JP2019118960A - ワイヤ放電加工機およびワイヤ放電加工機の自動結線方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動結線に要する時間を短縮する。【解決手段】ワイヤ放電加工機10は、送出ローラ20から加工対象物Wに向けてワイヤ電極12を送り出す経路に設けられ、ワイヤ電極12が挿通する挿通孔22aが形成されたガイド部材としてのガイドパイプ22と、挿通孔22aに圧縮空気の流れを発生させ、挿通孔22aを流れる圧縮空気の方向を順方向と逆方向とに切り替え可能な空気流発生装置42と、ワイヤ電極12の撓みを検出する撓み検出器44と、自動結線時に、挿通孔22aに圧縮空気の順方向の流れを発生させ、撓み検出器44で撓みが検出された場合には挿通孔22aを流れる圧縮空気の方向を逆方向に切り替えた後に順方向に切り替えるように、空気流発生装置42を制御する制御装置48とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤ電極を自動的に結線する自動結線機能を有するワイヤ放電加工機およびワイヤ放電加工機の自動結線方法に関する。
一般的に、ワイヤ放電加工機は、加工対象物(ワーク)に穿設されている加工開始孔またはワイヤ放電加工によって形成された加工溝にワイヤ電極を自動的に挿通して結線を行う自動結線機能を有している。
しかし、加工対象物の加工開始孔または加工溝にワイヤ電極の先端が挿通されずに加工対象物に当たることでワイヤ電極が撓み、自動結線が失敗する場合がある。このため、下記特許文献1には、ワイヤ電極の撓みが検出された場合には、ワイヤ電極を送るローラを巻き戻した後に再びローラを送り出す自動結線のリトライ処理を実行することが開示されている。
特開2017−35744号公報
しかしながら、ローラを駆動するモータは、起動トルクから定格トルクになるまでの駆動時間を要するため、リトライ処理の処理時間が長くなる傾向にあり、この結果、自動結線に要する時間が長くなることが問題として懸念される。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、自動結線に要する時間を短縮し得るワイヤ放電加工機およびワイヤ放電加工機の自動結線方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、ワイヤ放電加工機であって、ワイヤ電極を加工対象物に向けて送り出す送出ローラと、前記加工対象物を通過した前記ワイヤ電極を回収する回収ローラと、前記送出ローラから前記加工対象物に向けて前記ワイヤ電極を送り出す経路に設けられ、前記ワイヤ電極が挿通する挿通孔が形成されたガイド部材と、前記挿通孔に圧縮空気の流れを発生させ、前記挿通孔を流れる前記圧縮空気の方向を、前記ワイヤ電極の送り出し方向と同じ順方向と前記ワイヤ電極の送り出し方向とは反対の逆方向とに切り替え可能な空気流発生装置と、前記ワイヤ電極の撓みを検出する撓み検出器と、自動結線時に、前記挿通孔に前記圧縮空気の前記順方向の流れを発生させ、前記撓み検出器で撓みが検出された場合には前記挿通孔を流れる前記圧縮空気の方向を前記逆方向に切り替えた後に前記順方向に切り替えるように、前記空気流発生装置を制御する制御装置と、を備える。
本発明の第2の態様は、ワイヤ電極を自動結線するワイヤ放電加工機の自動結線方法であって、前記ワイヤ放電加工機は、前記ワイヤ電極を加工対象物に向けて送り出す送出ローラと、前記加工対象物を通過した前記ワイヤ電極を回収する回収ローラと、前記送出ローラから前記加工対象物に向けて前記ワイヤ電極を送り出す経路に設けられ、前記ワイヤ電極が挿通する挿通孔が形成されたガイド部材と、前記挿通孔に圧縮空気の流れを発生させ、前記挿通孔を流れる前記圧縮空気の方向を、前記ワイヤ電極の送り出し方向と同じ順方向と前記ワイヤ電極の送り出し方向とは反対の逆方向とに切り替え可能な空気流発生装置と、を備え、前記挿通孔に前記圧縮空気の前記順方向の流れを発生させるように、前記空気流発生装置を制御する第1のステップと、前記ワイヤ電極の撓みを検出する第2のステップと、前記ワイヤ電極の撓みが検出された場合には、前記挿通孔を流れる前記圧縮空気の方向を前記逆方向に切り替えた後に前記順方向に切り替えるように、前記空気流発生装置を制御する第3のステップと、を含む。
本発明では、圧縮空気によってワイヤ電極の先端を不規則に上下動させることで、加工対象物の加工開始孔または加工溝に対するワイヤ電極の挿通をリトライすることができる。したがって本発明では、モータを制御してワイヤ電極の巻き戻しおよび送り出しを交互に繰り返す場合に比べて、起動トルクから定格トルクになるまでのモータの駆動時間を要することなくリトライすることができる。これにより本発明によれば、自動結線に要する時間を短縮することができる。
実施の形態におけるワイヤ放電加工機の要部の構成を示す図である。 図1に示すワイヤ放電加工機における制御装置が実行する自動結線処理の流れを示すフローチャートである。 図2に示すステップS5のリトライ処理の流れを示すフローチャートである。 図1の一部を拡大した変形例1のワイヤ放電加工機を示す図である。 乱流発生部の構成例(1)を示す図である。 乱流発生部の構成例(2)を示す図である。 乱流発生部の構成例(3)を示す図である。 変形例2におけるワイヤ放電加工機の要部の構成を示す図である。
本発明に係るワイヤ放電加工機およびワイヤ放電加工機の自動結線方法について、好適な実施の形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
〔実施の形態〕
[ワイヤ放電加工機の構成]
図1は、実施の形態におけるワイヤ放電加工機10の要部の構成を示す図である。ワイヤ放電加工機10は、加工対象物Wとワイヤ電極12との間に発生する放電によって加工対象物Wを加工する工作機械である。
加工対象物Wは、不図示のテーブルによって支持されている。なお、加工対象物Wは、ワークと呼ばれることもある。加工対象物Wの材質は、例えば、鉄系材料または超硬材料等の金属材料である。ワイヤ電極12の材質は、例えば、タングステン系、銅合金系、黄銅系等の金属材料である。
ワイヤ放電加工機10は、ワイヤ電極12を加工対象物Wに供給する供給系ユニット14と、加工対象物Wに対する加工によって消耗したワイヤ電極12を回収する回収系ユニット16とを有する。
供給系ユニット14は、ワイヤ電極12を加工対象物Wに向けて送り出すユニットであり、加工対象物Wの上方に設けられている。供給系ユニット14は、少なくとも、ワイヤ電極12の送り出し方向の上流側から順に、不図示のワイヤボビン、送出ローラ20、ガイドパイプ22、および、供給側ワイヤガイド24を有する。
送出ローラ20は、ワイヤ電極12の供給源である不図示のワイヤボビンから供給されたワイヤ電極12を加工対象物Wに送り出すものである。この送出ローラ20は、供給側モータ26から与えられるトルクによって回転する。
ガイドパイプ22は、送出ローラ20から送り出されたワイヤ電極12を加工対象物Wに向けて案内するガイド部材である。このガイドパイプ22は、送出ローラ20から加工対象物Wに向けてワイヤ電極12を送り出す経路に設けられている。ガイドパイプ22には、ワイヤ電極12を通すための挿通孔22aが送り出し方向(ガイドパイプ22の軸方向)に沿って形成されている。
供給側ワイヤガイド24は、ガイドパイプ22の挿通孔22aを通って下流側に向かうワイヤ電極12を案内するものである。供給側ワイヤガイド24は、供給側ダイスガイド24aを有する。供給側ダイスガイド24aは、加工対象物Wの上方近傍で、加工対象物Wに送り出されるワイヤ電極12を位置決めする。
回収系ユニット16は、加工対象物Wを通って下方に送り出されたワイヤ電極12を回収するユニットであり、加工対象物Wの下方に設けられている。回収系ユニット16は、少なくとも、ワイヤ電極12の送り出し方向の上流側から順に、回収側ワイヤガイド30、回収ローラ32、および、使用済のワイヤ電極12を回収する不図示のバケットを有する。
回収側ワイヤガイド30は、加工対象物Wの加工開始孔waまたは加工溝wbを通って回収ローラ32に向かうワイヤ電極12を案内するものである。回収側ワイヤガイド30は、回収側ダイスガイド30aを有する。回収側ダイスガイド30aは、加工対象物Wの下方近傍で、加工対象物Wを通過したワイヤ電極12を位置決めする。回収側ダイスガイド30aと供給側ダイスガイド24aとによって、ワイヤ電極12が支持される。
回収ローラ32は、回収側ワイヤガイド30の下方に設けられ、使用済のワイヤ電極12を回収するものである。この回収ローラ32は、回収側モータ34から与えられるトルクによって回転する。回収ローラ32によって回収されたワイヤ電極12は不図示のバケットで回収される。
上記の送出ローラ20、ガイドパイプ22、供給側ワイヤガイド24、回収側ワイヤガイド30、回収ローラ32は、上下方向(重力が働く鉛直方向)に沿って、直線上に配置されている。したがって、送出ローラ20から送り出されて回収ローラ32で回収されるまでのワイヤ電極12は、鉛直方向に沿って送り出される。ワイヤ電極12が回収ローラ32に回収されると、そのワイヤ電極12に所定の張力が付与される。
ワイヤ放電加工機10は、ワイヤ切断装置40、空気流発生装置42、撓み検出器44、張力検出器46、および、制御装置48をさらに備える。
ワイヤ切断装置40は、例えば、ガイドパイプ22と供給側ワイヤガイド24との間に設けられ、ワイヤ電極12を切断する。このワイヤ切断装置40は、制御装置48によって制御されてもよい。なお、図1では、カッターを用いてワイヤ電極12を切断するワイヤ切断装置40が例示されているが、ワイヤ切断装置40の切断手法は他の切断手法でもよい。例えば、ワイヤ電極12を切断する箇所に局所的に電流を流すことで熱を加えてアニール処理を施し、その後にワイヤ電極12にトルクをかけることで、アニール処理が施された箇所を切断する切断手法が用いられてもよい。
空気流発生装置42は、ガイドパイプ22の挿通孔22aに圧縮空気の流れを発生させる装置であり、エアコンプレッサ50、供給管52および三方弁54を有する。エアコンプレッサ50は、圧縮空気を生成し、生成した圧縮空気を供給管52に吐出するものである。
供給管52は、エアコンプレッサ50から吐出された圧縮空気をガイドパイプ22の挿通孔22aに導くものである。この供給管52は、エアコンプレッサ50と三方弁54とを連通する本管52a、三方弁54とガイドパイプ22の上側空気口23aとを連通する第1枝管52b、および、三方弁54とガイドパイプ22の下側空気口23bとを連通する第2枝管52cを有する。
上側空気口23aは、挿通孔22aにおけるワイヤ電極12の入口側に形成され、当該ワイヤ電極12の入口とは異なる部位に位置しており、挿通孔22aと連通している。下側空気口23bは、挿通孔22aにおけるワイヤ電極12の出口側に形成され、当該ワイヤ電極12の出口とは異なる部位に位置しており、挿通孔22aと連通している。
三方弁54は、本管52aと、第1枝管52bまたは第2枝管52cとを連通するものであり、制御装置48によって制御される。三方弁54が本管52aと第1枝管52bとを連通する場合、エアコンプレッサ50が生成した圧縮空気は、ガイドパイプ22の上側空気口23aから挿通孔22aに注入される。挿通孔22aにおける上側空気口23aから上方側の部位は、上側空気口23aと下側空気口23bとの間に比べて狭くなっており、上側空気口23aの下側よりも上側の空気抵抗が高くなっている。したがって、圧縮空気は、ワイヤ電極12の送り出し方向と同じ順方向に沿って挿通孔22aを流れる。
これに対し、三方弁54が本管52aと第2枝管52cとを連通する場合、エアコンプレッサ50が生成した圧縮空気は、ガイドパイプ22の下側空気口23bから挿通孔22aに注入される。挿通孔22aにおける下側空気口23bから下方側の部位は、下側空気口23bと上側空気口23aとの間に比べて狭くなっており、下側空気口23bの上側よりも下側の空気抵抗が高くなっている。したがって、圧縮空気は、ワイヤ電極12の送り出し方向とは反対の逆方向に沿って挿通孔22aを流れる。
このように空気流発生装置42は、ガイドパイプ22の挿通孔22aを流れる圧縮空気の方向を順方向と逆方向とに切り替え可能である。
撓み検出器44は、ワイヤ電極12の撓みを検出する。この撓み検出器44は、図1では送出ローラ20とガイドパイプ22との間に設置されているが、他の位置に設置されていてもよい。撓み検出器44が検出した検出結果は、制御装置48に出力される。
張力検出器46は、結線されているワイヤ電極12の張力を検出する。この張力検出器46は、図1では送出ローラ20の上流側に設置されているが、他の位置に設置されていてもよい。張力検出器46が検出した検出結果は、制御装置48に出力される。
制御装置48は、CPU等のプロセッサとプログラムが記憶されたメモリ等を有し、このプロセッサがメモリに記憶されたプログラムを実行することで、本実施の形態の制御装置48として機能する。制御装置48は、ワイヤ放電加工機10の各部(供給側モータ26、回収側モータ34、および、空気流発生装置42)を適宜制御するコンピュータである。
制御装置48は、加工開始時またはワイヤ切断装置40によるワイヤ電極12の切断時以降に、自動結線処理を開始する。すなわち、制御装置48は、空気流発生装置42を制御してガイドパイプ22の挿通孔22aに圧縮空気の順方向の流れを発生させる。具体的には、制御装置48は、三方弁54を制御して本管52aと第1枝管52bとを連通させた後、エアコンプレッサ50を駆動することで、ガイドパイプ22の挿通孔22aに圧縮空気の順方向の流れを発生させ得る。
この状態で、制御装置48は、供給側モータ26を制御して送出ローラ20を回転させることで、ワイヤボビンから供給されたワイヤ電極12を加工対象物Wに対して送り出す。
このように制御装置48は、ガイドパイプ22の挿通孔22aを順方向に流れる圧縮空気を発生させながらワイヤ電極12を加工対象物Wに送り出す。これにより制御装置48は、圧縮空気によってワイヤ電極12の弛みを抑えながらワイヤ電極12を進行させることができる。したがって、加工対象物Wの加工開始孔waまたは加工溝wbに対してワイヤ電極12を挿通させ易くなる。
なお、加工対象物Wの加工開始孔waまたは加工溝wbを通ってくるワイヤ電極12を回収するため、制御装置48は、送出ローラ20に送り出されたワイヤ電極12が回収ローラ32に達する前に、回収側モータ34を制御して回収ローラ32を回転させる。
また、制御装置48は、自動結線処理を開始した場合、撓み検出器44および張力検出器46の出力に基づいて、自動結線時のワイヤ電極12の撓みおよび張力を監視する。「自動結線時」とは、ワイヤ電極12の自動結線を開始するために送出ローラ20がワイヤ電極12を下方に送り出す開始タイミングから、所定長だけワイヤ電極12が送り出されるまでのタイミングまでの時間をいう。所定長は、少なくとも送出ローラ20から回収ローラ32までの距離の長さである。少なくとも送出ローラ20から回収ローラ32までの距離の長さだけワイヤ電極12を下方に送り出せば、ワイヤ電極12が回収ローラ32で回収されて、ワイヤ電極12に所定の張力が付与される。このため、張力検出器46の出力に基づいて自動結線が成功したことを制御装置48が判断し得る。
具体的には、ワイヤ電極12が所定長だけ送り出されるまでの間に、ワイヤ電極12の撓みが撓み検出器44で検出されていない状態で閾値以上の張力が張力検出器46で検出された場合、制御装置48は、自動結線が成功したと判断する。この場合、制御装置48は、空気流発生装置42、供給側モータ26および回収側モータ34を停止させることで、自動結線処理を終了する。
一方、ワイヤ電極12が所定長だけ送り出されるまでの間に、撓み検出器44でワイヤ電極12の撓みが検出された場合、ワイヤ電極12が加工対象物Wの加工開始孔waまたは加工溝wbに挿通しない等の要因によりワイヤ電極12の先端が加工対象物W等の物体に当っている。この場合、制御装置48は、リトライ処理を開始する。
すなわち、制御装置48は、供給側モータ26および回収側モータ34を制御して送出ローラ20および回収ローラ32を停止させる。この状態で、制御装置48は、空気流発生装置42を制御してガイドパイプ22の挿通孔22aを流れる圧縮空気の方向を逆方向と順方向とに交互に切り替えさせる。
具体的には、制御装置48は、三方弁54を制御して供給管52の本管52aと連通する枝管を第2枝管52cと第1枝管52bとに交互に切り替えることで、ガイドパイプ22の挿通孔22aを流れる圧縮空気の方向を逆方向と順方向との交互に切り替えさせ得る。なお、この切り替え動作は、例えば、1秒間に数回程度とされる。
これにより制御装置48は、ワイヤ電極12の先端を不規則に上下動させることができる。したがって、加工対象物Wの加工開始孔waまたは加工溝wbにワイヤ電極12が挿通しない等の要因によりワイヤ電極12の先端が加工対象物W等の物体に当っていても、加工開始孔waまたは加工溝wbに対してワイヤ電極12を挿通させ易くなる。
撓み検出器44で検出されていた撓みが非検出になった場合、制御装置48は、空気流発生装置42を制御してガイドパイプ22の挿通孔22aを流れる圧縮空気の方向を順方向に維持させることで、リトライ処理を終了する。その後、制御装置48は、供給側モータ26を制御して送出ローラ20を再び回転させ、ワイヤ電極12の送り出しを再開することで、自動結線処理を再開する。
他方、圧縮空気の方向を逆方向と順方向とに交互に切り替える切り替え数が規定数を超えても撓み検出器44でワイヤ電極12の撓みが非検出にならない場合、制御装置48は、自動結線が失敗したと判断する。この場合、制御装置48は、空気流発生装置42を停止させることで、リトライ処理および自動結線処理を終了する。なお、自動結線が失敗した場合、ワイヤ電極12がワイヤ切断装置40によって切断され、必要に応じて再び自動結線処理が実行される。
[自動結線方法]
次に、ワイヤ放電加工機10の自動結線方法を説明する。図2は、ワイヤ放電加工機10の制御装置48が実行する自動結線処理の流れを示すフローチャートである。
制御装置48は、ステップS1において、ガイドパイプ22の挿通孔22aに圧縮空気の順方向の流れを発生させるように、空気流発生装置42を制御し、ステップS2に進む。制御装置48は、ステップS2において、供給側モータ26を制御して送出ローラ20を回転させることで、ワイヤ電極12の送り出しを開始する。また、制御装置48は、回収側モータ34を制御して回収ローラ32を回転させ、ステップS3に進む。
制御装置48は、ステップS3において、撓み検出器44でワイヤ電極12の撓みが検出されたか否かを判定し、ワイヤ電極12の撓みが検出されていない場合にはステップS4に進む。
制御装置48は、ステップS4において、自動結線が成功したか否かを判定する。ここで、ワイヤ電極12が撓まない状態で回収ローラ32に回収されて閾値以上の張力が張力検出器46で検出された場合、制御装置48は、自動結線が成功したと判定する。これに対し、ワイヤ電極12が未だ回収ローラ32によって回収されず閾値以上の張力が検出されていない場合、制御装置48は、自動結線が未だ成功していないと判定し、ステップS3に戻って、撓み検出器44の出力に基づいてワイヤ電極12の撓みを監視する。
制御装置48は、ステップS3において、ワイヤ電極12の撓みが検出された場合にはステップS5に進んで、リトライ処理を実行する。このリトライ処理の動作については後述する。制御装置48は、リトライ処理を実行することでワイヤ電極12の撓みが非検出になった場合にはステップS4に進み、リトライ処理を実行してもワイヤ電極12の撓みが非検出にならなかった場合にはステップS6に進む。
制御装置48は、ステップS6において、空気流発生装置42を停止させてステップS7に進み、ステップS7において、供給側モータ26を制御して送出ローラ20を停止させることで、ワイヤ電極12の送り出しを停止する。これにより自動結線処理は終了する。
次に、リトライ処理について説明する。図3は、図2に示すステップS5のリトライ処理の流れを示すフローチャートである。
制御装置48は、ステップS11において、供給側モータ26および回収側モータ34を制御して送出ローラ20および回収ローラ32を停止させることで、ワイヤ電極12の送り出しを停止し、ステップS12に進む。
制御装置48は、ステップS12において、ガイドパイプ22の挿通孔22aを逆方向に圧縮空気が流れるように空気流発生装置42を制御し、ステップS13において、当該挿通孔22aを順方向に圧縮空気が流れるように空気流発生装置42を制御する。その後、制御装置48は、ステップS14に進む。
制御装置48は、ステップS14において、撓み検出器44でワイヤ電極12の撓みが非検出になったか否かを判定し、非検出になった場合には、ステップS15に進む。制御装置48は、ステップS15において、供給側モータ26および回収側モータ34を制御して送出ローラ20および回収ローラ32を再び回転させることで、ワイヤ電極12の送り出しを再開する。これにより制御装置48は、リトライ処理を終了し、ステップS4(図2参照)に進む。
一方、ステップS14においてワイヤ電極12の撓みが非検出になっていない場合、制御装置48は、ステップS16に進み、リトライ動作が規定数を超えたか否か判定する。なお、リトライ動作は、ステップS12およびステップS13の処理によって挿通孔22aに圧縮空気の流れを逆方向と順方向とに切り替える動作であり、ステップS12およびステップS13の処理が1回のリトライ動作に相当する。
リトライ動作が規定数を超えていない場合、制御装置48は、ステップS12に戻り、ステップS12およびステップS13を順次実行することで、圧縮空気の方向を順方向と逆方向とに交互に切り替えさせる。これに対し、リトライ動作が規定数を超えた場合、制御装置48は、自動結線が失敗したと判断する。この場合、制御装置48は、リトライ処理を終了し、ステップS6(図2参照)に進む。
[作用効果]
以上のとおり、本実施の形態では、自動結線時にワイヤ電極12の撓みが検出された場合、ワイヤ電極12の送り出しが停止され、ガイドパイプ22の挿通孔22aを流れる圧縮空気の方向を逆方向に切り替えた後に順方向に切り替えるように、空気流発生装置42が制御される。
これにより本実施の形態では、圧縮空気によってワイヤ電極12の先端を不規則に上下動させることができる。このため本実施の形態では、加工開始孔waまたは加工溝wbから外れる等の要因により加工対象物W等の物体に当たって撓んでいたワイヤ電極12を、その加工開始孔waまたは加工溝wbに挿通させることを圧縮空気によってリトライすることができる。
したがって本実施の形態では、供給側モータ26を制御してワイヤ電極12の巻き戻しおよび送り出しを交互に繰り返す場合に比べて、起動トルクから定格トルクになるまでのモータの駆動時間を要することなくリトライすることができる。この結果、本実施の形態によれば、自動結線に要する時間を短縮することができる。
なお、供給側モータ26を制御してワイヤ電極12の巻き戻しおよび送り出しを交互に繰り返す場合には、ワイヤ電極12が同じ位置で規則的に上下動し易い。これに対し、本実施の形態では、上記のように、圧縮空気の粘性によってワイヤ電極12の先端が異なる位置で不規則に上下動する。したがって、本実施の形態によれば、供給側モータ26を制御してワイヤ電極12の巻き戻しおよび送り出しを交互に繰り返す場合に比べて、加工開始孔waまたは加工溝wbに対してワイヤ電極12を挿通させ易くなる。
また、供給側モータ26を制御してワイヤ電極12の巻き戻しおよび送り出しを交互に繰り返す場合に比べて、ワイヤ電極12の先端が上下動する際の移動幅が小さい傾向にある。したがって、本実施の形態によれば、ワイヤ電極12の先端を微振動させるように短時間で細かく不規則に上下動させることで、自動結線に要する時間を短縮しながらも、加工開始孔waまたは加工溝wbに対してワイヤ電極12を挿通させ易くなる。
〔変形例〕
以上、本発明の一例として上記実施の形態が説明されたが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることはもちろんである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
[変形例1]
図4は、図1の一部を拡大した変形例1のワイヤ放電加工機を示す図である。なお、上記において説明した構成と同様の構成については同一の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
変形例1のワイヤ放電加工機10における空気流発生装置42は、乱流発生部56をさらに有する。乱流発生部56は、圧縮空気の流れを乱すものであり、ガイドパイプ22の下側空気口23bに脱着可能に設けられる。
図5は、乱流発生部56の構成例(1)を示す図である。図5に示す乱流発生部56は、略オーバル状の本体部56aと、その本体部56aに形成される流路部56bとを有する。流路部56bは、本体部56aの短径側において凹んだ部位である。本体部56aにおける長径側の表面にはねじ溝56cが形成される。このねじ溝56cは、下側空気口23bを囲むガイドパイプ22の壁に形成されたねじ山に対応している。
したがって、図5に示す乱流発生部56は、下側空気口23bを囲むガイドパイプ22の壁にねじ固定し得る。この状態では、下側空気口23bを囲むガイドパイプ22の壁とその下側空気口23bに設けられる乱流発生部56の流路部56bとの間に空隙が形成され、この空隙を圧縮空気が通ることになる。なお、流路部56bは、ねじ溝56cに沿って本体部56aを移動させることで変位可能である。
図5に示す乱流発生部56に代えて、図6に示す乱流発生部56または図7に示す乱流発生部56を適用することも可能である。図6および図7に示す乱流発生部56は、円柱状の本体部56dと、その本体部56dに形成される流路部56eとを有する。
本体部56dは、下側空気口23bを囲むガイドパイプ22の壁を摺動可能な状態で、下側空気口23bに嵌め込まれる。したがって、本体部56dを摺動させることで流路部56bが変位可能である。この流路部56eは、本体部56dの一端面から他端面にわたって貫通する部位である。この部位の断面形状は図6に示す例では円形状であり、図7に示す例では扇状であるが、他の形状であってもよい。また、流路部56eの数は図6および図7に示す例では3つであるが、3つ以外の複数であってもよく、単数であってもよい。
変形例1のワイヤ放電加工機10では、乱流発生部56がガイドパイプ22の下側空気口23bに設けられることで、エアコンプレッサ50から第2枝管52cを介して下側空気口23bに流入する圧縮空気を分散するように乱して乱流を発生させることができる。したがって、乱流発生部56の流路部56bを通じてガイドパイプ22の挿通孔22aに流れる圧縮空気によって、ワイヤ電極12の先端をより不規則に微動させることができる。
なお、乱流発生部56は、例えば、下側空気口23bを囲むガイドパイプ22の壁から下側空気口23bの内部に向かって突出する突起等、図5〜図7に示された構成以外の構成であってもよい。
また、乱流発生部56は、ガイドパイプ22の下側空気口23bに設けられたが、第2枝管52cに設けられていてもよい。要するに、乱流発生部56は、挿通孔22aにおけるワイヤ電極12の出口側から圧縮空気が注入されるまでに圧縮空気が流れる流路上に設けられていればよい。この流路は、具体的には、エアコンプレッサ50から下側空気口23bまでの流路である。ただし、ワイヤ電極12の先端をより不規則に微動させるためには、下側空気口23bに設けられていることが好ましい。
[変形例2]
図8は、変形例2のワイヤ放電加工機10の要部の構成を示す図である。なお、上記において説明した構成と同様の構成については同一の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
変形例2のワイヤ放電加工機10は、上記の実施の形態の空気流発生装置42とは異なる空気流発生装置42Aを有する。この空気流発生装置42Aには、エジェクタ60が追加される。このエジェクタ60は、第2枝管52cを介して三方弁54と連通し、連通管60aを介して第1枝管52bと連通する。
この空気流発生装置42Aでは、三方弁54が本管52aと第1枝管52bとを連通する場合、エアコンプレッサ50が生成した圧縮空気は、ガイドパイプ22の上側空気口23aから挿通孔22aに注入される。したがって、圧縮空気は、ワイヤ電極12の送り出し方向と同じ順方向に沿って挿通孔22aを流れる。
これに対し、三方弁54が本管52aと第2枝管52cとを連通する場合、エアコンプレッサ50が生成した圧縮空気は、エジェクタ60を介して外部に排出される。この排出に伴って、ガイドパイプ22の空気(圧縮空気)が逆方向に挿通孔22aを流れて上側空気口23aから連通管60aを介してエジェクタ60に吸引される。
このように変形例2の空気流発生装置42Aは、挿通孔22aを圧縮空気が逆方向に流れるように、その挿通孔22aにおけるワイヤ電極12の入口側から挿通孔22aの内部の空気を吸引する。
したがって、変形例2の空気流発生装置42Aは、挿通孔22aにおけるワイヤ電極12の出口側から圧縮空気を注入する上記実施の形態の空気流発生装置42と同様に、挿通孔22aを流れる圧縮空気の方向を順方向および逆方向のいずれかに切り替え可能にし得る。
[変形例3]
上記実施の形態では、ワイヤ送り出し方向の上流側から順に、送出ローラ20、ガイドパイプ22、供給側ワイヤガイド24、回収側ワイヤガイド30、回収ローラ32が、重力の働く鉛直方向に沿って、直線上に配置された。しかし、ワイヤ送り出し方向の上流側から順に、送出ローラ20、ガイドパイプ22、供給側ワイヤガイド24、回収側ワイヤガイド30、回収ローラ32が、重力の働く鉛直方向とは交差する方向に沿って、直線上に配置されていてもよい。
[変形例4]
上記実施の形態では、自動結線の成功または失敗の判定手法として、ワイヤ電極12が撓まない状態で回収ローラ32に回収されて閾値以上の張力が張力検出器46で検出されているか否かで判定する手法が採用された。しかし、自動結線の成功または失敗の判定手法として他の手法が採用されてもよい。
例えば、回収ローラ32よりもワイヤ送り出し方向の下流側に設置された検出板でワイヤ電極12の接触が検出された場合に自動結線が成功と判定し、当該検出板でワイヤ電極12の接触が非検出の場合に自動結線が失敗と判定する判定手法が採用されてもよい。なお、この判定手法と、上記実施の形態の判定手法とが併用されてもよい。
[変形例5]
上記変形例1〜4を矛盾が生じない範囲で任意に組み合わせてもよい。
〔技術的思想〕
上記の実施の形態および変形例から把握し得る技術的思想について、以下に記載する。
[第1の技術的思想]
ワイヤ放電加工機(10)は、ワイヤ電極(12)を加工対象物(W)に向けて送り出す送出ローラ(20)と、加工対象物(W)を通過したワイヤ電極(12)を回収する回収ローラ(32)と、送出ローラ(20)から加工対象物(W)に向けてワイヤ電極(12)を送り出す経路に設けられ、ワイヤ電極(12)が挿通する挿通孔(22a)が形成されたガイド部材(22)と、挿通孔(22a)に圧縮空気の流れを発生させ、挿通孔(22a)を流れる圧縮空気の方向を、ワイヤ電極(12)の送り出し方向と同じ順方向とワイヤ電極(12)の送り出し方向とは反対の逆方向とに切り替え可能な空気流発生装置(42、42A)と、ワイヤ電極(12)の撓みを検出する撓み検出器(44)と、自動結線時に、挿通孔(22a)に圧縮空気の順方向の流れを発生させ、撓み検出器(44)で撓みが検出された場合には挿通孔(22a)を流れる圧縮空気の方向を逆方向に切り替えた後に順方向に切り替えるように、空気流発生装置(42、42A)を制御する制御装置(48)と、を備える。
これにより、圧縮空気によってワイヤ電極(12)の先端を不規則に上下に微動させることで、加工対象物(W)の加工開始孔(wa)または加工溝(wb)に対するワイヤ電極(12)の挿通をリトライすることができる。したがって、モータを制御してワイヤ電極(12)の巻き戻しおよび送り出しを交互に繰り返す場合に比べて、起動トルクから定格トルクになるまでのモータの駆動時間を要することなくリトライできる。この結果、自動結線に要する時間を短縮することができる。
制御装置(48)は、撓み検出器(44)で撓みが検出された場合には、撓み検出器(44)で撓みが非検出になるまで、挿通孔(22a)を流れる圧縮空気の方向を逆方向と順方向とに交互に切り替えさせてもよい。これにより、切り替え数が多くても、モータを制御してワイヤ電極(12)の巻き戻しおよび送り出しを交互に繰り返す場合に比べて自動結線に要する時間を短縮することができる。
空気流発生装置(42、42A)は、圧縮空気が挿通孔(22a)を逆方向に流れるように、挿通孔(22a)におけるワイヤ電極(12)の出口側から圧縮空気を注入してもよい。
空気流発生装置(42)は、挿通孔(22a)におけるワイヤ電極(12)の出口側から圧縮空気が注入されるまでに圧縮空気が流れる流路上に設けられ、圧縮空気を乱す乱流発生部(56)を有するようにしてもよい。このようにすれば、ワイヤ電極(12)の先端をより不規則に微動させることができる。
乱流発生部(56)は、挿通孔(22a)におけるワイヤ電極(12)の出口側においてワイヤ電極(12)の出口とは異なる位置に形成された空気口(23b)に設けられるようにしてもよい。このようにすれば、ワイヤ電極(12)の先端をより不規則に微動させることができる。
空気流発生装置(42A)は、圧縮空気が挿通孔(22a)を逆方向に流れるように、挿通孔(22a)におけるワイヤ電極(12)の入口側から挿通孔(22a)の内部の空気を吸引してもよい。
[第2の技術的思想]
自動結線方法は、ワイヤ電極(12)を自動結線するワイヤ放電加工機(10)の自動結線方法である。ワイヤ放電加工機(10)は、ワイヤ電極(12)を加工対象物(W)に向けて送り出す送出ローラ(20)と、加工対象物(W)を通過したワイヤ電極(12)を回収する回収ローラ(32)と、送出ローラ(20)から加工対象物(W)に向けてワイヤ電極(12)を送り出す経路に設けられ、ワイヤ電極(12)が挿通する挿通孔(22a)が形成されたガイド部材(22)と、挿通孔(22a)に圧縮空気の流れを発生させ、挿通孔(22a)を流れる圧縮空気の方向を、ワイヤ電極(12)の送り出し方向と同じ順方向とワイヤ電極(12)の送り出し方向とは反対の逆方向とに切り替え可能な空気流発生装置(42、42A)と、を備える。自動結線方法は、挿通孔(22a)に圧縮空気の順方向の流れを発生させるように、空気流発生装置(42、42A)を制御する第1のステップ(S1)と、ワイヤ電極(12)の撓みを検出する第2のステップ(S3)と、ワイヤ電極(12)の撓みが検出された場合には、挿通孔(22a)を流れる圧縮空気の方向を逆方向に切り替えた後に順方向に切り替えるように、空気流発生装置(42、42A)を制御する第3のステップ(S5)と、を含む。
これにより、圧縮空気によってワイヤ電極(12)の先端を不規則に上下に微動させることで、加工対象物(W)の加工開始孔(wa)または加工溝(wb)に対するワイヤ電極(12)の挿通をリトライすることができる。したがって、モータを制御してワイヤ電極(12)の巻き戻しおよび送り出しを交互に繰り返す場合に比べて、起動トルクから定格トルクになるまでのモータの駆動時間を要することなくリトライできる。この結果、自動結線に要する時間を短縮することができる。
第3のステップ(S5)は、撓み検出器(44)で撓みが検出された場合には、撓み検出器(44)で撓みが非検出になるまで、挿通孔(22a)を流れる圧縮空気の方向を逆方向と順方向とに交互に切り替えさせてもよい。これにより、切り替え数が多くても、モータを制御してワイヤ電極(12)の巻き戻しおよび送り出しを交互に繰り返す場合に比べて自動結線に要する時間を短縮することができる。
空気流発生装置(42、42A)は、圧縮空気が挿通孔(22a)を逆方向に流れるように、挿通孔(22a)におけるワイヤ電極(12)の出口側から圧縮空気を注入してもよい。
空気流発生装置(42)は、挿通孔(22a)におけるワイヤ電極(12)の出口側から圧縮空気が注入されるまでに圧縮空気が流れる流路上に設けられ、圧縮空気を乱す乱流発生部(56)を有するようにしてもよい。このようにすれば、ワイヤ電極(12)の先端をより不規則に微動させることができる。
乱流発生部(56)は、挿通孔(22a)におけるワイヤ電極(12)の出口側においてワイヤ電極(12)の出口とは異なる位置に形成された空気口(23b)に設けられるようにしてもよい。このようにすれば、ワイヤ電極(12)の先端をより不規則に微動させることができる。
空気流発生装置(42A)は、圧縮空気が挿通孔(22a)を逆方向に流れるように、挿通孔(22a)におけるワイヤ電極(12)の入口側から挿通孔(22a)の内部の空気を吸引してもよい。
10…ワイヤ放電加工機 12…ワイヤ電極
14…供給系ユニット 16…回収系ユニット
20…送出ローラ 22…ガイドパイプ
24…供給側ワイヤガイド 30…回収側ワイヤガイド
32…回収ローラ 40…ワイヤ切断装置
42、42A…空気流発生装置 44…撓み検出器
46…張力検出器 48…制御装置
50…エアコンプレッサ 52…供給管
54…三方弁 56…乱流発生部
60…エジェクタ W…加工対象物

Claims (12)

  1. ワイヤ電極を加工対象物に向けて送り出す送出ローラと、
    前記加工対象物を通過した前記ワイヤ電極を回収する回収ローラと、
    前記送出ローラから前記加工対象物に向けて前記ワイヤ電極を送り出す経路に設けられ、前記ワイヤ電極が挿通する挿通孔が形成されたガイド部材と、
    前記挿通孔に圧縮空気の流れを発生させ、前記挿通孔を流れる前記圧縮空気の方向を、前記ワイヤ電極の送り出し方向と同じ順方向と前記ワイヤ電極の送り出し方向とは反対の逆方向とに切り替え可能な空気流発生装置と、
    前記ワイヤ電極の撓みを検出する撓み検出器と、
    自動結線時に、前記挿通孔に前記圧縮空気の前記順方向の流れを発生させ、前記撓み検出器で撓みが検出された場合には前記挿通孔を流れる前記圧縮空気の方向を前記逆方向に切り替えた後に前記順方向に切り替えるように、前記空気流発生装置を制御する制御装置と、
    を備える、ワイヤ放電加工機。
  2. 請求項1に記載のワイヤ放電加工機であって、
    前記制御装置は、前記撓み検出器で撓みが検出された場合には、前記撓み検出器で撓みが非検出になるまで、前記挿通孔を流れる前記圧縮空気の方向を前記逆方向と前記順方向とに交互に切り替えさせる、ワイヤ放電加工機。
  3. 請求項1または2に記載のワイヤ放電加工機であって、
    前記空気流発生装置は、前記圧縮空気が前記挿通孔を前記逆方向に流れるように、前記挿通孔におけるワイヤ電極の出口側から前記圧縮空気を注入する、ワイヤ放電加工機。
  4. 請求項3に記載のワイヤ放電加工機であって、
    前記空気流発生装置は、前記挿通孔におけるワイヤ電極の出口側から前記圧縮空気が注入されるまでに前記圧縮空気が流れる流路上に設けられ、前記圧縮空気を乱す乱流発生部を有する、ワイヤ放電加工機。
  5. 請求項4に記載のワイヤ放電加工機であって、
    前記乱流発生部は、前記挿通孔におけるワイヤ電極の出口側において前記ワイヤ電極の出口とは異なる位置に形成された空気口に設けられる、ワイヤ放電加工機。
  6. 請求項1または2に記載のワイヤ放電加工機であって、
    前記空気流発生装置は、前記圧縮空気が前記挿通孔を前記逆方向に流れるように、前記挿通孔におけるワイヤ電極の入口側から前記挿通孔の内部の空気を吸引する、ワイヤ放電加工機。
  7. ワイヤ電極を自動結線するワイヤ放電加工機の自動結線方法であって、
    前記ワイヤ放電加工機は、
    前記ワイヤ電極を加工対象物に向けて送り出す送出ローラと、
    前記加工対象物を通過した前記ワイヤ電極を回収する回収ローラと、
    前記送出ローラから前記加工対象物に向けて前記ワイヤ電極を送り出す経路に設けられ、前記ワイヤ電極が挿通する挿通孔が形成されたガイド部材と、
    前記挿通孔に圧縮空気の流れを発生させ、前記挿通孔を流れる前記圧縮空気の方向を、前記ワイヤ電極の送り出し方向と同じ順方向と前記ワイヤ電極の送り出し方向とは反対の逆方向とに切り替え可能な空気流発生装置と、
    を備え、
    前記挿通孔に前記圧縮空気の前記順方向の流れを発生させるように、前記空気流発生装置を制御する第1のステップと、
    前記ワイヤ電極の撓みを検出する第2のステップと、
    前記ワイヤ電極の撓みが検出された場合には、前記挿通孔を流れる前記圧縮空気の方向を前記逆方向に切り替えた後に前記順方向に切り替えるように、前記空気流発生装置を制御する第3のステップと、
    を含む、ワイヤ放電加工機の自動結線方法。
  8. 請求項7に記載のワイヤ放電加工機の自動結線方法であって、
    前記第3のステップは、前記撓み検出器で撓みが検出された場合には、前記撓み検出器で撓みが非検出になるまで、前記挿通孔を流れる前記圧縮空気の方向を前記逆方向と前記順方向とに交互に切り替えさせる、ワイヤ放電加工機の自動結線方法。
  9. 請求項7または8に記載のワイヤ放電加工機の自動結線方法であって、
    前記空気流発生装置は、前記圧縮空気が前記挿通孔を前記逆方向に流れるように、前記挿通孔におけるワイヤ電極の出口側から前記圧縮空気を注入する、ワイヤ放電加工機の自動結線方法。
  10. 請求項9に記載のワイヤ放電加工機の自動結線方法であって、
    前記空気流発生装置は、前記挿通孔におけるワイヤ電極の出口側から前記圧縮空気が注入されるまでに前記圧縮空気が流れる流路上に設けられ、前記圧縮空気を乱す乱流発生部を有する、ワイヤ放電加工機の自動結線方法。
  11. 請求項10に記載のワイヤ放電加工機の自動結線方法であって、
    前記乱流発生部は、前記挿通孔におけるワイヤ電極の出口側において前記ワイヤ電極の出口とは異なる位置に形成された空気口に設けられる、ワイヤ放電加工機の自動結線方法。
  12. 請求項7または8に記載のワイヤ放電加工機の自動結線方法であって、
    前記空気流発生装置は、前記圧縮空気が前記挿通孔を前記逆方向に流れるように、前記挿通孔におけるワイヤ電極の入口側から前記挿通孔の内部の空気を吸引する、ワイヤ放電加工機の自動結線方法。
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