JP2019118570A - 使い捨ておむつ - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の一実施形態である使い捨ておむつ1について、図1及び図2を参照しつつ説明する。図1に示すように、本実施形態の使い捨ておむつ1(以下、おむつ1ともいう)は、パンツ型の使い捨ておむつであり、着用者の前後方向に対応する縦方向X及びこれに直交する横方向Yを有している。おむつ1は、図2に示すように、表面シート2、裏面シート3、及びこれら両シート2,3間に介在された吸収体4を備えた吸収性本体5を具備している。また、おむつ1は、吸収性本体5の非肌対向面側に位置する外装体10を具備している。
おむつ1は、着用時に、着用者の腹側に配される腹側部Aと、着用者の背側に配される背側部Bと、腹側部A及び背側部Bの間に位置する股下部Cを有しており、腹側部Aにおける横方向Yの両端部と背側部Bにおける横方向Yの両端部とが接合されて一対のサイドシール部S,Sが形成されている。また、この接合によって、ウエスト開口部7及び一対のレッグ開口部8,8が形成されている。
外装体10は、腹側又は背側外装体における横方向Yの両端に、腹側外装体10Aと背側外装体10Bとの間が接合されていない細幅の領域、例えば10mm以下の領域を有していても良く、その場合も、腹側部Aと背側部Bとが横方向Yの両端部において接合されている場合に含まれる。
なお、おむつ1の縦方向Xは、着用者の前後方向に対応している。より具体的には、着用者の腹側に配される部分から股間に配される部分を経て背側に配される部分に至る方向であり、通常、吸収性本体5の長手方向や吸収体4の長手方向と一致している。他方、横方向Yは、図2に示すように、おむつ等の吸収性物品を展開して各弾性部材を引き伸ばした状態において、縦方向Xと直交する方向であり、また、図1に示すように、腹側部Aと背側部Bとが連結されて形成された筒状の胴回り部Dにおいては、その周方向と一致する。また、縦方向Xは、腹側部A及び背側部Bにおいて着用時の上下方向であるため、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおいて、ウエスト開口部7側を上方、股下部C側を下方ともいう。
本実施形態のおむつ1は、図2に示すように、腹側部A及び背側部B、より具体的には、腹側外装体10Aと背側外装体10Bとが同様の構成を有しており、腹側部Aにも、背側部Bの伸縮性ウエストフラップ部G1と同様の構成を有する伸縮性ウエストフラップ部G1を有している。したがって、以下においては、背側部Bにおける伸縮性ウエストフラップ部G1の構成について説明するが、腹側部Aの伸縮性ウエストフラップ部G1についても同様の説明が適用される。尤も、本発明の使い捨ておむつは、腹側部Aと背側部Bとが同様の構成を有するものに限られず、背側部Bのみが、以下に説明する伸縮性ウエストフラップ部G1や他の構成を有していてもよい。
おむつ1は、背側部Bにおける吸収体4と重ならない部位として、吸収体4の縦方向Xの端部4a,4bより縦方向Xの外方に位置する第1部分と、吸収体4の横方向Yの端縁より横方向Yの外方に位置する第2部分とを有しており、第1部分に、前述した伸縮性ウエストフラップ部G1を備えている。また第2部分に、胴回り下部伸縮領域G2を有している。
図2おいて、符号71は伸縮性ウエストフラップ部G1に配された弾性部材71であり、符号91は胴回り下部伸縮領域G2に配された弾性部材71である。以下、伸縮性を有する伸縮性ウエストフラップ部G1及び胴回り下部伸縮領域G2を纏めて、伸縮領域Gともいう。おむつ1において外装体10は、外層不織布22と内層不織布23とを有している。内層不織布23は、外層不織布22よりも着用者の肌に近い側に配されている。また、本実施形態において外層不織布22はおむつ1の外面をなしている。伸縮領域Gは、弾性部材71,91等の伸縮性部材、及び該伸縮性部材と外装体10の厚み方向に重なる不織布等の積層体が、該伸縮部材の伸縮によって、横方向Yに伸縮する領域である。
本実施形態の伸縮性ウエストフラップ部G1及び胴回り下部伸縮領域G2においては、外層不織布22と内層不織布23との間が、縦方向X及び横方向Yに間隔をあけて形成された複数の接合部(不図示)で接合されている。本実施形態における複数の接合部は、外層不織布22と内層不織布23とを部分的に融着することにより形成されている。
他方、胴回り下部伸縮領域G2には、複数本の弾性部材24が、外側固定領域27と本体側固定領域28との間に亘って配されており、それらの弾性部材24は、外側固定領域27及び本体側固定領域28のそれぞれにおいて、外層不織布22及び内層不織布23間に固定されている一方、外側固定領域27と本体側固定領域28との間においては、外層不織布22及び内層不織布23の何れにも固定されていない。また、胴回り下部伸縮領域G2には、一対の本体側固定領域28間に、弾性部材91が配されていないか、弾性部材91が、切断等の弾性伸縮性を発現しないようにする処理を施された状態で配されている。
より具体的には、背側外装体10Bは、吸収体4と重なる部位において、該吸収体4よりも非肌当接面側に位置する外層不織布22及び内層不織布23が、ウエスト開口部7の周縁端51に沿っておむつ1の肌対向面側に折り返された折り返し部21を備えている。背側外装体10Bは、該外装体10Bを構成する外層不織布22及び内層不織布23の何れもが、図3に示すように、ウエスト開口部の周縁端51において、おむつ1の肌対向面側に折り返されており、背側外装体10Bの折り返しにより生じた折り目部分52a,52bを境に、ウエスト開口部7の周縁端51から股下部C方向へ延びている。この折り目部分52a,52bから肌対向面側に折り返された部分が、折り返し部21である。本実施形態においては、折り返し部21において、外層不織布22及び内層不織布23が折り返されているウエスト開口部7の周縁端51が上端であり、股下部C側の端部が下端である。また、折り目部分52を境に折り返し部21と相対向する、背側外装体10Bの折り返していない部分を、外装体本体20ともいう(図3参照)。
外層不織布22の、おむつ1の内面側に折り返された部分22aは、前述した折り返し部分21における外層不織布22であり、以下、折り返し外層不織布22aともいう。また内層不織布23の、おむつ1の内面側に折り返された部分23aは、前述した折り返し部分21における外層不織布22であり、以下、折り返し内層不織布23aともいう。
なお、本実施形態における折り返し外層不織布22a及び折り返し内層不織布23aは、縦方向Xにおいて吸収性本体5の同方向Xの端部5bの外方で重なっており、該折り返し外層不織布22aが折り返し内層不織布23aよりも肌対向面側に位置している。折り返し外層不織布22aは、折り返し内層不織布23aよりも股下部Cに延びており、吸収性本体5の背側部B側の一部と重なっている(図3参照)。折り返し内層不織布23aは、縦方向Xにおいて吸収性本体5に至らず、該折り返し内層不織布23aの下端が、吸収性本体5の背側部B側の端部5bよりも縦方向Xの外方に位置している(図3参照)。即ち、本実施形態において折り返し内層不織布23aは、吸収性本体5と重なっていない。
内層不織布23における親水領域60と非親水領域61とは、後述する方法で測定される繊維の接触角に基づき判断される。内層不織布23あるいはその一部の領域が親水性であるか非親水性であるかは、各領域における繊維の接触角の高低により区別される。
内層不織布23における親水領域60と非親水領域61とは、後述する方法で測定される繊維の接触角に基づき判断される。内層不織布23あるいはその一部の領域が親水性であるか非親水性であるかは、各領域における繊維の接触角の高低により区別される。具体的には、各領域から採取した繊維の接触角が90°より小さい領域が親水領域60であり、繊維の接触角が90°以上である領域が非親水領域61である。繊維の接触角が90°より小さければ親水度の高い親水性の繊維と判断し、また、接触角が90°以上であれば、親水度の低い疎水性の繊維と判断する。
非親水領域61は、非親水性の繊維を50%以上含有していることが好ましい。また、非親水性の繊維の含有量は非親水領域61の全質量に対して100質量%であっても良い。
内層不織布23は、構成繊維が相互に融着したエンボス部65が複数形成されている。本実施形態においては、図4に示すように、内層不織布23の親水領域60及び非親水領域61それぞれに複数のエンボス部65,66を有している。以下、親水領域60に設けられたエンボス部65を第1エンボス部65、非親水領域61に設けられたエンボス部66を第2エンボス部66ともいう。第1エンボス部65及び第2エンボス部66はそれぞれ、図4に示すように、内層不織布23の平面視において散点状に配されている。
おむつから伸縮性フラップ部における親水領域を有する不織布を取り出し、該不織布においてエンボスパターンがそれぞれ異なる各領域から、10mm×10mmの測定片を切り出す。測定片を切り出す際、エンボスパターンが異なる境界線EF(図4参照)を、一方のエンボスパターンと他方のエンボスパターンとの間の長さを2等分する中央線EFと仮定し、該中央線から一方のエンボスパターン側又は他方のエンボスパターン側に10mmの間隔を空けた上で、前記測定片を無作為に切り出す。前記中央線EFは、一方のエンボスパターンと、他方のエンボスパターンとの境目に最も近い、異なるパターンのエンボス部の外縁どうしの間を2等分し、且つ横方向Yに延びる直線である。例えば、前記境目に最も近い第1エンボス部の外縁と第2エンボス部の外縁との間を2等分し、且つ横方向Yに延びる直線である。そして、測定片における単位面積(10mm四方の100mm2)当たりのエンボス部の総面積を画像解析装置を用いて測定する。測定片は、3枚以上採取し、それらの平均値を求め、該平均値をエンボス部の総面積とする。画像解析装置として、例えば、KEYENCE社製、VHX−1000を用いることができる。なお、図4に示す中央線EFは、親水領域60と非親水領域61との境界となる境界線BLと一致している。
<クレム吸収高さの測定方法>
クレム吸収高さの測定方法を図11を用いて説明する。クレム吸収高さは、JIS−P8141に準じて測定した。先ず、クレム吸収高さの測定片として、前記不織布において異なるエンボスパターンを含む測定片を切り出す。測定片として、一方のエンボスパターンと他方のエンボスパターンとの境目に最も近い第1エンボス部65の外縁から縦方向Xの親水領域60側に30mmの位置、及び前記境目に最も近い第2エンボス66の外縁から縦方向Xの非親水領域61側に30mmの位置からそれぞれ横方向Yに200mmのものを切り出す〔図11(a)参照〕。この短冊状の測定片を、横方向Yを鉛直方向にして、該横方向Yの肌対向面側から見て右側の端部Rから横方向Yに15mmの位置に縦方向Xに延びる標線SLを引き、前記右側の端部Rから標線SLまでを水に浸す〔図11(b)参照〕。水に浸してかから10分後に、水が吸い上げられた領域側を親水領域60、水が吸い上げられなかった領域側を非親水領域61と特定し、水が吸い上げられた領域と、水が吸い上げられていない領域の境目を、親水領域と非親水領域の境界線BLとする。親水領域のクレム吸収高さは、親水領域と非親水領域の境界線BLから縦方向Xの親水領域側の30mm幅の帯状の領域から境界線BL側の5mm幅の帯状の領域J1を除いた残りの幅25mmの親水領域を評価域とし、該評価域における標線SLから図中の上の部分の測定片のクレム吸水面積S1を評価域の幅W1(25mm)で割った値をクレム吸水高さとする。3枚以上の測定片のクレム吸収高さの平均値を親水領域のクレム高さとする。同様に、非親水領域のクレム吸収高さは、親水領域と非親水領域の境界線BLから非親水領域側の30mm幅の帯状の領域から境界線BL側の5mm幅の帯状の領域J2を除いた残りの幅25mmの非親水領域を評価域とし、評価域における標線SLから図中の上の部分の測定片のクレム吸水面積を評価域の幅W2(25mm)で割った値をクレム吸水高さとする。3枚以上の測定片のクレム吸収高さの平均値を非親水領域のクレム高さとする。
ここで、「水が吸い上げられなかった」とは、上記測定におけるクレム高さが5mm以下である場合をさす。
非親水領域61は、上述のクレム吸収高さが、好ましくは0mm以上であり、また好ましくは4mm以下、より好ましくは3mm以下であり、また好ましくは0mm以上4mm以下、より好ましくは0mm以上3mm以下である。
一方、外装体の伸縮性フラップ部(伸縮性ウエストフラップ部G1)に親水性を有するシートを別部材として組み込むと、該シートで外装体が嵩張って剛性が高まることにより、柔軟性が低下する他、嵩張った部分の端部が身体に当って、それが刺激となり赤み等の肌トラブルを引き起こす虞がある。
おむつ1は、1枚の内層不織布23に親水領域60を有しているため、外装体10が嵩張らず、柔軟性がある上、肌トラブルが生じ難い。このような効果を発揮するためには、親水領域60を、背側部Bの目的の位置、即ち伸縮領域Gに配置することが求められるが、内層不織布23は、親水領域60と非親水領域61との単位面積当たりのエンボス部の総面積が異なっているため、これら両領域60,61を視覚的に区別することができ、おむつ1の製造工程において親水領域60を容易に且つ確実に伸縮領域Gに配することができる。
親水領域60における親水性(吸汗容量)をより確実に確保する観点から、単位面積(10mm四方の100mm2)当たりの第1エンボス部65の総面積は、好ましくは0.5mm2以上、より好ましくは0.8mm2以上であり、また好ましくは15mm2以下、より好ましくは10mm2以下であり、また好ましくは0.5mm2以上15mm2以下、より好ましくは0.8mm2以上10mm2以下である。
上記と同様の観点から、不連続第1エンボス部65の1個当たりの面積は、不連続第2エンボス部66の1個当たりの面積に対して、好ましくは90%以下、より好ましくは80%以下であり、また好ましくは40%以上、より好ましくは50%以上であり、また好ましくは40%以上90%以下、より好ましくは50%以上80%以下である。
親水領域60における親水性(吸汗容量)をより確実に確保する観点から、不連続第1エンボス部65の1個当たりの面積は、好ましくは5mm2以下、より好ましくは4mm2以下であり、また好ましくは0.1mm2以上、より好ましくは0.75mm2以上であり、また好ましくは0.1mm2以上5mm2以下、より好ましくは0.75mm2以上4mm2以下である。
親水領域60と非親水領域61とをエンボス部の密度で容易に区別し、且つ親水領域60における親水性(吸汗容量)をより確実に確保する観点から、親水領域60及び非親水領域61それぞれには、不連続のエンボス部が複数形成されており、親水領域60は、非親水領域61に比して、単位面積(10mm四方の100mm2)当たりのエンボス部の個数が少ないことが好ましい。例えば、図5(a)に示す内層不織布23には、親水領域60及び非親水領域61それぞれに、同形同大のドット状のエンボス部65,65が形成されており、第1エンボス部65の個数が第2エンボス部66に比して少ない。上記と同様の観点から、不連続第1エンボス部65の単位面積(10mm四方の100mm2)当たりの個数は、不連続第2エンボス部66の単位面積(10mm四方の100mm2)当たりの個数に対して、好ましくは90%以下、より好ましくは80%以下であり、また好ましくは40%以上、より好ましくは50%以上であり、また好ましくは40%以上90%以下、より好ましくは50%以上80%以下である。
また、親水領域60及び非親水領域61の何れか一方又は双方が、形状が異なる2種以上のエンボス部を有していても良い〔図5(d)参照〕。
上記と同様の観点から、第1エンボス部どうしの間隔D1は、第2エンボス部どうしの間隔D2に対して、好ましくは150%以上、より好ましくは160%以上であり、また好ましくは200%以下、より好ましくは190%以下であり、また好ましくは150%以上200%以下、より好ましくは160%以上190%以下である。
親水領域60における親水性をより確実に確保する観点から、第1エンボス部65どうしの間隔D1は、好ましくは1mm以上、より好ましくは2mm以上であり、また好ましくは7mm以下、より好ましくは10mm以下であり、また好ましくは1mm以上10mm以下、より好ましくは2mm以上7mm以下である。
親水領域60における線状エンボス部の幅W10は、非親水領域61における線状エンボス部の幅W12に対して、好ましくは90%以下、より好ましくは80%以下であり、また好ましくは40%以上、より好ましくは60%以上であり、また好ましくは40%以上90%以下、より好ましくは60%以上80%以下である。
親水領域60における線状エンボス部の幅W10は、好ましくは0.3mm以上、より好ましくは0.5mm以上であり、また好ましくは1mm以下、より好ましくは0.7mm以下であり、また好ましくは0.3mm以上1mm以下、より好ましくは0.5mm以上0.7mm以下である。
親水領域60における線状エンボス部どうしの間隔D4は、非親水領域61における線状エンボス部どうしの間隔D5対して、好ましくは150%以上、より好ましくは200%以上であり、また好ましくは400%以下、より好ましくは350%以下であり、また好ましくは150%以上400%以下、より好ましくは200%以上400%以下である。
親水領域60における線状エンボス部どうしの間隔D4は、好ましくは4mm以上、より好ましくは7mm以上であり、また好ましくは20mm以下、より好ましくは15mm以下であり、また好ましくは4mm以上20mm以下、より好ましくは7mm以上15mm以下である。
線状エンボス部どうしの間隔は、線状エンボス部及び該線状エンボス部と隣り合う他の線状エンボス部の間の最短距離であり、上述のエンボス部どうしの間隔と同じ測定方法により求めることができる。
疎水性不織布は、親水領域60の全域を被覆するように積層されていることが好ましい。また、本実施形態のように、折り返し外層不織布22aが疎水性不織布で構成されている場合、外層不織布22の少なくとも親水領域60に積層する部分が疎水性不織布であればよく、折り返し部のみが疎水性不織布であっても良く、外層不織布22自体が疎水性不織布で構成されていても良い。
また、単位面積当たりの接合エンボス部68と第1エンボス部65との合計個数が、単位面積当たりの非親水領域61の第2エンボス部66の個数以上であることが好ましい。
おむつから測定片を切り出す前の状態において肌対向面側に位置していた面から繊維を取り出す。この際、繊維は、ランダムに複数サンプリングし、水の接触角を測定する。測定片の「切り出す前の状態において肌対向面側に位置する面」とは、折り返し内層不織布から測定片を切り出した場合、該折り返し内層不織布の肌対向面側に位置する面となる。おむつにおいて内層不織布が折り返されていない場合、「切り出す前の状態において肌対向面側に位置する面」は内層不織布の肌対向面となる。
繊維の接触角の測定装置として、協和界面科学株式会社製の自動接触角計MCA−Jを用いる。接触角の測定には蒸留水を用いる。インクジェット方式水滴吐出部(クラスターテクノロジー社製、吐出部孔径が25μmのパルスインジェクターCTC−25)から吐出される液量を10ピコリットルに設定して、水滴を、それぞれの繊維の中央の真上に滴下する。滴下の様子を水平に設置されたカメラに接続された高速度録画装置に録画する。録画装置は後に画像解析をする観点から、高速度キャプチャー装置が組み込まれたパーソナルコンピュータが望ましい。本測定では、17msecごとに画像が録画される。録画された映像において、繊維に水滴が着滴した最初の画像を、付属ソフトFAMAS(ソフトのバージョンは2.6.2、解析手法は液滴法、解析方法はθ/2法、画像処理アルゴリズムは無反射、画像処理イメージモードはフレーム、スレッシホールドレベルは200、曲率補正はしない、とする)にて画像解析を行い、水滴の空気に触れる面と繊維とのなす角を算出し、接触角とする。繊維は、繊維長10mm程度に裁断し、該繊維を接触角計のサンプル台に載せて、水平に維持する。N=5本の接触角を小数点以下1桁まで計測し、合計10箇所の測定値を平均した値(小数点以下第1桁で四捨五入)を接触角と定義する。接触角の低いものほど親水性が高いことを意味する。測定環境は、室温22±2℃、湿度65±2%RHとする。
そして、3枚以上の測定片における繊維の接触角の平均値を求め、これを繊維の接触角とする。
親水性油剤の塗布量は、固形分換算で、好ましくは0.001g/m2以上、より好ましくは0.01g/m2以上であり、また好ましくは0.7g/m2以下、さらに好ましくは0.6g/m2以下であり、また好ましくは0.001g/m2以上0.7g/m2以下、より好ましくは0.01g/m2以上0.6g/m2以下である。
例えば、本発明の使い捨ておむつは、外装体10が、着用者の背側に配される背側外装体と腹側に配される腹側外装体とに分割されており、吸収性本体が、背側外装体と腹側外装体との間に架け渡して固定されているタイプのパンツ型使い捨ておむつであったが、背側部にファスニングテープを有し、該ファスニングテープを腹側部の外面に設けたランディングテープに止着して装着する、いわゆる展開型の使い捨ておむつであっても良い。展開型の使い捨ておむつにおいては、両側縁に、脚廻りの形状に適合するように凹状の切り欠き部を形成した部分を股下部とし、その前後に位置する部分が背側部及び腹側部である。
<1>
着用者の前後方向に対応する縦方向及びこれに直交する横方向を有し、着用者の腹側に配される腹側部と、着用者の背側部に配される背側部と、該腹側部及び該背側部の間に位置する股下部とを有し、吸収体を具備する使い捨ておむつであって、
前記腹側部及び前記背側部のうちの少なくとも前記背側部は、少なくとも前記吸収体と重ならない部位に、複数枚の不織布が積層された構造を有し且つ弾性部材が前記横方向に沿って伸長状態で配された伸縮性フラップ部を有しており、
前記伸縮性フラップ部は、前記弾性部材よりも肌対向面側に位置する肌側不織布に、前記横方向に延在する親水領域と、該親水領域に隣接する非親水領域とを有しており、
前記親水領域及び前記非親水領域のうちの一方又は双方に、前記肌側不織布の構成繊維が融着したエンボス部が複数形成されており、
前記親水領域と前記非親水領域とは、単位面積当たりの前記エンボス部の総面積が異っている、使い捨ておむつ。
前記親水領域は、クレム吸収高さが好ましくは5mm以上、より好ましくは20mm以上であり、また好ましくは185mm以下、また好ましくは5mm以上185mm以下、より好ましくは20mm以上185mm以下である、前記<1>に記載の使い捨ておむつ。
<3>
前記非親水領域は、上述のクレム吸収高さが好ましくは0mm以上、また好ましくは4mm以下、より好ましくは3mm以下であり、また好ましくは0mm以上4mm以下、より好ましくは0mm以上3mm以下である、前記<1>又は<2>に記載の使い捨ておむつ。
<4>
前記親水領域は、前記非親水領域に比して、単位面積当たりの前記エンボス部の総面積が小さい、前記<1>〜<3>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<5>
前記親水領域における単位面積(10mm四方の100mm2)当たりの前記エンボス部の総面積は、前記非親水領域における単位面積(10mm四方の100mm2)当たりの前記エンボス部の総面積に対して、好ましくは90%以下、より好ましくは80%以下であり、好ましくは30%以上、より好ましくは50%以上であり、また好ましくは30%以上90%以下、より好ましくは50%以上80%以下である、前記<4>に記載の使い捨ておむつ。
<6>
前記親水領域における単位面積(10mm四方の100mm2)当たりの前記エンボス部の総面積は、好ましくは0.5mm2以上、より好ましくは0.8mm2以上であり、また好ましくは15mm2以下、より好ましくは10mm2以下であり、また好ましくは0.5mm2以上15mm2以下、より好ましくは0.8mm2以上10mm2以下である、前記<4>に記載の使い捨ておむつ。
<7>
前記親水領域及び前記非親水領域それぞれには、不連続の前記エンボス部が複数形成されており、
前記親水領域は、前記非親水領域に比して、前記エンボス部の1個当たりの面積が小さい、前記<1>〜<6>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<8>
前記親水領域における不連続の前記エンボス部の1個当たりの面積は、前記非親水領域における不連続の前記エンボス部の1個当たりの面積に対して、好ましくは90%以下、より好ましくは80%以下であり、また好ましくは40%以上、より好ましくは50%以上であり、また好ましくは40%以上90%以下、より好ましくは50%以上80%以下である、前記<7>に記載の使い捨ておむつ。
<9>
前記親水領域は、単位面積(10mm四方の100mm2)当たりの前記エンボス部の総面積が、好ましくは0.5mm2以上、より好ましくは0.8mm2以上であり、また好ましくは15mm2以下、より好ましくは10mm2以下であり、また好ましくは0.5mm2以上15mm2以下、より好ましくは0.8mm2以上10mm2以下である、前記<7>又は<8>に記載の使い捨ておむつ。
<10>
前記親水領域及び前記非親水領域それぞれには、不連続の前記エンボス部が複数形成されており、
前記親水領域は、前記非親水領域に比して、単位面積当たりの前記エンボス部の個数が少ない、前記<1>〜<9>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
前記親水領域における前記エンボス部の単位面積(10mm四方の100mm2)当たりの個数は、前記非親水領域における前記エンボス部の単位面積(10mm四方の100mm2)当たりの個数に対して、好ましくは90%以下、より好ましくは80%以下であり、また好ましくは40%以上、より好ましくは50%以上であり、また好ましくは40%以上90%以下、より好ましくは50%以上80%以下である、前記<10>に記載の使い捨ておむつ。
<12>
前記親水領域と前記非親水領域とは、前記エンボス部の形状が異なっている、前記<1>〜<11>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<13>
前記親水領域は、前記エンボス部どうしの間隔が、前記非親水領域における前記エンボス部どうしの間隔以上である、前記<1>〜<12>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<14>
前記親水領域における前記エンボス部どうしの間隔D1は、前記非親水領域における前記エンボス部どうしの間隔D2に対して、好ましくは150%以上、より好ましくは160%以上であり、また好ましくは200%以下、より好ましくは190%以下であり、また好ましくは150%以上200%以下、より好ましくは160%以上190%以下である、前記<13>に記載の使い捨ておむつ。
<15>
前記親水領域における前記エンボス部どうしの間隔D1は、好ましくは1mm以上、より好ましくは2mm以上であり、また好ましくは7mm以下、より好ましくは10mm以下であり、また好ましくは1mm以上10mm以下、より好ましくは2mm以上7mm以下である、前記<13>又は<14>に記載の使い捨ておむつ。
<16>
前記親水領域及び前記非親水領域それぞれには、一方向に連続する前記エンボス部が間隔をあけて複数本形成されており、
前記親水領域は、前記非親水領域に比して、前記エンボス部どうしの間隔が長い、若しくは前記エンボス部の幅が短い、又は前記エンボス部どうしの間隔が長く且つ前記エンボス部の幅が短い、前記<1>〜<15>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<17>
前記親水領域における前記エンボス部の幅W10は、前記非親水領域における前記エンボス部の幅W12に対して、好ましくは90%以下、より好ましくは80%以下であり、また好ましくは40%以上、より好ましくは60%以上であり、また好ましくは40%以上90%以下、より好ましくは60%以上80%以下である、前記<16>に記載の使い捨ておむつ。
<18>
前記親水領域における前記エンボス部の幅W10は、好ましくは0.3mm以上、より好ましくは0.5mm以上であり、また好ましくは1mm以下、より好ましくは0.7mm以下であり、また好ましくは0.3mm以上1mm以下、より好ましくは0.5mm以上0.7mm以下である、前記<16>又は<17>に記載の使い捨ておむつ。
<19>
前記親水領域における前記エンボス部どうしの間隔D4は、前記非親水領域における前記エンボス部どうしの間隔D5対して、好ましくは150%以上、より好ましくは200%以上であり、また好ましくは400%以下、より好ましくは350%以下であり、また好ましくは150%以上400%以下、より好ましくは200%以上400%以下である、前記<16>〜<18>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<20>
前記親水領域における前記エンボス部どうしの間隔D4は、好ましくは4mm以上、より好ましくは7mm以上であり、また好ましくは20mm以下、より好ましくは15mm以下であり、また好ましくは4mm以上20mm以下、より好ましくは7mm以上15mm以下である、前記<16>〜<19>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
前記非親水領域のみに、前記エンボス部が形成されている、前記<16>〜<20>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<22>
前記親水領域の肌対向面に、疎水性不織布が積層されている、前記<1>〜<21>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<23>
前記親水領域は、前記疎水性不織布と接合している、前記<22>に記載の使い捨ておむつ。
<24>
前記親水領域における単位面積当たりの前記エンボス部の総面積、及び単位面積当たりの前記親水領域と前記疎水性不織布との接合面積の合計は、単位面積当たりの前記非親水領域の前記エンボス部の面積以上である、前記<23>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<25>
単位面積当たりの前記親水領域における前記エンボス部の総面積と、単位面積当たりの前記接合面積との合計は、単位面積当たりの前記非親水領域における前記エンボス部の面積に対して、好ましくは101%以上、より好ましくは105%以上であり、また好ましくは190%以下、より好ましくは180%以下であり、また好ましくは101%以上190%以下、より好ましくは105%以上180%以下である、前記<24>に記載の使い捨ておむつ。
<26>
前記親水領域は、前記疎水性不織布と接合エンボス部を介して接合しており、単位面積当たりの該接合エンボス部と前記エンボス部との合計個数が、単位面積当たりの前記非親水領域の前記エンボス部の個数以上である、前記<24>又は<25>に記載の使い捨ておむつ。
<27>
前記非親水領域61は、前記親水領域と該非親水領域とを区切る境界線BL側に内側端部領域F1と、該内側端部領域F1に隣接する隣接領域F2とを有しており、
前記内側端部領域F1は、隣接領域F2に比して、単位面積当たりのエンボス部の総面積が大きい、前記<1>〜<26>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<28>
前記腹側部における前記横方向の両端部と、前記背側部における前記横方向の両端部との接合により、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されており、
前記親水領域の前記縦方向の長さL1は、前記吸収体の前記縦方向の端部から、前記ウエスト開口部の周縁端までの間の距離Lに対して、好ましくは50%以上、より好ましくは70%以上であり、また好ましくは95%以下、より好ましくは90%以下であり、また好ましくは50%以上95%以下、より好ましくは70%以上90%以下である、前記<1>〜<27>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<29>
前記親水領域における繊維の接触角は、好ましくは87度以下、より好ましくは80度以下、さらに好ましくは65度以下である、前記<1>〜<28>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<30>
前記非親水領域における繊維の接触角は、好ましくは90度以上より好ましくは120度以上である、前記<1>〜<29>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
帯状シートの連続方向に延在する親水領域と、該親水領域に隣接する非親水領域とを有しており、
前記親水領域は、前記熱可塑性繊維の配向方向に沿って連続しており、
前記親水領域及び前記非親水領域のうちの一方又は双方に不織布の構成繊維が融着したエンボス部が複数形成されており、
前記親水領域と前記非親水領域とは、単位面積当たりの前記エンボス部の総面積が異なっている、帯状シートのロール巻回物。
<32>
吸収性物品の伸縮性フラップ部を構成する不織布として用いられる不織布の巻回物である、前記<31>に記載の帯状シートのロール巻回物。
<33>
親水領域と、該親水領域に隣接する非親水領域とを有しており、
前記親水領域及び前記非親水領域のうちの一方又は双方に、不織布の構成繊維が融着したエンボス部が複数形成されており、
前記親水領域と前記非親水領域とは、単位面積当たりの前記エンボス部の総面積が異なっている、吸収性物品用シート。
<34>
吸収性物品の伸縮性フラップ部を構成する不織布として用いられる吸収性物品用シートである、前記<33>に記載の吸収性物品用シート。
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 吸収性本体
6 防漏カフ
10 外装体
10A 腹側外装体(外装体)
10B 背側外装体(外装体)
20 外装体本体
21 折り返し部
22 外層不織布
23 内層不織布
60 親水領域
61 非親水領域
65 第1エンボス部
66 第2エンボス部
71,91 弾性部材
51 周縁端
52 折り目部分
7 ウエスト開口部
8 レッグ開口部
A 腹側部
B 背側部
C 股下部
Claims (13)
- 着用者の前後方向に対応する縦方向及びこれに直交する横方向を有し、着用者の腹側に配される腹側部と、着用者の背側部に配される背側部と、該腹側部及び該背側部の間に位置する股下部とを有し、吸収体を具備する使い捨ておむつであって、
前記腹側部及び前記背側部のうちの少なくとも前記背側部は、少なくとも前記吸収体と重ならない部位に、複数枚の不織布が積層された構造を有し且つ弾性部材が前記横方向に沿って伸長状態で配された伸縮性フラップ部を有しており、
前記伸縮性フラップ部は、前記弾性部材よりも肌当接面側に位置する肌側不織布に、前記横方向に延在する親水領域と、該親水領域に隣接する非親水領域とを有しており、
前記親水領域及び前記非親水領域のうちの一方又は双方に、前記肌側不織布の構成繊維が融着したエンボス部が複数形成されており、
前記親水領域と前記非親水領域とは、単位面積当たりの前記エンボス部の総面積が異なっている、使い捨ておむつ。 - 前記親水領域は、前記非親水領域に比して、単位面積当たりの前記エンボス部の総面積が小さい、請求項1に記載の使い捨ておむつ。
- 前記親水領域及び前記非親水領域それぞれには、不連続の前記エンボス部が複数形成されており、
前記親水領域は、前記非親水領域に比して、前記エンボス部の1個当たりの面積が小さい、請求項1又は2に記載の使い捨ておむつ。 - 前記親水領域及び前記非親水領域それぞれには、不連続の前記エンボス部が複数形成されており、
前記親水領域は、前記非親水領域に比して、単位面積当たりの前記エンボス部の個数が少ない、請求項1〜3の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。 - 前記親水領域と前記非親水領域とは、前記エンボス部の形状が異なっている、請求項1〜4の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記親水領域は、前記エンボス部どうしの間隔が、前記非親水領域における前記エンボス部どうしの間隔以上である、請求項1〜5の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記親水領域及び前記非親水領域それぞれには、一方向に連続する前記エンボス部が間隔をあけて複数本形成されており、
前記親水領域は、前記非親水領域に比して、前記エンボス部どうしの間隔が長い、若しくは前記エンボス部の幅が短い、又は前記エンボス部どうしの間隔が長く且つ前記エンボス部の幅が短い、請求項1〜6の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。 - 前記非親水領域のみに、前記エンボス部が形成されている、請求項1又は2に記載の使い捨ておむつ。
- 前記親水領域の肌対向面に、疎水性不織布が積層されている、請求項1〜8の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記親水領域は、前記疎水性不織布と接合している、請求項9に記載の使い捨ておむつ。
- 前記親水領域における単位面積当たりの前記エンボス部の総面積、及び単位面積当たりの前記親水領域と前記疎水性不織布との接合面積の合計は、単位面積当たりの前記非親水領域の前記エンボス部の面積以上である、請求項10に記載の使い捨ておむつ。
- 帯状シートの連続方向に延在する親水領域と、該親水領域に隣接する非親水領域とを有しており、
前記親水領域は、熱可塑性繊維の配向方向に沿って連続しており、
前記親水領域及び前記非親水領域のうちの一方又は双方に不織布の構成繊維が融着したエンボス部が複数形成されており、
前記親水領域と前記非親水領域とは、単位面積当たりの前記エンボス部の総面積が異なっている、帯状シートのロール巻回物。 - 親水領域と、該親水領域に隣接する非親水領域とを有しており、
前記親水領域及び前記非親水領域のうちの一方又は双方に、不織布の構成繊維が融着したエンボス部が複数形成されており、
前記親水領域と前記非親水領域とは、単位面積当たりの前記エンボス部の総面積が異なっている、吸収性物品用シート。
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