JP2019122718A - 野球用又はソフトボール用捕球具 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用感を改善することができる野球用又はソフトボール用捕球具を提供する。【解決手段】本発明の一態様に係る野球用又はソフトボール用捕球具は、親指を受け入れる第1指袋と、人差し指を受け入れる第2指袋とを有する本体部と、第1指袋と第2指袋との間に配置され、かつ、第1指袋に沿う第1辺と、第1辺と対向する第2辺と、第1面と、第1面の反対面である第2面とを有するウェブとを備える。ウェブは、第1面に配置される第1部材と、第2面に配置される第2部材とを有する。ウェブは、第1部分と、第2部分とを含むループ部を有する。第1部分は、第1面側に配置される。第2部分は、第2面側に配置され、かつ、第1部分から折り返される。ループ部は、第1辺及び第2辺の少なくとも一方に設けられる。第1面には、第1部分と第1部材との境界に沿って配置される第1溝が設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、野球用又はソフトボール用捕球具に関する。
従来から、特許文献1(意匠登録第1203380号公報)に記載の野球用グラブが知られている。特許文献1に記載の野球用グラブは、親指を受け入れる第1指袋と、人差し指を受け入れる第2指袋とを有する本体部と、第1指袋及び第2指袋との間に配置されるウェブとを備える。ウェブは、第1指袋に沿う第1辺と、第1辺と対向する第2辺とを有する。ウェブは、第1面と、第1面の反対面である第2面を有する。第2面は、捕球面を構成している。
ウェブは、第1面に配置される第1部材と、第2面に配置される第2部材とを有する。第1辺及び第2辺には、ループ部が設けられている。ループ部は、第2部材の一部を第1面側に折り返すとともに、折り返された部分の端部を第1部材に縫着することにより形成されている。ループ部に紐部材が挿通されることにより、ウェブは、本体部に取り付けられる。
意匠登録第1203380号公報
上記のとおり、特許文献1に記載の野球用グラブにおいては、ループ部は、第2部材の一部を第1面側に折り返すとともに、折り返された部分の端部を第1部材に縫着することにより形成されている。そのため、折り返された第2部材が第1部材に縫着されている箇所において、ウェブを構成する部材の枚数が局所的に多くなっている。そのような箇所においては、ウェブの剛性が局所的に高くなっている。
使用者が野球用グラブを着用していない状態又は野球用グラブを着用した手に力を入れていない状態においては、野球用グラブは、平面視において、親指側から小指側に向かい凸状に湾曲する緩やかなアーチ形状(以下において、単に「アーチ形状」という)を保っている。しかしながら、ウェブに局所的に剛性が高い箇所が存在すると、使用者が野球用グラブを着用した手に力を入れた際に、そのような剛性の高い箇所を中心として折れ曲がり、アーチ形状が崩れる。アーチ形状が崩れると、受球時に捕球面側に形成される空間が小さくなるため、野球用グラブの使用感の低下につながる場合がある。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本発明は、使用感を改善することができる野球用又はソフトボール用捕球具を提供するものである。
本発明の一態様に係る野球用又はソフトボール用捕球具は、親指を受け入れる第1指袋と、人差し指を受け入れる第2指袋とを有する本体部と、第1指袋と第2指袋との間に配置され、かつ、第1指袋に沿う第1辺と、第1辺と対向する第2辺と、第1面と、第1面の反対面である第2面とを有するウェブとを備える。ウェブは、第1面に配置される第1部材と、第2面に配置される第2部材とを有する。ウェブは、第1部分と、第2部分とを含むループ部を有する。第1部分は、第1面側に配置される。第2部分は、第2面側に配置され、かつ第1部分から折り返される。ループ部は、第1辺及び第2辺の少なくとも一方に設けられる。第1面には、第1部分と第1部材との境界に沿って配置される第1溝が設けられる。
上記の野球用又はソフトボール用捕球具において、第1溝に位置する前記ウェブを構成する層の数は、第1溝に隣接して配置される前記ウェブを構成する層の数よりも少なくてもよい。
上記の野球用又はソフトボール用捕球具において、第2面は、捕球面の一部を構成していてもよい。上記の捕球具において、ループ部は、第2辺に設けられていてもよい。上記の捕球具において、ループ部の数は、複数であってもよい。
上記の野球用又はソフトボール用捕球具において、ウェブは、第1部材と第2部材との間に配置される第3部材をさらに有していてもよい。
上記の野球用又はソフトボール用捕球具において、ウェブは、第1指袋と第2指袋12との間の領域を密閉していてもよい。
上記の野球用又はソフトボール用捕球具において、ループ部は、第2部材の一部であってもよい。上記の野球用又はソフトボール用捕球具において、第2面には、第2部分と第2部材との境界に沿って配置される第2溝が設けられていてもよい。
本発明の一態様に係る野球用又はソフトボール用捕球具においては、ウェブの第1面にループ部の第1部分と第1部材との境界に沿って配置されている第1溝が設けられているため、ループ部の近傍においてウェブの剛性が局所的に高くなりにくい。そのため、本発明の一態様に係る野球用又はソフトボール用捕球具によると、使用者が捕球具を着用した手に力を入れたとしても、捕球具のアーチ形状を維持しやすく、使用感を改善することができる。
実施形態に係る野球用又はソフトボール用捕球具の正面図である。 実施形態に係る野球用又はソフトボール用捕球具におけるウェブ2のII−II線での模式的な断面図である。 実施形態に係る野球用又はソフトボール用捕球具におけるウェブ2の変形例の模式的な断面図である。 比較例に係る野球用又はソフトボール用捕球具におけるウェブ2の模式的な断面図である。
本発明の実施形態の詳細を、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面においては、同一又は相当する部分に同一の符号を付し、重複する説明は繰り返さない。
(実施形態に係る野球用又はソフトボール用捕球具の構成)
以下に、実施形態に係る野球用又はソフトボール用捕球具の構成を説明する。
図1は、実施形態に係る野球用又はソフトボール用捕球具の正面図である。図1に示すように、実施形態に係る野球用又はソフトボール用捕球具は、本体部1と、ウェブ2とを有している。本体部1及びウェブ2には、例えば天然皮革、合成皮革等が用いられる。
本体部1は、第1指袋11と、第2指袋12と、第3指袋13と、第4指袋14と、第5指袋15と、掌袋16とを有している。第1指袋11は、使用者の親指を受け入れる。第2指袋12は、使用者の人差し指を受け入れる。第3指袋13は、使用者の中指を受け入れる。第4指袋14は、使用者の薬指を受け入れる。第5指袋15は、使用者の小指を受け入れる。掌袋16は、使用者の掌を受け入れる。
第1指袋11と第2指袋12とは、互いに離間して配置されている。第3指袋13は、第2指袋12に隣接して配置されている。第3指袋13は、第2指袋12に関して第1指袋11とは反対側に位置している。第4指袋14は、第3指袋13に隣接して配置されている。第4指袋14は、第3指袋13に関して第2指袋12とは反対側に位置している。第5指袋15は、第4指袋14に隣接して配置されている。第5指袋15は、第4指袋14に関して第3指袋13とは反対側に位置している。
第1指袋11、第2指袋12、第3指袋13、第4指袋14及び第5指袋15と掌袋16とは、内部において互いに接続されている。図1において図示されていないが、本体部1は、例えば、外袋と、外袋の内部に配置される内袋から構成されている。
ウェブ2は、本体部1に取り付けられている。ウェブ2は、第1指袋11と第2指袋12との間に配置されている。ウェブ2は、第1辺2aと、第2辺2bとを有している。第1辺2aは、第1指袋11に沿っている。第2辺2bは、第1辺2aに対向している。このことを別の観点からいえば、第2辺2bは、第2指袋12に沿っている。ウェブ2は、第3辺2cと、第4辺2dとをさらに有している。第3辺2c及び第4辺2dは、第1辺2a及び第2辺2bに連なっている。
ウェブ2は、第1面2e(図2参照)と、第2面2f(図2参照)とを有している。第2面2fは、第1面2eの反対面である。第2面2fは、例えば捕球面を構成している。ウェブ2は、ループ部21を有している。ループ部21は、第1辺2a及び第2辺2bの少なくとも一方に設けられている。好ましくは、ループ部21は、第2辺2bに設けられている。ループ部21の数は、少なくとも1である。ループ部21の数は、複数であってもよい。より具体的には、ループ部21の数は、2又は3である。
図2は、実施形態に係る野球用又はソフトボール用捕球具におけるウェブ2のII−II線での模式的な断面図である。図2に示すように、ウェブ2は、第1部材22と、第2部材23とを有している。第1部材22は、第1面2eに配置されている。第2部材23は、第2面2fに配置されている。ウェブ2は、第3部材24をさらに有している。第3部材24は、第1部材22と第2部材23との間に配置されている。なお、ウェブ2は、第1部材22と第2部材23との間に配置される部材をさらに有していてもよい。また、ウェブ2は、第3部材24を用いることなく、第1部材22と第2部材23とによって形成されていてもよい。
ループ部21は、第1部分21aと、第2部分21bとを有している。第1部分21aは、第1面2e側に配置されている。第1部分21aは、例えば、第3部材24に縫着されている。第2部分21bは、第2面2f側に配置されている。第2部分21bは、第1部分21aから折り返されている。第1部分21a及び第2部分21bにより形成されるループには、紐部材3(図2中において、点線で示されている)が挿通される。ウェブ2は、このループに挿通された紐部材3により、本体部1に取り付けられる。
ループ部21は、好ましくは、第2部材23の一部である。図3は、実施形態に係る野球用又はソフトボール用捕球具におけるウェブ2の変形例の模式的な断面図である。図3に示すように、ループ部21は、第2部材23とは別部材により構成されていてもよい。この場合には、第2部分21bは、例えば、第3部材24に縫着されている。
図1に示すように、第1面2eには、第1溝2gが設けられている。第1溝2gは、第1部分21aと第1部材22との境界に沿って配置されている。なお、第1部分21aと第1部材22とが接していたとしても、第1部分21aと第1部材22とが重なって配置されていない場合は、「第1溝2gが第1部分21aと第1部材22との境界に沿って配置」に含まれる。
このことを別の観点からいえば、第1溝2gに位置するウェブ2を構成する層の数(ウェブ2を構成する部材の枚数)は、第1溝2gに隣接して配置されるウェブ2を構成する層の数よりも少なくなっている。図2の例でいえば、第1溝2gに位置するウェブ2を構成する層の数は2(第1面2e側から、第3部材24/第2部材23の2層)であり、第1溝2gに隣接して配置されるウェブ2を構成する層の数は3(第1面2e側から、第1部材22/第3部材24/第2部材23の3層又は第2部材23/第3部材24/第2部材23の3層)である。
つまり、第1溝2gに位置するウェブ2は、厚さT1を有しており、ループ部21側において第1溝2gに隣接しているウェブ2は、厚さT2を有しており、ループ部21とは反対側において第1溝2gに隣接しているウェブ2は、厚さT3を有している。厚さT1は、厚さT2及び厚さT3よりも小さい。
このことをさらに別の観点からいえば、第1部分21aは、第1面2e上において、第1部材22と離間して配置されている。つまり、第1部分21aは、図2に示すように、平面視において、第1部材22と重ならないように配置されている。
図3に示すように、ループ部21が第2部材23と別部材により構成されている場合には、第2面2fには、第2溝2hが設けられていてもよい。第2溝2hは、第2部分21bと第2部材23との境界に沿って設けられている。
ウェブ2は、第1指袋11と第2指袋12との間の領域を密閉していてもよい。「ウェブ2が第1指袋11と第2指袋12との間の領域を密閉する」とは、ウェブ2に第1面2eから第2面2fに向かう方向にウェブ2を貫通する孔が設けられていないことをいう。また、ウェブ2に第1面2eから第2面2fに向かう方向にウェブ2を貫通する孔が設けられていたとしても、孔の開口面積がそれぞれ5mm以下であれば、「ウェブ2が第1指袋11と第2指袋12との間の領域を密閉する」に含まれる。
(実施形態に係る野球用又はソフトボール用捕球具の効果)
以下に、実施形態に係る野球用又はソフトボール用捕球具の効果を説明する。
まず、実施形態に係る野球用又はソフトボール用捕球具の基本的な効果を、比較例と対比しながら説明する。
図4は、比較例に係る野球用又はソフトボール用捕球具におけるウェブ2の模式的な断面図である。図4に示すように、比較例に係る野球用又はソフトボール用捕球具においては、ウェブ2は、第1面2e側に配置される第1部材22と、第2面2f側に配置される第2部材23と、第1部材22と第2部材23との間に配置される第3部材24とを有している。
比較例に係る野球用又はソフトボール用捕球具においては、ウェブ2は、ループ部21を有している。ループ部21は、第2辺2bに配置されている。ループ部21は、第1面2e側に配置される第1部分21aと、第2面2f側に配置され、かつ、第1部分21aから折り返される第2部分21bとを有している。ループ部21は、第2部材23の一部である。これらの点に関し、比較例に係る捕球具におけるウェブ2の構成は、実施形態に係るウェブ2の構成と共通している。
しかしながら、比較例に係る野球用又はソフトボール用捕球具におけるウェブ2においては、図4に示すように、第1部分21aが、第1部材22と平面視において重なるように配置されている。すなわち、第1部分21aが、第1部材22と縫着されている。そのため、比較例に係る捕球具におけるウェブ2では、第1部分21aと第1部材22とが重なっている部分において、ウェブ2の厚さが、周囲よりも厚くなっている。つまり、当該部分において、ウェブ2の剛性が、局所的に高くなっている。別の観点からいえば、ウェブ2は、第1部分21aと第1部材22とが重なっている部分において厚さT4を有しており、厚さT4は、厚さT2及び厚さT3よりも大きくなっている。その結果、使用者が比較例に係る捕球具を着用した手に力を入れた際、そのような剛性の高い箇所を中心として折れ曲がり、アーチ形状が崩れる。例えば、本体部1の捕球面にボールを保持しようとした際に、第1部分21aと第1部材22とが重なっている部分で折れ曲がり、アーチ形状が崩れる。
他方で、実施形態に係る野球用又はソフトボール用捕球具のウェブ2においては、第1溝2gが、第1部分21aと第1部材22との境界に沿って、第1面2eに設けられている。そのため、実施形態に係る野球用又はソフトボール用捕球具のウェブ2においては、第1部分21aと第1部材22とが重ならないように配置されている。したがって、実施形態に係る野球用又はソフトボール用捕球具のウェブ2においては、ループ部21の近傍における剛性の局所的な上昇を抑制することができる。その結果、実施形態に係る野球用又はソフトボール用捕球具によると、使用者が実施形態に係る野球用又はソフトボール用捕球具を着用した手に力を入れたとしても、捕球具の緩やかなアーチ形状が崩れにくいため、捕球具の使用感を高めることができる。例えば、本体部1の捕球面にボールを保持しようとした際に、剛性の局所的な上昇が抑制されるため、アーチ形状が崩れにくい。
次に、実施形態に係る野球用又はソフトボール用捕球具の追加的な効果を説明する。
第1面2eが捕球面の一部を構成している場合、第1溝2gも捕球面側に位置していることになる。第1溝2gが捕球面側に位置している場合、捕球の際に球が第1溝2gと接触することにより、ウェブ2が傷む可能性がある。他方、第2面2fが捕球面を構成している場合には、第1溝2gは捕球面側に位置していない。そのため、第1溝2gには、通常、球が接触しない。そのため、この場合には、ウェブ2の耐久性を改善することができる。
第2辺2bは、第1辺2aよりも捕球具の中心に近い位置にあるため、ループ部21による局所的な剛性の上昇が第2辺2b側で生じた場合、捕球具のアーチ形状の崩れは、より顕著に生じやすい。実施形態に係る野球用又はソフトボール用捕球具によると、ループ部21を設けることによりウェブ2の剛性の局所的な上昇を抑制することができるため、ループ部21を第2辺2bに設ける場合であっても、アーチ形状の崩れを抑制することができる。
投手や鋭い打球への対処が要求される野手が使用する捕球具は、第1指袋11と第2指袋12との間の領域がウェブ2により密閉されている場合がある。しかしながら、この場合には、ウェブ2の剛性が相対的に上昇するため、捕球具のアーチ形状の崩れが相対的に生じやすくなる。実施形態に係る野球用又はソフトボール用捕球具によると、ループ部21近傍における剛性の局所的な上昇を抑制することができるため、このような場合であっても、捕球具のアーチ形状の崩れを抑制することができる。
今回開示された実施形態は全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本実施形態は、野球用の捕球具に特に有利に適用される。
1 本体部、11 第1指袋、12 第2指袋、13 第3指袋、14 第4指袋、15 第5指袋、16 掌袋、2 ウェブ、2a 第1辺、2b 第2辺、2c 第3辺、2d 第4辺、2e 第1面、2f 第2面、2g 第1溝、2h 第2溝、21 ループ部、21a 第1部分、21b 第2部分、22 第1部材、23 第2部材、24 第3部材、3 紐部材、T1,T2,T3,T4 厚さ。

Claims (9)

  1. 親指を受け入れる第1指袋と、人差し指を受け入れる第2指袋とを有する本体部と、
    前記第1指袋と前記第2指袋との間に配置され、かつ、前記第1指袋に沿う第1辺と、前記第1辺と対向する第2辺と、第1面と、前記第1面の反対面である第2面とを有するウェブとを備え、
    前記ウェブは、前記第1面に配置される第1部材と、前記第2面に配置される第2部材とを有し、
    前記ウェブは、前記第1面側に配置される第1部分と、前記第2面側に配置され、かつ前記第1部分から折り返される第2部分とを含む少なくとも1以上のループ部を有し、
    前記ループ部は、前記第1辺及び前記第2辺の少なくとも一方に設けられ、
    前記第1面には、前記第1部分と前記第1部材との境界に沿って配置される第1溝が設けられる、野球用又はソフトボール用捕球具。
  2. 前記第1溝に位置する前記ウェブを構成する層の数は、前記第1溝に隣接して配置される前記ウェブを構成する層の数よりも少ない、請求項1に記載の野球用又はソフトボール用捕球具。
  3. 前記第2面は、捕球面の一部を構成する、請求項1又は2に記載の野球用又はソフトボール用捕球具。
  4. 前記ループ部は、前記第2辺に設けられる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の野球用又はソフトボール用捕球具。
  5. 前記ループ部の数は複数である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の野球用又はソフトボール用捕球具。
  6. 前記ウェブは、前記第1部材と前記第2部材との間に配置される第3部材をさらに有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の野球用又はソフトボール用捕球具。
  7. 前記第1指袋と前記第2指袋との間の領域は、前記ウェブにより密閉されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の野球用又はソフトボール用捕球具。
  8. 前記ループ部は、前記第2部材の一部である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の野球用又はソフトボール用捕球具。
  9. 前記第2面には、前記第2部分と前記第2部材との境界に沿って配置される第2溝が設けられる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の野球用又はソフトボール用捕球具。
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