JP2019119523A - れんがの梱包方法 - Google Patents
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Abstract
Description
さらには図16のようなれんが積みを、ロボットなどを使用して自動化しようとする場合、れんがの積み方向や位置が変わるため、プログラミングが複雑になるという問題もある。
略円筒形をした溶融金属容器の壁に使用される台形状の側面を有するれんがを、パレットを使用して梱包する、れんがの梱包方法であって、
台形状の側面がパレットの上面に接するように1段目のれんがをパレットの上に配置する第1の工程と、
1段目のれんがの上に2段目以降のれんがを、各れんがの台形状の側面どうしが接し、かつ各れんがの台形状の側面の長手方向中心線どうしががほぼ重なるように積み上げてなるれんが積みブロックをパレットの上に複数配置する第2の工程と、
各れんが積みブロックの最上段のれんがの台形状の側面の長手方向中心線に沿うようにバンドを掛けて、各れんが積みブロックとパレットとをバンドで締め付ける第3の工程とを含む、れんがの梱包方法。
また、以下の説明では、「れんがの台形状の側面の長手方向中心線」を単に「れんがの長手方向中心線」という。
また、本発明によれば、れんがの積み方向や位置はれんがの形状にほとんど影響を受けないため、人による梱包作業効率を向上できることはもちろん、ロボットによるれんが積みを容易に適用することができ、作業効率のさらなる向上に寄与することができる。
この実施形態で使用したれんがは図13(a)と同じばち形をした転炉用のマグカーボンれんが(鱗状黒鉛20質量%、マグネシア75質量%)で、れんがの長さは900m、背面15の円周方向長さL1は150mm、背面15の炉長方向長さL2は150mmである。また、この実施形態で使用したれんがは、対向する2つ(一組)の炉長方向側面11,12が台形状であり、対向する2つ(一組)の円周方向側面(円周方向両側面)13,14が傾斜してテーパ面となっている。この円周方向両側面13,14のなす角度(テーパ角度)は2.0度である。
ここで、この実施形態においてれんがの面は、れんがが溶融金属容器にライニングされた状態を基準として特定するものとする。すなわち、円周方向側面(13,14)とはれんがが炉にライニングされた状態で円周方向になる側面であり、炉長方向側面(11,12)、背面(15)及び内面(16)についても同様である。また、れんがの長さとは背面(15)と内面(16)との距離のことである。なお、ライニングされたときにれんがの内面(16)は炉内面を構成し、れんがの背面(15)はパーマ用耐火物等と接する。
また、この実施形態で使用したバンド5(図2参照)はポリエステル製で、引っ張り強度が480kgf以上、幅が15.5mmのものである。
次に、図2に示すように1段目のれんが1の上に2段目以降のれんが1を、各れんがの炉長方向側面どうしが接し、かつ各れんが1の長手方向中心線Cどうしがほぼ重なるようにれんが1間には何も介在させずに重ねて4段目まで積み上げる。ここで、長手方向中心線Cどうしがほぼ重なるようにパレットの上に重ねたれんがの集合体をれんが積みブロック6と称する。図2においては、6個のれんが積みブロック6がそれぞれの1段目のれんがの長手方向中心線Cどうしがほぼ平行となるように所定の間隔を空けて隣接してパレット2の上に積まれている(第2の工程)。なお、パレット2の上に積むれんが積みブロック6の個数は複数(2個以上)であればよく6個には限定されないが、一般的には4〜8個程度である。2個以上積むことで、れんがどうしの隙間等に緩衝材を入れるための作業が不要となり作業効率が向上する効果が得られる。
なお、バンドの長手方向中心線が25%の領域内に含まれていれば、れんがの上面の長手方向中心線とバンドの長手方向中心線とが多少斜めになったり、交差しても問題はない。
なお、各れんが積みブロックの最上段のれんがの長手方向中心線に沿うようにバンドを掛けるとは、複数のれんが積みブロックの全てのれんが積みブロックについて、その最上段のれんがの長手方向中心線に沿うようにバンドを掛けるということである。
また、この実施形態のようにパレットの上板が複数ある場合は、れんがの端部が載った上板にバンドを掛けるようにすることが好ましい。
このストレッチ包装は、雨や埃を避けたり、輸送時の接触によるれんがの保護のために行うものであるが、れんがのずれや荷崩れを防止する効果も得られる。
また、ストレッチ包装あるいはストレッチシュリンク包装を行うための包装装置は多くのメーカーから販売されており、これらの包装装置を使用することでほとんど人手を使わずに作業を行うことができる。
さらに、ストレッチ包装やストレッチシュリンク包装以外に、単にビニールで覆うなどテンションを掛けない包装を採用してもよい。
さらに、本発明ではれんがの形状が多少変わってもパレット上のれんが積みブロックはそれぞれ独立しているため、配列パターンを変えなくてよく、れんが積み作業及びバンド掛け作業を容易にロボットなどを利用して自動化することができる。つまり、自動化する際にはれんがの位置決めが重要になってくるが、本発明においてはれんがの長手方向中心線で位置決めすることができる。
この比較例のように、単にバンドで掛け締めを行うのみではれんがのずれや荷崩れをなくすことはできず、前述の実施例のように、各れんが積みブロックの最上段のれんがの長手方向中心線に沿うようにバンドを掛けて、各れんが積みブロックとパレットとをバンドで締め付けることが重要である。
11,12 れんがの炉長方向側面
13,14 れんがの円周方向側面
15 れんがの背面
16 れんがの内面
2 パレット
3 ケタ
4,4a,4b 上板
41,42 パレットの両端部
5 バンド
6 れんが積みブロック
7 板材
8 ストレッチフィルム
B 緩衝材
C れんがの長手方向中心線
Claims (4)
- 略円筒形をした溶融金属容器の壁に使用される台形状の側面を有するれんがを、パレットを使用して梱包する、れんがの梱包方法であって、
台形状の側面がパレットの上面に接するように1段目のれんがをパレットの上に配置する第1の工程と、
1段目のれんがの上に2段目以降のれんがを、各れんがの台形状の側面どうしが接し、かつ各れんがの台形状の側面の長手方向中心線どうしがほぼ重なるように積み上げてなるれんが積みブロックをパレットの上に複数配置する第2の工程と、
各れんが積みブロックの最上段のれんがの台形状の側面の長手方向中心線に沿うようにバンドを掛けて、各れんが積みブロックとパレットとをバンドで締め付ける第3の工程とを含む、れんがの梱包方法。 - 第3の工程の後に、パレットとれんが積みブロックとを一体化するようにストレッチフィルムで覆う工程を含む、請求項1に記載のれんがの梱包方法。
- 第2の工程において2段目以降のれんがを積み上げるときに、各れんが積みブロックにおいて同一段の各れんがの台形状の側面に跨るように板材を配置する、請求項1又は請求項2に記載のれんがの梱包方法。
- 表面に滑り止め剤が被覆されているれんがを梱包する、請求項1から請求項3のいずれかに記載のれんがの梱包方法。
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