JP2019117843A - チップ抵抗器 - Google Patents
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Abstract
【課題】サージ特性に優れると共に周辺機器に対する磁界の悪影響を抑制できる小型のチップ抵抗器を提供する。【解決手段】チップ抵抗器は、絶縁基板1の表面の長手方向両端部に設けられた第1および第2の表電極2,3と、一端部が第2の表電極3に接続する渦巻き形状の第1の抵抗体4と、第1の抵抗体4を覆う第1の保護層5と、絶縁基板1の裏面の長手方向両端部に設けられた第1および第2の裏電極6,7と、一端部が第1の裏電極6に接続する渦巻き形状の第2の抵抗体8と、第2の抵抗体8を覆う第2の保護層9と、第1の抵抗体4と第2の抵抗体8の他端部どうしを接続するスルーホール導体10と、第1の表電極2と第1の裏電極6を橋絡する第1の端面電極11と、第1の表電極2と第1の裏電極6を橋絡する第2の端面電極12とによって構成されている。【選択図】図4
Description
本発明は、サージ特性に優れたチップ抵抗器に関するものである。
チップ抵抗器は、静電気や電源ノイズ等の影響で発生するサージ電圧が印加されると、負荷集中によって抵抗体材料が破壊され、抵抗値が変化し易くなるという課題を有している。このような抵抗値変化は、抵抗体の両端に接続する電極間の距離を長くするほど、電位勾配がなだらかになって改善されることが知られている。しかし、近年、電子機器の小型・高機能化に伴ってチップ抵抗器の小型化が促進されており、それに比例して絶縁基板上における抵抗体の形成領域が狭くなってしまうため、小型サイズで優れたサージ特性を有するチップ抵抗器が要望されている。
このような要望に応える従来技術として、特許文献1に記載されているように、直方体形状の絶縁基板の長手方向両端部に一対の表電極を形成し、これら電極間に3ターン以上蛇行している抵抗体を形成した構成のチップ抵抗器が提案されている。このチップ抵抗器では、電極間に橋架される抵抗体を3ターン以上蛇行している蛇行形状(サーペンタイン)とすることにより、電極間距離を長くして耐サージ特性を高めることができる。
特許文献1に記載されたチップ抵抗器では、抵抗体を3ターン以上蛇行させて長く形成することにより、電極間距離を長くして耐サージ特性を高めることができるが、絶縁基板の表面に占める抵抗体の形成領域には限度があるため、チップサイズによっては良好なサージ特性を得られないことがある。
なお、絶縁基板の表裏両面の形成領域にそれぞれ矩形状の抵抗体を形成したチップ抵抗器が知られており(例えば、特許文献2参照)、このようなチップ抵抗器に特許文献1に記載された技術を適用して、絶縁基板の表面だけでなく裏面にも蛇行形状の抵抗体を形状することが考えられる。しかし、その場合、蛇行形状の2つの抵抗体が電極間に並列接続された構造となり、絶縁基板の裏面に抵抗体を追加しても電極間距離が長くなるわけでないため、サージ特性を向上させることはできない。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、サージ特性に優れた小型のチップ抵抗器を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明のチップ抵抗器は、直方体形状の絶縁基板と、前記絶縁基板の表面における長手方向両端部に設けられた一対の表電極と、前記絶縁基板の裏面における長手方向両端部に設けられた一対の裏電極と、前記絶縁基板の長手方向両端面に設けられ、対応する前記表電極と前記裏電極どうしを導通させる第1の端面電極および第2の端面電極と、前記絶縁基板の表面に設けられ、一端部が前記第1の端面電極に連続する前記表電極に接続されて渦巻き状に延びる第1の抵抗体と、前記絶縁基板の裏面に設けられ、一端部が前記第2の端面電極に連続する前記裏電極に接続されて渦巻き状に延びる第2の抵抗体と、前記絶縁基板を貫通するように設けられ、前記第1の抵抗体と前記第2の抵抗体の他端部どうしを導通させるスルーホール導体と、を備え、前記第1の抵抗体の一端部から他端部に向かう渦巻きの回転方向と、前記第2の抵抗体の一端部から他端部に向かう渦巻きの回転方向とが、平面視で同じに向きに設定されていることを特徴としている。
このように構成されたチップ抵抗器は、絶縁基板の表面と裏面の両方に渦巻き状に延びる抵抗体が形成されており、これら2つの抵抗体がスルーホール導体を介して直列に接続されているため、渦巻き状に形成した2つの抵抗体によって電極間距離が長くなり、その分だけサージ特性を良好にすることができる。しかも、絶縁基板の表面に形成された第1の抵抗体を流れる電流によって発生する磁界の向きと、絶縁基板の裏面に形成された第2の抵抗体を流れる電流によって発生する磁界の向きとが逆になって相殺されるため、チップ抵抗器から漏れる磁界が回路基板上の周辺機器に悪影響を及ぼすことを防止できる。
上記の構成において、第1の抵抗体と第2の抵抗体の他端部どうしがスルーホール導体を介して直接に接続されていても良いが、絶縁基板の表面に第1の抵抗体の他端部と接続する第1の放熱電極が設けられていると共に、絶縁基板の裏面に第2の抵抗体の他端部と接続する第2の放熱電極が設けられており、スルーホール導体の両端部がこれら第1の放熱電極と第2の放熱電極に接続していると、渦巻き状の抵抗体で発生する熱が内側の放熱電極を介して外部に放熱されるため、チップ抵抗器の定格電力を高めることができる。
また、上記の構成において、第1の抵抗体と第2の抵抗体の少なくとも一方が、一端部の近傍にパターン幅を部分的に広くした幅広部を有しており、この幅広部に抵抗値調整用のトリミング溝が形成されていると、第1の抵抗体や第2の抵抗体の抵抗値を調整することができると共に、トリミング溝によって抵抗体の長さを長くすることができる。
本発明のチップ抵抗器は、絶縁基板の表面と裏面に渦巻き状に形成した2つの抵抗体がスルーホール導体を介して直列に接続されているため、電極間距離を長くしてサージ特性を向上させることができると共に、渦巻き形状の2つの抵抗体を流れる電流によって発生する磁界の向きが逆になるため、漏れ磁界が周辺機器に悪影響を及ぼすことを防止できる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1〜図3に示すように、本発明の第1実施形態例に係るチップ抵抗器は、セラミックス等からなる直方体形状の絶縁基板1と、絶縁基板1の表面の長手方向両端部に設けられた第1および第2の表電極2,3と、一端部が第2の表電極3に接続する渦巻き形状の第1の抵抗体4と、第1の抵抗体4を覆う第1の保護層5と、絶縁基板1の裏面の長手方向両端部に設けられた第1および第2の裏電極6,7と、一端部が第1の裏電極6に接続する渦巻き形状の第2の抵抗体8と、第2の抵抗体8を覆う第2の保護層9と、第1の抵抗体4と第2の抵抗体8の他端部どうしを接続するスルーホール導体10と、絶縁基板1の長手方向の一端面に設けられて第1の表電極2と第1の裏電極6を橋絡する第1の端面電極11と、絶縁基板1の長手方向の他端面に設けられて第2の表電極3と第2の裏電極7を橋絡する第2の端面電極12とによって構成されている。
第1の表電極2と第2の表電極3および第1の裏電極6と第2の裏電極7は、いずれもAgペーストをスクリーン印刷して乾燥・焼成させたものであり、第1の表電極2と第1の裏電極6は絶縁基板1の長手方向一端側(図示左側)の対応する位置に形成され、第2の表電極3と第2の裏電極7は絶縁基板1の長手方向他端側(図示右側)の対応する位置に形成されている。
第1の抵抗体4と第2の抵抗体8は、酸化ルテニウム等の抵抗体ペーストをスクリーン印刷して乾燥・焼成させたものであり、後述するように、第1の抵抗体4と第2の抵抗体8を同一方向から平面的に見たとき、2つの抵抗体4,8はスルーホール導体10を中心とする点対称の渦巻き形状に形成されている。
第1の保護層5と第2の保護層9は、ガラスペーストをスクリーン印刷して乾燥・焼成させたものや、エポキシ等の樹脂ペーストをスクリーン印刷して加熱硬化させたものである。第1の保護層5は第1の抵抗体4の全体と第1および第2の表電極2,3の一部を覆うように形成され、第2の保護層9は第2の抵抗体8の全体と第1および第2の裏電極6,7の一部を覆うように形成されている。
スルーホール導体10は、絶縁基板1に設けられた貫通孔にAgペーストやCuペースト等の導電材料を充填して加熱硬化させたものであり、絶縁基板1の表面に形成された第1の抵抗体4と絶縁基板1の裏面に形成された第2の抵抗体8は、このスルーホール導体10を介して直列に接続されている。その際、スルーホール導体10は、絶縁基板1の表面に形成された第1の抵抗体4や絶縁基板1の裏面に形成された第2の抵抗体8と同一材料で形成しても良く、このように第1の抵抗体4や第2の抵抗体8と同一工程で形成すると、スルーホール導体10を効率良く形成することができる。
第1の端面電極11と第2の端面電極12は、絶縁基板1の長手方向端面にNi/Crをスパッタすることにより形成されたものであり、第1の端面電極11によって対応する第1の表電極2と第1の裏電極6が橋絡され、第2の端面電極12によって対応する第2の表電極3と第2の裏電極7が橋絡されている。なお、これら第1および第2の端面電極11,12と、第1の保護層5から露出する第1および第2の表電極2,3と、第2の保護層9から露出する第1および第2の裏電極6,7の表面は、いずれもメッキ層(不図示)で覆われている。
図4は、第1の抵抗体4と第2の抵抗体8の渦巻き形状を同一方向から平面視したときの説明図であり、第1の保護層5は図示省略してある。
図4(a)に示すように、第1の抵抗体4は、絶縁基板1の上方から見ると、第1の表電極2との接続箇所からスルーホール導体10との接続箇所に向かって反時計方向に回るように渦巻き状に形成されている。これに対し、図4(b)に示すように、第2の抵抗体8は、絶縁基板1を透して上方から見ると、第1の裏電極6との接続箇所からスルーホール導体10との接続箇所に向かって反時計方向に回るように渦巻き状に形成されている。
ここで便宜上、第1の抵抗体4のスルーホール導体10を介して対向する2つの平行部分に符号4a,4bを付し、第2の抵抗体8のスルーホール導体10を介して対向する2つの平行部分に符号8a,8bを付すと、第1の抵抗体4の平行部分4aの真下に第2の抵抗体8の平行部分8bが位置し、第1の抵抗体4の平行部分4bの真下に第2の抵抗体8の平行部分8aが位置している。すなわち、第1の抵抗体4と第2の抵抗体8を同一方向から平面的に見ると、これら第1の抵抗体4と第2の抵抗体8は、スルーホール導体10を中心とする点対称の渦巻き形状に形成されている。
このように構成されたチップ抵抗器を図示せぬ回路基板に実装した場合、例えば、図4の矢印方向に電流が流れると、第1の抵抗体4の平行部分4aを流れる電流によって発生する磁界の向きα1と、その真下の第2の抵抗体8の平行部分8bを流れる電流によって発生する磁界の向きβ1は逆になり、第1の抵抗体4の平行部分4bを流れる電流によって発生する磁界の向きβ2と、その真下の第2の抵抗体8の平行部分8aを流れる電流によって発生する磁界の向きα2も逆になる。すなわち、第1の抵抗体4と第2の抵抗体8を同一方向から平面的に見たとき、これら2つの抵抗体4,8がスルーホール導体10を中心とする点対称の渦巻き形状に形成されているため、絶縁基板1の表面側の第1の抵抗体4を流れる電流によって発生する磁界と、絶縁基板1の裏面側の第2の抵抗体8を流れる電流によって発生する磁界とが相殺されることになる。
以上説明したように、第1実施形態例に係るチップ抵抗器では、渦巻き状に延びる第1および第2の抵抗体4,8が絶縁基板1の表裏両面の形成領域に振り分けて形成されており、これら2つの抵抗体4,8がスルーホール導体10を介して直列に接続されているため、渦巻き状に形成した第1および第2の抵抗体4,8によって電極間距離が長くなり、その分だけサージ特性を良好にすることができる。しかも、絶縁基板1の表面に形成された第1の抵抗体4を流れる電流によって発生する磁界の向きと、絶縁基板1の裏面に形成された第2の抵抗体8を流れる電流によって発生する磁界の向きとが逆になって相殺されるため、チップ抵抗器から漏れる磁界が回路基板上の周辺機器に悪影響を及ぼすことを防止できる。
図5は本発明の第2実施形態例に係るチップ抵抗器の平面図、図6は該チップ抵抗器の背面図であり、図1に対応する部分には同一符号を付してある。
この第2実施形態例が前述した第1実施形態例と相違する点は、渦巻き状に延びる第1および第2の抵抗体4,8の巻き数を増やしたことと、絶縁基板1の表面と裏面の中央部に第1および第2の抵抗体4,8の先端部に接続する第1および第2の放熱電極13,14を形成し、これら第1および第2の放熱電極13,14にスルーホール導体10の両端を接続させたことにあり、それ以外の構成は基本的に同じである。
すなわち、第2実施形態例に係るチップ抵抗器では、図5に示すように、絶縁基板1の表面の中央部に矩形状の第1の放熱電極13が形成されており、第1の抵抗体4は第1の放熱電極13を包囲するように渦巻き状に形成されている。第1の放熱電極13は第1の保護層5に形成された開口5a内に露出しており、第1の放熱電極13の下面はスルーホール導体10の上端に重なっている。また、図6に示すように、絶縁基板1の裏面の中央部に矩形状の第2の放熱電極14が形成されており、第2の抵抗体8は第2の放熱電極14を包囲するように渦巻き状に形成されている。第2の放熱電極14は第2の保護層9に形成された開口9a内に露出しており、第2の放熱電極14の上面はスルーホール導体10の下端に重なっている。
なお、第2実施形態例に係るチップ抵抗器においても、第1の抵抗体4と第2の抵抗体8を同一方向から平面的に見たとき、これら2つの抵抗体4,8はスルーホール導体10を中心とする点対称の渦巻き形状に形成されている。また、第1および第2の放熱電極13,14は、Agペーストをスクリーン印刷して乾燥・焼成させたものであり、第1および第2の表電極2,3や第1および第2の裏電極6,7と同一工程で形成すると、第1および第2の放熱電極13,14を効率良く形成することができる。さらに、スルーホール導体10についても、第1および第2の表電極2,3や第1および第2の裏電極6,7や第1および第2の放熱電極13,14と同一工程で形成すると、スルーホール導体10を効率良く形成することができる。
以上説明したように、第2実施形態例に係るチップ抵抗器では、前述した第1実施形態例と同様の作用効果を奏するだけでなく、渦巻き状の第1および第2の抵抗体4,8で発生する熱が、それぞれ内側の第1および第2の放熱電極13,14を介して外部に放熱されるため、チップ抵抗器の放熱性を良好にして定格電力を高めることができる。
図7は本発明の第3実施形態例に係るチップ抵抗器の平面図であり、図1に対応する部分には同一符号を付してある。
この第3実施形態例が前述した第1実施形態例と相違する点は、渦巻き形状にパターン形成された第1の抵抗体4が、第2の表電極3との接続箇所の近傍にパターン幅を部分的に広くした幅広部4Aを有しており、この幅広部4Aに抵抗値調整用のトリミング溝15が形成されていることにあり、それ以外の構成は基本的に同じである。
すなわち、第3実施形態例に係るチップ抵抗器では、図7に示すように、絶縁基板1の表面に幅広部4Aを有する渦巻き形状の第1の抵抗体4を印刷した後、この幅広部4Aに対して絶縁基板1の幅方向からレーザ光を照射してトリミング溝15を形成することにより、第1の抵抗体4の抵抗値を調整するようにしている。なお、図示していないが、第2の抵抗体8にも同様の幅広部とトリミング溝が形成されているため、スルーホール導体10を介して直列に接続された第1および第2の抵抗体4,8の抵抗値を2つのトリミング溝によって高精度に調整することができる。
以上説明したように、第3実施形態例に係るチップ抵抗器では、前述した第1実施形態例と同様の作用効果を奏するだけでなく、第1の抵抗体4や第2の抵抗体8の抵抗値を調整することができると共に、トリミング溝によって第1の抵抗体4と第2の抵抗体8全体の長さが長くなるため、サージ特性をより良好にすることができる。
1 絶縁基板
2 第1の表電極
3 第2の表電極
4 第1の抵抗体
5 第1の保護層
6 第1の裏電極
7 第2の裏電極
8 第2の抵抗体
9 第2の保護層
10 スルーホール導体
11 第1の表電極2
12 第2の端面電極
13 第1の放熱電極
14 第2の放熱電極
15 トリミング溝
2 第1の表電極
3 第2の表電極
4 第1の抵抗体
5 第1の保護層
6 第1の裏電極
7 第2の裏電極
8 第2の抵抗体
9 第2の保護層
10 スルーホール導体
11 第1の表電極2
12 第2の端面電極
13 第1の放熱電極
14 第2の放熱電極
15 トリミング溝
Claims (3)
- 直方体形状の絶縁基板と、
前記絶縁基板の表面における長手方向両端部に設けられた一対の表電極と、
前記絶縁基板の裏面における長手方向両端部に設けられた一対の裏電極と、
前記絶縁基板の長手方向両端面に設けられ、対応する前記表電極と前記裏電極どうしを導通させる第1の端面電極および第2の端面電極と、
前記絶縁基板の表面に設けられ、一端部が前記第1の端面電極に連続する前記表電極に接続されて渦巻き状に延びる第1の抵抗体と、
前記絶縁基板の裏面に設けられ、一端部が前記第2の端面電極に連続する前記裏電極に接続されて渦巻き状に延びる第2の抵抗体と、
前記絶縁基板を貫通するように設けられ、前記第1の抵抗体と前記第2の抵抗体の他端部どうしを導通させるスルーホール導体と、
を備え、前記第1の抵抗体の一端部から他端部に向かう渦巻きの回転方向と、前記第2の抵抗体の一端部から他端部に向かう渦巻きの回転方向とが、平面視で同じ向きに設定されていることを特徴とするチップ抵抗器。 - 請求項1の記載において、前記絶縁基板の表面に前記第1の抵抗体の他端部と接続する第1の放熱電極が設けられていると共に、前記絶縁基板の裏面に前記第2の抵抗体の他端部と接続する第2の放熱電極が設けられており、前記スルーホール導体の両端部は前記第1の放熱電極と前記第2の放熱電極に接続していることを特徴とするチップ抵抗器。
- 請求項1または2の記載において、前記第1の抵抗体と前記第2の抵抗体の少なくとも一方が、一端部の近傍にパターン幅を部分的に広くした幅広部を有しており、前記幅広部に抵抗値調整用のトリミング溝が形成されていることを特徴とするチップ抵抗器。
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JP2017250081A JP2019117843A (ja) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | チップ抵抗器 |
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2018
- 2018-10-17 WO PCT/JP2018/038722 patent/WO2019130744A1/ja active Application Filing
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