JP2003333650A - 個人情報保護システム、ゲートウェイ装置、個人情報保護方法 - Google Patents

個人情報保護システム、ゲートウェイ装置、個人情報保護方法

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JP2003333650A
JP2003333650A JP2002133829A JP2002133829A JP2003333650A JP 2003333650 A JP2003333650 A JP 2003333650A JP 2002133829 A JP2002133829 A JP 2002133829A JP 2002133829 A JP2002133829 A JP 2002133829A JP 2003333650 A JP2003333650 A JP 2003333650A
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Japan
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permitted
personal
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JP2002133829A
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English (en)
Inventor
Kenichi Fukazawa
謙一 深澤
Kenichi Yakura
憲一 矢倉
Kosuke Hirama
康介 平間
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NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動機についての個人情報に応じて様々な情
報を提供するサービスを実現する場合に最適な個人情報
保護システムを提供する。 【解決手段】 予め定められた情報提供許可情報(例え
ば、特番)が発呼の際に付加されている場合に限り、移
動機10の個人情報(例えば、移動機の位置情報)につ
いて所定装置(例えば、サーバ1やコンテンツプロバイ
ダ)への提供を許可する。 【効果】 移動機10のユーザ自らの意思によって個人
情報を提供するので、その提供可否について問い合わせ
を行う必要がないので、個人情報の提供可否を予め登録
しておく場合に比較して、サービスをスムーズに提供で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は個人情報保護システ
ム、ゲートウェイ装置、個人情報保護方法に関し、特に
PDC(Personal Digital Cell
ular)等の移動通信機器のパケット通信における発
IDによる個人情報を保護する個人情報保護システム、
ゲートウェイ装置、個人情報保護方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ユーザの個人情報を提供するこ
とにより、個人のニーズにマッチしたコンテンツを提供
する等のサービスを実現することができる。この場合、
一律に個人情報を提供するのではなく、ユーザの必要に
応じて提供可否を指定することのできる機能を設けてお
けば、個人情報を保護することができる。
【0003】ユーザの個人情報については、予めデータ
ベースとして蓄積しておき、この蓄積された個人情報を
提供することが多い。例えば、特開2001−5833
号公報においては、サーバに個人情報が格納されてい
る。そして、そのサーバに対してあるクライアントが個
人情報を要求した場合に、クライアントの所有する携帯
電話に対して個人情報の提供可否の問い合わせを行い、
許可されれば個人情報が提供されている。同様に、特開
平10−49466号公報においては、サーバに個人情
報を格納しておき、電子メール等の着信を行った際に、
端末へ個人情報を同時に転送させている。
【0004】また、特開平10−215166号公報に
おいては、サーバに個人情報が格納されており、あるク
ライアントがサーバに対して個人情報を要求した場合
に、情報の保有者(該当者)への確認を行い、承諾があ
った場合かつ承諾のあった項目の情報のみ提供が行われ
ている。一方、特開2002−92186号公報におい
ては、個人情報である患者の医療情報がサーバに格納さ
れている。そして、患者の身体的特徴と医療情報とを照
合し、その照合結果が一致した場合に通信ネットワーク
を介してサーバから医療情報を送信している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯電話機
等の移動機については、その現在位置等の個人情報に応
じて様々な情報を提供するサービスの実現が期待されて
いる。しかしながら、上記の各公報に記載されている従
来技術では、ネットワーク内のサーバ等の装置に個人情
報がデータベースとして蓄積されていることが前提であ
ったり、個人情報提供可否を問い合わせる装置が必要で
あったりするので、それら従来技術をかかるサービスに
適用することが困難である。すなわち、移動機の現在情
報等は時々刻々と変化するので、データベースへの登録
を常に行うことは現実的ではない。また、提供可否の問
い合わせ確認を行うと、その確認時間が必要であるため
サービスをスムーズに提供できない。
【0006】ここで、位置情報の提供に関する従来技術
が、特開2002−16956号公報に記載されてい
る。同公報においては、携帯通信端末の位置情報を提供
する際に、サーバに位置情報の公開可否を登録してお
き、公開が許可されている場合には問い合わせのあった
他端末へ位置情報を提供している。同公報においても、
位置情報の公開可否を登録しておくサーバを設けてお
り、可否確認時間が必要であるためサービスをスムーズ
に提供できない。
【0007】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的は移動機につい
ての個人情報に応じて様々な情報を提供するサービスを
実現する場合に最適な個人情報保護システム、ゲートウ
ェイ装置、個人情報保護方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
個人情報保護システムは、発呼元の個人情報について所
定装置への提供可否を制御して該個人情報を保護する個
人情報保護システムであって、予め定められた情報提供
許可情報が前記発呼の際に付加されている場合に限り、
前記個人情報について前記所定装置への提供を許可する
個人情報提供許可手段を含むことを特徴とする。発呼の
際に情報提供許可情報を付加し、個人情報の提供につい
て発呼者自らが意思表示することにより、その提供につ
いての確認処理を不要にすることができる。なお、上記
の「所定装置」とは、インターネットサービスプロバイ
ダ(以下、ISP)やコンテンツプロバイダ(以下、C
P)等の接続先ネットワーク内の装置をいう。
【0009】本発明の請求項2による個人情報保護シス
テムは、請求項1において、前記所定装置は、前記個人
情報に基づいて前記発呼元に所定サービスを提供する装
置であることを特徴とする。こうすることにより、提供
された個人情報に応じて、様々なサービスを発呼元ユー
ザに提供することができる。本発明の請求項3による個
人情報保護システムは、請求項1又は2において、前記
情報提供許可情報は、前記発呼の際に付加される特番で
あることを特徴とする。発呼の際に発番号の他に特番を
入力するという簡単な操作で、個人情報の提供について
発呼者自らが意思表示することができる。
【0010】本発明の請求項4による個人情報保護シス
テムは、請求項1乃至3のいずれか1項において、前記
所定装置が複数存在する場合、それら複数の装置それぞ
れに対応して互いに異なる情報提供許可情報を用意して
おき、前記個人情報提供許可手段は、前記発呼の際に付
加された情報提供許可情報に対応する装置に前記個人情
報の提供を許可することを特徴とする。こうすることに
より、サービスを提供する装置が複数存在する場合にお
いても、それら複数の装置それぞれに対して提供する個
人情報を選択することができる。
【0011】本発明の請求項5による個人情報保護シス
テムは、請求項1乃至4のいずれか1項において、前記
個人情報は、複数の項目からなり、前記個人情報提供許
可手段は、前記情報提供許可情報の内容に応じて、前記
複数の項目の一部分についての参照を許可し、かつ、前
記複数の項目の他の部分についての参照を許可しないこ
とを特徴とする。こうすることにより、個人情報が複数
項目からなる場合においても、提供する項目を選択する
ことができる。
【0012】本発明の請求項6による個人情報保護シス
テムは、請求項1乃至5のいずれか1項において、前記
所定装置と前記発呼元との間における個人情報提供契約
の有無を示す契約有無情報を保持する保持手段を更に含
み、個人情報許可手段は、前記保持手段により契約が有
ることが示されており、かつ、前記発呼の際に前記所定
情報が付加されている場合にのみ前記個人情報の提供が
許可されることを特徴とする。こうすることにより、個
人情報の提供が許可されていない相手先に発呼する場合
において、提供許可情報を誤って付加しても、個人情報
提供が行われず、その漏洩を防ぐことができる。
【0013】本発明の請求項7による個人情報保護シス
テムは、請求項1乃至6のいずれか1項において、前記
所定装置は、前記個人情報の提供が許可されたことを示
す提供許可情報を保持する保持手段を含み、この保持手
段に保持されている提供許可情報を利用して前記個人情
報を取得することを特徴とする。提供許可情報を保持し
ておくことにより、相手先装置は、ISPとの通信が継
続している限り(ネットワークへの接続が行われている
限り)、発呼時に限らず任意のタイミングで個人情報の
提供を受けることができるので、相手先装置が再起動さ
れた場合でも個人情報を取得してサービスを引き続き提
供することができる。
【0014】本発明の請求項8による個人情報保護シス
テムは、請求項1乃至7のいずれか1項において、前記
発呼元と前記所定装置とは互いに異なるネットワークに
接続されており、それらネットワーク同士を接続するゲ
ートウェイに、前記個人情報提供許可手段が設けられて
いることを特徴とする。個人情報提供可否判断をゲート
ウェイにおいて行うことにより、異なるネットワーク間
で個人情報を授受できるので、例えばインターネットに
接続されているCPから携帯電話機網に対して様々なサ
ービスを提供することができる。
【0015】本発明の請求項9によるゲートウェイ装置
は、互いに異なるネットワーク同士を接続することによ
り、それらネットワークにそれぞれ接続されている発呼
元と所定装置とにおいて前記発呼元の個人情報について
の提供を制御するためのゲートウェイ装置であって、予
め定められた情報提供許可情報が発呼の際に付加されて
いる場合に限り、前記個人情報について前記所定装置へ
の提供を許可する個人情報提供許可手段を含むことを特
徴とする。発呼の際に情報提供許可情報を付加し、個人
情報の提供について発呼者自らが意思表示することによ
り、その提供についての確認処理を不要にすることがで
きる。
【0016】本発明の請求項10によるゲートウェイ装
置は、請求項9において、前記情報提供許可情報は、前
記発呼の際に付加される特番であることを特徴とする。
発呼の際に発番号の他に特番を入力するという簡単な操
作で、個人情報の提供について発呼者自らが意思表示す
ることができる。本発明の請求項11によるゲートウェ
イ装置は、請求項9又は10において、前記所定装置が
複数存在する場合、それら複数の装置それぞれに対応し
て互いに異なる情報提供許可情報を用意しておき、前記
個人情報提供許可手段は、前記発呼の際に付加された情
報提供許可情報に対応する装置に前記個人情報の提供を
許可することを特徴とする。こうすることにより、サー
ビスを提供する装置が複数存在する場合においても、そ
れら複数の装置それぞれに対して提供する個人情報を選
択することができる。
【0017】本発明の請求項12によるゲートウェイ装
置は、請求項9乃至11のいずれか1項において、前記
個人情報は、複数の項目からなり、前記個人情報提供許
可手段は、前記情報提供許可情報の内容に応じて、前記
複数の項目の一部分についての参照を許可し、かつ、前
記複数の項目の他の部分についての参照を許可しないこ
とを特徴とする。こうすることにより、個人情報が複数
項目からなる場合においても、提供する項目を選択する
ことができる。
【0018】本発明の請求項13によるゲートウェイ装
置は、請求項9乃至12のいずれか1項において、前記
所定装置と前記発呼元との間における個人情報提供契約
の有無を示す契約有無情報を保持する保持手段を更に含
み、個人情報許可手段は、前記保持手段により契約が有
ることが示されており、かつ、前記発呼の際に前記所定
情報が付加されている場合にのみ前記個人情報の提供が
許可されることを特徴とする。こうすることにより、個
人情報の提供が許可されていない相手先に発呼する場合
において、提供許可情報を誤って付加しても、個人情報
提供が行われず、その漏洩を防ぐことができる。
【0019】本発明の請求項14による個人情報保護方
法は、発呼元の個人情報について所定装置への提供可否
を制御して該個人情報を保護する個人情報保護方法であ
って、予め定められた情報提供許可情報が前記発呼の際
に付加されている場合に限り、前記個人情報について前
記所定装置への提供を許可することを特徴とする。発呼
の際に情報提供許可情報を付加し、個人情報の提供につ
いて発呼者自らが意思表示することにより、その提供に
ついての確認処理を不要にすることができる。
【0020】本発明の請求項15による個人情報保護方
法は、請求項14において、前記情報提供許可情報は、
前記発呼の際に付加される特番であることを特徴とす
る。発呼の際に発番号の他に特番を入力するという簡単
な操作で、個人情報の提供について発呼者自らが意思表
示することができる。本発明の請求項16による個人情
報保護方法は、請求項14又は15において、前記所定
装置が複数存在する場合、それら複数の装置それぞれに
対応して互いに異なる情報提供許可情報を用意してお
き、前記発呼の際に付加された情報提供許可情報に対応
する装置に前記個人情報の提供を許可することを特徴と
する。こうすることにより、サービスを提供する装置が
複数存在する場合においても、それら複数の装置それぞ
れに対して提供する個人情報を選択することができる。
【0021】本発明の請求項17による個人情報保護方
法は、請求項14乃至16のいずれか1項において、前
記個人情報は、複数の項目からなり、前記情報提供許可
情報の内容に応じて、前記複数の項目の一部分について
の参照を許可し、かつ、前記複数の項目の他の部分につ
いての参照を許可しないことを特徴とする。こうするこ
とにより、個人情報が複数項目からなる場合において
も、提供する項目を選択することができる。
【0022】本発明の請求項18による個人情報保護方
法は、請求項14乃至17のいずれか1項において、前
記所定装置と前記発呼元との間における個人情報提供契
約の有無を示す契約有無情報を保持しておき、この保持
されている契約が有り、かつ、前記発呼の際に前記所定
情報が付加されている場合にのみ前記個人情報の提供を
許可することを特徴とする。こうすることにより、個人
情報の提供が許可されていない相手先に発呼する場合に
おいて、提供許可情報を誤って付加しても、個人情報提
供が行われず、その漏洩を防ぐことができる。
【0023】本発明の請求項19による個人情報保護方
法は、請求項14乃至18のいずれか1項において、前
記個人情報の提供が許可されたことを示す提供許可情報
を前記所定装置に保持しておき、この保持されている提
供許可情報を利用して前記個人情報を取得するようにし
たことを特徴とする。提供許可情報を保持しておくこと
により、相手先装置は、ISPとの通信が継続している
限り(ネットワークへの接続が行われている限り)、発
呼時に限らず任意のタイミングで個人情報の提供を受け
ることができるので、相手先装置が再起動された場合で
も個人情報を取得してサービスを引き続き提供すること
ができる。
【0024】要するに本発明では、発呼の際、発呼者自
らがその意思によって個人情報の提供を許可するように
しており、その対価としてCP等から情報提供サービス
その他の様々なサービスを受けることができる。すなわ
ち、発呼者は、個人情報を接続相手先に提供して良いか
判断し、不必要なときには個人情報を提供しないように
することができるので、個人情報を適切に保護できる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。なお、以下の説明において
参照する各図においては、他の図と同等部分に同一符号
が付されている。 (個人情報保護システム)図1は本発明による個人情報
保護システムの実施の一形態を示すブロック図である。
同図に示されているように、本システムは、LAN(L
ocal Area Network)11と、このL
AN11に接続されているゲートウェイサーバ12と、
ISPやCP等の機能を有するサーバ1,2及び3とを
含んで構成されている。
【0026】ゲートウェイサーバ12は、LAN11と
他のネットワークとを接続する機能を有している。この
ため、サーバ1,2及び3は、このゲートウェイサーバ
12を介してLAN11において発生した呼を受けるこ
とができる。また、ゲートウェイサーバ12は、移動機
の現在位置等の個人情報について、その移動機の接続先
への送信可否を判定し、かつ、その接続先が個人情報の
提供を受けることを許可されているか判断するサーバで
ある。本例では、サーバ1、サーバ2、サーバ3が移動
機の接続先である。このため、ゲートウェイサーバ12
には、接続先である、サーバ1、サーバ2、サーバ3と
通信するためのプログラムが実装されている。また、ゲ
ートウェイサーバ12は、接続先が個人情報の提供を受
けることを許可されているかを示す情報を、内部のメモ
リ上又はハードディスク上にて記憶し、管理している。
【0027】サーバ1、サーバ2、サーバ3がインター
ネットに接続されている場合、LAN11とインターネ
ットとを接続する機能をゲートウェイサーバ12に設け
ておけば良い。こうすれば、ユーザが用いている移動機
が携帯電話機等の移動通信機器であっても、LAN11
に接続できればゲートウェイサーバ12を介してインタ
ーネットに接続できるため、インターネットに接続され
ているISPやCP等が行っている情報提供サービスを
いつでもどこでも受けることができる。
【0028】より具体的には、位置情報等、PDCパケ
ット通信網が移動通信を実現するために保持している位
置情報をCPに提供することで、CPはその位置情報を
元に移動機の現在位置周辺の地図データを送信すること
ができる。このようなサービスを提供すれば、ユーザは
自己の移動機の画面に地図を表示させることができるの
で、見知らぬ場所でも迷わずに目的地に辿り着くことが
できる。なお、加入者階梯交換機から無線エリア(基地
局の電波がカバーできるエリア)の情報(エリアコー
ド)をゲートウェイサーバへ送信し、個人情報である位
置情報をISPへ通知することになる。
【0029】かかる構成を有する本システムの動作例に
ついて図2及び図3を参照して説明する。まず、図2に
示されているように、移動機10による発呼は、LAN
11内で発生した呼であり、この呼がゲートウェイサー
バ12を介して他のネットワーク内の装置(例えば同図
中のサーバ1)に接続される。移動機10による発呼に
おいて、発番号と共に特番が付与されている場合、その
特番に対応する処理が行われる。他のネットワーク内の
装置それぞれに対応して特番A、特番B…等を用意して
おけば、発番号と共に特番A、特番B…が入力された場
合、その特番に対応する処理が対応する装置において行
われることになる。
【0030】本例では、特番Aが付与されている場合は
その特番に対応する装置に対して発番号の通知が行わ
れ、特番A’が付与されている場合はその特番に対応す
る装置に対して発番号の通知が行われない。なお、特番
A及び特番A’のいずれも付与されていない場合は、発
番号の通知が行われない。また、同様に、特番Bが付与
されている場合はその特番に対応する装置に対して発番
号の通知が行われ、特番B’が付与されている場合はそ
の特番に対応する装置に対して発番号の通知が行われな
い。なお、特番B及び特番B’のいずれも付与されてい
ない場合は、発番号の通知が行われない。他の特番及び
それに対応する装置についても同様である。
【0031】本例では、「特番A」及び「特番B」が発
番号に付与されているので、ゲートウェイサーバ12
は、特番Aに対応するサーバ1に対して、その通知許可
を行う。すなわち、発番号についての通知を許可する。
これにより、サーバ1は移動機番号(機体番号)「XX
XXXXXX」の移動機について、その発番号を認識す
ることができる。
【0032】また、本例では、移動機の位置情報につい
て、その通知が許可されているので、ゲートウェイサー
バ12は、特番Aに対応するサーバ1に対して、その通
知許可を行う。すなわち、位置情報についての通知を許
可する。これにより、サーバ1は移動機番号「XXXX
XXXX」の移動機について、その位置情報を認識する
ことができる。このように通知された位置情報に基づい
て、サーバ1は、移動機10のユーザに対して、様々な
サービスを提供することができる。例えば、その位置情
報に対応する地図データ、すなわち移動機の現在位置周
辺の地図データを送信し、移動機の画面に地図を表示さ
せるサービスを提供することができる。その他、個人情
報の内容に応じて様々なサービスを提供することができ
る。
【0033】なお、サーバ1には、顧客情報管理サーバ
13が接続されている。この顧客情報管理サーバ13
に、移動機による発呼の際に提供された個人情報を登録
しても良い。こうすれば、一旦提供を受けた個人情報を
用いて、サーバ1によるサービスを移動機のユーザに引
き続き提供することができる。また、個人情報の提供が
一旦許可された場合、その許可されたことを示す情報を
顧客情報管理サーバ13に保持しても良い。こうすれ
ば、サーバ1は保持されている情報を用いることによっ
て個人情報を取得することができる。このため、ISP
との通信が継続している限り(ネットワークへの接続が
行われている限り)、例えばサーバが再起動された場合
であっても、個人情報を取得できるのでサーバ1による
サービスを引き続き提供することができる。
【0034】一方、図3に示されているように、「特番
A」及び「特番B’」が発番号に付与されている場合、
ゲートウェイサーバ12は、特番Aに対応するサーバ1
に対して、その通知許可を行う。すなわち、発番号につ
いての通知を許可する。これにより、サーバ1は移動機
番号(機体番号)「XXXXXXXX」の移動機につい
て、その発番号を認識することができる。
【0035】しかし、本例では、移動機の位置情報につ
いての通知が許可されていないので、ゲートウェイサー
バ12は、特番Aに対応するサーバ1に対して、その通
知が許可されない。よって、この場合はその移動機の位
置情報を認識することができないので、サーバ1は、移
動機10のユーザに種々のサービスを提供することがで
きない。
【0036】さらに図4を参照し、本システムの動作に
ついて説明する。同図に示されているように、移動機1
0において行われた発呼は、ゲートウェイサーバ12に
伝達される(ステップS10)。この発呼の際、本例で
は特番A、特番B、…が付与できるものとする。この特
番は例えば「*123」であり、相手先加入者番号の入
力前に付与する。すなわち、移動機においてプッシュボ
タンを押下することによって特番を入力するのであり、
この特番入力後に相手先加入者番号を入力することで発
呼操作が完了することとなる。
【0037】ゲートウェイサーバ12では、発呼の際に
特番が付与されていたか判断する(ステップS10→S
11)。この判断の結果、発呼の際に、特番Aが付与さ
れていない場合、個人情報Aの提供は許可されない(ス
テップS11→S14)。また、発呼の際に、特番Bが
付与されていない場合、個人情報Bの提供は許可されな
いステップ(S15→S18)。つまり、発呼の際に、
いずれの特番も付与されていない場合、個人情報の提供
は行われない。
【0038】一方、発呼の際に特番Aが付与されていた
場合は、さらに個人情報提供契約の有無すなわち個人情
報Aの提供契約が存在するか判断する(ステップS11
→S12)。この判断の結果、個人情報Aの提供契約が
存在しない場合、個人情報Aの提供は許可されない(ス
テップS11→S14)。同様に、発呼の際に特番Bが
付与されていた場合は、さらに個人情報提供契約の有無
すなわち個人情報Bの提供契約が存在するか判断する
(ステップS15→S16)。この判断の結果、個人情
報Bの提供契約が存在しない場合、個人情報Bの提供は
許可されない(ステップS16→S18)。
【0039】発呼の際に特番Aが付与されており、か
つ、個人情報提供契約が存在する場合、個人情報Aの提
供が許可される(ステップS11→S12→S13)。
同様に、発呼の際に特番Bが付与されており、かつ、個
人情報提供契約が存在する場合、個人情報Bの提供が許
可される(ステップS15→S16→S17)。以上の
ようにゲートウェイサーバにおいては、全ての個人情報
について、提供可否の結果を編集し(ステップS1
9)、接続先であるサーバへ接続処理と個人情報提供可
否を通知する(ステップS20)。
【0040】以上のような処理によって個人情報Aの提
供が許可された場合、個人情報Aを参照することによる
サービスが発呼者に提供される。また、個人情報Bの提
供が許可された場合、個人情報Bを参照することによる
サービスが発呼者に提供される。ただし、いずれの場合
においても、個人情報A、個人情報Bそれぞれについて
の提供契約が存在することが前提となる。
【0041】なお、発呼の際に特番A及び特番Bの両方
が付与されている場合で、かつ、個人情報Aについての
提供契約及び個人情報Bについての提供契約が存在すれ
ば、両個人情報A及びBを参照することによるサービス
が発呼者に提供される。特番Cに対応する個人情報Cに
ついても同様である。本明細書にいう「契約」とは、通
信事業者(移動通信事業者も含む)とISP事業者との
間で、通信網内の装置(移動機を含む)から情報を提供
する際に、情報の取り扱い方法(守秘義務を含む)や提
供費用等を取り決めることをいう。また、移動機の所有
者とISP事業者との契約(上記を含む)を反映させる
ことも含んでいる。
【0042】以上のように接続先のサーバ毎に個人情報
の提供可否に関する契約が行われることがあるので、接
続先サーバそれぞれとの間で個人情報提供可否を設定す
る必要がある。このためには、図5に示されているよう
に、個人情報提供可否を設定するためのテーブルTを用
意しておけば良い。ゲートウェイサーバ12に接続され
ているサーバ1〜サーバ3のそれぞれに対し、個人情報
A〜Cの提供可否を選択的に設定する場合、例えば同図
に示されているテーブルを用意する。同図においては、
個人情報Aについては、サーバ1及びサーバ2に対して
提供可、サーバ3に対して提供不可である。個人情報B
については、サーバ1に対して提供可、サーバ2及びサ
ーバ3に対して提供不可である。個人情報Cについて
も、サーバ1に対して提供可、サーバ2及びサーバ3に
対して提供不可である。
【0043】以上のようにテーブルTの内容を登録して
おくことにより、個人情報に複数の項目が存在する場
合、移動機のユーザとの個人情報提供契約内容に応じて
それら各項目について提供可否を設定することができ
る。すなわち、個人情報が複数の項目から構成されてい
る場合、その複数項目の一部分についての参照を許可
し、かつ、その他の部分についての参照を許可しないよ
うに設定することができる。なお、契約内容が変更され
た場合には、テーブルTの登録内容を変更することによ
り、個人情報の提供可否を変更することができる。
【0044】なお、このようなテーブルを設けて提供契
約関係を管理することにより、個人情報の提供が許可さ
れていない相手先に発呼する場合において、提供許可情
報を誤って付加しても、個人情報提供が行われず、その
漏洩を防ぐことができる。つまり、発呼者自らの意思と
提供契約関係との二重管理によって個人情報の提供管理
を行うことができる。 (個人情報の他の例)上記では、個人情報の例として、
位置情報の場合について説明したが、それ以外の各種個
人情報を提供することにより、種々のサービスを実現す
ることができる。
【0045】例えば、個人情報である電話番号をISP
やCPに提供することで、本人の認証を行うことができ
る。携帯端末である携帯電話機(PHSを含む)は、そ
の電話機自体と電話番号とが一対一に対応しているの
で、電話番号を確認することで、ユーザ本人を容易に認
証することができる。これにより、発呼者はユーザ名や
パスワード等をわざわざ入力しなくても、種々のサービ
スの提供を受けることができる。第3世代の携帯電話機
については、周知のUIM(User Identif
y Module)に登録されている電話番号をISP
やCPに提供することで、異なる携帯端末を用いても同
様にサービスの提供を受けることができる。
【0046】また、ユーザの住所地や勤務先所在地を携
帯端末に予め登録しておき、それをISPやCPに提供
することで、住所地や勤務先所在地における種々の情報
の提供を受けることができる。これにより、ユーザは、
例えば住所地の地域情報(特売情報等)や勤務先所在地
の地域情報(飲食店情報)の提供を受けることができ
る。
【0047】なお、上記の電話番号や地域情報について
も、その提供可否等を指定できることは勿論である。 (ゲートウェイ装置)上述した個人情報保護システムに
おいては、以下のようなゲートウェイ装置が用いられて
いる。すなわち、互いに異なるネットワーク同士を接続
することにより、それらネットワークにそれぞれ接続さ
れている発呼元と所定装置とにおいて上記発呼元の個人
情報についての提供を制御するためのゲートウェイ装置
であり、予め定められた情報提供許可情報が発呼の際に
付加されている場合に限り、上記個人情報について上記
所定装置への提供を許可する個人情報提供許可手段を含
むゲートウェイ装置が実現されている。発呼の際に情報
提供許可情報を付加し、個人情報の提供について発呼者
自らが意思表示することにより、その提供についての確
認処理を不要にすることができる。
【0048】また、上記情報提供許可情報は、例えば、
上記発呼の際に付加される特番である。発呼の際に発番
号の他に特番を入力するという簡単な操作で、個人情報
の提供について発呼者自らが意思表示することができ
る。さらに、上記所定装置が複数存在する場合、それら
複数の装置それぞれに対応して互いに異なる情報提供許
可情報を用意しておき、上記個人情報提供許可手段は、
上記発呼の際に付加された情報提供許可情報に対応する
装置に上記個人情報の提供を許可することを特徴とす
る。こうすることにより、サービスを提供する装置が複
数存在する場合においても、それら複数の装置それぞれ
に対して提供する個人情報を選択することができる。
【0049】そして、上記個人情報は、複数の項目から
なり、上記個人情報提供許可手段は、上記情報提供許可
情報の内容に応じて、上記複数の項目の一部分について
の参照を許可し、かつ、上記複数の項目の他の部分につ
いての参照を許可しないこととする。こうすることによ
り、個人情報が複数項目からなる場合においても、提供
する項目を選択することができる。
【0050】なお、上記所定装置と上記発呼元との間に
おける個人情報提供契約の有無を示す契約有無情報を保
持する保持手段を更に含み、個人情報許可手段は、上記
保持手段により契約が有ることが示されており、かつ、
上記発呼の際に上記所定情報が付加されている場合にの
み上記個人情報の提供が許可されるようにしても良い。
こうすることにより、個人情報の提供が許可されていな
い相手先に発呼する場合において、提供許可情報を誤っ
て付加しても、個人情報提供が行われず、その漏洩を防
ぐことができる。
【0051】以上のゲートウェイ装置を用いれば、発呼
の際、発呼者自らがその意思によって個人情報の提供を
許可し、その対価としてCP等から情報提供サービスそ
の他の様々なサービスを受けるようにすることで、提供
についての確認処理が不要となり、移動機についての個
人情報に応じて様々な情報を提供するサービスを実現す
る場合に最適な個人情報保護システムを構成できる。 (個人情報保護方法)上述した個人情報保護システムに
おいては、以下のような個人情報保護方法が実現されて
いる。すなわち、発呼元の個人情報について所定装置へ
の提供可否を制御して該個人情報を保護する個人情報保
護方法であり、予め定められた情報提供許可情報が上記
発呼の際に付加されている場合に限り、上記個人情報に
ついて上記所定装置への提供を許可する個人情報保護方
法が実現されている。発呼の際に情報提供許可情報を付
加し、個人情報の提供について発呼者自らが意思表示す
ることにより、その提供についての確認処理を不要にす
ることができる。
【0052】また、上記情報提供許可情報は、例えば、
上記発呼の際に付加される特番である。発呼の際に発番
号の他に特番を入力するという簡単な操作で、個人情報
の提供について発呼者自らが意思表示することができ
る。さらに、上記所定装置が複数存在する場合、それら
複数の装置それぞれに対応して互いに異なる情報提供許
可情報を用意しておき、上記発呼の際に付加された情報
提供許可情報に対応する装置に上記個人情報の提供を許
可する。こうすることにより、サービスを提供する装置
が複数存在する場合においても、それら複数の装置それ
ぞれに対して提供する個人情報を選択することができ
る。
【0053】そして、上記個人情報は、複数の項目から
なり、上記情報提供許可情報の内容に応じて、上記複数
の項目の一部分についての参照を許可し、かつ、上記複
数の項目の他の部分についての参照を許可しないことと
する。こうすることにより、個人情報が複数項目からな
る場合においても、提供する項目を選択することができ
る。
【0054】なお、上記所定装置と上記発呼元との間に
おける個人情報提供契約の有無を示す契約有無情報を保
持しておき、この保持されている契約が有り、かつ、上
記発呼の際に上記所定情報が付加されている場合にのみ
上記個人情報の提供を許可するようにしても良い。こう
することにより、個人情報の提供が許可されていない相
手先に発呼する場合において、提供許可情報を誤って付
加しても、個人情報提供が行われず、その漏洩を防ぐこ
とができる。
【0055】さらに、上記個人情報の提供が許可された
ことを示す提供許可情報を上記所定装置に保持してお
き、この保持されている提供許可情報を利用して上記個
人情報を取得するようにしても良い。提供許可情報を保
持しておくことにより、相手先装置は、ISPとの通信
が継続している限り(ネットワークへの接続が行われて
いる限り)、発呼時に限らず任意のタイミングで個人情
報の提供を受けることができるので、相手先装置が再起
動された場合でも個人情報を取得してサービスを引き続
き提供することができる。
【0056】以上の個人情報保護方法を採用すれば、発
呼の際、発呼者自らがその意思によって個人情報の提供
を許可し、その対価としてCP等から情報提供サービス
その他の様々なサービスを受けるようにすることで、提
供についての確認処理が不要となり、移動機についての
個人情報に応じて様々な情報を提供するサービスを実現
する場合に最適な個人情報保護方法が得られる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、発呼の
際、発呼者自らがその意思によって個人情報の提供を許
可し、その対価としてCP等から情報提供サービスその
他の様々なサービスを受けるようにすることで、提供に
ついての確認処理が不要となり、移動機についての個人
情報に応じて様々な情報を提供するサービスを実現する
場合に最適な個人情報保護システムを実現できるという
効果がある。
【0058】また、発呼の際に発番号の他に特番を入力
するという方式を採用すれば、簡単な操作により、個人
情報の提供について発呼者自らが意思表示することがで
きる。相手先装置が複数存在する場合でもそれらの装置
それぞれに異なる情報提供許可情報を付与しておけば、
それら複数の装置それぞれに対して提供する個人情報を
選択することができる。個人情報が複数の項目からなる
場合であっても、情報提供許可情報の内容に応じて、複
数の項目の一部分についての参照を許可し、かつ、他の
部分についての参照を許可しないようにすれば、提供す
る項目を選択することができる。
【0059】さらに、発呼元と相手先装置との契約有無
を管理することにより、個人情報の提供が許可されてい
ない相手先に発呼する場合において、提供許可情報を誤
って付加しても、個人情報提供が行われず、その漏洩を
防ぐことができる。提供許可情報を相手先装置に保持し
ておくことにより、相手先装置は、ISPとの通信が継
続している限り(ネットワークへの接続が行われている
限り)、発呼時に限らず任意のタイミングで個人情報の
提供を受けることができるので、相手先装置が再起動さ
れた場合でも個人情報を取得してサービスを引き続き提
供することができる。
【0060】発呼元と上記所定装置とが互いに異なるネ
ットワークに接続される場合であっても、それらネット
ワーク同士を接続するゲートウェイにおいて、上記のよ
うに個人情報提供可否判断を行うことにより、例えばイ
ンターネットに接続されているCPから携帯電話機網に
対して様々なサービスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による個人情報保護システムの実施の一
形態を示すブロック図である。
【図2】本発明による個人情報保護システムの第1の実
施例の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明による個人情報保護システムの第2の実
施例の構成を示すブロック図である。
【図4】本システムの動作例を示すフローチャートであ
る。
【図5】接続先サーバ毎の個人情報提供可否を実現する
ための構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,2,3 サーバ 10 移動機 11 LAN 12 ゲートウェイサーバ 13 顧客情報管理サーバ T テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 109K (72)発明者 平間 康介 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5B075 KK43 KK54 KK63 ND20 PQ02 UU08 5K024 AA01 AA61 BB04 CC11 DD01 EE01 GG01 GG05 5K036 AA07 BB01 5K067 AA32 BB04 BB21 CC08 DD04 DD11 DD17 EE02 EE16 GG01 HH32 KK15

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発呼元の個人情報について所定装置への
    提供可否を制御して該個人情報を保護する個人情報保護
    システムであって、予め定められた情報提供許可情報が
    前記発呼の際に付加されている場合に限り、前記個人情
    報について前記所定装置への提供を許可する個人情報提
    供許可手段を含むことを特徴とする個人情報保護システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記所定装置は、前記個人情報に基づい
    て前記発呼元に所定サービスを提供する装置であること
    を特徴とする請求項1記載の個人情報保護システム。
  3. 【請求項3】 前記情報提供許可情報は、前記発呼の際
    に付加される特番であることを特徴とする請求項1又は
    2記載の個人情報保護システム。
  4. 【請求項4】 前記所定装置が複数存在する場合、それ
    ら複数の装置それぞれに対応して互いに異なる情報提供
    許可情報を用意しておき、 前記個人情報提供許可手段は、前記発呼の際に付加され
    た情報提供許可情報に対応する装置に前記個人情報の提
    供を許可することを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    か1項に記載の個人情報保護システム。
  5. 【請求項5】 前記個人情報は、複数の項目からなり、 前記個人情報提供許可手段は、前記情報提供許可情報の
    内容に応じて、前記複数の項目の一部分についての参照
    を許可し、かつ、前記複数の項目の他の部分についての
    参照を許可しないことを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれか1項に記載の個人情報保護システム。
  6. 【請求項6】 前記所定装置と前記発呼元との間におけ
    る個人情報提供契約の有無を示す契約有無情報を保持す
    る保持手段を更に含み、個人情報許可手段は、前記保持
    手段により契約が有ることが示されており、かつ、前記
    発呼の際に前記所定情報が付加されている場合にのみ前
    記個人情報の提供が許可されることを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれか1項に記載の個人情報保護システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記所定装置は、前記個人情報の提供が
    許可されたことを示す提供許可情報を保持する保持手段
    を含み、この保持手段に保持されている提供許可情報を
    利用して前記個人情報を取得することを特徴とする請求
    項1乃至6のいずれか1項に記載の個人情報保護システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記発呼元と前記所定装置とは互いに異
    なるネットワークに接続されており、それらネットワー
    ク同士を接続するゲートウェイに、前記個人情報提供許
    可手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至
    7のいずれか1項に記載の個人情報保護システム。
  9. 【請求項9】 互いに異なるネットワーク同士を接続す
    ることにより、それらネットワークにそれぞれ接続され
    ている発呼元と所定装置とにおいて前記発呼元の個人情
    報についての提供を制御するためのゲートウェイ装置で
    あって、予め定められた情報提供許可情報が発呼の際に
    付加されている場合に限り、前記個人情報について前記
    所定装置への提供を許可する個人情報提供許可手段を含
    むことを特徴とするゲートウェイ装置。
  10. 【請求項10】 前記情報提供許可情報は、前記発呼の
    際に付加される特番であることを特徴とする請求項9記
    載のゲートウェイ装置。
  11. 【請求項11】 前記所定装置が複数存在する場合、そ
    れら複数の装置それぞれに対応して互いに異なる情報提
    供許可情報を用意しておき、 前記個人情報提供許可手段は、前記発呼の際に付加され
    た情報提供許可情報に対応する装置に前記個人情報の提
    供を許可することを特徴とする請求項9又は10記載の
    ゲートウェイ装置。
  12. 【請求項12】 前記個人情報は、複数の項目からな
    り、 前記個人情報提供許可手段は、前記情報提供許可情報の
    内容に応じて、前記複数の項目の一部分についての参照
    を許可し、かつ、前記複数の項目の他の部分についての
    参照を許可しないことを特徴とする請求項9乃至11の
    いずれか1項に記載のゲートウェイ装置。
  13. 【請求項13】 前記所定装置と前記発呼元との間にお
    ける個人情報提供契約の有無を示す契約有無情報を保持
    する保持手段を更に含み、個人情報許可手段は、前記保
    持手段により契約が有ることが示されており、かつ、前
    記発呼の際に前記所定情報が付加されている場合にのみ
    前記個人情報の提供が許可されることを特徴とする請求
    項9乃至12のいずれか1項に記載のゲートウェイ装
    置。
  14. 【請求項14】 発呼元の個人情報について所定装置へ
    の提供可否を制御して該個人情報を保護する個人情報保
    護方法であって、予め定められた情報提供許可情報が前
    記発呼の際に付加されている場合に限り、前記個人情報
    について前記所定装置への提供を許可することを特徴と
    する個人情報保護方法。
  15. 【請求項15】 前記情報提供許可情報は、前記発呼の
    際に付加される特番であることを特徴とする請求項14
    記載の個人情報保護方法。
  16. 【請求項16】 前記所定装置が複数存在する場合、そ
    れら複数の装置それぞれに対応して互いに異なる情報提
    供許可情報を用意しておき、 前記発呼の際に付加された情報提供許可情報に対応する
    装置に前記個人情報の提供を許可することを特徴とする
    請求項14又は15記載の個人情報保護方法。
  17. 【請求項17】 前記個人情報は、複数の項目からな
    り、 前記情報提供許可情報の内容に応じて、前記複数の項目
    の一部分についての参照を許可し、かつ、前記複数の項
    目の他の部分についての参照を許可しないことを特徴と
    する請求項14乃至16のいずれか1項に記載の個人情
    報保護方法。
  18. 【請求項18】 前記所定装置と前記発呼元との間にお
    ける個人情報提供契約の有無を示す契約有無情報を保持
    しておき、この保持されている契約が有り、かつ、前記
    発呼の際に前記所定情報が付加されている場合にのみ前
    記個人情報の提供を許可することを特徴とする請求項1
    4乃至17のいずれか1項に記載の個人情報保護方法。
  19. 【請求項19】 前記個人情報の提供が許可されたこと
    を示す提供許可情報を前記所定装置に保持しておき、こ
    の保持されている提供許可情報を利用して前記個人情報
    を取得するようにしたことを特徴とする請求項14乃至
    18のいずれか1項に記載の個人情報保護方法。
JP2002133829A 2002-05-09 2002-05-09 個人情報保護システム、ゲートウェイ装置、個人情報保護方法 Pending JP2003333650A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019113559A (ja) * 2014-07-17 2019-07-11 株式会社トルク 空間に情報を記録する方法及びそのシステム

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