JP2013027967A - 工作機械 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】びびり振動を抑制するために主軸1の回転速度を変動させるにあたって、びびり振動の抑制に効果的な変動パラメータに係る情報を表示するとともに、回転速度を変動させることで加工面に生じるうねりを考慮して、該うねりを含んだ理論粗さを算出し、該理論粗さを変動パラメータに関連づけた状態で表示手段15に表示するようにした。そのため、作業者は、理論粗さを考慮に入れた上で振動抑制効果の高い変動パラメータの値を容易に把握することができる。したがって、びびり振動を抑制することはできたものの、加工面粗さが目標よりも下回ってしまったというような事態の発生を防止することができる。
【選択図】図4
Description
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記入力手段により目標としたい加工面粗さを入力可能とするとともに、前記パラメータ表示制御部は、前記理論粗さが前記目標としたい加工面粗さを上回る前記変動パラメータの範囲と、前記理論粗さが前記目標としたい加工面粗さを下回る前記変動パラメータの範囲とを区別して前記表示手段に表示することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記パラメータ表示制御部は、前記びびり振動の抑制効果が高い前記変動パラメータの範囲を前記表示手段に表示することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の発明において、前記変動パラメータが前記振幅であり、前記理論粗さが前記目標としたい加工面粗さを上回る前記振幅を下記式により算出するパラメータ演算部を設けたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜4に記載の発明において、工作機械が、前記回転軸に装着されて回転する前記工具を前記ワークに切り込ませるとともに、前記ワーク及び/又は前記工具を前記回転軸の軸線と交差する方向へ送りながら加工するものであって、前記理論粗さを、前記うねりと、前記回転軸を一回転させる間に前記ワーク及び/又は前記工具を前記軸線と交差する方向へ送る量である一回転あたりの送り量と、前記工具の工具径とから演算することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明によれば、理論粗さが目標としたい加工面粗さを上回る変動パラメータの範囲と、理論粗さが目標としたい加工面粗さを下回る変動パラメータの範囲とを区別して表示手段に表示する。したがって、びびり振動を抑制することはできたものの、加工面粗さが目標よりも下回ってしまったというような事態の発生を確実に防止することができる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、びびり振動の抑制効果が高い変動パラメータの範囲を表示手段に表示するため、びびり振動を抑制しつつも加工面粗さが目標としたものを上回る変動パラメータを非常に容易に把握することができる。
旋盤20では、主軸1を回転させると、パラメータ演算部13による演算及びパラメータ表示制御部14による制御のもと、変動パラメータに係る情報と理論粗さに係る情報とを表示手段15に表示するようになっている。そして、変動パラメータに係る情報としては、振幅Qを縦軸、周期Pを横軸にそれぞれとった平面上に、入力手段を介して入力された振幅及び周期の値をプロットし、●として表示する。また、びびり振動を抑制する(特に再生型びびり振動を抑制する)にあたり、回転速度を変動させる周期が回転軸の回転周期よりも十分に大きい条件のもとでは、振幅Qを大きくするほど、そして周期Pを小さくするほど振動抑制効果が大きくなることがわかっている。そこで、振幅Qが大きく且つ周期Pが小さくて高い振動抑制効果を期待できる領域31aについては明るく表示する一方、振幅Qが小さく且つ周期Pが大きくて低い振動抑制効果しか期待できない領域31bについては暗く表示し、振動抑制効果の期待度の高低をグラデーション表示により作業者に報知する。
また、上記実施形態では、工作機械としてワークを回転させる旋盤を採用しているが、工具を回転させるマシニングセンタ等といった他の工作機械にも適用可能である。そして、回転軸に装着された回転中の工具をワークに切り込ませ、ワーク及び/又は工具を回転軸の軸線と交差する方向へ送りながら加工するミーリング加工を行う場合には、うねりwを含めた加工面の理論粗さは下記式(11)のように表される。尚、工具径Dに関しては、予め設定されているものとする。
Claims (6)
- 工具又はワークを回転させるための回転軸を有する回転軸台を備えているとともに、びびり振動を抑制するために前記回転軸の回転速度を所定の振幅及び周期で変動させるための所定の変動パラメータを入力するための入力手段と、前記変動パラメータの入力値にもとづいた振幅及び周期で前記回転軸の回転速度を変動させるための回転速度制御手段とを備えてなる工作機械であって、
前記回転軸の回転速度を変動させた際に前記回転軸台が変形することに起因して生じるうねりをもとに、該うねりを含んだ前記ワークの加工面粗さである理論粗さを演算する粗さ演算部を設けるとともに、
前記理論粗さを前記変動パラメータに関連づけた状態で表示手段に表示するパラメータ表示制御部を設けたことを特徴とする工作機械。 - 前記入力手段により目標としたい加工面粗さを入力可能とするとともに、
前記パラメータ表示制御部は、前記理論粗さが前記目標としたい加工面粗さを上回る前記変動パラメータの範囲と、前記理論粗さが前記目標としたい加工面粗さを下回る前記変動パラメータの範囲とを区別して前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1に記載の工作機械。 - 前記パラメータ表示制御部は、前記びびり振動の抑制効果が高い前記変動パラメータの範囲を前記表示手段に表示することを特徴とする請求項2に記載の工作機械。
- 工作機械が、前記回転軸に把持されて回転する前記ワークの周面に前記工具を切り込ませるとともに、前記ワーク及び/又は前記工具を前記回転軸の軸方向へ送りながら加工するものであって、
前記理論粗さを、前記うねりと、前記回転軸を一回転させる間に前記ワーク及び/又は前記工具を前記軸方向へ送る量である一回転あたりの送り量と、前記工具の工具ノーズとから演算することを特徴とする請求項1〜4に記載の工作機械。 - 工作機械が、前記回転軸に装着されて回転する前記工具を前記ワークに切り込ませるとともに、前記ワーク及び/又は前記工具を前記回転軸の軸線と交差する方向へ送りながら加工するものであって、
前記理論粗さを、前記うねりと、前記回転軸を一回転させる間に前記ワーク及び/又は前記工具を前記軸線と交差する方向へ送る量である一回転あたりの送り量と、前記工具の工具径とから演算することを特徴とする請求項1〜4に記載の工作機械。
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JP2011167386A JP5666397B2 (ja) | 2011-07-29 | 2011-07-29 | 工作機械 |
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2011
- 2011-07-29 JP JP2011167386A patent/JP5666397B2/ja active Active
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JP5666397B2 (ja) | 2015-02-12 |
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