JP2019114823A - 光伝送システム、光伝送装置及び光伝送システムの制御方法 - Google Patents

光伝送システム、光伝送装置及び光伝送システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】伝送特性を向上することが可能な光伝送システムを提供する。【解決手段】光伝送装置10と光伝送装置20とを備えた光伝送システムであって、光伝送装置10は、複数のサブキャリア信号が合波された波長グループ信号を光伝送装置20へ送信する波長グループ信号送信部11と、エッジサブキャリア信号における伝送品質情報を光伝送装置20から取得する伝送品質取得部と、伝送品質情報に基づいてエッジサブキャリア信号の周波数を調整する周波数調整部13と、を備え、光伝送装置20は、光伝送装置10から波長グループ信号を受信する波長グループ信号受信部と21、受信した波長グループ信号におけるエッジサブキャリア信号の伝送品質を測定する伝送品質測定部22と、測定した伝送品質を示す伝送品質情報を光伝送装置10へ通知する伝送品質通知部23と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、光伝送システム、光伝送装置及び光伝送システムの制御方法に関し、特に、波長分割多重通信を行う光伝送システム、光伝送装置及び光伝送システムの制御方法に関する。
インターネットや映像配信等の広帯域マルチメディア通信サービスの需要増加に伴い、幹線系やメトロ系では長距離かつ大容量の光ファイバ通信システムの導入が進んでいる。こうした光ファイバを使用した光通信システムでは、光ファイバ1本当たりの伝送効率を高めることが重要である。このため、複数の異なる波長の光信号を多重化して伝送する、波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplex)通信が広く用いられている。また、WDM通信の伝送容量を効率的に拡大するための技術として、複数のサブキャリアを狭い周波数間隔で配置しグループ化したスーパーチャネル(Super-CH:SCH)伝送が知られている。
関連する技術として、例えば、特許文献1〜3が知られている。特許文献1には、WDM通信を行う光ネットワークを構成する光伝送装置が、所定の帯域の光信号を通過させる光フィルタを備えることが開示されている。特許文献2には、SCHにおける中間サブキャリア帯域の周波数をシフトすることが開示されている。特許文献3には、光OFDM信号におけるサブキャリア周波数間隔を測定することが開示されている。
特開2015−19289号公報 特開2014−217053号公報 特開2012−186673号公報
上記の通り光通信ネットワークでは長距離伝送が可能なシステムが求められている。しかしながら、特許文献1などの関連する技術のように、光信号をフィルタリングする光フィルタを用いた光伝送装置を光通信ネットワークに用いると、光信号の伝送過程で光信号が光フィルタを何度も通過し、光信号への帯域狭窄の影響が大きくなるため、伝送特性が劣化するという問題がある。
本発明は、このような課題に鑑み、伝送特性を向上することが可能な光伝送システム、光伝送装置及び光伝送システムの制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る光伝送システムは、光伝送路を介して接続された第1の光伝送装置と第2の光伝送装置とを備えた光伝送システムであって、前記第1の光伝送装置は、複数のサブキャリア信号が合波された波長グループ信号を、前記光伝送路を介して前記第2の光伝送装置へ送信する波長グループ信号送信部と、前記複数のサブキャリア信号のうち前記波長グループ信号の伝送帯域端部のエッジサブキャリア信号における伝送品質情報を前記第2の光伝送装置から取得する伝送品質取得部と、前記取得した伝送品質情報に基づいて、前記エッジサブキャリア信号の周波数を調整する周波数調整部と、を備え、前記第2の光伝送装置は、前記光伝送路を介して前記第1の光伝送装置から前記波長グループ信号を受信する波長グループ信号受信部と、前記受信した波長グループ信号における前記エッジサブキャリア信号の伝送品質を測定する伝送品質測定部と、前記測定した伝送品質を示す伝送品質情報を前記第1の光伝送装置へ通知する伝送品質通知部と、を備えるものである。
本発明に係る光伝送装置の一つは、複数のサブキャリア信号が合波された波長グループ信号を、光伝送路を介して他の光伝送装置へ送信する波長グループ信号送信部と、前記複数のサブキャリア信号のうち前記波長グループ信号の伝送帯域端部のエッジサブキャリア信号における伝送品質情報を前記他の光伝送装置から取得する伝送品質取得部と、前記取得した伝送品質情報に基づいて、前記エッジサブキャリア信号の周波数を調整する周波数調整部と、を備えるものである。
本発明に係る光伝送装置の一つは、光伝送路を介して他の光伝送装置から、複数のサブキャリア信号が合波された波長グループ信号を受信する波長グループ信号受信部と、前記受信した波長グループ信号に含まれる前記複数のサブキャリア信号のうち前記波長グループ信号の伝送帯域端部のエッジサブキャリア信号における伝送品質を測定する伝送品質測定部と、前記測定した伝送品質を示す伝送品質情報を前記他の光伝送装置へ通知する伝送品質通知部と、を備えるものである。
本発明に係る光伝送システムの制御方法は、光伝送路を介して接続された第1の光伝送装置と第2の光伝送装置とを備えた光伝送システムの制御方法であって、前記第1の光伝送装置は、複数のサブキャリア信号が合波された波長グループ信号を、前記光伝送路を介して前記第2の光伝送装置へ送信し、前記複数のサブキャリア信号のうち前記波長グループ信号の伝送帯域端部のエッジサブキャリア信号における伝送品質情報を前記第2の光伝送装置から取得し、前記取得した伝送品質情報に基づいて、前記エッジサブキャリア信号の周波数を調整し、前記第2の光伝送装置は、前記光伝送路を介して前記第1の光伝送装置から前記波長グループ信号を受信し、前記受信した波長グループ信号における前記エッジサブキャリア信号の伝送品質を測定し、前記測定した伝送品質を示す伝送品質情報を前記第1の光伝送装置へ通知するものである。
本発明によれば、伝送特性を向上することが可能な光伝送システム、光伝送装置及び光伝送システムの制御方法を提供することができる。
基本例に係る光伝送システムの構成を示す構成図である。 基本例で用いるSCH信号の波長帯域を示すグラフである。 基本例における光信号の多段中継後の帯域狭窄を説明するための図である。 基本例における光信号の帯域狭窄メカニズムを説明するための図である。 基本例におけるキャリア周波数の周波数シフト量と伝送品質の関係を示すグラフである。 実施の形態に係る光伝送システムの概要構成を示す構成図である。 実施の形態1に係る光伝送システムの構成例を示す構成図である。 実施の形態1に係るノードの構成例を示す構成図である。 実施の形態1に係るノードの受信機の構成例を示す構成図である。 実施の形態1に係るキャリア周波数調整方法を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るキャリア周波数調整方法を示すフローチャートである。
(基本例)
まず、実施の形態の基本となる基本例について説明する。
図1は、基本例に係る光伝送システムの構成を示している。図1に示すように、基本例に係る光伝送システム900は、送信ノード910、複数の中継ノード920、受信ノード930を備えており、各ノード間は光伝送路OLを介して接続されている。
送信ノード910は、SCH信号を送信する送信装置であり、複数の送信機911(911_1〜911_4)と合波器912を備えている。送信機911_1〜911_4は、異なるキャリア周波数のサブキャリア信号SF1〜SF4を出力し、合波器912は、サブキャリア信号SF1〜SF4を合波して波長グループ信号SGを生成する。送信ノード910は、波長グループ信号SGを含むSCH信号S0を光伝送路OLへ送信する。なお、本明細書において、「合波」とは、同一波長グループ内におけるサブキャリアの合波を意味する。
中継ノード920は、SCH信号を中継する中継装置であり、波長分岐挿入及びクロスコネクト用の光フィルタFLTを備えている。光フィルタFLTは、波長グループ信号SGの帯域に合わせたフィルタ特性を有しており、波長グループ信号SGのみを通過させる。
受信ノード930は、SCH信号を受信する受信装置であり、複数の受信機931(931_1〜931_4)と分波器932を備えている。分波器932は、受信したSCH信号S0に含まれる波長グループ信号SGを各キャリア周波数のサブキャリア信号SF1〜SF4に分波し、受信機931_1〜931_4は、分波されたサブキャリア信号SF1〜SF4を受信する。なお、本明細書において、「分波」とは、同一波長グループ内におけるサブキャリアの分波を意味する。
図2は、基本例で用いるSCH信号の波長帯域を示すグラフである。図2に示すように、SCH伝送では、複数のサブキャリア信号SFを狭い周波数間隔で配置し1つの波長グループ信号SGにグループ化する。波長グループ信号SGは、複数のサブキャリア信号SFの集合であり(複数のサブキャリア信号SFにより構成され)、同一波長グループの信号SGは同一のエレメント(ノード等)でADD/DROPされる。図2の例では、1つの波長グループ信号SGに、4つのサブキャリア信号SF1〜SF4が含まれているが、任意の数のサブキャリア信号を含んでいてもよい。SCH信号S0は、2つの波長グループ信号SG1〜SG2に限らず、任意の数の波長グループ信号を含んでいてもよい。
図3は、基本例における光信号の多段中継後の帯域狭窄のイメージを示している。図1の送信ノード910で波長合波された波長グループ信号SG(波長多重光)は、受信ノード930で受信されるまでの間に中継ノード920の光フィルタFLTを通過する。その際、波長グループ信号SGは、光フィルタFLTの通過帯域狭窄(狭窄効果=Filter narrowing)により、その信号成分の一部を失っていく。フィルタ狭窄による光信号への帯域狭窄(Bandwidth constriction)の喪失量は、光フィルタFLTの狭窄効果の大小により異なるが、個々のフィルタの持つ帯域幅、中心周波数精度、およびフィルタの通過段数に依存する。
図3の例では、波長グループ信号SGは、キャリア周波数f1〜f4のサブキャリア信号SF1〜SF4が波長多重されており、この波長グループ信号SGに対し多段中継後の光フィルタの通過特性(フィルタ特性)FCが適用される。図3に示すように、波長グループ信号SGの伝送帯域の両端部におけるサブキャリア信号(エッジサブキャリア信号)SF1及びSF4において、CUT領域の部分で帯域狭窄が発生している。帯域狭窄は、伝送される光信号の信号占有帯域(波長グループ信号の伝送帯域)に対し、フィルタの通過帯域が狭いために発生し、フィルタの通過帯域のエッジ部分に配置されたキャリア周波数(キャリア周波数f1及びf4)にて発生する。
図4は、図3のサブキャリア信号SF1に着目しその帯域狭窄のメカニズムを示している。なお、帯域狭窄のメカニズムは、サブキャリア信号SF4でも同一の為、説明を省略する。
図4(b)は、図3と同様に、キャリア周波数f1のサブキャリア信号SF1で帯域狭窄が発生している状態を示しており、図4(a)及び図4(b)は、キャリア周波数f1をそれぞれ逆方向にシフトした場合の帯域狭窄の状態を示している。
図4(a)では、図4(b)の状態から、サブキャリア信号SF1のキャリア周波数f1が隣接のサブキャリア信号SF2のキャリア周波数f2より離れる側(伝送帯域端部側)に周波数シフトしている(Δf1だけ負側にシフトしている)。この場合、図4(b)に比べ、CUT領域で示すように帯域狭窄の影響は大きくなる一方、OVL領域で示すようにサブキャリア間のオーバーラップは少なくなっている。
図4(c)は、逆に、図4(b)の状態から、サブキャリア信号SF1のキャリア周波数f1が隣接のサブキャリア信号SF2のキャリア周波数f2に近づく側(伝送帯域中心側)に周波数シフトしている(Δf1だけ正側にシフトしている)。この場合、図4(b)に比べ、CUT領域で示すように帯域狭窄の影響は少なくなる一方、OVL領域で示すようにキャリア間のオーバーラップは多くなっている。
図4(a)〜図4(c)のような帯域狭窄とオーバーラップは、共に伝送品質の劣化要因となる。すなわち、図4(a)では帯域狭窄の影響による伝送品質劣化が大きくなり、図4(c)ではオーバーラップの影響による伝送品質劣化が大きくなる。
図5のグラフは、キャリア周波数f1の周波数シフト量(Δf1)と伝送品質の関係を示している。図5の特性a11に示すように、最も伝送品質のよい最適点(Δf1opt)から、負側(f2から離れる側)へ周波数シフトするにしたがって、伝送品質が劣化する。この負側劣化特性a11は、光フィルタの多段通過による帯域狭窄起因(CUT領域の増加)の品質劣化が主要因となる。
また、図5の特性a12に示すように、最適点(Δf1opt)から、正側(f2へ近づく側)へ周波数シフトするにしたがって、伝送品質が劣化する。この正側劣化特性a12は、隣接サブキャリア(f2)とのオーバーラップ起因のクロストーク(OVL領域の増加)による品質劣化が主要因となる。
以下の実施の形態では、例えば図4(b)に示すキャリア周波数f1の設計値からの周波数オフセット(Δf1)を、図5に示す伝送品質の最適点(Δf1opt)に設定するための手段を提供する。
(実施の形態の概要)
実施の形態は、波長多重伝送装置において、特に多数のノードを通過伝送した際に問題となる、光フィルタの狭窄効果による伝送性能の劣化を抑止するために、受信端における伝送品質情報を送信端の光源にフィードバックし、光源のキャリア周波数(搬送波、例えば光源のレーザー発振周波数)を微調整することで、高い伝送品質を実現することを特徴とする。
図6は、実施の形態に係る光伝送システムの概要を示している。図6に示すように、実施の形態に係る光伝送システム1は、光伝送路OLを介して接続された送信ノードである光伝送装置10と受信ノードである光伝送装置20を備えている。
光伝送装置10は、波長グループ信号送信部11、伝送品質取得部12、周波数調整部13を備えている。波長グループ信号送信部11は、複数のサブキャリア信号が合波された波長グループ信号を、光伝送路OLを介して光伝送装置20へ送信する。伝送品質取得部12は、複数のサブキャリア信号のうち波長グループ信号の伝送帯域端部のエッジサブキャリア信号における伝送品質情報を光伝送装置から取得する。周波数調整部13は、伝送品質取得部12から取得した伝送品質情報に基づいて、伝送帯域端部におけるエッジサブキャリア信号の周波数を調整する。例えば、エッジサブキャリア信号は、光伝送装置10から光伝送装置20へ伝送される間にフィルタにより帯域狭窄される信号であり、波長グループ信号内の最大周波数のサブキャリア信号(第1のエッジサブキャリア信号)と最小周波数のサブキャリア信号(第2のエッジサブキャリア信号)のいずれか一方もしくは両方でもよい。
光伝送装置20は、波長グループ信号受信部21、伝送品質測定部22、伝送品質通知部23を備えている。波長グループ信号受信部21は、光伝送路OLを介して光伝送装置10から波長グループ信号を受信する。伝送品質測定部22は、受信した波長グループ信号の伝送帯域端部におけるエッジサブキャリア信号の伝送品質を測定する。伝送品質通知部23は、伝送品質測定部22が測定した伝送品質を示す伝送品質情報を光伝送装置10へ通知する。
このように、受信ノードにおける伝送品質にしたがって、波長グループ信号の伝送帯域端部におけるエッジサブキャリア信号(伝送帯域両端における第1のエッジサブキャリア信号と第2のエッジサブキャリア信号含む)の周波数を調整することにより、帯域狭窄の影響を抑えることができるため、伝送特性を向上することができる。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して実施の形態1について説明する。
本実施の形態では、光フィルタおよびキャリアの配置から帯域狭窄の影響を受ける信号を検出し、当該信号のキャリア発振周波数を微調整して受信端での伝送品質を測定し、伝送品質の測定結果から最適なキャリア発振周波数を推定し、送信端のキャリア周波数を最適値に設定することで、帯域狭窄の影響を最小化することを特徴とする.
図7は、本実施の形態に係る光伝送システムの構成例を示している。図7に示すように、本実施の形態に係る光伝送システム1は、複数のノード(光伝送装置)110〜140、ネットワーク監視装置(NMS:Network Management System)200を備えている。光伝送システム1は、4つのノード110〜140に限らず、任意の数のノードを備えていてもよい。
ノード110〜140は、それぞれ光ファイバ等の光伝送路OLによって接続され、光伝送路OLを介してSCH伝送が可能である。ノード110〜140は、WDM(SCH)ネットワーク2を構成し、一例として、WDMネットワーク2はリニアネットワークであるが、リングネットワークやメッシュネットワークなどその他のトポロジのネットワークであってもよい。例えば、ノード110は、光パスの送信端となる送信ノード(送信端ノード)であり、ノード120及び130は、光パスを中継する中継ノードであり、ノード140は、光パスの受信端となる受信ノード(受信端ノード)である。
各ノード110〜140は、基本的に同じ構成であり、光伝送路OLを介してSCH伝送を行う光伝送部101(101_1〜101_4)、伝送品質を監視しノード間で品質情報などの情報をやり取りする光監視制御部102(102_1〜102_4)、ネットワーク監視装置200からの制御に基づいてノードの監視制御などを行うノード制御部103(103_1〜103_4)を備えている。なお、光監視制御部102やノード制御部103の一部または全部は、光伝送部101の内部(もしくは光伝送部101と同じブロック)に設けられてもよい。
光監視制御部102は、送信ノード110と受信ノード140との間で品質情報を送受信するために必要な機能を有する。例えば、送信ノード110における光監視制御部102_1は、制御回線CLを介して受信ノード140へ受信されたサブキャリア信号の品質情報を要求する品質情報要求部102a、制御回線CLを介して受信ノード140から品質情報を取得する品質情報取得部102bを備えている。受信ノード140における光監視制御部102_4は、送信ノード110からの要求にしたがって光伝送部101において受信されたサブキャリア信号の品質を測定する品質測定部102c、測定した品質情報を制御回線CLを介して送信ノード110へ通知する品質情報通知部102dを備えている。
ノード制御部103は、送信ノード110においてサブキャリア周波数(サブキャリア信号のキャリア周波数)を最適値に制御するために必要な機能を有する。例えば、送信ノード110におけるノード制御部103_1は、受信ノード140から取得した品質情報に基づいてサブキャリア周波数を決定するキャリア周波数決定部103a、決定したサブキャリア周波数を光伝送部101の送信機に設定するキャリア周波数設定部103b、取得した品質情報をキャリア周波数と関連付けて格納する測定品質格納部103cを備える。
ネットワーク監視装置(ネットワーク制御部)200は、ノード110〜140を統合監視(制御)する監視装置(制御装置)である。ネットワーク監視装置200は、LANなどの管理ネットワーク3を介してノード110〜140と接続されており、管理ネットワーク3を介してノード110〜140の設定や通信状態などを管理する。例えば、ノード110〜140にパスを設定するパス設定部201、ノード110〜140からフィルタの特性を収集するフィルタ特性収集部202、ノード110に制御対象となるサブキャリアを設定するキャリア周波数管理部203を備えている。
図8は、本実施の形態に係るノード(光伝送部)の構成例を示している。図8は、図7のノード110〜140の光伝送部101の構成例である。
図8の例では、光伝送部101は、送信機TX1〜TX8、受信機RX1〜TX8、合分波器AG1〜AG3、光クロスコネクトXF1〜XF2、光増幅器CA1〜CA2を備えている。なお、送信ノード110における光伝送部101_1は、SCH信号の送信に必要な構成(例えば送信機TX1〜TX8、合分波器AG1〜AG3、光クロスコネクトXF1〜XF2、光増幅器CA1〜CA2)のみを備え、中継ノード120及び130における光伝送部101_2及び101_3は、SCH信号の中継に必要な構成(光クロスコネクトXF1〜XF2、光増幅器CA1〜CA2)のみを備え、受信ノード140における光伝送部101_4は、SCH信号の受信に必要な構成(受信機RX1〜TX8、合分波器AG1〜AG3、光クロスコネクトXF1〜XF2、光増幅器CA1〜CA2)のみを備えていてもよい。また、サブキャリアや波長グループ、方路等に応じて、任意の数の送信機、受信機、合分波器、光クロスコネクト、光増幅器を備えていてもよい。
送信機(トランスポンダ)TX1〜TX8は、それぞれクライアント装置(不図示)に接続されており、クライアント装置から入力される信号からSCH伝送用のサブキャリア信号SF(設定された周波数のサブキャリア信号)を生成し、生成したサブキャリア信号SFを合分波器AG1〜AG3へ出力する。受信機RX1〜TX8は、送信機TXと同様に、クライアント装置に接続されており、合分波器AG1〜AG3が分波した各サブキャリア信号SFからクライアント装置の信号を生成し、生成した信号をクライアント装置へ出力する。
合分波器AG1〜AG3は、サブキャリア信号SFを波長グループ信号SGへ合波し、また、波長グループ信号SGをサブキャリア信号SFへ分波する。合分波器AG1は、送信機TX1〜TX4からのサブキャリア信号SFを合波して波長グループ信号SGを生成し、生成した波長グループ信号SGを光クロスコネクトXF1またはXF2へ出力し、また、光クロスコネクトXF1またはXF2からの波長グループ信号SGを分波してサブキャリア信号SFを生成し、生成したサブキャリア信号SFを受信機RX1〜RX4へ出力する。合分波器AG2は、送信機TX5〜TX6からのサブキャリア信号SFを合波して波長グループ信号SGを生成し、生成した波長グループ信号SGを光クロスコネクトXF1へ出力し、また、光クロスコネクトXF1からの波長グループ信号SGを分波してサブキャリア信号SFを生成し、生成したサブキャリア信号SFを受信機RX5〜RX6へ出力する。合分波器AG3は、送信機TX7〜TX8からのサブキャリア信号SFを合波して波長グループ信号SGを生成し、生成した波長グループ信号SGを光クロスコネクトXF2へ出力し、また、光クロスコネクトXF2からの波長グループ信号SGを分波してサブキャリア信号SFを生成し、生成したサブキャリア信号SFを受信機RX7〜RX8へ出力する。
光クロスコネクトXF1〜XF2は、波長選択スイッチを備えており(不図示)、波長にしたがってスイッチング(アド・ドロップ含む)を行う光スイッチである。光クロスコネクトXF1〜XF2は、波長スイッチングを行うため光フィルタFLT1及びFLT2を含んでいる。光クロスコネクトXF1は、合分波器AG1及びAG2、光増幅器CA1、光クロスコネクトXF2(及び他の光クロスコネクトXF)からの波長グループ信号SG(及びSCH信号S0内の波長グループ信号)を波長に応じてスイッチングしていずれかの方路へ出力する。光クロスコネクトXF2は、合分波器AG1及びAG3、光増幅器CA2、光クロスコネクトXF1(及び他の光クロスコネクトXF)からの波長グループ信号SG(及びSCH信号S0内の波長グループ信号)を波長に応じてスイッチングしていずれかの方路へ出力する。
光増幅器CA1〜CA2は、光伝送路OLと光クロスコネクトXF1〜XF2との間で光信号を増幅する。光増幅器CA1〜CA2は、光伝送路OLを介して他のノードからのSCH信号S0(波長グループ信号含む)を受信して増幅し、増幅したSCH信号S0を光クロスコネクトXF1〜XF2へ出力し、また、光クロスコネクトXF1〜XF2からのSCH信号S0(波長グループ信号含む)を増幅し、増幅したSCH信号S0を光伝送路OLを介して他のノードへ出力する。
図9は、本実施の形態に係る受信機RXの構成を示している。図9は、図8の光伝送部101の受信機RX1〜TX8の構成例であり、受信機において品質測定を行う例を示している。
図9の例では、受信機RXは、OE変換器41、AD変換器42、デコーダ43、品質測定部44を備えている。
OE変換器41は、合分波器AGからの光信号であるサブキャリア信号SFをアナログ信号へ光電変換し、変換したアナログ信号を出力する。AD変換器42は、OE変換器41が生成したアナログ信号をデジタル信号へAD変換し、変換したデジタル信号を出力する。デコーダ43は、AD変換器42が生成したデジタル信号を所定の誤り訂正復号方式にしたがって復号データへ復号化し、復号した復号データを外部のクライアント装置へ出力する。
品質測定部44は、AD変換器42が生成したデジタル信号に基づいて、サブキャリア信号の伝送品質を測定する。例えば、品質測定部44は、伝送品質として、誤り訂正前のQ値やビットエラーレート(BER)などを算出する。Q値はBERから算出することができる。復号による誤り訂正を行う前に、BERを算出することで、効果的に伝送品質を測定することができる
図10A及び図10Bは、本実施の形態に係るキャリア周波数調整方法を示している。
図10A及び図10Bに示すように、まず、ネットワーク監視装置200は、SCH伝送を行うための波長パスを設定する(S101)。例えば、ネットワーク監視装置200のパス設定部201は、オペレータ(不図示)からの指示にしたがって、新規の波長パス(例えば4つのサブキャリアを含む波長グループ信号)を設定する。
続いて、ネットワーク監視装置200は、各ノード(もしくは自身の持つ設定情報)から波長パスに用いる信号とフィルタの特性を収集する(S102)。例えば、ネットワーク監視装置200のフィルタ特性収集部202は、ノード110〜140のノード制御部103から、波長パス(波長グループ信号)の経路に該当する光伝送部101内の光フィルタ(例えばFLT1及びFLT2)のフィルタ特性(例えば通過帯域の中心周波数と帯域幅)を取得する。または、ネットワーク監視装置200は、あらかじめ各ノードの光フィルタの特性情報を格納しており、格納された情報から波長パスに対応する光フィルタの特性を取得してもよい。
続いて、ネットワーク監視装置200は、帯域狭窄が発生するサブキャリアを抽出し、制御対象となるサブキャリアを決定する(S103)。例えば、ネットワーク監視装置200のキャリア周波数管理部203は、S102で収集したフィルタの特性と波長パス(波長グループ信号)の設定情報から、帯域狭窄が発生するサブキャリアを抽出し、抽出したサブキャリアを制御対象キャリアに決定する。例えば、波長グループ信号SGにおける帯域両端部のキャリア周波数f1及びf4(エッジサブキャリア)を制御対象キャリアとする。
続いて、ネットワーク監視装置200は、送信ノード110へ制御対象キャリアに対する周波数制御の指示を送信する(S104)。例えば、ネットワーク監視装置200のキャリア周波数管理部203は、サブキャリアの周波数制御を開始するため、送信ノード110のノード制御部103へ、制御対象キャリア(f1及びf4)に対する制御指示(最適設定指示)を送信する。
続いて、指示を受けた送信ノード110は、制御対象キャリアのキャリア周波数を第1の方向(波長グループ帯域の端部から中心へ向かう方向)へシフトする(S105)。例えば、送信ノード110のノード制御部103(キャリア周波数設定部103b)は、制御対象キャリアのキャリア周波数f1及びf4のキャリア周波数オフセット量Δf1及びΔf4をそれぞれキャリア周波数f2及びf3側に、隣接キャリアとの設計上の周波数間隔の20%程度(たとえばf1、f2の設計上の間隔が50GHzであればf1=+10GHz程度)に設定し(Δf1=(f2-f1)*0.2, Δf4=(f4-f3)*0.2)、光伝送部101の送信機TX(例えばTX1及びTX4)から出力されるサブキャリア信号のキャリア周波数f1及びf4を変更する。
続いて、送信ノード110は、変更したキャリア周波数のサブキャリア信号を送信している状態で、受信ノード140に制御対象キャリアの伝送品質情報を要求する(S106)。例えば、送信ノード110の光監視制御部102(品質情報要求部102a)は、受信ノード140に対しキャリア周波数f1及びf4の伝送品質情報を要求する。
続いて、要求を受けた受信ノード140は、要求にしたがって制御対象キャリアの伝送品質情報を収集し、送信ノード110へ通知する(S107)。例えば、受信ノード140の光監視制御部102(品質測定部102c)は、光伝送部101の受信機RX(例えばRX1及びRX4)で測定したキャリア周波数f1及びf4の伝送品質情報(エラー訂正前Q値,ビットエラーレートなど)を取得し、光監視制御部102(品質情報通知部102d)は、取得した伝送品質情報を送信ノード110へ送信する。
続いて、通知を受けた送信ノード110は、受信した品質情報とキャリア周波数オフセット量Δfの値をひもづけて格納する(S108)。例えば、送信ノード110の光監視制御部102(品質情報取得部102b)は、受信したキャリア周波数f1及びf4の品質情報と、現在設定しているキャリア周波数オフセット量Δf1及びΔf4とを関連付けて測定品質格納部103cに格納する。
続いて、送信ノード110は、制御対象キャリアのキャリア周波数を第2の方向(波長グループ帯域の中心から両端へ向かう方向)へシフトする(S109)。例えば、送信ノード110のノード制御部103(キャリア周波数設定部103b)は、キャリア周波数オフセット量Δf1及びΔf4をそれぞれキャリア周波数f2及びf3から離れる側に、現在の設定値から隣接キャリアとの設計上の周波数間隔の2%程度(たとえばf1、f2の設計上の間隔が50GHzであれば変更量は1GHz程度)に設定し(Δf1(更新値)=Δf1(現在値)-(f2-f1)*0.02, Δf4(更新値)=Δf4(現在値)+(f4-f3)*0.02)、光伝送部101の送信機TXから出力されるサブキャリア信号のキャリア周波数f1及びf4を変更する。
続いて、S106〜S108と同様に、送信ノード110は、受信ノード140に制御対象キャリアの伝送品質情報を要求し(S110)、要求を受けた受信ノード140は、要求にしたがって制御対象キャリアの伝送品質情報を収集し、送信ノード110へ通知し(S111)、通知を受けた送信ノード110は、受信した品質情報とキャリア周波数オフセット量Δfの値をひもづけて格納する(S112)。
S109〜S112の周波数シフトによる品質測定を所定の範囲で測定完了するまで繰り返す(S113)。例えば、キャリア周波数オフセット量Δf1及びf4が、隣接キャリアとの設計上の周波数間隔のそれぞれ−10%、+10%程度(たとえばf1、f2の設計上の間隔が50GHzであればΔf1=−5GHz程度)となるまで繰り返す(Δf1(今回値)<-(f2-f1)*0.05、Δf1(今回値)>(f4-f3)*0.05を満たすまで)。すなわち、S105で第1の方向へ第1のピッチ(大きいピッチ)で周波数シフトした後、逆の第2の方向へ第2のピッチ(小さいピッチ)で周波数シフトを所定の範囲まで繰り返し、伝送品質を測定する。なお、第2の方向へ大きく周波数シフトした後、逆の第1の方向へ小さい周波数シフトを所定の範囲まで繰り返し、伝送品質を測定してもよい。第2の方向へ大きく周波数シフトすると、信号断となり品質測定できない場合があるため、第1の方向へ周波数シフトした後、第2の方向へ周波数シフトを繰り返す方が好ましい。
S109〜S112の品質測定処理が完了した後、送信ノード110は、測定した品質情報に基づいて、キャリア周波数オフセット量Δfの最適値を算出する(S114)。例えば、送信ノード110のノード制御部103(キャリア周波数決定部103a)は、測定品質格納部103cに格納されたキャリア周波数オフセット量Δfと品質情報から、最も伝送品質の良くなるオフセット量Δf1opt及びΔf4optを算出する。最適値の算出には実測値を用いても良いし、一般的な統計処理方法(最小二乗や多項式近似など)を用いてもよい。また、所定のしきい値よりも伝送品質が良い周波数を最適値としてもよい。
続いて、送信ノードは、周波数オフセット量Δfの最適値に基づき、制御対象キャリアのキャリア周波数を設定する(S115)。例えば、送信ノード110のノード制御部103(キャリア周波数設定部103b)は、キャリア周波数オフセット量Δf1をΔf1optに設定し、キャリア周波数オフセット量Δf4をΔf4optに設定し、光伝送部101の送信機TXから出力されるサブキャリア信号のキャリア周波数f1及びf4を変更する。
なお、本実施の形態の制御方法では、クロストークによりキャリア周波数f2及びf3のサブキャリア信号の伝送品質が劣化することが懸念されるが、その量は帯域狭窄と比較し十分小さいこと、また4つのサブキャリア間の伝送品質の均一化の観点からは望ましい動作である。
以上のように、本実施の形態では、帯域狭窄の影響を受けるキャリアに対し、周波数を微調整することで伝送品質が最良となる動作点を探索し、設定するため、帯域狭窄による伝送性能劣化を最小化することができる。
また、一般的にSCH伝送時には帯域狭窄の影響を受ける両端のチャネルの伝送品質が悪くなる。しかし、本実施の形態では、両端のチャネルの周波数を微調整し、フィルタの内側にキャリアを配置することで、帯域狭窄の影響を小さくし、代えて隣接キャリア間のクロストークの寄与を大きくし、結果的に隣接キャリアと伝送品質劣化を分担するような動作となるため、特にSCH伝送時に、キャリア間の伝送品質の均一化を図ることが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上記実施の形態では、情報転送の手段として光監視制御部を用いているが、もちろんネットワーク監視装置経由での情報転送でもよい。また演算や設定を行う部分(周波数決定部や周波数設定部)についても、送信ノードのノード制御部ではなく、受信ノードのノード制御部、あるいはネットワーク監視制御部であってもよい。受信ノードで品質測定するものに限らず、リジェネレーションを行う中継ノードで品質測定を行ってもよい。伝送帯域の両端の2つのエッジキャリア信号の周波数を同時に制御したが、一方のエッジキャリア信号を制御した後、他方のエッジキャリア信号を制御してもよいし、また、いずれかのエッジキャリア信号のみを制御してもよい。
上述の実施形態における各構成(光伝送装置及びネットワーク監視装置)は、ハードウェア又はソフトウェア、もしくはその両方によって構成され、1つのハードウェア又はソフトウェアから構成してもよいし、複数のハードウェア又はソフトウェアから構成してもよい。無線装置の各機能(各処理)を、CPUやメモリ等を有するコンピュータにより実現してもよい。例えば、記憶装置に実施形態における周波数調整方法を行うためのプログラムを格納し、各機能を、記憶装置に格納されたプログラムをCPUで実行することにより実現してもよい。
このプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1 光伝送システム
2 WDMネットワーク
3 管理ネットワーク
10 光伝送装置
11 波長グループ信号送信部
12 伝送品質取得部
13 周波数調整部
20 光伝送装置
21 波長グループ信号受信部
22 伝送品質測定部
23 伝送品質通知部
41 OE変換器
42 AD変換器
43 デコーダ
44 品質測定部
101 光伝送部
102 光監視制御部
102a 品質情報要求部
102b 品質情報取得部
102c 品質測定部
102d 品質情報通知部
103 ノード制御部
103a キャリア周波数決定部
103b キャリア周波数設定部
103c 測定品質格納部
110 ノード(送信ノード)
120、130 ノード(中継ノード)
140 ノード(受信ノード)
200 ネットワーク監視装置
201 パス設定部
202 フィルタ特性収集部
203 キャリア周波数管理部
900 光伝送システム
910 送信ノード
911 送信機
912 合波器
920 中継ノード
930 受信ノード
931 受信機
932 分波器
AG1〜AG3 合分波器
CA1〜CA2 光増幅器
CL 制御回線
FLT1〜FLT2 光フィルタ
GS 波長グループ信号
OL 光伝送路
RX1〜RX8 受信機
S0 SCH信号
SF1〜SF4 サブキャリア信号
SG1〜SG2 波長グループ信号
TX1〜TX8 送信機
XF1〜XF2 光クロスコネクト

Claims (12)

  1. 光伝送路を介して接続された第1の光伝送装置と第2の光伝送装置とを備えた光伝送システムであって、
    前記第1の光伝送装置は、
    複数のサブキャリア信号が合波された波長グループ信号を、前記光伝送路を介して前記第2の光伝送装置へ送信する波長グループ信号送信部と、
    前記複数のサブキャリア信号のうち前記波長グループ信号の伝送帯域端部のエッジサブキャリア信号における伝送品質情報を前記第2の光伝送装置から取得する伝送品質取得部と、
    前記取得した伝送品質情報に基づいて、前記エッジサブキャリア信号の周波数を調整する周波数調整部と、
    を備え、
    前記第2の光伝送装置は、
    前記光伝送路を介して前記第1の光伝送装置から前記波長グループ信号を受信する波長グループ信号受信部と、
    前記受信した波長グループ信号における前記エッジサブキャリア信号の伝送品質を測定する伝送品質測定部と、
    前記測定した伝送品質を示す伝送品質情報を前記第1の光伝送装置へ通知する伝送品質通知部と、
    を備える、光伝送システム。
  2. 前記エッジサブキャリア信号は、前記第1の光伝送装置から前記第2の光伝送装置へ伝送される間に帯域狭窄されるサブキャリア信号である、
    請求項1に記載の光伝送システム。
  3. 前記エッジサブキャリア信号は、前記波長グループ信号内の複数のサブキャリア信号のうち周波数が最大の第1のエッジサブキャリア信号と周波数が最小の第2のエッジサブキャリア信号の少なくとも一方を含む、
    請求項1または2に記載の光伝送システム。
  4. 前記周波数調整部は、前記エッジサブキャリア信号の周波数をシフトして測定された複数の周波数における伝送品質情報に基づいて、前記エッジサブキャリア信号の周波数を最適値に調整する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光伝送システム。
  5. 前記周波数調整部は、前記波長グループ信号の伝送帯域の端部から中心側へ前記エッジサブキャリア信号の周波数をシフトした場合に測定された前記伝送品質情報と、前記波長グループ信号の伝送帯域の中心から端部側へ前記エッジサブキャリア信号の周波数をシフトした場合に測定された前記伝送品質情報と、に基づいて前記エッジサブキャリア信号の周波数を最適値に調整する、
    請求項4に記載の光伝送システム。
  6. 前記周波数調整部は、前記伝送帯域の端部から中心側へ前記エッジサブキャリア信号の周波数をシフトした後、前記伝送帯域の中心から端部側へ前記エッジサブキャリア信号の周波数シフトを繰り返して前記伝送品質情報を測定する、
    請求項5に記載の光伝送システム。
  7. 前記周波数調整部は、前記伝送帯域の中心から端部側へ前記エッジサブキャリア信号の周波数をシフトした後、前記伝送帯域の端部から中心側へ前記エッジサブキャリア信号の周波数シフトを繰り返して前記伝送品質情報を測定する、
    請求項5に記載の光伝送システム。
  8. 前記最適値は、最も伝送品質が良い伝送品質情報に対応した周波数である、
    請求項4乃至7のいずれか一項に記載の光伝送システム。
  9. 前記最適値は、所定の閾値よりも伝送品質が良い伝送品質情報に対応した周波数である、
    請求項4乃至7のいずれか一項に記載の光伝送システム。
  10. 複数のサブキャリア信号が合波された波長グループ信号を、光伝送路を介して他の光伝送装置へ送信する波長グループ信号送信部と、
    前記複数のサブキャリア信号のうち前記波長グループ信号の伝送帯域端部のエッジサブキャリア信号における伝送品質情報を前記他の光伝送装置から取得する伝送品質取得部と、
    前記取得した伝送品質情報に基づいて、前記エッジサブキャリア信号の周波数を調整する周波数調整部と、
    を備える、光伝送装置。
  11. 光伝送路を介して他の光伝送装置から、複数のサブキャリア信号が合波された波長グループ信号を受信する波長グループ信号受信部と、
    前記受信した波長グループ信号に含まれる前記複数のサブキャリア信号のうち前記波長グループ信号の伝送帯域端部のエッジサブキャリア信号における伝送品質を測定する伝送品質測定部と、
    前記測定した伝送品質を示す伝送品質情報を前記他の光伝送装置へ通知する伝送品質通知部と、
    を備える、光伝送装置。
  12. 光伝送路を介して接続された第1の光伝送装置と第2の光伝送装置とを備えた光伝送システムの制御方法であって、
    前記第1の光伝送装置は、
    複数のサブキャリア信号が合波された波長グループ信号を、前記光伝送路を介して前記第2の光伝送装置へ送信し、
    前記複数のサブキャリア信号のうち前記波長グループ信号の伝送帯域端部のエッジサブキャリア信号における伝送品質情報を前記第2の光伝送装置から取得し、
    前記取得した伝送品質情報に基づいて、前記エッジサブキャリア信号の周波数を調整し、
    前記第2の光伝送装置は、
    前記光伝送路を介して前記第1の光伝送装置から前記波長グループ信号を受信し、
    前記受信した波長グループ信号における前記エッジサブキャリア信号の伝送品質を測定し、
    前記測定した伝送品質を示す伝送品質情報を前記第1の光伝送装置へ通知する、
    光伝送システムの制御方法。
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