JP2019121873A - 弾性波デバイス、フィルタおよびマルチプレクサ - Google Patents
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Abstract
【課題】耐電力性を向上させること。【解決手段】圧電基板と、圧電基板上に設けられ、複数の電極指を有する一対の櫛型電極を各々有し、第1ノードと第2ノードとの間に直列に接続された1または複数のIDTと、圧電基板上における1または複数のIDTの複数の電極指の配列方向に設けられ、配列方向に配列された複数のグレーティング電極と複数のグレーティング電極の少なくとも1つが接続された一対のバスバーとを各々有し、第1ノードと第3ノードの間に直列に接続された1または複数の反射器と、を備え、1または複数の反射器の少なくとも1つの反射器において、複数のグレーティング電極のうち1または複数のIDTに最も近い第1グレーティング電極は、一対のバスバーのうち第3ノード側のバスバーと接続されていない弾性波共振器と、一端が第3ノードに接続され、第1ノードと複数のグレーティング電極の少なくとも一部を介し電気的に接続されたキャパシタと、を備える弾性波デバイス。【選択図】図3
Description
本発明は、弾性波デバイス、フィルタおよびマルチプレクサに関し、例えば弾性波共振器とキャパシタを有する弾性波デバイス、フィルタおよびマルチプレクサに関する。
弾性表面波共振器においてはIDT(Interdigital Transducer)の弾性波の伝搬方向に反射器を設ける。反射器に独立した浮き電極を設けることが知られている(例えば特許文献1)。反射器のグレーティング電極を配線として用いることが知られている(例えば特許文献2)。フィルタにキャパシタを有するキャンセル回路を設けることが知られている(例えば特許文献3)。弾性表面波共振器に並列にキャパシタを接続することが知られている(例えば特許文献4)。IDTの複数の電極指のうち最も反射器側の電極指と反射器のうち最もIDT側のグレーティング電極との距離を、IDT内の電極指間の距離および反射器内のグレーティング電極間の距離より小さくすることが知られている(例えば特許文献5)。
特許文献3および4のように弾性波共振器とキャパシタを有する弾性波デバイスにおいて、特許文献2のように弾性波共振器とキャパシタとを反射器を介し接続する場合、耐電力性が低下することがある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、耐電力性を向上させることを目的とする。
本発明は、圧電基板と、前記圧電基板上に設けられ、複数の電極指を有する一対の櫛型電極を各々有し、第1ノードと第2ノードとの間に直列に接続された1または複数のIDTと、前記圧電基板上における前記1または複数のIDTの複数の電極指の配列方向に設けられ、前記配列方向に配列された複数のグレーティング電極と前記複数のグレーティング電極の少なくとも1つが接続された一対のバスバーとを各々有し、前記第1ノードと第3ノードの間に直列に接続された1または複数の反射器と、を備え、前記1または複数の反射器の少なくとも1つの反射器において、前記複数のグレーティング電極のうち前記1または複数のIDTに最も近い第1グレーティング電極は、前記一対のバスバーのうち前記第3ノード側のバスバーと接続されていない弾性波共振器と、一端が前記第3ノードに接続され、前記第1ノードと前記複数のグレーティング電極の少なくとも一部を介し電気的に接続されたキャパシタと、を備える弾性波デバイスである。
上記構成において、前記第1グレーティング電極の延伸方向には前記第3ノード側のバスバーは設けられていない構成とすることができる。
上記構成において、前記第1グレーティング電極は前記第1ノードとは接続されていない構成とすることができる。
上記構成において、前記複数のグレーティング電極のうち前記第1グレーティング電極の次に前記1または複数のIDTに近い第2グレーティング電極は、前記第3ノード側のバスバーと接続されていない構成とすることができる。
本発明は、圧電基板と、前記圧電基板上に設けられ、複数の電極指と前記複数の電極指が接続されたバスバーとを有する一対の櫛型電極を各々有し、第1ノードと第2ノードとの間に直列に接続された1または複数のIDTと、前記圧電基板上における前記1または複数のIDTの複数の電極指の配列方向に設けられ、前記配列方向に配列された複数のグレーティング電極を各々有し、前記第1ノードと第3ノードの間に直列に接続された1または複数の反射器と、を備え、前記1または複数のIDTのうち少なくとも1つのIDTにおいて、複数の電極指のうち前記1または複数の反射器に最も近い電極指の延伸方向に、前記第2ノード側のバスバーは設けられていない弾性波共振器と、一端が前記第3ノードに接続され、前記第1ノードと前記複数のグレーティング電極の少なくとも一部を介し電気的に接続されたキャパシタと、を備える弾性波デバイスである。
上記構成において、前記1または複数のIDTは、1つのIDTである構成とすることができる。
上記構成において、前記1または複数のIDTは、複数のIDTである構成とすることができる。
上記構成において、前記複数のグレーティング電極のうち最も前記1または複数のIDTに近い第1グレーティング電極と前記1または複数のIDTの複数の電極指のうち前記反射器に最も近い電極指との距離は、前記複数のグレーティング電極のうち隣接するグレーティング電極間の距離並びに前記1または複数のIDTの複数の電極指のうち隣接する電極指間の距離より小さい構成とすることができる。
上記構成において、前記キャパシタの他端は前記第3ノードに電気的に接続されている構成とすることができる。
本発明は、上記弾性波デバイスを含むフィルタである。
本発明は、上記弾性波デバイスと、入力端子と出力端子との間に直列に接続され、少なくとも1つの直列共振器は前記弾性波共振器である1または複数の直列共振器と、を備えるフィルタである。
本発明は、上記弾性波デバイスと、入力端子と出力端子との間に直列に接続された1または複数の直列共振器と、前記1または複数の直列共振器の少なくとも1つの直列共振器に並列に接続され、前記キャパシタを含む経路と、を備えるフィルタである。
本発明は、上記フィルタを含むマルチプレクサである。
本発明によれば、上記課題に鑑みなされたものであり、耐電力性を向上させることができる。
図1は、比較例1および実施例1に係る弾性波デバイスの回路図である。図1に示すように、端子T1とT2との間に弾性波共振器Rが接続されている。弾性波共振器Rの一端はノードN1に他端はノードN2に接続されている。キャパシタCはノードN1とN2との間において弾性波共振器Rに並列に接続されている。
[比較例1]
図2(a)は、比較例1に係る弾性波デバイスの平面図、図2(b)および図2(c)は、それぞれ図2(a)のA−A断面図およびB−B断面図である。電極指14の配列方向(すなわち弾性表面波の伝搬方向)をX方向、電極指14の延伸方向をY方向、圧電基板10の法線方向をZ方向とする。X方向、Y方向およびZ方向は、圧電基板10の結晶方位のX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向とは必ずしも対応しない。
図2(a)は、比較例1に係る弾性波デバイスの平面図、図2(b)および図2(c)は、それぞれ図2(a)のA−A断面図およびB−B断面図である。電極指14の配列方向(すなわち弾性表面波の伝搬方向)をX方向、電極指14の延伸方向をY方向、圧電基板10の法線方向をZ方向とする。X方向、Y方向およびZ方向は、圧電基板10の結晶方位のX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向とは必ずしも対応しない。
図2(a)から図2(c)に示すように、圧電基板10上に弾性波共振器R、キャパシタCおよび配線30から32が設けられている。配線30から32はそれぞれノードN1からN3に相当する。弾性波共振器R、キャパシタCおよび配線30から32は、圧電基板10上に設けられた金属膜12により形成されている。弾性波共振器RはIDT20、反射器22および28を有している。IDT20は、それぞれ+Y方向におよび−Y方向に設けられた一対の櫛型電極18aおよび18bを有している。櫛型電極18aおよび18bは各々複数の電極指14、複数のダミー電極指15およびバスバー16を有している。複数の電極指14および複数のダミー電極指15はバスバー16に接続されている。一方の櫛型電極18aの電極指14と他方の櫛型電極18bの電極指14とは少なくとも一部において互い違いに設けられている。櫛型電極18aの電極指14と櫛型電極18bのダミー電極指15とはY方向において対向している。同じ櫛型電極18a(または18b)の電極指14のピッチλはIDT20が励振する弾性表面波の波長にほぼ対応する。ダミー電極指15は設けられていなくてもよい。
IDT20のX方向の両側にそれぞれ反射器22および28が設けられている。反射器28は、複数のグレーティング電極24と一対のバスバー26aおよび26bとを有する。複数のグレーティング電極24は+Y方向においてバスバー26aに接続し、−Y方向においてバスバー26bに接続される。反射器22も同様の構造を有する。IDT20が励振した弾性表面波は反射器22および28により反射される。これにより、弾性表面波はIDT内に閉じ込められる。
キャパシタCは、弾性波共振器Rより−Y方向に設けられている。キャパシタCは、それぞれ−X方向におよび+X方向に設けられた一対の櫛型電極38aおよび38bを有している。櫛型電極38aおよび38bは各々複数の電極指34、複数のダミー電極指35およびバスバー36を有している。複数の電極指34および複数のダミー電極指35はバスバー36に接続されている。一方の櫛型電極38aの電極指34と他方の櫛型電極38bの電極指34とは少なくとも一部において互い違いに設けられている。櫛型電極38aの電極指34と櫛型電極38bのダミー電極指35とはX方向において対向している。ダミー電極指35は設けられていなくてもよい。
キャパシタCが励振する弾性波が弾性波共振器Rに干渉しないように、電極指34のピッチは弾性波共振器Rのピッチλより大きく異ならせる。例えば電極指34のピッチをλの2倍以上または1/2以下とする。また、電極指34の配列方向をX方向に交差する方向とする。例えば電極指34の配列方向をY方向とする。
配線30は、IDT20の櫛型電極18aのバスバー16と反射器28のバスバー26aとを接続する。配線31は、IDT20の櫛型電極18bのバスバー16とキャパシタCの櫛型電極38bのバスバー36とを接続する。配線32は、反射器28のバスバー26bとキャパシタCの櫛型電極38aのバスバー36とを接続する。IDT20の櫛型電極18aのバスバー16とキャパシタCの櫛型電極38aのバスバー36とは、配線30、反射器28のグレーティング電極24および配線32を介し電気的に接続される。反射器22は、弾性波共振器RおよびキャパシタCとは電気的に接続されていない。図2(c)のように、バスバー26bと16との間の距離はL1である。
比較例1では、反射器28を配線の一部として用いるため小型化が可能となる。しかしながら、耐電力性が低いことが分かった。例えば、後述する実施例2と同様のフィルタであって、グレーティング電極24aおよび24bがバスバー26aおよび26bに接続されたフィルタにおいて、入力端子から大電力の高周波信号を印加したところ、図2(a)のIDT20の櫛型電極18bのバスバー16と反射器28のバスバー26bとの間の領域50において溶断破壊が生じていることが分かった。
図3は、比較例1における図2(a)のD−D断面図である。図3に示すように、IDT20の最も反射器28側の電極指14aおよびダミー電極指15aと反射器28の最もIDT20側のグレーティング電極24aとが隣接している。電極指14aおよびダミー電極指15aとグレーティング電極24aとの距離L6は、IDT20内の隣接する電極指14の距離L8および反射器28内の隣接するグレーティング電極24の距離L7とほぼ同じである。−Y方向の端付近の電極指14aおよびダミー電極指15aとグレーティング電極24aとの間の領域51(すなわち領域50の近傍)には、最も大きな電位差が加わる。このため、領域51における電界が大きくなる。また、機械的振動の変位率が大きくなる。このため、領域50において破壊が発生するものと考えられる。
図4(a)は、実施例1に係る弾性波デバイスの平面図、図4(b)は、図4(a)のB−B断面図である。図4(a)のA−A断面は図2(b)と同じである。図4(a)および図4(b)に示すように、反射器28において、複数のグレーティング電極24のうち最もIDT20に近いグレーティング電極24aの−Y方向にバスバー26bが設けられていない(図4(a)の破線52)。すなわち、グレーティング電極24aの−Y方向の端は開放されバスバー26bに接続されていない。このため、図4(b)のように、バスバー26bと16との距離L2は、比較例1の図2(c)の距離L1より長くなる。その他の構成は、比較例1の図2(a)から図2(c)と同じであり説明を省略する。
図5は、実施例1における図4(a)のD−D断面図である。図5に示すように、グレーティング電極24aの−Y方向端が開放されているため、−Y方向端付近では、グレーティング電極24aの電位はバスバー26bの電位とはならない。よって、実質的には、電極指14aおよびダミー電極指15aとグレーティング電極24aの次にIDT20に近いグレーティング電極24bとの間の領域54に電界および機械的振動の変位が加わる。このため、領域50における破壊が抑制される。よって、耐電力性を向上できる。
実施例1において、圧電基板10としては、例えばタンタル酸リチウム基板、ニオブ酸リチウム基板または水晶基板とすることができる。圧電基板10は、サファイア基板、スピネル基板、アルミナ基板、水晶基板またはシリコン基板等の絶縁基板上に接合されていてもよい。金属膜12をアルミニウム膜、銅膜またはモリブデン膜とすることができる。配線31から32の金属膜12上には金膜または銅膜のように、金属膜12より抵抗率の低い金属膜が設けられていてもよい。金属膜12を覆うように、酸化シリコン膜または窒化シリコン膜等の絶縁膜が設けられていてもよい。絶縁膜は保護膜として機能してもよいし温度補償膜として機能してもよい。
[実施例1の変形例1]
図6(a)は、実施例1の変形例1に係る弾性波デバイスの平面図、図6(b)は、図6(a)のB−B断面図である。図6(a)のA−A断面は図2(b)と同じである。図6(a)および図6(b)に示すように、反射器28において、複数のグレーティング電極24のうち最もIDT20に近いグレーティング電極24aおよび次にIDT20に近いグレーティング電極24bの−Y方向にバスバー26bが設けられていない(図6(a)の破線52)。すなわち、グレーティング電極24aおよび24bの−Y方向の端は開放されバスバー26bに接続されていない。このため、図6(b)のように、バスバー26bと16との距離L3は、実施例1の図4(b)の距離L2より長くなる。その他の構成は、実施例1と同じであり説明を省略する。
図6(a)は、実施例1の変形例1に係る弾性波デバイスの平面図、図6(b)は、図6(a)のB−B断面図である。図6(a)のA−A断面は図2(b)と同じである。図6(a)および図6(b)に示すように、反射器28において、複数のグレーティング電極24のうち最もIDT20に近いグレーティング電極24aおよび次にIDT20に近いグレーティング電極24bの−Y方向にバスバー26bが設けられていない(図6(a)の破線52)。すなわち、グレーティング電極24aおよび24bの−Y方向の端は開放されバスバー26bに接続されていない。このため、図6(b)のように、バスバー26bと16との距離L3は、実施例1の図4(b)の距離L2より長くなる。その他の構成は、実施例1と同じであり説明を省略する。
実施例1の変形例1では、複数のグレーティング電極24のうち、IDT20に近い複数のグレーティング電極24aおよび24bが開放されているため、耐電力性をより向上できる。
[実施例1の変形例2]
図7(a)は、実施例1の変形例2に係る弾性波デバイスの平面図、図7(b)は、図7(a)のB−B断面図である。図7(a)のA−A断面は図2(b)と同じである。図7(a)および図7(b)に示すように、IDT20において、複数の電極指14および複数のダミー電極指15のうちそれぞれ最も反射器28に近い電極指14aおよびダミー電極指15aはそれぞれ櫛型電極18aおよび18bに含まれている。電極指14aの−Y方向にバスバー16が設けられていない(図6(a)の破線52)。すなわち、ダミー電極指15aの−Y方向の端は開放されバスバー16に接続されていない。このため、図7(b)のように、バスバー26bと16との距離L4は、比較例1の図2(c)の距離L1より長くなる。その他の構成は、実施例1と同じであり説明を省略する。
図7(a)は、実施例1の変形例2に係る弾性波デバイスの平面図、図7(b)は、図7(a)のB−B断面図である。図7(a)のA−A断面は図2(b)と同じである。図7(a)および図7(b)に示すように、IDT20において、複数の電極指14および複数のダミー電極指15のうちそれぞれ最も反射器28に近い電極指14aおよびダミー電極指15aはそれぞれ櫛型電極18aおよび18bに含まれている。電極指14aの−Y方向にバスバー16が設けられていない(図6(a)の破線52)。すなわち、ダミー電極指15aの−Y方向の端は開放されバスバー16に接続されていない。このため、図7(b)のように、バスバー26bと16との距離L4は、比較例1の図2(c)の距離L1より長くなる。その他の構成は、実施例1と同じであり説明を省略する。
実施例1の変形例2では、ダミー電極指15aは電気的に浮遊状態である。このため、グレーティング電極24aとダミー電極指15aとの間の電界および機械的振動の変位率が小さくなる。よって、実施例1と同様に破壊を抑制できる。
[実施例1の変形例3]
図8(a)は、実施例1の変形例3に係る弾性波デバイスの平面図、図8(b)は、図8(a)のB−B断面図である。図8(a)のA−A断面は図2(b)と同じである。図8(a)および図8(b)に示すように、反射器28において、グレーティング電極24aおよび24bは、バスバー26aに接続されていない(図8(a)の破線56)。これにより、グレーティング電極24aおよび24bは電気的に浮遊状態である。図8(b)のように、バスバー26bと16との距離L5は、実施例1の変形例2の図6(b)の距離L3と同程度の長さである。その他の構成は、実施例1の変形例1と同じであり説明を省略する。
図8(a)は、実施例1の変形例3に係る弾性波デバイスの平面図、図8(b)は、図8(a)のB−B断面図である。図8(a)のA−A断面は図2(b)と同じである。図8(a)および図8(b)に示すように、反射器28において、グレーティング電極24aおよび24bは、バスバー26aに接続されていない(図8(a)の破線56)。これにより、グレーティング電極24aおよび24bは電気的に浮遊状態である。図8(b)のように、バスバー26bと16との距離L5は、実施例1の変形例2の図6(b)の距離L3と同程度の長さである。その他の構成は、実施例1の変形例1と同じであり説明を省略する。
実施例1の変形例3では、グレーティング電極24aおよび24bは電気的に浮遊状態であるため、グレーティング電極24aおよび24bとIDT20との間の電界および機械的振動の変位率が小さくなる。よって、破壊をより抑制できる。バスバー26aおよび26bと接続しないグレーティング電極24aおよび24bはIDT20に近い方から1または複数とすることができる。
[実施例1の変形例4]
図9(a)および図9(b)は、それぞれ比較例2および実施例1の変形例4に係る弾性波デバイスの断面図である。図9(a)に示すように、比較例2では、グレーティング電極24aと電極指14aとの距離L6は、距離L7およびL8より小さい。例えば特許文献5のように、IDT20のピッチλとグレーティング電極24aのピッチλ´としたとき、L6<0.25(λ+λ´)とする。このとき、一般的にはL6<L7、L8となる。これにより、損失を抑制できる。しかし、距離L6を小さくするため、領域50における破壊が発生しやすくなる。
図9(a)および図9(b)は、それぞれ比較例2および実施例1の変形例4に係る弾性波デバイスの断面図である。図9(a)に示すように、比較例2では、グレーティング電極24aと電極指14aとの距離L6は、距離L7およびL8より小さい。例えば特許文献5のように、IDT20のピッチλとグレーティング電極24aのピッチλ´としたとき、L6<0.25(λ+λ´)とする。このとき、一般的にはL6<L7、L8となる。これにより、損失を抑制できる。しかし、距離L6を小さくするため、領域50における破壊が発生しやすくなる。
そこで、図9(b)に示すように、実施例1の変形例4ではグレーティング電極24aの−Y方向端を開放する。これにより、グレーティング電極24aと電極指14aまたはダミー電極15aとの間の領域における破壊を抑制できる。実施例1およびその変形例1から3においても距離L6を距離L7およびL8より小さくしてもよい。
図2(a)から図2(c)に示した比較例1では、IDT20は、各々複数の電極指14を有する一対の櫛型電極18を有し、ノードN1(第1ノード)とノードN2(第2ノード)との間に直列に接続されている。反射器28は、IDT20の複数の電極指14の−X方向に設けられ、複数のグレーティング電極24と複数のグレーティング電極24の少なくとも1つが接続された一対のバスバー26aおよび26bとを有し、ノードN1(第1ノード)とノードN3(第3ノード)との間に直列に接続されている。キャパシタCは、一端がノードN3に接続され、ノードN1と複数のグレーティング電極24の少なくとも一部を介し電気的に接続されている。このような構造では、図3のように、大電力の高周波信号が入力すると、ノードN1およびN3側のグレーティング電極24aと電極指14aとの間に大きな電界および機械的振動が加わる。これにより、領域50において破壊が生じやすい。
そこで、実施例1およびその変形例1および3では、複数のグレーティング電極24のうちIDT20に最も近いグレーティング電極24a(第1グレーティング電極)は、一対のバスバー26aおよび26bのうちノードN3側のバスバー26bと接続されていない。これにより、図5のように、大電力の高周波信号が入力しても、ノードN1およびN3側のグレーティング電極24aと電極指14aとの間に大きな電界および機械的振動が加わらない。これにより、グレーティング電極24aと電極指14aまたはダミー電極15aとの間の領域における破壊を抑制できる。よって、耐電力性が向上する。
また、グレーティング電極24aの延伸方向にはバスバー26bは設けられていない。これにより、反射器28のバスバー26bと櫛型電極18bのバスバー16とが離れるため、耐電力性がより向上する。
実施例1の変形例3のように、グレーティング電極24aはノードN1とは接続されていない。これにより、グレーティング電極24aは電気的に浮遊となり、耐電力性がより向上する。
実施例1の変形例1および3のように、複数のグレーティング電極24のうちグレーティング電極24aの次にIDT20に近いグレーティング電極24b(第2グレーティング電極)は、バスバー26bと接続されていない。これにより、耐電力性がより向上する。
実施例1の変形例2のように、IDT20の複数の電極指のうち反射器28に最も近い電極指14aの延伸方向に、櫛型電極18bのノードN2側のバスバー16は設けられていない。これにより、耐電力性がより向上する。
実施例1の変形例4のように、グレーティング電極24aと電極指14aとの距離L6は、グレーティング電極24のうち隣接するグレーティング電極間の距離L7並びに複数の電極指14のうち隣接する電極指間の距離L8より小さい。このような場合破壊が発生しやすい。よって、実施例1およびその変形例1から3のように、グレーティング電極24aをバスバー26bと接続しない、および/または電極指14aの−Y方向にバスバー16を設けない、ことが好ましい。
実施例1およびその変形例のように、キャパシタCの他端はノードN1に電気的に接続されている。このように、ノードN1とN2との間に弾性波共振器Rと並列にキャパシタCが接続されている場合、耐電力性が劣化しやすい。よって、グレーティング電極24aをバスバー26bと接続しない、および/または電極指14aの−Y方向にバスバー16を設けない、ことが好ましい。
実施例2は実施例1およびその変形例をフィルタおよびデュプレクサに用いる例である。図10(a)および図10(b)は、実施例2に係るデュプレクサおよびフィルタの回路図である。図10(a)に示すように、デュプレクサにおいて、共通端子Antと送信端子Txとの間に送信フィルタ46が接続されている。共通端子Antと受信端子Rxとの間に受信フィルタ48が接続されている。送信フィルタ46は、送信端子Txから入力した高周波信号のうち送信帯域の信号を共通端子Antに通過させ、他の周波数の信号を抑圧する。受信フィルタ48は、共通端子Antから入力した高周波信号のうち受信帯域の信号を受信端子Rxに通過させ、他の周波数の信号を抑圧する。
図10(b)に示すように、送信フィルタ46では、送信端子Txと共通端子Antとの間に、直列共振器S11からS15が直列に並列共振器P11からP13が並列に接続されている。直列共振器S11は直列共振器S11aおよびS11bに直列に分割され、直列共振器S13は直列共振器S13aおよびS13bに直列に分割されている。キャパシタC3は、ノードN1とN2との間に直列共振器S13aおよびS13bと並列に接続されている。
ノードN4とN5との間に直列共振器S11からS15と並列にキャンセル線路42が接続されている。キャンセル線路42には、キャパシタC1、縦結合型共振器40およびキャパシタC2が直列に接続されている。キャパシタC1はキャパシタC1aおよびC1bに直列に分割されている。縦結合型共振器40は複数のIDT41を有している。複数のIDT41は弾性波の伝搬方向に配列されている。IDT41の一端は接地され他端はキャンセル線路42に電気的に接続されている。
キャンセル線路42はノードN3の受信帯域の信号から直列共振器S11からS15と略逆相でかつ振幅が略同じ受信帯域の信号を生成しノードN4に出力する。これにより、直列共振器S11からS15を通過する受信帯域の信号とキャンセル線路42の信号がキャンセルし、送信端子Txから共通端子Antへの受信帯域の信号の漏洩が抑制される。これにより、送信フィルタ46の受信帯域における減衰特性が改善できる。これにより、図10(a)のデュプレクサのアイソレーション特性が改善できる。
図11は、実施例2における送信フィルタが形成された圧電基板の平面図である。図11に示すように、圧電基板10の上面には複数の弾性波共振器21、キャパシタ23、縦結合型共振器40、配線44およびパッド45が設けられている。複数の弾性波共振器21は、各々IDT20と反射器22または28を有し、直列共振器S11aからS15および並列共振器P11からP13を含む。複数のキャパシタ23は、キャパシタC1aからC3を含む。配線44は、弾性波共振器21、キャパシタ23、縦結合型共振器40およびパッド45を電気的に接続する。パッド45は外部と接続するためのバンプが設けられる。複数のパッド45は、共通パッドPa、送信パッドPtおよびグランドパッドPgを含む。共通パッドPa、送信パッドPtおよびグランドパッドPgは、それぞれ共通端子Ant、送信端子Txおよびグランド端子に電気的に接続される。
図12は、図11の直列共振器S13aおよびS13b並びにキャパシタC3付近の拡大図である。図12に示すように、配線30から32はそれぞれノードN1からN3に相当する。配線30と31との間には、直列共振器S13aおよび13bが直列に接続されている。配線31と32との間にキャパシタC3が接続されている。直列共振器S13aはIDT20aと反射器22および28aを有する。直列共振器S13bはIDT20bと反射器22および28bを有する。IDT20aと20bとの間は配線33により接続されている。配線30と32との間は、反射器28aおよび28bを介し接続されている。反射器28aと28bとの間は配線33aにより接続されている。
反射器28aおよび28bは、図8(a)の反射器28と同様に、各々複数のグレーティング電極24とグレーティング電極24のY方向の両側に設けられた複数のグレーティング電極24のうち一部が接続されたバスバー26aおよび26b(図8(a)参照)を有する。複数のグレーティング電極24のうちIDT20aおよび20bに最も近いグレーティング電極24aと次にIDT20aおよび20bに近いグレーティング電極24bとはバスバー26aおよび26bに接続されていない。グレーティング電極24aおよび24bは電気的に浮遊状態である。グレーティング電極24aおよび24bのY方向にはバスバー26aおよび26bは設けられていない(破線52)。
図13は、図11の直列共振器S15およびキャパシタC2付近の拡大図である。図13に示すように、直列共振器S15はIDT20と反射器22および28を有している。反射器28は、複数のグレーティング電極24と複数のグレーティング電極24のY方向に設けられたバスバー26aおよび26bとを有している。キャパシタC2は反射器28および配線30aを介し直列共振器S15に接続されている。
複数のグレーティング電極24のうちIDT20に最も近いグレーティング電極24aと次にIDT20aおよび20bに近いグレーティング電極24bとはバスバー26aおよび26bに接続されていない。グレーティング電極24aおよび24bは電気的に浮遊状態である。グレーティング電極24aおよび24bのY方向にはバスバー26aおよび26bは設けられていない(破線52)。
実施例2によれば、図12のように、ノードN1とN2との間に複数のIDT20aおよび20bが直列に接続されている。ノードN1とN3との間に複数の反射器28aおよび28bが直列に接続されている。実施例1およびその変形例において、ノードN1とN2との間に複数のIDT20aおよび20bが直列に接続されていてもよい。また、実施例1およびその変形例において、ノードN1とN3との間に複数の反射器28aおよび28bが直列に接続されていてもよい。
複数のIDT20aおよび20bが設けられている場合、反射器28aおよび28bがIDT20aおよび20bごとに設けられていてもよいし、1つの反射器が複数のIDT20aおよび20bに共通に設けられていてもよい。
複数の反射器28aおよび28bのうち少なくとも1つの反射器においてグレーティング電極24aがバスバー26bと接続されていなければよい。最も電位差が大きくなる最もノードN3側の反射器28aにおいてグレーティング電極24aがバスバー26bと接続されていないことが好ましい。
実施例1の変形例2において、複数のIDT20aおよび20bが設けられている場合、複数のIDT20aおよび20bのうち少なくとも1つのIDTにおいて電極指14aの−Y方向にノードN2側のバスバー16が設けられていなければよい。最も電位差が大きくなる最もノードN2側のIDT20aにおいて電極指14aの−Y方向にバスバー16が設けられていないことが好ましい。
実施例2のように、フィルタは実施例1およびその変形例に係る弾性波デバイスを含む。これにより、フィルタの耐電力性を向上できる。
1または複数の直列共振器S11aからS15が送信端子Tx(入力端子)と共通端子Ant(出力端子)との間に接続されている。直列共振器S11aからS15のうち少なくとも1つの直列共振器が実施例1およびその変形例の弾性波共振器Rである。直列共振器には大電力の高周波信号が加わる。このため、直列共振器に並列にキャパシタを接続する場合、実施例1およびその変形例の弾性波共振器Rとすることが好ましい。これにより、フィルタの耐電力性を向上できる。
図13のように、1または複数の直列共振器S11aからS15の少なくとも1つの直列共振器S11aからS15に並列に、キャパシタC2を含むキャンセル線路42(経路)が接続されている。このように、実施例1およびその変形例のキャパシタCは、弾性波共振器R以外の直列共振器と並列に接続されていてもよい。
実施例2では、経路としてアイソレーション特性を向上させるためのキャンセル線路42を例に説明したが、経路はキャンセル線路でなくてもよい。
実施例2では、フィルタとしてラダー型フィルタを例に説明したが多重モードフィルタでもよい。また、送信フィルタ46を例に説明したが受信フィルタ48でもよい。大電力の高周波信号が印加される観点から送信フィルタ46に実施例1およびその変形例に係る弾性波デバイスを用いることが好ましい。
実施例2では、フィルタを含むマルチプレクサとしてデュプレクサを例に説明したが、マルチプレクサは、トライプレクサまたはクワッドプレクサでもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 圧電基板
12 金属膜
14、14a、34 電極指
16、26a、26b、36 バスバー
18a、18b、38a 櫛型電極
20、20a、20b IDT
22、28、28a、28b 反射器
24、24a、24b グレーティング電極
30−33、33a、44 配線
40 縦結合型共振器
42 キャンセル線路
45 パッド
46 送信フィルタ
48 受信フィルタ
12 金属膜
14、14a、34 電極指
16、26a、26b、36 バスバー
18a、18b、38a 櫛型電極
20、20a、20b IDT
22、28、28a、28b 反射器
24、24a、24b グレーティング電極
30−33、33a、44 配線
40 縦結合型共振器
42 キャンセル線路
45 パッド
46 送信フィルタ
48 受信フィルタ
Claims (13)
- 圧電基板と、
前記圧電基板上に設けられ、複数の電極指を有する一対の櫛型電極を各々有し、第1ノードと第2ノードとの間に直列に接続された1または複数のIDTと、
前記圧電基板上における前記1または複数のIDTの複数の電極指の配列方向に設けられ、前記配列方向に配列された複数のグレーティング電極と前記複数のグレーティング電極の少なくとも1つが接続された一対のバスバーとを各々有し、前記第1ノードと第3ノードの間に直列に接続された1または複数の反射器と、
を備え、
前記1または複数の反射器の少なくとも1つの反射器において、前記複数のグレーティング電極のうち前記1または複数のIDTに最も近い第1グレーティング電極は、前記一対のバスバーのうち前記第3ノード側のバスバーと接続されていない弾性波共振器と、
一端が前記第3ノードに接続され、前記第1ノードと前記複数のグレーティング電極の少なくとも一部を介し電気的に接続されたキャパシタと、
を備える弾性波デバイス。 - 前記第1グレーティング電極の延伸方向には前記第3ノード側のバスバーは設けられていない請求項1に記載の弾性波デバイス。
- 前記第1グレーティング電極は前記第1ノードとは接続されていない請求項1または2に記載の弾性波デバイス。
- 前記複数のグレーティング電極のうち前記第1グレーティング電極の次に前記1または複数のIDTに近い第2グレーティング電極は、前記第3ノード側のバスバーと接続されていない請求項1から3のいずれか一項に記載の弾性波デバイス。
- 圧電基板と、
前記圧電基板上に設けられ、複数の電極指と前記複数の電極指が接続されたバスバーとを有する一対の櫛型電極を各々有し、第1ノードと第2ノードとの間に直列に接続された1または複数のIDTと、
前記圧電基板上における前記1または複数のIDTの複数の電極指の配列方向に設けられ、前記配列方向に配列された複数のグレーティング電極を各々有し、前記第1ノードと第3ノードの間に直列に接続された1または複数の反射器と、
を備え、
前記1または複数のIDTのうち少なくとも1つのIDTにおいて、複数の電極指のうち前記1または複数の反射器に最も近い電極指の延伸方向に、前記第2ノード側のバスバーは設けられていない弾性波共振器と、
一端が前記第3ノードに接続され、前記第1ノードと前記複数のグレーティング電極の少なくとも一部を介し電気的に接続されたキャパシタと、
を備える弾性波デバイス。 - 前記1または複数のIDTは、1つのIDTである請求項1から5のいずれか一項に記載の弾性波デバイス。
- 前記1または複数のIDTは、複数のIDTである請求項1から5のいずれか一項に記載の弾性波デバイス。
- 前記複数のグレーティング電極のうち最も前記1または複数のIDTに近い第1グレーティング電極と前記1または複数のIDTの複数の電極指のうち前記反射器に最も近い電極指との距離は、
前記複数のグレーティング電極のうち隣接するグレーティング電極間の距離並びに前記1または複数のIDTの複数の電極指のうち隣接する電極指間の距離より小さい請求項1から7のいずれか一項に記載の弾性波デバイス。 - 前記キャパシタの他端は前記第3ノードに電気的に接続されている請求項1から8のいずれか一項に記載の弾性波デバイス。
- 請求項1から9のいずれか一項に記載の弾性波デバイスを含むフィルタ。
- 請求項9に記載の弾性波デバイスと、
入力端子と出力端子との間に直列に接続され、少なくとも1つの直列共振器は前記弾性波共振器である1または複数の直列共振器と、
を備えるフィルタ。 - 請求項1から8のいずれか一項に記載の弾性波デバイスと、
入力端子と出力端子との間に直列に接続された1または複数の直列共振器と、
前記1または複数の直列共振器の少なくとも1つの直列共振器に並列に接続され、前記キャパシタを含む経路と、
を備えるフィルタ。 - 請求項10から12のいずれか一項に記載のフィルタを含むマルチプレクサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017254545A JP2019121873A (ja) | 2017-12-28 | 2017-12-28 | 弾性波デバイス、フィルタおよびマルチプレクサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017254545A JP2019121873A (ja) | 2017-12-28 | 2017-12-28 | 弾性波デバイス、フィルタおよびマルチプレクサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019121873A true JP2019121873A (ja) | 2019-07-22 |
Family
ID=67305609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017254545A Pending JP2019121873A (ja) | 2017-12-28 | 2017-12-28 | 弾性波デバイス、フィルタおよびマルチプレクサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019121873A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022158370A1 (ja) * | 2021-01-22 | 2022-07-28 | 株式会社村田製作所 | 弾性波装置 |
WO2022244671A1 (ja) * | 2021-05-17 | 2022-11-24 | 株式会社村田製作所 | フィルタおよびマルチプレクサ |
JP7431702B2 (ja) | 2020-08-28 | 2024-02-15 | 京セラ株式会社 | 弾性波デバイス、通信装置及び弾性波デバイスの製造方法 |
-
2017
- 2017-12-28 JP JP2017254545A patent/JP2019121873A/ja active Pending
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