JP2018001318A - 加工装置及び加工装置の設定方法 - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、刃径が大きくなると加工時にワークから受ける抵抗が大きくなるため、加工工具を回転させるモーターが非力な場合には、加工工具の回転に異常が生じるおそれがある。
本明細書の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
<はじめに>
図1Aは、一般的な切削装置における刃径と加工深さとの関係の説明図である。図中の上側には、刃径と加工深さとの関係を示すグラフが示されている。図中の下側には、加工工具21と、加工対象物Wの加工状態とが示されている。一般的な切削装置では、加工時にワークから受ける抵抗に対して十分なパワーを有するモーターが採用されている。このため、同じ加工条件(例えばモーターの回転数や、切削速度など)であれば、刃径が大きいほど、加工深さを深くすることができる(刃径が大きいほど、限界加工深さが深くなる)。したがって、一般的な切削装置では、加工工具21の刃径が大きいほど、荒削り工程での加工深さは深く設定されることになる。
D:工具の刃径(mm)
k1:第1設定値(mm)
k2:第2設定値
k3:第3設定値(mm)
図2は、本実施形態の加工装置100の概略説明図である。図3は、本実施形態の加工装置100のブロック図である。
材料テーブル71は、加工対象物Wの材料に関する情報を記憶したテーブルである。図4に示すように、材料テーブル71には、材料名と、材料の属するグループ名(極軟材、軟質材、中庸材又は硬質材)とが対応付けられている。
工具テーブル72は、加工工具21に関する情報を記憶したテーブルである。工具テーブル72には、図5に示すように、工具名と、その工具の刃径(刃部の直径)とが対応付けられている。なお、工具テーブル72に、工具名に対して他の情報(例えば工具の材質情報)が対応付けられていても良い。
パラメータテーブル73は、加工条件を設定するための各種パラメータを記憶したテーブルである。図6Aに示すように、パラメータテーブル73には、材料に対して第1設定値〜第3設定値(後述:k1〜k3)が対応付けられている。なお、パラメータテーブル73に、第1設定値〜第3設定値とは別のパラメータが記憶されていても良い。例えば、材料に対して周速度が対応付けられており、溶融しやすい材料(例えばABS樹脂など)に対して遅い周速度が対応付けられており、溶融しにくい材料(例えばケミカルウッドなど)に対して速い周速度が対応付けられていても良い。
図7は、加工条件設定部61の行う処理のフロー図である。本実施形態では、加工条件設定部61は、次に説明するように、加工対象物Wの種類(材料名)と、加工工具21の種類(工具名)とに基づいて、加工深さを設定する。
図10は、第1設定値〜第3設定値(k1〜k3)の決定方法のフロー図である。図中の各処理は、加工装置100の開発段階又は設計段階に行われる。また、図中の処理の一部は、開発用又は設計用のコンピューターによって行われる。但し、加工機1を購入したユーザーのコンピューター(前述のコンピューター5)が図中の処理の一部を行えるようにして、ユーザーが第1設定値〜第3設定値(k1〜k3)を決定できるようにしても良い。
図13は、第2実施形態の刃径と加工深さとの関係の説明図である。第2実施形態においても、加工制御部60の加工条件設定部61は、加工工具21の刃径が第1設定値k1よりも小さいときには、刃径が大きいほど加工深さが深くなるように加工深さを設定するとともに、加工工具21の刃径が第1設定値k1よりも大きいときには、刃径が大きいほど加工深さが浅くなるように加工深さを設定することになる。このため、第2実施形態においても、加工工具21を正常に回転させて、正常に加工を行うことができる。
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
6 表示装置、7 入力装置、
10 コントローラー、
20 回転部、21 加工工具、
22 主軸、22A チャック、23 回転モーター、
30 キャリッジ部、31 キャリッジ、
32 Xガイド、33 キャリッジ用モーター、
40 テーブル部、41 テーブル、
42 Yガイド、43 テーブル用モーター、
44 ワーク保持部、50 上下移動ユニット、
51 Z移動体、53 Z軸モーター、
60 加工制御部、61 加工条件設定部、
611 材料選択部、612 工具選択部、
62 パス設定部、63 指示データ生成部、
64 データ出力部、71 材料テーブル、
72 工具テーブル、73 パラメータテーブル、
100 加工装置、
W 加工対象物
Claims (8)
- 加工対象物を加工する加工工具を回転させるモーターと、
前記加工工具により前記加工対象物を加工するときの加工深さを、前記加工工具の刃径に応じて設定する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記刃径が設定値よりも小さいときには、前記刃径が大きいほど前記加工深さが深くなるように前記加工深さを設定し、
前記刃径が前記設定値よりも大きいときには、前記刃径が大きいほど前記加工深さが浅くなるように前記加工深さを設定する
ことを特徴とする加工装置。 - 請求項1に記載の加工装置であって、
前記刃径が前記設定値に近い値であるほど、前記刃径の変化量に対する前記加工深さの変化量が小さくなることを特徴とする加工装置。 - 請求項2に記載の加工装置であって、
前記加工深さは、前記刃径と前記設定値との差の2乗に応じた値として設定される
ことを特徴とする加工装置。 - 請求項3に記載の加工装置であって、
前記設定値は、前記加工対象物の種類に応じた値k1として設定され、
前記加工対象物の種類に応じて別の設定値としてk2及びk3が設定され、
前記刃径をDとしたとき、
前記加工深さは、−k2×(D−k1)2+k3として算出される
ことを特徴とする加工装置。 - 加工対象物を加工する加工工具を回転させるモーターと、
前記加工工具により前記加工対象物を加工するときの加工深さを、前記加工工具の刃径に応じて設定する制御部であり、前記刃径が設定値よりも小さいときには、前記刃径が大きいほど前記加工深さが深くなるように前記加工深さを設定するとともに、前記刃径が前記設定値よりも大きいときには、前記刃径が大きいほど前記加工深さが浅くなるように前記加工深さを設定する制御部と
を備えた加工装置の前記設定値を設定する加工装置設定方法であって、
(1)前記加工対象物のサンプルに対して、前記加工深さが徐々に深くなるように段階的に前記加工深さを設定して、前記加工工具により前記サンプルを加工するサンプル加工工程と、
(2)前記サンプル加工工程の際に、前記加工工具の回転に異常が生じるまでの最大の前記加工深さを限界深さとし、前記刃径に応じた前記限界深さを特定する限界特定工程と、
(3)前記刃径に応じた前記限界深さに基づいて、前記設定値を求める算出工程と
を行うことを特徴とする加工装置設定方法。 - 請求項5に記載の加工装置設定方法であって、
前記限界特定工程では、少なくとも3つの前記刃径に応じた前記限界深さがそれぞれ特定され、
前記算出工程では、少なくとも3つの前記刃径に応じた前記限界深さに基づいて二次曲線の近似式が求められるとともに、前記近似式に基づいて前記設定値が算出される
ことを特徴とする加工装置設定方法。 - 請求項6に記載の加工装置設定方法であって、
前記算出工程では、前記近似式において前記限界深さのピーク値に対応する前記刃径に基づいて、前記設定値が算出されることを特徴とする加工装置設定方法。 - 請求項5〜7のいずれかに記載の加工装置設定方法であって、
前記加工対象物の種類ごとに、前記設定値が算出されることを特徴とする加工装置設定方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020142335A (ja) * | 2019-03-07 | 2020-09-10 | 株式会社ディスコ | 加工装置 |
US20200361029A1 (en) * | 2017-11-30 | 2020-11-19 | Mitsubishi Heavy Industries Machine Tool Co., Ltd. | Machine tool control method, machine tool control device, machine tool setting assistance device, machine tool control system and program |
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