JP2019121133A - 有用情報提供装置、有用情報提供装置の制御方法及び有用情報提供プログラム - Google Patents

有用情報提供装置、有用情報提供装置の制御方法及び有用情報提供プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】携帯電話等の端末の所有者や所持者等の嗜好性や行動特性に合致した有用な情報を提供する有用情報提供装置を提供する。【解決手段】有用情報提供装置100は、役務及び/又は商品の提供を行う提供場所を利用した顧客の利用情報を含む利用関連情報に基づいて、顧客の基本傾向情報を生成し、顧客の端末情報と関連付けて記憶し、顧客向け配信情報と、その配信先条件情報を記憶する配信情報記憶部を有する。基本傾向情報と配信先条件情報から、配信対象の端末情報を選択し、選択された端末情報の端末50に、顧客向け配信情報を送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話等の端末装置に、その所有者等にとって有用な情報を提供する有用情報提供装置、有用情報提供装置の制御方法及び有用情報提供プログラムに関するものである。
従来、携帯電話に、その所有者の属性や使用方法から推測される必要な情報を提供する提案がなされている(例えば、特許文献1等)。
特開2005−107728号公報
しかし、これらの情報は、必ずしも携帯電話の個々の所有者に特有の嗜好性や行動特性等に合致しておらず、このため、かかる情報を受信する当該携帯電話の所有者にとっては、不要な情報を多く受信することになり、煩雑であるという問題があった。
そこで、本発明は、携帯電話等の端末の所有者や所持者等の嗜好性や行動特性に合致した有用な情報を提供する有用情報提供装置、有用情報提供装置の制御方法及び有効情報提供プログラムを提供することを目的とする。
前記目的は、本発明によれば、役務及び/又は商品の提供を行う提供場所を利用した顧客の利用情報を含む利用関連情報に基づいて、顧客の基本傾向情報を生成し、前記顧客の端末情報と関連付けて記憶し、顧客向け配信情報と、その配信先条件情報を記憶する配信情報記憶部を有し、前記基本傾向情報と前記配信先条件情報から、配信対象の前記端末情報を選択し、選択された前記端末情報の端末に、前記顧客向け配信情報を送信することを特徴とする有用情報提供装置により達成される。
前記構成によれば、広告等の顧客向け配信情報に、その配信先条件情報があるときは、提供場所を利用した顧客の利用情報に基づいて生成される基本傾向情報(例えば、店舗嗜好性情報等)と合致等する配信対象の端末情報を選択し、その端末(例えば、携帯電話等)に当該顧客向け配信情報を送信する。
したがって、当該広告等の顧客向け配信情報の配信先として適している顧客の携帯電話等の端末に効果的に顧客向け配信情報を配信することできると共に、端末の所有者や所持者等の顧客の嗜好性や行動特性に合致した有用な情報を、当該端末の顧客に提供することができる。
好ましくは、前記基本傾向情報が、少なくとも、前記顧客の前記提供場所の種類情報を含む情報に基づいて生成される嗜好性情報、前記顧客が利用する前記提供場所の業態種類情報を含む情報に基づいて生成される業態利用頻度情報、又は前記顧客の前記提供場所への利用サイクル情報を含む情報に基づいて生成される生活サイクル情報のいずれかを1つを含むことを特徴とする。
前記構成によれば、基本傾向情報には、嗜好性情報、業態利用頻度情報、生活サイクル情報のいずれか1つを含むので、当該広告等の顧客向け配信情報の配信先として、より適切な送信先を精度良く選択することができる。
好ましくは、前記提供場所への前記顧客の前記端末の入所情報及び退所情報に基づいて、前記提供場所についての提供場所事情情報及び/又は、顧客についての顧客事情情報を生成し、前記提供場所事情情報及び/又は前記顧客事情情報に基づいて、顧客毎に異なる内容のクーポン内容情報を生成可能な構成となっていると共に、前記顧客毎に異なる内容のクーポン内容情報を、各顧客の前記端末に送信可能な構成となっていることを特徴とする。
前記構成によれば、提供場所(例えば、店舗)事情情報及び/又は前記顧客事情情報に基づいて、顧客毎に異なる内容のクーポン内容情報(例えば、クーポン内容)を生成可能な構成となっている。
このため、提供場所事情情報と顧客事情情報に基づき、一方又は双方の事情に合致した内容のクーポンを当該顧客のために生成することができる(例えば、店舗のアイドルタイム(非混雑時)に来店する傾向を有する顧客のために,アイドルタイムに通常より値引き幅の大きいクーポンを生成)。
また、前記構成によれば、顧客毎に異なる内容のクーポン内容情報を、各顧客の端末に送信可能な構成となっているので、各顧客の端末には、自動的に最も適切な内容のクーポンが届くことになる。
したがって、顧客毎に異なる内容のクーポンを提供することができ、提供場所(例えば、店舗等)側の具体的な事情及び/又は提供場所(例えば、店舗等)を利用する顧客側の具体的な事情に沿って、顧客毎に異なる適切な内容のクーポンを自動的且つ迅速に提供することができる。
好ましくは、顧客の前記端末の前記入所情報及び前記退所情報は、前記提供場所に設置された入所情報検知装置及び退所情報検知装置と前記端末が前記クーポンに関する情報を送受信することで生成されることを特徴とする。
前記構成によれば、自動的に送信されたクーポン情報を入所情報検知装置等に送信等するだけで、当該提供場所の入所(例えば、入店等)情報及び退所(例えば、退店等)情報を生成することができるので、容易に必要な情報を取得することができる。
また、店舗等の提供場所に来店した顧客の入所時刻、退所時刻、滞在時間が精度良く迅速に把握することができる。
好ましくは、前記入所情報及び前記退所情報は、時刻情報を含み、前記入所情報及び前記退所情報に基づいて、前記提供場所事情情報及び/又は前記顧客事情情報を生成すると共に、前記提供場所事情情報には、当該提供場所における顧客の滞在時間情報、顧客の回転率情報、当該提供場所の混雑時間情報又は当該提供場所の非混雑時間情報を含むことを特徴とする。
前記構成によれば、入所情報及び退所情報は、時間情報を含んでいるから、各種の提供場所事情情報や顧客事情情報を容易且つ迅速に生成することができ、これらの情報に基づき、当該顧客や当該提供場所にとって、さらに適切なクーポン情報を生成することができる。
前記目的は、本発明によれば、役務及び/又は商品の提供を行う提供場所を利用した顧客の利用情報を含む利用関連情報に基づいて、顧客の基本傾向情報を生成し、前記顧客の端末情報と関連付けて記憶し、配信情報記憶部に顧客向け配信情報と、その配信先条件情報を記憶し、前記基本傾向情報と前記配信先条件情報から、配信対象の前記端末情報を選択し、選択された前記端末情報の端末に、前記顧客向け配信情報を送信することを特徴とする有用情報提供装置の制御方法により達成される。
前記目的は、本発明によれば、役務及び/又は商品の提供を行う提供場所を利用した顧客の利用情報を含む利用関連情報に基づいて、顧客の基本傾向情報を生成し、前記顧客の端末情報と関連付けて記憶する機能、配信情報記憶部に顧客向け配信情報と、その配信先条件情報を記憶する機能、前記基本傾向情報と前記配信先条件情報から、配信対象の前記端末情報を選択し、選択された前記端末情報の端末に、前記顧客向け配信情報を送信する機能を実行させる有用情報提供装置の制御プログラムにより達成される。
そこで、本発明は、携帯電話等の端末の所有者や所持者等の嗜好性や行動特性に合致した有用な情報を提供する有用情報提供装置、有用情報提供装置の制御方法及び有効情報提供プログラムを提供できるという利点がある。
本発明にかかる有用情報提供装置である例えば、広告配信及びクーポン情報管理サーバを含む広告配信及びクーポン情報管理システムの主な構成を示す概略図である。 図1の寿司店舗チェーン顧客情報管理サーバの主な構成を示す概略ブロック図である。 図1の入口クーポンチェック装置の主な構成を示す概略ブロック図である。 図1の出口クーポンチェック装置の主な構成を示す概略ブロック図である。 図1の広告配信及びクーポン情報管理サーバの主な構成を示す概略ブロック図である。 広告配信及びクーポン情報管理サーバ側第1の各種情報管理部の主な内容を示す概略ブロック図である。 広告配信及びクーポン情報管理サーバ側第2の各種情報管理部の主な内容を示す概略ブロック図である。 広告配信及びクーポン情報管理サーバ側第3の各種情報管理部の主な内容を示す概略ブロック図である。 広告配信及びクーポン情報管理サーバ側第4の各種情報管理部の主な内容を示す概略ブロック図である。 広告配信及びクーポン情報管理サーバ側第5の各種情報管理部の主な内容を示す概略ブロック図である。 顧客情報の有効化処理の主な工程を示す概略フローチャートである。 顧客情報の有効化処理の主な工程を示す他の概略フローチャートである。 図1の入口側クーポンチェック装置における「クーポン」情報の読み取り工程を示す概略フローチャートである。 図1の出口側クーポンチェック装置における「クーポン」情報の読み取り工程を示す概略フローチャートである。 顧客向け配信情報である例えば、広告を配信する配信先である顧客の携帯電話を選択するための予備的情報を生成する工程を示す概略フローチャートである。 広告を選択された顧客の各携帯電話に送信する工程を示す概略フローチャートである。 各種の「2次的情報」の生成工程を示す概略フローチャートである。 会員(顧客)毎のクーポン内容の主な生成工程を示す概略フローチャートである。 アンケート情報生成工程を示す概略フローチャートである。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
(広告配信及びクーポン管理システム1の主な構成について)
図1は、本発明にかかる有用情報提供装置である例えば、広告配信及びクーポン情報管理サーバ100を含む「広告配信及びクーポン情報管理システム1」の主な構成を示す概略図である。
図1に示すように、広告配信及びクーポン管理システム1は、広告配信及びクーポン情報を管理する「X広告配信及びクーポン情報管理会社」が管理する「広告配信及びクーポン情報管理サーバ100」、「Y寿司店舗チェーン会社」が管理する「寿司店舗チェーン顧客情報管理サーバ10」、このY寿司店舗チェーン会社が管理する提供場所である例えば、「P寿司店舗」に配置されている入所情報検知装置である例えば、「入口側クーポンチェック装置20」及び退所情報検知装置である例えば、「出口側クーポンチェック装置30」を有している。
また、P寿司店舗には、売上管理装置である例えば、「POS(Point sales system)装置60」も配置されている。
さらに、本システム1は、例えば、P寿司店舗の顧客が所持する端末である例えば、携帯電話50も有している。
また、本システム1では、後述するように、「広告配信及びクーポン情報管理サーバ100」から「顧客向け配信情報」である例えば、「広告情報」を携帯端末50に配信する構成となっている。
これら、「広告配信及びクーポン情報管理サーバ100」、「寿司店舗チェーン顧客情報管理サーバ10」、「入口側クーポンチェック装置20」、「出口側クーポンチェック措置30」は、図1の「インターネット網2」を介して通信可能な構成となっている。
また、図1の携帯電話50は、図1の基地局3とインターネット網2等を介して「広告配信及びクーポン情報管理サーバ100」と通信可能な構成となっている。
図1のP寿司店舗に配置される「POS装置50」は、「出口側クーポンチェック装置30」と通信可能に接続されている。
図1の本システム1では、割引き等の優待扱い等を示すクーポン、例えば、電子クーポンが、クーポン情報管理サーバ100から、例えば、P寿司店舗の顧客の携帯電話50へ送信される。この電子クーポンには例えば、マトリックス型二次元コード(QRコード)等が添付されている。
そして、顧客が携帯電話50を所持して、P寿司店舗へ来店し、入口近傍に配置される「入口側クーポンチェック装置20」の「入口側(マトリックス型二次元)コード読み取り機22」に、クーポン情報の同コードを読み取らせることで、クーポン情報を同装置20へ送信することが可能な構成となっている。
なお、本実施の形態では「マトリックス型二次元コード」を「コード」とも称する。
また、P寿司店舗の出口付近のPOS装置60の近傍には、「出口側クーポンチェック装置30」が配置され、「入口側クーポンチェック装置20」と同様に、携帯電話50クーポンに関するマトリックス型二次元コードを読み取ることができる構成となっている。
このように、クーポン情報を読み取ることで、携帯電話50を所持する顧客は、割引き等のクーポンの特典をP寿司店舗で利用可能となっている。
一方で、P寿司店舗は、「入口側クーポンチェック装置20」及び「出口側クーポンチェック装置30」でクーポン情報を読み取ることで、顧客の入店及び退店の時刻情報を取得可能な構成ともなっている。
(携帯電話50の主な構成について)
携帯電話50は、図1に示すように、タッチパネル51を有している。タッチパネル51は、各種情報を表示する「ディスプレイ」と、位置入力装置を組み合わせた電子部品であり、ディスプレイ上の表示に利用者が触れることで各種情報の入力ができる入力装置ともなっている。
携帯電話50は、「情報入力用ボタン52」を有し、この情報入力用ボタン52は、操作者が同ボタン52を押下することで、各種情報が入力可能な構成となっている。
また、携帯電話50は、図示しない「携帯側通信装置」や「携帯側各種情報記憶部」等を有し、携帯電話50は、図1に示すように基地局3及びインターネット網2等を介して、図1の「広告配信及びクーポン情報管理サーバ100」等と通信可能に接続されている。
(寿司店舗チェーン顧客情報管理サーバ10の主な構成について)
図2は、図1の「寿司店舗チェーン顧客情報管理サーバ10」の主な構成を示す概略ブロック図である。
図2に示す「寿司店舗チェーン顧客情報管理サーバ10」は、図1のY寿司店舗チェーン会社が管理し、同Y社の管理する例えば、顧客に関する情報を管理し、記憶するためのサーバとなっている。
図2に示すように、同サーバ10は、「顧客情報管理サーバ側制御部11」を有し、同制御部11は、図1の例えば、「広告配信及びクーポン情報管理サーバ100」等と通信するための「顧客情報管理サーバ側通信装置12」を制御している。
また、図2に示すように、各種データを表示する「顧客情報管理サーバ側ディスプレイ13」や各種情報を入力するためのキーボード等の「顧客情報管理サーバ側各種入力装置14」も同制御部11で制御されている。
さらに、図2に示すように、同サーバ10は、「寿司店舗チェーン顧客情報記憶部15」を有し、同制御部11により制御されている。
この「寿司店舗チェーン顧客情報記憶部15」には、同Y社の「P寿司店舗」等に来店した顧客等の情報が記憶されており、例えば、顧客の氏名、住所、携帯電話番号、郵便番号等が記憶されている。
この携帯電話番号は、端末情報の一例である。
(入口クーポンチェック装置20の主な構成について)
図3は、図1の「入口クーポンチェック装置20」の主な構成を示す概略ブロック図である。
図3に示すように、「入口クーポンチェック装置20」は、「入口側制御部21」を有し、同制御部21は、図3に示すように「入口側コード読み取り装置22」を制御する構成となっている。
この「入口側コード読み取り装置22」は、上述したように、顧客の携帯電話50が記憶している「マトリックス型二次元コード」を読み取る構成となっている。
また、図3に示すように、「入口側通信装置23」は「入口側制御部21」で制御され、図1に示すように例えば、「広告配信及びクーポン情報管理サーバ100」等と通信可能に接続されている。
図3で示す「入口側計時装置24」は、時刻情報を生成し、「入口側制御部21」で制御される構成となっている。
図3の「入口側店舗情報記憶部25」、「入口側コード記憶部26」、「入口側コード読み取り時刻情報記憶部27」、「入口側クーポンコード特定処理部(プログラム)28」及び「入口側クーポンコード記憶部29」も「入口側制御部31」で制御されるが、その内容については後述する。
(出口クーポンチェック装置30の主な構成について)
図4は、図1の「出口クーポンチェック装置30」の主な構成を示す概略ブロック図である。
図4に示すように、「出口クーポンチェック装置30」は、「出口側制御部31」を有し、同制御部31は、図3に示すように「出口側コード読み取り装置32」を制御する構成となっている。
この「出口側コード読み取り装置32」は、上述したように、顧客の携帯電話50が記憶している「マトリックス型二次元コード」を読み取る構成となっている。
また、図3に示すように、「出口側通信装置33」は「出口側制御部31」で制御され、図1に示すように例えば、「広告配信及びクーポン情報管理サーバ100」やPOS装置60等と通信可能に接続されている。
図4で示す「出口側計時装置24」は、時刻情報を生成し、「出口側制御部31」で制御される構成となっている。
図4の「入口側店舗情報記憶部35」、「入口側コード記憶部36」、「入口側コード読み取り時刻情報記憶部37」、「入口側クーポンコード特定処理部(プログラム)38」及び「入口側クーポンコード記憶部39」も「入口側制御部31」で制御されるが、その内容については後述する。
(広告配信及びクーポン情報管理サーバ100の主な構成について)
図5は、図1の「広告配信及びクーポン情報管理サーバ100」の主な構成を示す概略ブロック図である。
図5に示すように、「広告配信及びクーポン情報管理サーバ100」は、「広告配信及びクーポン情報管理サーバ側制御部101」を有し、同制御部101は、図5に示すように、図1に示す各装置等と通信するための「広告配信及びクーポン情報管理サーバ側通信装置102」を制御する構成となっている。
図5に示す「広告配信及びクーポン情報管理サーバ側ディスプレイ103」は、各種情報を表示し、同制御部101によって制御されている。
また、図5に示す「広告配信及びクーポン情報管理サーバ側各種情報入力装置104」は、各種情報を入力するキーボード等であり、同制御部101によって制御されている。
図5の「広告配信及びクーポン情報管理サーバ側第1の各種情報管理部110」、「広告配信及びクーポン情報管理サーバ側第2の各種情報管理部120」、「広告配信及びクーポン情報管理サーバ側第3の各種情報管理部130」、「広告配信及びクーポン情報管理サーバ側第4の各種情報管理部140」及び「広告配信及びクーポン情報管理サーバ側第5の各種情報管理部150」も同制御部101で制御される。
図6乃至図10は、それぞれ、「広告配信及びクーポン情報管理サーバ側第1の各種情報管理部110」、「広告配信及びクーポン情報管理サーバ側第2の各種情報管理部120」及び「広告配信及びクーポン情報管理サーバ側第3の各種情報管理部130」、「広告配信及びクーポン情報管理サーバ側第4の各種情報管理部140」及び「広告配信及びクーポン情報管理サーバ側第5の各種情報管理部150」の主な内容を示す概略ブロック図である。これらの内容については、後述する。
(本実施の形態に係る「広告配信及びクーポン管理システム1」の動作例について)
図1に示す「広告配信及びクーポン管理システム1」を用いた動作例を以下、説明する。
先ず、図1の「Y寿司店舗チェーン会社」が自社の店舗、例えば、P寿司店舗等の顧客等の携帯電話50に、代金の割引クーポン、例えば、電子クーポンを配布(送信)したいと考え、図1の「Xクーポン情報管理会社」にクーポン送信の依頼をすると共に「Y寿司店舗チェーン」の広告(例えば、日曜日に「Y寿司店舗チェーン」の各店舗で割引きキャンペーンをするので、この「広告」を効果的に携帯電話50等に配信してもらいたい旨の依頼をした場合を例に以下、説明する。
(以下の工程で「属性情報」を登録させる)
(Y寿司店舗チェーン会社の顧客情報の提供工程について)
Y寿司店舗チェーン会社は、自社の「寿司店舗チェーン顧客情報管理サーバ10」に記憶されている顧客情報を、インターネット網2を介して、図1の「Xクーポン情報管理会社」の「クーポン情報管理サーバ100」に送信する。
具体的には、「寿司店舗チェーン顧客情報管理サーバ10」に記憶されている顧客の「氏名、住所、携帯電話番号、郵便番号、「属性情報」である例えば、性別及び年齢等」の情報が送信される。
かかる情報を受信した「広告配信及びクーポン情報管理サーバ100」は、受信した顧客の情報を図6の「クーポンサーバ側顧客情報記憶部111」に記憶する。
(「広告配信及びクーポン情報管理サーバ100」における顧客情報の有効化処理について)
「Y寿司店舗チェーン会社」の「寿司店舗チェーン顧客情報管理サーバ10」から送信された顧客情報をそのまま使用して、各顧客の携帯電話50にクーポンを送信できるか否かが不明なため、先ず、以下のように「顧客情報」の「有効化処理」を行う。
図11及び図12は、顧客情報の有効化処理の主な工程を示す概略フローチャートである。
先ず、図11のステップ(以下「ST」という。)1では、図6の「第1の顧客情報有効化処理部(プログラム)112」が動作し、図6の「クーポンサーバ側顧客情報記憶部111」の顧客情報と、図6の「既登録顧客情報記憶部113」の既登録顧客情報とを比較する。
この「既登録顧客情報記憶部113」は,図6に示すように、顧客の会員番号、氏名、携帯電話番号、郵便番号、住所、性別及び年齢(属性情報)等が記憶されている。
そして、「クーポンサーバ側顧客情報記憶部111」の顧客情報に一致するデータがあるか否かを判断する。
具体的には、顧客情報である例えば、氏名、住所、携帯電話番号、郵便番号、性別、年齢等が一致する情報があるか否かを判断する。
すなわち、「Xクーポン情報管理会社」の「広告配信及びクーポン情報管理サーバ100」が、既に把握している顧客情報と一致すれば、その情報は、既に「広告配信及びクーポン情報管理サーバ100」で有効化された情報なので、有効化する必要がないことになる。
したがって、ST2で「一致する顧客情報」があるとき、ST3へ進む。ST3では、「既登録顧客情報記憶部113」の当該顧客の「業態種類」欄に、例えば「Y寿司店舗チェーン」と入力する。
この「業態種類」が「業態種類情報」の一例となっている。
なお、既に、当該顧客の「業態種類」欄に、例えば「Y寿司店舗チェーン」と入力されていた場合は、「業態種類」の入力は不要である。
ST2で、「顧客情報」が「一致しない」ときは、ST4へ進む。ST4では、図6の「第2の顧客情報有効化処理部(プログラム)114」が動作し、図6の「クーポンサーバ側顧客情報記憶部111」の顧客情報と、図6の「既登録顧客情報記憶部113」の既登録顧客情報とを比較する。
そして、「クーポンサーバ側顧客情報記憶部111」の顧客情報が、「氏名」、「住所」、「携帯電話番号」の情報を有しているか否かを判断する。
ST5で「有している」とされると、ST6へ進む。ST6では、顧客の携帯電話50の「携帯電話番号」に識別情報(新たに付した会員番号等)と関連付けられた「ショートメール」を送信し、ショートメールで「氏名」と「郵便番号」の入力と返信を求める。
次いで、ST7へ進む。ST7では、「第2の顧客情報有効化処理部(プログラム)114」が、顧客の携帯電話50から返信されてきた「氏名」と「郵便番号」と、図6の「クーポンサーバ側顧客情報記憶部111」の顧客情報の「氏名」、「住所」が合致するか否かを判断する。
そして、ST8で、「合致する」と判断されたときは、ST9へ進む。ST9では、顧客が「確認」済みとして、「会員番号」と関連付けて、図6の「既登録顧客情報記憶部113」に記憶させ、当該顧客の「顧客種類」に例えば、「Y寿司店舗チェーン」と入力する。
一方、ST5で、「一致していない」と判断されると、ST10へ進む。ST10では、図7の「第3の顧客情報有効化処理部(プログラム)121」が動作し、図6の「クーポンサーバ側顧客情報記憶部111」の顧客情報と「既登録顧客情報記憶部113」の既登録顧客情報とを比較する。
そして、「クーポンサーバ側顧客情報記憶部111」の顧客情報が、「氏名」、「住所」の情報を有しているか否かを判断する。
そして、ST11で「有している」と判断されると、ST12へ進む。ST12では、当該「住所」の「氏名」宛にダイレクトメール(DM)を送付し、DMには「携帯電話で電話をかけて欲しい」旨を記載する。
次いで、ST13へ進む。ST13では、顧客からの電話を受信したとき、当該顧客の
携帯電話番号に、「ショートメール」を送信し、ショートメールで「氏名」「郵便番号」の入力と送信を求める。
次いで、ST14へ進む。顧客の携帯電話から送信された「氏名」「郵便番号」が、「クーポンサーバ側顧客情報記憶部111」の顧客情報の住所と合致しているか否かを「第3の顧客情報有効化処理部(プログラム)121」が判断する。
ST15で、「合致している」とされると、ST16へ進む。ST16では、顧客に「確認」済みとして、会員番号と関連付けて、図6の「既登録顧客情報記憶部113」に記憶し、当該顧客の「顧客種類」に例えば、「Y寿司店舗チェーン」と入力する。
以上で、「有効化処理」が終了する。これら工程で、有効化されかった顧客情報は使用できない情報とされる。
このように、本実施の形態では、依頼人(会社)から受け取った「顧客情報」を確認等し、有効な顧客情報のみに「クーポン」を送信することとしている。
(クーポン送信工程)
顧客情報が確定したので、次いで、最初のクーポン送信工程へ進む。本実施の形態では、後述のように、クーポンは顧客の事情毎に異なる内容のクーポンを提供するが、本例では、最初のクーポンは同じ内容のクーポンで、使用状況等によって変化することを例に説明する。
例えば、Y寿司店舗チェーン会社の「P寿司店舗」等で、料金が割引となる使用可能な「割引クーポン」で、この「クーポン内容」は、図6の「既登録顧客情報記憶部113」に記憶されている「氏名」と関連付けられている「クーポンコード(X01)」を有している。
例えば、これらの情報は、「マトリックス型二次元コード(コード)」で示されて、クーポンと関連付けられている。
そして、この「マトリックス型二次元コード(コード)」付き「クーポン」が、各携帯電話50等に送信される。本例では、「クーポン内容」は例えば、500円引きである。
次いで、自己の携帯電話50に「マトリックス型二次元コード(コード)」付き「クーポン」を受信した顧客は、このクーポンが使用できる例えば、図1の「P寿司店舗」に行き、入口から入店する。
このクーポン内容が、「クーポン内容情報」の一例である。
(「入口側クーポンチェック装置20」における「クーポン」チェック工程)
図13は、図1の「入口側クーポンチェック装置20」における「クーポン」情報の読み取り工程を示す概略フローチャートである。
図1の「P寿司店舗」の入口には、「入口側クーポンチェック装置20」が配置され、会計場所であるPOS装置60が配置されている箇所の近傍には、図1の「出口側クーポンチェック装置30」が配置されている。
顧客が「P寿司店舗」の入口から入ると、クーポンを利用する場合は、「入口側クーポンチェック装置20」にクーポンを読み込ませてくださいとの表示があり、顧客は、自己の携帯電話50で受信した「クーポン」の「マトリックス型二次元コード(コード)」を、同装置20に読み込ませる。
すると、図11のST21に進む。ST21では、「入口側クーポンチェック装置20」の図3の「入口側コード読み取り装置22」が、顧客の携帯電話50のコードを読み取ったか否かを判断する。
ST22で、読み取ったと判断したときは、ST23へ進む。ST23では、読み取ったコードを図3の「入口側コード記憶部27」に記憶する。
そして、図3の「入口側計時装置24」を参照し、読み取った時刻情報を図3の「入口側コード読み取り時刻情報記憶部27」に記憶する。
次いで、ST24へ進む。ST24では、図3の「入口側クーポンコード特定処理部(プログラム)28」が動作し、コードからクーポンコードを解析し特定して、図3の「入口側クーポンコード記憶部29」に記憶する。
次いで、ST25へ進む。ST25では、「入口側通信装置23」が動作し、「入口側クーポンコード記憶部29」の「クーポンコード」と「入口側店舗情報記憶部26」の「店舗番号(例えば、P寿司店舗の番号等)」及び「入口側コード読み取り時刻情報記憶部27」の「時刻情報」を図1の「クーポン情報管理サーバ100」に送信する。
次いで、ST26へ進む。ST26では、図1の「クーポン情報管理サーバ100」は、「クーポンコード」を受信する。この「クーポンコード」は、上述のように、顧客の氏名等と関連付けられている。
このため、図6の「既登録顧客情報記憶部113」を参照し、「入口側クーポンチェック装置20」から受信した「クーポンコード」に対応する「既登録顧客情報記憶部113」のクーポンコードを特定し、この「クーポンコード」に対応する「既登録顧客情報記憶部113」の「入店店舗」欄に「店舗番号」を入力する。
また、対応する「既登録顧客情報記憶部113」の「入店時刻」に「時刻情報(年月日時刻)」を入力する。
このように図6の「既登録顧客情報記憶部113」を参照し、「クーポンコード」から顧客を特定でき、さらに、同顧客が、どの店舗に、何時に入店したかの情報を容易且つ迅速に取得することができる。
なお、この入店時刻が「入所情報」の一例となっている。
次いで、顧客がP寿司店舗での食事が終了すると、会計へ行き、支払場所に行く、すると、P寿司店舗の担当者はPOS装置60を使用して、当該顧客の支払額及び利用人数(組人数)の情報をPOS装置60に入力する。
POS装置60の近傍には「出口側クーポンチェック装置30」が配置され、クーポンの利用の顧客宛に「クーポンを読み込ませてください」との表示がなされている。
そこで、顧客は、自己の携帯電話50が受信した「クーポン」の「マトリックス型二次元コード」を図4の「出口側コード読み取り装置32」に読み込ませる。
(「出口側クーポンチェック装置30」における「クーポン」チェック工程)
図14は、図1の「出口側クーポンチェック装置30」における「クーポン」情報の読み取り工程を示す概略フローチャートである。
図14のST31では、「出口クーポンチェック装置30」の「出口側コード読み取り装置32」が、携帯電話50の「マトリックス型二次元コード(コード)」を読み取ったか否かを判断する。
ST32で読み取ったときは、ST33へ進む。ST33では、「出口側コード読み取り装置32」が読み取ったコードを「出口側コード記憶部36」に記憶し、「出口側計時装置34」を参照し、読み取った時刻情報を「出口側コード読み取り時刻情報記憶部37」に記憶する。
次いでST34へ進む。ST34では、「出口側クーポンコード特定処理部(プログラム)38」が動作し、「マトリックス型二次元コード(コード)」からクーポンコードを解析し特定して、図4の「出口側クーポンコード記憶部39」に記憶する。
次いで、ST35へ進む。ST35では、「出口側クーポンチェック装置30」が、POS装置50から「組人数」、「支払い金額」等を取得し、図4の「組人数及び支払金額等記憶部40」に記憶する。
この「組人数」、「支払い金額」が、「人数情報」、「売上情報」の一例となっている。
次いで、ST36に進む。ST36では、「出口側通信装置33」が動作し、「出口側クーポンコード記憶部39」の「クーポンコード」と「出口側店舗情報記憶部35」の「店舗番号(例えば、P寿司店舗の店舗番号)」、「出口側コード読み取り時刻情報記憶部37」の「時刻情報」及び「組人数及び支払金額等記憶部40」の「組人数及び支払金額等」を「クーポン情報管理サーバ100」に送信する。
次いで、ST37へ進む。ST37では、図1の「クーポン情報管理サーバ100」は、「クーポンコード」を受信する。この「クーポンコード」は、上述のように、顧客の氏名等と関連付けられている。
このため、図6の「既登録顧客情報記憶部113」を参照し、「出口側クーポンチェック装置30」から受信した「クーポンコード」に対応する「既登録顧客情報記憶部113」のクーポンコード(及び氏名等)を特定し、この「クーポンコード」に対応する「既登録顧客情報記憶部113」の「退店店舗」欄に「店舗番号」を入力する。
また、対応する「既登録顧客情報記憶部113」の「退店時刻」に「時刻情報(年月日時刻)」を入力する。
さらに、対応する「既登録顧客情報記憶部113」の「組人数」及び「支払金額」の欄に「「組人数」及び「支払金額」を入力する。
このように図6の「既登録顧客情報記憶部113」を参照し、「クーポンコード」から顧客を特定でき、さらに、同顧客が、どの店舗に、何時に退店したかの情報、支払金額及び利用者人数(組人数)の情報を容易且つ迅速に取得することができる。
なお、この退店時刻が「退所情報」の一例となっている。
上述の図13の「入口側クーポンチェック装置20」における「クーポン」チェック工程)及び図14の「出口側クーポンチェック装置30」における「クーポン」チェック工程)により、「クーポン情報管理サーバ100」は、顧客が、どの店舗に、何時に入店し、何時に退店したかの情報、支払金額及び利用者人数(組人数)の情報を取得することができる。
(「広告配信準備情報工程」について)
図15は、顧客向け配信情報である例えば、広告を配信する配信先である顧客の携帯電話を選択するための予備的情報を生成する工程を示す概略フローチャートである。
(「店舗嗜好性情報生成工程」)
先ず、図15のST71では、図7の「店舗嗜好性情報生成処理部(プログラム)122」が動作し、図6の「既登録顧客情報記憶部113」を参照する。同記憶部113の「属性情報には、男又は女、年齢等が記憶されており、「入店店舗」の情報として、例えば、寿司店、カレー店、イタリア料理店等が記憶されている。
また、図7の「嗜好性基準情報記憶部123」を参照する。同記憶部123には、嗜好性情報を判断するための基準情報が記憶されている。
例えば、図6の「既登録顧客情報記憶部113」の「性別」が男性、「年齢」が「20歳以上」(属性情報)で、「入店店舗」や「入店時刻」等の情報から、同一種類の店舗(寿司店)を週2回以上、利用している場合は「嗜好性あり」とする基準が記憶されている。
したがって、同処理部122は、「既登録顧客情報記憶部113」の「入店店舗」及び「入店時刻」情報等に基づき、顧客(会員番号、氏名等)毎の「店舗嗜好性情報(例えば、寿司店嗜好性情報)を生成し、会員番号等と共に図7の「店舗嗜好性情報記憶部124」に記憶する。
したがって、「入店情報」「入店時刻情報」等が、「顧客の利用情報を含む利用関連情報」の一例となっている。また、店舗嗜好性情報が、「嗜好性情報」の一例となっている。
(業態別利用頻度情報生成工程)
次いで、ST72へ進む。ST72では、図8の「業種利用頻度情報生成処理部(プログラム)131」が動作し、図6の「既登録顧客情報記憶部113」を参照する。同記憶部113の属性情報には、男又は女、年齢等が記憶されており、「業態情報」の情報として、例えば、寿司チェーン店又は寿司非チェーン店等が記憶されている。また、「入店時刻」として、当該寿司店等の入店時刻が記憶されている。
また、図7の「嗜好性基準情報記憶部125」を参照する。同記憶部125には、業種利用頻度情報を判断するための基準情報が記憶されている。
例えば、「既登録顧客情報記憶部113」の「性別」が男性、「年齢」が20歳以上(属性情報)で、「入店店舗」「入店時刻」「業態種類」等の情報から、週2回以上、同種のチェーン店に入店すると、「同種のチェーン店の高利用頻度」とするとの基準が記憶されている。
したがって、同処理部131は、「既登録顧客情報記憶部113」の「入店店舗」、「入店時刻」及び「業態種類」情報等に基づき、顧客(会員番号、氏名等)毎の「業態別利用頻度情報(例えば、「寿司チェーン店利用頻度情報」等)を生成し、会員番号等と共に図8の「業態別利用頻度情報記憶部132」に記憶する。
この寿司チェーン店利用頻度情報が、業態利用頻度情報の一例となっている。
(生活サイクル情報生成工程)
次いで、ST73へ進む。ST73では、図8の「生活サイクル情報生成処理部(プログラム)133」が動作し、図6の「既登録顧客情報記憶部113」を参照する。
同記憶部113の属性情報には、男又は女、年齢等が記憶されており、「入店時刻」として、例えば、店舗の入店時刻情報が記憶されている。
また、図8の「生活サイクル基準情報記憶部134」を参照する。同記憶部134には、生活サイクル基準情報を判断するための基準情報が記憶されている。
例えば、図6の「既登録顧客情報記憶部113」の性別「男性」、年齢「20歳以上」(属性情報)で、「入店店舗」「入店時刻」等の情報から、1ヶ月で2回以上、日曜日に利用すると、生活サイクル情報である例えば、「日曜日店舗飲食」という「生活サイクルあり」と判断すべき基準が記憶されている。
したがって、同処理部133は、図6「既登録顧客情報記憶部113」の「入店店舗」、「入店時刻」情報等に基づき、顧客(会員番号、氏名等)毎の「生活サイクル情報情報(例えば、「日曜日店舗飲食情報」等)を生成し、会員番号等と共に図8の「生活サイクル情報記憶部135」に記憶する。
この日曜日店舗飲食情報が、利用サイクル情報の一例となっている。
また、これら「寿司店嗜好性情報」、「寿司チェーン店利用頻度情報」、「日曜日店舗飲食情報」が、「基本傾向情報」の一例となっている。
以上で、広告を配信する配信先である顧客の携帯電話を選択するための予備的情報(「寿司店嗜好性情報」、「寿司チェーン店利用頻度情報」、「日曜日店舗飲食情報」)が生成される。
(「広告送信工程」について)
次いで、広告を選択された顧客の各携帯電話50に送信する工程を説明する。
図16は、広告を選択された顧客の各携帯電話50に送信する工程を示す概略フローチャートである。
先ず、ST81では、例えば、図1の「X広告配信及びクーポン情報管理会社」が、「Y寿司店舗チェーン会社」から、例えば、「日曜日に寿司チェーン店の店舗の割引きキャンペーンを行うので、広告を顧客の携帯電話50等に配信したい」旨の依頼を受けると、同条件情報を「寿司店舗チェーン顧客情報管理サーバ10」から「広告配信及びクーポン情報管理サーバ100」が受信し、図8の「広告配信条件記憶部136」に記憶する。
この「広告配信条件記憶部136」に記憶された広告の条件情報が「配信先条件情報」の一例となっている。
次いで、ST82へ進む。ST82では、図9の「広告情報生成処理部(プログラム)141」が動作し、図8の「広告配信条件記憶部136」を参照し、広告配信条件を参照する。上述の例では、例えば、「日曜日に寿司チェーン店の店舗の割引きキャンペーンを行うので、広告を顧客の携帯電話50等に配信した」である。
また、同処理部141は、図7の「店舗嗜好性情報記憶部124」、図8の「業態別利用頻度情報記憶部132」及び「生活サイクル情報記憶部135」を参照し、上記「広告配信条件」に合致する携帯電話50等の所持者(所有者)が存在するか否かを判断する。
例えば、上述の例では、図8の「生活サイクル情報記憶部135」で、「「日曜日店舗飲食」の顧客情報があり、さらに、図8の「業態別利用頻度情報記憶部132」の顧客情報に「寿司チェーン店利用頻度情報」の顧客情報が記憶されている。
したがって、同処理部141は、これらの情報から上述の「広告配信条件」に合致した顧客の会員番号等を特定し、さらに、これらの会員番号等から図6の「既登録顧客情報記憶部113」の「携帯番号」情報を検索、取得し、該当する携帯電話番号を図9の「該当携帯電話番号記憶部142」に記憶する。
次いで、ST83へ進む。ST83では、図9の「該当携帯電話番号記憶部142」に記憶されている「携帯電話番号」の情報に基づいて、携帯電話50に広告を配信する。
具体的には、携帯電話50等のタッチパネル51に同広告が表示されることになる。
したがって、当該広の配信先として適している顧客の携帯電話50等に効果的に広告を配信することできると共に、当該携帯電話50の所有者や所持者等の嗜好性や行動特性に合致した有用な情報を、当該携帯電話50の顧客に提供することができる。
したがって、携帯電話50の顧客が、不必要な広告を多数受信し、煩雑さを感じさせることを未然に防止することができる。
なお、本実施の形態では、広告主の要望に合わせた顧客を検索して、広告を送信する例で説明したが、本発明はこれに限らず、各顧客の上述の「店舗嗜好性情報」、「業態別利用頻度情報」、「生活サイクル情報」から、直近の例えば、「日曜日」の飲食店、例えば、「寿司店」等を推奨し、当該顧客の携帯電話50に、その推奨店舗(寿司店等)を表示させるようにしても良い。
例えば、カレー店の後に寿司店を利用する顧客等が、先週の日曜日にカレー店を利用した事実があるとき、次に日曜日に寿司店の利用を推奨する等である。
(「2次的情報生成工程」について)
また、「広告配信及びクーポン情報管理サーバ100」は、図13及び図14の工程で得た情報に基づいて、顧客の「滞在時間」、店舗の「回転率」、店舗の「ピークタイム(混雑時間)」「アイドルタイム(非混雑時間)」、顧客の店舗への「来店傾向の時間」、顧客の店舗における「平均支払額」等の「2次的情報」を生成する。
図17は、各種の「2次的情報」の生成工程を示す概略フローチャートである。以下、同フローチャートに従い説明する。
(「滞在時間」情報について)
先ずは、ST41で、「クーポン情報管理サーバ100」が動作し、「既登録顧客情報記憶部113」の会員(顧客)の「入店時刻」と「退店時刻」から、当該会員の「滞在時間」を生成し、「既登録顧客情報記憶部113」に入力する。
したがって、各顧客の例えば、P寿司店舗における「滞在時間」情報を取得することができる。
この「滞在時間」が、顧客の滞在時間情報の一例である。
(店舗の「回転率」情報について)
次いで、ST42へ進む。ST42では、図9の「店舗単位回転率情報生成処理部(プログラム)143」が動作し、図6の「既登録顧客情報記憶部113」の同一店舗における「滞在時間」情報に基づき、当該店舗の回転率を求め、図9の「店舗単位回転率情報記憶部144」に記憶する。
この「店舗の回転率」が「顧客の回転率情報」の一例である。
(店舗における「ピークタイム」及び「アイドルタイム」情報について)
次いで、ST43へ進む。ST43では、図9の「混雑時間情報等生成処理部(プログラム)145」が動作し、図6の「既登録顧客情報記憶部113」の入店及び退店時刻の情報から同一店舗における「ピークタイム(混雑時間)(17時〜20時)」及び「アイドルタイム(非混雑時間)15時〜17時」情報を生成し、図9の「混雑時間等記憶部146」に記憶する。
したがって、各顧客の例えば、P寿司店舗における「ピークタイム」「アイドルタイム」情報を取得することができる。
この同一店舗における「ピークタイム」及び「アイドルタイム」情報が、「提供場所事情情報」「提供場所の混雑時間情報」「非混雑時間情報」の一例である。
(「店舗における同一会員の来店傾向情報」について)
次いで、ST44へ進む。ST44では、図10の「店舗単位会員来店情報生成処理部(プログラム)151」が動作し、図6の「既登録顧客情報記憶部113」の入店及び退店時刻の情報から同一店舗における同一会員の来店傾向情報を生成し、図10の「店舗単位会員来店情報記憶部152」に記憶する。
例えば、ある会員は、水曜日の15時〜17時の間にP寿司店舗に来店傾向等である。
この同一店舗における同一会員の来店傾向情報が、顧客事情情報の一例である。
(「店舗における同一会員の組人数の支払額情報」について)
次いで、ST45へ進む。ST45では、図10の「店舗単位会員支払額情報等生成処理部(プログラム)153」が動作し、図6の「既登録顧客情報記憶部113」の「組人数」と「支払額」の情報から同一店舗における同一会員の組人数の支払額情報を生成し、図10の「店舗単位会員支払額情報等記憶部154」に記憶する。
例えば、ある会員は、P寿司店舗に4人一組の平均支払い額の範囲が例えば、8千円である。
この同一店舗における同一会員の組人数の支払額情報が、顧客毎の売上情報の一例となっている。
以上の工程で、顧客の「滞在時間」、店舗の「回転率」、店舗の「ピークタイム(混雑時間)」「アイドルタイム(非混雑時間)」、顧客の店舗への「来店傾向の時間」、顧客の店舗における「平均支払額」等の「2次的情報」を取得することができる。
なお、本実施の形態では、2次的情報の生成として上述の順番で各情報を生成したが、本発明は、この順番を違えても構わないし、生成する情報を任意に選択しても構わない。
(会員(顧客)毎のクーポン内容の生成について)
本実施の形態では、図6の「既登録顧客情報記憶部113」及び上述の「2次的情報」等に基づき、顧客に提供するクーポン内容を顧客毎に異なる内容とし、最適化とすることができる。
また、このクーポン内容は、店舗等の事情も考慮したものとなっている。
以下、一例を挙げて具体的に説明する。
図18は、会員(顧客)毎のクーポン内容の主な生成工程を示す概略フローチャートである。図18のフローチャートに沿って、以下説明する。
図18のT51に示すように、図10の「会員単位クーポン情報生成処理部(プログラム)155」が動作し、以下の情報に基づいて、会員毎に適切なクーポン内容を生成する。
・図9の「混雑時間等記憶部(同一店舗における「ピークタイム(17時〜20時)」情報及び「アイドルタイム(15時〜17時)」情報)」、
・図10の「店舗単位会員来店情報記憶部152」(例えば、当該会員は、水曜日の15時〜17時の間にP寿司店舗に来店傾向)、
・図10の「店舗単位会員支払額情報等記憶部154」(例えば、当該会員は、4人で、平均支払い額の範囲(8千円)の情報)。
そして、この生成されたクーポン内容を図6の「既登録顧客情報記憶部113」の「クーポン内容」に入力する。
例えば、店舗の要望(「アイドルタイム」の客数を増やしたいが、割引額(率)は赤字にならない範囲としたい)と、顧客(会員)の要望(割引額(率)を大きくして欲しい)の双方を考慮して、「会員単位クーポン情報生成処理部(プログラム)155」が動作して処理を行う。
例えば、P寿司店舗のアイドルタイムである15時〜17時は、会員の来店傾向の時間と合致する。また、当該会員の1人当たりの支払額が一定の額を超えている。
そこで、同処理部(プログラム)155は、P寿司店舗のアイドルタイムである15時〜17時は、通常の500円の割引額ではなく、赤字にならない1000円の割引の内容で当該会員(顧客)特有のクーポン内容を作成し、図6の「既登録顧客情報記憶部113」の「クーポン内容」に入力する。
次いで、ST52へ進む。ST52では、「既登録顧客情報記憶部113」で更新された「クーポン内容」のクーポンが当該会員(顧客)の携帯電話50へ送信される。
したがって、本実施の形態では、会員(顧客)毎に異なる内容のクーポンを提供することができ、店舗側の具体的な事情及び店舗を利用する会員(顧客)側の具体的な事情に沿って、会員毎に異なる適切な内容のクーポンを自動的且つ迅速に提供することができる構成となっている。
(アンケート情報生成工程について)
また、本実施の形態では、実際にP寿司店舗等でクーポンを利用した会員(顧客)にアンケートを実行し、その回答情報は、図6の「既登録顧客情報記憶113」に記憶される。
図19は、アンケート情報生成工程を示す概略フローチャートである。
以下、図19のフローチャートに沿って説明する。
先ず、ST61では、図10の「アンケート情報生成処理部(プログラム)156」が動作し、会員(顧客)の店舗の退店後に、店舗番号と関連付けたアンケートを、同会員の「携帯電話」に送信する。
次いで、ST62へ進む。ST62では、返信されたアンケート結果が、図6の「既登録顧客情報記憶部113」の「アンケート回答」に入力される。
例えば、当該会員のP寿司店舗の退店の後に「アンケート(利用店舗(P寿司店舗)の店舗番号等の識別情報付き)」を、当該会員の「携帯電話50」に送信する。
そして、当該会員の携帯電話50からのアンケート結果は、図6の「既登録顧客情報記憶部113」の「アンケート回答」に記憶される。
以上説明した本実施形態においては、装置として実現される場合を例に挙げて説明したが、本発明は、これに限定されず、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)光磁気ディスク(MO)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納され頒布されてもよい。
また、記憶媒体は、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であればよい。記憶媒体の記憶形式は、特には限定されない。
また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。
さらに、本発明における記憶媒体は、コンピュータと独立した媒体には限定されず、LANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、本発明におけるコンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づいて本実施形態における各処理を実行すればよく、1つのパソコン等からなる装置であってもよいし、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等であってもよい。
また、本発明におけるコンピュータとは、パソコンには限定されず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
1・・・広告配信及びクーポン管理システム、2・・・インターネット網、3・・・基地局、10・・・寿司店舗チェーン顧客情報管理サーバ、11・・・顧客情報管理サーバ側制御部、12・・・顧客情報管理サーバ側通信装置、13・・・顧客情報管理サーバ側ディスプレイ、14・・・顧客情報管理サーバ側各種入力装置、15・・・寿司店舗チェーン顧客情報記憶部、20・・・入口側クーポンチェック装置、21・・・入口側制御部、22・・・入口側コード読み取り装置、23・・・入口側通信装置、24・・・入口側計時装置、25・・・入口側店舗情報記憶部、26・・・入口側コード記憶部、27・・・入口側コード読み取り時刻情報記憶部、28・・・入口側クーポンコード特定処理部(プログラム)、29・・・入口側クーポンコード記憶部、30・・・出口側クーポンチェック装置、31・・・入口側制御部、32・・・出口側コード読み取り装置、33・・・出口側通信装置、34・・・出口側計時装置、35・・・入口側店舗情報記憶部、36・・・出口側コード記憶部、37・・・出口側コード読み取り時刻情報記憶部、38・・・入口側クーポンコード特定処理部(プログラム)、39・・・入口側クーポンコード記憶部、40・・・組人数及び支払金額等記憶部、50・・・携帯電話、51・・・タッチパネル、52・・・情報入力用ボタン、60・・・POS装置、100・・・広告配信及びクーポン情報管理サーバ、101・・・広告配信及びクーポン情報管理サーバ側制御部、102・・・広告配信及びクーポン情報管理サーバ側通信装置、103・・・広告配信及びクーポン情報管理サーバ側ディスプレイ、104・・・広告配信及びクーポン情報管理サーバ側各種情報入力装置、110・・・広告配信及びクーポン情報管理サーバ側第1の各種情報管理部、111・・・クーポンサーバ側顧客情報記憶部、112・・・第1の顧客情報有効化処理部(プログラム)、113・・・既登録顧客情報記憶部、114・・・第2の顧客情報有効化処理部(プログラム)、120・・・広告配信及びクーポン情報管理サーバ側第2の各種情報管理部、121・・・第3の顧客情報有効化処理部(プログラム)、122・・・店舗嗜好性情報生成処理部(プログラム)、123・・・嗜好性基準情報記憶部、124・・・店舗嗜好性情報記憶部、125・・・嗜好性基準情報記憶部、130・・・広告配信及びクーポン情報管理サーバ側第3の各種情報管理部、131・・・業種利用頻度情報生成処理部(プログラム)、132・・・業態別利用頻度情報記憶部、133・・・生活サイクル情報生成処理部(プログラム)、134・・・生活サイクル基準情報記憶部、135・・・生活サイクル情報記憶部、136・・・広告配信条件記憶部、140・・・広告配信及びクーポン情報管理サーバ側第4の各種情報管理部、141・・・広告情報生成処理部(プログラム)、142・・・該当携帯電話番号記憶部、143・・・店舗単位回転率情報生成処理部(プログラム)、144・・・店舗単位回転率情報記憶部、145・・・混雑時間情報等生成処理部(プログラム)、146・・・混雑時間等記憶部、150・・・広告配信及びクーポン情報管理サーバ側第5の各種情報管理部、151・・・店舗単位会員来店情報生成処理部(プログラム)、152・・・店舗単位会員来店情報記憶部、153・・・店舗単位会員支払額情報等生成処理部(プログラム)、154・・・店舗単位会員支払額情報等記憶部、155・・・会員単位クーポン情報生成処理部(プログラム)、156・・・アンケート情報生成処理部(プログラム)
そこで、本発明は、携帯電話等の端末の所有者や所持者等の嗜好性や行動特性に合致した有用な情報を提供する有用情報提供装置、有用情報提供装置の制御方法及び有情報提供プログラムを提供することを目的とする。
前記目的は、本発明によれば、役務及び/又は商品の提供を行う提供場所を利用した顧客の利用情報を含む利用関連情報に基づいて、顧客の基本傾向情報を生成し、前記顧客の端末情報と関連付けて記憶し、広告情報と、その広告の条件情報を記憶する広告配信条件記憶部を有し、前記基本傾向情報と前記広告の条件情報から、配信対象の前記端末情報を選択し、選択された前記端末情報の端末に、前記広告情報を送信することを特徴とする有用情報提供装置により達成される。
好ましくは、前記有用情報提供装置は、前記基本傾向情報が、前記顧客の前記提供場所の種類情報を含む情報に基づいて生成される嗜好性情報、前記顧客が利用する前記提供場所の業態種類情報を含む情報に基づいて生成される業態利用頻度情報及び前記顧客の前記提供場所への利用サイクル情報を含む情報に基づいて生成される生活サイクル情報をみ、前記嗜好性情報、前記業態利用頻度情報及び前記生活サイクル情報を参照して、前記広告の条件情報に合致した前記端末情報を選択することを特徴とする。
前記目的は、本発明によれば、役務及び/又は商品の提供を行う提供場所を利用した顧客の利用情報を含む利用関連情報に基づいて、顧客の基本傾向情報を生成し、前記顧客の端末情報と関連付けて記憶し、広告配信条件記憶部に広告情報と、その広告の条件情報を記憶し、前記基本傾向情報と前記広告の条件情報から、配信対象の前記端末情報を選択し、選択された前記端末情報の端末に、前記広告情報を送信することを特徴とする有用情報提供装置の制御方法により達成される。
前記目的は、本発明によれば、有用情報提供装置に、役務及び/又は商品の提供を行う提供場所を利用した顧客の利用情報を含む利用関連情報に基づいて、顧客の基本傾向情報を生成し、前記顧客の端末情報と関連付けて記憶する機能、広告配信条件記憶部に広告情報と、その広告の条件情報を記憶する機能、前記基本傾向情報と前記広告の条件情報から、配信対象の前記端末情報を選択し、選択された前記端末情報の端末に、前記広告情報を送信する機能を実行させる有用情報提供装置の制御プログラムにより達成される。
そこで、本発明は、携帯電話等の端末の所有者や所持者等の嗜好性や行動特性に合致した有用な情報を提供する有用情報提供装置、有用情報提供装置の制御方法及び有情報提供プログラムを提供できるという利点がある。
前記目的は、本発明によれば、役務及び/又は商品の提供を行う提供場所を利用した顧客の利用情報を含む利用関連情報に基づいて、顧客の基本傾向情報を生成し、前記顧客の端末情報と関連付けて記憶し、広告情報と、その広告の条件情報を記憶する広告配信条件記憶部を有し、前記基本傾向情報と前記広告の条件情報から、配信対象の前記端末情報を選択し、選択された前記端末情報の端末に、前記広告情報を送信する構成であって、前記基本傾向情報が、前記顧客の前記提供場所の種類情報を含む情報に基づいて生成される嗜好性情報、前記顧客が利用する前記提供場所の業態種類情報を含む情報に基づいて生成される業態利用頻度情報及び前記顧客の前記提供場所への利用サイクル情報を含む情報に基づいて生成される生活サイクル情報を含み、前記嗜好性情報、前記業態利用頻度情報及び前記生活サイクル情報を参照して、前記広告の条件情報に合致した前記端末情報を選択することを特徴とする有用情報提供装置により達成される。
前記目的は、本発明によれば、役務及び/又は商品の提供を行う提供場所を利用した顧客の利用情報を含む利用関連情報に基づいて、顧客の基本傾向情報を生成し、前記顧客の端末情報と関連付けて記憶し、広告配信条件記憶部に広告情報と、その広告の条件情報を記憶し、前記基本傾向情報と前記広告の条件情報から、配信対象の前記端末情報を選択し、選択された前記端末情報の端末に、前記広告情報を送信し、前記基本傾向情報が、前記顧客の前記提供場所の種類情報を含む情報に基づいて生成される嗜好性情報、前記顧客が利用する前記提供場所の業態種類情報を含む情報に基づいて生成される業態利用頻度情報及び前記顧客の前記提供場所への利用サイクル情報を含む情報に基づいて生成される生活サイクル情報を含み、前記嗜好性情報、前記業態利用頻度情報及び前記生活サイクル情報を参照して、前記広告の条件情報に合致した前記端末情報を選択することを特徴とする有用情報提供装置の制御方法により達成される。
前記目的は、本発明によれば、有用情報提供装置に、役務及び/又は商品の提供を行う提供場所を利用した顧客の利用情報を含む利用関連情報に基づいて、顧客の基本傾向情報を生成し、前記顧客の端末情報と関連付けて記憶する機能、広告配信条件記憶部に広告情報と、その広告の条件情報を記憶する機能、前記基本傾向情報と前記広告の条件情報から、配信対象の前記端末情報を選択し、選択された前記端末情報の端末に、前記広告情報を送信する機能、前記基本傾向情報が、前記顧客の前記提供場所の種類情報を含む情報に基づいて生成される嗜好性情報、前記顧客が利用する前記提供場所の業態種類情報を含む情報に基づいて生成される業態利用頻度情報及び前記顧客の前記提供場所への利用サイクル情報を含む情報に基づいて生成される生活サイクル情報を含み、前記嗜好性情報、前記業態利用頻度情報及び前記生活サイクル情報を参照して、前記広告の条件情報に合致した前記端末情報を選択する機能を実行させる有用情報提供装置の制御プログラムにより達成される。

Claims (7)

  1. 役務及び/又は商品の提供を行う提供場所を利用した顧客の利用情報を含む利用関連情報に基づいて、顧客の基本傾向情報を生成し、前記顧客の端末情報と関連付けて記憶し、
    顧客向け配信情報と、その配信先条件情報を記憶する配信情報記憶部を有し、
    前記基本傾向情報と前記配信先条件情報から、配信対象の前記端末情報を選択し、選択された前記端末情報の端末に、前記顧客向け配信情報を送信することを特徴とする有用情報提供装置。
  2. 前記基本傾向情報が、少なくとも、前記顧客の前記提供場所の種類情報を含む情報に基づいて生成される嗜好性情報、前記顧客が利用する前記提供場所の業態種類情報を含む情報に基づいて生成される業態利用頻度情報、又は前記顧客の前記提供場所への利用サイクル情報を含む情報に基づいて生成される生活サイクル情報のいずれかを1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の有用情報提供装置。
  3. 前記提供場所への前記顧客の前記端末の入所情報及び退所情報に基づいて、前記提供場所についての提供場所事情情報及び/又は、顧客についての顧客事情情報を生成し、前記提供場所事情情報及び/又は前記顧客事情情報に基づいて、顧客毎に異なる内容のクーポン内容情報を生成可能な構成となっていると共に、前記顧客毎に異なる内容のクーポン内容情報を、各顧客の前記端末に送信可能な構成となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の有用情報提供装置。
  4. 顧客の前記端末の前記入所情報及び前記退所情報は、前記提供場所に設置された入所情報検知装置及び退所情報検知装置と前記端末が前記クーポンに関する情報を送受信することで生成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の有用情報提供装置。
  5. 好ましくは、前記入所情報及び前記退所情報は、時刻情報を含み、前記入所情報及び前記退所情報に基づいて、前記提供場所事情情報及び/又は前記顧客事情情報を生成すると共に、前記提供場所事情情報には、当該提供場所における顧客の滞在時間情報、顧客の回転率情報、当該提供場所の混雑時間情報又は当該提供場所の非混雑時間情報を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の有用情報提供装置。
  6. 役務及び/又は商品の提供を行う提供場所を利用した顧客の利用情報を含む利用関連情報に基づいて、顧客の基本傾向情報を生成し、前記顧客の端末情報と関連付けて記憶し、
    配信情報記憶部に顧客向け配信情報と、その配信先条件情報を記憶し、
    前記基本傾向情報と前記配信先条件情報から、配信対象の前記端末情報を選択し、選択された前記端末情報の端末に、前記顧客向け配信情報を送信することを特徴とする有用情報提供装置の制御方法。
  7. 役務及び/又は商品の提供を行う提供場所を利用した顧客の利用情報を含む利用関連情報に基づいて、顧客の基本傾向情報を生成し、前記顧客の端末情報と関連付けて記憶する機能、
    配信情報記憶部に顧客向け配信情報と、その配信先条件情報を記憶する機能、
    前記基本傾向情報と前記配信先条件情報から、配信対象の前記端末情報を選択し、選択された前記端末情報の端末に、前記顧客向け配信情報を送信する機能を実行させる有用情報提供プログラム。
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