JP2019112633A - 熱硬化性樹脂充填材、その硬化物および多層プリント配線板 - Google Patents
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Abstract
Description
エポキシ樹脂とエポキシ樹脂硬化剤と無機フィラーとを含み、
前記エポキシ樹脂が、3級アミンを有するエポキシ樹脂およびビスフェノール型骨格を有するエポキシ樹脂を含み、
前記エポキシ樹脂硬化剤が、前記エポキシ樹脂の硬化において活性温度が60℃以上130℃未満である硬化剤および活性温度が130℃以上である硬化剤の少なくとも2種の硬化剤を含むことを特徴とするものである。
本発明の熱硬化性樹脂充填材は、エポキシ樹脂として、3級アミンを有するエポキシ樹脂およびビスフェノール型骨格を有するエポキシ樹脂の2種のエポキシ樹脂を必須成分として含む。熱硬化性樹脂充填材がこのような特定の2種のエポキシ樹脂を含むことで、導電部および絶縁部の両方への密着性が高く、電気絶縁性にも優れる充填材とすることができる。この理由は定かではないが以下のように考えられる。即ち、本発明においては、エポキシ樹脂として3級アミンのような極性基を有するエポキシ樹脂を含むことにより、エポキシ樹脂等の有機材料からなる絶縁部のみならず金属材料から一般的に形成されている導電部の両部を備える部材に対して、充填材の充填性が向上するものと考えられる。また、ビスフェノール型骨格を有するエポキシ樹脂が含まれることにより、硬化物の吸水性を低減させることができ、その結果、電気絶縁性が向上するものと考えられる。さらに、ビスフェノール型骨格を有するエポキシ樹脂と3級アミンを有するエポキシ樹脂との組合せにより、充填材の充填状態を高いレベルで維持することができ、その結果、絶縁部および導電部の両部への密着性を向上することができる。しかしながら、上記のメカニズムはあくまでも本発明者らの推測であって、必ずしもこの理論に拘束されるものではない。
本発明の熱硬化性樹脂充填材は、上記したエポキシ樹脂を硬化させるためのエポキシ樹脂硬化剤を必須成分として含み、当該エポキシ樹脂硬化剤として、エポキシ樹脂の硬化において活性温度が60℃以上130℃未満である硬化剤および活性温度が130℃以上である硬化剤の少なくとも2種の硬化剤を使用するものである。エポキシ樹脂を硬化させるための一般的に使用されている公知の硬化剤として、例えばアミン類、イミダゾール類、多官能フェノール類、酸無水物、イソシアネート類、およびこれらの官能基を含むポリマー類が挙げられるが、本発明においては、後述するような硬化温度範囲が異なる2種の硬化剤を、上記した特定の2種のエポキシ樹脂と併用することにより、導電部および絶縁部の両方への密着性が高く、クラックの発生を抑制でき、かつ電気絶縁性にも優れる充填材とすることができる。この理由は定かではないが以下のように考えられる。すなわち、硬化温度の違う硬化剤を2種加えることによって急速な硬化反応を抑制できることに起因するものと推測される。その結果、絶縁部および導電部の両部への密着性を向上させながら、クラックの発生および電気絶縁性の両方を改善することができる。しかしながら、上記のメカニズムはあくまでも本発明者らの推測であって、必ずしもこの理論に拘束されるものではない。
本発明の熱硬化性樹脂充填材は、充填材の硬化収縮による応力緩和や線膨張係数の調整のため無機フィラーが含まれる。無機フィラーとしては、通常の樹脂組成物に用いられる公知の無機フィラーを用いることができる。具体的には、例えば、シリカ、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、窒化ケイ素、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、アルミナ、酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、酸化チタン、マイカ、タルク、有機ベントナイトなどの非金属フィラーや、銅、金、銀、パラジウム、シリコーンなどの金属フィラーが挙げられる。これら無機フィラーは1種類を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の熱硬化性樹脂充填材には、チキソ性を付与するために脂肪酸で処理したフィラー、または有機ベントナイト、タルクなどの不定形フィラーを添加することができる。
下記表1および2に示す種々の成分を各表に示す割合(質量部)にて配合し、攪拌機にて予備混合した後、3本ロールミルにて分散を行い、実施例1〜10および比較例1〜7の各熱硬化性樹脂充填材を調製した。得られた各熱硬化性樹脂充填材の粘度を粘度計(東機産業株式会社製、TV−30型、ロータ3°×R9.7)を用いて測定したところ、25℃、5rpmの30Sec値の測定条件において、300〜500dPa・Secの範囲であった。
*1:三菱ケミカル株式会社製jER630(トリグリシジルアミノフェノール、液状)
*2:住友化学株式会社製ELM−100(パラアミノフェノール型液状エポキシ樹脂)
*3:日本化薬株式会社製GAN(ジグリシジルアニリン、液状)
*4:日本化薬株式会社製GOT(ジグリシジルオルトトルイジン、液状)
*5:三菱ケミカル株式会社製jER828(ビスフェノールA型液状エポキシ樹脂)
*6:三菱ケミカル株式会社製jER807(ビスフェノールF型液状エポキシ樹脂)
*7:エア・ウォーター社製R710(ビスフェノールE型液状エポキシ樹脂)
*8:ダウ・ケミカル社製DEN431(フェノールノボラック型半固形エポキシ樹脂)
*9:四国化成工業株式会社製2PHZ(イミダゾールヒドロキシメチル体)
*10:四国化成工業株式会社製2E4MHZ(イミダゾールヒドロキシメチル体)
*11:富士化成工業株式会社製フジキュアFXR−1030(変性脂肪族ポリアミン)
*12:三菱ケミカル株式会社製jERキュア113(変性脂肪族ポリアミン)
*13:四国化成工業株式会社P−0505(イミダゾールアダクト体)
*14:備北粉化工業株式会社ソフトン1800(炭酸カルシウム、平均粒径1.2μm)
*15:エボニック・デグサ・ジャパン株式会社製ACEMATT3300(非晶質シリカ、平均粒径9.5μm)
*16:信越化学工業株式会社SK−66(シリコーンオイル)
(1)充填材の密着性(導電部)評価
内径が0.3mm、深さが3.2mmの貫通孔の内壁面全体に銅めっきからなる配線層(めっき厚25μm)を設けて形成されたスルーホールを有する厚さ3.2mmの多層プリント配線基板を準備し、スルーホールに各熱硬化性樹脂充填材をスクリーン印刷法により充填し、熱風循環式乾燥炉(ヤマト科学株式会社製DF610)にて150℃で30分加熱することにより熱硬化性樹脂充填材を硬化させた。充填材により穴埋めされた貫通孔の断面の光学顕微鏡観察および電子顕微鏡観察を行い、下記の基準により評価を行った。なお、顕微鏡観察を行うにあたり、観察する貫通孔の断面は以下のようにして形成した。すなわち、スルーホールを含む多層プリント配線板を厚さ方向に垂直に裁断し、裁断面にSiC研磨紙(丸本ストルアス株式会社製、500番および2000番)と研磨機(ハルツォク・ジャパン株式会社製、FORCIPOL−2V)を使用して、スルーホールの断面を研磨した。
○:導電部(配線層)と充填材との剥がれがない
△:導電部(配線層)と充填材とが僅かに剥がれている
×:導電部(配線層)と充填材とが明らかに剥がれている
評価結果は下記の表1および表2に示されるとおりであった。
絶縁層がガラス布/不繊布エポキシからなる厚み3.2mmのプリント配線基板にドリルにより内径0.5mmの貫通孔を形成して、貫通孔の内壁面に絶縁層を露出させた状態で、貫通孔に各熱硬化性樹脂充填材をスクリーン印刷法により充填し、熱風循環式乾燥炉(ヤマト科学株式会社製DF610)にて150℃で30分加熱することにより熱硬化性樹脂充填材を硬化させた。充填材により穴埋めされた貫通孔の断面の光学顕微鏡観察および電子顕微鏡観察を行い、下記の基準により評価を行った。なお、観察する貫通孔の断面は、上記(1)充填材の密着性(導電部)評価と同様にして行った。
○:絶縁部(絶縁層)と充填材との剥がれがない
△:絶縁部(絶縁層)と充填材とが僅かに剥がれている
×:絶縁部(絶縁層)と充填材とが明らかに剥がれている
評価結果は下記の表1および表2に示されるとおりであった。
(1)充填材の密着性(導電部)評価において用いた多層プリント配線基板に片面から深さ1.6mmまでドリル加工(ドリル径0.5mm)して配線層の一部を除去して絶縁層を露出させ、内壁に導電部と絶縁部とが形成されたスルーホールを有する多層プリント配線基板を準備し、スルーホールに各熱硬化性樹脂充填材をスクリーン印刷法により充填し、熱風循環式乾燥炉(ヤマト科学株式会社製DF610)にて150℃で30分加熱することにより熱硬化性樹脂充填材を硬化させた。充填材により穴埋めされた貫通の全体における断面の光学顕微鏡観察および電子顕微鏡観察を行い、下記の基準により評価を行った。なお、観察する貫通孔の断面は、上記(1)充填材の密着性(導電部)評価と同様にして研磨しておいた。
◎:導電部と絶縁部の両方に充填材との剥がれがない
○:導電部と絶縁部のいずれか一方に、充填材との僅かな剥がれがある
△:導電部と絶縁部の両方に、充填材との剥がれがある
×:導電部と絶縁部の両方に、充填材との明らかな剥がれがある
評価結果は下記の表1および表2に示されるとおりであった。
スルーホールへの充填材の充填状態ついて以下の評価を行った。すなわち、(1)充填材の密着性(導電部)評価において用いた内径0.3mmの貫通孔を有する厚み3.2mmの多層プリント配線基板に片面から深さ1.6mmまでドリル加工(ドリル径0.5mm)して配線層の一部を除去して絶縁層を露出させ、内壁に導電部と絶縁部とが形成されたスルーホールを有する多層プリント配線基板を準備し、スルーホールに各熱硬化性樹脂充填材をスクリーン印刷法により充填し、ラックに立てかけて基板を90°±10°の角度に維持し、室温で30分間放置した。放置後の状態を目視にて確認した。判定基準は以下のとおりである。
◎:充填状態が維持されている。
○:若干の崩れが見られたが、スルーホール表面に凹みは無かった。
×:充填状態が崩れ、スルーホール表面に凹みが見られた。
評価結果は下記の表1および表2に示されるとおりであった。
各実施例および比較例の熱硬化性樹脂充填材をGTS−MP箔(古河サーキットフォイル株式会社製)の光沢面側(銅箔)上にアプリケーターにより塗布し、熱風循環式乾燥炉(ヤマト科学株式会社製DF610)にて150℃で30分間、硬化させた。その後、硬化物を銅箔より剥離し、測定サイズ(50mm×50mmのサイズ)にサンプルを切り出した後、100℃にて2時間乾燥を行い、水分を完全に除去し、精密天秤にて質量(W1)の測定を行った。その後、サンプルを23℃±2℃に管理された蒸留水に浸漬し、24時間後の質量(W2)の測定を行った。吸水率は(W2−W1)/W1×100(%)により求めた。
吸水性評価は、以下の基準により行った。
◎:吸水率1.0%未満
○:吸水率1.0%以上、1.5%未満
△:吸水率1.5%以上、2.0%未満
×:吸水率2.0%以上
評価結果は下記の表1および表2に示されるとおりであった。
IPC−SM−840−Dに記載のIPC−B−25A くし型電極が形成されたFR−4基板上に、各実施例および比較例の熱硬化性樹脂充填材をスクリーン印刷法により印刷し、熱風循環式乾燥炉(ヤマト科学株式会社製DF610)にて150℃で30分加熱することにより熱硬化性樹脂充填材を硬化させて、硬化物パターンを形成し、絶縁抵抗測定用の評価基板を作製した。得られた評価基板の絶縁抵抗値を下記条件で測定し、初期値とした。初期値は、何れのサンプルも絶縁抵抗が1.0×1012Ω以上であることを確認した。その後、IPC−SM−840−D ClassH(25〜65℃±2℃のサイクル、湿度90%+3%,−5%、VDC=50V、測定時100V、T=160h、Dクーポン、500メガΩ以上)に準拠して処理した絶縁抵抗値を下記条件で測定した。
絶縁抵抗の測定条件:
評価基板にDC100Vを印加し、絶縁抵抗値を測定した。前記処理後の絶縁抵抗値を以下の判定基準に従って評価した。
◎:絶縁抵抗が1.0×1011Ω以上
○:絶縁抵抗が1.0×1011Ω未満、1.0×1010Ω以上
△:絶縁抵抗が1.0×1010Ω未満、1.0×109Ω以上
×:絶縁抵抗が1.0×109Ω未満
評価結果は下記の表1および表2に示されるとおりであった。
(1)充填材の密着性(導電部)評価において用いた多層プリント配線基板に片面から深さ1.6mmまでドリル加工(ドリル径0.5mm)して配線層の一部を除去して絶縁層を露出させ、内壁に導電部と絶縁部とが形成されたスルーホールを有する多層プリント配線基板を準備し、スルーホールに各熱硬化性樹脂充填材をスクリーン印刷法により充填し、熱風循環式乾燥炉(ヤマト科学株式会社製DF610)にて150℃で30分加熱することにより熱硬化性樹脂充填材を硬化させた。充填材により穴埋めされた貫通孔の断面の光学顕微鏡観察および電子顕微鏡観察を行い、下記の基準により評価を行った。なお、観察する貫通孔の断面は、上記(1)充填材の密着性(導電部)評価と同様にして研磨しておいた。
○:クラックを確認できない
△:わずかに小さいクラックが確認できる
×:大きなクラックを1カ所以上確認できる
評価結果は下記の表1および表2に示されるとおりであった。
2 貫通孔を有する多層プリント配線板
3 凹部を有する多層プリント配線板
4 内壁表面がめっきされた貫通孔
5 配線層
6 絶縁層
7 予備硬化物
8 外層絶縁層
10 絶縁層
10a 絶縁部
20a、20b、20c、20d 配線層
30a、30b、30c、30d 配線層
40 貫通孔
50a、50b、50c、配線層
20e、30e、50d 導電部
60 底部
70 凹部
Claims (11)
- エポキシ樹脂とエポキシ樹脂硬化剤と無機フィラーとを含み、
前記エポキシ樹脂が、3級アミンを有するエポキシ樹脂とビスフェノール型骨格を有するエポキシ樹脂とを含み、
前記エポキシ樹脂硬化剤が、前記エポキシ樹脂の硬化において活性温度が60℃以上130℃未満である硬化剤および活性温度が130℃以上である硬化剤の少なくとも2種の硬化剤を含む、ことを特徴とする、熱硬化性樹脂充填材。 - 前記3級アミンを有するエポキシ樹脂と前記ビスフェノール型骨格を有するエポキシ樹脂とが、質量基準において20:80〜90:10の割合で含まれる、請求項1に記載の熱硬化性樹脂充填材。
- 前記ビスフェノール型骨格を有するエポキシ樹脂が、ビスフェノールA型、ビスフェノールF型およびビスフェノールE型からなる群より選択される少なくとも1種の骨格を有する、請求項1または2に記載の熱硬化性樹脂充填材。
- 前記ビスフェノール型骨格を有するエポキシ樹脂が、ビスフェノールA型骨格を有するエポキシ樹脂、およびビスフェノールF型骨格を有するエポキシ樹脂の少なくとも2種を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の熱硬化性樹脂充填材。
- 前記エポキシ樹脂が、固形のエポキシ樹脂を実質的に含まない、請求項1〜4のいずれか一項に記載の熱硬化性樹脂充填材。
- 前記活性温度が60℃以上130℃未満である硬化剤と活性温度が130℃以上である硬化剤とが、質量基準において1:99〜99:1の割合で含まれる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の熱硬化性樹脂充填材。
- 前記活性温度が60℃以上130℃未満である硬化剤が、2−エチル−4−メチルイミダゾールおよび2−メチルイミダゾールからなる群より選択される少なくとも1種のイミダゾール化合物と液状エポキシ化合物との反応物である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の熱硬化性樹脂充填材。
- 前記無機フィラーが、炭酸カルシウム、シリカ、硫酸バリウムおよび酸化アルミニウムからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の熱硬化性樹脂充填材。
- 前記無機フィラーの平均粒径が、0.1μm〜15μmである、請求項1〜8のいずれか一項に記載の熱硬化性樹脂充填材。
- 請求項1〜8のいずれか一項に記載の熱硬化性樹脂充填材の硬化物。
- 請求項10に記載の硬化物を有する多層プリント配線板。
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