JP2019113639A - 排出物回収容器および画像形成装置 - Google Patents

排出物回収容器および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019113639A
JP2019113639A JP2017245819A JP2017245819A JP2019113639A JP 2019113639 A JP2019113639 A JP 2019113639A JP 2017245819 A JP2017245819 A JP 2017245819A JP 2017245819 A JP2017245819 A JP 2017245819A JP 2019113639 A JP2019113639 A JP 2019113639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste toner
image forming
forming apparatus
shutter
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017245819A
Other languages
English (en)
Inventor
祐司 澤
Yuji Sawa
祐司 澤
武田 愼一
Shinichi Takeda
愼一 武田
典明 田口
Noriaki Taguchi
典明 田口
門脇 英明
Hideaki Kadowaki
英明 門脇
大樹 金光
Hiroki Kanemitsu
大樹 金光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2017245819A priority Critical patent/JP2019113639A/ja
Publication of JP2019113639A publication Critical patent/JP2019113639A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】画像形成装置のカラー機とモノクロ機とにおいて、廃トナー回収容器を共通して使用できるようにする。【解決手段】廃トナー回収容器20は、廃トナー受入れ口211と、各廃トナー受入れ口211を開閉するシャッター部材23とを備えている。シャッター部材23と係合したリンク部材25は、画像形成装置100側に設けられた装置側突起部33と当接することで移動し、シャッター部材23が開口位置に移動する。リンク部材25は、当接する装置側突起部33の設置形状もしくは設置数に応じて開口位置へ移動させるシャッター部材23の数を変更する。装置側突起部33の設置形状もしくは設置数を、画像形成装置100が備えている廃トナー排出部31の数に応じて異ならせることで、異なる数の廃トナー排出部31を備える装置本体100にも同じ廃トナー回収容器20を取り付けることができるようになり、廃トナー回収容器20の共通使用が可能となる。【選択図】図7

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置において着脱可能に設置される廃トナー回収容器などの排出物回収容器、および画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、感光体ドラムにトナー像を形成し、そのトナー像を感光体ドラムから記録用紙に転写する、あるいは、複数の感光体ドラムに形成されたトナー像を転写ベルト上で重ね合わせるように転写し、重ね合わされたトナー像を転写ベルトから記録用紙に転写する。感光体ドラムあるいは転写ベルトからトナー像を転写する際、その転写効率は100%ではなく、一般的には80〜95%の転写効率となる。
すなわち、転写工程前に感光体ドラムあるいは転写ベルト上に存在するトナーは、そのすべてが転写されるわけではなく、一部のトナーは転写されずに残留する。この残留トナーは、クリーニング装置によって感光体ドラムあるいは転写ベルトの表面から除去され、廃トナー回収容器にて回収される(特許文献1,2)。
また、近年の画像形成装置では、メンテナンスの容易性などから各機能部がユニット化されており、ユニットごとに交換等が行えるようになっている。また各ユニットは複数の機種で共通して使用できるようにされているものも多い。複数の機種でユニットを共通使用できるようにすることにより、ユニットの製造コストが抑えられたり、管理が容易になったりするといった多くのメリットが得られる。
特許文献1には、カラー画像形成装置用の廃トナー回収容器が開示されている。
特開2006−145819号公報
画像形成装置にはカラー機とモノクロ機とがあるが、同一メーカーの製品ラインナップにおいて、カラー機とモノクロ機とで共通化したユニットを使用できるようにした姉妹製品が準備されていることも多い。しかしながら、廃トナー回収容器に関しては、以下に示す理由により、カラー機とモノクロ機での共用化がなされていないのが現状である。
すなわち、モノクロ機では感光体ドラムの数が一つであるが、カラー機では使用されるトナーの種類に応じて複数(例えば、4つ)の感光体ドラムが設けられる。このように感光体ドラムの数が異なると、それに応じて廃トナーが排出される廃トナー排出部の数も異なるため、廃トナー回収容器に形成される廃トナー受入れ口(廃トナー回収口)の数も異なる。したがって、モノクロ機用の廃トナー回収容器とカラー機の廃トナー回収容器とでは、廃トナー受入れ口の数が異なることにより、別々の容器が使用されていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、例えば、画像形成装置のカラー機とモノクロ機とにおいて、排出物回収容器である廃トナー回収容器を共通して使用できるようにすることを目的とする。詳しくは、廃トナー回収容器(排出物回収容器)を画像形成装置(装置本体)に取り付けた際に、画像形成装置の備える廃トナー排出部(本体側排出部)の数に応じて連通させる廃トナー受入れ口(排出物受入れ口)の数を自動的に変更することができる廃トナー回収容器を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の排出物回収容器は、装置本体に着脱可能な排出物回収容器であって、前記装置本体の本体側排出部から排出される排出物を受け入れる複数の排出物受入れ口と、前記排出物受入れ口を開閉する複数のシャッター部材と、前記排出物回収容器が前記装置本体に設置された際に、前記装置本体側に設置された本体側当接部と当接し移動させられることで前記シャッター部材を開口位置に移動させる少なくとも1つ以上のシャッター移動部材とを備え、前記シャッター移動部材が当接する前記本体側当接部の配置形状もしくは設置数によって、前記開口位置に移動されるシャッター部材の数が変更可能な構成であることを特徴としている。
上記の構成によれば、本体側当接部の配置形状もしくは設置数によって、開口位置に移動するシャッター部材の数が変わるので、同じ排出物回収容器であっても、排出物の数が異なる装置本体に取り付けることができるようになる。
また、上記排出物回収容器は、前記複数のシャッター部材を前記排出物受入れ口を閉鎖する方向に付勢する複数の付勢部材を備え、前記シャッター移動部材は前記シャッター部材に一体的に形成され、前記本体側当接部は前記本体側排出部の一端部である構成とすることができる。
また、上記排出物回収容器は、前記シャッター移動部材が、前記本体側当接部と当接する容器側当接部材を備え、前記容器側当接部材は、前記本体側当接部と当接することで移動し、その移動距離に応じて前記開口位置へ移動するシャッター部材の数を変更するように前記シャッター移動部材を移動させる構成とすることができる。
また、上記排出物回収容器は、前記容器側当接部材は、回転支点を備えるレバー部材であって、一方の端部が前記シャッター移動部材と係合され、もう一方の端部が前記本体側当接部と当接する構成とすることができる。
また、上記排出物回収容器は、電子写真方式の画像形成装置に着脱可能に設置され、前記画像形成装置から排出される廃トナーを排出物として回収する廃トナー回収容器として使用される構成とすることができる。
また、上記の課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、廃トナー回収容器が着脱可能に設置される電子写真方式の画像形成装置であって、前記廃トナー回収容器として上記記載の排出物回収容器を用いることを特徴としている。
本発明の排出物回収容器および画像形成装置は、例えば、排出物回収容器を画像形成装置の廃トナー回収容器に用いる場合、少なくとも廃トナー回収容器にカラートナー用とモノクロトナー用の廃トナー受入れ口が設けられ、廃トナー回収容器がモノクロ機に装着された場合に、カラー機専用の廃トナー受入れ口を閉塞させる構成とすることができる。
これにより、廃トナー回収容器内部に格納された廃トナーが容器外(画像形成装置内)に飛散することを防止でき、廃トナー回収容器をカラー機とモノクロ機とに共通して使用することが可能となるといった効果を奏する。なお、カラートナーとモノクロトナーとの共用の廃トナー受入れ口を設けてもよい。
本実施の形態に係る画像形成装置における内部構造の概略構成を示す正面図である。 図1に示す画像形成装置において、フロントカバーを外して内部の廃トナー回収容器が見える状態を示す斜視図である。 カラー画像形成装置において、実施の形態1に係る廃トナー回収容器と、画像形成部の前面側(廃トナー回収容器が取り外された状態)とを示す斜視図である。 モノクロ画像形成装置において、実施の形態1に係る廃トナー回収容器と、画像形成部の前面側(廃トナー回収容器が取り外された状態)とを示す斜視図である。 実施の形態1に係る廃トナー回収容器の裏面側を示す斜視図である。 実施の形態1に係る廃トナー回収容器の裏面側の一部を示す斜視図であり、(a)は廃トナー回収容器が画像形成装置に装着されていない状態を示し、(b)は廃トナー回収容器が画像形成装置に装着されている状態を示している。 実施の形態1に係る廃トナー回収容器における動作機構を抜き出して図示したものであり、(a),(c),(e)が廃トナー回収容器を裏面から見た裏面図、(b),(d),(f)が廃トナー回収容器の一端部を上から見た平面図である。 シャッター部材による開閉動作を説明するための断面図であり、(a)は廃トナー回収容器がモノクロ機である画像形成装置に装着された状態を示し、(a)は廃トナー回収容器がカラー機である画像形成装置に装着された状態を示している。 実施の形態2にかかる廃トナー回収容器の裏面において、一つの廃トナー排出部ガイド部の構成を示す拡大斜視図であり、(a)は廃トナー受入れ口が閉塞された状態、(b)は廃トナー受入れ口が開放された状態を示している。 実施の形態3にかかる画像形成装置において、画像形成部の前面側(廃トナー回収容器が取り外された状態)を示す斜視図である。 廃トナー回収容器がモノクロ機である画像形成装置に装着された場合のダミー排出部による閉塞動作を説明するための断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。
〔画像形成装置〕
まず、本発明の実施の形態に係る画像形成装置(装置本体)100の構成について図1を参照しながら以下に説明する。図1は、本実施の形態に係る画像形成装置100における内部構造の概略構成を示す正面図である。図2は、画像形成装置100の斜視図であり、フロントカバーを外して廃トナー回収容器が見えるようにした状態を示している。
図1に示すように、本実施の形態の画像形成装置100は、複数の像担持体を所定方向(この例では左右方向X)に並設した構成、所謂タンデム式のカラー画像形成装置とされている。この例では、画像形成装置100は、フルカラー画像を形成できる中間転写方式のカラー複合機とされている。なお、本実施の形態では、画像形成装置100を、タンデム式のカラー画像形成装置としたが、その他のカラー画像形成装置としてもよい。また、画像形成装置100を、カラー画像形成装置としたが、モノクロ画像形成装置としてもよい。
画像形成装置100は、図1に示すように、画像形成部を備えた本体部110、原稿読取部120、および原稿搬送装置130を具備して構成されている。本体部110は、記録用紙に画像を印字するための画像形成部を内部に有している。原稿読取部120は、本体部110の上方に配置され、原稿のコピーを行う際に原稿の読取を行う。原稿搬送装置130は、自動読み取りモードにおいて、原稿セットトレイ上に載置された原稿を原稿読取部120の原稿載置台上に向かって順次搬送する。
画像形成装置100(図1参照)は電子写真方式の画像形成装置であり、本体部110には、複数(この例では4組)の画像形成ステーションPa〜Pd、露光ユニット10、中間転写ベルト11、二次転写ユニット12、定着ユニット13、および給紙ユニット14が備えられている。また、各画像形成ステーションPa〜Pdは、感光体ドラム、帯電ユニット、現像ユニット、転写ユニット、およびクリーニングユニットを備えている。
また、画像形成装置100では、ブラック(B)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色のトナーが収容されるトナーカートリッジ15a〜15dが本体部110に対して着脱可能に備えられている。トナーカートリッジ15a〜15dは、画像形成ステーションPa〜Pdのそれぞれの現像ユニットと接続され、各色のトナーを各現像ユニットに供給する。
画像形成装置100は、画像形成ステーションPa〜Pdのそれぞれで形成される各色のトナー像を中間転写ベルト11にて重ねあわせるように転写し、中間転写ベルト11上にフルカラーのトナー像を形成する。この時の転写は、一次転写手段である各転写ユニットにて行われる。中間転写ベルト11上に形成されるトナー像は、二次転写手段である二次転写ユニット12により、給紙ユニット14から供給される記録用紙に転写される。トナー像が転写された記録用紙は、定着ユニット13を通過する際にトナー像が定着され、その後、画像形成装置100の排紙トレイ16に排紙される。
画像形成装置100には、図2に示すように、廃トナー回収容器(排出物回収容器)20が本体部110に対して着脱可能に備えられる。廃トナー回収容器20は、画像形成ステーションPa〜Pdにおいて感光体から中間転写ベルト11に転写されずに残った廃トナーや、中間転写ベルト11から記録用紙に転写されずに残った廃トナーを回収する容器である。すなわち、感光体や中間転写ベルト11に残った廃トナーは、クリーニングユニットによって捕集され、クリーニングユニットから図示しない搬送手段によって廃トナー回収容器20に送られるようになっている。尚、画像形成装置100がトリクル現像方式を採用しているものであれば、廃トナー回収容器20は、現像器内から排出される余剰の現像剤(トナー及びキャリア)をも廃トナーとして回収するものであってもよい。
廃トナー回収容器20は、本体部110における画像形成部の操作側(この例では画像形成装置100の正面側)の全部又は一部を覆うように設けられている。そして、トナーカートリッジ15a〜15d及び廃トナー回収容器20は、画像形成装置100の操作側から視て互いにオーバーラップしないように本体部110に設けられている。これにより、ユーザー等の操作者は、廃トナー回収容器20を本体部110から離脱させることなくトナーカートリッジ15a〜15dを交換することができる。
また、画像形成装置100は、本体部110を覆うフロントカバーを備えている。フロントカバーは図2において図示を省略されているが、廃トナー回収容器20はフロントカバーを開いた状態において、本体部110に対して着脱できるようになっている。
画像形成装置100は、図1においてカラー画像形成装置を例示しているものであるが、画像形成装置100がモノクロ画像形成装置である場合には、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)用の画像形成ステーションPb〜Pdが取り外され、ブラック(B)用の画像形成ステーションPaのみが使用される。また、トナーカートリッジについても、トナーカートリッジ15a〜15cは装着されず、ブラック(B)用のトナーカートリッジ15aのみが装着される。画像形成装置100は、カラー画像形成装置の場合とモノクロ画像形成装置の場合とで、露光ユニット10、中間転写ベルト11、二次転写ユニット12、定着ユニット13、および給紙ユニット14等を共通して使用することができる。
さらに、画像形成装置100は、カラー画像形成装置である場合とモノクロ画像形成装置である場合とで、廃トナー回収容器20をも共通して使用することができる。廃トナー回収容器20を共用するための具体的構成について、以下の実施の形態1〜3にて詳細に説明する。
〔実施の形態1〕
図3は、画像形成装置(装置本体)100がカラー機である場合に、本実施の形態1に係る廃トナー回収容器20と、本体部110の画像形成部の前面側(廃トナー回収容器20が取り外された状態)とを示す斜視図である。図4は、画像形成装置100がモノクロ機である場合に、本実施の形態1に係る廃トナー回収容器(排出物回収容器)20と、本体部110の画像形成部の前面側(廃トナー回収容器20が取り外された状態)とを示す斜視図である。図5は、廃トナー回収容器20の裏面側を示す斜視図である。
カラー画像形成装置においては、図3に示すように、画像形成部の前面側に5本の管形状の廃トナー排出部(本体側排出部)31a〜31eと、4本の管形状の廃トナー排出部(本体側排出部)32a〜32dとが突出して配置される。
廃トナー排出部31a〜31dは、感光体から回収され、搬送されてきた廃トナーを排出する排出部である。廃トナー排出部31aはブラック(B)トナー用、廃トナー排出部31b〜31dはシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)トナー用である。廃トナー排出部31eは、中間転写ベルト11のクリーニングユニット111から回収され、搬送されてきた廃トナーを排出する排出部である。廃トナー排出部31a〜31eのそれぞれには、管の先端付近の下面に、搬送されてきた廃トナーを落下排出するための開口である廃トナー排出口311(図8参照)が形成されている。
廃トナー排出部32a〜32dは、現像器から回収され、搬送されてきた廃トナー(トリクル現像方式の場合の余剰現像剤)を排出する排出部である。廃トナー排出部32aはブラック(B)現像剤用、廃トナー排出部32b〜32dはシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)現像剤用である。廃トナー排出部32a〜32dのそれぞれには、管の先端付近の下面に、搬送されてきた廃トナーを落下排出するための開口である廃トナー排出口321(図8参照)が形成されている。
シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のトナーと現像剤とを使用しないモノクロ画像形成装置においては、図4に示すように、画像形成部の前面側に2本の廃トナー排出部31a,31eと、1本の廃トナー排出部32aとが突出して配置される。
一方、廃トナー回収容器20の裏面(すなわち、画像形成装置100との係合面)には、図5に示すように、5つの廃トナー排出部ガイド部21a〜21eと、4つの廃トナー排出部ガイド部22a〜22dとが設けられている。
廃トナー排出部ガイド部21a〜21eは、画像形成装置100に設けられた廃トナー排出部31a〜31eと1対1に対応するように設けられている。廃トナー排出部ガイド部22a〜22dは、画像形成装置100に設けられた廃トナー排出部32a〜32dと1対1に対応するように設けられている。
廃トナー排出部ガイド部21a〜21eおよび廃トナー排出部ガイド部22a〜22dは、管形状の廃トナー排出部31a〜31eおよび廃トナー排出部32a〜32dに対応して、その上面が、円筒内周面となる凹面形状に形成されている。廃トナー排出部ガイド部21a〜21eのそれぞれには、その底面に、廃トナーを受け入れるための開口である廃トナー受入れ口(排出物受入れ口)211(図8参照)が形成されている。廃トナー排出部ガイド部22a〜22dのそれぞれには、その底面に、廃トナーを受け入れるための開口である廃トナー受入れ口(排出物受入れ口)221(図8参照)が形成されている。
廃トナー回収容器20が画像形成装置100の所定位置に装着された場合、廃トナー排出部ガイド部21a〜21eおよび廃トナー排出部ガイド部22a〜22dのそれぞれの底面(円筒凹面部)に、廃トナー排出部31a〜31eおよび廃トナー排出部32a〜32dのそれぞれの下面(円筒凸面)が載るように配置される。さらに、廃トナー排出口311と廃トナー受入れ口211とが互いに対向し、廃トナー排出口321と廃トナー受入れ口221とが互いに対向するように配置される。
また、廃トナー排出部ガイド部21a〜21eおよび廃トナー排出部ガイド部22a〜22dのそれぞれの底面(円筒凹面部)には、シャッター部材23(図6,7参照)が一つずつ設けられる。シャッター部材23は、廃トナー回収容器20における廃トナー受入れ口211および廃トナー受入れ口221を開閉するものである。
続いて、シャッター部材23の開閉機構と動作について、図6を参照して簡単に説明する。
図6は、廃トナー回収容器20の裏面側の一部を示す斜視図であり、(a)は廃トナー回収容器20が画像形成装置100に装着されていない状態を示し、(b)は廃トナー回収容器20が画像形成装置100に装着されている状態を示している。
図6(a)に示されるように、シャッター部材23は、リンク部材(シャッター移動部材)25を介してレバー部材(容器側当接部材)24と連結されている。
シャッター部材23は、開口部233aを備え、リンク部材25が移動することによって、開口部233aが廃トナー受入れ口211と221を開口する開口位置へと移動する(図6(b))。
リンク部材25は、バネ(付勢部材)29によってシャッター部材23が廃トナー受入れ口211と221を閉鎖する位置に移動するように付勢されている。そして、廃トナー回収容器20が画像形成装置100に配置されると、レバー部材24が後述する画像形成装置100に設置された装置側突起部(本体側当接部)33と当接することによって図6(b)に示される位置に回動移動し、リンク部材25をシャッター部材23が廃トナー受入れ口211と221を開口する位置に移動するように移動させる。
尚、廃トナー回収容器20の裏面には、図5に示すカバー部材26が設けられており、リンク部材25はカバー部材26の背後に配置されている。図6では、リンク部材25とレバー部材24およびシャッター部材23との連結状態が分かるように、カバー部材26の図示を省略している。
次にシャッター部材23の詳細な開閉構造と動作について、図7を参照して詳しく説明する。図7は、シャッター部材23が開閉動作を行うための動作機構を抜き出して図示したものであり、(a),(c),(e)が廃トナー回収容器20を裏面から見た裏面図、(b),(d),(f)が廃トナー回収容器20の一端部、すなわちレバー部材24の位置を上から見た平面図である。
また、図7において、(a),(b)は廃トナー回収容器20が画像形成装置100に装着されていない状態、(c),(d)は廃トナー回収容器20がモノクロ機である画像形成装置100に装着されている状態、(e),(f)は廃トナー回収容器20がカラー機である画像形成装置100に装着されている状態を示している。
レバー部材24は、廃トナー回収容器20が画像形成装置100に装着された時に、画像形成装置100に設けられた装置側突起部(本体側当接部)33(図3,4,7参照)と当接し、この当接によって所定の角度まで回動移動する。
レバー部材24は、廃トナー回収容器20において回転軸241回りに回動可能に取り付けられており、当接レバー部242が装置側突起部33に押されて図中の矢印A方向に回動する。
尚、装置側突起部33は、画像形成装置100がカラー機の場合とモノクロ機の場合とでその高さが異なるように構成されており、カラー機の装置側突起部33の方が高くされている。したがって、廃トナー回収容器20が画像形成装置100に装着された時のレバー部材24の回動量(回動角度)は、モノクロ機よりもカラー機の方が大きくなる(図7(f))。
レバー部材24において、当接レバー部242と反対側の端部には、レバー部材側係合部243が設けられている。レバー部材側係合部243は、リンク部材25の一端に設けられた第1リンク部材側係合部251と係合している。図7の例では、レバー部材側係合部243はピン状の突起部であり、第1リンク部材側係合部251はこの突起部を挟み込む溝部とされている。レバー部材側係合部243と第1リンク部材側係合部251との係合により、レバー部材24が矢印A方向に回動すると、リンク部材25は矢印B方向にスライド移動する。廃トナー回収容器20が画像形成装置100に装着された時のリンク部材25のスライド移動量も、モノクロ機よりもカラー機の方が大きくなる。また、リンク部材25は、付勢部材27(例えば、バネ)によって矢印B方向と反対側に付勢されている。
シャッター部材23は、図7(a),(c),(e)に示すように、廃トナー回収容器20において回転軸231回りに回動可能に取り付けられている。シャッター部材23は、回転軸231を含む支持部232と、支持部232に対して一端側に設けられたシャッター233と、支持部232に対して他端側に設けられたシャッター部材側係合部234とを備えている。
シャッター233は、シャッター部材23が回動移動するときに、廃トナー排出部ガイド部21a〜21eおよび廃トナー排出部ガイド部22a〜22dの凹面(円筒内周面)と擦接しながら回動するように半円筒形状に形成されており、かつ、開口部233a(図8参照)を有している。
シャッター部材側係合部234は、リンク部材25に設けられた第2リンク部材側係合部252と係合している。図7の例では、シャッター部材側係合部234はピン状の突起部であり、第2リンク部材側係合部252はこの突起部を挟み込む溝部とされている。シャッター部材側係合部234と第2リンク部材側係合部252との係合により、リンク部材25が矢印B方向にスライド移動すると、シャッター部材23は矢印C方向に回動移動する。廃トナー回収容器20が画像形成装置100に装着された時のシャッター部材23の回動量(回動角度)も、モノクロ機よりもカラー機の方が大きくなる。
図8は、シャッター部材23による開閉動作を説明するための断面図であり、(a)は廃トナー回収容器20がモノクロ機である画像形成装置100に装着された状態を示し、(b)は廃トナー回収容器20がカラー機である画像形成装置100に装着された状態を示している。尚、図8では、廃トナー回収容器20における廃トナー排出部ガイド部21a,21bと、画像形成装置100における廃トナー排出部31a,31bとのみを例示している。
すなわち、廃トナー排出部ガイド部21eおよび廃トナー排出部ガイド部22aは、廃トナー排出部ガイド部21aと同様の構成となるため図示を省略している。また、廃トナー排出部ガイド部21c,21dおよび廃トナー排出部ガイド部22b〜22dは、廃トナー排出部ガイド部21bと同様の構成となるため図示を省略している。
廃トナー回収容器20が画像形成装置100に装着された場合、レバー部材24における当接レバー部242が画像形成装置100における装置側突起部33に当接し、レバー部材24が回動する。レバー部材24の回動は、リンク部材25を介してシャッター部材23に伝えられ、全てのシャッター部材23が同じ回動量で回動移動する。
シャッター部材23のシャッター233には開口部233aが設けられているが、廃トナー排出部ガイド部21aでは、開口部233aの幅(回転半径方向の幅)が、廃トナー排出部ガイド部21bに比べて広くされている。
画像形成装置100がモノクロ機である場合には、図8(a)に示すように、廃トナー排出部ガイド部21aには廃トナー排出部31aが挿入され、廃トナー受入れ口211と廃トナー排出口311とが対向する。さらに、廃トナー排出部ガイド部21aでは、シャッター233の開口部233aが廃トナー受入れ口211を開放する。これにより、発生した廃トナー(ブラック(B)トナー)を廃トナー回収容器20に回収できる。
一方、廃トナー排出部ガイド部21bでは、廃トナー排出部ガイド部21bにおいて廃トナー排出部31bは挿入されない(モノクロ機には廃トナー排出部31bが存在しない)。但し、この時のシャッター部材23の回動量では、廃トナー排出部ガイド部21bにおけるシャッター233の開口部233aは、廃トナー受入れ口211を閉塞する。これにより、廃トナー回収容器20内部に格納された廃トナーが容器外(画像形成装置内)に飛散することを防止できる。
画像形成装置100がカラー機である場合には、図8(b)に示すように、廃トナー排出部ガイド部21aには廃トナー排出部31aが挿入され、廃トナー受入れ口211と廃トナー排出口311とが対向する。また、廃トナー排出部ガイド部21bでも、廃トナー排出部ガイド部21bに廃トナー排出部31bが挿入され、廃トナー受入れ口211と廃トナー排出口311とが対向する。そして、この時のシャッター部材23の回動量では、廃トナー排出部ガイド部21aおよび廃トナー排出部ガイド部21bの両方において、シャッター233の開口部233aは廃トナー受入れ口211を開放する。これにより、発生した廃トナーを廃トナー回収容器20に回収できる。
以上のように、装置側突起部33の高さをカラー画像形成装置とモノクロ画像形成装置で異ならしめることで、同じ廃トナー回収容器20でも開口する廃トナー受入れ口211と221の数を変更できるので、廃トナー回収容器20の共用使用が可能となる。
なお、装置側突起部33の設置位置を変えることで開口する廃トナー受入れ口211と221の数を変更できるようにしてもよい。この場合、装置側突起部33にリンク部材25を移動させる方向に傾斜面を形成し、該傾斜面とリンク部材25に設けた係合部(容器側当接部材24に相当)との当接によってリンク部材25を移動させ、リンク部材25と傾斜面との当接位置によってリンク部材25の移動距離が変わるようにしてもよい。
〔実施の形態2〕
図9は、本実施の形態2にかかる廃トナー回収容器20の裏面において、一つの廃トナー排出部ガイド部(図9の例では、廃トナー排出部ガイド部21a)の構成を示す拡大斜視図であり、(a)は廃トナー受入れ口211が閉塞された状態、(b)は廃トナー受入れ口211が開放された状態を示す。尚、図9に示す廃トナー排出部ガイド部の構成は、廃トナー排出部ガイド部21a〜21e,22a〜22dの全てにおいて共通の構成となる。
本実施の形態2では、廃トナー回収容器20において、図5に示すレバー部材24およびリンク部材25は設けられない。このため、本実施の形態2で使用される画像形成装置100は、図3,4に示す画像形成装置100から装置側突起部33を除いた構成となる。また、本実施の形態2の廃トナー回収容器20では、廃トナー排出部ガイド部21a〜21e,22a〜22dにおいて、シャッター部材23に代えて、シャッター部材28が用いられる。
シャッター部材28は、図9(a),(b)に示すように、略円錐型の支持部(シャッター移動部材)281と、支持部281に対して一端側(廃トナー回収容器20の裏面側)に設けられたシャッター282とを備えている。本実施例では、支持部281とシャッター部材は一体的に構成され、シャッター282は、開口部282aを備えている。
シャッター部材28は、廃トナー回収容器20に設けられた支持軸30に沿って、矢印D方向にスライド移動可能となっており、廃トナー受入れ口211を閉塞する第1の位置(図9(a)の状態)と、廃トナー受入れ口211を開放する第2の位置(図9(b)の状態)との間で移動可能となっている。
シャッター部材28の支持部281と廃トナー回収容器20裏面との間にはバネ(付勢部材)29が配置されており、バネ29はシャッター部材28を第1の位置に保持する方向に付勢している。
図9(a)に示す状態は、シャッター部材28がバネ29による付勢力のみを受けている状態であり、この時のシャッター部材28は第1の位置に保持され、シャッター282の開口部282aが廃トナー受入れ口211と重ならず、廃トナー受入れ口211は閉塞されている。
図9(b)に示す状態は、シャッター部材28がバネ29の付勢力に抗して押し込まれた状態であり、この時のシャッター部材28は第2の位置に保持され、シャッター282の開口部282aが廃トナー受入れ口211と重なり、廃トナー受入れ口211は開放されている。
廃トナー回収容器20が画像形成装置100に装着されていない場合には、全ての廃トナー排出部ガイド部21a〜21e,22a〜22dは、図9(a)に示す状態となる。これにより、廃トナー回収容器20内部に格納された廃トナーが容器外に飛散することを防止できる。
廃トナー回収容器20がカラー画像形成装置100に装着されている場合には、全ての廃トナー排出部ガイド部21a〜21e,22a〜22dは、図9(b)に示す状態となる。これは、シャッター部材28に一体的に成形された支持部281が、廃トナー排出部31a〜31e,32a〜32dの端部と当接して押し込まれることによる(尚、図9(b)では、廃トナー排出部の図示を省略している)。これにより、全ての廃トナー受入れ口211および廃トナー受入れ口221が、対応する廃トナー排出口311および廃トナー排出口321と連通することになり、発生した廃トナーを廃トナー回収容器20に回収できる。
廃トナー回収容器20がモノクロ画像形成装置100に装着されている場合には、廃トナー排出部ガイド部21a,21e,22aでは、廃トナー排出部31a,31e,32aによって支持部(シャッター移動部材)281が押し込まれ、その結果、シャッター部材28が移動して、図9(b)に示す状態となる。一方で、廃トナー排出部ガイド部21b〜21d,22b〜22dでは、廃トナー排出部31b〜31d,32b〜32dが存在しないため、図9(a)に示す状態となる。
これにより、本廃トナー回収容器20を、モノクロ画像形成装置100に設置した場合は、カラートナー用の廃トナー受入口211および221のシャッター部材28は開口位置に移動せず閉鎖されたままとなるので、廃トナー回収容器20内に回収された廃トナーが容器外(画像形成装置内)に飛散することを確実に防止することができる。
また、本廃トナー回収容器20を、カラー画像形成装置100に設置した場合は、カラー用トナー用とモノクロトナー用のシャッター部材28がすべて開口位置に移動し、廃トナー受入れ口211および221が画像形成装置側の廃トナー排出部31および32とそれぞれ連通するので、廃トナー回収容器20内に回収された廃トナーが容器外(画像形成装置内)に飛散することはない。
〔実施の形態3〕
図10は、本実施の形態3にかかる画像形成装置100において、本体部110の画像形成部の前面側(廃トナー回収容器20が取り外された状態)を示す斜視図である。
本実施の形態3にかかる画像形成装置100はモノクロ機であり、図10に示すように、ダミー排出部40を備えることを特徴としている。すなわち、図4に示す画像形成装置100(実施の形態1におけるモノクロ機)は、図3に示す画像形成装置100(実施の形態1におけるカラー機)から、廃トナー排出部31b〜31e,32b〜32dを単に除外した構成とされているが、図10に示す画像形成装置100(実施の形態3におけるモノクロ機)では、廃トナー排出部31b〜31e,32b〜32dに代えてダミー排出部40を備えている。
ダミー排出部40は、廃トナー排出部31b〜31e,32b〜32dと同じ外径形状を有しているが、廃トナーが搬送されてくるものではなく、また、廃トナー排出口311,321も有していない。
本実施の形態3で使用される廃トナー回収容器20は、実施の形態1で使用されるものと同じものが使用される。つまり、廃トナー回収容器20は、図7に示すような、シャッター部材23、レバー部材24およびリンク部材25を備えているが、廃トナー回収容器20を画像形成装置100に設置した際に、すべてのシャッター部材23が開口位置に移動するように構成されている。
具体的には、画像形成装置100に設置された装置側突起部(本体側当接部)33の設置形状、この場合は高さが、モノクロ機の場合であってもカラー機と同じ高さになるように設定されている。これによって、モノクロ機の場合であっても、装置側突起部33と当接し移動するレバー部材24の移動距離が同じになるため、レバー部材25と連動するリンク部材25を通じてすべてのシャッター部材23が開口位置に移動する。
次にモノクロ機の場合におけるダミー排出部40の役割について説明する。
図11は、廃トナー回収容器20がモノクロ機である画像形成装置100に装着された場合のダミー排出部40による閉塞動作を説明するための断面図である。尚、図11では、廃トナー回収容器20における廃トナー排出部ガイド部21a,21b(21bはカラートナー用)と、画像形成装置100における廃トナー排出部31aと、廃トナー排出部ガイド部21bに対応するダミー排出部40とのみを例示している。
尚、廃トナー排出部ガイド部21eおよび廃トナー排出部ガイド部22aは、廃トナー排出部ガイド部21aと同様の構成となるため図示を省略している。また、残りのカラー用である廃トナー排出部ガイド部21c,21dおよび廃トナー排出部ガイド部22b〜22dは、廃トナー排出部ガイド部21bと同様の構成となるため図示を省略している。
廃トナー回収容器20が図10に示す画像形成装置100に装着された場合、図11に示すように、廃トナー排出部ガイド部21aには廃トナー排出部31aが挿入され、廃トナー受入れ口211と廃トナー排出口311とが対向する。さらに、シャッター233の開口部233aが廃トナー受入れ口211を開放することで、画像形成装置100から排出される廃トナー(ブラック(B)トナー)を廃トナー回収容器20に回収できる。
一方、廃トナー排出部ガイド部21bでは、廃トナー排出部31bは挿入されず(モノクロ機には廃トナー排出部31bが存在しない)、代わりにダミー排出部40が挿入される。このため、シャッター233の開口部233aが廃トナー受入れ口211を開放していても、廃トナー受入れ口211はダミー排出部40によって閉塞される。これにより、廃トナー回収容器20内部に格納された廃トナーが容器外(画像形成装置内)に飛散することを防止できる。なお、ダミー排出部40のトナー受入れ口211と対抗する面に、フェルトやスポンジ等の弾性体を配置することでシャッター233の開口部を封止する封止性を向上させてもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
100 画像形成装置(装置本体)
110 本体部
120 原稿読取部
130 原稿搬送装置
20 廃トナー回収容器(排出物回収容器)
21a〜21e 廃トナー排出部ガイド部
211 廃トナー受入れ口(排出物受入れ口)
22a〜22d 廃トナー排出部ガイド部
221 廃トナー受入れ口(排出物受入れ口)
23,28 シャッター部材
233,282 シャッター
233a,282a 開口部
24 レバー部材(容器側当接部材)
25 リンク部材(シャッター移動部材)
29 バネ(付勢部材)
31a〜31e 廃トナー排出部(本体側排出部)
311 廃トナー排出口
32a〜32d 廃トナー排出部(本体側排出部)
321 廃トナー排出口
33 装置側突起部(本体側当接部)
40 ダミー排出部

Claims (6)

  1. 装置本体に着脱可能な排出物回収容器であって、
    前記装置本体の本体側排出部から排出される排出物を受け入れる複数の排出物受入れ口と、
    前記排出物受入れ口を開閉する複数のシャッター部材と、
    前記排出物回収容器が前記装置本体に設置された際に、前記装置本体側に設置された本体側当接部と当接し移動させられることで前記シャッター部材を開口位置に移動させる少なくとも1つ以上のシャッター移動部材とを備え、
    前記シャッター移動部材が当接する前記本体側当接部の配置形状もしくは設置数によって、前記開口位置に移動されるシャッター部材の数が変更可能な構成であることを特徴とする排出物回収容器。
  2. 請求項1に記載の排出物回収容器であって、
    前記複数のシャッター部材を前記排出物受入れ口を閉鎖する方向に付勢する複数の付勢部材を備え、
    前記シャッター移動部材は前記シャッター部材に一体的に形成され、
    前記本体側当接部は前記本体側排出部の一端部であることを特徴とする排出物回収容器。
  3. 請求項1に記載の排出物回収容器であって、
    前記シャッター移動部材は、前記本体側当接部と当接する容器側当接部材を備え、
    前記容器側当接部材は、前記本体側当接部と当接することで移動し、その移動距離に応じて前記開口位置へ移動する前記シャッター部材の数を変更するように前記シャッター移動部材を移動させることを特徴とする排出物回収容器。
  4. 請求項3に記載の排出物回収容器であって、
    前記容器側当接部材は、回転支点を備えるレバー部材であって、一方の端部が前記シャッター移動部材と係合され、もう一方の端部が前記本体側当接部と当接することを特徴とする排出物回収容器。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載の排出物回収容器であって、
    電子写真方式の画像形成装置に着脱可能に設置され、前記画像形成装置から排出される廃トナーを排出物として回収する廃トナー回収容器として使用されることを特徴とする排出物回収容器。
  6. 廃トナー回収容器が着脱可能に設置される電子写真方式の画像形成装置であって、
    前記廃トナー回収容器として請求項5に記載の排出物回収容器を用いることを特徴とする画像形成装置。
JP2017245819A 2017-12-22 2017-12-22 排出物回収容器および画像形成装置 Pending JP2019113639A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017245819A JP2019113639A (ja) 2017-12-22 2017-12-22 排出物回収容器および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017245819A JP2019113639A (ja) 2017-12-22 2017-12-22 排出物回収容器および画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019113639A true JP2019113639A (ja) 2019-07-11

Family

ID=67221478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017245819A Pending JP2019113639A (ja) 2017-12-22 2017-12-22 排出物回収容器および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019113639A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI635374B (zh) 粉末容器,粉末供給裝置及影像形成裝置
JP4525782B2 (ja) 現像剤収容容器および画像形成装置
JP4831204B2 (ja) 画像形成装置および像担持体ユニット
JP4766123B2 (ja) 画像形成装置
US8478171B2 (en) Toner bottle and image formation apparatus provided with the same
EP2367067B1 (en) Image forming apparatus having toner cartridge
US6934490B2 (en) Toner container, print process cartridge and image forming apparatus
KR20060133293A (ko) 토너카트리지 및 이를 채용한 전자사진방식 화상형성장치
US20070077097A1 (en) Image forming apparatus
KR101867895B1 (ko) 화상 형성 장치
US20210080856A1 (en) Image forming apparatus
US8649712B2 (en) Toner cartridge having linearly movable shutter member
JP2016033621A (ja) 画像形成装置
JP5012087B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
CN110651229B (zh) 显影剂容器以及包括它的图像形成装置
JP4873022B2 (ja) 画像形成装置
US20130243444A1 (en) Image forming apparatus
US8488993B2 (en) Image forming device having process unit that can be pulled out thereof
JP2019113639A (ja) 排出物回収容器および画像形成装置
US8380104B2 (en) Replacement unit and image forming device
US9280091B2 (en) Toner conveying device and image forming apparatus including the same
AU2017204603A1 (en) Powder Container, Powder Supply Device And Image Forming Apparatus
JP2018054711A (ja) 画像形成装置
JP2015114398A (ja) 画像形成装置
JP6566783B2 (ja) 画像形成装置