ツールマガジン40の孔部42Aに配置された加工ツール6の使用状況を表示し、第11ドーナツグラフ106は、ツールマガジン40の孔部42Bに配置された加工ツール6の使用状況を表示する。第6ドーナツグラフ101〜第11ドーナツグラフ106の内方(即ち中央)には、それぞれ第6アイコン101A、第7アイコン102A、第8アイコン103A、第9アイコン104A、第10アイコン105Aおよび第11アイコン106Aが設けられている。
ここで、第1アイコン81A〜第5アイコン85Aに入力装置71(例えばマウス)を用いてポインターを合わせると、ツールチップによってメンテナンス項目名称が表示された第1枠が吹出表示されてもよい。図16に示す例では、ポインター45を第1アイコン81Aに合わせることによって、確認画面74Xの上段74Aには、メンテナンス項目名称としての「クーラントフィルター」が表示された第1枠46が表示されている。
また、第1表示欄81B〜第5表示欄85Bに入力装置71(例えばマウス)を用いてポインターを合わせると、ツールチップによってメンテナンス項目名称と、経過時間と実施推奨時間とが表示された第2枠が吹出表示されてもよい。図17に示す例では、ポインター45を第1表示欄81Bに合わせることによって、確認画面74Xの上段74Aには、メンテナンス項目名称としての「クーラントフィルター」と、経過時間としての「000h00m」と、実施推奨時間としての「200h00m」とが表示された第2枠47が表示されている。
第6ドーナツグラフ101〜第11ドーナツグラフ106は、加工ツール6のツール使用可能時間に対する計数されたツール使用時間のツール使用割合を示す。記憶部91は、各加工ツール6のツール使用可能時間を記憶する。第1計数部93は、複数の加工ツール6のツール使用時間をそれぞれ計数する。ここで、ツール使用時間は、例えば、実際に加工ツール6によって被加工物5を加工している時間である。表示部92は、第6ドーナツグラフ101〜第11ドーナツグラフ106を表示装置72の確認画面74Xに表示する。表示部92は、例えば、加工ツール6のツール使用割合が所定の第1閾値(例えば80%)未満の場合には、第6ドーナツグラフ101を所定の第1色(例えば青色)で表示装置72の確認画面74Xに表示する。表示部92は、ツール使用割合が所定の第1閾値(例えば80%)以上かつ所定の第2閾値(例えば100%)未満の場合には、第6ドーナツグラフ101を所定の第2色(例えば黄色)で表示装置72の確認画面74Xに表示する。表示部92は、ツール使用割合が所定の第2閾値(例えば100%)以上の場合には、第6ドーナツグラフ101を所定の第3色(例えば赤色)で表示装置72の確認画面74Xに表示する。第7ドーナツグラフ102〜第11ドーナツグラフ106についても、表示部92は同様の処理を行う。このように、表示装置72には、各加工ツール6の使用状況が表示される。
第6アイコン101A〜第11アイコン106Aには、ツールマガジン40の孔部42に配置された加工ツール6のツール番号が表示される。第6アイコン101A〜第11アイコン106Aには、加工ツール6の各種設定を行う第6ダイアログボックス68(図18参照)を表示するための操作ボタンが組み込まれている。第6アイコン101A〜第11アイコン106Aのいずれかを入力装置71によって選択することによって、図18に示すような第6ダイアログボックス68が確認画面74Xとは別に画面74上に表示される。第6ダイアログボックス68には、加工ツールの名称を入力する入力ボックス68Aと、加工ツールの使用時間をリセットするリセットボタン68Bと、加工ツール6の各種登録(例えば使用可能時間等)を行うためのボタン68Cと、第6ダイアログボックス68を閉じるボタン68Dとが設けられている。
ここで、第6アイコン101A〜第11アイコン106Aに入力装置71(例えばマウス)を用いてポインターを合わせると、ツールチップによって加工ツール名称と、ツール使用時間とツール交換推奨時間とが表示された第3枠が吹出表示されてもよい。図19に示す例では、ポインター45を第9アイコン104Aに合わせることによって、確認画面74Xの上段74Aには、加工ツール名称としての「ABC」と、ツール使用時間としての「003h40m」と、ツール交換推奨時間としての「015h00m」とが表示された第3枠48が表示されている。
以上のように、本実施形態の切削加工システム100によれば、表示装置72は複数の加工ツール6の使用状況を表示する。ここで、表示部92は、ツール使用可能時間に対する計数されたツール使用時間のツール使用割合を第6ドーナツグラフ101〜第11ドーナツグラフ106にして表示装置72に表示する。このため、作業者は、第6ドーナツグラフ101〜第11ドーナツグラフ106を確認することによって、各加工ツール6のツール使用割合を容易に確認することができる。さらに、第6ドーナツグラフ101〜第11ドーナツグラフ106が青色で表示されているときには、作業者は各加工ツール6のツール使用割合が所定の割合未満であることを容易に確認することができる。即ち、加工ツール6の交換はまだ不要であると認識することができる。また、第6ドーナツグラフ101〜第11ドーナツグラフ106が黄色で表示されているときには、作業者は各加工ツール6のツール使用割合が所定の割合以上であることを容易に確認することができる。即ち、加工ツール6の交換時期に近付いていることを認識することができる。このように、作業者は、表示装置72に表示された第6ドーナツグラフ101〜第11ドーナツグラフ106およびその色を確認するという簡単な方法により、加工ツール6の使用状況、即ち加工ツール6のメンテナンス時期をより確実に認識することができる。
本実施形態の切削加工システム100によれば、表示部92は、ツール使用割合が第1閾値以上かつ第2閾値未満場合には第6ドーナツグラフ101〜第11ドーナツグラフ106を黄色で表示装置72に表示し、かつ、ツール使用割合が第2閾値以上の場合には第6ドーナツグラフ101〜第11ドーナツグラフ106を赤色で表示装置72に表示する。このように、ツール使用割合に関して第2閾値を設け、第2閾値以上の場合には第6ドーナツグラフ101〜第11ドーナツグラフ106を赤色で表示することによって、作業者には、加工ツール6の交換時期に達したことを認識させることができる。
本実施形態の切削加工システム100によれば、表示装置72はフィルター37Aの使用状況を表示する。ここで、表示部92は、フィルター使用可能時間に対する計数されたフィルター使用時間のフィルター使用割合を第1ドーナツグラフ81にして表示装置72に表示する。このため、作業者は、第1ドーナツグラフ81を確認することによって、フィルター37Aのフィルター使用割合を容易に確認することができる。さらに、第1ドーナツグラフ81が青色で表示されているときには、作業者はフィルター37Aのフィルター使用割合が所定の割合未満であることを容易に確認することができる。即ち、フィルター37Aの交換はまだ不要であると認識することができる。また、第1ドーナツグラフ81が黄色で表示されているときには、作業者はフィルター37Aのフィルター使用割合が所定の割合以上であることを容易に確認することができる。即ち、フィルター37Aの交換時期に近付いていることを認識することができる。さらに、第1ドーナツグラフ81が赤色で表示されているときには、作業者はフィルター37Aの交換時期に達したことを認識することができる。このように、作業者は、表示装置72に表示された第1ドーナツグラフ81およびその色を確認するという簡単な方法により、フィルター37Aの使用状況、即ちフィルター37Aのメンテナンス時期をより確実に認識することができる。
本実施形態の切削加工システム100によれば、表示装置72は貯留タンク37の使用状況を表示する。ここで、表示部92は、第1サイクル時間に対する計数された第1経過時間の第1経過割合を第2ドーナツグラフ82にして表示装置72に表示する。このため、作業者は、第2ドーナツグラフ82を確認することによって、第1経過割合を容易に確認することができる。さらに、第2ドーナツグラフ82が青色で表示されているときには、作業者は第1経過割合が所定の割合未満であることを容易に確認することができる。即ち、貯留タンク37の清掃はまだ不要であると認識することができる。また、第2ドーナツグラフ82が黄色で表示されているときには、作業者は第1経過割合が所定の割合以上であることを容易に確認することができる。即ち、貯留タンク37の清掃時期に近付いていることを認識することができる。さらに、第2ドーナツグラフ82が赤色で表示されているときには、作業者は貯留タンク37の清掃時期に達したことを認識することができる。このように、作業者は、表示装置72に表示された第2ドーナツグラフ82およびその色を確認するという簡単な方法により、貯留タンク37の使用状況、即ち貯留タンク37のメンテナンス時期をより確実に認識することができる。
本実施形態の切削加工システム100によれば、表示装置72は切削加工機10の使用状況を表示する。ここで、表示部92は、第2サイクル時間に対する計数された第2経過時間の第2経過割合を第3ドーナツグラフ83にして表示装置72に表示する。このため、作業者は、第3ドーナツグラフ83を確認することによって、第2経過割合を容易に確認することができる。さらに、第3ドーナツグラフ83が青色で表示されているときには、作業者は第2経過割合が所定の割合未満であることを容易に確認することができる。即ち、ケース本体12内の清掃はまだ不要であると認識することができる。また、第3ドーナツグラフ83が黄色で表示されているときには、作業者は第2経過割合が所定の割合以上であることを容易に確認することができる。即ち、ケース本体12内の清掃時期に近付いていることを認識することができる。さらに、第3ドーナツグラフ83が赤色で表示されているときには、作業者はケース本体12の清掃時期に達したことを認識することができる。このように、作業者は、表示装置72に表示された第3ドーナツグラフ83およびその色を確認するという簡単な方法により、切削加工機10の使用状況、即ちケース本体12内のメンテナンス時期をより確実に認識することができる。
本実施形態の切削加工システム100によれば、表示部92は、ケース本体12内の清掃の作業手順を示す静止画像データによる第1イラスト63A〜第4イラスト63Dを表示装置72に表示させる。これにより、作業者は、ケース本体12内の清掃を適切に行うことができる。
本実施形態の切削加工システム100によれば、表示部92は、第3サイクル時間に対する計数された第3経過時間の第3経過割合を第4ドーナツグラフ84にして表示装置72に表示する。このため、作業者は、第4ドーナツグラフ84を確認することによって、第3経過割合を容易に確認することができる。さらに、第4ドーナツグラフ84が青色で表示されているときには、作業者は第3経過割合が所定の割合未満であることを容易に確認することができる。即ち、把持部32のメンテナンスはまだ不要であると認識することができる。また、第4ドーナツグラフ84が黄色で表示されているときには、作業者は第3経過割合が所定の割合以上であることを容易に確認することができる。即ち、把持部32のメンテナンス時期に近付いていることを認識することができる。さらに、第4ドーナツグラフ84が赤色で表示されているときには、作業者は把持部32のメンテナンス時期に達したことを認識することができる。このように、作業者は、表示装置72に表示された第4ドーナツグラフ84およびその色を確認するという簡単な方法により、スピンドル30の使用状況、即ち把持部32のメンテナンス時期をより確実に認識することができる。
本実施形態の切削加工システム100によれば、表示部92は、把持部32のメンテナンスの作業手順を示す静止画像データによるイラスト66を表示装置72に表示させる。これにより、作業者は、把持部32のメンテナンスを適切に行うことができる。
本実施形態の切削加工システム100によれば、表示部92は、第4サイクル時間に対する計数された第4経過時間の第4経過割合を第5ドーナツグラフ85にして表示装置72に表示する。このため、作業者は、第5ドーナツグラフ85を確認することによって、第4経過割合を容易に確認することができる。さらに、第5ドーナツグラフ85が青色で表示されているときには、作業者は第4経過割合が所定の割合未満であることを容易に確認することができる。即ち、スピンドル30の慣らし運転はまだ不要であると認識することができる。また、第5ドーナツグラフ85が黄色で表示されているときには、作業者は第4経過割合が所定の割合以上であることを容易に確認することができる。即ち、スピンドル30の慣らし運転時期に近付いていることを認識することができる。さらに、第5ドーナツグラフ85が赤色で表示されているときには、作業者はスピンドル30の慣らし運転時期に達したことを認識することができる。このように、作業者は、表示装置72に表示された第5ドーナツグラフ85およびその色を確認するという簡単な方法により、スピンドル30の使用状況、即ちスピンドル30の慣らし運転時期をより確実に認識することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明した。しかし、上述の各実施形態は例示に過ぎず、本発明は他の種々の形態で実施することができる。
上述した実施形態では、ツール使用割合等をドーナツグラフで表示していたが、これに限定されない。該ツール使用割合等を円グラフや棒グラフ等その他のグラフで表示してもよい。
上述した実施形態では、第1ドーナツグラフ81〜第5ドーナツグラフ85の内方(即ち中央)には、それぞれ第1アイコン81A〜第5アイコン85Aが設けられているが、これに限定されない。第1アイコン81A〜第5アイコン85Aに代えて、例えば、メンテナンス項目名称(例えばクーラントフィルター)を表す文字列が設けられていてもよい。
5 被加工物
6 加工ツール
10 切削加工機
40 ツールマガジン
72 表示装置
74X 確認画面
81〜85 第1ドーナツグラフ〜第5ドーナツグラフ
101〜106 第6ドーナツグラフ〜第11ドーナツグラフ
90 制御装置
91 記憶部
92 表示部
93 第1計数部
100 システム(切削加工システム)

Claims (9)

  1. 被加工物を加工して歯冠補綴物を作製する複数の加工ツールと、
    複数の前記加工ツールを収容するツールマガジンと、を備えた切削加工機と、
    複数の前記加工ツールの使用状況を表示する表示装置と、
    前記切削加工機に接続され、前記切削加工機に前記歯冠補綴物のジョブデータを送信する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    複数の前記加工ツールのツール使用可能時間を記憶する記憶部と、
    複数の前記加工ツールのツール使用時間を計数する第1計数部と、
    前記ツール使用可能時間に対する計数された前記ツール使用時間のツール使用割合を第1グラフにして前記表示装置に表示する表示部と、を備え、
    前記表示部は、前記ツール使用割合が第1閾値未満の場合には前記第1グラフを第1色で前記表示装置に表示し、かつ、前記ツール使用割合が前記第1閾値以上の場合には前記第1グラフを第2色で前記表示装置に表示する、切削加工システム。
  2. 前記表示部は、前記ツール使用割合が前記第1閾値以上かつ前記第1閾値より大きい第2閾値未満場合には前記第1グラフを前記第2色で前記表示装置に表示し、かつ、前記ツール使用割合が前記第2閾値以上の場合には前記第1グラフを第3色で前記表示装置に表示する、請求項1に記載の切削加工システム。
  3. 前記切削加工機は、
    前記加工ツールによって前記被加工物が加工されているときに、前記加工ツールおよび前記被加工物に液体を吐出する液体吐出ノズルと、
    前記液体吐出ノズルから吐出される液体を貯留する貯留タンクと、
    前記貯留タンク内に設けられたフィルターと、を備え、
    前記表示装置は、前記フィルターの使用状況を表示し、
    前記記憶部は、前記フィルターのフィルター使用可能時間を記憶し、
    前記制御装置は、前記フィルターのフィルター使用時間を計数する第2計数部を備え、
    前記表示部は、前記フィルター使用可能時間に対する計数された前記フィルター使用時間のフィルター使用割合を第2グラフにして前記表示装置に表示し、前記フィルター使用割合が第3閾値未満の場合には前記第2グラフを第4色で前記表示装置に表示し、かつ、前記フィルター使用割合が前記第3閾値以上の場合には前記第2グラフを第5色で前記表示装置に表示する、請求項1または2に記載の切削加工システム。
  4. 前記表示装置は、前記貯留タンクの使用状況を表示し、
    前記記憶部は、前記貯留タンクの清掃が完了してから次に前記貯留タンクの清掃が開始されるまでの第1サイクル時間を記憶し、
    前記制御装置は、前記貯留タンクの清掃が完了してからの第1経過時間を計数する第3計数部を備え、
    前記表示部は、前記第1サイクル時間に対する計数された前記第1経過時間の第1経過割合を第3グラフにして前記表示装置に表示し、前記第1経過割合が第4閾値未満の場合には前記第3グラフを第6色で前記表示装置に表示し、かつ、前記第1経過割合が前記第4閾値以上の場合には前記第3グラフを第7色で前記表示装置に表示する、請求項3に記載の切削加工システム。
  5. 前記切削加工機は、前記加工ツールおよび前記ツールマガジンを収容するケースを備え、
    前記表示装置は、前記切削加工機の使用状況を表示し、
    前記記憶部は、前記ケース内の清掃が完了してから次に前記ケース内の清掃が開始されるまでの第2サイクル時間を記憶し、
    前記制御装置は、前記ケース内の清掃が完了してからの第2経過時間を計数する第4計数部を備え、
    前記表示部は、前記第2サイクル時間に対する計数された前記第2経過時間の第2経過割合を第4グラフにして前記表示装置に表示し、前記第2経過割合が第5閾値未満の場合には前記第4グラフを第8色で前記表示装置に表示し、かつ、前記第2経過割合が前記第5閾値以上の場合には前記第4グラフを第9色で前記表示装置に表示する、請求項1から4のいずれか一項に記載の切削加工システム。
  6. 前記記憶部は、前記ケース内の清掃の作業手順を示す第1イラストの第1静止画像データを記憶し、
    前記表示部は、前記第1静止画像データによる第1静止画像を前記表示装置に表示させる、請求項5に記載の切削加工システム。
  7. 前記切削加工機は、前記加工ツールを把持する把持部材と、前記把持部材を回転可能に支持する回転部材と、を有するスピンドルを備え、
    前記記憶部は、前記把持部材のメンテナンスが完了してから次に前記把持部材のメンテナンスが開始されるまでの第3サイクル時間を記憶し、
    前記制御装置は、前記把持部材のメンテナンスが完了してからの第3経過時間を計数する第5計数部を備え、
    前記表示部は、前記第3サイクル時間に対する計数された前記第3経過時間の第3経過割合を第5グラフにして前記表示装置に表示し、前記第3経過割合が第6閾値未満の場合には前記第5グラフを第10色で前記表示装置に表示し、かつ、前記第3経過割合が前記第6閾値以上の場合には前記第5グラフを第11色で前記表示装置に表示する、請求項1から6のいずれか一項に記載の切削加工システム。
  8. 前記記憶部は、前記把持部材のメンテナンスの作業手順を示す第2イラストの第2静止画像データを記憶し、
    前記表示部は、前記第2静止画像データによる第2静止画像を前記表示装置に表示させる、請求項7に記載の切削加工システム。
  9. 前記記憶部は、前記スピンドルの慣らし運転が完了してから次に前記スピンドルの慣らし運転が開始されるまでの第4サイクル時間を記憶し、
    前記制御装置は、前記スピンドルの慣らし運転が完了してからの第4経過時間を計数する第6計数部を備え、
    前記表示部は、前記第4サイクル時間に対する計数された前記第4経過時間の第4経過割合を第6グラフにして前記表示装置に表示し、前記第4経過割合が第7閾値未満の場合には前記第6グラフを第12色で前記表示装置に表示し、かつ、前記第4経過割合が前記第7閾値以上の場合には前記第6グラフを第13色で前記表示装置に表示する、請求項7または8に記載の切削加工システム。
JP2018007466A 2018-01-19 2018-01-19 切削加工システム Pending JP2019122733A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018007466A JP2019122733A (ja) 2018-01-19 2018-01-19 切削加工システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018007466A JP2019122733A (ja) 2018-01-19 2018-01-19 切削加工システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019122733A true JP2019122733A (ja) 2019-07-25

Family

ID=67398448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018007466A Pending JP2019122733A (ja) 2018-01-19 2018-01-19 切削加工システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019122733A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022186052A1 (ja) * 2021-03-01 2022-09-09 能美防災株式会社 煙監視システム及び煙センサ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022186052A1 (ja) * 2021-03-01 2022-09-09 能美防災株式会社 煙監視システム及び煙センサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5802377B2 (ja) 工作機械の工具交換装置
JP5420957B2 (ja) 眼鏡レンズ加工装置
JP4011372B2 (ja) 数値制御工作機械の加工プログラムチェック方法およびチェック装置ならびにそれを備えた数値制御工作機械
KR101889889B1 (ko) 기어 절삭 기계를 제어하는 방법 및 기어 절삭 기계
JP2008015740A (ja) 工作機械の制御装置
WO2014068667A1 (ja) 加工プログラム作成方法および装置
EP3159758B1 (en) Control device for machine tool
JP2019122733A (ja) 切削加工システム
WO2015056339A1 (ja) 加工機械ライン
JP2004030421A (ja) Nc工作機械
JP6996988B2 (ja) 切削加工システム
JP2018051655A (ja) 加工ツールのコスト取得装置および加工ツールのコスト取得方法
JP2018060260A (ja) 加工ツールの使用時間管理システムおよび加工ツールの使用時間管理方法
JP6584593B2 (ja) 工作機械
JP2020135012A (ja) デンタル加工機のメンテナンス履歴表示システム
JP7240195B2 (ja) デンタル加工機の状態表示装置および状態表示システム
JP7433366B2 (ja) 加工システム、加工機、加工機の制御方法及びプログラム
JP2019115455A (ja) 切削加工システム
JP5913882B2 (ja) 工具管理システム
JP2018001318A (ja) 加工装置及び加工装置の設定方法
WO2024090371A1 (ja) Ncプログラム作成
JP6563752B2 (ja) 工作機械管理装置
JP2020135261A (ja) デンタル加工機の稼働履歴表示システム
JP2020135491A (ja) デンタル加工機の操作装置およびデンタル加工機の操作システム
EP3699841B1 (en) Dental processing machine-operating device, dental processing machine-operating method and dental processing machine-operating system