JP2019120842A - 投影制御装置、投影システム、投影制御装置の投影制御方法、及びプログラム - Google Patents

投影制御装置、投影システム、投影制御装置の投影制御方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019120842A
JP2019120842A JP2018001574A JP2018001574A JP2019120842A JP 2019120842 A JP2019120842 A JP 2019120842A JP 2018001574 A JP2018001574 A JP 2018001574A JP 2018001574 A JP2018001574 A JP 2018001574A JP 2019120842 A JP2019120842 A JP 2019120842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
projection
image
control
light
projected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018001574A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7071694B2 (ja
Inventor
山口 倫治
Tomoharu Yamaguchi
倫治 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2018001574A priority Critical patent/JP7071694B2/ja
Publication of JP2019120842A publication Critical patent/JP2019120842A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7071694B2 publication Critical patent/JP7071694B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

【課題】反射光によるコントラストの低下を低減することができる。【解決手段】投影装置10は、投影光を反射する反射状態と、投影光を吸収する吸収状態とを切り替える調光素子125からなる複数の投影面100a,101a,102aに対し、画像を選択的に投影するよう投影手段40を制御する投影制御手段45と、投影手段40により画像が投影されていない投影面100a,101a,102aの調光素子125を吸収状態に切り替えるよう制御を実行する投影面制御部36と、を備える。【選択図】 図4

Description

本発明は、投影制御装置、投影システム、投影制御装置の投影制御方法、及びプログラムに関する。
パーソナルコンピュータの画面やビデオ画像、さらにメモリカード等に記憶されている画像データによる画像等をスクリーンに投影する画像投影装置として、データプロジェクタが多用されている。このプロジェクタは、光源から出射された光をDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)と呼ばれるマイクロミラー表示素子、又は、液晶板に集光させ、スクリーン上にカラー画像を表示させるものである。
そして、任意の形状又は角度に形成される面をスクリーンとして使用できる投影システムとして、特許文献1には、複数の投影手段と、投影画像を撮影する撮影手段と、投影画像を補正する画像処理装置とを備える画像投影装置が開示されている。特許文献1に記載の画像処理装置は、投影画像を所望の形状に補正する幾何補正手段と、投影画像を単位として輝度の高低を補正する輝度補正手段と、重複領域の輝度を補正する重複領域補正手段と、を備えている。
特開2013−247601号公報
ここで、上述した特許文献1に記載された投影システムとしての画像投影装置では、夫々の投影面から反射する光が他の投影面に影響を与える場合があり、複数の投影面に投影される映像において投影面の境界部分でコントラストが低下することがあった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、反射光によるコントラストの低下を低減することを目的としている。
本発明に係る投影制御装置は、投影光を反射する反射状態と、該投影光を吸収する吸収状態とを切り替える調光素子からなる複数の投影面に対し、画像を選択的に投影するよう投影手段を制御する投影制御手段と、前記投影手段により画像が投影されていない前記投影面の前記調光素子を吸収状態に切り替えるよう制御を実行する投影面制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る投影制御装置により実行される投影制御方法は、投影部を有する投影制御装置において実行される投影制御方法であって、投影光を反射する反射状態と、該投影光を吸収する吸収状態とを切り替える調光素子からなる複数の投影面に対し、画像を選択的に投影するよう前記投影部を制御する投影制御ステップと、前記投影部により画像が投影されていない前記投影面の前記調光素子を吸収状態に切り替えるよう制御する投影面制御ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、投影手段と、投影面制御部と、投影手段を制御する投影制御手段と、を備える投影制御装置が実行するプログラムであって、前記投影制御手段は、投影光を反射する反射状態と、該投影光を吸収する吸収状態とを切り替える調光素子からなる複数の投影面に対し、画像を選択的に投影するよう前記投影手段を制御し、前記投影面制御部は、前記投影手段により画像が投影されていない前記投影面の前記調光素子を吸収状態に切り替えるよう制御を実行することを特徴とする。
本発明に係る投影システムは、投影光を反射する反射状態と、該投影光を吸収する吸収状態とを切り替える調光素子からなる複数の投影面を制御する投影面制御装置と、前記複数の投影面に対し、画像を選択的に投影する投影手段を備える投影装置からなる投影システムにおいて、前記投影面制御装置は、前記投影装置の前記投影手段により画像が投影されていない前記投影面の前記調光素子を吸収状態に切り替えるよう制御を実行する、ことを特徴とする。
本発明によれば、反射光によるコントラストの低下を低減することができる。
本発明の実施形態1に係る投影システムの概略構成を示した説明図であり、(a)は、投影システムの使用状態を示しており、(b)は、(a)の液晶シャッターのA−A断面を示している。 本発明の実施形態1に係る投影装置を示す外観斜視図である。 本発明の実施形態1に係る投影装置の機能ブロックを示す図である。 本発明の実施形態1に係る投影システムの投影装置が、複数の液晶シャッターの投影面に時分割で投影する処理を示したフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る投影システムの投影装置が画像を投影し、観者がその画像を見ている状態を示す説明図である。 本発明の実施形態1に係る投影システムにおいて、投影装置の表示駆動部が時分割で画像データの画像信号を投影すると共に、投影装置の投影面制御部が表示駆動部に同期して、液晶シャッターの投影面を切り替えている状態を示す説明図である。 本発明の実施形態2に係る投影装置が投影レンズとして魚眼レンズを搭載し、白画像を左右と正面の壁面に投影した際の距離に基づく輝度の変化を説明する説明図であり、(a)は、補正した投影画像の輝度の変化を示す図であり、(b)は、距離Lの定義を示す図であり、(c)は、投影画像の輝度の変化係数を示している。 本発明の実施形態3に係る投影装置が投影レンズとして魚眼レンズを搭載し、白画像を左右と正面の壁面に投影した際の角度に基づく輝度の変化を説明する説明図であり、(a)は、補正した投影画像の輝度の変化を示す図であり、(b)は、角度θの定義を示す図であり、(c)は、投影画像の輝度の変化係数を示している。 本発明の実施形態4に係る投影装置が投影レンズとして魚眼レンズを搭載し、実施形態2の距離に基づく輝度補正と、実施形態3の角度に基づく輝度補正とを組合わせて補正を行った投影画像の輝度の変化を説明する説明図である。 本発明の実施形態5に係る投影装置が投影レンズとして魚眼レンズを搭載し、実施形態2の距離又は実施形態3の角度に基づいた制御を説明する図であり、(a)は、投影面が所定の領域に区分されている状態を示す図であり、(b)は、領域毎に液晶シャッターを制御することを示すタイミングチャートである。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態について図を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る投影システム200の概略の使用状態を示した構成図である。
投影システム200は、図1(a)に示すように、屋内の天井に設けられた投影制御装置とされる投影装置10と、観者VIからみて屋内の左側の壁面に設けられた液晶シャッター100,正面の壁面に設けられた液晶シャッター101,右側の壁面に設けられた液晶シャッター102と、を備えている。ここで、各液晶シャッター100,101,102の前面は、画像が投影される投影面100a,101a,102aと呼ぶ。また、投影システム200は、投影装置10の後述する投影面制御部36を別体として、投影面100a,101a,102aを制御する投影面制御装置(不図示)を別に設けてもよい。
投影装置10は、画像(静止画又は動画)を、壁面に設けられた液晶シャッター100,101,102の投影面100a,101a,102aに投影することにより投影画像を表示する装置である。投影装置10の詳細については、図2及び図3を用いて詳述する。
図1(b)は、図1(a)のA−A断面を示している。液晶シャッター101は、図1(b)に示すように、液晶シャッターフィルム110及びプラスチックシート120からなる調光素子125と、光吸収膜130と、を備えて構成されている。薄型のプラスチックシート120は、外表面となる液晶シャッターフィルム110により、表面から裏面まで覆うように包み込まれている。プラスチックシート120は、液晶乳剤が良導電体として伸展されて形成される。プラスチックシート120の裏面側、即ち、投影装置10により画像が投影される面(投影面101a)の反対側には、光を吸収する光吸収膜130が設けられている。
なお、図1(b)の断面図は、液晶シャッター101について示したが、本実施例においては、液晶シャッター100,102に関しても液晶シャッター101と同様に、液晶シャッターフィルム110及びプラスチックシート120からなる調光素子125と、光吸収膜130と、から構成されている。すなわち、調光素子125の液晶シャッターフィルム110の前面が各投影面100a,101a,102aとされる。このようにして、投影面100a,101a,102aは、調光素子125からなる。
調光素子125のプラスチックシート120に、100[V]の電圧が印加されると、調光素子125の液晶シャッターフィルム110は、透明(オン状態)となる。このとき、プラスチックシート120及び液晶シャッターフィルム110を透過した光は、調光素子125の裏面側の光吸収膜130に吸収される(投影光を吸収する吸収状態)。これに対し、調光素子125のプラスチックシート120に、100[V]の電圧が印加されていないときは、調光素子125の液晶シャッターフィルム110は、不透明(オフ状態)となる。この場合、液晶シャッターフィルム110の前面とされる液晶シャッター100,101,102の投影面100a,101a,102aには、投影された画像が映し出される(投影光を反射する反射状態)。このようにして、調光素子125は、投影光を反射する反射状態と投影光を吸収する吸収状態とを切り替える。
次に、図2は、投影装置10の外観斜視図である。なお、以下の説明において、投影装置10における左右とは投影方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10の正面の液晶シャッター101側方向(正面の壁面方向)及び光線束の進行方向に対しての前後方向を示す。
投影装置10は、図2に示すように、略直方体形状であって、投影装置10の筐体の前方の側板とされる正面パネル12の側方に投影口を覆うレンズカバー19を有する。レンズカバー19の内部には、投影レンズ220Aが収められる。投影時には、レンズカバー19が開く。この正面パネル12には複数の排気孔17が設けられている。更に、図示しないがリモートコントローラからの制御信号を受信するIr受信部を備えている。
また、筐体の上面パネル11にはキー/インジケータ部37が設けられ、このキー/インジケータ部37には、電源スイッチキーや電源のオン又はオフを報知するパワーインジケータ、投影のオン、オフを切りかえる投影スイッチキー、光源装置や表示素子又は制御回路等が過熱したときに報知をする過熱インジケータ等のキーやインジケータが配置されている。
更に、筐体の背面には、背面パネルにUSB端子やアナログRGB映像信号が入力される映像信号入力用のD−SUB端子、S端子、RCA端子、音声出力端子等を設ける入出力コネクタ部及び電源アダプタプラグ等の各種端子(群)20が設けられている。また、背面パネルには、複数の吸気孔が形成されている。なお、図示しない筐体の側板である右側パネル、及び、図2に示した側板である左側パネル15には、各々複数の排気孔17が形成されている。また、左側パネル15の背面パネル近傍の隅部や背面パネル13には、吸気孔18も形成されている。
次に、投影装置10の投影装置制御部30について図3の機能ブロック図を用いて述べる。投影装置制御部30は、制御部38、入出力インターフェース22、画像変換部23、表示エンコーダ24、投影制御手段45としての表示駆動部26や光源制御回路41、及び投影面制御部36等から構成される。なお、投影光を出射する投影手段40(投影部)は、光源である光源装置60と、表示素子51と、投影レンズ220A(図1参照)と、を含む。また、投影手段40を制御する投影制御手段45は、表示駆動部26と、光源制御回路41と、を含む。
制御部38は、投影装置10内の各回路の動作制御を司るものであって、CPU、各種セッティング等の動作プログラムを固定的に記憶したROM及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成されている。
そして、この投影装置制御部30により、入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号は、入出力インターフェース22、システムバス(SB)を介して画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換されたあと、表示エンコーダ24に出力される。
また、表示エンコーダ24は、入力された画像信号をビデオRAM25に展開記憶させた上でこのビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成し、表示駆動部26に出力する。
表示駆動部26は、表示エンコーダ24から出力された画像信号に対応して適宜フレームレートで空間的光変調素子(SOM)である表示素子51を駆動する。表示駆動部26は、光源装置60から出射された光線束を、光源側光学系を介し、DMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)が用いられる表示素子51に照射することにより、表示素子51の反射光で投影画像を形成させ、投影レンズユニットに含まれる投影レンズ220Aを介し、図1の液晶シャッター100,101,102の投影面100a,101a,102aに投影画像を投影表示する。
この場合、表示駆動部26は、表示エンコーダ24から出力された画像信号に対し、左右の壁面と、正面の壁面とに時分割で投影するように表示素子51を駆動する。例えば、まず、左右の壁面に投影画像を投影して、その後に、正面の壁面に投影画像を投影する。このようにして、左右の壁面の投影と正面の壁面への投影とを繰り返す。表示駆動部26が投影画像を切り替えるタイミングは、5[ms]〜10[ms]程度の間隔で切り替える。これにより、表示駆動部26は、複数の投影面に投影画像を時分割で投影することができる。
投影面制御部36は、表示駆動部26による時分割投影のタイミングに応じて時分割投影される投影光を光吸収膜130に吸収させるよう調光素子125を吸収状態に切り替えたり、投影光を投影面100a,101a,102aで反射するよう調光素子125を反射状態に切り替えたりするよう制御を実行する。即ち、投影面制御部36は、表示駆動部26によって時分割で投影するタイミングに同期して、画像が投影される液晶シャッター100,101,102の各プラスチックシート120の電圧の印加状態を制御する。このようにして、投影面制御部36は、調光素子125(すなわち投影面100a,101a,102a)を制御する。投影面制御部36が実行する調光素子125の制御の仕方は、後述する図4のフローチャートを用いて詳述する。
画像圧縮/伸長部31は、画像信号の輝度信号及び色差信号をADCT及びハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮して着脱自在な記録媒体とされるメモリカード32に順次書き込む記録処理を行う。また、画像圧縮/伸長部31は、再生モード時にメモリカード32に記録された画像データを読み出し、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸長し、この画像データを、画像変換部23を介して表示エンコーダ24に出力する。画像圧縮/伸長部31は、メモリカード32に記憶された画像データに基づいて、動画等の表示を可能とする処理を行う。
更に、画像圧縮/伸長部31は、投影面100a,101a,102aに画像を投影する際、投影装置10の投影手段40が投影する投影レンズ220Aの中心から正面の投影面101aまでの距離に基づいて、投影面100a,101a,102aに投影する画像の輝度を補正することができる。また、画像圧縮/伸長部31は、投影面100a,101a,102aに画像を投影する際、投影装置10の投影手段40が投影する投影レンズ220Aの中心と投影面100a,101a,102aの所定の投影点とによる直線と、所定の投影点における投影面100a,101a,102aとがなす角度に基づいて、投影面100a,101a,102aに投影される画像の輝度を補正することもできる。詳細は、後述する図7乃至図10の実施形態にて説明する。
そして、筐体の上面パネル11に設けられるメインキー及びインジケータ等により構成されるキー/インジケータ部37の操作信号は、直接に制御部38に出力される。リモートコントローラからのキー操作信号は、図示しないIr受信部で受信され、Ir処理部で復調されたコード信号が制御部38に出力される。
また、制御部38にはシステムバス(SB)を介して音声処理部47が接続されている。この音声処理部47は、PCM音源等の音源回路を備えており、投影モード及び再生モード時には音声データをアナログ化し、スピーカ48を駆動して拡声放音させる。
また、制御部38は、投影制御手段45を制御する。投影制御手段45は投影手段40を制御する。例えば、制御部38は、投影制御手段45の表示駆動部26や光源制御回路41を制御している。そして、投影制御手段45の光源制御回路41は、投影手段40の光源装置60を制御して、画像生成時に要求される所定波長帯域の光が光源装置60から出射されるように、励起光源や赤色光源装置から所定のタイミングで個別の発光制御を行い、赤色、緑色及び青色の波長帯域光を発光させる。
次に、本発明の実施形態に係る投影システム200における投影処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。
ここで、投影装置10のメモリカード32には、図5に示す列車の画像データIMが記録されているものとする。また、画像データIMは、図5に示すように、左側の投影面100aに投影される画像データIM0、正面側の投影面101aに投影される画像データIM1及び右側の投影面102aに投影される画像データIM2から構成される。
まず、投影装置10は、メモリカード32から画像データIM(図5参照)を取得する。例えば、投影装置10は、メモリカード32から画像データIMを読み出し、画像圧縮/伸長部31により、一連の動画を構成する個々の画像データIM0,IM1,IM2を1フレーム単位で伸長する。また、画像圧縮/伸長部31は、伸長されたこの画像データIM0,IM1,IM2を、画像変換部23を介して表示エンコーダ24に出力する。表示エンコーダ24は、画像データIM0,IM1,IM2の画像信号をビデオRAM25に展開記憶させた上で、このビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部26に出力する(ステップS001)。
投影装置10における投影制御手段45の光源制御回路41が所定のタイミングで投影手段40の光源装置60から光源光を出射させ、投影制御手段45の表示駆動部26が投影手段40の表示素子51を駆動することにより、左壁面に設けられる液晶シャッター100の投影面100aに画像データIM0を投影すると共に、右壁面に設けられる液晶シャッター102の投影面102aに画像データIM2を投影する(ステップS003)。
同時に、投影装置10の投影面制御部36は、表示駆動部26が時分割で画像データIM0,IM2を投影するタイミングに同期して、液晶シャッター100,102の各調光素子125(投影面100a,102a)を反射状態にすると共に、液晶シャッター101の調光素子125(投影面100a)を吸収状態にする。
図6は、本発明の実施形態に係る投影システム200において、投影面100a,101a,102aに対して画像を選択的に投影するよう投影制御手段45が投影手段40を制御して、投影装置10における投影制御手段45の表示駆動部26が時分割で画像データIM0,IM1,IM2の画像信号を投影すると共に、投影装置10の投影面制御部36が表示駆動部26による時分割の画像の投影に同期して、液晶シャッター100,101,102の調光素子125(投影面100a,101a,102a)を吸収状態や反射状態に切り替えている状態を示す説明図である。
図6(a)では、左右の壁面の液晶シャッター100,102の投影面100a,102aに画像データIM0,IM2が投影されて、投影面制御部36は、画像データIM0,IM2が投影される左右の液晶シャッター100,102の調光素子125(投影面100a,102a)を反射状態としている。一方、画像データIM1が投影されていない液晶シャッター101の投影面101aは、投影面制御部36が制御する調光素子125(投影面101a)により吸収状態としている。また、図6(b)では、投影面制御部36は、画像データIM1が投影される液晶シャッター101の調光素子125(投影面101a)を反射状態とし、画像データIM0,IM2が投影されない液晶シャッター100,102の調光素子125(投影面100a,102a)を吸収状態としている。
投影装置10は、ステップS003の場合には、図6(a)に示すように、液晶シャッター100の投影面100aに画像データIM0を投影すると共に、液晶シャッター102の投影面102aに画像データIM2を投影する。この場合、液晶シャッター100,102は、各調光素子125(投影面100a,102a)の反射状態となる。従って、投影面100a,102aに投影される画像データIM0,IM2は投影面100a,102aにより拡散反射して映し出される。同時に、正面の壁面に設けられる液晶シャッター101は、調光素子125(投影面101a)が吸収状態となる。従って、液晶シャッター101に設けられた光吸収膜130は、左右の壁面に設けられた液晶シャッター100,102から正面の液晶シャッター101に向けて反射される反射光を吸収する。
そして、投影制御手段45が投影手段40により画像データIM0,IM2を液晶シャッター100,102の投影面100a,102aに投影してから、例えば、5[ms]経過すると、投影制御手段45により制御される投影手段40は、画像データIM1を正面の投影面101aに投影する(ステップS005)。
同時に、投影装置10の投影面制御部36は、表示駆動部26が時分割で画像データIM1を投影面101aに投影するタイミングに同期して、液晶シャッター101の調光素子125(投影面101a)を反射状態にすると共に、液晶シャッター100及び液晶シャッター102の各調光素子125(投影面100a,102a)を吸収状態にする。
ステップS005の場合には、投影装置10は、図6(b)に示すように、正面の液晶シャッター101の投影面101aに画像データIM1を投影し、液晶シャッター101の調光素子125(投影面101a)が反射状態となるため、画像データIM1は、投影面101aに映し出される。同時に、左右の壁面である液晶シャッター100,102の各調光素子125(投影面100a,102a)は、吸収状態となるため、液晶シャッター100,102に設けられた光吸収膜130は、正面の壁面に設けられた液晶シャッター101から左右の液晶シャッター100,102に向けて反射される反射光を吸収する。
このように、投影装置10の投影制御手段45は、正面の投影面101aと左右の投影面100a,102aとを切り替えて投影する。そして、投影面制御部36は、画像が投影されていない液晶シャッター100,101,102の調光素子125(投影面100a,101a,102a)を吸収状態とし、画像が投影されている液晶シャッター100,101,102の調光素子125(投影面100a,101a,102a)を反射状態に切り替える。すると、液晶シャッター100,101,102からの相互の反射光を光吸収膜130に吸収させることができる。これにより、投影システム200は、液晶シャッター100,101,102に連続して見える投影画像(投影面100a,101a,102aに投影される画像データIM)のコントラストの低下を低減することができる。
投影装置10の制御部38は、画像データIMの投影を終了する指示を、リモートコントローラを介して待ち受けており(ステップS007)、投影を継続する場合には(ステップS007のN)、上述のステップS003とステップS005の処理を繰り返す。
一方、投影装置10の制御部38は、画像データIMの投影を終了する指示を、リモートコントローラを介して受け付けた場合(ステップS007のY)、制御部38の指示により、投影制御手段45は、液晶シャッター100,101,102の投影面100a,101a,102aへの投影を終了すると共に、投影面制御部36は、調光素子125の切り替え処理を終了し(ステップS009)、投影処理を終了する。
(実施形態2)
本発明の実施形態2では、投影装置10の投影レンズ220Aの中心から、液晶シャッター101の投影面101aまでの距離に基づいて、液晶シャッター100,101,102の投影面100a,101a,102aに投影する画像の輝度を補正する場合について説明する。
実施形態2では、上述した実施形態1において、投影装置10の投影手段40が投影面100a,101a,102aに画像データIMを投影する際、投影装置10の画像圧縮/伸長部31が、投影レンズ220Aの中心から、液晶シャッター100,101,102の投影面100a,101a,102aまでの距離Lに基づいて、投影面100a,101a,102aに投影する画像の輝度を補正する。
図7は、投影装置10の投影レンズ220Aとして魚眼レンズを搭載し、白画像を投影面100a,101a,102aに投影した際の距離Lに基づく投影画像の輝度の変化を説明する説明図である。図7(a)では、投影面100a,101a,102aに対応する補正後の投影画像の輝度の状態を示している。図7(b)は、距離Lの定義を示しており、図7(c)は、投影画像の輝度の変化係数C1を示している。
まず、図7(b)に示すように、観者VIの視点から正面の液晶シャッター101の投影面101aに垂線を下ろし、その点を点Aとする。また、投影装置10の投影レンズ220Aの中心から点Aまでの距離をbaseLとする。そして、投影装置10の投影レンズ220Aの中心から最も近い壁面への点を点Bとし、その点Bまでの距離をminLとする。
この場合、点Aで最大輝度となり、点Bにおいて点Aの最大輝度のp%になるようにすると、投影面100a,101a,102aの全ての点の輝度は、次式(1)で表わされる。
(R',G',B')=C1*(R,G,B) ・・・(1)
また、輝度の変化係数C1は、次式(2)で表わされる。
Figure 2019120842
・・・(2)
なお、Lは、投影装置10の投影レンズ220Aの中心から正面の投影面101aまでの距離である。図7(c)では、各投影面100a,101a,102aの各画素における輝度は、最大値である点Aの輝度に所定の係数pを乗算して、各投影面100a,101a,102aの画素の輝度を補正することを示している。また、輝度の変化係数C1は、図7(c)では線形に表されているが、これに限定されるものではなく、多項式で表されてもよい。
ここで、補正前における投影面100a,101a,102aに投影される画像の輝度は、投影装置10の投影レンズ220Aの中心から正面の投影面101aまでの距離Lが小さいと明るくなる一方、距離Lが大きくなると暗くなる。そのため、投影面100a,101a,102a上において、投影装置10の投影レンズ220Aの中心から一番近い点(例えば点B)が一番明るくなり、遠い点(例えば点A)は相対的に暗くなる。そこで、実施形態2では、正面の投影面101a上の点Aにおける輝度を基準とし、点Aの輝度に合わせるように各投影面100a,101a,102aに投影される画像(画素)の輝度を下げることにより、各投影面100a,101a,102aに投影される画像の明るさを均一にする。
従って、本発明の実施形態2では、投影装置10の投影レンズ220Aの中心から投影面101aまでの距離Lに基づいて輝度を変化させることにより、観者VIが投影面100a,101a,102aを見た時に、投影画像の明るさを均一にすることができる。
(実施形態3)
本発明の実施形態3では、投影面100a,101a,102a上における投影画像の入射角が一番小さい点における角度θに基づいて、液晶シャッター100,101,102の投影面100a,101a,102aに投影する画像の輝度を補正する場合について説明する。
実施形態3では、上述した実施形態1において、投影装置10の表示駆動部26が投影面100a,101a,102aに画像データIMを投影する際、投影装置10の画像圧縮/伸長部31が、角度θに基づいて、投影面100a,101a,102aに投影する画像の輝度を補正する。
図8は、投影装置10の投影レンズ220Aとして魚眼レンズを搭載し、白画像を左右と正面の壁面に投影した際の角度θに基づく輝度の変化を説明する説明図である。図8(a)では、投影面100a,101a,102aに対応する補正後の投影画像の輝度の状態を示している。換言すれば、図8(a)では、投影装置10の投影レンズ220Aの光軸方向と、液晶シャッター100,101,102の投影面100a,101a,102a上の画像が投影される面とがなす角度θに基づいて、投影画像の輝度を変化させていることを示している。図8(b)は、角度θの定義を示しており、図8(c)は、投影画像の輝度の変化係数C2を示している。
まず、図8(b)に示すように、投影装置10の投影レンズ220Aの中心から全投影面100a,101a,102aに対する入射角が一番小さくなる投影点を点Cとする。そして、点Cと投影装置10の投影レンズ220Aの光軸方向と、液晶シャッター100,101,102の投影面100a,101a,102a上の画像が投影される面とがなす角度θを基準にして、他の投影点への投影輝度を変化させる。例えば、投影装置10の投影レンズ220Aの中心と点Cを結ぶ直線と投影面101aとがなす角度をminθとし、また、投影装置10の投影レンズ220Aの中心との角度がπ/2となる点を点Dとする。
この場合、点Cで最大輝度とし、点Dにおいて点Cの最大輝度のr%になるようにすると、投影面100a,101a,102aの全ての点における投影画像の輝度は、次式(3)で表わされる。
(R',G',B')=C2*(R,G,B) ・・・(3)
また、輝度の変化係数C2は、次式(4)で表わされる。
Figure 2019120842
・・・(4)
図8(c)では、各投影面100a,101a,102aに投影される画像の各画素における輝度は、最大値である点Cにおける画像の画素の輝度に所定の係数rを乗算して、投影画像の画素の輝度を補正することを示している。また、輝度の変化係数C2は、図8(c)では線形に表わされているが、これに限定されるものではなく、多項式で表されてもよい。
このようにして、本発明の実施形態3は、図8(a)に示すように、投影装置10の投影レンズ220Aの光軸方向と、投影面100a,101a,102aとがなす角度θに基づいて各投影面100a,101a,102aに投影される画像の輝度を補正することにより、各投影面100a,101a,102aの境界における入射光の入射角度の違いから観者VIに向かう反射光を抑制して投影面100a,101a,102aに投影される画像の境界を目立たなくすることができる。
(実施形態4)
本発明の実施形態4では、実施形態2に示した距離Lに基づく輝度補正と、実施形態3に示した角度θに基づく輝度補正を、重畳適用する。
この場合、投影面100a,101a,102aの全ての点の輝度は、次式(5)で表わされる。
(R',G',B')= C1*(R,G,B)+C2*(R,G,B) ・・・(5)
または、上記の式(5)に代えて、次式(6)で表すこともできる。
(R',G',B')=C1*C2(R,G,B) ・・・(6)
本発明の実施形態4では、実施形態2と実施形態3とを組み合わせ、投影画像の明るさを均一にすると共に、壁面の境界を目立たなくすることができる。
図9は、本発明の実施形態4により投影輝度を補正したものであり、図7(a)で示した実施形態2と、図8(a)で示した実施形態3とを適用して補正したものである。この場合、図9では、図7(a)の実施形態2により、投影画像の明るさを均一にすることができると共に、図8(a)の実施形態3により、壁面の境界を目立たないようにすることができる。
従って、本発明の実施形態4では、観者VIが壁面を観た場合、投影面100a,101a,102aに映し出される投影画像の明るさが均一に見えるだけでなく、投影面100a,101a,102aに対応する投影画像の境界が目立たなくなるため、部屋の形状等を意識することのない高精細な投影画像を液晶シャッター100,101,102の投影面100a,101a,102aに映し出すことができる。
(実施形態5)
本発明の実施形態5では、投影装置10の投影面制御部36が、投影レンズ220Aの中心から、液晶シャッター100,101,102の投影面100a,101a,102aの投影点までの距離L又は角度θに基づいて、投影面100a,101a,102aの投影点における調光素子125を、吸収状態か反射状態かを切り替える制御をすることで、投影画像の輝度を調整する。
そして、実施形態5では、液晶シャッター100,101,102の投影面100a,101a,102aは細分化されている。本実施例においては、図10(a)の分割線PLで模式的に示すように、各液晶シャッター100,101,102における調光素子125からなる投影面100a,101a,102aは格子状に細分化されているものとする。投影装置10の投影面制御部36は、細分化された調光素子125(投影面100a,101a,102a)毎に吸収状態とするか、又は反射状態とするか、の切り替えの制御を行うことができる。
ここで、図10(a)は、投影面100a,101a,102aに投影される補正された画像の輝度が変化している状態を示すと共に、左右の投影面100a,102aが所定の領域(領域J,K,L)で区分されていることを示している。また、図10(b)は所定の領域毎に液晶シャッター100,102が制御されるタイミングチャートである。
図10(b)に示すt1期間とt3期間は、正面の液晶シャッター101の投影面101aに画像を投影していることを示しており(図4のステップS005参照)、t2期間は、左右の液晶シャッター100,102の投影面100a,102aに画像を投影していることを示している(図4のステップS003参照)。 本実施例において、t1期間〜t3期間は複数フレームを含むものであり、液晶シャッター100,102の調光素子125は、フレーム単位で吸収状態と反射状態を繰り返すように制御される。なお、図10(b)では、吸収状態を「ON」で示し、反射状態を「OFF」で示す。
図10(b)に示すように、液晶シャッター100,102は、t1期間とt3期間では、領域J,K,L共に吸収状態(「ON」)とし、t2期間では領域J,K,L共に吸収状態(「ON」)と反射状態(「OFF」)とを繰り返すように制御される。そして、t2期間における吸収状態(「ON」)と反射状態(「OFF」)との間隔は、領域J,K,L毎に異なるように制御される。
図10(a)に示す投影装置10の投影レンズ220Aの中心から遠い領域Jは、投影画像の投影中に(t2期間内)、領域Jにおける液晶シャッター100,102の投影面100a,102a(調光素子125)を、ta期間で3回、吸収状態(「ON」)にしている。これに対し、領域Kは、領域Jよりも投影レンズ220Aの中心からの距離が近くなるため、領域Jにおける液晶シャッター100,102の投影面100a,102a(調光素子125)を、領域Jのta期間よりも長いtb期間で3回、吸収状態(「ON」)にする。更に、領域Lでは、領域Kよりも投影レンズ220Aの中心からの距離が近くなるため、領域Kにおける液晶シャッター100,102の投影面100a,102a(調光素子125)を、領域Kのtb期間よりも長いtc期間で3回、吸収状態(「ON」)にする。
また、実施形態3に示した角度θについても同様に、領域J,K,Lにおいて、投影レンズ220Aの中心との角度θに基づいて、吸収状態(「ON」)の期間を調整することができる。この場合、角度θがπ/2に近くなるほど、領域J,K,Lにおける液晶シャッター102の調光素子125の吸収状態(「ON」)の期間を長くして、長時間吸収状態(「ON」)に調整することができる。
このように、本発明の実施形態5では、実施形態2及び実施形態3で示した距離L又は角度θに基づいて、液晶シャッター100,102の調光素子125の吸収状態(「ON」)の時間を領域J,K,L毎に制御することにより、液晶シャッター100,101,102の投影面100a,101a,102aの投影点ごとに輝度を制御することが出来るため、各投影面100a,101a,102aへの投影画像の明るさを均一に見せることができる。
また、上述の実施形態5は図示しない液晶投影方式の投影装置(所謂3LCD方式等)でも実施可能であり、その場合は、t1期間〜t3期間は1フレームでもよく、液晶シャッター100,102は、1フレームを細かく分割した単位で吸収状態(「ON」)と反射状態(「OFF」)を繰り返すように制御される。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、投影制御装置とされる投影装置10は、投影光を反射する反射状態と投影光を吸収する吸収状態とを切り替える調光素子125からなる複数の投影面100a,101a,102aに対し、画像を選択的に投影するよう投影手段40を制御する投影制御手段45と、投影手段40により画像が投影されていない投影面100a,101a,102aの調光素子125を吸収状態に切り替えるよう制御を実行する投影面制御部36を備える。
さらに、投影装置10で実行されるプログラムは、投影光を反射する反射状態と投影光を吸収する吸収状態とを切り替える調光素子125からなる複数の投影面100a,101a,102aに対し、画像を選択的に投影するよう投影手段40を制御する投影制御手段45を制御し、投影手段40により画像が投影されていない投影面100a,101a,102aの調光素子125を吸収状態に切り替えるよう制御を実行する。
そして、投影部を有する投影制御装置である投影装置10において実行される投影制御方法は、投影光を反射する反射状態と投影光を吸収する吸収状態とを切り替える調光素子125からなる複数の投影面100a,101a,102aに対し、画像を選択的に投影するよう投影手段40を制御する投影制御ステップと、投影部である投影手段40により画像が投影されていない投影面100a,101a,102aの調光素子125を吸収状態に切り替えるよう制御を実行する投影面制御ステップと、を含む。
また、投影システム200は、投影光を反射する反射状態と、該投影光を吸収する吸収状態とを切り替える調光素子125からなる投影面100a,101a,102aを制御する投影面制御装置と、投影面100a,101a,102aに対し、画像を選択的に投影する投影手段40を備える投影装置10からなる投影システム200において、投影面制御装置は、投影装置10の投影手段40により画像が投影されていない投影面100a,101a,102aの調光素子125を吸収状態に切り替えるよう制御を実行する。
投影装置10は、表示駆動部26の投影に合わせて、画像を投影していない壁面の液晶シャッター100,101,102の投影面100a,101a,102aの調光素子125を投影面制御部36が吸収状態(透明(オン状態))にすることにより、液晶シャッター100,101,102の投影面100a,101a,102aからの相互の反射光を光吸収膜130に吸収させることができるので、反射光によるコントラストの低下を低減することができる。また、投影システム200は、投影画像のコントラストの低下を低減することができるので、図5に示すように、観者VIは、均一な画像を観ることができる。
また、本発明の実施形態において、投影面制御部36は、投影手段40により画像が投影されている投影面100a,101a,102aの調光素子125を反射状態(不透明(オフ状態))に切り替えるよう制御を実行する。
これにより、投影装置10は、画像が投影されている投影面100a,101a,102aを反射状態として投影光を映し出し、画像が投影されている投影面100a,101a,102aからの反射光は、吸収状態とされる画像が投影されていない投影面100a,101a,102aにより吸収するよう液晶シャッター100,101,102を適切に切り替えることができるので、さらに反射光によるコントラストの低下を低減することができる。
また、本発明の実施形態において、投影装置10は、投影面100a,101a,102aに画像を投影する際、投影装置10が投影する投影レンズ220Aの中心から投影面101aにおける所定の投影点までの距離Lに基づいて、投影面100a,101a,102aに投影される画像の輝度を補正する画像圧縮/伸長部31を、更に備えることができる。
これにより、投影装置10は、投影装置10の投影レンズ220Aの中心から投影面100a,101a,102aまでの距離Lに基づいて投影画像の輝度を変化させることにより、観者VIが投影面100a,101a,102aを見た時に、投影画像の明るさを均一にすることができる。
また、投影装置10は、投影面100a,101a,102aに画像を投影する際、投影装置10の投影レンズ220Aの光軸方向と投影面100a,101a,102aとがなす角度θに基づいて、投影画像の輝度を補正する画像圧縮/伸長部31を、更に備えることができる。
これにより、投影装置10は、投影装置10の投影レンズ220Aの中心から投影面100a,101a,102aまでの角度θに基づいて輝度を変化させることにより、観者VIが投影面100a,101a,102aを見た時に、投影画像の壁面の境界を目立たなくすることができる。
また、画像圧縮/伸長部31は、投影面100a,101a,102aに投影される画像の各画素における輝度の最大値に所定の係数を乗算して、投影画像の輝度を補正することができる。
これにより、観者VIが各壁面である液晶シャッター100,101,102を見た時に、画像データIMの画像信号の投影画像の輝度を容易に変更することができので、容易にコントラストを調整することができる。
また、投影面100a,101a,102aは、正面の投影面101aと、左右の投影面100a,102aとを含み、投影制御手段45は、正面と左右の投影面100a,101a,102aとを交互に切り替えるよう制御して、投影装置10により画像が投影される。
これにより、投影システム200は、投影制御手段45の表示駆動部26の投影タイミングに同期して投影面制御部36が液晶シャッター100,101,102の投影面100a,101a,102aの調光素子125を切り替えることができるので、液晶シャッター100,101,102の光吸収膜130からの相互の反射光を吸収し、コントラストの低下を適切に低減することができる。
また、液晶シャッター100,101,102の投影面100a,101a,102aは、投影面100a,101a,102a上において細分化して配置するよう構成されている。投影面制御部36は、細分化された投影面100a,101a,102a毎に調光素子を制御する。これにより、投影する画像の内容に応じて、より細かい制御を行うことができる。
また、投影面100a,102aに対応する液晶シャッター100,102は所定の領域(領域J,K,L)に区分され、投影面制御部36は、投影装置10が左右の投影面100a,102aに画像を投影しているタイミングにおいて、所定の領域毎に液晶シャッター100,102の投影面100a,102aの調光素子125を制御することができる。これにより、各投影面100a,101a,102aに投影される画像の輝度を同じ輝度に調整することができる。
また、投影装置10の投影面制御部36は、投影装置10の投影レンズ220Aの中心から、液晶シャッター100,101,102の投影面100a,101a,102aにおける所定の投影点までの距離又は投影レンズ220Aの光軸方向と投影面100a,101a,102aとがなす角度に基づいて、投影画像の輝度を補正することができる。
これにより、投影装置10の投影面制御部36は、液晶シャッター100,101,102の投影面100a,101a,102aの投影点における調光素子125を、吸収状態か反射状態に切り替えることにより、各投影面100a,101a,102aに投影される画像の輝度が同じになるように制御することができ、各投影面100a,101a,102aに投影される画像の明るさを均一にすることができる。
また、以上説明した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、本発明の実施形態では、メモリカード32から画像データIMを読み出すようになっていたが、これに限定されるものではない。メモリカード32の代わりに、外部に設けられた情報処理装置により、入出力コネクタ部21から各種規格に従った画像信号が入力される形態であっても良い。この場合、画像信号は、入出力インターフェース22及びシステムバス(SB)を介して、画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換され、その後、表示エンコーダ24に出力される。以降の処理は、図4のフローチャートと同様である。
また、実施形態2乃至4では、最大輝度に変化係数(C1,C2)を乗算し、投影画像の輝度を変化させるようになっていた。ここで、投影画像の輝度を調整する補正量は、キャリブレーションとして、投影面100a,101a,102aごとや領域J,K,Lごとに輝度を手入力してもよく、また、画像が投影されて映し出されている投影面100a,101a,102aを撮像し、画素の反射により輝度を取得して補正するようにしても良い。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]投影光を反射する反射状態と、該投影光を吸収する吸収状態とを切り替える調光素子からなる複数の投影面に対し、画像を選択的に投影するよう投影手段を制御する投影制御手段と、
前記投影手段により画像が投影されていない前記投影面の前記調光素子を吸収状態に切り替えるよう制御を実行する投影面制御部と、
を備えることを特徴とする投影制御装置。
[2]前記投影面制御部は、前記投影手段により画像が投影されている前記投影面の前記調光素子を反射状態に切り替えるよう制御を実行することを特徴とする前記[1]に記載の投影制御装置。
[3]前記投影面に画像を投影する際、前記投影手段の投影レンズの中心から前記投影面における所定の投影点までの距離に基づいて前記投影面に投影される画像の輝度を補正する画像伸長部を備えることを特徴とする前記[1]又は[2]に記載の投影制御装置。
[4]前記投影面に画像を投影する際、前記投影手段の投影レンズの光軸方向と前記投影面とがなす角度に基づいて前記投影面に投影される画像の輝度を補正する画像伸長部を備えることを特徴とする前記[1]乃至[3]の何れかに記載の投影制御装置。
[5]前記画像伸長部は、
前記投影面に投影される画像の各画素における輝度に所定の係数を乗算して、前記投影面に投影される画像の各画素における輝度を補正することを特徴とする前記[3]又は[4]に記載の投影制御装置。
[6]前記複数の投影面には、正面と左右の面とを含み、
前記投影制御手段は、
前記正面と前記左右の投影面とを交互に切り替えて投影することを特徴する前記[1]乃至[5]の何れかに記載の投影制御装置。
[7]前記投影面は、前記投影面上において細分化して配置するよう構成されており、
前記投影面制御部は、前記細分化された前記投影面毎に前記調光素子を制御することを特徴とする前記[1]乃至[6]の何れかに記載の投影制御装置。
[8]左右の面における各前記投影面は所定の領域に区分され、
前記投影面制御部は、
前記所定の領域毎に前記調光素子を制御することを特徴とする前記[7]に記載の投影制御装置。
[9]前記投影制御手段は、
前記投影手段の投影レンズの中心から、前記投影面における所定の投影点までの距離又は前記投影レンズの光軸方向と前記投影面とがなす角度に基づいて、前記投影面に投影される画像の輝度を補正することを特徴とする前記[1]乃至[8]の何れかに記載の投影制御装置。
[10]投影部を有する投影制御装置において実行される投影制御方法であって、
投影光を反射する反射状態と、該投影光を吸収する吸収状態とを切り替える調光素子からなる複数の投影面に対し、画像を選択的に投影するよう前記投影部を制御する投影制御ステップと、
前記投影部により画像が投影されていない前記投影面の前記調光素子を吸収状態に切り替えるよう制御する投影面制御ステップと、
を含むことを特徴とする投影制御方法。
[11]投影手段と、投影面制御部と、前記投影手段を制御する投影制御手段と、を備える投影制御装置が実行するプログラムであって、
前記投影制御手段は、投影光を反射する反射状態と、該投影光を吸収する吸収状態とを切り替える調光素子からなる複数の投影面に対し、画像を選択的に投影するよう前記投影手段を制御し、
前記投影面制御部は、前記投影手段により画像が投影されていない前記投影面の前記調光素子を吸収状態に切り替えるよう制御を実行する
ことを特徴とするプログラム。
[12]投影光を反射する反射状態と、該投影光を吸収する吸収状態とを切り替える調光素子からなる複数の投影面を制御する投影面制御装置と、
前記複数の投影面に対し、画像を選択的に投影する投影手段を備える投影装置からなる投影システムにおいて、
前記投影面制御装置は、前記投影装置の前記投影手段により画像が投影されていない前記投影面の前記調光素子を吸収状態に切り替えるよう制御を実行する、
ことを特徴とする投影システム。
10 投影装置 11 上面パネル
12 正面パネル 13 背面パネル
15 左側パネル 17 排気孔
18 吸気孔 19 レンズカバー
21 入出力コネクタ部 22 入出力インターフェース
23 画像変換部 24 表示エンコーダ
25 ビデオRAM 26 表示駆動部
30 投影装置制御部
31 伸長部 32 メモリカード
36 投影面制御部 37 インジケータ部
38 制御部 40 投影手段
41 光源制御回路 45 投影制御手段
47 音声処理部 48 スピーカ
51 表示素子 52 画像形成面
60 光源装置 100,101,102 液晶シャッター
100a,101a,102a 投影面
110 液晶シャッターフィルム 120 プラスチックシート
125 調光素子
130 光吸収膜 200 投影システム
220A 投影レンズ IM0,IM1,IM2 画像データ
VI 観者
J,K,L 領域 PL 分割線

Claims (12)

  1. 投影光を反射する反射状態と、該投影光を吸収する吸収状態とを切り替える調光素子からなる複数の投影面に対し、画像を選択的に投影するよう投影手段を制御する投影制御手段と、
    前記投影手段により画像が投影されていない前記投影面の前記調光素子を吸収状態に切り替えるよう制御を実行する投影面制御部と、
    を備えることを特徴とする投影制御装置。
  2. 前記投影面制御部は、前記投影手段により画像が投影されている前記投影面の前記調光素子を反射状態に切り替えるよう制御を実行することを特徴とする請求項1に記載の投影制御装置。
  3. 前記投影面に画像を投影する際、前記投影手段の投影レンズの中心から前記投影面における所定の投影点までの距離に基づいて前記投影面に投影される画像の輝度を補正する画像伸長部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の投影制御装置。
  4. 前記投影面に画像を投影する際、前記投影手段の投影レンズの光軸方向と前記投影面とがなす角度に基づいて前記投影面に投影される画像の輝度を補正する画像伸長部を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の投影制御装置。
  5. 前記画像伸長部は、
    前記投影面に投影される画像の各画素における輝度に所定の係数を乗算して、前記投影面に投影される画像の各画素における輝度を補正することを特徴とする請求項3又は4に記載の投影制御装置。
  6. 前記複数の投影面には、正面と左右の面とを含み、
    前記投影制御手段は、
    前記正面と前記左右の投影面とを交互に切り替えて投影することを特徴する請求項1乃至5の何れかに記載の投影制御装置。
  7. 前記投影面は、前記投影面上において細分化して配置するよう構成されており、
    前記投影面制御部は、前記細分化された前記投影面毎に前記調光素子を制御することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の投影制御装置。
  8. 左右の面における各前記投影面は所定の領域に区分され、
    前記投影面制御部は、
    前記所定の領域毎に前記調光素子を制御することを特徴とする請求項7に記載の投影制御装置。
  9. 前記投影制御手段は、
    前記投影手段の投影レンズの中心から、前記投影面における所定の投影点までの距離又は前記投影レンズの光軸方向と前記投影面とがなす角度に基づいて、前記投影面に投影される画像の輝度を補正することを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の投影制御装置。
  10. 投影部を有する投影制御装置において実行される投影制御方法であって、
    投影光を反射する反射状態と、該投影光を吸収する吸収状態とを切り替える調光素子からなる複数の投影面に対し、画像を選択的に投影するよう前記投影部を制御する投影制御ステップと、
    前記投影部により画像が投影されていない前記投影面の前記調光素子を吸収状態に切り替えるよう制御する投影面制御ステップと、
    を含むことを特徴とする投影制御方法。
  11. 投影手段と、投影面制御部と、前記投影手段を制御する投影制御手段と、を備える投影制御装置が実行するプログラムであって、
    前記投影制御手段は、投影光を反射する反射状態と、該投影光を吸収する吸収状態とを切り替える調光素子からなる複数の投影面に対し、画像を選択的に投影するよう前記投影手段を制御し、
    前記投影面制御部は、前記投影手段により画像が投影されていない前記投影面の前記調光素子を吸収状態に切り替えるよう制御を実行する
    ことを特徴とするプログラム。
  12. 投影光を反射する反射状態と、該投影光を吸収する吸収状態とを切り替える調光素子からなる複数の投影面を制御する投影面制御装置と、
    前記複数の投影面に対し、画像を選択的に投影する投影手段を備える投影装置からなる投影システムにおいて、
    前記投影面制御装置は、前記投影装置の前記投影手段により画像が投影されていない前記投影面の前記調光素子を吸収状態に切り替えるよう制御を実行する、
    ことを特徴とする投影システム。
JP2018001574A 2018-01-10 2018-01-10 投影制御装置、投影システム、投影制御装置の投影制御方法、及びプログラム Active JP7071694B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018001574A JP7071694B2 (ja) 2018-01-10 2018-01-10 投影制御装置、投影システム、投影制御装置の投影制御方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018001574A JP7071694B2 (ja) 2018-01-10 2018-01-10 投影制御装置、投影システム、投影制御装置の投影制御方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019120842A true JP2019120842A (ja) 2019-07-22
JP7071694B2 JP7071694B2 (ja) 2022-05-19

Family

ID=67306254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018001574A Active JP7071694B2 (ja) 2018-01-10 2018-01-10 投影制御装置、投影システム、投影制御装置の投影制御方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7071694B2 (ja)

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002116498A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Rikei:Kk プロジェクター装置
JP2003121943A (ja) * 2001-10-17 2003-04-23 Victor Co Of Japan Ltd 反射率変化スクリーン、投射システム及び投射方法
JP2003264847A (ja) * 2002-03-08 2003-09-19 Ricoh Co Ltd コンバーゼンス調整システムおよびコンバーゼンス調整方法
JP2004184979A (ja) * 2002-09-03 2004-07-02 Optrex Corp 画像表示装置
JP2004304479A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Nec Viewtechnology Ltd 投射型映像表示装置、輝度制御方法及びプログラム
JP2005114763A (ja) * 2003-10-02 2005-04-28 Seiko Epson Corp プロジェクタシステムとその駆動方法
JP2009080208A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Kimoto & Co Ltd 液晶スクリーン
JP2010197486A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Seiko Epson Corp 画像表示システム、画像通信システム
JP2012198439A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Casio Comput Co Ltd プロジェクタ
JP2012533769A (ja) * 2009-07-17 2012-12-27 マイクロビジョン,インク. 走査振幅を変化させることによる走査型プロジェクタの歪みの補正
JP2013210643A (ja) * 2013-04-26 2013-10-10 Sony Corp 表示装置、表示方法
JP2013247601A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Toyohashi Univ Of Technology 画像投影装置および画像処理方法
JP2014081580A (ja) * 2012-10-18 2014-05-08 Mitsubishi Chemicals Corp 画像表示方法
US20140354954A1 (en) * 2012-07-12 2014-12-04 Cj Cgv Co., Ltd. Additional effect system and method for multi-projection
US20160165196A1 (en) * 2014-12-03 2016-06-09 Barco, Inc. Systems and methods for an immersion theater environment with dynamic screens
JP2017183868A (ja) * 2016-03-29 2017-10-05 セイコーエプソン株式会社 表示装置、及び、表示装置の制御方法

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002116498A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Rikei:Kk プロジェクター装置
JP2003121943A (ja) * 2001-10-17 2003-04-23 Victor Co Of Japan Ltd 反射率変化スクリーン、投射システム及び投射方法
JP2003264847A (ja) * 2002-03-08 2003-09-19 Ricoh Co Ltd コンバーゼンス調整システムおよびコンバーゼンス調整方法
JP2004184979A (ja) * 2002-09-03 2004-07-02 Optrex Corp 画像表示装置
JP2004304479A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Nec Viewtechnology Ltd 投射型映像表示装置、輝度制御方法及びプログラム
JP2005114763A (ja) * 2003-10-02 2005-04-28 Seiko Epson Corp プロジェクタシステムとその駆動方法
JP2009080208A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Kimoto & Co Ltd 液晶スクリーン
JP2010197486A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Seiko Epson Corp 画像表示システム、画像通信システム
JP2012533769A (ja) * 2009-07-17 2012-12-27 マイクロビジョン,インク. 走査振幅を変化させることによる走査型プロジェクタの歪みの補正
JP2012198439A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Casio Comput Co Ltd プロジェクタ
JP2013247601A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Toyohashi Univ Of Technology 画像投影装置および画像処理方法
US20140354954A1 (en) * 2012-07-12 2014-12-04 Cj Cgv Co., Ltd. Additional effect system and method for multi-projection
JP2014081580A (ja) * 2012-10-18 2014-05-08 Mitsubishi Chemicals Corp 画像表示方法
JP2013210643A (ja) * 2013-04-26 2013-10-10 Sony Corp 表示装置、表示方法
US20160165196A1 (en) * 2014-12-03 2016-06-09 Barco, Inc. Systems and methods for an immersion theater environment with dynamic screens
JP2017183868A (ja) * 2016-03-29 2017-10-05 セイコーエプソン株式会社 表示装置、及び、表示装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7071694B2 (ja) 2022-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8279339B2 (en) Projection display and projection display control program
JP4552986B2 (ja) 画像表示装置
JP2007060118A (ja) 投影装置及び投影制御方法
US10298920B2 (en) Projector and method of controlling a projector
US7369762B2 (en) Projector device, and photographing method and program of projected image
US9792666B2 (en) Image processing device, image display device, and method of controlling image processing device for reducing and enlarging an image size
US9565408B2 (en) Projection apparatus, geometric correction adjustment method, and storage medium storing codes for geometric correction adjustment
US9621863B2 (en) Projector and light emission control method in the projector
JP2019040003A (ja) プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法
US9361819B2 (en) Image display device and method of controlling the same
JP2017129728A (ja) 画質補正方法、及び、画像投射システム
JP3861888B2 (ja) 映像記録方法、映像記録装置、映像記録媒体、映像表示方法、及び映像表示装置
JP6232796B2 (ja) 画像表示装置および画像表示方法
CN114979598B (zh) 激光投影显示方法、三色激光投影设备及可读性存储介质
JP2009058656A (ja) 画像表示装置
JP7071694B2 (ja) 投影制御装置、投影システム、投影制御装置の投影制御方法、及びプログラム
JP2019029743A (ja) 表示システム、画像表示装置、及び表示システムの制御方法
JP2017130779A (ja) プロジェクター、撮像装置、及び、撮像画像の補正方法
US20170289507A1 (en) Display apparatus, image processing apparatus, and display method
JP2019035939A (ja) 投影装置及びその投影装置の制御方法
JP2019041189A (ja) 画像投射装置およびその制御方法
JP2008089837A (ja) プロジェクタ
JP2009210765A (ja) プロジェクタ
JP2009156900A (ja) 画質変換ユニット
JP6314439B2 (ja) 表示装置、及び、表示装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220407

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7071694

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150