JP2019118056A - 画像処理装置、その制御方法、及びそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のファームウェアを有する画像処理装置において、不具合調査に必要な動作ログを好適に保存する仕組みを提供する。【解決手段】本画像処理装置は、それぞれが動作ログを保持する複数のユニットを有する。本画像処理装置は、当該画像処理装置で発生するエラーを検知し、検知したエラーの種別に従って、複数のユニットのうち、動作ログを取得するユニットと、動作ログを取得する順序とを決定し、当該順序に従って動作ログを不揮発性メモリに保存する。【選択図】 図6
Description
本発明は、それぞれが動作ログを保持する複数のユニットを有する画像処理装置、その制御方法、及びそのプログラムに関する。
MFP(multi-function peripheral)等の画像処理装置は、プリンタ部、スキャナ部、フィニッシャ部、FAX部、及びコントローラ部など多数のユニットを含んで構成される。プリンタ部は、記録媒体に画像形成してプリント出力するユニットである。スキャナ部は、原稿をスキャンして画像を電子データ化して出力するユニットである。フィニッシャ部は、プリンタ部に接続され、プリント出力された用紙の仕上げ処理を行うユニットである。FAX部は、通信網に接続してファクシミリ通信を行う通信ユニットである。コントローラ部は、各ユニットを統括的に制御して全体のシステム動作を実現するユニットである。各ユニットはそれぞれの制御ファームを不揮発性メモリに保持しており、各CPUによって制御ファームが不揮発性メモリから読み出され実行されることによって各ユニットの機能動作が実現される。
また、ファームウェアの不具合調査のためには、ファームウェアの動作情報を含む動作ログを出力し、必要に応じて動作ログを回収することが望ましい。例えば、あるファームウェアの例外停止を検出した場合、自動的に各ユニットの制御ファームの動作ログを不揮発性メモリに自動保存する。ファームウェアの動作ログは、通常動作中は動作速度を維持するために、容量は小さいが高速なDRAMのバッファに出力し、不具合発生時にDRAMから不揮発性メモリに保存される。そして不揮発性メモリに保存した動作ログは後から回収され、ファームウェア不具合の調査に利用される。ファームウェアの動作ログはファームウェアの規模が大きいほど出力量も多く、動作ログのサイズは増える傾向にある。そのため、有限なDRAM、不揮発性メモリの一定サイズのバッファを動作ログ保存領域として割り当て、そのバッファサイズを超えた動作ログについてはリングバッファとして時系列で古いログから上書き保存していく制御が行われることが多い。
特許文献1には、不揮発性メモリの動作ログ保存用の領域に空きがない場合、保存済みの動作ログとこれから保存前の動作ログの優先度を比較し、保存前の動作ログの優先度が高い場合には保存済みログに上書きする技術が提案されている。
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する課題がある。例えば、画像処理装置の全てのファームウェアの動作ログを保存するには、ファームウェアの種類が多いことと、ユニットによってはコントローラとの通信速度が遅く動作ログの回収に時間が掛かることから、数分以上の時間が掛かる場合がある。また、ファームウェアの不具合発生時はファームウェアの動作停止に伴い、画像処理装置の操作部表示や動作が停止する場合が多い。このような場面においては画像処理装置のユーザは復旧のために装置全体の電源Off/Onを行うことが一般的である。さらに、ファームウェアの動作停止に伴って、操作部にファームウェアのエラー発生を示すエラー画面を表示する際に、画像処理装置全体の電源Off/Onを促す通知を行う場合もある。
そのため、ファームウェアの異常発生に伴う動作ログの保存処理を実行している途中で画像処理装置の電源がOffされると動作ログ保存が間に合わず、不具合発生時の動作ログが失われてしまう虞がある。また、不具合調査のためにはエラー原因となったユニットのファームウェアの動作ログが必要であるが、エラーとは無関係の別ユニットの動作ログの保存に時間が掛かり、その間に電源Offされると最も重要な動作ログの保存が間に合わないという課題がある。
本発明は、上述の問題の少なくとも一つに鑑みて成されたものであり、複数のファームウェアを有する画像処理装置において、不具合調査に必要な動作ログを好適に保存する仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、例えば、それぞれが動作ログを保持する複数のユニットを有する画像処理装置であって、前記画像処理装置で発生するエラーを検知する検知手段と、前記検知手段によって検知したエラーの種別を判定する判定手段と、前記判定手段によって判定された前記エラーの種別に従って、前記複数のユニットのうち、動作ログを取得するユニットと、動作ログを取得する順序とを決定する決定手段と、前記決定手段によって決定されたユニットと順序とに従って、該決定されたユニットから動作ログを取得して不揮発性メモリに保存する保存手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数のファームウェアを有する画像処理装置において、不具合調査に必要な動作ログを好適に保存することができる。
以下に本発明の一実施形態を示す。以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念、中位概念及び下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。また、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確立されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
<画像処理装置の構成>
まず、図1を参照して、本実施形態に係る画像処理装置100の構成について説明する。画像処理装置100は、操作部130、スキャナ140、プリンタ150、FAX160、ネットワークI/F170、及びコントローラ110の各ユニットを含んで構成される。180は画像処理装置全体の電源を供給する電源ユニットであり、メインスイッチ181によって画像処理装置100はOn、Off操作される。
まず、図1を参照して、本実施形態に係る画像処理装置100の構成について説明する。画像処理装置100は、操作部130、スキャナ140、プリンタ150、FAX160、ネットワークI/F170、及びコントローラ110の各ユニットを含んで構成される。180は画像処理装置全体の電源を供給する電源ユニットであり、メインスイッチ181によって画像処理装置100はOn、Off操作される。
各ユニットはそれぞれにCPU、ROM、RAM(揮発性メモリ)を保持しており、各ユニットのCPUがそれぞれのROMに保持しているファームウェアを実行することによって、各ユニットの機能動作を実現する。また、各ユニットのRAMにはファームウェアの動作ログを書き込むための動作ログ用の領域が確保されており、各ファームウェアは動作に伴ってその領域に動作ログを書き込む。RAMの動作ログ保存領域に書き込まれた動作ログは、後述する動作ログの不揮発領域への保存処理によって、RAM(揮発性メモリ)から読み出されてHDDなどの不揮発性メモリに書き込まれて永続化されるように構成されている。
次に、各ユニットの構成の詳細を説明する。操作部130はCPU131、ROM132、RAM133、及びUIパネル134を含んで構成され、操作部I/F115でコントローラ110と接続される。操作部130はユーザの入力を受け付けてコントローラ110に伝達し、ユーザが所望する画像処理装置の機能動作を開始させ、コントローラ110から送信された画像処理装置の状態やユーザへの通知をUIパネル134に表示する。コントローラ110は、制御ユニットの一例である。また、後述するログ保存動作については、コントローラ110によって実行される。なお、本発明はこれに限定されず、他の処理ユニットでログ保存動作が行われてもよいし、ログ保存動作を実行するためのユニットをコントローラ110とは別に設けてもよい。このような個別の構成にした場合、コントローラ110内で発生したエラーにより、ログ保存動作を実行できない場合等においても、ログ保存動作を別ユニットで実行できるとい利点がある。また操作部130、スキャナ140、プリンタ150、FAX160、及びネットワークI/F170は処理ユニットの一例である。つまり、処理ユニットは、画像処理装置の機能を提供するユニットである。
スキャナ140はCPU141、ROM142、RAM143、及びスキャナエンジン144を含んで構成され、コントローラ110とはスキャナI/F116によって接続されている。CPU141はROM142に格納されたファームウェアを実行することにより、コントローラ110と通信しつつ、スキャナエンジン144によって原稿用紙を光学的に読み取り、電子画像データに変換するスキャン動作を行う。
プリンタ150はCPU151、ROM152、RAM153、及びプリンタエンジン154を含んで構成され、コントローラ110とプリンタI/F117によって接続される。CPU151はROM152に格納されたプリンタ制御ファームを実行することにより、コントローラ110から受信した画像データをプリンタエンジン154によってプリントメディア上に画像形成し、プリント出力を行う。
FAX160はCPU161、ROM162、RAM163、及びFAXモデム164を含んで構成され、コントローラとはFAXI/F118によって接続される。CPU161はROM162に格納されたFAX制御ファームを実行することにより、コントローラ110と通信しつつFAXモデム164の制御を行い、外部FAX回線を経由して外部のFAX装置との通信を行う。
ネットワークI/F170はCPU171、ROM172、RAM173、及びLANチップ174を含んで構成され、コントローラのデータバスに直結して接続される。CPU171はROM172のネットワーク制御ファームを読み出して実行し、LAN回線を経由して所定の通信プロトコルに従ってネットワーク通信を行う。
コントローラ110は、画像処理装置100を構成する各ユニットをシステムとして統括的に制御する制御部であり、CPU111、ROM112、RAM113、不揮発性メモリであるHDD114から構成される。CPU111はROM112に格納されているコントローラファームを読み出して実行することにより、各ユニットと制御のための通信、スキャナ140、プリンタ150、FAX160との画像データの送信、受信を行う。また、操作部130が受け付けたユーザからの動作指示の処理、及び各ユニットのステータスを操作部130に表示させる制御を行う。ROM112に格納されたコントローラファームには、後で説明する動作ログの保存制御部を実現するファームウェアも含まれている。
<RAMのメモリマップ>
次に、図2を参照して、各ユニットのRAM133、143、153、163、173、113のメモリマップについて説明する。各ユニットのRAMはハードウェアとして物理的に別でありその記憶容量も異なって構成されるが、ファームウェアからみたRAMのマッピングは図2に示す基本構造で同一である。
次に、図2を参照して、各ユニットのRAM133、143、153、163、173、113のメモリマップについて説明する。各ユニットのRAMはハードウェアとして物理的に別でありその記憶容量も異なって構成されるが、ファームウェアからみたRAMのマッピングは図2に示す基本構造で同一である。
各RAMには、それぞれ格納するデータの異なる領域201〜204が含まれる。領域201はROMから読み出したファームウェアを必要に応じて保持する領域である。領域203はファームウェアが動的に利用するスタック領域である。領域204はファームウェアが静的に利用するデータ領域である。領域202はファームウェアの動作ログを動作中に書き込むための領域である。領域202に書き込まれた動作ログは後から読み出し、コントローラ110に転送して最終的にHDD114に保存できるように構成されている。
<HDDのデータ構成>
次に、図3を参照して、HDD114に記憶される主要なデータの構成を説明する。領域301(firm/)はコントローラファームの保存領域である。コントローラファームの本体はROM112に保持されているが動作速度を向上させるため一旦HDD114上に展開される。領域301は、HDD114に展開されたファームウェアをCPU111が読み込み実行するための領域である。領域310(data/)はコントローラファームが各種の動作を実行するために必要な、スキャナ140、プリンタ150の固有の調整値や、コピー、プリント動作に対するユーザ設定値を保存する領域である。
次に、図3を参照して、HDD114に記憶される主要なデータの構成を説明する。領域301(firm/)はコントローラファームの保存領域である。コントローラファームの本体はROM112に保持されているが動作速度を向上させるため一旦HDD114上に展開される。領域301は、HDD114に展開されたファームウェアをCPU111が読み込み実行するための領域である。領域310(data/)はコントローラファームが各種の動作を実行するために必要な、スキャナ140、プリンタ150の固有の調整値や、コピー、プリント動作に対するユーザ設定値を保存する領域である。
領域320(tmp/)は、コントローラファームが画像処理装置100の制御動作を行う過程で一時的に必要となるデータや作業ファイルを格納する領域であり、後述する動作ログ保存時にも一時作業領域として利用される。領域330(log/)は、エラー発生後、各ユニットから回収した動作ログを回収されるまでの間永続的に保存するための領域である。
図3ではプリンタエラーの発生に伴って保存されたログアーカイブ331と、FAXエラーの発生に伴って保存されたログアーカイブ332とが存在している例を示している。これらの保存されたアーカイブファイルでは、保存された日時を示す文字列と、エラーコードを示す文字列とがファイル名に含まれることが望ましい。
<動作ログ>
次に、図4を参照して、画像処理装置100における全ての動作ログの一覧について説明する。図4では全ての動作ログを回収保存する動作時における、ログ保存の順番に従ってログを列挙している。括弧内に付記している数字は各動作ログを各ユニットからコントローラ110に転送しHDD114に保存するまでに必要な所要時間を示す。
次に、図4を参照して、画像処理装置100における全ての動作ログの一覧について説明する。図4では全ての動作ログを回収保存する動作時における、ログ保存の順番に従ってログを列挙している。括弧内に付記している数字は各動作ログを各ユニットからコントローラ110に転送しHDD114に保存するまでに必要な所要時間を示す。
401(cont_comm.log)、402(cont_main.log)、403(cont_sub.log)、405(cont_system.log)、及び406(cont_app.log)はコントローラファームの動作ログである。これらの動作ログ401〜406は、画像処理装置100の動作中はコントローラ110上のRAM113に書き込まれている。
408(UI.log)は操作部130の制御ファームの動作ログであり、操作部130のRAM133に格納されている。そのため操作部の動作ログ408をHDD114に保存するためにはまず操作部130から動作ログをコントローラ110に転送する処理が必要である。
409(printer.log)はプリンタ150の制御ファームの動作ログであり、プリンタ150のRAM153に格納されている。410(scanner.log)はスキャナ140の制御ファームの動作ログであり、スキャナ140のRAM143に格納されている。411(fax_main.log)及び412(fax_modem.log)はFAX160の制御ファームの動作ログであり、FAX160のRAM163に格納されている。413(network.log)はネットワークI/F170の制御ファームの動作ログであり、プリンタ150のRAM153に格納されている。
これらのプリンタ動作ログ409、スキャナ動作ログ410、FAX動作ログ411、412、及びネットワーク動作ログ413もまず各ユニットのRAM上から動作ログを読み出し、コントローラ110へ転送する処理が必要である。また、各ユニットとコントローラ110との通信速度、及び各動作ログのログサイズはユニット構成によって異なるため、図4に示すように各動作ログのHDD保存までに必要な処理時間も異なったものとなる。
<ログ保存動作>
次に、図5A乃至図7を用いてエラー種別に応じたログ保存動作について説明する。画像処理装置100において、何れかのユニットでの故障、又はファームウェアの異常を検出した場合には、図6のフローチャートに記載の処理が開始される。なお、以下で説明する処理は、コントローラ110のCPU111が、コントローラファームの一部であるログ保存制御処理及び各ユニットとの通信処理を実行することによって行われるものである。
次に、図5A乃至図7を用いてエラー種別に応じたログ保存動作について説明する。画像処理装置100において、何れかのユニットでの故障、又はファームウェアの異常を検出した場合には、図6のフローチャートに記載の処理が開始される。なお、以下で説明する処理は、コントローラ110のCPU111が、コントローラファームの一部であるログ保存制御処理及び各ユニットとの通信処理を実行することによって行われるものである。
まず、S601で、CPU111は、ログ取り中であることをユーザに通知するため、図7に示すUI画面701をUIパネル134に表示するよう操作部130に指示し、表示を行わせる。UI画面701には、エラーが発生した旨と、現在原因調査中、即ち、動作ログの保存中であるため、画像処理装置100の電源を落とさない旨の警告との表示が含まれる。
次に、S602で、CPU111は、エラー要因と関連するユニットの判定を行う。具体的には、CPU111は、通知されたエラーについて発行元のユニット、即ち、操作部130、スキャナ140、プリンタ150、FAX160、ネットワークI/F170、及びコントローラ110の何れのユニットが発行したエラーであるかを判定する。続いて、S603で、CPU111は、判定したエータ要因と関連するユニットに基づいて、回収対象のログ種類と回収順序とが個別に定められているログ保存モードを判定する。
本実施形態では以下の5つのログ保存モードがあり、何れかのモードを選択してログ保存が実行される。
モード0:全ユニットの動作ログを保存
モード1:プリンタユニットに関するログを優先保存
モード2:スキャナユニットに関するログを優先保存
モード3:FAXユニットに関するログを優先保存
モード4:コピー動作のログを優先かつ並列保存
上記優先保存とは、優先するユニットの動作ログを逐次的に保存する方式を示す。また、上記並列保存とは、複数の優先するユニットの動作ログを並列に保存する方式を示す。例えば、上記コピー動作では、プリンタユニットと、スキャナユニットとでエラーが発生している可能性があるため、この2つのユニットの動作ログを並列的に保存する。
モード0:全ユニットの動作ログを保存
モード1:プリンタユニットに関するログを優先保存
モード2:スキャナユニットに関するログを優先保存
モード3:FAXユニットに関するログを優先保存
モード4:コピー動作のログを優先かつ並列保存
上記優先保存とは、優先するユニットの動作ログを逐次的に保存する方式を示す。また、上記並列保存とは、複数の優先するユニットの動作ログを並列に保存する方式を示す。例えば、上記コピー動作では、プリンタユニットと、スキャナユニットとでエラーが発生している可能性があるため、この2つのユニットの動作ログを並列的に保存する。
ここで、上記モード0は図4に示す画像処理装置100の全ての動作ログを保存するモードである。モード1は図5Aに示すようにプリンタエラーの解析に必要となるプリンタ動作ログ409を最初に保存し、その後関連するコントローラ動作ログ402、403を保存する。モード2は図5Bに示すようにスキャナエラーの解析に必要となる、スキャナ動作ログ410を最初に保存し、その後関連するコントローラ動作ログ402、403を保存する。モード3は図5Cに示すFAXエラーの解析に必要となるFAX動作ログ411、412を最初に保存し、その後関連するコントローラ動作ログ402、403、405を保存する。モード4ではコピー動作中のエラーによって選択されるモードであり、コピー動作はスキャナ、プリンタいずれもエラーに関係する可能性があるため、図5Dに示すようにプリンタ動作ログ409とスキャナ動作ログ410を同時にコントローラ110へ回収保存する。さらに、モード4では、コントローラ110への回収保存後に、関連するコントローラ動作ログ402、403、405、406が回収保存される。
S604で、CPU111は、選択されたログ保存モードを判定し、選択されたモードに応じてS610、S611、S612、S613、S614の何れかの動作ログの保存動作へ分岐する。動作ログの回収対象となったユニットにおいては、各ユニットのCPUがRAM上の動作ログ保存領域202から動作ログを読み出し、コントローラ110へ転送する処理を行う。S610では、CPU111は、各ユニットの動作ログを保存し、S620に進む。S611では、CPU111は、プリンタ150の動作ログを優先的に保存し、S620へ進む。S612では、CPU111は、スキャナ140の動作ログを優先的に保存し、S620へ進む。S613では、CPU111は、FAX160の動作ログを優先的に保存し、S620へ進む。S614では、CPU111は、スキャナ140及びプリンタ150の動作ログを優先的に保存し、S620へ進む。
S620で、CPU111は、各モードにおける回収保存対象となる動作ログを各ユニットから受信してHDDの一時領域320(tmp/)に保存する。続いて、S622で、CPU111は、S621で一時領域320(tmp/)に集めた動作ログを1ファイルにアーカイブし、最終保存領域330(log/)に保存する。さらに、S623で、CPU111は、一連のログ保存処理の後処理として一時データ、及び作業領域のクリーンアップを行う。最後に、S624で、CPU111は、ログ保存処理中を示すUI画面701の表示を消去し、ログ保存処理を終了する。保存領域330に保存されたログは、その後USBメモリ190を装着することによりHDD114から読み出して、USBメモリに格納されて画像処理装置100から回収され、必要な解析を行うことができる。
以上説明したように、本実施形態に係る画像処理装置は、それぞれが動作ログを保持する複数のユニットを有する。本画像処理装置は、当該画像処理装置で発生するエラーを検知し、検知したエラーの種別に従って、複数のユニットのうち、動作ログを取得するユニットと、動作ログを取得する順序とを決定し、当該順序に従って動作ログを不揮発性メモリに保存する。これにより、複数のファームウェアを有する画像処理装置であっても、不具合調査に必要な動作ログを、優先的に保存することができる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:画像処理装置、110:コントローラ、111:CPU、112:ROM、113:RAM、114:HDD、115:操作部I/F、116:スキャナI/F、117:プリンタI/F、118:FAXI/F、119:USBI/F、130:操作部、131:CPU、132:ROM、133:RAM、134:UIパネル、140:スキャナ、141:CPU、142:ROM、143:RAM、144:スキャナエンジン、150:プリンタ、151:CPU、152:ROM、153:RAM、154:プリンタエンジン、160:FAX、161:CPU、162:ROM、163:RAM、164:FAXモデム、170:ネットワークI/F、171:CPU、172:ROM、173:RAM、174:LANチップ、180:電源部、181:メインSW、190:USBメモリ
Claims (12)
- それぞれが動作ログを保持する複数のユニットを有する画像処理装置であって、
前記画像処理装置で発生するエラーを検知する検知手段と、
前記検知手段によって検知したエラーの種別を判定する判定手段と、
前記判定手段によって判定された前記エラーの種別に従って、前記複数のユニットのうち、動作ログを取得するユニットと、動作ログを取得する順序とを決定する決定手段と、
前記決定手段によって決定されたユニットと順序とに従って、該決定されたユニットから動作ログを取得して不揮発性メモリに保存する保存手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記複数のユニットには、前記画像処理装置の機能を提供する複数の処理ユニットと、該複数の処理ユニットを制御する制御ユニットとが含まれることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記制御ユニットは、前記検知手段、前記判定手段、前記決定手段、及び前記保存手段を含むことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記エラーの種別は、前記複数の処理ユニット及び前記制御ユニットの何れに関わるエラーであるかを示すことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像処理装置。
- 前記決定手段は、前記エラーに関わるユニットの動作ログを優先的に取得するように前記動作ログを取得するユニットと前記順序とを決定することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
- 前記保存手段は、前記決定手段によって決定されたユニットと順序とに従って、各ユニットから逐次的に又は並列で動作ログを取得して前記不揮発性メモリに保存することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記判定手段は、発生したエラーのエラーコードを用いて、前記エラーの種別を判定することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記検知手段によってエラーが検知されると、該エラーが発生して動作ログを保存中であるため前記画像処理装置の電源を落とさない旨の警告を表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記表示手段は、前記保存手段によって前記不揮発性メモリへの動作ログの保存が終了すると、前記警告の表示を終了することを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
- 前記複数のユニットはそれぞれの動作ログを保持するための揮発性メモリを備えることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の画像処理装置。
- それぞれが動作ログを保持する複数のユニットを有する画像処理装置の制御方法であって、
検知手段が、前記画像処理装置で発生するエラーを検知する検知工程と、
判定手段が、前記検知工程で検知したエラーの種別を判定する判定工程と、
決定手段が、前記判定工程で判定された前記エラーの種別に従って、前記複数のユニットのうち、動作ログを取得するユニットと、動作ログを取得する順序とを決定する決定工程と、
保存手段が、前記決定工程で決定されたユニットと順序とに従って、該決定されたユニットから動作ログを取得して不揮発性メモリに保存する保存工程と
を含むことを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - それぞれが動作ログを保持する複数のユニットを有する画像処理装置の制御方法における各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記制御方法は、
検知手段が、前記画像処理装置で発生するエラーを検知する検知工程と、
判定手段が、前記検知工程で検知したエラーの種別を判定する判定工程と、
決定手段が、前記判定工程で判定された前記エラーの種別に従って、前記複数のユニットのうち、動作ログを取得するユニットと、動作ログを取得する順序とを決定する決定工程と、
保存手段が、前記決定工程で決定されたユニットと順序とに従って、該決定されたユニットから動作ログを取得して不揮発性メモリに保存する保存工程と
を含むことを特徴とするプログラム。
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