JP2019120404A - 管継手 - Google Patents

管継手 Download PDF

Info

Publication number
JP2019120404A
JP2019120404A JP2018242468A JP2018242468A JP2019120404A JP 2019120404 A JP2019120404 A JP 2019120404A JP 2018242468 A JP2018242468 A JP 2018242468A JP 2018242468 A JP2018242468 A JP 2018242468A JP 2019120404 A JP2019120404 A JP 2019120404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
joint
bush
joint body
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018242468A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7323288B2 (ja
Inventor
坂本 正勝
Masakatsu Sakamoto
正勝 坂本
智和 萩野
Tomokazu Hagino
智和 萩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Publication of JP2019120404A publication Critical patent/JP2019120404A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7323288B2 publication Critical patent/JP7323288B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Joints With Sleeves (AREA)

Abstract

【課題】パイプ内の空間容積を確保して、パイプと継手本体との接続による圧力損失を低減しながら、簡易な構成により容易に製造することができる管継手を提供する。【解決手段】開口端部11Fの内周面に収容凹部11Dが形成された筒状の継手本体11と、開口端部11Fに取付けられ、かつ開口端部11Fと同軸をなす開口部12Eが形成された筒状のブッシュ12と、収容凹部11Dに収容され、継手本体11の内側に挿入されたパイプ60の外周面と当接するシール部材20と、開口端部11Fと、ブッシュ12の頂壁部12Aと、の間に、軸方向に延びるように設けられた隙間に配置され、パイプ60の抜けを抑制する抜け止めリング26と、隙間において、抜け止めリング26を軸方向に挟む頂壁部12Aの反対側に配置され、シール部材20を継手本体11に固定する固定部材25と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、管継手に関する。
従来から、建物内の給水、給湯、あるいは空調機器用の配管を接続するために、管継手が用いられている。このような管継手として、例えば下記特許文献1に示すように、シール部材を継手本体の内周面に設けた収容溝部内に収容し、シール部材が継手本体の内側に挿入したパイプの外面と当接することで止水する構成が知られている。
この管継手では、パイプの外周面で止水するため、パイプの内周面で止水する構成と比較して、パイプ内の空間容積を確保しやすく、パイプと継手本体との接続による圧力損失を低減することができる。
特開2004−68923号公報
しかしながら、前記従来の管継手では、継手本体の内周面に収容溝部が形成されている。このため、継手本体の形状が複雑になることで、例えば射出成形による製造時に型抜きが困難になる、または継手本体の内周面に追加工により収容溝部を形成する必要がある等、製造性に改善の余地があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、パイプ内の空間容積を確保して、パイプと継手本体との接続による圧力損失を低減しながら、簡易な構成により容易に製造することができる管継手を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る管継手は、開口端部の内周面に収容凹部が形成された筒状の継手本体と、前記開口端部に取付けられ、かつ前記開口端部と同軸をなす開口部が形成された筒状のブッシュと、前記収容凹部に収容され、前記開口端部から前記継手本体の内側に挿入されたパイプの外周面と当接するシール部材と、前記開口端部と、前記ブッシュの頂壁部と、の間に、前記継手本体の中心軸線に沿う軸方向に延びるように設けられた隙間に配置され、前記パイプの抜けを抑制する抜け止めリングと、前記隙間において、前記抜け止めリングを前記軸方向に挟む前記頂壁部の反対側に配置され、前記シール部材を前記継手本体に固定する固定部材と、を備えていることを特徴とする管継手。
この発明によれば、継手本体の開口端部の内周面に形成された収容凹部に、シール部材が収容され、このシール部材が、継手本体の内側に挿入されたパイプの外面に当接する。
このため、パイプの内側に、継手本体とパイプとを止水するシール部材を設けるような構成と比較して、パイプ内の空間容積を確保して、パイプと継手本体との接続による圧力損失を低減することができる。
また、継手本体の開口端部と、ブッシュの頂壁部と、の間に形成された軸方向の隙間に固定部材が配置され、この固定部材が、収容凹部に収容されたシール部材を固定している。
このため、収容凹部を、軸方向に向けて開口した状態で形成することが可能になり、例えば射出成形により形成する場合には型抜きが容易になることで、継手本体の内周面に収容凹部を容易に形成することができる。
以上により、パイプ内の空間容積を確保して、パイプと継手本体との接続による圧力損失を低減しながら、管継手を簡易な構成により容易に製造することができる。
また、前記継手本体は、前記パイプを、外部から視認できる程度の透過性を有してもよい。
この場合には、継手本体が透過性を有しているので、開口端部から継手本体の内側に挿入されたパイプを、外部から視認することができる。これにより、パイプの継手本体への接続作業において、パイプが規定長さ継手本体の内側に挿入されたことを確実に把握することができる。
また、前記ブッシュは、前記パイプを、外部から視認できる程度の透過性を有していなくてもよい。
この場合には、ブッシュが透過性を有していないので、継手本体のうち、ブッシュが径方向の外側から取付けられる部分では、継手本体の内部に挿入されたパイプを外部から視認することができない。
このため、継手本体の内側において、ブッシュよりも挿入方向の奥側にパイプが挿入されてはじめて外部からパイプを視認することが可能になり、パイプが適切に挿入されていることを確実に把握することができる。
また、前記継手本体は、前記ブッシュが径方向の外側から取付けられる装着筒部と、前記装着筒部を支持する支持筒部と、を備えてもよい。
この場合には、装着筒部に取付けられるブッシュにより、装着筒部の内側に位置するパイプを視認することができない。
このため、ブッシュよりも挿入方向の奥側に位置する支持筒部の内側にパイプが挿入されてはじめて、外部からパイプを視認することが可能になり、パイプが適切に挿入されていることを確実に把握することができる。
また、前記収容凹部は、前記装着筒部の内周面に形成されてもよい。
この場合には、装着筒部の内周面に収容凹部が形成されているので、収容凹部に収容されるシール部材を外部から視認することができない。このため、シール部材を継手本体の内部に挿入されたパイプと誤認するのを防ぐことができる。
また、前記パイプの端部に挿入され、前記パイプの径方向の内側への変形を抑制する内筒体を備えてもよい。
この場合には、内筒体をパイプの端部に挿入した状態で、パイプを継手本体の内側に挿入することで、パイプが径方向の内側に変形するのを抑制することができる。
また、前記内筒体は、前記パイプに沿って延びる挿入筒部と、前記挿入筒部の端部に接続され、径方向の外側に向けて突出する先端フランジ部と、を備え、前記挿入筒部および前記先端フランジ部それぞれの色は互いに異なってもよい。
この場合には、内筒体のうち、挿入筒部の端部に接続される先端フランジ部と、パイプに沿って延びる挿入筒部と、の色が互いに異なっている。このため、各部分の識別性を良くして、施工作業を効率的に行うことができる。
また、前記抜け止めリングと、前記ブッシュの頂壁部と、の軸方向の間には、すべり部材が配置されてもよい。
この場合には、抜け止めリングと、ブッシュの頂壁部と、の軸方向の間に、すべり部材が配置されている。このためすべり部材と抜け止め部材との間の摩擦抵抗を低減することで、すべり部材が抜け止め部材に対して周方向に回転することができる。
これにより、継手本体に挿入されたパイプを周方向に回転させた際に、抜け止め部材がパイプとともに回転することができ、パイプが抜け止め部材から抜けるのを抑制することができる。
本発明によれば、高い水密性を維持しながら、簡易な構成により容易に製造することができる。
本発明の第1実施形態に係る管継手の一部断面正面図である。 図1に示す抜け止めリングにおける(a)平面図、(b)縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る管継手の正面断面図である。 本発明の変形例に係る管継手の正面断面図である。 本発明の第3実施形態に係る管継手における、(a)断面正面図、(b)スペーサ部材の軸方向から見た平面図である。 本発明の第4実施形態に係る管継手の断面正面図である。
(第1実施形態)
以下、図1および図2を参照し、本発明の第1実施形態に係る管継手10について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る管継手10は、建物内の給水、給湯、あるいは空調機器用の配管を接続するための部材である。図示の例では、管継手10は、中央部を基準として、両側に対称な形状をなしている。以下の説明では、一方側の構成について説明する。
管継手10は、開口端部11Fの内周面に、収容凹部11Dが形成された筒状の継手本体11を備えている。
以下の説明において、継手本体11の中心軸線Oに沿う方向を軸方向といい、軸方向のうち、継手本体11の開口端縁が向く方向を外側、その反対側を内側という。
また、軸方向から見た平面視で中心軸線Oと交差する方向を径方向といい、前記平面視で中心軸線O回りに周回する方向を周方向という。
収容凹部11Dは、開口端部11Fの内周面から径方向の外側に向けて窪んでいる。
継手本体11における軸方向の内側には、径方向の内側に向けて突出する内フランジ部11Aが形成されている。内フランジ部11Aは、継手本体11の内周面に、全周にわたって延びている。
継手本体11の軸方向の中間部分には、径方向の外側に向けて突出する外フランジ部11Bが形成されている。外フランジ部11Bは、継手本体11の外周面に、全周にわたって延びている。継手本体11の外周面のうち、外フランジ部11Bの上方に位置する部分には雄ねじ部11Cが形成されている。
継手本体11の開口端部11Fの内周面に形成された収容凹部11Dは、開口端部11Fの内周面に全周にわたって延びている。収容凹部11D内に、シール部材20が収容されている。シール部材20は、開口端部11Fから継手本体11の内側に挿入されたパイプ60の外周面と当接している。図示の例ではシール部材20としてOリングが採用されている。
シール部材20の材質としては、エチレン・プロピレン・ジエンゴム、フッ素ゴム、シリコンゴム、ニトリルゴム、スチレン・フタジエンゴム、クロロプレンゴム等のゴム材料を採用することができる。
また、管継手10は、継手本体11の開口端部11Fに径方向の外側から取付けられた有頂筒状のブッシュ12を備えている。ブッシュ12には、継手本体11の開口端部11Fと同軸をなす開口部12Eが形成されている。開口部12Eは、上面視で円形状をなしている。
ブッシュ12の軸方向の内側における内周面には、径方向の外側に向けて窪む係合凹部12Cが形成されている。係合凹部12Cは全周にわたって延びている。
係合凹部12Cの内周面には、雌ねじ部12Bが形成されている。雌ねじ部12Bが、継手本体11の雄ねじ部11Cに装着されることで、ブッシュ12が継手本体11に取付けられる。この際、ブッシュ12の係合凹部12Cの内側に、継手本体11の開口端部11Fが係合される。これにより、ブッシュ12および継手本体11を、強固に係合することができる。
ブッシュ12の下端部は、継手本体11の外フランジ部11Bに軸方向に当接している。
ブッシュ12の下端部における内周面には、内周ラッチ12Dが形成されている。内周ラッチ12Dは、継手本体11の外フランジ部11Bにおける外周面に形成された外周ラッチ11Eと、周方向に互いに係合する。これにより、継手本体11に取付けられたブッシュ12が、継手本体11に対して緩むことが抑制される。
継手本体11およびブッシュ12は、例えば合成樹脂材料の射出成形等により形成されている。継手本体11およびブッシュ12の材質としては、架橋ポリエチレン、ポリブデン、塩化ビニル、ポリフェニルスルホン(PPSU)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ガラス繊維強化PPS、ポリフッ化ビニリデン、ポリカーボネート、ポリアセタール等、用途に応じた品質設計に基づき、任意に選択することができる。また、切削加工や融着等の他の加工方法を用いてもよい。
なお、継手本体11およびブッシュ12を金属材料により形成してもよい。この場合には鋳造、鍛造、および切削加工等により形成することができる。
管継手10の内側において、継手本体11の開口端部11Fと、ブッシュ12の頂壁部12Aと、の間には、軸方向に延びる隙間が設けられている。
この隙間には、パイプ60の抜けを抑制する抜け止めリング26、および抜け止めリング26をこの隙間に固定する固定部材25が、この順にブッシュ12の頂壁部12Aから軸方向に並べられて配置されている。すなわち、固定部材25は、前記隙間において、抜け止めリング26を軸方向に挟む頂壁部の反対側に配置されている。
図2に示すように、抜け止めリング26における径方向の内側には、径方向の内側に向かうに従い漸次、軸方向の内側に向けて延びる係止環部26Aが形成されている。係止環部26Aにおける内周縁は、継手本体11、ブッシュ12、および固定部材25それぞれの内周面よりも径方向の内側に位置している。
抜け止めリング26は、例えばステンレス材料等の金属材料のプレス加工等により形成されている。係止環部26Aの内周縁には、径方向の内側に向けて突出する係合歯26Bが、周方向に間隔をあけて複数形成されている。
管継手10の開口部12E内に挿入されたパイプ60の外周面に、抜け止めリング26の係合歯26Bが食い込むことで、パイプ60が管継手10の開口部12Eから軸方向に抜けるのを抑止する。
図1に示すように、固定部材25は、例えば合成樹脂材料により形成されている。固定部材25は、抜け止めリング26をブッシュ12に対して固定している。固定部材25の外表面のうち、軸方向の内側を向く内端面には、軸方向の内側に向けて突出する係合環部25Aが形成されている。
係合環部25Aは、固定部材25の内端面における内周縁部に、全周にわたって形成されている。係合環部25Aは、継手本体11における開口端部11Fの内側に嵌合されている。これにより、固定部材25および継手本体11を、強固に係合することができる。
固定部材25の外表面のうち、軸方向の外側を向く外端面には、軸方向の内側に向けて窪む椀状凹部25Bが形成されている。椀状凹部25Bは固定部材25の外端面における内周縁部に、全周にわたって形成されている。椀状凹部25Bは図1に示すような縦断面視で、軸方向の内側に向けて突となす曲面状に形成されている。
椀状凹部25Bの内側に、抜け止めリング26の係止環部26Aが配置されている。
そして本実施形態では、固定部材25は、収容凹部11D内のシール部材20を、継手本体11に対して固定している。シール部材20と固定部材25との間には、軸方向の隙間が形成されている。
すなわち、固定部材25によるシール部材20の固定とは、シール部材20が収容凹部11D内から、軸方向の外側に向けて離脱するのを抑制していることを意味し、固定部材25がシール部材20と常に当接していることを意味するものではない。なお、固定部材25の係合環部25Aが、シール部材20に軸方向の外側から当接していてもよい。
シール部材20と、収容凹部11Dにおける軸方向の外側を向く内端面と、の間には軸方向の隙間が形成されている。なお、シール部材20は、収容凹部11Dにおける前記内端面と当接していてもよい。
シール部材20は、収容凹部11Dの内周面と当接している。
また、継手本体11は、開口端部11Fから継手本体11の内側に挿入されたパイプ60を、外部から視認できる程度の透過性を有している。パイプ60を外部から視認できるとは、パイプ60の先端の位置を外部から目視により把握できることを意味する。継手本体11の全光線透過率(JIS K 7375:2008)は、50〜100%が好ましい。この場合、後述するように継手本体11を通して内筒体50(パイプ60)を確実に視認することができる。
継手本体11は、ブッシュ12が径方向の外側から取付けられる装着筒部13と、装着筒部13を支持する支持筒部14と、を備えている。
継手本体11のうち、外フランジ部11Bが形成された部分から軸方向の外側に位置する部分が装着筒部13とされている。また、継手本体11のうち、装着筒部13よりも軸方向の内側に位置する部分が支持筒部14とされている。
装着筒部13および支持筒部14は一体に形成されている。支持筒部14の基端部の内周面に、内フランジ部11Aが形成されている。支持筒部14の外径は、装着筒部13の外径よりも小さくなっている。装着筒部13の内周面に、収容凹部11Dが形成されている。
またブッシュ12は、開口端部11Fから継手本体11の内側に挿入されたパイプ60を、外部から視認できる程度の透過性を有していない。
このため、継手本体11のうち、ブッシュ12が径方向の外側から取付けられる装着筒部13では、開口端部11Fから継手本体11の内側に挿入されたパイプ60を、外部から視認することができなくなっている。ブッシュ12の全光線透過率(JIS K 7375:2008)は、0〜50%が好ましい。ブッシュ12の全光線透過率は、継手本体11の全光線透過率よりも低い。
また、管継手10は、パイプ60の端部に挿入され、パイプ60の径方向の内側への変形を抑制する内筒体50を備えている。
内筒体50は、パイプ60を形成する材料よりも剛性の高い、例えば金属材料や樹脂材料等により形成されている。
内筒体50は、パイプ60に沿って延びる挿入筒部51と、挿入筒部51の端部に接続され、径方向の外側に向けて突出する先端フランジ部52と、を備えている。先端フランジ部52における上面は、上方に向けて突となす曲面状に形成されている。
内筒体50をパイプ60の端部に挿入した際に、先端フランジ部52はパイプ60の外側に位置する。
挿入筒部51および先端フランジ部52それぞれの色は互いに異なっている。パイプ60の端部に挿入した際に外部に露出する先端フランジ部52に、例えば蛍光色等の視認性のよい色を付してもよい。
内筒体50は、例えばブッシュ12に取付けられる図示しない継手用キャップに保持されている。
施工現場では、内筒体50を保持する継手用キャップが取り外され、さらに内筒体50が継手用キャップから取り外される。次に、図1に示すように、内筒体50は、管継手10に接続されるパイプ60が、開口部12Eに挿入される際に、パイプ60の端部内に挿入される。この際、先端フランジ部52が、パイプ60の開口端縁に引っ掛かることで開口端縁に位置するように配置される。
以上説明したように、本実施形態に係る管継手10によれば、継手本体11の開口端部11Fの内周面に形成された収容凹部11Dに、シール部材20が収容され、このシール部材20が、継手本体11の内側に挿入されたパイプ60の外面に当接する。
このため、パイプ60の内側に、継手本体11とパイプ60とを止水するシール部材20を設けるような構成と比較して、パイプ60内の空間容積を確保して、パイプ60と継手本体11との接続による圧力損失を低減することができる。
また、継手本体11の開口端部11Fと、ブッシュ12の頂壁部と、の間に形成された軸方向の隙間に固定部材25が配置され、この固定部材25が、収容凹部11Dに収容されたシール部材20を固定している。
このため、収容凹部11Dを、軸方向に向けて開口した状態で形成することが可能になり、例えば射出成形により形成する場合には型抜きが容易になることで、継手本体11の内周面に収容凹部11Dを容易に形成することができる。
以上により、パイプ60内の空間容積を確保して、パイプ60と継手本体11との接続による圧力損失を低減しながら、管継手10を簡易な構成により容易に製造することができる。
また、継手本体11が透過性を有しているので、開口端部11Fから継手本体11の内側に挿入されたパイプ60を、外部から視認することができる。これにより、パイプ60の継手本体11への接続作業において、パイプ60が規定長さ継手本体11の内側に挿入されたことを確実に把握することができる。
また、ブッシュ12が透過性を有していないので、継手本体11のうち、ブッシュ12が径方向の外側から取付けられる部分では、継手本体11の内部に挿入されたパイプ60を外部から視認することができない。
このため、継手本体11の内側において、ブッシュ12よりも挿入方向の奥側にパイプ60が挿入されてはじめて外部からパイプ60を視認することが可能になり、パイプ60が適切に挿入されていることを確実に把握することができる。
また、装着筒部13に取付けられるブッシュ12により、装着筒部13の内側に位置するパイプ60を視認することができない。
このため、ブッシュ12よりも挿入方向の奥側に位置する支持筒部14の内側にパイプ60が挿入されてはじめて、外部からパイプ60を視認することが可能になり、パイプ60が適切に挿入されていることを確実に把握することができる。
ここで本実施形態のように、管継手10が内筒体50を備えている場合であって、ブッシュ12の色と内筒体50の色(先端フランジ部52の色)とが異なっているときには、パイプ60が適切に挿入されているか否かについて、より確実に把握することができる。
この場合、ブッシュ12の色は、例えば無彩色が好ましい。ブッシュ12の色のRGB値は、(1)R−G=±30、(2)G−B=±30、(3)B−R=±30、の3つの関係のうちの少なくとも1つの関係を満たしていることが好ましく、3つ全ての関係を満たしていることがより好ましい。無彩色としては、具体的に黒(例えば、RGB値がR13、G1、B22)や白(例えば、RGB値がR240、G240、B240)が挙げられる。
さらにこの場合、内筒体50の色(先端フランジ部52の色)は、赤(例えば、RGB値がR177、G34、B26)、赤紫(例えば、RGB値がR199、G67、B117)、マゼンタ(例えば、RGB値がR208、G65、B126)、または黄緑(例えば、RGB値がR102、G180、B71)が好ましい。内筒体50の色が赤〜赤紫(マゼンタ)の場合、ブッシュ12の色のRGB値は、R150〜255、G0〜100、B0〜255が好ましい。内筒体50の色が黄緑の場合、ブッシュ12の色のRGB値は、R0〜150、G150〜255、B0〜150であることが好ましい。
なお上記した各色を、RGB値ではなくCIELABを用いて以下に示す。
黒:L*=0〜15、a*はいずれの数値でもよいが好ましくは0、b*もいずれの数値でもよいが好ましくは0
白:L*=85〜100、a*はいずれの数値でもよいが好ましくは0、b*もいずれの数値でもよいが好ましくは0
赤:L*=20〜80(好ましくは35〜65)、a*=35〜60、b*=−10〜40
赤紫:L*=20〜80(好ましくは35〜65)、a*=30〜60、b*=−5〜40
黄緑:L*=20〜80(好ましくは35〜65)、a*=−60〜−30、b*=−10〜35
ブッシュ12の色および内筒体50の色につき、CIELABの3要素の数値の総和の差が100以上あると、視認しやすい。
また、装着筒部13の内周面に収容凹部11Dが形成されているので、収容凹部11Dに収容されるシール部材20を外部から視認することができない。このため、シール部材20を継手本体11の内部に挿入されたパイプ60と誤認するのを防ぐことができる。
また、継手本体11が内筒体50を備えているので、内筒体50をパイプ60の端部に挿入した状態で、パイプ60を継手本体11の内側に挿入することで、パイプ60が径方向の内側に変形するのを抑制することができる。
また、内筒体50は、挿入筒部51と先端フランジ部52とを備え、挿入筒部51および先端フランジ部52それぞれの色が互いに異なっている。このため、内筒体50のうち、挿入筒部51の端部に接続される先端フランジ部52と、パイプ60に沿って延びる挿入筒部51と、の識別性を良くして、施工作業を効率的に行うことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、図3を参照して説明する。なお、本実施形態において、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図3に示すように、本実施形態に係る管継手10Bでは、抜け止めリング26と、ブッシュ12の頂壁部と、の軸方向の間には、すべり部材(緩衝部材)27が配置されている。
すべり部材27はリング状をなしている。すべり部材27は例えば金属材料等の表面の摩擦係数が小さい材料により形成されることが好ましい。すべり部材27の内周縁と、パイプ60の外周面と、の間には径方向の隙間が設けられている。
以上説明したように、本実施形態に係る管継手10Bによれば、抜け止めリング26と、ブッシュ12の頂壁部と、の軸方向の間に、すべり部材27が配置されている。
このためすべり部材27と抜け止め部材との間の摩擦抵抗を低減することで、すべり部材27が抜け止め部材に対して周方向に回転することができる。
これにより、継手本体11に挿入されたパイプ60を周方向に回転させた際に、抜け止め部材がパイプ60とともに回転することができ、パイプ60が抜け止め部材から抜けるのを抑制することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について、図5を参照して説明する。なお、本実施形態において、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図5(a)に示すように、本実施形態に係る管継手10Dでは、収容凹部11D内にシール部材20が複数設けられている。図示の例では、2つのシール部材20が軸方向に並べられて配置されている。そして、複数のシール部材20同士の間には、収容凹部11Dの内周面と当接するスペーサ部材30が配置されている。スペーサ部材30は、例えば合成樹脂材料等により形成されている。
図5(b)に示すように、スペーサ部材30は、筒状をなしている。
スペーサ部材30は、一方のシール部材20を収容凹部11D内に収容した状態で、収容凹部11Dの内周面に形成された段差と軸方向に当接するように収容される。その後、他方のシール部材20を収容凹部11D内に収容する。
以上説明したように、本実施形態に係る管継手10Dによれば、複数のシール部材20同士の間に、収容凹部11Dの内周面と当接するスペーサ部材30が配置されている。このため、複数のシール部材20が軸方向に位置ずれするのを抑制し、シール部材20により、継手本体11とパイプ60とを長期間にわたって確実に止水することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について、図5を参照して説明する。なお、本実施形態において、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図6に示すように、本実施形態に係る管継手10Eでは、ブッシュ32が、継手本体31の開口端部11Fに径方向の内側から取付けられている。ブッシュ32の頂壁部12Aは径方向の外側に向けて突出している。
継手本体31の収容凹部11Dは多段状に形成されている。収容凹部11D内に、シール部材20、固定部材25、および抜け止めリング26が軸方向に並べられて配置されている。
以上説明したように、本実施形態に係る管継手10Eによれば、継手本体31およびブッシュ32の嵌合状態が第1実施形態に係る管継手10と逆になっている。このため、継手本体31およびブッシュ32の形状の選択に自由度を与えることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記各実施形態においては、継手本体11が一定の透過性を有している構成を示したが、このような態様に限られない。継手本体11は一定の透過性を有していなくてもよい。
また、上記各実施形態においては、ブッシュ12が一定の透過性を有していない構成を示したが、このような態様に限られない。ブッシュ12は一定の透過性を有してもよい。
また、上記各実施形態においては、継手本体11が、装着筒部13と支持筒部14とを備えている構成を示したが、このような態様に限られない。例えば継手本体11は、装着筒部13のみを備えていてもよい。
また、上記各実施形態においては、収容凹部11Dが、継手本体11における装着筒部13の内周面に形成されている構成を示したが、このような態様に限られない。収容凹部11Dが、装着筒部13および支持筒部14それぞれの内周面にまたがって形成されてもよい。
また、上記各実施形態においては、継手本体11が内筒体50を備えている構成をしめしたが、このような態様に限られない。継手本体11は内筒体50を備えなくてもよい。
また、上記各実施形態においては、内筒体50が、挿入筒部51と先端フランジ部52とを備え、挿入筒部51および先端フランジ部52それぞれの色は互いに異なっている構成を示したが、このような態様に限られない。内筒体50は挿入筒部51と先端フランジ部52とを備えなくてもよいし、挿入筒部51と先端フランジ部52とは、同じ色であってもよい。
また、上記各実施形態においては、シール部材20として、Oリングを採用した構成を示したが、このような態様に限られない。図4に示す変形例に係る管継手10Cのように、シール部材20が軸方向に延びる筒状のパッキンであってもよい。このような場合には、シール部材20の軸方向の大きさに合わせて、継手本体11における収容凹部11Dの軸方向の大きさを設定することが好ましい。
また、上記各実施形態においては、管継手10が、軸方向の中央部を基準として、軸方向の両側に対称な形状をなしている構成を示したが、このような態様に限られない。管継手10は、軸方向の両側に対称な形状をなしていなくてもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10、10B、10C 管継手
11、31 継手本体
11D 収容凹部
11F 開口端部
12、32 ブッシュ
12A 頂壁部
12E 開口部
13 装着筒部
14 支持筒部
20 シール部材
25 固定部材
26 抜け止めリング
27 すべり部材
50 内筒体
51 挿入筒部
52 先端フランジ部
60 パイプ

Claims (8)

  1. 開口端部の内周面に収容凹部が形成された筒状の継手本体と、
    前記開口端部に取付けられ、かつ前記開口端部と同軸をなす開口部が形成された筒状のブッシュと、
    前記収容凹部に収容され、前記開口端部から前記継手本体の内側に挿入されたパイプの外周面と当接するシール部材と、
    前記開口端部と、前記ブッシュの頂壁部と、の間に、前記継手本体の中心軸線に沿う軸方向に延びるように設けられた隙間に配置され、前記パイプの抜けを抑制する抜け止めリングと、
    前記隙間において、前記抜け止めリングを前記軸方向に挟む前記頂壁部の反対側に配置され、前記シール部材を前記継手本体に固定する固定部材と、を備えていることを特徴とする管継手。
  2. 前記継手本体は、前記パイプを、外部から視認できる程度の透過性を有していることを特徴とする請求項1に記載の管継手。
  3. 前記ブッシュは、前記パイプを、外部から視認できる程度の透過性を有していないことを特徴とする請求項2に記載の管継手。
  4. 前記継手本体は、前記ブッシュが径方向の外側から取付けられる装着筒部と、
    前記装着筒部を支持する支持筒部と、を備えていることを特徴とする請求項3に記載の管継手。
  5. 前記収容凹部は、前記装着筒部の内周面に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の管継手。
  6. 前記パイプの端部に挿入され、前記パイプの径方向の内側への変形を抑制する内筒体を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の管継手。
  7. 前記内筒体は、前記パイプに沿って延びる挿入筒部と、
    前記挿入筒部の端部に接続され、径方向の外側に向けて突出する先端フランジ部と、を備え、
    前記挿入筒部および前記先端フランジ部それぞれの色は互いに異なっていることを特徴とする請求項6に記載の管継手。
  8. 前記抜け止めリングと、前記ブッシュの頂壁部と、の軸方向の間には、すべり部材が配置されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の管継手。
JP2018242468A 2017-12-27 2018-12-26 管継手 Active JP7323288B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017252556 2017-12-27
JP2017252556 2017-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019120404A true JP2019120404A (ja) 2019-07-22
JP7323288B2 JP7323288B2 (ja) 2023-08-08

Family

ID=67307129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018242468A Active JP7323288B2 (ja) 2017-12-27 2018-12-26 管継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7323288B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021167655A (ja) * 2020-04-13 2021-10-21 積水化学工業株式会社 管継手、配管及び配管システム
JP7480006B2 (ja) 2020-09-23 2024-05-09 積水化学工業株式会社 多層継手用受口部材、多層継手及び配管システム

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1182848A (ja) * 1997-09-01 1999-03-26 Bridgestone Corp 樹脂パイプ用継手
JP2001159482A (ja) * 1999-12-01 2001-06-12 Nippo Valve Co Ltd 管端コアを備えた配管用管及び該管用のメカニカル継手
JP2001159492A (ja) * 1999-12-01 2001-06-12 Onda Seisakusho:Kk 継 手
JP2004204885A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Maezawa Kyuso Industries Co Ltd 液体用管体の継手装置
JP2010002022A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Kitz Corp 樹脂管用ワンタッチ継手
JP2013096529A (ja) * 2011-11-02 2013-05-20 San-Ei Faucet Mfg Co Ltd 管継手
JP2015230030A (ja) * 2014-06-04 2015-12-21 因幡電機産業株式会社 管継手
JP2015232353A (ja) * 2014-06-09 2015-12-24 株式会社ブリヂストン 取外し冶具
JP2016089878A (ja) * 2014-10-30 2016-05-23 株式会社ブリヂストン 管継手
JP2018168980A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 株式会社オンダ製作所 管継手

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1182848A (ja) * 1997-09-01 1999-03-26 Bridgestone Corp 樹脂パイプ用継手
JP2001159482A (ja) * 1999-12-01 2001-06-12 Nippo Valve Co Ltd 管端コアを備えた配管用管及び該管用のメカニカル継手
JP2001159492A (ja) * 1999-12-01 2001-06-12 Onda Seisakusho:Kk 継 手
JP2004204885A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Maezawa Kyuso Industries Co Ltd 液体用管体の継手装置
JP2010002022A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Kitz Corp 樹脂管用ワンタッチ継手
JP2013096529A (ja) * 2011-11-02 2013-05-20 San-Ei Faucet Mfg Co Ltd 管継手
JP2015230030A (ja) * 2014-06-04 2015-12-21 因幡電機産業株式会社 管継手
JP2015232353A (ja) * 2014-06-09 2015-12-24 株式会社ブリヂストン 取外し冶具
JP2016089878A (ja) * 2014-10-30 2016-05-23 株式会社ブリヂストン 管継手
JP2018168980A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 株式会社オンダ製作所 管継手

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021167655A (ja) * 2020-04-13 2021-10-21 積水化学工業株式会社 管継手、配管及び配管システム
JP7480006B2 (ja) 2020-09-23 2024-05-09 積水化学工業株式会社 多層継手用受口部材、多層継手及び配管システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7323288B2 (ja) 2023-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11181215B2 (en) Pipe joint
JP2019120404A (ja) 管継手
JP4860655B2 (ja) 異種管接合継手
WO2015187958A1 (en) Compression fitting with torque nut
JP5150190B2 (ja) 管継手
KR102712264B1 (ko) 관 조인트 부재
JP5818855B2 (ja) 管継手
CN108533855A (zh) 一种连接头
JP4549376B2 (ja) ヘッダー
JP7201460B2 (ja) 管継手
JP2013029185A (ja) 管継手
EP3662188B1 (en) Formed pipe end-section of a pipeline and pipe screw-connection
JP6613136B2 (ja) 管ユニット
CN207661279U (zh) 安全快速接头结构
JP2008064169A (ja) 管継手
KR101547067B1 (ko) 이탈방지 소켓형 이중벽 코러게이트관
EP3130831B1 (en) Pipe joint
CN210860169U (zh) 一种螺纹连接的钢塑转换接头
WO2018041276A1 (en) Tube connection of lining tube sections, especially flexible tubes for flue ways
CN215258347U (zh) 一种管道内套筒卡槽连接装置
JP5467571B2 (ja) 管継手
JP4810267B2 (ja) 管継手
JP2017072169A (ja) 配管接続継手
CN105402384A (zh) 一种油冷管与油冷器的连接结构及一种汽车
JP2021028516A (ja) 管継手、及び、管継手の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220913

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230727

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7323288

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151