JP2019116945A - ディスクブレーキ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
前記1対のパッドは、車輪と同期して回転するロータを軸方向両側から挟むように設けられている。
前記キャリパボディは、前記1対のパッドのうち、一方のパッドに対向する軸方向片端部が開口したシリンダ空間を有する。
前記ピストンは、前記シリンダ部の内側に、軸方向の変位を可能に嵌装され、かつ、軸方向他端部が開口した有底円筒状に構成されている。
前記ナットは、前記ピストンの内側に回転不能に、かつ、軸方向の変位を可能に嵌合され、内周面に雌ねじ部を有する。
前記スピンドルは、外周面に、前記雌ねじ部と螺合する雄ねじ部を有し、かつ、該雄ねじ部よりも軸方向他端側に存在する部分にフランジ部を有する。
前記ディスクブレーキ装置は、前記ピストンの軸方向他端部と前記フランジ部の軸方向片端部とを嵌合させた(径方向に重畳させた)状態で、前記ピストンの内部空間と外部空間とを連通し、かつ、少なくとも一部が、前記ピストンの軸方向他端部と前記フランジ部の軸方向片端部との嵌合部を軸方向に貫通する、少なくとも1つの通気路を有する。
図1〜図4は、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例のディスクブレーキ装置1aは、主に車両の運転時に使用され、油圧で動作するサービスブレーキとしての機能と、主に車両の駐車時に使用され、電動機械的に動作するパーキングブレーキとしての機能とを備える。また、本例のディスクブレーキ装置1aは、ロータ20の軸方向両側部分のうち、一方側にのみピストン3aを有するフローティングキャリパ型の構造を有する。このようなディスクブレーキ装置1aは、1対のパッド19a、19bと、キャリパボディ2と、ピストン3aと、ナット4と、スピンドル5aとを備える。
図5〜図7は、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合も、実施の形態の第1例のピストン3aと同様に、ピストン3bは、軸方向他端部が開口した有底円筒状に構成され、底部22と、筒部23aとを有する。筒部23aは、軸方向他端部内周面に、軸方向片端側に隣接する部分よりも内径が大きい、嵌合面部25aを有する。
図8〜図10は、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例では、ピストン3cは、筒部23bの嵌合面部25bの円周方向等間隔複数箇所(図示の例では、6箇所)に、円周方向に隣接する部分よりも径方向外方に凹んだ、ピストン側凹部44を有する。ピストン側凹部44のそれぞれは、軸方向他端部が、筒部23bの軸方向他端側の側面に開口するように、嵌合面部25bの軸方向全長にわたり設けられている。また、筒部23bの軸方向他端側の側面は、ピストン3cの中心軸に直交する平坦面となっている。
図11および図12は、本発明の実施の形態の第4例を示している。本例では、スピンドル5dのフランジ部13dは、軸方向片端側の小径部30bと、軸方向他端側の大径部31と、小径部30bの外周面と大径部31の外周面とを接続する円輪状の段差面32aとを有する。小径部30bは、外周面の円周方向等間隔3箇所以上(図示の例では、6箇所)に、円周方向に隣接する部分よりも径方向内方に凹んだ凹部46を有する。凹部46のそれぞれは、小径部30bの外周面に、軸方向にわたって設けられている。なお、大径部31の外周面は、単一円筒面となっており、段差面32aは、中心軸に直交する平坦面となっている。
2 キャリパボディ
3、3a、3b、3c ピストン
4 ナット
5、5a、5b、5c、5d スピンドル
6 シリンダ部
7 キャリパ爪
8 シリンダ空間
9 ピストン側傾斜面部
10 雌ねじ部
11 基端部
12 雄ねじ部
13、13a、13b、13c、13d フランジ部
14 スピンドル側傾斜面部
15 Oリング
16 底板部
17 貫通孔
18 スラスト軸受
19a、19b パッド
20 ロータ
21 ブリッジ部
22 底部
23、23a、23b 筒部
24 凹面部
25、25a、25b 嵌合面部
26 小径筒部
27 頭部
28 凸面部
29 雌スプライン部
30、30a、30b 小径部
31 大径部
32、32a、32b 段差面
33 スピンドル側第1の凹部
34 スピンドル側第2の凹部
35 シール溝
36 シール部材
37 内部空間
38 外部空間
39、39a、39b、39c 通気路
40 カラー
41、41a、41a、41c、41d 変換機構
42 ピストン側第1の凹部
43 ピストン側第2の凹部
44 ピストン側凹部
45 スピンドル側凹部
46 凹部
47 通気孔
Claims (9)
- 車輪と同期して回転するロータを軸方向両側から挟むように設けられた1対のパッドと、
前記1対のパッドのうち、一方のパッドに対向する軸方向片端部が開口したシリンダ空間を有するキャリパボディと、
前記シリンダ空間に、軸方向の変位を可能に嵌装され、かつ、軸方向他端部が開口した有底円筒状のピストンと、
前記ピストンの内側に回転不能に、かつ、軸方向の変位を可能に嵌合され、内周面に雌ねじ部を有するナットと、
外周面に、前記雌ねじ部と螺合する雄ねじ部を有し、かつ、該雄ねじ部よりも軸方向他端側に存在する部分にフランジ部を有するスピンドルと
を備え、
前記ピストンの軸方向他端部と前記フランジ部の軸方向片端部とを嵌合させた状態で、前記ピストンの内部空間と外部空間とを連通し、かつ、少なくとも一部が、前記ピストンの軸方向他端部と前記フランジ部の軸方向片端部との嵌合部を軸方向に貫通する、少なくとも1つの通気路を有する、
ディスクブレーキ装置。 - 前記通気路が、円周方向等間隔3箇所以上に配置されている、請求項1に記載のディスクブレーキ装置。
- 前記フランジ部が、軸方向片端側の小径部と、軸方向他端側の大径部と、前記小径部の外周面と前記大径部の外周面とを接続する段差面とを有する、請求項1または2に記載のディスクブレーキ装置。
- 前記通気路が、前記ピストンの軸方向他端側の側面と前記段差面とを当接させた状態で、前記ピストンの内部空間と外部空間とを連通するものである、請求項3に記載のディスクブレーキ装置。
- 前記小径部が、外周面に、スピンドル側第1の凹部を有し、前記段差面が、前記スピンドル側第1の凹部と円周方向位置が一致する部分に、スピンドル側第2の凹部を有しており、
前記ピストンの軸方向他端側の側面と前記段差面とを当接させた状態で、前記通気路が、前記ピストンの軸方向他端部の内周面および軸方向他端側の側面と、前記スピンドル側第1の凹部および前記スピンドル側第2の凹部とにより画成される、
請求項4に記載のディスクブレーキ装置。 - 前記ピストンが、軸方向他端部の内周面に、ピストン側第1の凹部を有し、軸方向他端側の側面のうち、前記ピストン側第1の凹部と円周方向位置が一致する部分に、ピストン側第2の凹部を有しており、
前記ピストンの軸方向他端側の側面と前記段差面とを当接させた状態で、前記通気路が、前記小径部の外周面および前記段差面と、前記ピストン側第1の凹部および前記ピストン側第2の凹部とにより画成される、
請求項4に記載のディスクブレーキ装置。 - 前記ピストンが、軸方向他端部の内周面に、ピストン側凹部を有しており、前記段差面が、スピンドル側凹部を有しており、
前記ピストンの軸方向他端側の側面と前記段差面とを当接させた状態で、前記通気路が、前記小径部の外周面および前記ピストンの軸方向他端側の側面と、前記ピストン側凹部および前記スピンドル側凹部とにより画成される、
請求項4に記載のディスクブレーキ装置。 - 前記ピストンが、軸方向他端側の側面に、ピストン側凹部を有しており、前記小径部を、外周面に、スピンドル側凹部を有しており、前記ピストンの軸方向他端側の側面と前記段差面とを当接させた状態で、前記通気路を、前記段差面および前記ピストンの軸方向他端部の内周面と、前記ピストン側凹部および前記スピンドル側凹部とにより画成される、
請求項4に記載のディスクブレーキ装置。 - 前記小径部の外周面と前記ピストンの軸方向他端部の内周面とのうちの少なくとも一方の周面に、凹部が設けられており、
前記ピストンの軸方向他端側の側面と前記段差面とを隙間を介して対向させた状態で、前記通気路が、前記凹部と、該凹部と対向する面とにより画成される、
請求項3に記載のディスクブレーキ装置。
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