JP2019119330A - フレーム構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】フレームを潰すことなく、鋳込んで接合した部位の抜け止め、回り止めとできるフレーム構造を提供すること。【解決手段】一方のパイプフレーム62の先端部62aを他方のパイプフレーム61の外周に固定するフレーム構造において、一方のパイプフレーム62の内側に蓋部材80を設け、一方のパイプフレーム62の先端62bと蓋部材80の間の一方のパイプフレーム62に複数の開口部62cを備え、該一方のパイプフレーム62の先端62bを他方のパイプフレーム61に近接させて、開口部62cを覆うように一方のパイプフレーム62と他方のパイプフレーム61とを鋳包んだ。【選択図】図3

Description

本発明は、フレーム構造に関する。
従来、フレームとフレームの接合において、一方のフレームの先端を潰して、この端部を他方のフレームで鋳込むことで接合する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−189762号公報
従来技術では、フレームの先端を潰して鋳込んで接合した部位の抜け止め、回り止めとしている。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、フレームを潰すことなく、抜け止め、回り止めとできるフレーム構造を提供することを目的とする。
本発明は、一方のパイプフレーム(62)の先端部(62a)を他方のパイプフレーム(61)の外周に固定するフレーム構造において、前記一方のパイプフレーム(62)の内側に蓋部材(80、180、280、380)を設け、前記一方のパイプフレーム(62)の先端(62b)と前記蓋部材(80、180、280、380)の間の前記一方のパイプフレーム(62)に複数の開口部(62c)を備え、該一方のパイプフレーム(62)の先端(62b)を他方のパイプフレーム(61)に近接させて、該開口部(62c)を覆うように一方のパイプフレーム(62)と他方のパイプフレーム(61)とを鋳包むことを特徴とする。
上記発明において、前記他方のパイプフレーム(61)の接合部(71)は二重管構造となるように、前記他方のパイプフレーム(61)の内側にサポートパイプ(90)を配設しても良い。
また、上記発明において、前記サポートパイプ(90)は前記他方のパイプフレーム(61)と合わせてかしめることで前記他方のパイプフレーム(61)に固定されても良い。
また、上記発明において、前記蓋部材(180、280、380)には前記一方のパイプフレーム(62)の内側面に沿って延出する壁部(182)を備えても良い。
また、上記発明において、前記壁部(182)には、前記一方のパイプフレーム(62)の前記開口部(62c)と対応した位置に開口(182a)を有しても良い。
また、上記発明において、前記蓋部材(280)は、前記壁部(182)を介して前記一方のパイプフレーム(62)とかしめで固定されるかしめ部(182b)を備えても良い。
また、上記発明において、前記かしめ部(182b)は、前記一方のパイプフレーム(62)の前記開口部(62c)間に位置しても良い。
また、上記発明において、前記壁部(182)には、前記一方のパイプフレーム(62)に設けられる前記開口部(62c)を避ける切欠き部(182c)が設けられても良い。
また、上記発明において、前記壁部(182)の端部(182e)には前記一方のパイプフレーム(62)と当接する拡径部(182d)を備えても良い。
本発明に係るフレーム構造によれば、一方のパイプフレームの先端部を他方のパイプフレームの外周に固定するフレーム構造において、前記一方のパイプフレームの内側に蓋部材を設け、前記一方のパイプフレームの先端と前記蓋部材の間の前記一方のパイプフレームに複数の開口部を備え、該一方のパイプフレームの先端を他方のパイプフレームに近接させて、該開口部を覆うように一方のパイプフレームと他方のパイプフレームとを鋳包むことを特徴とする。この構成によれば、開口部から一方のパイプフレーム端部に鋳物が流れ込むことができ、かつ蓋部材で鋳物の流れを規制できる。パイプ端部に鋳物が入り込むことで開口部を介してパイプの内側と外側が鋳物でつながるため抜け止め回り止めを実現できる。
上記発明において、前記他方のパイプフレームの接合部は二重管構造となるように、前記他方のパイプフレームの内側にサポートパイプを配設しても良い。この構成によれば鋳造圧に対するパイプフレームの強度を増加させることができる。
また、上記発明において、前記サポートパイプは前記他方のパイプフレームと合わせてかしめることで前記他方のパイプフレームに固定されても良い。この構成によれば、簡単な構造でサポートパイプをパイプフレーム内側に固定できる。
また、上記発明において、前記蓋部材には前記一方のパイプフレームの内側面に沿って延出する壁部を備えても良い。この構成によれば、パイプフレームの内側に蓋部材の壁部を位置決めし易くできる。また、鋳造圧に対する一方のパイプフレームの端部の強度を増加させることができる。
また、上記発明において、前記壁部には、前記一方のパイプフレームの前記開口部と対応した位置に開口を有しても良い。この構成によれば、開口を通じて蓋部材の内側に鋳物を流し込むことができる。
また、上記発明において、前記蓋部材は、前記壁部を介して前記一方のパイプフレームとかしめで固定されるかしめ部を備えても良い。この構成によれば、簡単な構造で蓋部材をパイプフレーム内側に固定できる。
また、上記発明において、前記かしめ部は、前記一方のパイプフレームの前記開口部間に位置しても良い。この構成によれば、かしめ部による固定を安定させることができる。
また、上記発明において、前記壁部には、前記一方のパイプフレームに設けられる前記開口部を避ける切欠き部が設けられても良い。この構成によれば、切欠き部を介して蓋部材の内側に鋳物を流し込むことができる。
また、上記発明において、前記壁部の端部には前記一方のパイプフレームと当接する拡径部を備えても良い。この構成によれば、拡径部がパイプフレームの端部と係合するため、蓋部材とパイプフレームの位置決めがしやすい。
本発明の第1の実施の形態に係るフレーム構造を備えた自転車の左側面図である。 シートパイプとメインパイプの結合部の拡大斜視図である。 シートパイプとメインパイプの結合部の説明図であり、図3(A)は図2のIII−III線断面図、図3(B)はシートパイプとメインパイプと鋳包み部の位置関係を示す模式図である。 本実施の形態のフレーム構造の製造方法の模式図である。 第2の実施の形態に係るシートパイプとメインパイプの結合部の拡大斜視図である。 図5のVI−VI線断面図である。 第3の実施の形態に係るシートパイプとメインパイプの結合部の拡大斜視図である。 図8は図7のVIII−VIII線断面図である。 第4の実施の形態に係るシートパイプとメインパイプの結合部の拡大斜視図である。 図9のX−X線断面図である。 メインパイプに形成される貫通孔の説明図であり、図11(A)は第1の実施の形態の説明図、図11(B)は第1の変形例の説明図、図11(C)は第2の変形例の説明図、図11(D)は第3の変形例の説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右及び上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るフレーム構造を備えた自転車10の左側面図である。
自転車(鞍乗り型車両)10は、車体フレーム11の前端にフロントフォーク12を介して前輪13が支持され、車体フレーム11の後端部に後輪14が支持され、車体フレーム11の上部にシートポスト15を介してサドル16が取付けられている。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ60、メインパイプ62、シートパイプ61、シートステー63、チェーンステー64を備える。ヘッドパイプ60は、車体フレーム11の前端部に位置し、フロントフォーク12を操舵可能に支持する。
フロントフォーク12の上端部にはハンドルステム31が取付けられ、ハンドルステム31にハンドルバー32が取付けられる。フロントフォーク12の下端部には前輪軸(車軸)13aを介して前輪13が回転可能に支持されている。
メインパイプ62は、ヘッドパイプ60から後方斜め下方に延びる。シートパイプ61は、メインパイプ62の後端部に後傾するように接続されている。シートパイプ61の上部にはシートポスト15が挿入されて固定され、シートポスト15の上端部にサドル16が取付けられている。
シートパイプ61の下端部には軸受部36が設けられている。軸受部36は、クランク軸37を回転可能に支持する。クランク軸37の両端部には、それぞれ左クランク38及び右クランク39が取付けられ、左クランク38及び右クランク39のそれぞれにペダル41が回転可能に取付けられる。
シートステー63は、シートパイプ61の上部から後方斜め下方に延びている。また、軸受部36とシートステー63の後端部とがチェーンステー64で接続されている。シートステー63とチェーンステー64との接続部には、後輪軸(車軸)14aを介して後輪14が回転可能に支持されている。
クランク軸37には駆動スプロケット45が取付けられ、後輪14には従動スプロケット46が取付けられ、駆動スプロケット45と従動スプロケット46とにチェーン47が掛け渡されている。
図2は、シートパイプ61とメインパイプ62の結合部の拡大斜視図である。図3はシートパイプ61とメインパイプ62の結合部の説明図であり、図3(A)は図2のIII−III線断面図、図3(B)はシートパイプ61とメインパイプ62と鋳包み部70の位置関係を示す模式図である。
シートパイプ(他方のパイプフレーム)61と、メインパイプ(一方のパイプフレーム)62とは、筒状の金属により構成されている。シートパイプ61と、メインパイプ62とは、高張力鋼、いわゆる、ハイテン材により構成されており、軽量化されている。シートパイプ61の外周面に、メインパイプ62の先端62bを近接させて、シートパイプ61と、メインパイプ62とが鋳物である鋳包み部70により結合されている。
鋳包み部70は、略上下斜め方向(図2、図3上では略左右方向)に延びる筒状の第1の結合部71と、第1の結合部71の側部から前上方(図2、図3上では上方向)に延びる第2の結合部72とを備えている。
第1の結合部71には、シートパイプ61が挿入された状態で結合されている。
シートパイプ61の内側には、第1の結合部71の位置に応じてサポートパイプ90が配置されている。
サポートパイプ90は、鋳包み部70の第1の結合部71よりも長く形成されており、両端部90b、90cが第1の結合部71の外側に配置される。サポートパイプ90の長さLaは、図3(A)、図3(B)に示すように、メインパイプ62の内径Lbの3倍の長さ(La=Lb×3)に設定されている。なお、サポートパイプ90の長さLaは、内径Lbの1.5倍以上が好適である。サポートパイプ90は、鋳包み部70の鋳造の際に、シートパイプ61を内側から支え、シートパイプ61の形状を保持する。また、サポートパイプ90は、鋳包み部70の第1の結合部71よりも長いため、シートパイプ61に対するサポートパイプ90の位置ずれを吸収可能である。
シートパイプ61およびサポートパイプ90は、シートパイプ61の外周側から、かしめることで結合されている。シートパイプ61およびサポートパイプ90には、径方向内側に凹んだ窪み状のかしめ部61a、90aが形成されている。かしめ部61a、90aはシートパイプ61の周方向に間隔をあけて複数形成されている。かしめ部61a、90aは等間隔に形成されている。
シートパイプ61のかしめ部61aには、第1の結合部71の内面に形成された凸部71aが進入している。凸部71aはかしめ部61aの凹み形状に対応した外形を有する。鋳包み部70の凸部71aがシートパイプ61の凹状のかしめ部61aに進入しているため、円筒状の第1の結合部71に対して、円筒状のシートパイプ61が回り止めされると共に、軸方向に抜け止めされている。
第2の結合部72には、メインパイプ62の先端部62aが挿入された状態で結合されている。メインパイプ62の先端62bは開口している。先端62bは、シートパイプ61の外周面に対して距離δの隙間を空けて配置されている。
メインパイプ62の先端部62aには、先端62bと第2の結合部72の外端72bとの間の位置に対応してプラグ80が配置されている。プラグ80は、メインパイプ62の内周形状に対応しており、円板状に形成されている。プラグ80は、メインパイプ62の内部に溶接されて固定されている。プラグ80は、メインパイプ62の内部を閉塞している。メインパイプ62の先端部62aには、プラグ80とメインパイプ62とで包囲された内部空間62dが形成されている。内部空間62dには、内部形状に応じた円柱体73が鋳込まれている。円柱体73は、鋳包み部70の一部を構成している。メインパイプ62の先端部62aは、円柱体73と第2の結合部72とにより挟まれて固定されている。
プラグ80は、第2の結合部72の外端72bから距離L1だけ先端62b側に配置されている。よって、プラグ80と第2の結合部72の外端72bの位置がずれているため、メインパイプ62に対する応力集中が緩和されている。
また、プラグ80は、先端62bから、メインパイプ62の内径Lbよりも短い距離に固定されている。すなわち、先端62bからプラグ80の内面(シートパイプ61側の面)までの距離をLxで表す場合に、Lx<Lbとなるように固定されている。Lx<Lbであるため、内部空間62dの大きさが抑制されており、過剰に鋳包み部70の円柱体73が大きくなることが抑制されている。
メインパイプ62には、先端62bとプラグ80との間に、肉厚方向に貫通する貫通孔(開口部)62cが形成されている。貫通孔62cは、メインパイプ62の周方向に対して、複数形成されている。貫通孔62cは、先端62bとプラグ80との中間に形成されており、先端62bから距離Lc離間し、プラグ80の内面から距離Lc離間した位置に貫通孔62cの中心が位置する。Lc=Lx×(1/2)である。
貫通孔62cには、第2の結合部72に形成された柱状部72aが進入している。柱状部72aは、第2の結合部72と円柱体73とを接続している。柱状部72aが貫通孔62cに進入していることにより、円筒状の第2の結合部72に対して、円筒状のメインパイプ62が回り止めされると共に、軸方向への抜け止めされている。
距離Lcは距離L1よりも大きく(Lc>L1)、距離Lbは距離L1よりも大きい(Lb>L1)。また、距離δは距離L1よりも小さい(δ<L1)。
図4は本実施の形態のフレーム構造の製造方法の模式図である。
図4を用いて、シートパイプ61と、メインパイプ62とが鋳包み部70で結合されたフレーム構造の製造方法について説明する。
シートパイプ61については、シートパイプ61の内部にサポートパイプ90を挿入する。シートパイプ61を外周面からかしめ、シートパイプ61およびサポートパイプ90にかしめ部61a、90aを形成する。かしめ部61a、90aによりサポートパイプ90が固定されたシートパイプ61は、鋳型92にセットする。このとき、サポートパイプ90は、鋳型92の内面から距離L2、L3離間した状態でセットする。
メインパイプ62については、メインパイプ62の先端部62a内側に、プラグ80を溶接し、先端62b側に内部空間62dを形成する。メインパイプ62の側部に、ドリル(加工治具)91により貫通孔62cを形成し、内部空間62dとメインパイプ62の外側とを連通する。そして、貫通孔62cが形成されたメインパイプ62を、シートパイプ61の外周面に近接させて、鋳型92にセットする。このとき、メインパイプ62を、シートパイプ61から離間させて距離δの隙間を空けてセットしても良い。また、メインパイプ62をシートパイプ61の外周面に突き当ててセットしても良い。突き当てる場合にはメインパイプ62の位置決めをし易い。プラグ80は、メインパイプ62を鋳型92にセットした場合に、鋳型92の内壁から距離L1離間するように固定する。
鋳型92には、鋳包み部70の外形形状に対応する空洞92aが形成されている。鋳型92には、溶融金属、いわゆる、湯を注入する。湯は、低圧で注入する。湯は、一例として、アルミニウム合金を用いる。空洞92a内に湯が注入されると、シートパイプ61の外周側やメインパイプ62の外周側が湯で満たされる。この際に、シートパイプ61のかしめ部61aに湯が進入する。また、メインパイプ62の内部空間62dには、先端62bの開口形状や貫通孔62cを介して湯が進入する。
ここで、メインパイプ62をシートパイプ61に突き当てているか否かに関わらず、メインパイプ62の平坦な先端62bと、外径円筒状のシートパイプ61との間には、湯が流入可能な隙間が生じている。したがって、メインパイプ62の内部空間62dには、矢印93で示すように、シートパイプ61とメインパイプ62の先端62bとの間の隙間から、回り込むようにして、湯が進入する。
湯には圧力が付されており、シートパイプ61やメインパイプ62は湯から圧力を受ける。シートパイプ61はサポートパイプ90で支持されているため、形状が保持される。また、メインパイプ62はプラグ80で支持されており、形状が保持され易くなっている。また、貫通孔62cがあることにより、低圧でも湯が内部空間62dに進入し易く、良好な鋳造が行える。
湯の注入が完了すると所定時間冷却する。所定時間冷却されると、湯が鋳型92の空洞92aの内面形状に応じた形に凝固し、鋳物としての鋳包み部70が形成される。このとき、シートパイプ61の凹状のかしめ部61aには、鋳包み部70が進入した状態で固定されており、鋳包み部70の凸部71aが形成されている。よって、鋳包み部70の第1の結合部71に、シートパイプ61が回り止めおよび抜け止めされた状態で結合される。
また、メインパイプ62の貫通孔62cや内部空間62dには、鋳包み部70が進入した状態で固定される。よって、貫通孔62cには柱状部72aが形成され、内部空間62dには、円柱体73が形成される。よって、第2の結合部72に、メインパイプ62が回り止めおよび抜け止めされた状態で結合される。
したがって、シートパイプ61およびメインパイプ62が鋳包み部70で結合された車体フレーム11が製造される。
以上説明したように、本発明を適用した第1の実施の形態によれば、メインパイプ62の先端部62aをシートパイプ61の外周に固定するフレーム構造において、メインパイプ62の内側にプラグ80を設け、メインパイプ62の先端62bとプラグ80の間のメインパイプ62に複数の貫通孔62cを備え、メインパイプ62の先端62bをシートパイプ61に近接させて、貫通孔62cを覆うようにメインパイプ62とシートパイプ61とを鋳包んでいる。この構成によれば、貫通孔62cからメインパイプ62の先端部62aの内部空間62dに鋳物が流れ込むことができ、かつプラグ80で鋳物の流れを規制できる。メインパイプ62の先端部62aに鋳物が入り込むことで貫通孔62cを介してメインパイプ62の内側と外側が鋳物でつながるため抜け止め回り止めを実現できる。
第1の実施の形態では、シートパイプ61の接合部は二重管構造となるように、シートパイプ61の内側にサポートパイプ90を配設した。したがって、鋳造圧に対するシートパイプ61の強度を増加させることができる。
また、メインパイプ62はプラグ80を備えるので、鋳造圧に対するメインパイプ62の強度を増加させることができる。
また、第1の実施の形態では、サポートパイプ90はシートパイプ61と合わせてかしめることでシートパイプ61に固定されている。したがって、簡単な構造でサポートパイプ90をシートパイプ61の内側に固定できる。
第1の実施の形態では、図3(B)に示すように、鋳包み部70の第2の結合部72の外端72bは、プラグ80から距離L1だけシートパイプ61とは逆側に離間した位置としている。しかしながら、第2の結合部72の外端72bのメインパイプ62の軸方向に対する位置は適宜変更可能である。第2の結合部72の外端72bは、メインパイプ62の軸方向においてプラグ80と重なる位置、例えば、仮想線A1で示すように、メインパイプ62の軸方向においてプラグ80の外面(シートパイプ61とは逆側の面)と同じ位置としても良い。また、第2の結合部72の外端72bは、プラグ80よりもシートパイプ61に近い位置としても良く、仮想線A2で示すように、メインパイプ62の軸方向においてプラグ80と貫通孔62cとの間に位置しても良い。
<第2の実施の形態>
図5は、第2の実施の形態に係るシートパイプ61とメインパイプ62の結合部の拡大斜視図であり、図6は図5のVI−VI線断面図である。
本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
第2の実施の形態のメインパイプ62は、第1の実施の形態のプラグ80に代えて、プラグ(蓋部材)180で閉塞される。プラグ180は、有底円筒状に形成されている。プラグ180は、メインパイプ62の内周形状に対応しメインパイプ62の内部を閉塞する円板状の蓋部181を備える。また、プラグ180は、蓋部181の外周からメインパイプ62の内側面に沿って先端62b側に延出する側壁部(壁部)182を備える。
プラグ180は、メインパイプ62に圧入されて固定されている。プラグ180の側壁部182には、複数の貫通孔(開口)182aが形成され、貫通孔182aは、メインパイプ62の貫通孔62cに連通している。
メインパイプ62の貫通孔62cの周囲には、メインパイプ62からプラグ180の貫通孔182aに延びる周縁部62c1が形成されている。周縁部62c1は、プラグ180の貫通孔182aと、メインパイプ62の貫通孔62cが連通した状態で、貫通孔62cをかしめることにより形成される。周縁部62c1がプラグ180の貫通孔182aに進入しているため、プラグ180が強固に固定される。
貫通孔182a、62cには、柱状部72aが進入しているため、円筒状の第2の結合部72に対して、円筒状のメインパイプ62が回り止めされると共に、軸方向に対して抜け止めされている。
シートパイプ61とメインパイプ62とは、鋳物である鋳包み部170により結合されている。
以上説明したように、本発明を適用した第2の実施の形態によれば、プラグ180にはメインパイプ62の内側面に沿って延出する側壁部182を備えられている。したがって、メインパイプ62の内側にプラグ180の側壁部182を位置決めし易くできる。また、メインパイプ62の先端部62aの強度を増加させることができる。
また、第2の実施の形態では、側壁部182には、メインパイプ62の貫通孔62cと対応した位置に貫通孔182aを有している。したがって、貫通孔182aを通じてプラグ180の内側に鋳物を流し込むことができる。
<第3の実施の形態>
図7は、第3の実施の形態に係るシートパイプ61とメインパイプ62の結合部の拡大斜視図であり、図8は図7のVIII−VIII線断面図である。
本発明を適用した第3の実施の形態について説明する。この第3の実施の形態において、上記第2の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
第3の実施の形態では、メインパイプ62とプラグ280とは、メインパイプ62の外周側からかしめられて固定されている。
メインパイプ62およびプラグ280は、メインパイプ62の外周側から、かしめることで結合されている。メインパイプ62およびプラグ280には、径方向内側に凹んだ窪み状のかしめ部62e、182bが形成されている。かしめ部62e、182bはメインパイプ62の周方向に等間隔で複数形成されている。かしめ部62e、182bは、メインパイプ62の隣合う貫通孔62cと貫通孔62cの間に位置している。
メインパイプ62のかしめ部62eには、第2の結合部72の内面に形成された凸部72cが進入している。凸部72cはかしめ部62eの凹み形状に対応した外形を有する。鋳包み部270の凸部72cがメインパイプ62の凹状のかしめ部62eに進入し、メインパイプ62のかしめ部62eとプラグ280のかしめ部182bとがかしめで結合され、さらに、プラグ280のかしめ部182bが円柱体73に進入している。
また、第3の実施の形態でも、メインパイプ62の貫通孔62cには、第2の結合部72の柱状部72aが進入しており、柱状部72aが第2の結合部72と円柱体73とを接続している。
貫通孔62cに柱状部72aが進入して結合され、かしめ部62e、182bに凸部72cが進入して結合されているため、円筒状の第2の結合部72に対して、円筒状のメインパイプ62が回り止めされると共に、軸方向に対して抜け止めされている。
シートパイプ61とメインパイプ62とは、鋳物である鋳包み部270により結合されている。
以上説明したように、本発明を適用した第3の実施の形態によれば、プラグ280は、側壁部182を介してメインパイプ62とかしめで固定されるかしめ部182bを備えている。この構成によれば、簡単な構造でプラグ280をメインパイプ62内側に固定できる。
また、第3の実施の形態では、かしめ部182bは、メインパイプ62の隣あう貫通孔62cと貫通孔62cとの間に位置している。したがって、かしめ部182bによる固定を安定させることができる。
<第4の実施の形態>
図9は、第4の実施の形態に係るシートパイプ61とメインパイプ62の結合部の拡大斜視図であり、図10は図9のX−X線断面図である。
本発明を適用した第4の実施の形態について説明する。この第4の実施の形態において、上記第3の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
第4の実施の形態では、第3の実施の形態のプラグ280に代えて、プラグ(蓋部材)380を備える。プラグ380はメインパイプ62に圧入されて固定されている。プラグ380の側壁部182には、端部182eから蓋部181側に切り欠かれた切欠き部182cが形成されている。切欠き部182cはU字状に形成されている。切欠き部182cは、メインパイプ62の貫通孔62cの位置に合わせられており、プラグ180は、切欠き部182cにより貫通孔62cを避けている。
切欠き部182cに対応して、鋳包み部370には扁平部72dが形成されている。扁平部72dは切欠き部182cの内部に進入している。よって、円柱体73は、扁平部72d、柱状部72aを介して、第2の結合部72に接続されてる。
貫通孔62cおよび切欠き部182cには、第2の結合部72の内側に形成された柱状部72a、扁平部72dが進入しており、円筒状の第2の結合部72に対して、円筒状のメインパイプ62が回り止めされると共に、軸方向に抜け止めされる。
側壁部182の端部182eには、側壁部182に対して拡径した拡径部182dが形成されている。拡径部182dは、爪状に形成されており、メインパイプ62の先端62bに当接して引っ掛かる。プラグ380が引っ掛かることにより、プラグ380をメインパイプ62に装着する際に位置決め可能であり、鋳造時には、鋳造圧を受けても鋳物の流れを規制できる。
シートパイプ61とメインパイプ62とは、鋳物である鋳包み部370により結合されている。
以上説明したように、本発明を適用した第4の実施の形態によれば、側壁部182には、メインパイプ62に設けられる貫通孔62cを避ける切欠き部182cが設けられている。したがって、切欠き部182cを介してプラグ280の内側に鋳物を流し込むことができる。
第4の実施の形態では、プラグ380の側壁部182の端部182eにはメインパイプ62と当接する拡径部182dを備えている。したがって、拡径部182dがメインパイプ62の先端62bと係合するため、プラグ380とメインパイプ62の位置決めがしやすくなっている。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
図11はメインパイプ62に形成される貫通孔62cの変形例の説明図であり、図11(A)は第1の実施の形態の説明図、図11(B)は第1の変形例の説明図、図11(C)は第2の変形例の説明図、図11(D)は第3の変形例の説明図である。
貫通孔62cは、図11(A)に示すように、先端62bとプラグ80の中間位置Mに形成され、メインパイプ62の周方向に等間隔に4つ設けられた構成を説明した。しかし、図11(B)に示すように、メインパイプ62の周方向に複数形成されれば良く、例えば、径を小さくして6つ設ける構成にしても良い。また、図11(C)、図11(D)に示すように、メインパイプ62の長手方向に位置がずれた状態で貫通孔62cを形成しても良い。
上記実施の形態において、プラグ80や、プラグ180〜380の蓋部181は、第2の結合部72の外端72bから距離L1だけ先端62b側に配置された構成を説明したが、プラグ180〜380の蓋部181を、第2の結合部72の外端72bよりも距離L1上方に位置させて、メインパイプ62に対する応力集中を緩和しても良い。また、プラグ80や、プラグ180〜380の蓋部181を、第2の結合部72の外端72bの位置に合わせても良い。
例えば、上述した実施形態では、自転車10のフレーム構造を説明したが、これに限らず、自転車以外も含む鞍乗り型車両にも適用可能である。なお、鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含み、自転車のみならず、自動二輪車(原動機付き自転車も含む)や、ATV(不整地走行車両)に分類される三輪車両や四輪車両を含む車両である。
61 他方のパイプフレーム
62 一方のパイプフレーム
62a 先端部
62b 端
62c 開口部
71 接合部
80、180、280、380 蓋部材
90 サポートパイプ
182 壁部
182a 開口
182b かしめ部
182c 切欠き部
182d 拡径部
182e 端部

Claims (9)

  1. 一方のパイプフレーム(62)の先端部(62a)を他方のパイプフレーム(61)の外周に固定するフレーム構造において、前記一方のパイプフレーム(62)の内側に蓋部材(80、180、280、380)を設け、前記一方のパイプフレーム(62)の先端(62b)と前記蓋部材(80、180、280、380)の間の前記一方のパイプフレーム(62)に複数の開口部(62c)を備え、該一方のパイプフレーム(62)の先端(62b)を他方のパイプフレーム(61)に近接させて、該開口部(62c)を覆うように一方のパイプフレーム(62)と他方のパイプフレーム(61)とを鋳包むことを特徴とするフレーム構造。
  2. 前記他方のパイプフレーム(61)の接合部(71)は二重管構造となるように、前記他方のパイプフレーム(61)の内側にサポートパイプ(90)を配設したことを特徴とする請求項1に記載のフレーム構造。
  3. 前記サポートパイプ(90)は前記他方のパイプフレーム(61)と合わせてかしめることで前記他方のパイプフレーム(61)に固定されることを特徴とする請求項2に記載のフレーム構造。
  4. 前記蓋部材(180、280、380)には前記一方のパイプフレーム(62)の内側面に沿って延出する壁部(182)を備えることを特徴とする請求項1に記載のフレーム構造。
  5. 前記壁部(182)には、前記一方のパイプフレーム(62)の前記開口部(62c)と対応した位置に開口(182a)を有することを特徴とする請求項4に記載のフレーム構造。
  6. 前記蓋部材(280)は、前記壁部(182)を介して前記一方のパイプフレーム(62)とかしめで固定されるかしめ部(182b)を備えることを特徴とする請求項5に記載のフレーム構造。
  7. 前記かしめ部(182b)は、前記一方のパイプフレーム(62)の前記開口部(62c)間に位置することを特徴とする請求項6に記載のフレーム構造。
  8. 前記壁部(182)には、前記一方のパイプフレーム(62)に設けられる前記開口部(62c)を避ける切欠き部(182c)が設けられることを特徴とする請求項4に記載のフレーム構造。
  9. 前記壁部(182)の端部(182e)には前記一方のパイプフレーム(62)と当接する拡径部(182d)を備えることを特徴とする請求項8に記載のフレーム構造。
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