JP2019111950A - 乗物用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】シートカバーの一部において縫製ラインを設けずに縫製ラインのような意匠線を現した乗物用シートを提供する。【解決手段】シートバック10は、バックパッド12と、バックパッド12を覆うバックカバー13を備えている。バックカバー13は、カバー中央下部131bとカバー側方下側部132b2とカバー背面部133の端部同士が、第1縦縫製ライン131dと第2縦縫製ライン132dと第2後部縫製ライン133aで縫い合わされることで一体化して形成されている。バックパッド12にバックカバー13が被せつけられた状態で、カバー側方下側部132b2に当接するバックパッド12の表面には、第2縦縫製ライン132dと第2後部縫製ライン133aの間の領域においてカバー側方下側部132b2方向に突出して外観上縫製ラインに似た意匠線を現出可能な下突条124bが形成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、乗物用シートに関するものである。
乗物用シートにおいて、クッション材であるシートパッド表面を被覆する表皮材であるシートカバーは、シートパッドの外形形状に適合させるために複数のパーツを縫製により連結して形成されている。特許文献1に記載される車両用シートのように、複数のパーツの縫製ラインは、シートパッドの外形形状における稜線部や谷線部に設けられて意匠線を構成するのが通常である。
特開平11−28295号公報
上記した従来のシートパッドとシートカバーの構造においては、シートパッドの外形形状に複数の稜線部がある場合、意匠線として構成したいと思う稜線部のすべてについて縫製ラインを設ける必要があった。したがって、1枚のパーツでシートパッドの外形形状に適合してシートパッドの一部を被覆できる場合においても意匠線を構成するためにパーツを分け縫製ラインを設けなければならないという問題があった。
このような問題に鑑み本発明の課題は、シートカバーの一部において縫製ラインを設けずに縫製ラインのような意匠線を現した乗物用シートを提供することにある。
本発明の第1発明は、クッション体としてのシートパッドと、該シートパッドを覆うシートカバーを備えた乗物用シートであって、前記シートカバーは、複数のパーツがそれぞれの端部同士が縫製ラインで縫い合わされることで一体化して形成されており、前記シートパッドに前記シートカバーが被せられた状態で、少なくとも1つの前記パーツに当接する前記シートパッドの表面には、前記縫製ラインの間の領域において前記パーツの方向に突出して外観上前記縫製ラインに似た意匠線を現出可能な突条が形成されていることを特徴とする。
第1発明によれば、シートカバーを構成する一部のパーツにおいて縫製ライン間の領域において縫製ラインを設けずに外観上縫製ラインのような意匠線を現すことができる。これによって、パーツ数の増大と縫製ライン長の増大とを抑制した乗物用シートを提供できる。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記パーツは、表皮とスラブパッドとから形成されており、前記突条は、その横断面における高さと裾幅の比率が1対3〜6の山形形状であり、かつ、前記高さが前記スラブパッドの厚みとほぼ等しいことを特徴とする。
第2発明によれば、シートパッドに横断面における高さと裾幅の比率が1対3〜6の山形形状であり、かつ、高さがシートカバーのスラブパッドの厚みとほぼ等しい突条を設けるだけで縫製ラインを設けずに外観上縫製ラインのような意匠線を現すことができる。なお、ここで、「ほぼ等しい」とは、スラブパッドの厚みを100としたとき、90〜110に相当する程度をいう。
本発明の第3発明は、上記第1発明又は上記第2発明において、前記突条は、前記シートパッドに前記シートカバーが被せられた状態で外観に現れる前記縫製ラインの一部に連続して延びる位置に形成されていることを特徴とする。
第3発明によれば、突条は、縫製ラインの一部と相まって外観上縫製ラインのような意匠線を現すことができる。これによって、パーツ数の増大と縫製ライン長の増大とを抑制した乗物用シートを提供できる。
本発明の第4発明は、上記第1発明ないし上記第3発明のいずれかにおいて、前記突条は、バックパッドのかまち部に設けられているとともに、側面視で着座面とほぼ平行に延びて形成されていることを特徴とする。
第4発明によれば、シートバックのかまち部において、側面視で着座面とほぼ平行に延びた外観上縫製ラインのような意匠線を現すことができる。これによって、シートバックを外観上薄く見せることができる。
本発明の一実施形態の自動車用シートの斜視図である。 上記実施形態に係るシートバックの正面図である。バックフレームは省いている。 上記実施形態に係るシートバックの側面図である。バックフレームは省いている。 図3におけるIV−IV矢視線断面図である。 図3におけるV−V矢視線断面図である。 図5におけるVI部分を拡大して示す図である。
図1〜図6は、本発明の一実施形態を示す。この実施形態は、自動車用シートのシートバックに本発明を適用した例である。各図中、矢印により自動車用シートを自動車に取付けたときの自動車及び自動車用シートの各方向を示している。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。本実施形態の自動車用シート1は、着座部となるシートクッション2と、背凭れとなるシートバック10と、頭部を支持するヘッドレスト3を備える。シートバック10は、その両サイドの下端部が、リクライナ(図示せず)を介してシートクッション2の後端部に連結されている。これによって、シートバック10は、シートクッション2に対する傾き角度を変更可能とされている。シートクッション2、ヘッドレスト3については、公知の構成のものであるので説明を省略し、シートバック10について説明していく。ここで、自動車用シート1が、特許請求の範囲の「乗物用シート」に相当する。
シートバック10は、その骨格を成すバックフレーム(図示せず)の上にクッション材である発泡ウレタン製のバックパッド12を載置し、その上から表皮材であるバックカバー13で覆った構造をしている。バックパッド12は、図2及び図5に示されるように、主に着座者の背部が当接する凹面形状の着座面を有する着座面部121と、着座者の上体側部を支える土手部122と、を有している。着座面部121は、着座者の背部上方部位を支える中央上部121aと、着座者の背部下方部位を支える中央下部121bと、を有している。土手部122は、着座面部121の左右両外側に位置して着座面部121よりも前方に向かって張り出した凸形状をしており、着座者の胸部側方部位を支える側方上部122aと、着座者の腰部側方部位を支える側方下部122bと、を有している。また、図5に示されるように、バックパッド12は、着座面部121の上下後方の各端部、及び、土手部122の左右後方の端部からバックパッド12の中央部方向に向かって延びる包囲部123を有している。包囲部123がバックフレームを覆った状態で、バックパッド12はバックフレームに対して取付けられている。バックパッド12とバックカバー13が、それぞれ、特許請求の範囲の「シートパッド」と「シートカバー」に相当する。
図2に示されるように、着座面部121の中央上部121aと中央下部121bとの上下方向の境界箇所には、中央横溝部121cが凹設されている。中央横溝部121cは、その横断面が前方に向かって開口する略U字状で、バックパッド12の正面視において、左右方向であるシート幅方向に延びて形成されている。土手部122の側方上部122aと側方下部122bとの上下方向の境界箇所には、側方横溝部122cが凹設されている。側方横溝部122cは、その横断面が前方に向かって開口する略U字状で、バックパッド12の正面視において、中央横溝部121cの左右端部から右方向及び左方向に延びて形成されている。そして、側方横溝部122cは、図3に示すように、その前端部側からバックパッド12の左右側部において上後方向に延びて形成されている。すなわち、側方横溝部122cは、土手部122を取り巻くように形成されている。着座面部121と左右の土手部122との境界箇所には、それぞれ、縦溝部121dが凹設されている。縦溝部121dは、その横断面が前方に向かって開口する略U字状で、バックパッド12の正面視において、中央横溝部121cの左右端部を通って上下方向に延びて形成されている。中央横溝部121c、側方横溝部122c及び縦溝部121dの底面部には、後述するバックカバー13の縫製ライン部(第1横縫製ライン131c、第2横縫製ライン132c及び第1縦縫製ライン131d)を吊り込んで固定するためのワイヤ(図示せず)がインサートされている。
図3〜図6に示すように、バックパッド12の左右の土手部122における、後方寄りの上コーナ部には、土手部122の外形形状に沿って延びる上突条124aが形成されている。上突条124aは、図6に示すように、その横断面が山形形状をしており、高さHと裾幅Wとの比率が1対3〜6程度とされるとともに、高さHは後述するバックカバー13のラミパッド15の厚みとほぼ同じ寸法とされている。具体的には、高さHは、後述するバックカバー13の1パーツであるカバー側方上側部132a2のラミパッド15の厚みを100としたとき、90〜110の寸法とされている。また、バックパッド12の左右の土手部122における、後方寄りの左右側面部には、シート幅方向外側に向かって突出して上下方向に延びる下突条124bが形成されている。下突条124bの横断面形状は、上突条124aの横断面形状と同一に形成されている。すなわち、下突条124bの高さHは、後述するバックカバー13の1パーツであるカバー側方下側部132b2のラミパッド15の厚みを100としたとき、90〜110の寸法とされている。ここで、上突条124aと下突条124bが、それぞれ、特許請求の範囲の「突条」に相当する。
バックカバー13は、その張設力によって、バックパッド12をバックフレームに押し付けて固定している。図5に示されるように、バックカバー13は、通気性を有するファブリックである表皮14と、表皮14の裏面に貼着されるウレタン発泡スラブ製のラミパッド15と、ラミパッド15の裏面に貼着される裏基布16と、を有する積層部材として構成されている。図2及び図3に示されるように、バックカバー13は、次の(1)〜(7)のパーツの外周端部が縫製により縫い合わされて形成されている。(1)バックパッド12の中央上部121aと中央下部121bに対応するカバー中央上部131aとカバー中央下部131b、(2)バックパッド12の左右の側方上部122aの着座面側に対応するカバー側方上前部132a1、(3)バックパッド12の左右の側方上部122aの側面側に対応するカバー側方上側部132a2、(4)バックパッド12の左右の側方下部122bの着座面側に対応するカバー側方下前部132b1、(5)バックパッド12の左右の側方下部122bの側面側に対応するカバー側方下側部132b2、(6)バックパッド12の後方開口部を覆うカバー背面部133、(7)カバー側方上側部132a2及びカバー中央上部131aとカバー背面部133との間を連結するカバー連結部134、が具体的な各パーツである。カバー背面部133は、バックパッド12の後方開口部を覆う一枚物のパーツであり、カバー連結部134は、帯状の一枚物のパーツである。そして、すべてのパーツにおいて、表皮14と裏基布16は同一のものであり、ラミパッド15については、中央上部121a及び中央下部121bのものがその他のパーツのものに比べて2倍程度肉厚とされている。これは、着座者の背部に当接する部分の感触をその他の部分より軟らかめにするためである。ここで、ラミパッド15が、特許請求の範囲の「スラブパッド」に相当する。
図3〜図6に示すように、カバー中央上部131aとカバー中央下部131bとは、第1横縫製ライン131cで縫い合わされている。左右のカバー側方上前部132a1は、その下端部側が、それぞれ、左右のカバー側方下前部132b1の上端部側と第2横縫製ライン132cで縫い合わされているとともに、そのシート幅方向内側の端部側がカバー中央上部131aのシート幅方向外側の端部側に第1縦縫製ライン131dで縫い合わされている。左右のカバー側方下前部132b1は、左右のカバー側方上前部132a1が第2横縫製ライン132cで縫い合わされた状態で、そのシート幅方向内側の端部側がカバー中央下部131bのシート幅方向外側の端部側に第1縦縫製ライン131dで縫い合わされている。左右のカバー側方上側部132a2は、その下端部側が、それぞれ、左右のカバー側方下側部132b2の上端部側と第2横縫製ライン132cで縫い合わされているとともに、その前側の端部側が左右のカバー側方上前部132a1のシート幅方向外側の端部側に第2縦縫製ライン132dで縫い合わされている。左右のカバー側方下側部132b2は、左右のカバー側方上側部132a2が第2横縫製ライン132cで縫い合わされた状態で、その前側の端部側が左右のカバー側方下側部132b2のシート幅方向外側の端部側に第2縦縫製ライン132dで縫い合わされている。左右のカバー側方上側部132a2の後端部側とカバー中央上部131aの上部後端部側とは、カバー連結部134の前端部側と第1後部縫製ライン134aで縫い合わされている。そして、カバー連結部134の左右の下端部は、左右のカバー側方下側部132b2の後方上端部側に第2横縫製ライン132cで縫い合わされている。そして、カバー連結部134の後端部側と左右のカバー側方下側部132b2の後端部側は、カバー背面部133の外周端部側に対して第2後部縫製ライン133aで縫い合わされている。バックカバー13における、第1横縫製ライン131c、第2横縫製ライン132c及び第1縦縫製ライン131dのバックパッド12に対向する面側には吊りワイヤが取付けられた吊り綿布(図示せず)が取付けられている。ここで、第1横縫製ライン131c、第2横縫製ライン132c、第1縦縫製ライン131d、第2縦縫製ライン132d、第1後部縫製ライン134a、第2後部縫製ライン133aが、それぞれ、特許請求の範囲の「縫製ライン」に相当する。
バックカバー13は、バックパッド12に被せられた状態で、中央横溝部121c、側方横溝部122c及び縦溝部121dの底面部にインサートされたワイヤに対してバックカバー13の吊りワイヤをホグリング等で固定することでバックパッド12に対して固定されている。このとき、バックパッド12の上突条124aに被せられた左右のカバー側方上側部132a2には、上突条124aに対応した部分が線上にシート外部方向に向けて押圧されることによりシート外部方向に突出した上カバー突条135が形成される。また、バックパッド12の下突条124bに被せられた左右のカバー側方下側部132b2には、下突条124bに対応した部分が線上にシート外部方向に向けて押圧されることによりシート外部方向に突出した下カバー突条136が形成される。上カバー突条135と下カバー突条136とは、第1後部縫製ライン134aに対して滑らかに連結されている。そして、上カバー突条135と下カバー突条136とは、外観上縫製ラインのような意匠線を現し、第1後部縫製ライン134aと一体となって上下方向に(着座面とほぼ平行に)延びる縫製ラインが設けられているような意匠を呈している。ここで、上カバー突条135と下カバー突条136が、それぞれ、特許請求の範囲の「外観上縫製ラインに似た意匠線」に相当する。
以上のように構成される実施形態は、以下のような作用効果を奏する。バックカバー13を構成する一部のパーツである、左右のカバー側方上側部132a2において、第2縦縫製ライン132dと第1後部縫製ライン134aの上端部側間の領域に、縫製ラインを設けずに外観上縫製ラインのような意匠線である上カバー突条135を現すことができる。また、バックカバー13を構成する一部のパーツである、左右のカバー側方下側部132b2において、第2縦縫製ライン132dと第2後部縫製ライン133aの下側間の領域に、縫製ラインを設けずに外観上縫製ラインのような意匠線である下カバー突条136を現すことができる。これによって、パーツ数の増大と縫製ライン長の増大とを抑制した自動車用シート1を提供できる。また、上カバー突条135及び下カバー突条136は、バックパッド12に横断面における高さHと裾幅Wとの比率が1対3〜6の山形形状であり、かつ、高さHが左右のカバー側方上側部132a2又は左右のカバー側方下側部132b2のラミパッド15とほぼ等しい上突条124a及び下突条124bを設けるだけで形成でき、縫製ラインを設けずに外観上縫製ラインのような意匠線を現すことができる。なお、ここで、「ほぼ等しい」とは、高さHがラミパッド15の厚みを100としたとき、90〜110に相当する寸法であることをいう。
さらに、上カバー突条135及び下カバー突条136は、バックカバー13がバックパッド12に被せられた状態で外観に現れる縫製ラインの一部である第1後部縫製ライン134aの一部に連続して延びる位置に形成されている。これによって、上カバー突条135及び下カバー突条136は、第1後部縫製ライン134aの一部と相まって外観上縫製ラインのような意匠線を現すことができるので、パーツ数の増大と縫製ライン長の増大とを抑制した自動車用シート1を提供できる。加えて、バックパッド12の上突条124a及び下突条124bは、バックパッド12のかまち部に設けられているとともに、側面視で上下方向に(着座面とほぼ平行に)延びて形成されている。これによって、シートバック10のかまち部において、側面視で着座面とほぼ平行に延びた外観上縫製ラインのような意匠線を現すことができるので、シートバック10の厚みを外観上薄く見せることができる。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、次のようなものが挙げられる。
1.上記実施形態においては、自動車用シート1のシートバック10に本発明を適用したが、これに限らず、シートクッション2に適用することもできるし、鉄道車両、飛行機、船舶等のシートに適用してもよい。
2.上記実施形態においては、バックカバー13を構成する各パーツを表皮14と、ラミパッド15と、裏基布16と、が積層一体化されたものとして形成した。しかし、これに限らず、表皮14だけにすることもできるし、表皮14とラミパッド15の積層体として裏基布16を省くこともできる。
1 自動車用シート(乗物用シート)
10 シートバック
12 バックパッド(シートパッド)
13 バックカバー(シートカバー)
14 表皮
15 ラミパッド(スラブパッド)
16 裏基布
121 着座面部
122 土手部
124a 上突条(突条)
124b 下突条(突条)
131a カバー中央上部(パーツ)
131b カバー中央下部(パーツ)
131c 第1横縫製ライン(縫製ライン)
131d 第1縦縫製ライン(縫製ライン)
132a1 カバー側方上前部(パーツ)
132a2 カバー側方上側部(パーツ)
132b1 カバー側方下前部(パーツ)
132b2 カバー側方下側部(パーツ)
132c 第2横縫製ライン(縫製ライン)
132d 第2縦縫製ライン(縫製ライン)
133 カバー背面部(パーツ)
133a 第2後部縫製ライン(縫製ライン)
134 カバー連結部(パーツ)
134a 第1後部縫製ライン(縫製ライン)
135 上カバー突条(外観上縫製ラインに似た意匠線)
136 下カバー突条(外観上縫製ラインに似た意匠線)
H 高さ
W 裾幅

Claims (4)

  1. クッション体としてのシートパッドと、該シートパッドを覆うシートカバーを備えた乗物用シートであって、
    前記シートカバーは、複数のパーツがそれぞれの端部同士が縫製ラインで縫い合わされることで一体化して形成されており、
    前記シートパッドに前記シートカバーが被せられた状態で、少なくとも1つの前記パーツに当接する前記シートパッドの表面には、前記縫製ラインの間の領域において前記パーツの方向に突出して外観上前記縫製ラインに似た意匠線を現出可能な突条が形成されている乗物用シート。
  2. 請求項1において、前記パーツは、表皮とスラブパッドとから形成されており、前記突条は、その横断面における高さと裾幅の比率が1対3〜6の山形形状であり、かつ、前記高さが前記スラブパッドの厚みとほぼ等しい乗物用シート。
  3. 請求項1又は請求項2において、前記突条は、前記シートパッドに前記シートカバーが被せられた状態で外観に現れる前記縫製ラインの一部に連続して延びる位置に形成されている乗物用シート。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項において、前記突条は、バックパッドのかまち部に設けられているとともに、側面視で着座面とほぼ平行に延びて形成されている乗物用シート。
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