JP2019118689A - 眼内レンズ挿入器具および眼内レンズ挿入システム - Google Patents
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Abstract
Description
本開示で例示する眼内レンズ挿入器具は、樹脂材料によって成形された変形可能な眼内レンズを、内部の通路を通じて前端部の挿入口から患者眼の眼内に挿入する。眼内レンズは、光学部と、1つまたは複数の支持部を備える。光学部の形状は円盤形状である。支持部は、光学部から外側に向けて湾曲して延びると共に、先端を自由端とする。眼内レンズ挿入器具は、設置部、押出部材、ノズル、および冷却部を備える。設置部には、支持部が光学部のレンズ面上に折り畳まれていない状態で眼内レンズが設置される。押出部材は、通路の軸に沿って通路内を前方に移動することで、眼内レンズを前方に押し出す。ノズルは、設置部よりも前方に設けられており、前方に向かう程通路面積が小さくなると共に、前端部に挿入口を有する。ノズルは、支持部が光学部のレンズ面上に折り畳まれた状態で、眼内レンズを挿入口から排出する。冷却部は、内部に設置された眼内レンズおよび器具本体のうちの少なくとも一部を冷却する。
以下、本開示における典型的な実施形態の1つである第1実施形態について、図1から図5を参照して説明する。なお、以下の説明では、眼内レンズ挿入器具100における本体部101のノズル180側の方向(図1の紙面左下側)を眼内レンズ挿入器具100の前方、プランジャー300の押圧部370の方向(図1の紙面右上側)を眼内レンズ挿入器具100の後方とする。また、図1の紙面上側を眼内レンズ挿入器具100の上方、図1の紙面下側を眼内レンズ挿入器具100の下方、図1の紙面右下側を眼内レンズ挿入器具100の右方、図1の紙面左上側を眼内レンズ挿入器具100の左方とする。
図7を参照して、本開示の第2実施形態に係る眼内レンズ挿入システム400について説明する。なお、以下説明する第2実施形態では、患者眼の眼内に挿入される眼内レンズには、第1実施形態で説明した眼内レンズ1と同様の眼内レンズを用いることができる。従って、眼内レンズの詳細な説明は省略する。また、第2実施形態の眼内レンズ挿入システム400に含まれる眼内レンズ挿入器具100の構成は、レンズ冷却部201および押出部材冷却部202が設けられない点以外は、第1実施形態で説明した眼内レンズ挿入器具100と同様の構成を採用できる。従って、眼内レンズ挿入器具100の詳細な説明も省略する。
100 眼内レンズ挿入器具
180 ノズル
182 挿入部
183 挿入口
201 レンズ冷却部
202 押出部材冷却部
300 プランジャー
310 押出部材
400 眼内レンズ挿入システム
401 冷却装置
410 本体部装着部
411 レンズ冷却部
420 プランジャー装着部
422 押出部材冷却部
Claims (10)
- 樹脂材料によって成形された変形可能な眼内レンズを、内部の通路を通じて前端部の挿入口から患者眼の眼内に挿入する眼内レンズ挿入器具であって、
前記眼内レンズは、
円盤形状の光学部と、
前記光学部から外側に向けて湾曲して延びると共に、先端を自由端とする1つまたは複数の支持部と、
を備え、
前記眼内レンズ挿入器具は、
前記支持部が前記光学部のレンズ面上に折り畳まれていない状態で前記眼内レンズが設置される設置部と、
前記通路の軸に沿って前記通路内を前方に移動することで、前記眼内レンズを前方に押し出す棒状の押出部材と、
前記設置部よりも前方に設けられ、前方に向かう程通路面積が小さくなると共に、前端部に前記挿入口を有し、前記支持部が前記光学部のレンズ面上に折り畳まれた状態で前記眼内レンズを前記挿入口から排出するノズルと、
前記設置部に設置された前記眼内レンズおよび器具本体のうちの少なくとも一部を冷却する冷却部と、
を備えたことを特徴とする眼内レンズ挿入器具。 - 請求項1に記載の眼内レンズ挿入器具であって、
前記眼内レンズの前記1つまたは複数の支持部には、前記眼内レンズが前記設置部に設置された状態で、前記光学部から前記眼内レンズ挿入器具の後方に向けて湾曲して延び出す前記支持部である後方支持部が含まれており、
前記押出部材は、前記後方支持部の一部に接触しながら前方に移動することで、前記後方支持部を前記光学部のレンズ面上に折り畳むことを特徴とする眼内レンズ挿入器具。 - 請求項2に記載の眼内レンズ挿入器具であって、
前記冷却部は、
前記設置部に設置された前記眼内レンズの少なくとも一部を冷却するレンズ冷却部を含み、
前記眼内レンズ挿入器具の前後方向において、前記レンズ冷却部の前端部が、前記設置部に設置される前記眼内レンズのうち、前記光学部の中心、または前記光学部の中心から前記後方支持部の後端部までの間に位置することを特徴とする眼内レンズ挿入器具。 - 請求項2または3に記載の眼内レンズ挿入器具であって、
前記冷却部は、
前記押出部材を冷却する押出部材冷却部を含むことを特徴とする眼内レンズ挿入器具。 - 請求項1から4のいずれかに記載の眼内レンズ挿入器具であって、
前記眼内レンズの樹脂材料のガラス転移温度が18℃以下であることを特徴とする眼内レンズ挿入器具。 - 樹脂材料によって成形された変形可能な眼内レンズを患者眼の眼内に挿入するために用いられる眼内レンズ挿入システムであって、
前記眼内レンズは、
円盤形状の光学部と、
前記光学部から外側に向けて湾曲して延びると共に、先端を自由端とする1つまたは複数の支持部と、
を備え、
前記眼内レンズ挿入システムは、
内部の通路を通じて前端部の挿入口から前記眼内レンズを患者眼の眼内に挿入する眼内レンズ挿入器具と、
冷却装置と、
を備え、
前記眼内レンズ挿入器具は、
前記支持部が前記光学部のレンズ面上に折り畳まれていない状態で前記眼内レンズが設置される設置部と、
前記通路の軸に沿って前記通路内を前方に移動することで、前記眼内レンズを前方に押し出す棒状の押出部材と、
前記設置部よりも前方に設けられ、前方に向かう程通路面積が小さくなると共に、前端部に前記挿入口を有し、前記支持部が前記光学部のレンズ面上に折り畳まれた状態で前記眼内レンズを前記挿入口から排出するノズルと、
を備え、
前記冷却装置は、前記設置部に設置された前記眼内レンズおよび前記眼内レンズ挿入器具の本体のうちの少なくとも一部を冷却することを特徴とする眼内レンズ挿入システム。 - 請求項6に記載の眼内レンズ挿入システムであって、
前記眼内レンズの前記1つまたは複数の支持部には、前記眼内レンズが前記設置部に設置された状態で、前記光学部から前記眼内レンズ挿入器具の後方に向けて湾曲して延び出す前記支持部である後方支持部が含まれており、
前記眼内レンズ挿入器具の前記押出部材は、前記後方支持部の一部に接触しながら前方に移動することで、前記後方支持部を前記光学部のレンズ面上に折り畳むことを特徴とする眼内レンズ挿入システム。 - 請求項7に記載の眼内レンズ挿入システムであって、
前記冷却装置は、
前記眼内レンズ挿入器具が前記冷却装置に設置された状態で、前記眼内レンズ挿入器具の前記設置部に設置された前記眼内レンズの少なくとも一部を冷却するレンズ冷却部を含み、
前記眼内レンズ挿入器具の前後方向において、前記レンズ冷却部の前端部が、前記設置部に設置される前記眼内レンズのうち、前記光学部の中心、または前記光学部の中心から前記後方支持部の後端部までの間に位置することを特徴とする眼内レンズ挿入システム。 - 請求項7または8に記載の眼内レンズ挿入システムであって、
前記冷却装置は、
前記眼内レンズ挿入器具の前記押出部材を冷却する押出部材冷却部を含むことを特徴とする眼内レンズ挿入システム。 - 請求項6から9のいずれかに記載の眼内レンズ挿入器具であって、
前記眼内レンズの樹脂材料のガラス転移温度が18℃以下であることを特徴とする眼内レンズ挿入器具。
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JP2018001425A JP7102735B2 (ja) | 2018-01-09 | 2018-01-09 | 眼内レンズ挿入器具および眼内レンズ挿入システム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018001425A JP7102735B2 (ja) | 2018-01-09 | 2018-01-09 | 眼内レンズ挿入器具および眼内レンズ挿入システム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019118689A true JP2019118689A (ja) | 2019-07-22 |
JP7102735B2 JP7102735B2 (ja) | 2022-07-20 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP7102735B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002502666A (ja) * | 1998-02-13 | 2002-01-29 | ファーマシア アクティエボラーグ | 延伸結晶性エラストマーの医療用インプラントおよび移植方法 |
JP2003534070A (ja) * | 2000-05-22 | 2003-11-18 | メデニアム インコーポレーテッド | 眼用装置のための結晶性ポリマー組成物 |
JP2013094406A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Nidek Co Ltd | 眼内レンズ |
-
2018
- 2018-01-09 JP JP2018001425A patent/JP7102735B2/ja active Active
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JP2013094406A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Nidek Co Ltd | 眼内レンズ |
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