JP2019109442A - 光変調器及び光モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】光導波路の折り返される部分における光損失を抑えつつ、小型化を促進する。【解決手段】光変調器は、基板上に形成され、一部が折り返される光導波路と、光導波路の折り返される部分に沿って基板上に形成され、基板よりも屈折率が低い低屈折率部とを有し、光導波路は、互いに並列に配置された複数の直線状部と、光導波路の折り返される部分において複数の直線状部間の間隔よりも狭い間隔で基板上の所定の中心位置を中心に同心円状に配置され、各円弧状部の中心角が各円弧状部と中心位置とが近いほど大きい複数の円弧状部と、複数の直線状部と複数の円弧状部とをそれぞれ連結し、少なくとも一部の連結部が各円弧状部が屈曲する方向とは反対の方向に屈曲する複数の連結部とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、光変調器及び光モジュールに関する。
従来、光を変調する光変調器を搭載する光モジュールにおいては、入力用の光ファイバと出力用の光ファイバとがそれぞれ光変調器の両側に直列に接続される。しかしながら、入力用の光ファイバと出力用の光ファイバとが光変調器の両側に接続されると、光変調器の実装面積が増大してしまう。
そこで、光モジュールにおいて、並列に配置された入力用の光ファイバ及び出力用の光ファイバを光変調器の片側に接続することにより、実装面積の削減が図られることがある。
並列に配置された入力用の光ファイバ及び出力用の光ファイバを光変調器の片側に接続する光モジュールでは、入力用の光ファイバの端部と、出力用の光ファイバの端部との間において光の方向転換が行われる。例えば、光変調器チップ(基板)上の光導波路の一部を折り返し、光導波路の折り返される部分によって、入力用の光ファイバの端部と出力用の光ファイバの端部との間で光の進行方向を180°転換する。光導波路の一部を折り返すことにより、特に基板の長手方向に沿って光変調器のサイズが小さくなるので、光変調器を搭載する装置の小型化を図ることができる。
ただし、光導波路の一部が折り返される場合、折り返される部分から光が放射されるので、光損失が増大することが問題となる。これに対し、光導波路の折り返される部分に沿って基板よりも屈折率が低い溝部を設けることにより、折り返される部分から放射される光を減少させる技術が提案されている。
特開2004−287093号公報
ところで、光変調器において光導波路の一部が折り返される場合、光導波路は、複数の直線状部及び複数の半円弧状部によって構成されることがある。この場合、光導波路の折り返される部分以外の部分には、複数の直線状部が並列に配置され、光導波路の折り返される部分には、複数の半円弧状部が複数の直線状部間と同じ間隔で基板上の所定の中心位置を中心に同心円状に配置される。そして、複数の直線状部と複数の半円弧状部とは、それぞれ連結される。
ここで、各半円弧状部の曲率半径は、各半円弧状部が同心円の中心位置に近いほど、小さいので、各半円弧状部から放射される光は、各半円弧状部が同心円の中心位置に近いほど、多くなる。つまり、光導波路の折り返される部分における光損失は、同心円の中心位置に近いほど、増大する。この光損失の増大は、光導波路の折り返される部分に沿って溝部が設けられた場合であっても、同様に発生する。
そこで、光導波路の折り返される部分において複数の直線状部間の間隔よりも狭い間隔で複数の半円弧状部を同心円状に配置するとともに、複数の直線状部と複数の半円弧状部とを屈曲する複数の連結部によってそれぞれ連結する構成が考えられる。この構成では、各円弧状部が同心円の中心位置から離れるので、同心円の中心位置に近い各半円弧状部の曲率半径が増大する。結果として、光導波路の折り返される部分における光損失を減少させることができる。
しかしながら、複数の直線状部と複数の半円弧状部とを屈曲する複数の連結部によってそれぞれ連結する構成では、複数の連結部のうち、少なくとも一部の連結部が複数の半円弧状部が屈曲する方向と同一の方向及び反対の方向の双方に屈曲する。このため、複数の直線状部と、複数の直線状部間の間隔よりも狭い間隔で配置された複数の半円弧状部とをそれぞれ連結するための各連結部の長さが基板の長手方向に増大してしまい、結果として、装置の小型化が阻害される恐れがある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、光導波路の折り返される部分における光損失を抑えつつ、小型化を促進することができる光変調器及び光モジュールを提供することを目的とする。
本願の開示する光変調器は、一つの態様において、基板上に形成され、一部が折り返される光導波路と、前記光導波路の折り返される部分に沿って前記基板上に形成され、前記基板よりも屈折率が低い低屈折率部とを有し、前記光導波路は、互いに並列に配置された複数の直線状部と、前記光導波路の折り返される部分において前記複数の直線状部間の間隔よりも狭い間隔で前記基板上の所定の中心位置を中心に同心円状に配置され、各円弧状部の中心角が各円弧状部と前記中心位置とが近いほど大きい複数の円弧状部と、前記複数の直線状部と前記複数の円弧状部とをそれぞれ連結し、少なくとも一部の連結部が各前記円弧状部が屈曲する方向とは反対の方向に屈曲する複数の連結部とを有する。
本願の開示する光変調器の一つの態様によれば、光導波路の折り返される部分における光損失を抑えつつ、小型化を促進することができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る光変調器の構成を示す平面模式図である。 図2は、図1のA−A線における断面を示す図である。 図3Aは、前提技術の説明に供する図である。 図3Bは、実施例1における連結部の構造の説明に供する図である。 図4は、実施例2における連結部の構造の説明に供する図である。 図5は、実施例3における溝部の構造の説明に供する図である。 図6は、実施例4における連結部の構造の説明に供する図である。 図7は、実施例5における円弧状部の構造の説明に供する図である。 図8は、実施例6における連結部の構造及び円弧状部の構造の説明に供する図である。 図9は、実施例7における円弧状部の構造の説明に供する図である。 図10は、実施例8における連結部の構造及び円弧状部の構造の説明に供する図である。 図11は、光送受信装置の構成例を示すブロック図である。
以下に、本願の開示する光変調器及び光モジュールの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により開示技術が限定されるものではない。
(実施例1)
図1は、実施例1に係る光変調器100の構成を示す平面模式図である。図1に示す光変調器100は、並列に配置された入力用の光ファイバ100a及び出力用の光ファイバ100bに接続される。例えば、光変調器100において、光ファイバ100aから光が入力され、光ファイバ100bから信号光が出力される。光変調器100は、パッケージ110、光変調器チップ120及び偏波ビームコンバイナ(PBC:Polarization Beam Combiner)130を有する。また、光変調器100は、DC(Direct Current)中継基板140、RF(Radio Frequency)中継基板150、DC端子160及びRF端子170を有する。
パッケージ110は、光変調器100を構成する各種の部品を収容する。パッケージ110は、図示しないプリント回路板に実行される。プリント回路板には、例えば高周波のRF信号を生成するドライバや、直流のDC信号を出力するLSI(Large Scale Integration)などが実装される。
光変調器チップ120は、光導波路121と信号電極及び接地電極とを有し、光ファイバ100aから入力される光を光導波路121によって伝搬しつつ、光変調を行って光信号を生成する。光変調器チップ120は、信号電極として、DC信号用の信号電極であるDC電極123と、RF信号用の信号電極であるRF電極124とを有する。光変調器チップ120は、RF端子170からRF電極124に供給されるRF信号に基づいて光変調を行う。また、光変調器チップ120は、DC端子160からDC電極123に供給されるDC信号に基づいて光信号の位相制御等を行う。
光導波路121は、例えばニオブ酸リチウム(LiNbO3(LN))やタンタル酸リチウム(LiTaO)などの電気光学結晶を用いた基板上の一部に、チタン(Ti)などの金属膜を形成し熱拡散することによって形成される。一方、信号電極及び接地電極は、光導波路121に沿って形成されるコプレーナ電極である。光導波路121の一部は、折り返されている。光導波路121の折り返される部分によって、光ファイバ100aの端部と光ファイバ100bの端部との間で光の進行方向が180°転換される。光導波路121の一部が折り返されることにより、特に基板の長手方向(つまり、光変調器チップ120の長手方向)に沿って光変調器100のサイズが小さくなるので、光変調器100を搭載する装置の小型化を図ることができる。光導波路121の構造については、後に詳述する。
また、光変調器チップ120は、光導波路121の折り返される部分に沿って基板上に溝部122を有する。溝部122は、基板よりも屈折率が低く、光導波路121の折り返される部分から放射される光を減少させる。
ここで、光導波路121の構造について詳細に説明する。光導波路121は、図1に示すように、8つの直線状部121a、8つの直線状部121b、8つの円弧状部121c、8つの連結部121d及び8つの連結部121eを有する。
8つの直線状部121aは、光ファイバ100aに対向する光導波路121の一端から順次分岐され、光変調器チップ120の幅方向に互いに並列に配置されている。8つの直線状部121bは、光変調器チップ120の幅方向に互いに並列に配置されており、光ファイバ100bに対向する光導波路121の他端へ順次合流される。
8つの円弧状部121cは、光導波路121の折り返される部分において8つの直線状部121a間の間隔又は8つの直線状部121b間の間隔よりも狭い間隔で基板上の所定の中心位置Cを中心に同心円状に配置されている。各円弧状部121cの中心角θは、各円弧状部121cと中心位置Cとが近いほど大きくなっている。本実施例では、各円弧状部121cの中心角θは、180°以上であり、中心位置Cから最も遠い円弧状部121cの中心角θが、180°であり、中心位置Cに最も近い円弧状部121cの中心角θが最大となっている。以下では、中心位置Cから最も遠い円弧状部121cを適宜「最外円弧状部121c」と表記し、中心位置Cに最も近い円弧状部121cを適宜「最内円弧状部121c」と表記する。
8つの円弧状部121cのうち、最外円弧状部121cの一端は、8つの直線状部121aのうち、中心位置Cから最も遠い直線状部121aを延長して得られる延長線上に配置される。また、最外円弧状部121cの他端は、8つの直線状部121bのうち、中心位置Cから最も遠い直線状部121bを延長して得られる延長線上に配置される。
また、上記の溝部122は、図2に示すように、各円弧状部121cの外周に沿って基板上に形成される。なお、図2は、図1のA−A線における断面を示す図である。
図1の説明に戻る。8つの連結部121dは、8つの直線状部121aと8つの円弧状部121cとをそれぞれ連結し、少なくとも一部の連結部121dが各円弧状部121cが屈曲する方向とは反対の方向に屈曲する。8つの連結部121dのうち、中心位置Cから最も遠い連結部121dは、中心位置Cから最も遠い直線状部121aを延長して得られる延長線に沿って直線状に形成されている。すなわち、中心位置Cから最も遠い連結部121dを除く7つの連結部121dが、各円弧状部121cが屈曲する方向とは反対の方向に屈曲する。これにより、8つの直線状部121aと8つの円弧状部121cとの間でピッチ変換が行われる。以下では、中心位置Cから最も遠い連結部121dを適宜「最外連結部121d」と表記し、最外連結部121dを除く7つの連結部121dを適宜「少なくとも一部の連結部121d」と表記する。
8つの連結部121eは、8つの直線状部121bと8つの円弧状部121cとをそれぞれ連結し、少なくとも一部の連結部121eが各円弧状部121cが屈曲する方向とは反対の方向に屈曲する。8つの連結部121eのうち、中心位置Cから最も遠い連結部121eは、中心位置Cから最も遠い直線状部121bを延長して得られる延長線に沿って直線状に形成されている。すなわち、中心位置Cから最も遠い連結部121eを除く7つの連結部121eが、各円弧状部121cが屈曲する方向とは反対の方向に屈曲する。これにより、8つの直線状部121bと8つの円弧状部121cとの間でピッチ変換が行われる。以下では、中心位置Cから最も遠い連結部121eを適宜「最外連結部121e」と表記し、最外連結部121eを除く7つの連結部121eを適宜「少なくとも一部の連結部121e」と表記する。なお、連結部121d及び連結部121eの構造については、後に詳述する。
PBC130は、光変調器チップ120から出力される2つの光信号を合成し、偏波方向が直交する2つの偏波を含む光信号を出力する。すなわち、PBC130は、光変調器チップ120から出力される一方の光信号の偏波方向を回転させた後、他方の光信号と合成する。
DC中継基板140は、DC端子160から入力されるDC信号を光変調器チップ120へ中継し、光変調器チップ120のDC電極123へ入力する。
RF中継基板150は、RF端子170から入力されるRF信号を光変調器チップ120へ中継し、光変調器チップ120のRF電極124へ入力する。
DC端子160は、例えばLSIから出力される直流のDC信号が入力される端子である。光変調器100の側面には、光変調器チップ120に備えられるDC電極123の数に応じて、複数のDC端子160が例えば一列に並んで設けられる。DC端子160に入力されるDC信号によって、光変調器チップ120において得られる光信号の位相制御等が行われる。
RF端子170は、例えばドライバによって生成された高周波のRF信号が入力される端子である。光変調器100の側面には、光変調器チップ120に備えられるRF電極124の数に応じて、複数のRF端子170が設けられる。RF端子170に入力されるRF信号によって光変調器チップ120を駆動することにより、光源からの光が光変調された光信号が得られる。
ここで、図3A及び図3Bを参照しながら、本実施例における連結部121d及び連結部121eの構造について詳細に説明する。まず、前提技術について説明する。図3Aは、前提技術の説明に供する図である。前提技術では、8つの直線状部121a間の間隔よりも狭い間隔で8つの半円弧状部221cが中心位置C´を中心に同心円状に配置されるものとする。さらに、8つの直線状部121aと8つの半円弧状部221cとが8つの連結部221dによってそれぞれ連結され、8つの直線状部121bと8つの半円弧状部221cとが8つの連結部221eによってそれぞれ連結されるものとする。図3Aに示す前提技術では、8つの連結部221dのうち、少なくとも一部の連結部221dは、各半円弧状部221cが屈曲する方向とは反対の方向に曲率半径R2で屈曲し、且つ各半円弧状部221cが屈曲する方向と同一の方向に曲率半径R2で屈曲する。なお、曲率半径R2は、各半円弧状部221cの曲率半径R1よりも小さい。また、図3Aに示す前提技術では、8つの連結部221eのうち、少なくとも一部の連結部221eは、各半円弧状部221cが屈曲する方向と同一の方向に曲率半径R2で屈曲し、且つ各半円弧状部221cが屈曲する方向とは反対の方向に曲率半径R2で屈曲する。
続いて、本実施例における連結部121d及び連結部121eの構造について説明する。図3Bは、実施例1における連結部121d及び連結部121eの構造の説明に供する図である。本実施例では、8つの連結部121dのうち、少なくとも一部の連結部121dは、図3Bに示すように、各円弧状部121cが屈曲する方向とは反対の方向のみに曲率半径R2で屈曲する。また、本実施例では、8つの連結部121eのうち、少なくとも一部の連結部121eは、図3Bに示すように、各円弧状部121cが屈曲する方向とは反対の方向のみに曲率半径R2で屈曲する。このように、少なくとも一部の連結部121d及び少なくとも一部の連結部121eが各円弧状部121cが屈曲する方向とは反対の方向のみに屈曲することにより、各連結部121d及び各連結部121eの長さを抑制することができる。つまり、本実施例では、前提技術と比較して、各半円弧状部221cが屈曲する方向と同一の方向に屈曲する部分を省略することができるので、基板の長手方向に沿った各連結部121d及び各連結部121eの長さを、当該部分の長さだけ削減することができる。結果として、特に基板の長手方向(つまり、光変調器チップ120の長手方向)に沿って光変調器チップ120のサイズが小さくなるので、光変調器チップ120を搭載する光変調器100の小型化を促進することができる。
以上のように、本実施例によれば、光導波路の折り返される部分において、所定の中心位置に近い各円弧状部の中心角が大きくなるように、狭い間隔で複数の円弧状部を配置し、一方向に屈曲する連結部により複数の直線状部と複数の円弧状部とをそれぞれ連結する。これにより、同心円の中心位置に近い各円弧状部の曲率半径を増大させることができるとともに、基板の長手方向に沿った各連結部の長さを抑制することができる。結果として、光導波路の折り返される部分における光損失を抑えつつ、基板の長手方向に沿って光変調器チップのサイズを小さくし、光変調器チップを搭載する光変調器の小型化を促進することができる。
(実施例2)
実施例2に係る光変調器は、連結部121d及び連結部121eの構造を除き、上記実施例1に係る光変調器100と同様の構成を有する。したがって、実施例2では、上記実施例1と共通する構成要素には、同一の参照符号を用いると共に、その詳細な説明は省略する。
図4は、実施例2における連結部121eの構造の説明に供する図である。なお、図4では、説明の便宜を図るため、円弧状部121cの上半分、溝部122の上半分及び連結部121dが省略されている。図4に示すように、8つの連結部121eのうち、少なくとも一部の連結部121eは、当該少なくとも一部の連結部121eに対応する各円弧状部121cよりも曲率半径が小さい。すなわち、少なくとも一部の連結部121eの曲率半径R1aは、当該少なくとも一部の連結部121eに対応する各円弧状部121cの曲率半径R1よりも小さい。さらに、図示を省略するが、8つの連結部121dのうち、少なくとも一部の連結部121dは、当該少なくとも一部の連結部121eに対応する各円弧状部121cよりも曲率半径が小さい。すなわち、少なくとも一部の連結部121dの曲率半径R1aは、当該少なくとも一部の連結部121dに対応する各円弧状部121cの曲率半径R1よりも小さい。これにより、基板の長手方向に沿った各連結部121dの長さ及び各連結部121eの長さをより抑制することができる。結果として、基板の長手方向に沿って光変調器チップ120のサイズをさらに小さくすることができる。
また、少なくとも一部の連結部121eの外周に沿って基板上に溝部126が形成されている。さらに、図示を省略するが、少なくとも一部の連結部121dの外周に沿って基板上に溝部126が形成されている。溝部126は、基板よりも屈折率が低く、少なくとも一部の連結部121d及び少なくとも一部の連結部121eから放射される光を減少させる。これにより、少なくとも一部の連結部121dの曲率半径及び少なくとも一部の連結部121eが小さくなった場合であっても、少なくとも一部の連結部121d及び少なくとも一部の連結部121eにおける光損失を抑えることができる。
(実施例3)
実施例3に係る光変調器は、溝部122の構造を除き、上記実施例1に係る光変調器100と同様の構成を有する。したがって、実施例3では、上記実施例1と共通する構成要素には、同一の参照符号を用いると共に、その詳細な説明は省略する。
図5は、実施例3における溝部122の構造の説明に供する図である。なお、図5では、説明の便宜を図るため、円弧状部121cの上半部、溝部122の上半分及び連結部121dが省略されている。図5に示すように、溝部122は、溝部122の下半分において、延伸部122aを有する。延伸部122aは、各円弧状部121cと各連結部121eとの連結部分Jに対応する位置から延伸し、連結部分Jから徐々に離間する形状を有する。溝部122が延伸部122aを有することにより、各円弧状部121cと各連結部121eとの連結部分Jにおける曲率の変化に起因して連結部分Jから散乱する光を減少させることができる。結果として、連結部分Jにおける光損失を抑えることができる。
なお、図示を省略するが、溝部122は、溝部122の上半分において、延伸部122aを有する。延伸部122aは、各円弧状部121cと各連結部121dとの連結部分Kに対応する位置から延伸し、連結部分Kから徐々に離間する形状を有する。これにより、各円弧状部121cと各連結部121dとの連結部分Kにおける曲率の変化に起因して連結部分Kから散乱する光を減少させることができる。結果として、連結部分Kにおける光損失を抑えることができる。
(実施例4)
実施例4に係る光変調器は、連結部121d及び連結部121eの構造を除き、上記実施例3と同様の構成を有する。したがって、実施例4では、上記実施例3と共通する構成要素には、同一の参照符号を用いると共に、その詳細な説明は省略する。
図6は、実施例4における連結部121eの構造の説明に供する図である。なお、図6では、説明の便宜を図るため、円弧状部121cの上半分、溝部122の上半分及び連結部121dが省略されている。図6に示すように、8つの連結部121eのうち、少なくとも一部の連結部121eは、屈曲部121e−1及び直線状部121e−2を有する。屈曲部121e−1は、少なくとも一部の連結部121eに対応する各円弧状部121cが屈曲する方向とは反対の方向に屈曲する。直線状部121e−2は、屈曲部121e−1と、少なくとも一部の連結部121eに対応する各円弧状部121cとの間に配置されている。
このように、屈曲部121e−1と、少なくとも一部の連結部121eに対応する各円弧状部121cとの間に直線状部121e−2を配置するのは、以下の理由による。すなわち、各円弧状部121cと各連結部121eとの連結部分Jでは、各円弧状部121cを伝搬する光のモードフィールドの中心軸と、各連結部121eを伝搬する光のモードフィールドの中心軸との間のずれが発生することがある。光のモードフィールドの中心軸間のずれのずれ量が大きくなると、連結部分Jから散乱する光が増大する恐れがある。そこで、本実施例では、光のモードフィールドの中心軸間のずれのずれ量を小さくするために、屈曲部121e−1と、少なくとも一部の連結部121eに対応する各円弧状部121cとの間に直線状部121e−2を配置している。これにより、各円弧状部121cを伝搬する光のモードフィールドの中心軸と、各連結部121eを伝搬する光のモードフィールドの中心軸との間のずれのずれ量が小さくなるので、連結部分Jから散乱する光を減少させることができる。結果として、連結部分Jにおける光損失をより抑えることができる。
なお、図示を省略するが、8つの連結部121dのうち、少なくとも一部の連結部121dは、上記少なくとも一部の連結部121eと同様に、屈曲部及び直線状部を有する。これにより、各円弧状部121cを伝搬する光のモードフィールドの中心軸と、各連結部121dを伝搬する光のモードフィールドの中心軸との間のずれのずれ量が小さくなる。したがって、各円弧状部121cと各連結部121dとの連結部分Kから散乱する光を減少させることができる。結果として、連結部分Kにおける光損失をより抑えることができる。
(実施例5)
実施例5に係る光変調器は、円弧状部121cの構造を除き、上記実施例3と同様の構成を有する。したがって、実施例5では、上記実施例3と共通する構成要素には、同一の参照符号を用いると共に、その詳細な説明は省略する。
図7は、実施例5における円弧状部121cの構造の説明に供する図である。なお、図7では、説明の便宜を図るため、円弧状部121cの上半分、溝部122の上半分及び連結部121dが省略されている。図7に示すように、各円弧状部121cは、各円弧状部121cの下半分において、屈曲部121c−1及び屈曲部121c−2を有する。屈曲部121c−1は、中心位置Cを中心として曲率半径R1で屈曲する。屈曲部121c−2は、屈曲部121c−1に連結され、基板上の他の中心位置C1を中心として曲率半径R1よりも大きい曲率半径R1bで屈曲し、各連結部121eに連結される。
このように、曲率半径R1よりも大きい曲率半径R1bで屈曲する屈曲部121c−1を各円弧状部121cに設けるのは、以下の理由による。すなわち、各円弧状部121cと各連結部121eとの連結部分Jでは、各円弧状部121cを伝搬する光のモードフィールドの中心軸と、各連結部121eを伝搬する光のモードフィールドの中心軸との間のずれが発生することがある。光のモードフィールドの中心軸間のずれのずれ量が大きくなると、連結部分Jから散乱する光が増大する恐れがある。そこで、本実施例では、光のモードフィールドの中心軸間のずれのずれ量を小さくするために、曲率半径R1よりも大きい曲率半径R1bで屈曲する屈曲部121c−1を各円弧状部121cに設けている。これにより、各円弧状部121cを伝搬する光のモードフィールドの中心軸と、各連結部121eを伝搬する光のモードフィールドの中心軸との間のずれのずれ量が小さくなるので、連結部分Jから散乱する光を減少させることができる。結果として、連結部分Jにおける光損失をより抑えることができる。
なお、図示を省略するが、各円弧状部121cは、各円弧状部の上半分において、屈曲部121c−1及び屈曲部121c−2を有する。屈曲部121c−2は、屈曲部121c−1に連結され、基板上の他の中心位置C1を中心として曲率半径R1よりも大きい曲率半径R1bで屈曲し、各連結部121dに連結される。これにより、各円弧状部121cを伝搬する光のモードフィールドの中心軸と、各連結部121dを伝搬する光のモードフィールドの中心軸との間のずれのずれ量が小さくなる。したがって、各円弧状部121cと各連結部121dとの連結部分Kから散乱する光を減少させることができる。結果として、連結部分Kにおける光損失をより抑えることができる。
(実施例6)
実施例6に係る光変調器は、連結部121d及び連結部121eの構造、並びに円弧状部121cの構造を除き、上記実施例3と同様の構成を有する。したがって、実施例6では、上記実施例3と共通する構成要素には、同一の参照符号を用いると共に、その詳細な説明は省略する。
図8は、実施例6における連結部121eの構造及び円弧状部121cの構造の説明に供する図である。なお、図8では、説明の便宜を図るため、円弧状部121cの上半分、溝部122の上半分及び連結部121dが省略されている。図8に示すように、8つの連結部121eのうち、少なくとも一部の連結部121eは、屈曲部121e−1及び直線状部121e−2を有する。屈曲部121e−1は、少なくとも一部の連結部121eに対応する各円弧状部121cが屈曲する方向とは反対の方向に屈曲する。直線状部121e−2は、屈曲部121e−1と、少なくとも一部の連結部121eに対応する各円弧状部121cとの間に配置されている。これにより、各円弧状部121cを伝搬する光のモードフィールドの中心軸と、各連結部121eを伝搬する光のモードフィールドの中心軸との間のずれのずれ量が小さくなる。したがって、各円弧状部121cと各連結部121eとの連結部分Jから散乱する光を減少させることができる。結果として、連結部分Jにおける光損失をより抑えることができる。
なお、図示を省略するが、8つの連結部121dのうち、少なくとも一部の連結部121dは、上記少なくとも一部の連結部121eと同様に、屈曲部及び直線状部を有する。これにより、各円弧状部121cを伝搬する光のモードフィールドの中心軸と、各連結部121dを伝搬する光のモードフィールドの中心軸との間のずれのずれ量が小さくなる。したがって、各円弧状部121cと各連結部121dとの連結部分Kから散乱する光を減少させることができる。結果として、連結部分Kにおける光損失をより抑えることができる。
また、各円弧状部121cは、各円弧状部121cの下半分において、屈曲部121c−1及び屈曲部121c−2を有する。屈曲部121c−1は、中心位置Cを中心として曲率半径R1で屈曲する。屈曲部121c−2は、屈曲部121c−1に連結され、基板上の他の中心位置C1を中心として曲率半径R1よりも大きい曲率半径R1bで屈曲し、各連結部121eに連結される。これにより、各円弧状部121cを伝搬する光のモードフィールドの中心軸と、各連結部121eを伝搬する光のモードフィールドの中心軸との間のずれのずれ量が小さくなる。したがって、各円弧状部121cと各連結部121eとの連結部分Jから散乱する光を減少させることができる。結果として、連結部分Jにおける光損失をより抑えることができる。
なお、図示を省略するが、各円弧状部121cは、各円弧状部の上半分において、屈曲部121c−1及び屈曲部121c−2を有する。屈曲部121c−2は、屈曲部121c−1に連結され、基板上の他の中心位置C1を中心として曲率半径R1よりも大きい曲率半径R1bで屈曲し、各連結部121dに連結される。これにより、各円弧状部121cを伝搬する光のモードフィールドの中心軸と、各連結部121dを伝搬する光のモードフィールドの中心軸との間のずれのずれ量が小さくなる。したがって、各円弧状部121cと各連結部121dとの連結部分Kから散乱する光を減少させることができる。結果として、連結部分Kにおける光損失をより抑えることができる。
(実施例7)
実施例7に係る光変調器は、円弧状部121cの構造を除き、上記実施例4と同様の構成を有する。したがって、実施例7では、上記実施例4と共通する構成要素には、同一の参照符号を用いると共に、その詳細な説明は省略する。
図9は、実施例7における円弧状部121cの構造の説明に供する図である。なお、図9では、説明の便宜を図るため、円弧状部121cの上半分、溝部122の上半分及び連結部121dが省略されている。図9に示すように、各円弧状部121cの幅は、光導波路121における他の部分(例えば、各連結部121e)の幅よりも大きい。これにより、各円弧状部121cにおける光の閉じ込めを強化することができ、結果として、各円弧状部121cにおける光損失をより抑えることができる。
(実施例8)
実施例8に係る光変調器は、連結部121d及び連結部121eの構造、並びに円弧状部121cの構造を除き、上記実施例7と同様の構成を有する。したがって、実施例8では、上記実施例7と共通する構成要素には、同一の参照符号を用いると共に、その詳細な説明は省略する。
図10は、実施例8における連結部121eの構造及び円弧状部121cの構造の説明に供する図である。なお、図10では、説明の便宜を図るため、円弧状部121cの上半分、溝部122の上半分及び連結部121dが省略されている。また、図10では、各円弧状部121cと各連結部121eとの連結部分J近傍の構成が拡大して示されている。各連結部121eの中心軸と、各連結部121eに対応する各円弧状部121cの中心軸とは、各連結部121eを伝搬する光のモードフィールドの中心軸と、各円弧状部121cを伝搬する光のモードフィールドの中心軸とが一致するように、オフセットされる。これにより、各円弧状部121cを伝搬する光のモードフィールドの中心軸と、各連結部121eを伝搬する光のモードフィールドの中心軸とが一致するので、連結部分Jから散乱する光を減少させることができる。結果として、連結部分Jにおける光損失をより抑えることができる。
なお、図示を省略するが、各連結部121dの中心軸と、各連結部121dに対応する各円弧状部121cの中心軸とは、各連結部121dを伝搬する光のモードフィールドの中心軸と、各円弧状部121cを伝搬する光のモードフィールドの中心軸とが一致するように、オフセットされる。これにより、各円弧状部121cを伝搬する光のモードフィールドの中心軸と、各連結部121dを伝搬する光のモードフィールドの中心軸とが一致するので、各円弧状部121cと各連結部121dとの連結部分Kから散乱する光を減少させることができる。結果として、連結部分Kにおける光損失をより抑えることができる。
上記各実施例において説明した光変調器は、例えば光信号を送受信する光送受信装置などの光モジュールに適用することが可能である。図11は、光送受信装置500の構成例を示すブロック図である。図11に示す光送受信装置500は、光変調器510、光受信回路520、DSP(Digital Signal Processor)530及び光源540を有する。
光変調器510は、上記各実施例において説明した光変調器であり、光変調器510に図示しないドライバが接続された構成を有する。光変調器510とドライバとは、例えばFPC(Flexible Printed Circuits)によって接続されており、ドライバから出力されるRF信号は、RF端子170から光変調器510へ入力される。光変調器510は、光源540からの光を光変調して、例えば光ファイバなどへ光信号を出力する。
光受信回路520は、光信号を受信し、受信した光信号と光源540からの光を干渉させて光電変換などの所定の光受信処理を実行し、得られた受信信号をDSP530へ出力する。
DSP530は、光受信回路520から出力される受信信号に対して、例えばデジタル復調及び復号などの種々のデジタル信号処理を実行する。また、DSP530は、送信データに対して、例えば符号化及びデジタル変調などの種々のデジタル信号処理を実行し、得られた送信信号を光変調器510に接続されたドライバへ出力する。この送信信号は、ドライバによって、光を変調するためのRF信号に変換され、光変調器510を駆動する。
100 光変調器
110 パッケージ
120 光変調器チップ
121 光導波路
121a、121b 直線状部
121c 円弧状部
121c−1、121c−2 屈曲部
121d、121e 連結部
121e−1 屈曲部
121e−2 直線状部
122、126 溝部
122a 延伸部
123 DC電極
124 RF電極
140 DC中継基板
150 RF中継基板
160 DC端子
170 RF端子

Claims (11)

  1. 基板上に形成され、一部が折り返される光導波路と、
    前記光導波路の折り返される部分に沿って前記基板上に形成され、前記基板よりも屈折率が低い低屈折率部とを有し、
    前記光導波路は、
    互いに並列に配置された複数の直線状部と、
    前記光導波路の折り返される部分において前記複数の直線状部間の間隔よりも狭い間隔で前記基板上の所定の中心位置を中心に同心円状に配置され、各円弧状部の中心角が各円弧状部と前記中心位置とが近いほど大きい複数の円弧状部と、
    前記複数の直線状部と前記複数の円弧状部とをそれぞれ連結し、少なくとも一部の連結部が各前記円弧状部が屈曲する方向とは反対の方向に屈曲する複数の連結部と
    を有することを特徴とする光変調器。
  2. 前記複数の円弧状部のうち、前記中心位置から最も遠い円弧状部の一端は、前記複数の直線状部のうち、前記中心位置から最も遠い直線状部を延長して得られる延長線上に配置され、
    前記複数の連結部のうち、前記中心位置から最も遠い連結部は、前記延長線に沿って直線状に形成されることを特徴とする請求項1に記載の光変調器。
  3. 前記低屈折率部は、各前記円弧状部の外周に沿って前記基板上に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の光変調器。
  4. 前記低屈折率部は、各前記円弧状部と各前記連結部との連結部分に対応する位置から延伸し、前記連結部分から徐々に離間する形状を有する延伸部を有することを特徴とする請求項3に記載の光変調器。
  5. 前記少なくとも一部の連結部は、当該少なくとも一部の連結部に対応する各前記円弧状部よりも曲率半径が小さいことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の光変調器。
  6. 前記少なくとも一部の連結部の外周に沿って前記基板上に形成され、前記基板よりも屈折率が低い他の低屈折率部をさらに有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の光変調器。
  7. 前記少なくとも一部の連結部は、
    前記少なくとも一部の連結部に対応する各前記円弧状部が屈曲する方向とは反対の方向に屈曲する屈曲部と、
    前記屈曲部と、前記少なくとも一部の連結部に対応する各前記円弧状部との間に配置された直線状部と
    を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の光変調器。
  8. 各前記円弧状部は、
    前記中心位置を中心として第1の曲率半径で屈曲する第1の屈曲部と、
    前記第1の屈曲部に連結され、前記基板上の他の中心位置を中心として前記第1の曲率半径よりも大きい第2の曲率半径で屈曲し、各前記連結部に連結される第2の屈曲部と
    を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の光変調器。
  9. 各前記円弧状部の幅は、前記光導波路における他の部分の幅よりも大きいことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の光変調器。
  10. 各前記連結部の中心軸と、各前記連結部に対応する各前記円弧状部の中心軸とは、各前記連結部を伝搬する光のモードフィールドの中心軸と、各前記円弧状部を伝搬する光のモードフィールドの中心軸とが一致するように、オフセットされることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の光変調器。
  11. 請求項1〜10のいずれか一つに記載の光変調器を有することを特徴とする光モジュール。
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