JP2019113559A - 空間に情報を記録する方法及びそのシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の情報を組み合わせ、多次元化する方法を提供する。【解決手段】情報通信端末機器2が、少なくとも、その空間位置で音、色、光、超音波のうち1若しくは2以上の組み合わせからなる空間媒介伝達情報を受信する工程と、上記空間媒介伝達情報を受信した時刻、傾き/方向、加速度のうちの1つ若しくは2以上の組み合わせからなる端末属性情報を検出する工程と、接続されたサーバ3が、前記受信した空間媒介伝達情報をデコードすることで、この情報通信端末機器2の空間位置を特定する工程と、前記サーバ3が、前記特定された情報通信端末機器2の空間位置に上記端末の属性情報を関連付けて空間位置タグとして記憶する工程と、上記情報通信端末機器2が所定のタイミングで上記の全ての工程を繰り返すことで、断続的な空間位置に上記端末機器2の属性情報を関連付けて記憶する工程と、を有する方法が提供される。【選択図】図1

Description

この発明は、空間に情報を記録する方法及びそのシステムに関するものである。
AR三兄弟のリーダー(長男役)である本願発明者の川田十夢は、普段からAR(拡張現実)を研究・開発し、その技術に精通している。ARは、画像判定時に、カメラ越しに映る画像をドット単位で分析し輪郭や特徴点から対象物を判別するが、川田は研究を重ねる中で、その現象は対象物を2次元…つまり面として捉えているに過ぎないことに気がついていた。
例えば、机や美術品のことを伝える際、今は写真を撮り文章で補足するなど2次元化した情報でしか伝えることができない。ここには、机の触った感触や匂い、美術品の輪郭や奥行きがないのだ。言い換えるなら情報が豊かではない。この2次元に奥行きを加えることができれば、情報が3次元化されると川田は考えていた。では、「どうやったらそれを実現できるか」という問いから今回の発明はスタートする。
たとえば、ドラえもんに登場する「どこでもドア」の発明は、物質の物理的な転送が必要なので難しいとしても、目の前にある3次元の物質を「情報」として空間転送することは可能なのではないか、川田はそう考えたのだった。
では、どうしたら良いか?
川田は複数の情報を組み合わせ、情報伝達手段を多次元化することを思いつく。しかし一方で、現在のインターネットの「010101・・・」の2進数で表現される伝達手段で情報を3次元化することには限界があるとも考えた。インターネットは、あくまで有線を媒介する必要があり、そこの伝達量は2020年には現在の1000倍になると目算されているものの、ファイバーケーブルを太くする以外の改善策がなく、そこが文明の成長を頭打ちにする未来が来ることと予測されるためだ。そこで、基幹となる伝達手段としては「光」を採用し、そこに「音」「超音波」「色」などを組み合わせていくことを考えた。
光を基幹技術に採用する理由は、現在の「010101・・・」2進数のインターネットなどの情報伝達手段を、光の点滅やゆらぎで再現できることの相性の良さ。それに加えて、情報伝達の際にインターネットなどのような線が不要であること、OSや端末同士の規格を越えてやりとりができるからだ。規格を越えたやりとりが可能な光であれば、街中にあふれるサイネージなどの情報を、たとえば、光を記憶するバッジのような持ち歩き可能な装置に、情報やライフログを覚えさせることだってできる。
しかし、これらを組み合わせることの難しさは、複数の性質の異なる情報伝達手段を用途に応じて連携させることにもある。たとえば、光と音・超音波は基準とするその速度が異なるため、そこに「共通言語」や「連携のルール(パターン)」を与える必要がある。これは極めて難しい取り組みだが、異なるプロトコルに「共通言語」を与えるということでは、川田は過去にも同様の経験があり、それが生きた。以前、ミシンメーカーに勤めていた川田は、「刺す、抜く、止まる」3進法で動くミシンと2進法のコンピュータ、そして、制御する人間の三者をつなぐ特許技術を開発していたからだ。ただ、それにも増す今回の難しさは、光や超音波などは生活環境における太陽の光や超音波の干渉を勘案しながら実用化させる必要があることにあった。スマートフォンの機種スペックという制限もある。これらの制限をクリアするため、異なるプロトコルをコミュニケーションさせる中間技術を発明することに加えて、課題クリアに重要だったのが、「音」「超音波」「色」などの複数の通信手段が相補的に働くようフィルタリングしたことだった。
以上の思想をもとに、川田は、1つの基本発明を完成した。
その発明の第1の側面は、
空間に情報を記憶する方法であって、
(1)情報通信端末機器が、少なくとも、その空間位置で音、色、光、超音波のうち1つもしくは2以上の組み合わせからなる空間媒介伝達情報を受信する工程と、
(2)情報通信端末機器が、少なくとも、上記空間媒介伝達情報を受信した時刻、傾き/方向、加速度のうちの1つ若しくは2以上の組み合わせからなる端末属性情報を検出する工程と、
(3)情報通信端末機器若しくはこの情報通信端末機器が接続されたサーバが、前記受信した空間媒介伝達情報をデコードすることで、この情報通信端末機器の空間位置を特定する工程と、
(4)情報通信端末機器若しくはこの情報通信端末機器が接続されたサーバが、前記特定された情報通信端末機器の空間位置に上記端末の属性情報を関連付けて記憶する工程と、
(5)上記情報通信端末機器が所定のタイミングで上記(1)〜(4)の工程を繰り返すことで、断続的な空間位置に上記端末の属性情報を関連付けて記憶する工程と、
を有する方法
である。
またこの発明の第2の側面は、
上記方法で空間に記憶された情報を利用する方法であって、
情報通信端末機器が接続されたサーバが、当該情報通信端末機器の特定された空間位置にこの情報通信端末機器の属性情報を関連付けて記憶しており、
前記サーバが、上記情報通信端末機器に対してサービスを提供するサービス提供システムに対して、上記情報通信端末機器の空間位置に基づいて、上記情報通信端末機器の属性情報を渡すか否かを決定する工程と、
サービス提供システムが上記サーバから前記情報通信端末機器の属性情報を受信し、上記空間位置と属性情報とに基づいて、このサービス提供システムが提供する所定のサービスを提供する工程と、
を有する方法
である。
この発明をスマートフォンに適用すれば、これまではひとつの機能を持たせるにはiOSやAndroid、Windows(登録商標)などの各種OS間の互換性は極めて不十分なものだったが、「光」「音」「色」「超音波」を媒介にすることで統一できるし、多くの人がわずらしく思っている財布の中のポイントカードなどの質量を省略することだってできる。
これまでは決済機能一つにしても、各店舗が専用の端末を設置し、それをインターネットとつなげる…という手間が生じていたが。この技術が浸透すれば、スマートフォン2台でコンシューマー同士が簡単に決済をするような世界が実現できる。
また、こうやって生まれる情報伝達の奥行きの一つとして超音波も大きい。超音波は、対象物の素材感や輪郭を検出することができる。これはイルカが、超音波で障害物や獲物を認識していることと同様である。これにより、机の素材感などの肌触り、美術品のフォルムや硬さもより伝えることができる豊かな情報伝達が近い将来生まれる可能性がある。
以下、この発明の詳細を図面を参照しながら詳細に説明することにする。
図1は、この発明の一実施形態に係るシステムを示す概略構成図。 図2は、同じく、動作を示す模式図。 同じく、同じく、空間位置タグを利用するためのシステムを示す概略構成図。
上記したように、発明者・川田が完成した発明は、
空間に情報を記憶する方法であって、
(1)情報通信端末機器が、少なくとも、その空間位置で音、色、光、超音波のうち1つもしくは2以上の組み合わせからなる空間媒介伝達情報を受信する工程と、
(2)情報通信端末機器が、少なくとも、上記空間媒介伝達情報を受信した時刻、傾き/方向、加速度のうちの1つ若しくは2以上の組み合わせからなる端末属性情報を検出する工程と、
(3)情報通信端末機器若しくはこの情報通信端末機器が接続されたサーバが、前記受信した空間媒介伝達情報をデコードすることで、この情報通信端末機器の空間位置を特定する工程と、
(4)情報通信端末機器若しくはこの情報通信端末機器が接続されたサーバが、前記特定された情報通信端末機器の空間位置に上記端末の属性情報を関連付けて記憶する工程と、
(5)上記情報通信端末機器が所定のタイミングで上記(1)〜(4)の工程を繰り返すことで、断続的な空間位置に上記端末の属性情報を関連付けて記憶する工程と、
を有する方法である。
また、空間に記憶された情報を利用する方法であって、
(6)情報通信端末機器が接続されたサーバが、当該情報通信端末機器の特定された空間位置にこの情報通信端末機器の属性情報を関連付けて記憶しており、
(7)前記サーバが、上記情報通信端末機器に対してサービスを提供するサービス提供システムに対して、上記情報通信端末機器の空間位置に基づいて、上記情報通信端末機器の属性情報を渡すか否かを決定する工程と、
(8)サービス提供システムが上記サーバから前記情報通信端末機器の属性情報を受信し、上記空間位置と属性情報とに基づいて、このサービス提供システムが提供する所定のサービスを提供する工程と、
を有する方法である。
まず、「空間に情報を記憶する」とは、我々の実際の活動空間に、情報通信端末機器の足跡(空間位置タグ)を仮想的に残していくという意味である。例えば、図1のようにユーザ1が情報通信端末機器2を保持しある環境の空間に位置しているとする。この場合、前記情報通信端末機器2が受信したその空間特有の音、光、色、超音波の組み合わせからなる空間媒介伝達情報がデコード(解析)されてそのときの情報通信端末機器2の空間が何・何処であるかが特定される。そして、この情報及びこの情報通信端末機器2自身の属性情報が空間位置タグPとしてその空間に仮想的に残される。
この実施形態では、上記デコードは、クラウド上にある空間位置情報処理サーバ3が、上記情報通信端末機器2から上記空間媒介伝達情報を受け取って、それを空間媒介伝達情報DB4aに問い合わせることで、実行される。例えば、上記空間位置における特有のバックグラウンド音楽及び特有の照明の組み合わせに基づいて、その空間位置Pが「コンビニ店A内」等であるとデコードされる。
また、この実施形態では、図1に示すように、この情報通信端末機器2は自ら超音波U1,U2を発振し、その反射超音波を検出することで、隣接する障害物までの水平距離及び垂直距離を測定できるように構成されている。これにより、例えばコンビニ店A内のどの位置に上記情報通信端末機器2が位置するかを知ることができる。この情報も空間媒介伝達情報として上記空間位置Pを特定するのに利用される。これにより、図2に示すように、例えば、情報通信端末機器2が、領域Aや領域B内の具体的にどの位置にいるかがデコード可能である。
そして、図2の矢印で示すようにユーザ1が移動した場合には、断続的な空間位置P1〜P7として、情報通信端末機器2が受信した情報及びデコードした情報が空間にタグ付けされていく。この例では、受信した空間媒介伝達情報から領域Aから領域Bに移動したことが分かる例を示している。
これにより、ある時点において上記情報通信端末機器2がどの空間のどの位置にいるかが、仮想的にその空間に空間位置タグPとして残されるから、それを利用することにより様々なサービスを提供できることになるが、それについては、後で述べることにする。
また、それらのタグPを統合することで、その空間の雰囲気を、その空間のサイズを含めて「規定」することが可能になる。すなわち、移動する端末機器2と各時点でのその空間の障害物までの距離を総合すれば、その空間の大きさを規定することが可能になる。
以下、上記空間に情報を記録する方法について、上記(1)〜(5)の各構成要件の順にさらに詳しく説明する。
(1)「情報通信端末機器が、少なくとも、その空間位置で音、色、光、超音波のうち2以上の組み合わせからなる空間媒介伝達情報を受信する工程」について
ここで、「情報通信端末機器」(情報通信端末機器2)とは、典型的には携帯電話(スマホ)であるが、自ら通信機能を持たないけれども空間媒介伝達情報を受け取って記憶することができるようなデバイスでもよい。例えば、ユーザの胸に付けるバッチのようなデバイスである。このデバイスから後で情報を取り出すことで、このデバイスが受け取った空間媒介伝達情報を利用できるようになる。
また、空間媒介伝達情報としては、音、色、光、超音波(及びそれらの組み合わせ)を挙げたが、これによりその情報通信端末機器2が存在する空間を特定・規定することが可能になるものである。例えば、駅であれば、周囲のバックグラウンド音や照明そのもの、その色、また、可聴域を超える超音波の発信情報である。これらの個々の情報及びそれらの組み合わせによりその空間を特定・規定することが可能になる。
また、1つだけでなく、複数(2以上)の空間媒介伝達情報を組み合わせて多元化することにより、高速で情報を受け取ることが可能になる。すなわち、上述したように、現在のインターネットの「010101・・・」の2進数で表現される伝達手段では単位時間当たりの通信量(通信速度)に限界があり、2020年には現在の1000倍になると目算されている情報量に対応するには、情報伝達手段を多元化する必要がある。
また空間媒介伝達情報を利用することにより、インターネットなどのような物理的な線が不要になるし、OSや端末同士の規格を越えてやりとりができる。この方法によれば、街中にあふれるサイネージなどの情報を、次々に受け取ることができる。
また、空間媒介伝達情報の場合、生活環境における太陽の光や種々の雑音や雑音の干渉を考慮する必要がある。この発明では、これの課題に対応するために、「音」「超音波」「色」などの複数の通信手段が相補的に働くようにしたから、それらのノイズをフィルタリングアウトすることが容易になる。
また、この実施形態では、情報通信端末機器2そのものが超音波発信器を内蔵し、その端末機器2の向きに応じて水平方向及び高さ方向に反射してきた超音波を検出して、障害物までの距離を計測することができるようになっている。この時受信する超音波も上記空間媒介伝達情報に含まれるものである。このような機能を備えることにより、その空間における情報通信端末機器の正確な位置を測定することができるし、場合によっては、その室内の寸法を測定することも可能になる。
(2)「情報通信端末機器が、少なくとも、上記空間媒介伝達情報を受信した時刻、傾き/方向、加速度のうちの1つ若しくは2以上の組み合わせからなる端末属性情報を検出する工程」について
この工程は、情報通信端末機器2が上記空間媒介伝達情報を受信した際の、その端末自体の属性情報を記録する工程である。具体的には、上記空間媒介伝達情報を受信した際の、少なくとも時刻、傾き/方向、加速度の少なくとも1つである。また、これに加えて、この携帯端末で撮影した映像情報を記録しても良い。また、その端末そのものを第三者が特定することができる情報、例えば電話番号や個人IDを記録するようにしても良い。
(3)「情報通信端末機器若しくはこの情報通信端末機器が接続されたサーバが、前記受信した空間媒介伝達情報をデコードすることで、この情報通信端末機器の空間位置を特定する工程」について、
この工程では、上記(1)の工程で受信した空間媒介伝達情報をデコード(解読)して、その情報通信端末機器2の空間位置Pを特定する。
例えば、その空間が特定のコンビニエンスストアだったとする。その場合、当該コンビニエンスストア内に流れる音楽、床や天井陳列棚の色、照明、その他可聴域を超える超音波等がこの通信機器により受信される。また、この情報通信端末機器2から発信される超音波の反射波を検出することにより、床や壁までの距離が測定される。
この実施形態では、上記空間位置情報処理サーバ3に、それぞれの空間に特異的な空間媒介伝達情報を識別するための音、光、色、超音波の識別情報を格納したデータベース(空間識別情報データベース)4があらかじめ用意されていて、上記情報通信端末機器2は、サーバ3に上記空間媒介伝達情報を問い合わせてその空間を識別・特定する。また、このとき、空間内の位置の特定に、上記超音波の反射を利用する。例えば、超音波により測定される水比叡方向の障害物までの距離により、店舗内における位置が特定される。また、その端末の高さも検出することができる。
上記空間媒介伝達情報のデコードは、この情報通信端末機器2自体が行っても良いしサーバ3が行っても良い。
なお、この発明では、上述したように、複数(2以上)の空間媒介伝達情報を互いに組み合わせることで、その空間に漂うノイズをフィルタリングアウトできるように通信プロトコルが定められており、上記デコードはそのプロトコルに従って実行されるものである。
また、上記空間媒介伝達情報だけでは空間位置のデコードができない場合には、他の補助情報を使用してこれを行うようにしても良い。たとえば、上記情報通信端末機器2のカメラ機能で周囲の景色を撮影して、これを使って空間位置の特定を行うようにしても良い。
(4)「情報通信端末機器若しくはこの情報通信端末機器が接続されたサーバが、前記特定された情報通信端末機器の空間位置に上記端末の属性情報を関連付けて記憶する工程」について
この情報通信端末機器2の属性情報とは、少なくとも、この端末自身が検出できる位置情報、向き(傾き)の情報、加速度の情報の1以上の組み合わせ、及び好ましくは端末を特定する情報(電話番号、個人ID等)である。これを、上記空間位置Pに関連付けることで、空間上に仮想的にその端末の情報を残すことが可能になる。この情報は、前記サーバの空間位置タグデータベース4bに蓄積されていく。
(5)「上記情報通信端末機器が所定のタイミングで上記(1)〜(4)の工程を繰り返すことで、断続的な空間位置に上記端末の属性情報を関連付けて記憶する工程」について
これにより、図2に示すように空間上に断続的にこの情報通信端末機器の足跡を残すことができる。
次に、上記空間に記録された情報(空間空間位置タグ)を利用する方法について、上記(6)〜(8)の各機能を説明する。
図3は、このためのシステム構成を示す概略構成図である。
図に3で示すのは、上記空間位置情報処理サーバであり、このサーバ3には、前記空間媒介伝達情報DB4aと、空間位置タグPを格納する空間位置タグDB4bが接続されている。そして、このサーバには、上記情報通信端末機器2が接続されている。また、符号6で示すのは、前述した、自らは直接空間位置情報処理サーバ3に接続できない空間媒介伝達情報記録デバイス(例えば情報記録専用のバッチのようなデバイス)である。このデバイス6は、例えば、PC7を介して上記空間位置情報処理サーバ3に接続可能になっている。
そして、図に8で示すのが、空間位置タグPを利用して処理のサービスを提供するサービス提供者システムである。例えば、上記端末機器2に交通機関利用のための電子マネーがインストールされている場合には、上記サービス提供者システム8は、交通機関課金システムである。この場合、交通機関課金システムは、駅周辺に残された空間情報位置タグPのみを追跡することができるようにパーミッション9が設定される。
上記位置情報処理サーバ3は、上記サービス利用者システム8の有するパーミッション9を上記空間位置タグPに照合することで、当該位置タグPに関連付けられた情報通信端末機器2の属性情報を上記サービス提供者システム8に渡す。これにより、例えば、駅の改札を通過したとして、上記情報通信端末機器2に対する課金サービスを提供することができる。また、このようなシステムによれば、将来、改札自体が不要になることが想定できる。
また、サービス提供者がコンビニ店などの小売商業施設であっても良い。例えば、コンビニエンスストアの場合には上記交通機関の課金と同様に決済に使えるし、また、その店のどの位置(高さ)に端末があったかという顧客の動線情報を得ることができるので、商品の入れ替えの時にその種類や陳列の位置などの工夫に利用することが可能である。
さらに、上記サービス提供者システム8を利用して、課金だけに限らず、様々なサービスを提供可能である。
以下、例えば、コンサート会場における参加者へのサービス提供を例にとって説明する。
この例では、コンサート会場における空間媒介伝達情報は、コンサートで流れる曲、照明である。また、これに、情報通信端末機器2で検出する端末の加速度等を利用するようにしても良い。
まず、当該情報通信端末機器2がコンサート会場内に入ったことが検出されると、上記サービス提供者システム8は、「会場内」というパーミッション9に基づいて、上記空間位置情報処理サーバ3から上記携帯情報通信端末2の空間情報位置タグ及び属性情報を取り出すことが可能になり、このことによって上記情報通信端末2のサービス提供システム8へのアクセスを許可する。
例えば、上記情報通信端末機器2は、まず、上記サービス提供システム8から専用のアプリ10をダウンロードする。このアプリ10は、この情報通信端末機器2の空間位置タグPに基づいて用意される情報や指令10を、上記サービス提供者システム8から受信して実行するものである。例えば、以下のような処理が可能である。
(イ)上記携帯通信端末がコンサート会場のどこにあるかをこの通信端末機器2が受信した空間媒介伝達情報から判別し、その位置に応じた色でこの携帯通信端末機器2の画面を発光させる。
(ロ) コンサート会場で演奏される曲をこの情報通信端末機器2が受信した空間媒介伝達情報から判別し、その曲に応じた色でこの携帯通信端末機器2の画面を発光させる。また、加速度に応じて発光のタイミング等を可変する。
(ハ) コンサート会場で演奏される曲をこの通信端末機器2が受信した空間媒介伝達情報から判別し、その曲の歌詞やその他の関連情報をこの通信端末機器2の画面上に表示する。
また、別の例として、空間がエレベータ内や電車社内等である場合のように、空間自体が移動する場合の適用例を説明する。
このように空間が移動する場合には、例えば、上記端末機器2にダウンロードしたアプリ10に、上記空間の移動に関する情報を送信するようにしても良い。例えば、空間がエレベータの場合には、そのエレベータの高さに応じた外の景色をアプリに送って表示させるようにしても良い。また、電車の場合には、その電車の現在位置に関する様々な情報をアプリ10に送るようにしても良い。
以上説明したこの発明によれば、これまではひとつの機能を持たせるにはiOSやAndroid、Windows(登録商標)などの各種OS間の互換性は極めて不十分なものだったが、「光」「音」「色」「超音波」を媒介にすることで統一でき、多くの人がわずらわしく思っている財布の中のポイントカードなどの質量を省略することも可能になる。
これまでは決済機能一つにしても、各店舗が専用の端末を設置し、それをインターネットとつなげる…という手間が生じていたが。この技術が浸透すれば、スマートフォン2台でコンシューマー同士が簡単に決済をするような世界が実現できる。
なお、この発明は、上記の一実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々変形可能であることは言うまでもない。
U1.U2…超音波
P1〜P7…空間位置タグ
1…ユーザ
2…情報通信端末機器
3…空間位置情報処理サーバ
4a…空間媒介伝達情報DB
4b…空間位置タグDB
6…デバイス
7…PC
8…サービス利用者システム
9…パーミッション

Claims (14)

  1. 空間に情報を記憶する方法であって、
    情報通信端末機器が、その空間位置に特有の音、色、光、超音波のうち1又は2以上の組み合わせからなる空間媒介伝達情報を受信する工程と、
    情報通信端末機器が、上記空間媒介伝達情報を受信した時刻、傾き/方向、加速度のうちの1つ若しくは2以上の組み合わせからなる端末属性情報を検出する工程と、
    情報通信端末機器若しくはこの情報通信端末機器が接続されたサーバが、前記受信した空間媒介伝達情報をデコードすることで、この情報通信端末機器の空間位置を特定する工程と、
    情報通信端末機器若しくはこの情報通信端末機器が接続されたサーバが、前記特定された情報通信端末機器の空間位置に上記端末の属性情報を関連付けて記憶する工程と、
    上記情報通信端末機器が所定のタイミングで上記の全ての工程を繰り返すことで、断続的な空間位置に上記情報通信端末機器の属性情報を関連付けて記憶する工程と、
    を有する方法。
  2. 請求項1記載の方法であって、
    前記空間媒介伝達情報を受信する工程は、その空間位置に特有の音、色、光、超音波の2以上の組み合わせからなる空間媒介伝達情報を受信するものである、
    ことを特徴とする方法。
  3. 請求項1記載の方法であって、
    前記空間媒介伝達情報としての超音波には、前記空間位置内での上記情報通信端末機器の位置を特定するために、前記情報通信端末機器自身が発振した超音波の反射波も含まれるものである
    ことを特徴とする方法。
  4. 請求項1記載の方法において、
    さらに、
    情報通信端末機器が前記空間媒介伝達情報を受信した際の空間の映像を撮像する工程と、
    上記情報通信端末機器若しくはこの情報通信端末機器が接続されたサーバが前記受信した空間媒介伝達情報をデコードする際、前記映像も参照して情報通信端末機器の空間位置を特定するものである
    ことを特徴とする方法。
  5. 請求項1記載の方法であって、
    前記サーバは、特定の空間位置に関連付けられた音、色、光、超音波の情報を格納した参照用データベースを有し、
    上記空間位置を特定する工程は、上記サーバが、受信した空間媒介伝達情報を、上記参照用データベースに問い合わせることで、空間位置を特定するものである
    ことを特徴とする方法。
  6. 空間に記憶された情報を利用する方法であって、
    情報通信端末機器が接続されたサーバが、当該情報通信端末機器の特定された空間位置にこの情報通信端末機器の属性情報を関連付けて記憶しており、
    前記サーバが、上記情報通信端末機器に対してサービスを提供するサービス提供システムに対して、上記情報通信端末機器の空間位置に基づいて、上記情報通信端末機器の属性情報を渡すか否かを決定する工程と、
    サービス提供システムが上記サーバから前記情報通信端末機器の属性情報を受信し、上記空間位置と属性情報とに基づいて、このサービス提供システムが提供する所定のサービスを提供する工程と、
    を有する方法。
  7. 請求項6記載の方法において、
    前記情報通信端末機器の空間位置が存在する空間自体が移動する場合、その移動後の位置と上記空間位置と属性情報とに基づいて、このサービス提供システムが提供する所定のサービスを提供するものである
    ことを特徴とする方法。
  8. 空間に情報を記憶するシステムであって、
    情報通信端末機器が、その空間位置に特有の音、色、光、超音波のうち1又は2以上の組み合わせからなる空間媒介伝達情報を受信する手段と、
    情報通信端末機器が、上記空間媒介伝達情報を受信した時刻、傾き/方向、加速度のうちの1つ若しくは2以上の組み合わせからなる端末属性情報を検出する手段と、
    情報通信端末機器若しくはこの情報通信端末機器が接続されたサーバが、前記受信した空間媒介伝達情報をデコードすることで、この情報通信端末機器の空間位置を特定する手段と、
    情報通信端末機器若しくはこの情報通信端末機器が接続されたサーバが、前記特定された情報通信端末機器の空間位置に上記端末の属性情報を関連付けて記憶する手段と、
    上記情報通信端末機器が所定のタイミングで上記の全ての手段を繰り返すことで、断続的な空間位置に上記情報通信端末機器の属性情報を関連付けて記憶する手段と、
    を有するシステム。
  9. 請求項8記載のシステムであって、
    前記空間媒介伝達情報を受信する手段は、その空間位置に特有の音、色、光、超音波の2以上の組み合わせからなる空間媒介伝達情報を受信するものである、
    ことを特徴とするシステム。
  10. 請求項8記載のシステムであって、
    前記空間媒介伝達情報としての超音波には、前記空間位置内での上記情報通信端末機器の位置を特定するために、前記情報通信端末機器自身が発振した超音波の反射波も含まれるものである
    ことを特徴とするシステム。
  11. 請求項8記載のシステムにおいて、
    さらに、
    情報通信端末機器が前記空間媒介伝達情報を受信した際の空間の映像を撮像する手段と、
    上記情報通信端末機器若しくはこの情報通信端末機器が接続されたサーバが前記受信した空間媒介伝達情報をデコードする際、前記映像も参照して情報通信端末機器の空間位置を特定するものである
    ことを特徴とするシステム。
  12. 請求項8記載のシステムであって、
    前記サーバは、特定の空間位置に関連付けられた音、色、光、超音波の情報を格納した参照用データベースを有し、
    上記空間位置を特定する手段は、上記サーバが、受信した空間媒介伝達情報を、上記参照用データベースに問い合わせることで、空間位置を特定するものである
    ことを特徴とするシステム。
  13. 空間に記憶された情報を利用するシステムであって、
    情報通信端末機器が接続されたサーバが、当該情報通信端末機器の特定された空間位置にこの情報通信端末機器の属性情報を関連付けて記憶しており、
    前記サーバが、上記情報通信端末機器に対してサービスを提供するサービス提供システムに対して、上記情報通信端末機器の空間位置に基づいて、上記情報通信端末機器の属性情報を渡すか否かを決定する手段と、
    サービス提供システムが上記サーバから前記情報通信端末機器の属性情報を受信し、上記空間位置と属性情報とに基づいて、このサービス提供システムが提供する所定のサービスを提供する手段と、
    を有するシステム。
  14. 請求項13記載のシステムにおいて、
    前記情報通信端末機器の空間位置が存在する空間自体が移動する場合、その移動後の位置と上記空間位置と属性情報とに基づいて、このサービス提供システムが提供する所定のサービスを提供するものである
    ことを特徴とするシステム。
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