JP2019118502A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】より確実に立ち上がる立体ギャザーを有する吸収性物品を提供する。【解決手段】液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、トップシートとバックシートとの間に介在する吸収体と、バックシートに接合されるカバーシートと、吸収体の一対の側縁部長手方向に沿って設けられ、一端部がトップシート、バックシートおよびカバーシートのうちの少なくとも1つにそれぞれ接合される一対のサイドシートと、を備え、一対のサイドシートは、他端部に立体ギャザーを形成する伸縮部材が伸張状態で配され、腹側部、股下部および背側部を有する吸収性物品であって、一対のサイドシートは、腹側部または背側部における一端部から他端部までの立体ギャザーの有効長よりも股下部における一端部から他端部までの立体ギャザーの有効長が短いことを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、立体ギャザーを有する吸収性物品に関するものである。
従来、使い捨ておむつ(以下、「おむつ」とも言う)等の吸収性物品においては、吸収体の吸収速度や吸収容量以上に排泄物が排出された場合などには、吸収体がこれを吸収できないため、脚周り部分から排泄物が漏れてしまうことがあった。例えば、特許文献1には、こうした漏れを解消するために、吸収体の各側縁から立ち上がる、いわゆる立体ギャザーを有し、この立体ギャザーによって排泄物の漏れを防止する吸収性物品の構成が開示されている。
特開2014−188105号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたものは、着用者の姿勢などによって立体ギャザーがつぶれてしまい、立ち上がらず、漏れを防止できなくなるおそれがある。
よって、本発明の目的は、より確実に立ち上がる立体ギャザーを有する吸収性物品を提供することにある。
液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、トップシートとバックシートとの間に介在する吸収体と、バックシートに接合されるカバーシートと、吸収体の一対の側縁部長手方向に沿って設けられ、一端部がトップシート、バックシートおよびカバーシートのうちの少なくとも1つにそれぞれ接合される一対のサイドシートと、を備え、一対のサイドシートは、他端部に立体ギャザーを形成する伸縮部材が伸張状態で配され、腹側部、股下部および背側部を有する吸収性物品であって、一対のサイドシートは、腹側部または背側部における一端部から他端部までの立体ギャザーの有効長よりも股下部における一端部から他端部の立体ギャザーの有効長が短いことを特徴とする。
本発明によれば、排泄物などの漏れを効果的に防止することができる。
本発明の一実施形態に係る使い捨ておむつの外観を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る使い捨ておむつの分解状態を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る使い捨ておむつの展開平面図である。 本発明の一実施形態に係る使い捨ておむつの断面図である。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る使い捨ておむつの外観において、正面側から見た斜視図である。本実施形態におけるおむつ10は、腹側部10Fと、背側部10Rと、これら腹側部10Fおよび背側部10Rをつなぐ股下部10Cとを有する。また、本実施形態におけるおむつ10には、着用者が着用時に腹側部10Fと背側部10Rとで着用者のウエスト部分を取り囲むウエスト周り開口部10Wが形成されている。本実施形態におけるおむつ10には、腹側部10Fおよび背側部10Rの一部と股下部10Cとで着用者の両脚の太股部分を取り囲む左右一対の脚周り開口部10Lが形成されている。以下、各部位の位置関係について説明する。
図2に示すように、本実施形態における使い捨ておむつ10は、外側から順にカバーシート11と、立体ギャザー21およびレグギャザー3を形成する一対のサイドシート18と、バックシート12と、吸収体13と着用者の肌に触れるトップシート14と、ウエスト周りシート16とを重ね接合したものである。さらに、カバーシート11は、一対のサイドシート18の下に重ねられるインナーカバーシート11aと、胴回りのフィット性を向上させるために糸ゴム等の伸縮部材20が幅方向(図3の左右方向)に配されているアウターカバーシート11bとに細分され、いずれも良好な手触りを得るために薄い不織布で形成されている。ここで、本明細書および特許請求の範囲における「幅方向」とは、吸収体の前後方向に直交する方向(図3に示す紙面上の吸収性物品の左右方向)であり、「長手方向」とは、吸収体の前後方向(図3に示す紙面上の吸収性物品の上下方向)である。おむつの腹側部10Fおよび背側部10Rを画成するインナーカバーシート11a、アウターカバーシート11bの左右両側縁部が相互に接合されて閉じ合わせ部10Jを形成している。これにより、先のウエスト周り開口部10Wが画成される。カバーシート11は、腹側部10Fおよび背側部10Rで2つに分離されており、一対のサイドシート18が露出することとなる。したがって、両脚の太股部分を取り囲む左右一対の脚周り開口部10Lは、この一対のサイドシート18の端部と閉じ合わせ部10Jの端部とによって画成される。一対のサイドシート18の端縁部には、立体ギャザー21を形成するための複数の伸縮部材20が伸張状態で接合されている。バックシート12は、この一対のサイドシート18に接合され、先の吸収体13は、このバックシート12とトップシート14との間に配され、この吸収体13を介してトップシート14がバックシート12に接合される。
トップシート14は、着用者の肌に当接する吸収体13の面(以下、「肌当接面」と言う)側の一部を覆うように配されている。また、トップシート14は、着用者の体液などを吸収体13にすばやく吸収させるために、液透過性が高く、通気性のある有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどの素材で形成されていることが好ましい。さらに、不織布の素材として、ポリプロピレンまたはポリエチレンなどのオレフィン系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維などや、これらの複合繊維や混合繊維などがある。また、それらの繊維素材を加工する方法は、公知の方法として、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法などの加工法によって加工された不織布を用いることができる。また、トップシート14は、1枚のシートからなるものでもよく、2枚以上のシートからなる積層シートなどであってもよい。
バックシート12は、吸収体13の非肌当接面側の一部を覆うように配されている。また、着用者の体液などがトップシート14を透過し、吸収体13に吸収された体液がおむつから漏れることを防止するために、バックシート12の素材として、例えば、ポリエチレンなどのオレフィン系樹脂等からなる防水樹脂フィルムを用いることができる。この他にも、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化、高吸収性樹脂または疎水性樹脂や撥水剤の塗工といった方法によって、液不透過性としたシートや、不織布の表面に防水樹脂フィルムを設けたラミネート不織布、防水樹脂フィルムに不織布等を重ねて接合した積層シートなどを用いることができる。さらに、尿や体液から発生するムレを防止する微多孔性シートが好ましい。これらを組み合わせることで、液不透過性と透湿性のあるバックシート12を用いることができる。
吸収体13は、トップシート14とバックシート12との間に介装されており、着用者の体液などを吸収し保持するものである。吸収体13は、吸収性材料によって構成され、トップシート14を透過した液体を吸収する機能を有している。吸収性材料として、例えば、繊維素材や高吸水性ポリマー(Superabsorbent Polymer;SAP)などがある。これらの吸収性材料を積層することにより吸収体13を形成することができる。吸収体13は、腹側部10F、背側部10Rおよびこれらの間に位置する。吸収体13の形状は、腹側部10Fおよび背側部10Rと比べて幅が狭い括れ部とを有する砂時計形状のものや長方形形状のものなどであるが、本実施形態の吸収体13の形状はこれに限らない。
繊維素材は、例えば、広葉樹(ユーカリやポプラなど)および針葉樹(モミやマツなど)から得られる木材パルプや、ワラ、バガス、ヨシ、ケナフなどから得られる非木材パルプや、古紙パルプなどが原料である。これらの原料をパルプにするには、原料をシート状にし、解繊機により木材を破砕する方法で得られる機械パルプと、化学的な反応により木材を分解・分離する方法で得られる化学パルプとがあり、どちらのパルプを用いてもよい。
高吸水性ポリマーには、通常、水の場合は自重の100倍〜1000倍の吸水性保持力を有するが、体液の場合は自重の10倍〜20倍以上の液吸水性を有し、高吸水性ポリマーには、例えば、デンプン系(デンプン−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、デンプン−アクリル酸エチルグラフト共重合体のケン化物等)や、セルロース系(ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物等)や、合成樹脂系(アクリル酸(塩)重合体、ポリビニルアルコール−無水マレイン酸反応物の架橋物等)などを用いることができる。
これらの吸収性材料を、それぞれ単独で用いることも可能ではあるが、繊維素材のみを使用した場合は、肌ざわりは良いが吸水性に欠けることがある。逆に、高吸水性ポリマーのみを使用した場合は、吸水性は高いが、剛性も高くなり、ごわつきやすく着用者に不快感を与えることがある。そのため、繊維素材および高吸水性ポリマーを併用し、均一に混合することにより、吸水性が高く、剛性の低い吸収体13を形成することができる。また、それぞれを層状に配置してもよく、繊維素材と高吸水性ポリマーとの混合する比率は特に限定するものではない。
本実施形態の吸収体13として、吸収性材料を包装シート15によって表裏面及び両側面を取り囲むように筒状に巻き付け、ホットメルト接着剤等の接合手段により接合する形態などのものを使用することができる。包装シート15として、例えば、その素材には、テッシュペーパ、小孔が開いたシート、クレープ紙、不織布、ポリラミ不織布等を用いることができる。ただし、高吸水性ポリマー粒子が抜け出さないシートであることが好ましい。クレープ紙に変えて不織布を使用する場合、親水性のSMS不織布(SMS等)が好適であって、その材質は、ポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレン複合材などが使用できる。
ウエスト周りシート16は、カバーシート11と、サイドシート18およびトップシート14の長手方向(図3の上下方向)の両端部とを覆うようにこれらに接合されている。また、ウエスト回りシート16は、液不透過性のシートであり、例えば、エアスルー不織布、スパンボンド不織布、ヒートロール不織布、スパンレース不織布などの一般的な不織布を用いられ、エアスルー不織布やスパンボンド不織布によって構成されることが好ましい。
サイドシート18は、後述の図3および図4(a)から図4(c)に示すように、その幅方向の外側端縁を画成する第1の折り返し部18aと、幅方向の側端縁を画成する第2の折り返し部18bと、自由端を画成する第3の折り返し部18cとを有する。サイドシート18は、吸収体の一対の側縁部の長手方向に沿って設けられ、一端部がトップシート14にそれぞれ接合される。すなわち、幅方向一端側がバックシート12に重ね合わされるサイドシート18の幅方向一端部は、トップシート14の幅方向側縁部に重ね合わされ、トップシート14に対して一体的に接合され、立体ギャザー21の起立線18dを画成する。バックシート12の幅方向側縁部とサイドシート18との間および第1の折り返し部18aには、複数の伸縮部材20が伸張状態で配され、脚周りにレグギャザー3を画成して着用者の脚周りのフィット性を良好にする。また、サイドシート18は、他端部に立体ギャザーを形成する伸縮部材が伸張状態で配される。すなわち、このサイドシート18の他端部である自由端、すなわち第3の折り返し部18cの直近には、立体ギャザー21を画成するための複数の伸縮部材20が伸張状態で配されている。サイドシート18の長手方向の両端部は、第1の折り返し部18aと第2の折り返し部18bとの間および第2の折り返し部18bと第3の折り返し部18cとの間のサイドシート18が相互に重ね合わされた状態のまま、トップシート14に接合されている。また、一方のサイドシート18の一端部と、他方のサイドシート18の一端部との間隔は、長手方向に沿って一定である。この間隔が一定であることで、体液が吸収体と接する面積を確保できる結果、多くの体液の吸収を維持できる。
伸縮部材20は、糸状または帯状の弾性ゴムであることが好ましい。弾性ゴムのゴム材としては、天然ゴムや、スチレン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴムなどの合成ゴム等の素材を用いることができる。伸縮部材20は、サイドシート18の長手方向の端部にそれぞれ配設され、それぞれ立体ギャザー21およびレグギャザー3を形成する。伸縮部材20は、ホットメルト接着剤などの接着手段によって接着されてもよく、またヒートシールなどの熱溶着や超音波溶着によってサイドシート18に配設される。
左右一対の立体ギャザー21は、おむつ10の腹側部10Fおよび股下部10C、背側部10Rに亘って、幅方向外側の端部が長手方向に備えられている。立体ギャザー21は、着用者の脚周りから尿や体液などが漏れるのを防止するために設けられているものである。立体ギャザー21には、バックシート12の素材と同様に、ポリプロピレンまたはポリエチレンなどのオレフィン系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維などがあり、それらの繊維素材をスパンレース法、サーマルボンド法、メルトブローン法などの加工法によって得られた不織布を用いることができるが、さらに、尿や体液などの漏れを防止するために液不浸透性があり、着用者の肌のカブレなどを防止するために透湿性を兼ね備えた不織布を用いるのが好ましい。
本実施形態の一対の立体ギャザー21は、吸収体13の左右各側縁において一重に設けられており、付け根側の部分は幅方向中央側に向かって斜めに起立し、中間部より先端側の部分は幅方向外側に向かって斜めに起立するものである。
次に、図3は、本実施形態に係る使い捨ておむつの展開平面図である。本実施形態の立体ギャザー21は、幅方向外側の端部が吸収体13の長手方向に沿ってトップシート14およびバックシート12と接合されている。また、一対の立体ギャザー21は、トップシート14から離れる方向に折り返される折り返し部21aを有しており、この折り返し部21aと相互に重なり合う一対のサイドシート18の部分とを接合する接合部19が形成されている。これによって、一対の立体ギャザー21の有効長を短くすることができる。
接合部19の接合手段として、ホットメルト接着剤等の接着、超音波接合や熱融着接合等を用いることができる。
立体ギャザー21の有効長は、立体ギャザー21の起立線18dから立体ギャザー21の自由端18cまでの長さLから立体ギャザー21の折り返し部21aの長さ(図4(b)ではL2、図4(c)ではL5)を除いた長さであり、図4(a)ではL、図4(b)ではL1+L3、図4(c)ではL4+L6である。すなわち、折り返し部21aとサイドシート18の重なり合う部分である接合部19の接合する長さを変えることによって、立体ギャザー21の有効長を変えることができる。本発明では、一対のサイドシート18は腹側部10Fまたは背側部10Rにおける一端部から他端部までの立体ギャザー21の有効長Lよりも股下部10Cにおける一端部から他端部までの立体ギャザー21の有効長(図4(b)では、L1+L3、図4(c)では、L4+L6)が短い。
接合部19の幅方向の長さは、股下部10Cの長手方向中央が長く、長手方向中央から長手方向外側につれて徐々に短くなっている。なお、本実施形態では、股下部10Cのみに接合部19を設けたが、腹側部10Fおよび背側部10Rに亘って設けてもよい。
次に、立体ギャザー21の高さについて図4のそれぞれの断面図を用いて、説明する。
図4(a)は、本実施形態に係る使い捨ておむつにおいて、図3のIVa−IVa断面図であり、背側部10Rの断面図である。立体ギャザー21は、立体ギャザー21の有効長Lが他よりも長く立ち上がるように形成されている。立体ギャザー21の折り返し部21aが設けられていない従来の立体ギャザー21のものと同様の長さである。
図4(b)は、本実施形態に係る使い捨ておむつにおいて、図3のIVb−IVb断面図であり、股下部10Cの長手方向外側の断面図である。立体ギャザー21は、立体ギャザー21の有効長(L1+L3)が、図4(a)の立体ギャザー21の有効長(L)よりも短く立ち上がるように形成されている。折り返し部21aとサイドシート18の重なり合い接合されるため、有効長(L1+L3)が図4(a)に示す有効長Lよりも短くなっている。
図4(c)は、本実施形態に係る使い捨ておむつにおいて、図3のIVc−IVc断面図であり、股下部10Cの長手方向中央の断面図である。立体ギャザー21は、立体ギャザー21の有効長(L4+L6)が、他よりも短く立ち上がるように形成されている。折り返し部21aとサイドシート18とが重なり合い接合されるため、有効長(L4+L6)が図4(a)および図4(b)に示す有効長(L、L1+L3)よりも短くなっている。また、幅方向におけて、折り返し部21aの長さL5は、図4(b)に示す折り返し部21aの長さL2よりも長くなっている。
このように、背側部または腹側部から股下部にかけて立体ギャザー21の有効長を徐々に短くすることで、着用者が着用した際に、立体ギャザー21が着用者の太股部分につぶされること無く着用者にフィットした状態で立ち上がることができる。また、立体ギャザー21が着用者にフィットすることで体液などを立体ギャザー21によって塞き止め、漏れにくくすることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限られること無く、適宜の変形、修正および代替などが可能である。例えば、本実施形態では、接合部は楕円形状に接合したが、これに限らず、楕円形状の周縁を線状に接合してもよく、または、股下部中央の接合部の長くなるような形状であればよい。
10 使い捨ておむつ
10F 腹側部
10R 背側部
10C 股下部
10W ウエスト開口部
11 カバーシート
12 バックシート
13 吸収体
14 トップシート
15 包装シート
18 サイドシート
19 接合部
20 伸縮部材
21 立体ギャザー
3 レグギャザー

Claims (4)

  1. 液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートとの間に介在する吸収体と、前記バックシートに接合されるカバーシートと、
    前記吸収体の一対の側縁部長手方向に沿って設けられ、一端部が前記トップシート、前記バックシートおよび前記カバーシートのうちの少なくとも1つにそれぞれ接合される一対のサイドシートと、を備え、前記一対のサイドシートは、他端部に立体ギャザーを形成する伸縮部材が伸張状態で配され、腹側部、股下部および背側部を有する吸収性物品であって、
    前記一対のサイドシートは、前記腹側部または前記背側部における前記一端部から前記他端部までの前記立体ギャザーの有効長よりも前記股下部における前記一端部から前記他端部までの前記立体ギャザーの有効長が短いことを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記一対のサイドシートは、前記他端部側が前記トップシートから離れる方向に折り返される折り返し部をさらに有し、前記折り返し部と相互に重なり合う前記一対のサイドシートの部分とを接合する接合部が形成され、これにより前記立体ギャザーの有効長が短くなっていることを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記接合部の幅方向の長さは、長手方向中央に対して、長手方向外側が短いことを特徴とする請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 一方の前記サイドシートの前記一端部と、他方の前記サイドシートの前記一端部との間隔は、長手方向に沿って一定であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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