JP2019117351A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録材の特性を適切に判別できる、画像形成装置を提供する。【解決手段】両面印刷時には、画像形成部21を通過した記録材Sは、分岐点D1で第1搬送経路71から第2搬送経路72に進入して、第2搬送経路72を合流点J1に向けて搬送され、合流点J1で第1搬送経路71に送り込まれる。合流点J1と第2位置P2との間の位置P3には、記録材Sの表面性を検出する表面性センサ81が配置されている。また、搬送ローラ51に対向し、記録材Sの第2面側と接触する位置には、搬送対向ローラ52が設けられている。したがって、搬送対向ローラ52と第1搬送経路71を挟んだ反対側に配置されている表面性センサ81は、その第2搬送経路72から第1搬送経路71に進入する記録材Sの第2面に対向する。第2搬送経路72の第4位置P4には、記録材Sの第2面から紙粉などの異物を除去する異物除去ローラ57が配置されている。【選択図】図1
Description
本発明は、プリンタなどの画像形成装置に関する。
従来、給送カセットから摩擦抵抗を付与する分離部によって分離された用紙などの記録材の表面の特性(表面性)を検出するためのセンサや、記録材の坪量を検出するためのセンサなど、記録材の特性を判別するためのセンサを設けた画像形成装置がある(たとえば、特許文献1参照)。この画像形成装置では、センサを分離部の下流に設け、制御部がそのセンサの情報から記録材の種類を判別して転写電圧や転写時の搬送速度などの転写条件や定着温度や定着時の搬送速度などの定着条件を調整することにより様々な特性の記録材に適した画像形成を行うことができる。
また、特許文献1の画像形成装置には、両面印刷を行うために給送カセットから画像(トナー像)の転写位置を経由して排出トレイに向けて延びる第1搬送路と、転写位置と排出トレイとの間の分岐点で第1搬送路から分岐し給送カセットと転写位置との間の合流点で第1搬送路に合流する第2搬送路とが設けられている。両面印刷時には、記録材の一方面に画像が転写された後、その記録材が排出トレイからスイッチバックされて第2搬送路を搬送される。第2搬送路を搬送される記録材は、第2搬送路から第1搬送路に送り込まれ、記録材の他方面に画像が転写された後、その記録材が第1搬送路から排出トレイに排出される。
一般的に給送カセットから給送される記録材は、分離部によって摩擦抵抗を受けるため記録材に紙粉などの異物が付着しやすい。この場合、紙粉などの異物の影響を受けてセンサが誤検知してしまい、記録材の特性を適切に判別できない可能性がある。
本発明の目的は、記録材の特性を適切に判別できる、画像形成装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、搬送方向に記録材が搬送される第1搬送経路と、第1搬送経路の第1位置に配置され、記録材の一方面側から接触して搬送方向に記録材を搬送する給送ローラと、給送ローラに対向する位置に配置され、記録材の他方面側から接触する分離部と、第1搬送経路における第1位置よりも搬送方向下流側の第2位置に配置され、給送ローラから搬送される記録材の一方面に画像を形成する画像形成部と、第1搬送経路における第2位置よりも搬送方向下流の第1搬送経路に配置される分岐点に一端が接続され、他端が画像形成部よりも搬送方向上流の第1搬送経路に配置される合流点に接続された第2搬送経路と、第1搬送経路における合流点と第2位置との間の第3位置に配置され、給送ローラから搬送される記録材の一方面の特性および第2搬送経路から第1搬送経路に搬送される記録材の他方面の特性を検出する検出部と、第2搬送経路における第4位置に配置され、記録材の他方面に付着した異物を除去する異物除去部と、を備え、検出部、分離部および異物除去部は、搬送方向および記録材の厚さ方向の両方と直交する幅方向において、互いに位置が重なる範囲に配置される。
本発明の構成によれば、第2搬送経路の第4位置において、記録材の他方面に対向する位置には、記録材から紙粉などの異物を除去する異物除去部が配置されている。これにより検出部は、第2搬送経路から第1搬送経路に進入する記録材の他方面に異物が付着していない状態で、その記録材の特性を検出することができる。
本発明によれば、記録材の特性を適切に判別することができる。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<レーザプリンタの構成>
図1に示されるレーザプリンタ1は、カラーのレーザプリンタである。レーザプリンタ1は、略直方体形状の筐体11を備えている。筐体11の底部には、給紙トレイ12が一側方に引き出し可能に装着されている。
図1に示されるレーザプリンタ1は、カラーのレーザプリンタである。レーザプリンタ1は、略直方体形状の筐体11を備えている。筐体11の底部には、給紙トレイ12が一側方に引き出し可能に装着されている。
なお、以下の説明で使用するため、筐体11から給紙トレイ12が引き出される側をレーザプリンタ1の「前側」と規定し、その反対側を「後側」と規定する。そして、レーザプリンタ1を「前側」から見た状態を基準に、レーザプリンタ1の「上側」、「下側」、「左側」および「右側」を規定する。図1には、その規定に従った上下および前後の方向が矢印で示されている。
筐体11の上面には、後側ほど下方に沈む底面を有する凹部が排紙トレイ13として形成されている。排紙トレイ13は、複数枚の記録材Sを積み重なった状態で支持することができる。
給紙トレイ12の後端部の上側には、給紙ローラ14が配置されている。給紙ローラ14は、左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられている。給紙トレイ12が筐体11に装着された状態で、給紙ローラ14の周面は、給紙トレイ12に収容された最上位の記録材Sに接触する。
給紙トレイ12および給紙ローラ14の上方には、画像形成部21が設けられている。画像形成部21は、中間転写ベルト22、4組のプロセス部23、4つの露光器24、2次転写ローラ25および定着器26を含む。
中間転写ベルト22は、3つのローラ31,32,33に巻回された無端状のベルトである。2つのローラ31,32は、前後方向に間隔を空けて、その周面の上端が同じ高さに位置するよう配置されている。残りの1つのローラ33は、後側のローラ32の前下方に配置されている。これにより、中間転写ベルト22は、2つのローラ31,32の各周面の上端間において、前後方向および左右方向に延びる平面状部分34を有している。
4組のプロセス部23は、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各色用として設けられている。各プロセス部23は、感光体ドラム35、帯電器36、現像器37および1次転写ローラ38を含む。
感光体ドラム35は、中間転写ベルト22の平面状部分34の上側に配置され、左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられている。感光体ドラム35の周面は、中間転写ベルト22の平面状部分34に接触している。
帯電器36は、感光体ドラム35の後上側に配置されている。帯電器36は、たとえば、左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられる帯電ローラである。
現像器37は、感光体ドラム35の前上側に配置されている。現像器37は、トナーを収容する現像筐体41および現像筐体41に保持される現像ローラ42などを備えている。現像ローラ42は、左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられている。現像ローラ42の周面は、感光体ドラム35の周面に接触している。
1次転写ローラ38は、中間転写ベルト22の平面状部分34の下側に配置されている。1次転写ローラ38は、左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられ、その周面が感光体ドラム35との間に中間転写ベルト22を挟んで中間転写ベルト22に接触している。
露光器24は、各プロセス部23に対応づけて設けられ、その対応するプロセス部23の上方に配置されている。露光器24は、レーザおよびポリゴンミラーなどの光学系を備え、画像データに基づくレーザビームを出射する。露光器24から出射されるレーザビームは、図1に破線で示されるように、対応するプロセス部23の帯電器36と現像器37との間を通して感光体ドラム35の周面に照射される。
2次転写ローラ25は、中間転写ベルト22が巻回された後側のローラ32にその後側から対向する位置に配置されている。2次転写ローラ25は、左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられ、その周面がローラ32との間に中間転写ベルト22を挟んで中間転写ベルト22に接触している。
定着器26は、中間転写ベルト22を挟むローラ32および2次転写ローラ25の上側の位置に配置されている。定着器26は、熱ローラ43および圧ローラ44を備えている。熱ローラ43は、左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられている。圧ローラ44は、熱ローラ43の後側に配置され、左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられている。圧ローラ44の周面は、熱ローラ43の周面に接触している。
レーザプリンタ1は、筐体11内に、フィードローラ48、リタードローラ49(分離部)、搬送ローラ51、搬送対向ローラ52、搬送ローラ対53、排紙ローラ対54、反転ローラ対55、ピンチローラ56および異物除去ローラ57をさらに備えている。
フィードローラ48は、給紙ローラ14の後側に配置され、左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられている。リタードローラ49は、フィードローラ48の後下側に配置され、左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられている。リタードローラ49の周面は、フィードローラ48の周面に接触している。
搬送ローラ51は、中間転写ベルト22が巻き掛けられている後側のローラ32の下側に離間した位置に配置され、左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられている。
搬送対向ローラ52は、搬送ローラ51の後下側に配置され、左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられている。搬送対向ローラ52の周面は、搬送ローラ51の周面に接触している。
搬送ローラ対53は、定着器26の上側の位置に配置されている。搬送ローラ対53は、左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられた駆動ローラおよび従動ローラの対である。駆動ローラの周面と従動ローラの周面とは、互いに接触している。
筐体11の後方には、記録材Sを排紙トレイ13に排出する排紙口62が形成されている。排紙ローラ対54は、排紙口62の後側に配置されている。排紙ローラ対54は、左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられた駆動ローラおよび従動ローラの組である。駆動ローラおよび従動ローラは、各周面が互いに接触している。
反転ローラ対55、異物除去ローラ57およびピンチローラ56は、筐体11内の後端部に配置されている。反転ローラ対55は、左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられた駆動ローラおよび従動ローラの対である。駆動ローラの周面と従動ローラの周面とは、互いに接触している。
異物除去ローラ57およびピンチローラ56は、反転ローラ対55よりも下側に配置されている。異物除去ローラ57は、ピンチローラ56の後側に配置され、左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられている。異物除去ローラ57の周面は、ピンチローラ56の周面と接触している。たとえば、異物除去ローラ57の左右方向の中央位置は、搬送対向ローラ52の左右方向の中央位置と同じ位置であり、異物除去ローラ57の左右方向の幅は、搬送対向ローラ52の左右方向の幅よりも大きい。また、異物除去ローラ57は、少なくとも周面が帯電しやすい材料、たとえば、フッ素樹脂からなる。
異物除去ローラ57の後上側には、異物ボックス63が設けられている。異物ボックス63内には、掻き取り部材64が備えられており、掻き取り部材64は、異物除去ローラ57の周面に後上側から接触している。掻き取り部材64は、ウレタンフォームなど、異物除去ローラ57の周面を帯電させやすい材料からなる。
また、中間転写ベルト22の平面状部分34の後端部上には、中間転写ベルト22の表面に残留しているトナーなどの異物を除去するためのベルトクリーナ65が設けられている。
そして、筐体11内には、第1搬送経路71および第2搬送経路72が設けられている。第1搬送経路71は、給紙ローラ14の周面の下端の位置から後下側に湾曲しつつ前上側に延び、搬送ローラ対53の間を経由した後、上側に直線状に延び、中間転写ベルト22と2次転写ローラ25との間および定着器26の熱ローラ43と圧ローラ44との間を経由している。そして、第1搬送経路71は、定着器26から上前側に延び、排紙ローラ対54の間を経由して排紙口62に達している。
給紙ローラ14の回転により、給紙ローラ14の周面と接触している最上位の記録材Sが給紙トレイ12上から第1搬送経路71に送り出される。第1搬送経路71に送り出された記録材Sは、フードローラ48とリタードローラ49との間を通過することにより1枚ずつに分離されて、第1搬送経路71を中間転写ベルト22と2次転写ローラ25との間に向けて搬送される。そして、記録材Sは、中間転写ベルト22と2次転写ローラ25との間を通過し、さらに定着器26の熱ローラ43と圧ローラ44との間を通過する。
したがって、給紙ローラ14は、第1搬送経路71の第1位置P1に配置され、画像形成部21は、第1搬送経路71における第1位置P1よりも搬送方向下流側の第2位置P2に配置されていると言える。なお、第2位置P2は、ローラ32と転写ローラ25との間に位置している。
第2搬送経路72は、搬送ローラ対53と排紙ローラ対54との間の分岐点D1で第1搬送経路71から分岐して、第1搬送経路71の後側を下側に延び、反転ローラ対55の間およびピンチローラ56と異物除去ローラ57と間をこの順に経由している。そして、第2搬送経路72は、下側に湾曲しつつ前側に延び、給紙ローラ14の位置である第1位置P1と搬送ローラ51及び搬送対向ローラ52との間の合流点J1で第1搬送経路71に合流している。
第1搬送経路71における合流点J1と第2位置P2との間の第3位置P3には、第1搬送経路71を搬送される記録材Sの表面の特性である表面性を検出する表面性センサ81(検出部、第1センサの一例)が配置されている。また、第3位置P3には、記録材Sの坪量を検出する坪量センサ82(第2センサの一例)が配置されている。なお、表面性センサ81と坪量センサ82とは、左右方向の位置が互いに異なり、少なくとも表面性センサ81は、異物除去ローラ57の幅方向領域内に配置されている。また、リタードローラ49も異物除去ローラ57の幅方向領域内に配置されている。そして、表面センサ81とリタードローラ49は、互いに幅方向に重なる位置に配置されている。
表面性センサ81は、図2に示されるように、光源内蔵型のラインセンサからなる。具体的には、表面性センサ81は、ハウジング91内にLED(Light Emitting Diode)アレイ92、ロッドレンズアレイ93およびCMOS(Complementary MOS)アレイ94を備える構成のラインセンサである。第1搬送経路71を搬送される記録材Sの表面を表面性センサ81によって読み取ることができるので、表面性センサ81の出力信号から記録材Sの表面性を検出することができる。
坪量センサ82は、図3に示されるように、超音波センサからなり、超音波を発振する超音波発振部95と、超音波を受信する超音波受信部96とを備えている。超音波発振部95および超音波受信部96は、圧電素子(ピエゾ素子)を備えている。超音波発振部95の圧電素子にパルス電圧が印加されると、圧電素子が発振して、超音波発振部95から超音波が出力される。超音波発振部95と超音波受信部96との間に記録材Sが存在している場合、超音波によって記録材Sが振動し、この記録材Sの振動が超音波受信部96で電気信号に変換される。超音波による記録材Sの振動は、記録材Sの坪量に応じた振幅となるので、超音波受信部96の出力信号(電圧)から記録材Sの坪量を検出することができる。
<印刷処理>
印刷時には、給紙ローラ14の回転により、給紙トレイ12上から第1搬送経路71に記録材Sが送り出される。そして、前述したように、第1搬送経路71に送り出された記録材Sは、フィードローラ48とリタードローラ49との間を通過することにより1枚ずつに分離されて、第1搬送経路71を中間転写ベルト22と2次転写ローラ25との間に向けて搬送される。
印刷時には、給紙ローラ14の回転により、給紙トレイ12上から第1搬送経路71に記録材Sが送り出される。そして、前述したように、第1搬送経路71に送り出された記録材Sは、フィードローラ48とリタードローラ49との間を通過することにより1枚ずつに分離されて、第1搬送経路71を中間転写ベルト22と2次転写ローラ25との間に向けて搬送される。
記録材Sの先端が第3位置P3に到達するタイミングで、表面性センサ81による記録材Sの第1面の表面性の検出および坪量センサ82による坪量の検出が開始される。
記録材Sの坪量および第1面の表面性の検出が完了すると、それらの検出結果に応じた画像形成条件が設定されて、画像形成部21による画像形成動作が行われる。画像形成動作では、各プロセス部23において、感光体ドラム35が一定速度で回転される。感光体ドラム35の回転に伴って、感光体ドラム35の表面は、帯電器36からの放電により一様に帯電された後、露光器24からのレーザビームにより選択的に露光される。この露光によって、感光体ドラム35の表面から電荷が選択的に除去され、感光体ドラム35の表面に静電潜像が形成される。静電潜像は、現像ローラ42からのトナーの供給により、トナー像に現像される。
各感光体ドラム35の表面に形成されたトナー像は、1次転写ローラ38に転写バイアスが印加されることより、順に色重ねされて中間転写ベルト22に転写される。これにより、中間転写ベルト22には、各色のトナー像の重ね合わせによるカラートナー像が形成される、カラートナー像の形成と記録材Sの給送とは、同期をとって行われ、中間転写ベルト22と2次転写ローラ25との間を記録材Sが通過するときに、2次転写ローラ25への転写バイアスの印加により、中間転写ベルト22から記録材Sの第1面にカラートナー像が転写される。
トナー像が転写された記録材Sは、第1搬送経路71を後側にさらに進行して、定着器26に進入する。定着器26では、記録材Sが熱ローラ43と圧ローラ44との間を通過する。その際、加熱および加圧により、トナー像が記録材Sに定着される。これにより、記録材Sへの画像の形成が達成される。こうして第1面に画像が形成された記録材Sは、第1搬送経路71をさらに搬送される。
片面印刷の場合には、第1搬送経路71を搬送される記録材Sは、排紙ローラ対54から搬送力を受けて、排紙トレイ13上に排出される。
両面印刷の場合には、記録材Sの後端部(搬送方向上流側の端部)が排紙ローラ対54に挟持される状態になるまで、記録材Sの搬送が進むと、排紙ローラ対54の回転方向が逆転される。これにより、記録材Sは、排紙トレイ13上に排出されずに、第2搬送経路72に進入する。
第2搬送経路72に進入した記録材Sは、反転ローラ対55による搬送力を順に受けて、第2搬送経路72を下側に向けて進行し、ピンチローラ56と異物除去ローラ57との間を通過する。
異物除去ローラ57の周面に掻き取り部材64が接触しているので、異物除去ローラ57の回転に伴い、異物除去ローラ57の周面が摩擦帯電する。そのため、ピンチローラ56と異物除去ローラ57との間の第4位置P4を記録材Sが通過する際に、記録材Sの第1面と反対側の第2面に付着している紙粉などの異物が異物除去ローラ57の周面に掻き取られ、さらにその掻き取られた異物が異物除去ローラ57の周面に静電吸着する。これにより、記録材Sの第2面にリタードローラ49との摩擦により生じた紙粉を除去することができる。異物除去ローラ57に吸着した異物は、異物除去ローラ57の回転により掻き取り部材64と対向したときに、掻き取り部材64に掻き取られて、異物ボックス63内に溜められる。
ピンチローラ56と異物除去ローラ57との間を通過した記録材Sは、合流点J1から第1搬送経路71に進入する。これにより、記録材Sは、第1面への画像形成時と表裏が反転されて、第2面を前側に向けて、第1搬送経路71を搬送される。
記録材Sの先端が第3位置P3に到達すると、表面性センサ81による記録材Sの第2面の表面性が検出される。このとき、坪量センサ82による記録材Sの坪量の検出は行われない。第2面の表面性の検出が完了すると、その表面性に応じた画像形成条件が設定される。
その後、画像形成部21による画像形成動作が行われて、第1面の印刷のときと同様に、記録材Sの第2面に画像が形成(印刷)される。記録材Sの第2面への画像の形成が完了した後は、排紙ローラ対54の回転が反転されずに、その両面への画像形成済みの記録材Sが排紙トレイ13上に排出される。
<搬送ユニットの着脱>
両面印刷が繰り返されることにより、異物ボックス63内に、紙粉などの異物が溜まっていく。そのため、レーザプリンタ1には、異物ボックス63内に多量の異物が溜まった場合に、その溜まった異物を異物ボックス63から除去可能、または、多量の異物が溜まった異物ボックス63と異物が溜まっていない異物ボックス63とを交換可能な構成が採用されている。
両面印刷が繰り返されることにより、異物ボックス63内に、紙粉などの異物が溜まっていく。そのため、レーザプリンタ1には、異物ボックス63内に多量の異物が溜まった場合に、その溜まった異物を異物ボックス63から除去可能、または、多量の異物が溜まった異物ボックス63と異物が溜まっていない異物ボックス63とを交換可能な構成が採用されている。
具体的には、レーザプリンタ1では、図1および図4に示されるように、ユニットフレーム101が筐体11に装着された装着位置(図1に示される位置)とその装着位置から後側に引き出されて筐体11から離脱された離脱位置(図4に示される位置)とに変位可能に設けられている。そして、異物ボックス63がユニットフレーム101に保持されている。異物ボックス63のほか、2次転写ローラ25、反転ローラ対55、ピンチローラ56、異物除去ローラ57および坪量センサ82の超音波発振部95がユニットフレーム101に保持されることにより、これらが搬送ユニット102としてユニット化されている。
ユニットフレーム101が装着位置に位置する状態では、筐体11内に第2搬送経路72が形成される。一方、ユニットフレーム101が離脱位置に位置する状態では、第2搬送経路72がその途中部分で断ち切られる。また、ユニットフレーム101が離脱位置に位置する状態では、たとえば、図4に太矢印で示されるように、ユニットフレーム101の外部からメンテナンス作業者の手などを異物ボックス63にアクセスさせることができる。
<作用効果>
以上のように、第2搬送経路72の一端が画像形成部21の搬送方向下流側の分岐点D1で接続され、その他端が画像形成部21の搬送方向上流側の合流点J1で接続されている。これにより、第1搬送経路71を搬送される記録材Sが画像形成部21を通過することにより、その記録材Sの第1面に画像が形成される。記録材Sの第1面のみに画像が形成(印刷)される片面印刷時には、画像形成部21を通過した記録材Sが第1搬送経路71をそのまま搬送されて排出される。記録材Sの両面に画像が形成される両面印刷時には、画像形成部21を通過した記録材Sは、分岐点D1で第1搬送経路71から第2搬送経路72に進入して、第2搬送経路72を合流点J1に向けて搬送される。第2搬送経路72を搬送される記録材Sは、合流点J1で第2搬送経路72から第1搬送経路71に送り込まれて、片面印刷時と表裏が反転された状態で画像形成部21を通過する。これにより、記録材Sの第2面に画像が形成される。その後、記録材Sは、第1搬送経路71を搬送されて排出される。
以上のように、第2搬送経路72の一端が画像形成部21の搬送方向下流側の分岐点D1で接続され、その他端が画像形成部21の搬送方向上流側の合流点J1で接続されている。これにより、第1搬送経路71を搬送される記録材Sが画像形成部21を通過することにより、その記録材Sの第1面に画像が形成される。記録材Sの第1面のみに画像が形成(印刷)される片面印刷時には、画像形成部21を通過した記録材Sが第1搬送経路71をそのまま搬送されて排出される。記録材Sの両面に画像が形成される両面印刷時には、画像形成部21を通過した記録材Sは、分岐点D1で第1搬送経路71から第2搬送経路72に進入して、第2搬送経路72を合流点J1に向けて搬送される。第2搬送経路72を搬送される記録材Sは、合流点J1で第2搬送経路72から第1搬送経路71に送り込まれて、片面印刷時と表裏が反転された状態で画像形成部21を通過する。これにより、記録材Sの第2面に画像が形成される。その後、記録材Sは、第1搬送経路71を搬送されて排出される。
合流点J1と第2位置P2との間の第3位置P3には、記録材Sの表面性を検出する表面性センサ81が配置されている。また、フィードローラ48に対向し、記録材Sの第2面側と接触する位置には、リタードローラ49が設けられている。したがって、リタードローラ49と第1搬送経路71を挟んだ反対側に配置されている表面性センサ81は、その第2搬送経路72から第1搬送経路71に進入する記録材Sの第2面に対向する。そして、第2搬送経路72の第4位置P4には、記録材Sの第2面に対向して、記録材Sから紙粉などの異物を除去する異物除去ローラ57が配置されている。これにより表面性センサ81は、第2搬送経路72から第1搬送経路71に進入する記録材Sの第2面に異物が付着していない状態で、その記録材Sの表面性(表面の特性)を検出することができる。よって、記録材Sの特性を適切に判別することができる。
異物除去ローラ57は、第2搬送経路72を搬送される記録材Sの第2面が最後に接触する。そのため、記録材Sの第2面に異物が付着していない状態で、その記録材Sを第2搬送経路72から第1搬送経路71に送り込むことができる。
<搬送ユニットの他の構成>
図4に示される搬送ユニット102の構成に代えて、図5に示される搬送ユニット111の構成が採用されてもよい。
図4に示される搬送ユニット102の構成に代えて、図5に示される搬送ユニット111の構成が採用されてもよい。
図5に示される搬送ユニット111は、ユニットフレーム112を備えている。ユニットフレーム112は、その下端部を支点として、筐体11の背面(後面)113に沿って上下に延び、筐体11内に第2搬送経路72を形成する閉位置と、筐体11の後側に傾倒して、筐体11から後上側に延出する開位置とに回動変位可能に設けられている。ユニットフレーム112には、異物ボックス63とともに、反転ローラ対55を構成する後側のローラおよび異物除去ローラ57が保持されている。
この構成によれば、ユニットフレーム112が開位置に展開されると、異物ボックス63が筐体11の外部に露出するので、メンテナンス作業者の手などを異物ボックス63に容易にアクセスさせることができる。その結果、メンテナンス作業者が異物ボックス63から異物を回収する作業または異物が溜まった異物ボックス63を新品と交換する作業を楽に行うことができる。
なお、ユニットフレーム112が筐体11に対して着脱可能に構成されてもよい。
<背面カバー>
また、図6に示されるように、筐体11の背面113に、少なくとも異物ボックス63を筐体11外に露出させることができる背面開口121が形成されて、その背面開口121を開閉する背面カバー122(カバーの一例)が設けられてもよい。背面カバー122は、その上端、下端、左端または右端に沿って延びる軸を支点に回動可能に設けられてもよいし、筐体11に対して着脱可能に設けられてもよい。背面カバー122は、背面開口121を閉じる閉位置に位置する状態で筐体11の外観の一部を形成し、背面開口121を開放する開位置に位置する状態で筐体11内を露出させる。
また、図6に示されるように、筐体11の背面113に、少なくとも異物ボックス63を筐体11外に露出させることができる背面開口121が形成されて、その背面開口121を開閉する背面カバー122(カバーの一例)が設けられてもよい。背面カバー122は、その上端、下端、左端または右端に沿って延びる軸を支点に回動可能に設けられてもよいし、筐体11に対して着脱可能に設けられてもよい。背面カバー122は、背面開口121を閉じる閉位置に位置する状態で筐体11の外観の一部を形成し、背面開口121を開放する開位置に位置する状態で筐体11内を露出させる。
この構成によっても、メンテナンス作業者の手などを筐体11の外部から異物ボックス63にアクセスさせることができ、メンテナンス作業者が異物ボックス63から異物を回収する作業または異物が溜まった異物ボックス63を新品と交換する作業を楽に行うことができる。
また、異物ボックス63から異物を回収する構成では、異物ボックス63に異物を取り出すための小窓が設けられてもよい。
<手差しトレイ>
筐体11の背面113に、図7に示されるように、手差しトレイ131が設けられてもよい。手差しトレイ131が設けられる構成では、筐体11の背面113に、筐体11の内外を連通する手差し給紙口132が形成される。手差しトレイ131は、手差し給紙口132の下端から後上側に直線状に延びている。
筐体11の背面113に、図7に示されるように、手差しトレイ131が設けられてもよい。手差しトレイ131が設けられる構成では、筐体11の背面113に、筐体11の内外を連通する手差し給紙口132が形成される。手差しトレイ131は、手差し給紙口132の下端から後上側に直線状に延びている。
そして、筐体11内には、第3搬送経路133が設けられている。第3搬送経路133は、手差しトレイ131の下端部から前下側に延び、第2合流点J2で第2搬送経路72に合流している。
手差しトレイ131上から手差し給紙口132に記録材Sが差し込まれることにより、その記録材Sが第3搬送経路133を経由して第2合流点J2から第2搬送経路72に進入し、その後、記録材Sが第1搬送経路71を搬送される。
ピンチローラ56および異物除去ローラ57は、第2搬送経路72が下側に湾曲している部分、つまり第1搬送経路71と第2搬送経路72との合流点J1と第2搬送経路72と第3搬送経路133との第2合流点J2との間の位置に配置されている。
そのため、異物除去ローラ57により、手差しトレイ131上から手差し給紙口132に差し込まれる記録材Sの画像が形成される面から紙粉などの異物を除去することができる。
<シャッタ>
レーザプリンタ1では、図8および図9に示される構成が採用されてもよい。図8および図9に示される構成では、異物ボックス63のほか、2次転写ローラ25、ピンチローラ56、異物除去ローラ57および坪量センサ82の超音波発振部95がユニットフレーム141に保持されることにより、これらが搬送ユニット142としてユニット化されている。
レーザプリンタ1では、図8および図9に示される構成が採用されてもよい。図8および図9に示される構成では、異物ボックス63のほか、2次転写ローラ25、ピンチローラ56、異物除去ローラ57および坪量センサ82の超音波発振部95がユニットフレーム141に保持されることにより、これらが搬送ユニット142としてユニット化されている。
ユニットフレーム141は、その後下端部を支点として、筐体11の背面113に沿って上下に延び、筐体11内に第2搬送経路72を形成する閉位置と、筐体11の後側に傾倒して、筐体11から後上側に延出する開位置とに回動変位可能に設けられている。
そして、ユニットフレーム141の回動に伴って、その回動の支点を中心に回動する第1ギヤ143が設けられている。第1ギヤ143には、第2ギヤ144が噛合し、第2ギヤ144には、第3ギヤ145が噛合している。
また、第3ギヤ145の前側には、側面視円弧状のシャッタ146が設けられている。シャッタ146の外側の円弧面には、ギヤ歯が形成されており、そのギヤ歯が第3ギヤ145のギヤ歯と噛合している。
ユニットフレーム141が閉位置に位置する状態では、図8に示されるように、シャッタ146が第1搬送経路71の前側に退避している。ユニットフレーム141が閉位置から開位置に変位されると、その変位に伴って、第1ギヤ143の回動する。第1ギヤ143の回動は、第2ギヤ144を介して第3ギヤ145に伝達され、第3ギヤ145が第1ギヤ143と同方向に回動する。第3ギヤ145の回動による動力がシャッタ146のギヤ歯に入力されて、シャッタ146が上側に変位し、図9に示されるように、表面性センサ81に対して後側からシャッタ146が対向する。
シャッタ146が設けられていない場合、ユニットフレーム141が開位置に位置する状態では、表面性センサ81が露出し、ユーザなどが表面性センサ81に手で触れることが可能である。ユニットフレーム141が開位置に位置するときに、シャッタ146が表面性センサ81に対して後側から対向することにより、ユーザなどが表面性センサ81に手で触れることを抑制できる。その結果、表面性センサ81が触られることによる故障の発生などを抑制できる。
<変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
前述の実施形態において、記録材Sの2面目は、表面性センサ81による記録材Sの第2面の表面性が検出され、坪量センサ82による記録材Sの坪量の検出は行われないが、本発明はこれに限らず、表面性センサ81および坪量センサ82の両方が検出されても良い。この場合、リタードローラ**および異物除去ローラ57は、坪量センサ82と幅方向において互いに重なっていても良いし、表面性センサ81と幅方向において互いに重なっていても良い。また、リタードローラ**および異物除去ローラは、坪量センサ82および表面性センサ81の両方のセンサと幅方向において重なっていても良い。
前述の実施形態において、異物除去ローラ57は第2搬送経路72の最下流に位置していたが、本発明はこれに限らず、例えば反転ローラ対55が異物除去ローラであってもよい。また、第2搬送経路72であれば、他の位置であっても良い。
たとえば、前述の実施形態では、画像形成装置の一例として、レーザプリンタ1を取り上げたが、画像形成装置は、インクジェット方式で記録材Sに画像を形成するインクジェットプリンタであってもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:レーザプリンタ
11:筐体
21:画像形成部
51:分離ローラ
52:リタードローラ
57:異物除去ローラ
63:異物ボックス
71:第1搬送経路
72:第2搬送経路
81:表面性センサ
82:坪量センサ
102,111,142:搬送ユニット
122:背面カバー
133:第3搬送経路
D1:分岐点
J1:合流点
J2:第2合流点
P1:第1位置
P2:第2位置
P3:第3位置
P4:第4位置
S:記録材
11:筐体
21:画像形成部
51:分離ローラ
52:リタードローラ
57:異物除去ローラ
63:異物ボックス
71:第1搬送経路
72:第2搬送経路
81:表面性センサ
82:坪量センサ
102,111,142:搬送ユニット
122:背面カバー
133:第3搬送経路
D1:分岐点
J1:合流点
J2:第2合流点
P1:第1位置
P2:第2位置
P3:第3位置
P4:第4位置
S:記録材
Claims (7)
- 搬送方向に記録材が搬送される第1搬送経路と、
前記第1搬送経路の第1位置に配置され、前記記録材の一方面側から接触して前記搬送方向に前記記録材を搬送する給送ローラと、
前記給送ローラに対向する位置に配置され、前記記録材の他方面側から接触する分離部と、
前記第1搬送経路における前記第1位置よりも前記搬送方向下流側の第2位置に配置され、前記給送ローラから搬送される前記記録材の一方面に画像を形成する画像形成部と、
前記第1搬送経路における前記第2位置よりも前記搬送方向下流の前記第1搬送経路に配置される分岐点に一端が接続され、他端が前記画像形成部よりも前記搬送方向上流の前記第1搬送経路に配置される合流点に接続された第2搬送経路と、
前記第1搬送経路における前記合流点と前記第2位置との間の第3位置に配置され、前記給送ローラから搬送される前記記録材の一方面の特性および前記第2搬送経路から前記第1搬送経路に搬送される前記記録材の他方面の特性を検出する検出部と、
前記第2搬送経路における第4位置に配置され、前記記録材の他方面に付着した異物を除去する異物除去部と、を備え、
前記検出部、前記分離部および前記異物除去部は、前記搬送方向および前記記録材の厚さ方向の両方と直交する幅方向において、互いに位置が重なる範囲に配置される、画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記異物除去部は、前記第2搬送経路を搬送される記録材が最後に接触するローラである、画像形成装置。 - 請求項1または2に記載の画像形成装置であって、
第2搬送経路上の第2合流点に接続された第3搬送経路を有しており、
前記異物除去部は、前記第2搬送経路における前記第2合流点と前記合流点との間の位置に配置されている、画像形成装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記検出部は、
前記記録材の表面性を検出する第1センサと、
前記記録材の坪量を検出する第2センサと、を含み、
前記異物除去部は、少なくとも前記第1センサと前記幅方向に重なる、画像形成装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記第2搬送経路の少なくとも一部を有し、前記筐体に対して着脱可能に構成される搬送ユニットと、
前記搬送ユニットに設けられ、前記異物除去部によって前記記録材から除去された異物を貯留する異物ボックスと、を備える、画像形成装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記筐体内に前記第2搬送経路を形成する閉位置と、前記異物除去部が前記筐体外に露出する開位置とに変位可能に構成された搬送ユニットと、
前記搬送ユニットに設けられて、前記搬送ユニットが開位置に位置するときに筐体外に露出する位置に配置され、前記異物除去部によって前記記録材から除去された異物を貯留する異物ボックスと、を備える、画像形成装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記筐体内を露出させる開位置と、前記筐体の外観を形成する閉位置とに開閉可能に設けられたカバーと、
前記筐体内における前記第2搬送経路に対する前記カバー側の位置であって、前記カバーが前記開位置に位置するときに前記筐体外に露出する位置に配置され、前記異物除去部によって前記記録材から除去された異物を貯留する異物ボックスと、を備える、画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017252347A JP2019117351A (ja) | 2017-12-27 | 2017-12-27 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017252347A JP2019117351A (ja) | 2017-12-27 | 2017-12-27 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019117351A true JP2019117351A (ja) | 2019-07-18 |
Family
ID=67305355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017252347A Pending JP2019117351A (ja) | 2017-12-27 | 2017-12-27 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019117351A (ja) |
-
2017
- 2017-12-27 JP JP2017252347A patent/JP2019117351A/ja active Pending
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