JP2019122017A - ウェアラブルスピーカシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】低音の再生と同時に低音の音圧を聴者の身体に伝えることによってより高い臨場感が得られるウェアラブルスピーカシステムを提供する。【解決手段】ウェアラブルスピーカシステムは、U字状のエンクロージャ101を有し、エンクロージャ101の第1端部領域101Lには、第1スピーカユニット102Lが配置され、第2端部領域101Rには、第2スピーカユニット102Rが配置され、中央部領域101Cと第1端部領域101Lとの間および中央部領域101Cと第2端部領域101Rとの間は、第1重り105Lおよび第2重り105Rを中間に有する伸縮可能な第1蛇腹部107Lおよび第2蛇腹部107Rとしてそれぞれ構成されており、中央部領域101Cが、第1および第2スピーカユニット102L、102R側に位置する低音放出用の第1開口部104Lおよび第2開口部104Rを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、ウェアラブルスピーカシステムに関し、詳しくは、聴者が耳以外の部分に装着して使用するウェアラブルスピーカシステムに関する。
音声を出力するスピーカシステムとして、例えばテレビジョン受信機などに内蔵されているものがある。しかし、内蔵されているスピーカシステムのスピーカは、大きな口径を有さず大音量が得られず、また、低音の再生が十分に行えず臨場感が不足する場合がある。臨場感を得るためには、大口径スピーカを有するスピーカシステムやヘッドフォンが使用される場合が多い。
大口径スピーカを有するスピーカシステムを用いる場合には、ある程度の空間の広さが必要であり、このため、移動しながら音楽などを楽しむということには向いていない。ヘッドフォンを用いる場合には、移動しながら音楽などを楽しむことはできるが、ヘッドフォンを用いる聴者は、周りの音が聞こえなくなる問題がある。
また、ヘッドフォンの場合は、音像が聴者の頭内に定位するために長時間の使用により疲労感を感じる問題もある。
さらに、低音の音圧を耳だけではなく、振動を通じて身体で感じることが臨場感を高めるために重要であるが、スピーカシステムを用いても小音量の場合や、ヘッドフォンを用いる場合には、実現が困難であるという問題もある。
以上の問題を解消するため、特許文献1には、聴者の体に装着し、聴者の耳を塞がない、首掛け式のウェアラブルスピーカ装置が開示されており、スピーカが聴者の顎の下に位置するとともに耳の方向を向くようになっている。
特開2009−201088号公報
上述のように特許文献1に記載のウェアラブルスピーカシステムにおいては、振動を通じて低音の音圧を聴者の身体に伝える機構を含む、低音の再生に関する機構が備えられていない。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたものであり、低音の再生と同時に、低音の音圧を聴者の身体に伝えることによってより高い臨場感が得られるウェアラブルスピーカシステムを提供することをその目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、U字状のエンクロージャを有するウェアラブルスピーカシステムであって、前記エンクロージャの第1端部領域には、第1スピーカユニットが配置され、前記エンクロージャの第2端部領域には、第2スピーカユニットが配置され、前記エンクロージャの中央部領域と前記第1端部領域との間および前記中央部領域と前記第2端部領域との間は、重りを中間に有する伸縮可能な蛇腹部としてそれぞれ構成されており、前記エンクロージャの前記中央部領域が、前記第1スピーカユニットおよび前記第2スピーカユニット側に位置する低音放出用の開口部を備えていることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記エンクロージャの前記中央部領域と前記第1端部領域との間および前記中央部領域と前記第2端部領域との間を固定的に保持する外面構造が、前記蛇腹部の周囲を含む一定の範囲に形成されていることを特徴とするものである。
第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記重りが、連通口を備え、該連通口が、前記重りの一端または両端から所定の長さで突き出ているダクトから構成されることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1から第3のいずれか1の技術手段において、前記エンクロージャが、前記中央部領域において、内部空間を分離する隔壁を備えていることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1から第4のいずれか1の技術手段において、前記エンクロージャの前記中央部領域から、前記エンクロージャの外部に突き出て、前記第1スピーカユニットおよび前記第2スピーカユニットに沿ってそれぞれ延伸するバスレフダクトを有し、それぞれの前記バスレフダクトの終端が前記第1スピーカユニットおよび前記第2スピーカユニット付近で開口していることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、U字状のエンクロージャを有するウェアラブルスピーカシステムであって、前記エンクロージャの第1端部領域には、第1スピーカユニットが配置され、前記エンクロージャの第2端部領域には、第2スピーカユニットが配置され、前記エンクロージャの前記第1端部領域と中央部領域の間および前記第2端部領域と前記中央部領域の間は、前記エンクロージャの内部空間を分離する重りを中間に有する伸縮可能な蛇腹部としてそれぞれ構成されており、前記第1スピーカユニットおよび前記第2スピーカユニットが、前記第1端部領域および前記第2端部領域でそれぞれ開口するバスレフダクトを有していることを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1から第6のいずれか1の技術手段において、前記エンクロージャを聴者の首に掛けた場合、前記開口部または前記バスレフダクトの一端が前記聴者の耳の下方に位置することを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第1から第7のいずれか1の技術手段において、前記エンクロージャを聴者の首に掛けた場合、前記第1スピーカユニットおよび前記第2スピーカユニットそれぞれが前記聴者の上胸に位置することを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第1から第8のいずれか1の技術手段において、前記エンクロージャの前記U字状の内側に弾力性のあるアーチ状部材を備えていることを特徴としたものである。
本発明によれば、低音の再生と同時に、低音の音圧を身体に伝えることによってより高い臨場感を得ることができるウェアラブルスピーカシステムを提供することができる。
本発明の実施形態1に係るウェアラブルスピーカシステムの正面透視図である。 本発明の実施形態1に係るウェアラブルスピーカシステムの断面図である。 本発明の実施形態2に係るウェアラブルスピーカシステムの正面透視図である。 本発明の実施形態2に係るウェアラブルスピーカシステムの断面図である。 本発明の実施形態3に係るウェアラブルスピーカシステムの正面透視図である。 本発明の実施形態1に係るウェアラブルスピーカシステムの要部断面図である。 本発明の実施形態3に係るウェアラブルスピーカシステムの要部断面図である。 本発明の実施形態3に係るウェアラブルスピーカシステムを説明するための図である。 本発明の実施形態4に係るウェアラブルスピーカシステムの正面透視図である。 本発明の実施形態5に係るウェアラブルスピーカシステムの平常時および身体装着時の正面透視図である。 本発明の実施形態5に係るウェアラブルスピーカシステムの身体装着途中の正面透視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明のウェアラブルスピーカシステムに係る好適な実施の形態について説明する。以下の説明において、異なる図面においても同じ符号を付した構成は同様のものであるとして、その説明を省略する場合がある。なお、本発明はこれらの実施形態での例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された事項の範囲内および均等の範囲内におけるすべての変更を含む。また、複数の実施形態を説明するが、組み合わせが可能である限り、実施形態は任意に組み合わせて実施することができる。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るウェアラブルスピーカシステム100の正面透視図である。ウェアラブルスピーカシステム100は、エンクロージャ101を備える。エンクロージャ101は、正面から見た場合、略U字形となっている。エンクロージャ101を正面から見た場合の形状は、馬蹄形、∩字形などと表現することも可能である。エンクロージャ101は、中央部から図1において左斜め下方および右斜め下方の両方向に延びる中央部分である中央部領域101Cと、中央部領域101Cからエンクロージャ101の両先端に向かって図1において下方に延びる部分である第1端部領域101Lおよび第2端部領域101Rとを含む。第1端部領域101Lには、第1スピーカユニット102Lが、第2端部領域101Rには、第2スピーカユニット102Rが配置されている。
エンクロージャ101の中央部領域101Cは、第1スピーカユニット102Lおよび第2スピーカユニット102R側にそれぞれ位置する低音放出用の第1開口部104Lと第2開口部104Rとを備えている。
そして、エンクロージャ101の中央部領域101Cと第1端部領域101Lとの間は、第1重り105Lを中間に有する伸縮可能な第1蛇腹部107Lとして構成される。また、第1蛇腹部107Lの周囲を含む一定の範囲には、エンクロージャ101の中央部領域101Cと第1端部領域101Lとの間を固定的に保持する第1外面構造112Lが形成されている。
第1重り105Lを両側から支える1組の第1蛇腹部107Lが伸縮可能に構成され、第1重り105Lが重力により垂れ下がってしまうのを、第1外面構造112Lが防止している。
エンクロージャ101の中央部領域101Cと第2端部領域101Rとの間は、第2重り105Rを中間に有する伸縮可能な第2蛇腹部107Rとして構成される。また、第2蛇腹部107Rの周囲を含む一定の範囲には、エンクロージャ101の中央部領域101Cと第2端部領域101Rとの間を固定的に保持する第2外面構造112Rが形成されている。
第2重り105Rを両側から支える1組の第2蛇腹部107Rが伸縮可能に構成され、第2重り105Rが重力により垂れ下がってしまうのを、第2外面構造112Rが防止している。
第1スピーカユニット102Lは、内部に空洞を有する長尺形状を有する。長尺形状の端部には、長尺形状の延在する向きとは垂直方向に向いている第1スピーカ103Lが備えられている。また、長尺形状の別の端部は、図示しない開口を有し、開口は第1蛇腹部107Lの一端と接続されている。そして、第1蛇腹部107Lの第1重り105Lを挟んで反対側の別の一端は、中央部領域101Cの内部空間と接続されている。
また、エンクロージャ101の中央部領域101Cは、第1スピーカユニット102L側に位置する低音放出用の第1開口部104Lを備えている。図1においては、第1スピーカ103Lと第1開口部104Lとは同一の方向を向いているが、異なっていてもよい。
第2スピーカユニット102Rは、内部に空洞を有する長尺形状を有する。長尺形状の端部には、長尺形状の延在する向きとは垂直方向に向いている第2スピーカ103Rが備えられている。また、長尺形状の別の端部は、図示しない開口を有し、開口は第2蛇腹部107Rの一端と接続されている。そして、第2蛇腹部107Rの第2重り105Rを挟んで反対側の別の一端は、中央部領域101Cの内部空間と接続されている。
また、エンクロージャ101の中央部領域101Cは、第2スピーカユニット102R側に位置する低音放出用の第2開口部104Rを備えている。図1においては、第2スピーカ103Rと第2開口部104Rとは同一の方向を向いているが、異なっていてもよい。
図2は、図1におけるI−I切断線における第1スピーカユニット102Lの先端から第1蛇腹部107Lに至る手前までの断面図である。図2には、第1スピーカユニット102Lの断面が示されている。なお、第2スピーカユニット102Rの先端から第2蛇腹部107Rに至る手前までの断面図は、図2に示す第1スピーカユニット102Lと線対称であるため、図示は省略する。
第1スピーカユニット102Lは、図2に向かって上方に向けられている第1スピーカ103Lを有する。第1スピーカ103Lは、第1スピーカ103Lを構成するスピーカフレーム103aと、スピーカフレーム103aに支持される磁気回路103bと、磁気回路103bとスピーカフレーム103aとに接続される振動板103cとを有する。
磁気回路103bは、図示しない磁石とボイスコイルとを備え、ボイスコイルは図示しないケーブルに接続され、ケーブルに供給される信号に応じて、振動板103cを振動させ、音声を発生させる。
また、第1スピーカ103Lの振動板103cが磁石とボイスコイルとの作用により振動し音声を発生すると、音声に応じて第1スピーカユニット102Lの内部の気圧変動(いわゆる背圧)が生じる。
この気圧変動が、1組の第1蛇腹部107Lにより両側から支えられる第1重り105Lを第1スピーカユニット102Lの長尺形状の延在する向きに振動させることにより、図1に示す中央部領域101Cの内部空間の気圧変動を生じさせ、第1開口部104Lから低音が放出される。
同様に、この気圧変動が、1組の第2蛇腹部107Rにより両側から支えられる第2重り105Rを第2スピーカユニット102Rの長尺形状の延在する向きに振動させることにより、図1に示す中央部領域101Cの内部空間の気圧変動を生じさせ、第2開口部104Rから低音が放出される。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態に係るウェアラブルスピーカシステム100を正面から見た場合の正面透視図である。
第2の実施形態に係るウェアラブルスピーカシステム100は、基本的な構成は、上述した第1の実施形態に係るウェアラブルスピーカシステム100と同様であるが、以下の点で異なる。
すなわち、第1バスレフダクト108Lおよび第2バスレフダクト108Rが設けられ、それぞれ、第1スピーカユニット102Lおよび第2スピーカユニット102Rの内部から延伸し、第1および第2スピーカユニット102L,102Rのそれぞれに設けられた第1開口部109Lおよび第2開口部109Rからエンクロージャ101の外部に開口する構成になっている。
なお、図3では示さないが、第1の実施形態と同様に、エンクロージャ101の中央部領域101Cと第1端部領域101Lとの間および中央部領域101Cと第2端部領域101Rとの間を固定的に保持する第1および第2外面構造112L,112Rが、第1および第2蛇腹部107L,107Rの周囲を含む一定の範囲に形成されていてもよい。
図4は、図3におけるK−K切断線における第1スピーカユニット102Lの先端から第1蛇腹部107Lに至る手前までの断面図である。なお、第2スピーカユニット102Rの先端から第2蛇腹部107Rに至る途中までの断面図は、図4に示す第1スピーカユニット102Lと線対称であるため、図示は省略する。
このような第1スピーカユニット102Lおよび第2スピーカユニット102Rの構成によると、第1重り105Lおよび第2重り105Rが、第1蛇腹部107Lおよび第2蛇腹部107Rに接続する第1スピーカユニット102Lおよび第2スピーカユニット102R側の全面で上記背圧を受けることにより、第1蛇腹部107Lおよび第2蛇腹部107Rに伝わる振動が増して、聴者は、低音の再生と同時に、低音の音圧をより大きな振動として身体で感じることができる。
(第3の実施形態)
図5は、本発明の第3の実施形態に係るウェアラブルスピーカシステム100を正面から見た場合の正面透視図である。
第3の実施形態に係るウェアラブルスピーカシステム100は、基本的な構成は、上述した第1の実施形態に係るウェアラブルスピーカシステム100と同様であるが、以下の点で異なる。
すなわち、エンクロージャ101の中央部領域101Cと第1端部領域101Lとの間は、連通口を備えた第1重り105Lを中間に有する伸縮可能な第1蛇腹部107Lとして構成される。また、上記連通口は、第1重り105Lの連通口の一端または両端から所定の長さで突き出ている第1ダクト106Lから構成される。
エンクロージャ101の中央部領域101Cと第2端部領域101Rとの間は、連通口を備えた第2重り105Rを中間に有する伸縮可能な第2蛇腹部107Rとして構成される。また、上記連通口は、第2重り105Rの連通口の一端または両端から所定の長さで突き出ている第2ダクト106Rから構成される。
第1スピーカユニット102Lは、内部に空洞を有する長尺形状を有する。長尺形状の端部には、長尺形状の延在する向きとは垂直方向に向いている第1スピーカ103Lが備えられている。また、長尺形状の別の端部は、図示しない開口を有し、開口は第1蛇腹部107Lの一端と接続されている。そして、第1蛇腹部107Lの第1重り105Lを挟んで反対側の別の一端は、中央部領域101Cの内部空間と接続されている。
第1スピーカユニット102Lの上記開口は、第1蛇腹部107Lの上記一端と接続していることにより、1組の第1蛇腹部107Lに両端を挟まれた第1重り105Lの一端または両端から所定の長さで突き出ている第1ダクト106Lを通じて、第1蛇腹部107Lの第1重り105Lを挟んで反対側の別の一端に接続している中央部領域101Cの内部空間と連通している。
これにより、第1スピーカユニット102Lと中央部領域101Cの内部空間との間で、第1ダクト106Lを通じて、空気の移動が可能となっている。
また、エンクロージャ101の中央部領域101Cは、第1スピーカユニット102L側に位置する低音放出用の第1開口部104Lを備えている。図5においては、第1スピーカ103Lと第1開口部104Lとは同一の方向を向いているが、異なっていてもよい。
第2スピーカユニット102Rは、内部に空洞を有する長尺形状を有する。長尺形状の端部には、長尺形状の延在する向きとは垂直方向に向いている第2スピーカ103Rが備えられている。また、長尺形状の別の端部は、図示しない開口を有し、開口は第2蛇腹部107Rの一端と接続されている。そして、第2蛇腹部107Rの第2重り105Rを挟んで反対側の別の一端は、中央部領域101Cの内部空間と接続されている。
第2スピーカユニット102Rの上記開口は、第2蛇腹部107Rの上記一端と接続していることにより、1組の第2蛇腹部107Rに両端を挟まれた第2重り105Rの一端または両端から所定の長さで突き出ている第2ダクト106Rを通じて、第2蛇腹部107Rの第2重り105Rを挟んで反対側の別の一端に接続している中央部領域101Cの内部空間と連通している。
これにより、第2スピーカユニット102Rと中央部領域101Cの内部空間との間で、第2ダクト106Rを通じて、空気の移動が可能となっている。
また、エンクロージャ101の中央部領域101Cは、第2スピーカユニット102R側に位置する低音放出用の第2開口部104Rを備えている。図5においては、第2スピーカ103Rと第2開口部104Rとは同一の方向を向いているが、異なっていてもよい。
なお、図5では示さないが、第1の実施形態と同様に、エンクロージャ101の中央部領域101Cと第1端部領域101Lとの間および中央部領域101Cと第2端部領域101Rとの間を固定的に保持する第1および第2外面構造112L,112Rが、第1および第2蛇腹部107L,107Rの周囲を含む一定の範囲に形成されていてもよい。
図5におけるI−I切断線における第1スピーカユニット102Lの先端から第1蛇腹部107Lに至る手前までの断面図は、図2と同様であるため、図示は省略する。
なお、第2スピーカユニット102Rの先端から第2蛇腹部107Rに至る手前までの断面図は、図2に示す第1スピーカユニット102Lと線対称であるため、これについても図示は省略する。
図6Aは、第1の実施形態に係る図1におけるJ−J切断線における第1スピーカユニット102Lの長尺形状の別の端部から、第1重り105Lを挟む1組の第1蛇腹部107Lを通じて、中央部領域101Cの内部空間に至るまでの要部断面図である。図6Aには、第1スピーカユニット102Lの一部、第1重り105L、第1蛇腹部107L、中央部領域101Cの一部および第1開口部104Lの断面が示されている。
なお、第2スピーカユニット102Rの長尺形状の別の端部から、第2重り105Rを挟む1組の第2蛇腹部107Rを通じて、中央部領域101Cの内部空間に至るまでの要部断面図は、図6Aに示す要部断面図と同様の構成であるため、図示は省略する。
また、第2の実施形態について、第1蛇腹部107Lとその両端付近の構成は、第1開口部104Lがエンクロージャ101の中央部領域101Cの第1スピーカユニット102L側の位置に設けられていない点以外では、第1の実施形態と共通し、第2の実施形態における上記構成の要部断面図は、図6Aと略同様である。
第1の実施形態に係る図6Aに対し、第3の実施形態に係る図6Bは、図5におけるL−L切断線における第1スピーカユニット102Lの長尺形状の別の端部から、第1重り105Lを挟む1組の第1蛇腹部107Lを通じて、中央部領域101Cの内部空間に至るまでの要部断面図である。図6Bには、第1スピーカユニット102Lの一部、第1重り105L、第1ダクト106L、第1蛇腹部107L、中央部領域101Cの一部および第1開口部104Lの断面が示されている。
なお、第2スピーカユニット102Rの長尺形状の別の端部から、第2重り105Rを挟む1組の第2蛇腹部107Rを通じて、中央部領域101Cの内部空間に至るまでの要部断面図は、図6Bに示す要部断面図と同様の構成であるため、図示は省略する。
上述のように、第1スピーカ103Lの振動板103Cが振動し、音声が発生すると、発生した音声は、第1ダクト106Lを通じて、第1開口部104Lからエンクロージャ101の外部に放出され、低音部分が強調されて聴者の耳に届く。
一方、第1ダクト106Lから構成される連通口の周りの第1重り105Lの面に、上記背圧が掛かることにより、第1重り105Lを挟む第1蛇腹部107Lが、第1スピーカユニット102Lの長尺形状の延在する向きに振動し、聴者は、低音の再生と同時に、低音の音圧を振動として身体で感じることができる。
ここで、第1ダクト106Lの径と長さは、強調したい低音に応じて決定される。また、第1ダクト106Lの径が大きくなると、第1重り105Lの連通口の周りの面の表面積が相対的に小さくなることから、上記振動は小さくなる。一方、第1ダクト106Lの径が小さくなると、第1重り105Lの連通口の周りの面の表面積が相対的に大きくなることから、上記振動は大きくなる。
さらに、第1重り105L自体の重さによっても、上記振動の周波数は変化する。すなわち、第1重り105Lを重くすると、上記振動の周波数は低くなり、第1重り105Lを軽くすると、上記振動の周波数は高くなる。
図7は、聴者の首の後ろからウェアラブルスピーカシステム100を掛け、エンクロージャ101の中央部領域101Cが首の後方から首を取り巻くように位置し、第1スピーカユニット102Lおよび第2スピーカユニット102Rが首の前方に位置するようにした状態(首掛け状態)を示す図である。
首掛け状態において、第1スピーカ103Lおよび第2スピーカ103Rから音声を発生させると、上述のように、振動板103cが発生する音声は、第1ダクト106Lおよび第2ダクト106Rを通じて第1開口部104Lおよび第2開口部104Rからエンクロージャ101の外部に放出される。
すなわち、第1開口部104Lに、第1スピーカ103Lの振動板103cにより発生する音声の主に低周波成分に応じた空気の出入りが発生し、この空気の出入りにより低音が聴者に伝わることになる。また、同様に、第2開口部104Rからの空気の出入りにより低音が聴者に伝わることになる。
したがって、第1開口部104Lおよび第2開口部104Rにより、聴者は高い臨場感を得ることができる。第1開口部104Lおよび第2開口部104Rにより、さらに高い臨場感を得るためには、第1開口部104Lおよび第2開口部104Rのそれぞれは、聴者の左右の耳YLおよびYRの下方に位置するようになっていることが好ましい。
また、首掛け状態において、第1スピーカユニット102Lおよび第2スピーカユニット102Rが、聴者の上胸の部位、例えば鎖骨周辺や乳房の上部、に位置することにより、聴者は体の前方で第1スピーカユニット102Lおよび第2スピーカユニット102Rの振動も感じることができ、臨場感を得ることができる。
エンクロージャ101の中央部領域101Cと、第1スピーカユニット102Lの内部および第2スピーカユニット102Rの内部とは、それぞれ第1ダクト106Lおよび第2ダクト106Rを通じて連通しているので、第1スピーカ103Lにより発生する音声に応じた気圧変動がエンクロージャ101の中央部領域101Cを経由して第2スピーカユニット102R側へも伝わり、第2スピーカユニット102Rや第2スピーカ103Rの振動板103cを振動させ、また、第2スピーカ103Rにより発生する音声に応じた気圧変動がエンクロージャ101の中央部領域101Cを経由して第1スピーカユニット102L側へも伝わり、第1スピーカユニット102Lや第1スピーカ103Lの振動板103cを振動させることになる。
また、第1スピーカ103Lおよび第2スピーカ103Rにより発生する音声に応じた気圧変動は、第1開口部104Lおよび第2開口部104Rからエンクロージャ101の外部へと伝わる。
したがって、聴者の左耳YLには、第1スピーカ103Lによる音声のみならず上記の気圧変動による第1スピーカユニット102Lの振動や第1スピーカ103Lの振動板103cの振動によってある程度の第2スピーカ103Rから発生している音声も混合して聞こえ、また、右耳YRには、第2スピーカ103Rによる音声のみならずある程度の第1スピーカ103Lによる音声も混合して聞こえることになる。これにより、聴者は、音像の定位位置が頭内から前方に位置したように感じ、さらに高い臨場感を得ることができる。
ただし、エンクロージャ101が、中央部領域101Cにおいて、内部空間を分離する隔壁を備えている構成とすることもできる。この場合、隔壁により、第1スピーカユニット102Lおよび第2スピーカユニット102Rにより発生する音声の左右の分離特性が高じることによる所謂メリハリの利いた音声を聴者は聞くことができる。
以上のように、本実施形態によれば、第1スピーカユニット102Lおよび第2スピーカユニット102Rそれぞれの内部と連通した第1ダクト106Lおよび第2ダクト106Rにより、低音の再生が可能となり、聴者はより高い臨場感を得ることができる。
また、第1スピーカ103Lおよび第2スピーカ103Rにより発生する音声が、第1重り105Lおよび第2重り105Rと共に第1蛇腹部107Lおよび第2蛇腹部107Rを振動させ、低音の再生と同時に、低音の音圧を振動として聴者の身体に伝えることで、聴者はより高い臨場感を得ることができる。
また、ヘッドフォンとは異なり、聴者の耳を塞がないので、音像が聴者の頭内に定位することがなく、聴者が疲労感を感じることが少なくなる。さらに、聴者は、周囲の音を聞くことができるので危険などを避けるために周囲に注意を払うことができる。
また、ウェアラブルスピーカシステム100を首掛け状態とすることにより、耳に近い位置に第1スピーカ103Lおよび第2スピーカ103Rなどが配置されるので、聴者が移動しても音場が変化することがなく、小さな音量でも十分な音圧を得ることができる。
以上のような本実施形態のウェアラブルスピーカシステム100の使用場面としては、音楽再生装置、スマートフォンまたはタブレット型端末と組み合わせて音楽などを聞いたり、スマートフォンやタブレット端末の画面に表示される動画を音声付で視聴したりする場面が挙げられる。
また、高齢者などにおいて、聴力の衰えにより聞きとりにくかったテレビの音声をウェアラブルスピーカシステム100により耳元で再生することもできる。
また、バーチャルリアリティーやオグメンティッドリアリティのシステムと組み合わせることにより、視覚および聴覚ならびに振動による身体感覚、すなわち触覚を通して高い臨場感を得ることもできる。
(第4の実施形態)
図8は、本発明の第4の実施形態に係るウェアラブルスピーカシステム100を正面から見た場合の正面透視図である。
第4の実施形態に係るウェアラブルスピーカシステム100は、基本的な構成は、上述した第3の実施形態に係るウェアラブルスピーカシステム100と同様であるが、以下の点で異なる。
すなわち、エンクロージャ101の中央部領域101Cから、エンクロージャ101の外部に突き出て、第1スピーカユニット102Lおよび第2スピーカユニット102Rに沿って延伸する第3バスレフダクト110Lおよび第4バスレフダクト110Rが更に設けられ、第3および第4バスレフダクト110L,110Rの終端が、第1および第2スピーカユニット102L,102R付近でそれぞれ開口する、低音放出用の第3開口部111Lおよび第4開口部111Rを備えている。
このような第3および第4バスレフダクト110L,110Rの終端が第1および第2スピーカユニット102L,102R付近でそれぞれ開口する第3および第4開口部111L,111Rを有する構成によると、聴者の耳により近い位置でも低音の再生が可能となり、聴者はより高い臨場感を得ることができる。
なお、本実施形態に係るウェアラブルスピーカシステム100は、図8において、第1および第2開口部104L,104Rと、第3および第4開口部111L,111Rとをいずれも有しているが、第3および第4開口部111L,111Rのみを有する構成としてもよい。
また、図8では示さないが、第1の実施形態と同様に、エンクロージャ101の中央部領域101Cと第1端部領域101Lとの間および中央部領域101Cと第2端部領域101Rとの間を固定的に保持する第1および第2外面構造112L,112Rが、第1および第2蛇腹部107L,107Rの周囲を含む一定の範囲に形成されていてもよい。
(第5の実施形態)
図9および図10は、本発明の第5の実施形態に係るウェアラブルスピーカシステム100を正面から見た場合の正面透視図である。
第5の実施形態に係るウェアラブルスピーカシステム100は、基本的な構成は、上述した第3の実施形態に係るウェアラブルスピーカシステム100と同様であるが、以下の点で異なる。
すなわち、本実施形態に係るウェアラブルスピーカシステム100は、U字型の内側に弾力性のある素材で構成されるアーチ状部材112を有する。アーチ状部材113は、例えば、エンクロージャ101の中央部領域101Cと、第1スピーカユニット102Lおよび第2スピーカユニット102Rとに設けられた固定部材114により、ウェアラブルスピーカシステム100に固定される。
このようなアーチ状部材112を有する構成によると、ウェアラブルスピーカシステム100は、図9に示される状態(平常時および身体装着時の状態)において、U字型を保ちつつ、図10に示される状態(身体装着途中の状態)において、第1蛇腹部107Lおよび第2蛇腹部107Rを介して、第1スピーカユニット102Lと第2スピーカユニット102Rとの間のU字型の内側の間隔を一時的に拡げることができ、聴者が首に掛けるのが容易となる。
100…ウェアラブルスピーカシステム、101…エンクロージャ、101C…中央部領域、101L…第1端部領域、101R…第2端部領域、102L…第1スピーカユニット、102R…第2スピーカユニット、103L…第1スピーカ、103R…第2スピーカ、103a…スピーカフレーム、103b…磁気回路(永久磁石とボイスコイル)、103c…振動板、104L…第1開口部、104R…第2開口部、105L…第1重り、105R…第2重り、106L…第1ダクト、106R…第2ダクト、107L…第1蛇腹部、107R…第2蛇腹部、108L…第1バスレフダクト、108R…第2バスレフダクト、109L…第1開口部、109R…第2開口部、110L…第3バスレフダクト、110R…第4バスレフダクト、111L…第3開口部、111R…第4開口部、112L…第1外面構造、112R…第2外面構造、113…アーチ状部材、114…固定部材。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、U字状のエンクロージャを有するウェアラブルスピーカシステムであって、前記エンクロージャの第1端部領域には、第1スピーカユニットが配置され、前記エンクロージャの第2端部領域には、第2スピーカユニットが配置され、前記エンクロージャの中央部領域と前記第1端部領域の間および前記中央部領域と前記第2端部領域の間は、重りを中間に有する伸縮可能な蛇腹部としてそれぞれ構成されており、前記エンクロージャの前記中央部領域が、前記第1スピーカユニットおよび前記第2スピーカユニット側に位置する低音放出用の開口部を備えていることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記エンクロージャの前記中央部領域と前記第1端部領域の間および前記中央部領域と前記第2端部領域の間を固定的に保持する外面構造が、前記蛇腹部の周囲を含む一定の範囲に形成されていることを特徴とするものである。
第7の技術手段は、第1から第のいずれか1の技術手段において、前記エンクロージャを聴者の首に掛けた場合、前記開口部の一端が前記聴者の耳の下方に位置することを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第5または第6の技術手段において、前記エンクロージャを聴者の首に掛けた場合、前記バスレフダクトの一端が前記聴者の耳の下方に位置することを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第1から第8のいずれか1の技術手段において、前記エンクロージャを聴者の首に掛けた場合、前記第1スピーカユニットおよび前記第2スピーカユニットのそれぞれが前記聴者の上胸に位置することを特徴としたものである。

Claims (9)

  1. U字状のエンクロージャを有するウェアラブルスピーカシステムであって、
    前記エンクロージャの第1端部領域には、第1スピーカユニットが配置され、
    前記エンクロージャの第2端部領域には、第2スピーカユニットが配置され、
    前記エンクロージャの中央部領域と前記第1端部領域との間および前記中央部領域と前記第2端部領域との間は、重りを中間に有する伸縮可能な蛇腹部としてそれぞれ構成されており、
    前記エンクロージャの前記中央部領域が、前記第1スピーカユニットおよび前記第2スピーカユニット側に位置する低音放出用の開口部を備えていることを特徴とするウェアラブルスピーカシステム。
  2. 前記エンクロージャの前記中央部領域と前記第1端部領域との間および前記中央部領域と前記第2端部領域との間を固定的に保持する外面構造が、前記蛇腹部の周囲を含む一定の範囲に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のウェアラブルスピーカシステム。
  3. 前記重りが、連通口を備え、該連通口が、前記重りの一端または両端から所定の長さで突き出ているダクトから構成されることを特徴とする請求項1または2に記載のウェアラブルスピーカシステム。
  4. 前記エンクロージャが、前記中央部領域において、内部空間を分離する隔壁を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載のウェアラブルスピーカシステム。
  5. 前記エンクロージャの前記中央部領域から、前記エンクロージャの外部に突き出て、前記第1スピーカユニットおよび前記第2スピーカユニットに沿ってそれぞれ延伸するバスレフダクトを有し、
    それぞれの前記バスレフダクトの終端が前記第1スピーカユニットおよび前記第2スピーカユニット付近で開口していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1に記載のウェアラブルスピーカシステム。
  6. U字状のエンクロージャを有するウェアラブルスピーカシステムであって、
    前記エンクロージャの第1端部領域には、第1スピーカユニットが配置され、
    前記エンクロージャの第2端部領域には、第2スピーカユニットが配置され、
    前記エンクロージャの前記第1端部領域と中央部領域の間および前記第2端部領域と前記中央部領域の間は、前記エンクロージャの内部空間を分離する重りを中間に有する伸縮可能な蛇腹部としてそれぞれ構成されており、
    前記第1スピーカユニットおよび前記第2スピーカユニットが、前記第1端部領域および前記第2端部領域でそれぞれ開口するバスレフダクトを有していることを特徴とするウェアラブルスピーカシステム。
  7. 前記エンクロージャを聴者の首に掛けた場合、前記開口部または前記バスレフダクトの一端が前記聴者の耳の下方に位置することを特徴とする請求項1から6のいずれか1に記載のウェアラブルスピーカシステム。
  8. 前記エンクロージャを聴者の首に掛けた場合、前記第1スピーカユニットおよび前記第2スピーカユニットそれぞれが前記聴者の上胸に位置することを特徴とする請求項1から7のいずれか1に記載のウェアラブルスピーカシステム。
  9. 前記エンクロージャの前記U字状の内側に弾力性のあるアーチ状部材を備えていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1に記載のウェアラブルスピーカシステム。
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