JP2019108973A - センサ及びアクチュエータを備えるデバイス並びにこのデバイスを試験するための方法 - Google Patents

センサ及びアクチュエータを備えるデバイス並びにこのデバイスを試験するための方法 Download PDF

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Abstract

【課題】互いに対して可動である2つの部品の閉鎖位置を監視するために特にドア接触スイッチとしての使用に好適な、代替的なデバイスを提案する。【解決手段】センサ(4)は、センサ素子(6)及び検出素子(8)を備える受信回路(5)、検出素子(8)に接続されたコンピュータユニット(10)を有する。センサ素子(6)は、アクチュエータ(3)と協働して、通常動作中に、センサ(4)とアクチュエータ(3)との間の切り替え距離(2)がアンダーシュートしている場合に、第1の受信回路信号(7a)を生成する。検出素子(8)は、第1の受信回路信号(7a)に応じて第1の出力信号を生成し、第2の受信回路信号(7b)に応じて第2の出力信号を生成し、コンピュータユニット(10)に伝送する。デバイス(1)は、切り替え素子(17)を用いて、通常動作と試験動作との切り替えを、繰り返し行うよう、構成及び/又はプログラムされる。【選択図】図3

Description

本発明は、特に例えば自動動作型の技術設備を保護するための保護扉におけるドア接触スイッチとして使用するための、互いに対して可動である2つの部品の閉鎖位置を監視するために好適なデバイスに関する。
このデバイスは、アクチュエータ及びセンサ、並びに上記デバイスを試験するための構成部品を内包する。
本発明は、上記デバイスを試験するための方法にも関する。
ヒトの健康を危険にさらす自動動作型技術設備の場合、上記設備へのアクセスを監視する保護装置の位置が変化した場合に、危険を低減するための手段が確実に始動する、即ち例えば警報を発する、及び/又は上記設備のスイッチをオフにする必要がある。
例えば保護扉又は機械エンクロージャといった保護装置の位置を監視するために、安全スイッチを使用することが知られている。このような安全スイッチは通常、センサ及びアクチュエータを備え、上記安全スイッチの切り替え状態は、上記センサから上記アクチュエータの距離に左右される。上記センサを、保護扉のドアフレーム及び戸板といった、例えば互いに対して可動である2つの部品のうちの一方に取り付け、またアクチュエータを上記部品のうちのもう一方に取り付けることにより、保護装置の閉鎖位置を監視できる。
上記安全スイッチの機能性を、その動作期間全体にわたって保証できるようにするために、機能試験が必要である。この機能試験は現在、自己診断の形態で行われる。このような自己診断により、安全スイッチの動作期間中に故障を発見できる。
センサ、更なる処理ユニット及びマイクロプロセッサを備える、非固定式近接スイッチが、特許文献1から公知である。上記更なる処理ユニット(受信回路)は、上記センサから受信したアナログ信号を処理して、評価のために上記マイクロプロセッサに送る役割を果たす。更に上記マイクロプロセッサは、ネットワークによって上記更なる処理ユニットの入力に接続されており、これにより、上記更なる処理ユニットの機能試験のための試験信号を供給できる。このデバイスの欠点は、上記更なる処理ユニットを、安全関連の用途に十分な程度には検査できないことである。増幅器の感度及び増幅しか検査できない。この方法は、トランシーバ及び上記トランシーバのストレージユニットといった、安全関連の用途に必要な更なる構成部品を試験できないため、上記更なる処理ユニットの複雑な検査には不適当である。
欧州特許第0969600A1A号
本発明の目的は、互いに対して可動である2つの部品の閉鎖位置を監視するために好適な、特にドア接触スイッチとしての使用に好適な、代替的なデバイスを提案することである。
上記デバイスは有利には、受信回路の構成部品の機能試験を実施できなければならず、この目的ための方法も提案される。
本発明の更なる利点は、以下の記載から明らかとなる。
上述の目的は、請求項1に記載のデバイスによって達成される。
本発明は特に、センサ及びアクチュエータを内包するデバイス、特にドア接触スイッチに関する。上記デバイスは、2つの動作状態:通常動作状態(「通常動作(normal operation)」と略される)及び試験動作状態(「試験動作(test operation)」と略される)を有する。上記センサは、センサ素子及び検出素子を内包する受信回路を有する。更に上記センサは、上記検出素子に接続されたコンピュータユニットを有する。上記センサ素子は、通常動作において上記アクチュエータと協働して、上記センサと上記アクチュエータとの間の切り替え距離がアンダーシュートしている場合に第1の受信回路信号を生成するよう構成される。上記検出素子は、上記第1の受信回路信号に応じて、特に上記第1の受信回路信号から、第1の出力信号を生成し、この第1の出力信号を上記コンピュータユニットに伝送するよう構成される。更に上記受信回路は、信号エミュレータ及び切り替え素子を有し、上記デバイスは、上記切り替え素子を用いて、通常動作と試験動作との間で切り替え可能である。上記信号エミュレータは、試験動作において第2の受信回路信号を生成するよう構成され、上記検出素子は、上記第2の受信回路信号に応じて、特に上記第2の受信回路信号から、第2の出力信号を生成し、この第2の出力信号を上記コンピュータユニットに伝送するよう構成される。
次に上記コンピュータユニットは、受信した上記1つ又は複数の出力信号に応じて、特に信号(例えばリリース信号若しくはエラー信号)を生成するため、及び/又は上記デバイスの切り替え状態若しくは動作状態を変更するため(例えば上記デバイスのスイッチをオフにするため、若しくは上記デバイスを、上記通常状態において上記センサと上記アクチュエータとの間の切り替え距離がアンダーシュートしていない場合に優勢である状態に設定するため)の手段を任意に開始させることができる。
更に、本文書に記載されているようなデバイスを試験するための方法が開示される。上記方法では、上記デバイスは、切り替え素子を用いて、通常動作から試験動作へと切り替えられ、信号エミュレータが第2の受信回路信号を生成し、検出素子が上記第2の受信回路信号から及び/又は上記第2の受信回路信号に応じて第2の出力信号を生成し、上記第2の出力信号はコンピュータユニットに伝送される。特に上記信号エミュレータは、このようにしてセンサ素子をエミュレートできる。
複数の特徴について以下に説明するが、これらは、そのように明確に指定されていなくても、(個別に)好ましい特徴とみなされるべきものである。これらの特徴は(いずれのデバイスの又はいずれの方法の一部として)別個に、及びいずれの組み合わせが排除されていない場合にはいずれの組み合わせとして、開示される場合がある。これは、以下で説明される全ての特徴を同時に実装できる可能性を含む。
上記デバイスは有利には、互いに対して可動である2つの部品の(特に閉鎖位置における)間隔及び/又は相対位置を監視するためのデバイスである。この場合、上記アクチュエータは、一方の部品(例えば戸板)に取り付けられるよう構成され、上記センサは、他方の部品(例えばドアフレーム)に取り付けられるよう構成される。
上記デバイスはとりわけ、保護装置(例えば保護扉又は機械エンクロージャ)の位置の監視に好適である。このような保護装置は、危険な領域(例えば危険な機械部品を備えた空間)へのアクセスを監視できる。特に上記デバイスは、自動動作型装置を保護するための保護扉のための、ドア接触スイッチとすることができる。
上記デバイスは有利には、スイッチ、特に安全スイッチ及び/又はドア接触スイッチ及び/又は近接スイッチである。上記スイッチの切り替え状態の変更は、上記保護装置の位置の、及び/又は互いに対して可動である上記部品間の間隔の変化によってもたらすことができる。上記スイッチの切り替え状態に応じて、更なる手段を実装できる。特にこのような1つの手段として、例えば警報システム、閉鎖機構、機械への電力供給等といった第2のデバイスを作動させる(特に起動又は停止させる)ことができる。
特にドア接触スイッチとして使用するための上記デバイスは、センサ及びアクチュエータを内包する。
上記センサは例えば、光学センサ、電子(特に容量若しくは誘導)センサ、又は機械式センサ、又は超音波センサとすることができる。
上記センサは、センサ素子、検出素子、信号エミュレータ及び切り替え素子を有し、これらの構成部品は好ましくは受信回路を形成し、及び/又は受信回路の一部である。更に上記センサは、コンピュータユニットを内包する。
上記センサ素子は、例えばレシーバコイル、フォトダイオード又はフォトレジスタとすることができる。
上記センサ素子は、上記検出素子に(特に物理的及び/若しくは電気的に)接続されるか若しくは接続でき、並びに/又は(特に切り替え素子によって)上記検出素子に連結されるか若しくは連結できる。
好都合なことに、通常動作において、上記センサ素子は、上記検出素子に(特に物理的及び/若しくは電気的に)接続されるか若しくは接続でき、並びに/又は(特に切り替え素子によって)上記検出素子に連結されるか若しくは連結できる。あるいは又は更に、通常動作において、上記センサ素子から上記検出素子への(特に上記第1の受信回路信号の)信号伝送が提供される、及び/又は上記信号伝送が可能である。
上記デバイスの試験動作において、上記センサ素子は、(特に物理的及び/若しくは電気的に)上記検出素子に接続及び/若しくは連結でき、又はその後上記センサ素子は、(特に物理的及び/若しくは電気的に)上記検出素子から分離及び/又は連結解除できる。通常動作及び試験動作は互いに独立しているため、後者が好ましい。あるいは又は更に、試験動作において、上記センサ素子から上記検出素子への(特に上記第1の受信回路信号の)信号伝送は不可能である。
上記センサ及び/又は上記センサ素子は、上記センサと上記アクチュエータとの間の所定の切り替え距離がアンダーシュートしている場合に、(特に上記デバイスの通常動作において)上記アクチュエータと相互作用するよう構成してよい。上記切り替え距離は例えば、500、50、10又は5ミリメートル未満とすることができる。上記相互作用により、上記センサ素子によって及び/又は上記受信回路において、第1の受信回路信号が生成される。あるいは又は更に、上記デバイスがスイッチである場合、上記デバイスの切り替え状態を上記相互作用によって変更できる。
有利には、上記第1の受信回路信号は所定の受信回路信号である。
ある変形例によると、上記第1の受信回路信号は、上記センサが上記アクチュエータに応じて生成できる。従って、上記アクチュエータがRFIDアクチュエータである場合、上記第1の受信回路信号は例えば、特に上記RFIDアクチュエータ用に構成できる。
上記センサは、信号エミュレータを有する。上記信号エミュレータは、上記検出素子に(特に物理的及び/若しくは電気的に)接続されるか若しくは接続でき、並びに/又は(特に切り替え素子によって)上記検出素子に連結されるか若しくは連結できる。
好都合なことに、上記デバイスの試験動作において、上記信号エミュレータは、上記検出素子に(特に物理的及び/若しくは電気的に)接続される、並びに/又は連結される。あるいは又は更に、試験動作において、上記信号エミュレータから上記検出素子への(特に上記エミュレートされた受信回路信号の)信号伝送が可能である。
上記デバイスの通常動作において、上記信号エミュレータは、(特に物理的及び/若しくは電気的に)上記検出素子に接続及び/若しくは連結でき、又はその後上記信号エミュレータは、(特に物理的及び/若しくは電気的に)上記検出素子から分離及び/又は連結解除できる。通常動作及び試験動作は互いに独立しているため、後者が好ましい。あるいは又は更に、通常動作において、上記信号エミュレータから上記検出素子への(特に上記エミュレートされた受信回路信号の)信号伝送は不可能である、及び/又は提供されない。
有利には、上記信号エミュレータは、(特に物理的及び/若しくは電気的に)上記コンピュータユニットに接続及び/又は連結される。
試験動作では、上記信号エミュレータによって及び/又は上記受信回路において、エミュレートされた受信回路信号、特に上記第2の受信回路信号が生成される。
特に上記信号エミュレータは、1回の試験動作中に、又は別の複数の試験動作(即ち通常動作への少なくとも1回の変更によって、上記1回の試験動作から及び/若しくは互いから隔てられた試験動作)中に、上記第2の受信回路信号とは異なる及び/又は互いに異なる更なるエミュレートされた、1つ又は複数(例えば少なくとも5個、10個若しくは50個、及び/又は最大500個若しくは100個)の受信回路信号を生成するように構成できる。そして上記検出素子は、各場合において、上記1つ若しくは複数の更なるエミュレートされた受信回路信号から、及び/又は上記1つ若しくは複数の更なるエミュレートされた受信回路信号に応じて、エミュレートされた出力信号を生成して、上記信号をコンピュータに伝送するよう構成できる。
上記エミュレートされた受信回路信号は、(信号強度、周波数、及び/又は以下で更に説明される一連のデータパケットに関して)一定となるか又は交番するように構成できる。
特に上記第2の受信回路信号である上記エミュレートされた受信回路信号、及び/又は上記更なるエミュレートされた受信回路信号が、上記第1の受信回路信号より例えば少なくとも2倍、5倍又は10倍強いと有利となり得る。
上記信号エミュレータは好ましくは、上記第2の制御信号から及び/又は上記第2の制御信号に応じて上記第2の受信回路信号を生成するよう構成される。上記第2の制御信号は上記信号エミュレータに伝送され、上記第2の制御信号は好ましくは、上記コンピュータユニットによって生成され、及び/又は上記コンピュータユニットによって上記信号エミュレータに伝送される。
例えば上記信号エミュレータは、上記第2の制御信号を搬送波に対して変調することによって、上記第2の受信回路信号を生成するよう構成できる。この搬送波は例えば上記検出素子によって生成でき、及び/又は上記検出素子は、上記第2の受信回路信号を復調することによって上記第2の出力信号を生成できる。あるいは又は更に、上記信号エミュレータを、上記コンピュータユニットによって制御できる。
上記第1の受信回路信号及び/又は上記エミュレートされた受信回路は有利には、変調済み(特にデジタル変調済み)アナログ信号である。
上記信号エミュレータ及び上記コンピュータユニットはともに、上記第2の受信回路信号の信号形状を決定することが好ましい。よって、上記信号エミュレータにより、上記コンピュータユニットは、このエミュレータにとって既知の信号形状を定義できる。こうして受信した上記出力信号を用いて、上記コンピュータユニットは、上記検出素子が正しく機能しているかどうかを確認できる。
上記検出素子は例えば、トランシーバ、増幅器、レシーバ、復調器及び/又は変換器とすることができる。上記検出素子は上記コンピュータユニットに接続される。
上記検出素子は、上記第1の及び/若しくはエミュレートされた受信回路信号を受信したときに、並びに/又は上記第1の及び/若しくはエミュレートされた受信回路信号に応じて、第1の及び/又はエミュレートされた出力信号を生成して、これを上記コンピュータユニットに伝送するよう構成される。
上記検出素子は、例えば上記受信回路信号を処理すること、特に上記受信回路信号を変換すること(例えば上記受信回路信号をデコード及び/又は復調すること)によって、上記出力信号を生成できる。あるいは又は更に、上記出力信号は、上記検出素子を用いた上記受信回路信号のデコードによって生成された、デコード済み情報信号とすることができる。
上記検出素子が、全ての上記受信回路信号を同一の方法で及び/又は同一の様式で処理するよう構成されていると有利である。
好ましくは、上記検出素子は異なる複数の受信回路信号を区別できない。このような検出素子は、簡単に試験できる。
特に上記検出素子は、上記第1の受信回路信号を受信したときに、及び/又は上記第1の受信回路信号に応じて、第1の出力信号を生成してこれを上記コンピュータユニットに伝送するよう構成され、上記受信回路信号は好ましくは、上記第1の出力信号の生成のためにデコードされる。上記検出素子は有利には、上記エミュレートされた受信回路信号を受信したときに、及び/又は上記エミュレートされた受信回路信号に応じて、エミュレートされた出力信号を生成してこれを上記コンピュータユニットに伝送するよう構成され、上記エミュレートされた受信回路信号は好ましくは、上記エミュレートされた出力信号の生成のためにデコードされる。
ある変形例によると、上記検出素子は、搬送波を生成するよう構成される。この場合、上記センサ素子は、ある信号を上記搬送波に対して変調することによって上記第1の受信回路信号を形成するよう構成でき、及び/又は上記信号エミュレータは、ある信号(特に上記第2の制御信号)を上記搬送波に対して変調することによって上記エミュレートされた受信回路信号を形成するよう構成できる。上記第1の及び/又は上記エミュレートされた出力信号の生成は、復調によって、上述のように実施できる。
上記検出素子は、上記第1の及び/又は上記エミュレートされた受信回路信号を増幅するよう構成できる。
更に上記検出素子は、上記第1の及び/又は上記エミュレートされた受信回路信号を、アナログ信号からデジタル信号に変換するよう構成できる。
上記検出素子が上記第1の及び/又は上記エミュレートされた受信回路信号を記憶し、この目的のためのメモリ(以下も参照)を有すると、有利となり得る。
更に上記センサは切り替え素子を有し、上記切り替え素子は、上記デバイスを通常動作から試験動作に、及び試験動作から通常動作に切り替えるよう構成される。
特にこの目的のために、上記センサ素子及び/又は上記信号エミュレータは、上記切り替え素子によって上記検出素子に接続及び/又は連結でき、また上記検出素子から(特に物理的及び/若しくは電気的に、並びに/又はラインの中断によって)切断及び/又は連結解除できる。完全な及び/又は物理的な、分離及び/又は連結解除が好ましい。
更に上記切り替え素子は、上記コンピュータユニットに(特に物理的及び/又は電気的に)接続及び/又は連結できる。
ある好ましい変形例によると、上記切り替え素子は、第1の制御信号に応じて、上述の動作のうちの1つ又は複数(特に通常動作と試験動作との間の切り替え)を実施するよう構成される。上記第1の制御信号は上記信号エミュレータに伝送され、上記第1の制御信号は好ましくは、上記コンピュータユニットによって生成され、及び/又は上記コンピュータユニットによって上記切り替え素子に伝送される。
あるいは又は更に、上記切り替え素子を上記コンピュータユニットによって制御できる。
上記デバイス及び/又は上記コンピュータユニットは、上記切り替え素子を用いて、通常動作から試験動作へ及び/又は試験動作から通常動作への切り替えを、繰り返し、特に周期的に又は非周期的に行うよう、構成及び/又はプログラムできる。
試験の期間(ある試験動作の開始と次の試験動作への開始との間の時間)は、有利には、少なくとも5、10若しくは20ミリ秒、及び/又は最大80、60若しくは40ミリ秒とすることができる。
試験持続時間(1回の試験動作の持続時間)は有利には、少なくとも2、4若しくは5ミリ秒、及び/又は最大20、15若しくは10ミリ秒とすることができる。
上記信号エミュレータ及び上記切り替え素子は、別個の素子として構成でき、又は1つの共通の素子を形成できる。
上記第1の及び/又は上記エミュレートされた受信回路信号が搬送する情報は、一連のデータパケットの形態で構築できる。ある変形例によると、上記情報は数字のシーケンスとすることができる。上記アクチュエータがRFIDタグである場合、上記情報は例えば、上記RFIDタグに関連する数を含むことができる。
上記デバイスの切り替えが、上記切り替え素子によって、上記第1の及び/又は上記エミュレートされた受信回路信号の上記一連のデータパケットに応じて、通常動作から試験動作へ及び/又は試験動作から通常動作へと行われると有利である。特に上記切り替えは、上記第1の受信回路信号及び/又は上記エミュレートされた受信回路信号の2つの連続するデータパケットの間に行うことができる。
ある実施形態のある変形例によると、上記第1の及び/又は上記エミュレートされた受信回路信号の上記一連のデータパケットは、各場合において、複数の(例えば少なくとも2、5若しくは10個、及び/又は最大100、50若しくは20個の)異なるデータパケットを内包する。
あるいは、上記第1の及び/又は上記エミュレートされた受信回路信号の上記一連のデータパケットは、ただ1つの反復するデータパケットを内包することもできる。
上記第1の受信回路信号及び上記第2の受信回路信号は、同一となるよう構成でき、及び/又は同一の出力信号の生成をもたらすことができる。これにより、上記センサ素子は上記信号エミュレータによってエミュレートできる。
上記第1の受信回路信号は、上記更なるエミュレートされた受信回路信号のうちの1つ、2つ、3つ、4つ若しくは5つ以上に対して異なるように構成でき、及び/又はこれらに対して部分的に(特に少なくとも20、40、60若しくは80%及び/又は最大99、95若しくは90%)同一とすることができる。上記更なるエミュレートされた受信回路信号のうちの上記1つ、2つ、3つ、4つ又は5つ以上は有利には、互いに異なるように、及び/又は部分的に(特に少なくとも20、40、60若しくは80%及び/又は最大99、95若しくは90%)同一となるように構成できる。ある変形例によると、上記更なるエミュレートされた受信回路信号のうちの上記1つ、2つ、3つ、4つ又は5つ以上は、上記第1の受信回路信号の同一の部分に関して、又は異なる複数の部分それぞれに関して、互いに異なっている。これにより、上記第1の受信回路信号のどの部分が、不正確に生成、伝送又は更に処理される可能性があるかを決定できる。必ずしも全てのエラーが、上記デバイスを交換しなければならないほど深刻なものであるわけではない。
上記デバイス、特に上記検出素子は、メモリを有することができ、上記メモリ(特に上記メモリの異なる複数の部分)は、異なる複数のエミュレートされた受信回路信号によって試験される。例えば上記メモリは、「n」ビットのメモリ容量を有することができ、1ビットだけ互いに異なる複数(例えば「n」個)の異なる受信回路信号を生成できる。これにより、上記メモリの各ビットを試験できる。
最後に上記センサはコンピュータユニットを有する。上記コンピュータユニットは有利には、上記第1の及び/若しくは上記エミュレートされた出力信号の評価のため、並びに/又は上記切り替え素子の制御のため、並びに/又は上記信号エミュレータの制御のために構成される。
上記コンピュータユニットは、1つ又は複数の論理ユニット、マイクロプロセッサ、ASIC(特定用途向け集積回路(application‐specific integrated circuit))、CPLD(複合プログラム可能論理デバイス(complex programmable logic デバイス))及び/又はFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ(field‐programmable gate array))を備えることができる。
上記コンピュータユニットは上記切り替え素子に接続でき、上記コンピュータユニットは、上記切り替え素子の制御のための第1の制御信号を生成して、これを上記切り替え素子に伝送するよう構成される。そして、通常動作と試験動作との間の切り替えは、上記第1の制御信号に応じて行われる。
あるいは又は更に、上記コンピュータユニットは上記信号エミュレータに接続できる。上記コンピュータユニットは、上記信号エミュレータの制御のための第2の制御信号を生成して、これを上記信号エミュレータに伝送するよう構成できる。そして、上記エミュレートされた受信回路信号を、上記第2の制御信号から及び/又は上記第2の制御信号に応じて生成できる。
上記出力信号の評価は、有利には上記コンピュータユニットによって実施される。リリース信号は例えば上記第1の出力信号に応じて生成でき、及び/又はエラー信号は上記第2の出力信号に応じて生成できる。
次に上記コンピュータユニットは、上述のように、1つ又は複数の受信した出力信号に応じた方策を開始する。特に上記コンピュータユニットは、2つ以上の出力信号を(例えば上記第1の出力信号を上記第2の出力信号と)比較でき、上記方策を、この比較の結果に応じて導入する。
あるいは又は更に、上記コンピュータユニットは、上記第2の受信回路信号又は上記第2の制御信号を上記第2の出力信号と比較でき、上記方策を、この比較の結果に応じて導入する。
上記アクチュエータは例えば、(特にRFIDセンサの原理をベースとした)トランスポンダ、又は(特に誘導センサの原理をベースとした)金属、又は(特に容量センサの原理をベースとした)磁性若しくは誘電材料とすることができる。
上記センサ素子は、通常動作中に上記アクチュエータと協働して、上記センサと上記アクチュエータとの間の切り替え距離がアンダーシュートしている場合に上記第1の受信回路信号を生成するよう構成され、上記第1の受信回路信号は上記検出素子へと伝送される。
本文書に記載されているもののような、デバイスを試験するための方法は、以下のステップを特徴とすることができる:切り替え素子を用いて、デバイスを通常動作から試験動作に切り替えるステップ;信号エミュレータ及び/又はコンピュータユニットによって、エミュレートされた受信回路信号を生成し、上記エミュレートされた受信回路信号を検出素子に伝送するステップ;上記検出素子を用いて、上記エミュレートされた受信回路信号から、及び/又は上記エミュレートされた受信回路信号に応じて(特に上記エミュレートされた受信回路信号をデコードすることによって)、エミュレートされた出力信号を生成するステップ;並びに上記エミュレートされた出力信号を上記コンピュータユニットに伝送するステップ。
上記切り替え素子を用いた通常動作から試験動作への切り替えの間、上記センサ素子は有利には、上記検出素子から完全に分離される。
試験動作中、上記コンピュータユニットは上記信号エミュレータの支援を受けて、1つ又は複数の異なるエミュレートされた受信回路信号を生成でき、次にこれらの信号は上記検出素子へと伝送される。
上記複数の異なるエミュレートされた受信回路信号は好ましくは、この試験動作中に又は連続する複数の試験動作中に生成される。上記複数の異なるエミュレートされた出力信号は好ましくは、上記検出素子によって、上記エミュレートされた受信回路信号に応じて生成され、上記コンピュータユニットへと伝送される。
上記センサ素子の挙動を上記信号エミュレータでシミュレートすることも考えられる。特にこの目的のために、上記信号エミュレータが生成する上記第2の受信回路信号は、上記センサ素子が生成する上記第1の受信回路信号と概ね同様に構成される。
試験動作及び通常動作は、複数回(特に周期的に若しくは非周期的に、及び/又は少なくとも2、5、10若しくは100回)交番できる。ある変形例によると、2つの連続する試験動作状態及び/又は2つの連続する通常動作状態の間の時間間隔は一定である。試験動作は通常動作より短くすることができる(ただし必須ではない)。
これは、上記デバイスが試験動作モードではない場合、上記デバイスが通常動作モードである場合、及び又は上記デバイスが通常動作モードでなければ上記試験動作モードである場合に有利である。
本文書で使用される用語は好ましくは、当該技術分野における当業者が理解するように理解されるものとする。各文脈において複数の解釈が可能である場合、好ましくは、いずれの解釈が別個に開示される。特に分かりやすさが欠如している場合、代替として又は追加として、本文書中で記載されている定義を使用できる。
通常動作状態(「通常動作」と略す)では、上記デバイスは好ましくはある機能を実施し、試験動作状態(「試験動作」と略す)では、上記デバイスの、上記機能を実施する能力が試験される。あるいは又は更に、「試験動作」は好ましくは、上記デバイスの機能を試験する役割を主に果たす、又はこの役割だけを果たす、上記デバイスの状態であると理解されるものとし、「通常動作」は、試験動作ではない状態であると理解されるものとする。
用語「接続される(connected)」は好ましくは、「接続された」ものとして指定された構成部品がラインで接続されていることを意味することができる。用語「接続可能(connectable)」は好ましくは、「接続可能」なものとして指定された構成部品が、スイッチを備えたラインで互いに接続されていることを意味することができ、上記ラインは上記スイッチを用いて中断できる。
上記センサが特定の構成部品を有すると言明される場合、これは有利には、これらの構成部品が組み立てられ(特に同一のハウジング内に配設され)、この状態で1つのユニットとして取り扱うことができる(例えば輸送又は販売できる)ことを意味することができる。同じことが上記アクチュエータにも当てはまる。
参照を容易にするために、第2の又はエミュレートされた受信回路信号について言及される場合、好ましくは、第2の受信回路信号、並びに/又は第3及び/若しくは第4といった(若しくは一般に「第n」(ただしn>1))受信回路信号が開示される。従って、第2の又はエミュレートされた出力信号について言及される場合、好ましくは、第2の出力信号、並びに/又は第3及び/若しくは第4といった(若しくは一般に「第n」(ただしn>1))出力信号が開示される。出力信号が受信回路信号から及び/又は受信回路信号に応じて生成されると言明される場合、好ましくは、受信回路信号と同一の番号を付された出力信号の生成(即ち例えば第4の受信回路信号からの第4の出力信号の生成)が開示される。
第2の制御信号について言及されている場合、好ましくは、第2の制御信号、並びに/又は第3及び/若しくは第4といった(若しくは一般に「第n」(ただしn>1))制御信号が開示される。受信回路信号が第2の制御信号から及び/又は第2の制御信号に応じて生成されると言明される場合、好ましくは、制御信号と同一の番号を付された受信回路信号の生成が開示される。
本文書に記載のデバイス(又はその一部)の適性、能力、特徴又は機能の形態で開示される動作は、(個別に又はいずれの組み合わせで)方法の方法ステップとしても開示され、また対応するデバイス又は対応するデバイス部分に従属するか又はこれらから独立している。
更に、本記載のデバイス又はデバイス部分の特徴の使用が、(個別に又はいずれの組み合わせで)方法の方法ステップとして開示される。
一方、本開示のデバイス又はデバイス部分は、本開示の方法に関連して言及された方法ステップのうちの1つ若しくは複数を実施できる、及び/又はこれらを実施するために設計された、手段を有することができる。
従来技術に関連する導入部分に記載されている実施形態の変形例の特徴も、本発明の任意の特徴として開示される。
以下の概略図は、正確な縮尺ではない。
図1は、従来技術による、互いに対して可動である2つの部品の閉鎖位置を監視するためのデバイスを示す。 図2は、図1によるデバイスの動作のモードを示す3つの図であり、ダイヤグラム12は、受信回路信号中のデータパケットからのデータの流れを示し、ダイヤグラム13は、上記デバイスの2つの動作状態と、記号化された受信回路信号強度とを示し、ダイヤグラム14は、上記デバイスの検出素子の2つの動作状態を示す。 図3は、本発明による、互いに対して可動である2つの部品の閉鎖位置を監視するためのデバイスを示す。 図4は、図3によるデバイスの動作のモードを示す2つの図であり、ダイヤグラム15は、信号エミュレータから発せられたデータパケットを含む、受信回路信号中のデータパケットからのデータの流れを示し、ダイヤグラム16は、上記デバイスの検出素子の2つの動作状態を示す。 図5は、複数のアクチュエータを備える、図3によるデバイスの変形例を示す。 図6は、複数のセンサを備える、図3によるデバイスの変形例を示す。 図7は、複数のアクチュエータ及び複数のセンサを備える、図3によるデバイスの変形例を示す。
これより本発明について、図面を参照しながら例示的に説明する。
図1は、欧州特許第1647094B1号から公知であるような、従来技術による、互いに対して可動である2つの部品3、4の閉鎖位置の確実な監視のためのデバイスを示す。上記デバイスは、特に例えば自動動作型の技術設備を保護するための保護扉におけるドア接触スイッチとして使用するためのものである。
このデバイス1は、アクチュエータ3及びセンサ4を含む。センサ4は受信回路5を有し、これは、センサ4とアクチュエータ3との間の切り替え距離2がアンダーシュートしている場合に、センサ素子6の支援を受けて、所定の受信回路信号7を生成する。更に受信回路5は検出素子8を有し、これは、上記所定の受信回路信号7が存在する場合に、後続の論理ユニット10に出力信号9を提供する。
このような安全電子扉の接触スイッチ(例えば安全近接スイッチ、安全ロックユニット)の場合、必要とされる安全性カテゴリ(例えばEN13849‐1に準拠するCat4、PLe)を達成できるよう、正確なセンサ動作の周期的なチェックが必要である。
この目的のために、デバイス1は、切り替え素子である試験素子11を有する。試験素子11により、受信回路5を中断することによって、受信回路信号7を一時的に抑制できる。試験素子11を用いた受信回路5の中断により、受信回路5内での信号の欠如という形態のエラーが(故意に)引き起こされる。これにより、アクチュエータ3がセンサ4の範囲外に位置する場合のシステムの反応がどのようであるかをエミュレートする。よって、検出素子8が論理ユニット10に、静的なだけでなく場合によってはエラーを含む出力信号9を供給するかどうかがチェックされる。
しかしながら、このタイプの診断ではセンサ4を模倣することはできないため、いずれの正確な又は不正確な受信回路信号7の、特に検出素子8による正確な更なる処理に関して、何の結論にも到達できない。更に受信回路5の反応時間が、所定の受信回路信号7の一時的な抑制によって延長され、これは不利である。
以上の説明は、(ダイヤグラム12、13、14を含む)図2から明らかである。
ダイヤグラム12は、受信回路信号7を時間の関数として示し、図示されている時間間隔内では、受信回路信号7は連続的な一連のデータパケット18によって形成されている。このような非分散型のデータの流れは、アクチュエータがセンサ4の範囲内にあるときにのみ発生することになる。
ダイヤグラム13は、受信回路信号7を時間の関数として示し、図示されている時間間隔内では、受信回路信号7は、不連続な一連のデータパケット18によって形成されている。受信回路信号7の信号強度は、太線によって記号化して図示されている。この時間間隔は、デバイスの2つの動作状態「a」(通常動作)及び「b」(試験動作)を内包している。
動作状態「a」では、試験素子11はセンサ素子6を検出素子8に接続する。
動作状態「b」では、試験素子11はセンサ素子6を検出素子8から分離させ、これにより受信回路信号7が中断され、即ち例えば受信回路信号7の信号強度がこの中断の間はゼロとなる。検出素子8に関して、動作状態「b」の間は1つ又は複数データパケット18が認識できず、その結果、後続の論理ユニット10に有効な出力信号9が供給されない。論理ユニット10は、動作状態「b」の間に有効な出力信号9が(正しく)受信されないかどうかをチェックする役割を果たす。
検出素子8からのセンサ素子6の上記分離は、検出素子8によるデータパケット18の受信と同期しない。従って動作状態「b」では、不必要に多くのデータパケット18が失われ得る。これらの無効なデータパケット18は、ダイヤグラム13中では破線で示されている。
ダイヤグラム14は、ダイヤグラム13による時間間隔を、時間間隔「c」、「d」に分割し、間隔「c」の間には、有効な(完全な)データパケット18が検出素子8によって受信される(即ちアクチュエータ3が認識され、出力信号9が生成される)。間隔「d」の間には、無効な(不完全な)データパケット18が検出素子8によって受信されるか、又はデータパケット18が一切受信されない(即ちアクチュエータは認識されず、出力信号が生成されない)。
図3〜7は、ある例示的な実施形態を参照して本発明を説明する。上述の従来技術との比較を促進するために、図1〜3に示した参照記号を、同一の部品に対して使用する。
図3は、特に自動動作型の技術設備を保護するための保護扉におけるドア接触スイッチとして使用するための、互いに対して可動である2つの部品の閉鎖位置の確実な監視のためのデバイス1を示す。デバイス1は、アクチュエータ3及びセンサ4を含む。しかしながら、当然、これは2つ、3つ、4つ若しくは5つ以上のアクチュエータ及び/又は2つ、3つ、4つ若しくは5つ以上のセンサを有することもできる。センサ4は、1つの(又は2つ、3つ若しくは4つ以上の)受信回路5を内包し、これは、センサ4とアクチュエータ3との間の切り替え距離2がアンダーシュートしているときに、センサ素子6の支援を受けて、所定の受信回路信号7a(以下「第1の受信回路信号7a」と呼ぶ)を生成する。更にセンサ4は検出素子8を有し、これは、第1の受信回路信号7aが存在する場合に、後続の論理ユニット10に第1の出力信号9aを供給する。例えば、検出素子8が第1の受信回路信号7aをデコードし、その結果として、第1の出力信号9aであるデコード済み情報信号を生成することも考えられる。
従来技術とは対照的に、図示されている例示的実施形態の受信回路5は、信号エミュレータ19及び切り替え素子17を有する。センサ素子6及び信号エミュレータ19はいずれも、切り替え素子17を用いて検出素子8に接続され、切り替え素子17は、センサ素子6(若しくはその一部)及び/又は信号エミュレータ19を検出素子8に連結でき、またこれらを検出素子8から連結解除できる。
信号エミュレータ19は、エミュレートされた受信回路信号(以下「第2の受信回路信号7b」と呼ぶ)を生成する役割を果たし、検出素子8は、第2の受信回路信号7bが存在する場合に、後続の論理ユニット10に第2の出力信号9bを供給する。例えば、検出素子8が第2の受信回路信号7bをデコードし、その結果として、第2の出力信号9bであるデコード済み情報信号を生成することも考えられる。
この例では、切り替え素子17の切り替え状態を(制御信号20を用いて)制御するため、及び信号エミュレータ19と共に第2の受信回路信号7bを生成するために、論理ユニット10も使用される。例えば検出素子8が、搬送波を生成するトランシーバであることも考えられ、ここでは論理ユニット10は、信号エミュレータ19に、信号エミュレータ19内で搬送波に対して変調される制御信号21を伝送し、これによって第2の受信回路信号7bが形成される。同時に信号エミュレータ19は好ましくは、検出素子8に対して所定のインピーダンスを有する。上述の目的のために、論理ユニット10は、1つ又は複数のマイクロプロセッサ、ASIC、CPLD及び/又はFPGAを備えることができ、ここで、信号エミュレータ19によってエミュレートされた受信回路信号7bを生成するために更なる別個の素子を使用することとも除外されていない。このような素子もまたプロセッサを含むことができる。
デバイス1の動作状態「e」(通常動作)では、試験素子17はセンサ素子6を検出素子8に接続する。こうして、第1の受信回路信号7aが存在する場合(これは、センサ4とアクチュエータ3との間の所定の切り替え距離2がアンダーシュートしている場合である)に、検出素子8は論理ユニット10に第1の出力信号9aを供給する。
一方、動作状態「f」(試験動作)では、切り替え素子17は検出素子8を信号エミュレータ19に接続する。動作状態「f」では、センサ素子6又はその一部(特に上記センサ素子のアンテナ)を、切り替え素子17を用いて、検出素子8から完全に連結解除する。信号エミュレータ19は制御信号21を受信し、受信回路5は、信号エミュレータ19の支援を受けて、制御信号21に応じて第2の受信回路信号7bを生成する。出力信号9bは、検出素子8によって、第2の受信回路信号7bに応じて生成される。有利には、上述の方法で、異なる複数のエミュレートされた受信回路信号及び/又は異なる複数の出力信号を生成できる。
ある変形例によると、異なる複数の制御信号を(好ましくは論理ユニット10によって、ただし任意には別のデバイス構成部品によっても)生成して、信号エミュレータ19に伝送でき、エミュレートされた受信回路信号は上記制御信号に応じて生成される。好ましくは、論理ユニット10及び/又は信号エミュレータ19の制御に応じて、単純なもの及び複雑なもの、両方のエミュレートされた受信回路信号を生成できる。例えば、試験動作(動作状態「f」)中に、同一の又は異なる一連のデータパケット18から形成された、エミュレートされた受信回路信号が生成されることも考えられる。データパケット18の異なる構成により、有利なことに、コンテンツ又は信号強度に関して動的な性質を生成できる。
試験動作(動作状態「f」)では、論理ユニット10は例えば、信号エミュレータ19を用いて、第1の受信回路信号7a(即ち通常動作中に生成された所定の受信回路信号)のエミュレーションを実施でき、これにより、エミュレーションによって、連結解除されたセンサ素子6をシミュレートできる。論理ユニット10は第2の受信回路信号7bを知っているため、どの出力信号9bを検出素子8から受信することになるかも知っており、これにより、特に検出素子8を含む受信チェーンを試験できる。更に、センサ素子6の挙動を別の構成部品でシミュレートでき、即ちセンサ内の検出素子に対するアクチュエータの動作を、電子構成部品で模倣できる。
以上の説明は、(ダイヤグラム15、16を含む)図4において明らかである。
ダイヤグラム15は、受信回路信号7を時間の関数として示し、図示されている時間間隔内では、受信回路信号7は一連のデータパケット18によって形成されている。受信回路信号7の信号強度は、太線で記号化して図示されている。この時間間隔は、デバイスの2つの動作状態「e」(通常動作)及び「f」(試験動作)を内包しており、動作状態「e」で生成された受信回路信号7の一部は、第1の受信回路信号7aと呼ばれ、動作状態「f」で生成された部分は、第2の受信回路信号7bと呼ばれる。
動作状態「e」(通常動作)中には、切り替え素子17はセンサ素子6を検出素子8に接続する。動作状態「f」においては、切り替え素子17はセンサ素子6を検出素子8から分離し、検出素子8を信号エミュレータ19に接続する。
動作状態「f」では、受信回路5は(論理ユニット10及び信号エミュレータ19の支援を受けて)第2の受信回路信号7bを生成し、ここで、第2の受信回路信号7bが形成される元となるデータパケットは、動作状態「e」中に(切り替え距離2がアンダーシュートしている場合にセンサ素子6の支援を受けて)受信回路5によって生成される第1の受信回路信号7aを形成するデータパケットと同一の情報は含まない。しかしながら、第2の受信回路信号7b及び第1の受信回路信号7aのデータパケットは同一のデータフォーマットを有する。第2の受信回路信号7bの信号強度は、信号エミュレータ19によって、データパケット18ごとに異なるように構成できる。更に、失われるデータパケット18の数を低減するために、動作状態「f」の開始及び/又は終了を、第1の受信回路信号7a及び/又は第2の受信回路信号7bの一連のデータパケット18と同期させることができる。このようにして、上述のデバイス1の試験機能が実行され、それにもかかわらず迅速な反応時間(受信回路信号7のより迅速な評価)は保証される。
ダイヤグラム16は、ダイヤグラム15による時間間隔を、時間間隔「g」、「h」に分割し、間隔「g」の間には、第1の受信回路信号7aの有効な(完全な)データパケット18が検出素子8によって受信される(即ちアクチュエータ3が認識され、第1の受信回路信号7aに割り当てられた第1の出力信号9が生成される)。間隔「h」の間には、信号エミュレータ19の支援を受けて生成された第2の受信回路信号7bのデータパケット18が検出素子8によって受信される(即ち(異なるコードコンテンツを有する)エミュレートされたアクチュエータが「認識され(recognized)」、第2の受信回路信号7bに割り当てられた(異なる)第2の出力信号9bが生成される)。上述の同期により、時間間隔「h」は、図2のダイヤグラム14の時間間隔「d」より短くなり、反応時間及び利用可能性に関して上述の結果が得られる。
デバイス1又は上記デバイスの一部は、図5〜7を参照して以下で説明されるような、マルチチャネル構造を有することもできる。
図5は、1つのセンサ4及び複数のアクチュエータ3を有する、デバイス1の変形例を示し、センサ4は複数のアクチュエータ3を認識する。各アクチュエータ3は、例えばアクチュエータ3をセンサ4に対して識別し、センサ4がアクチュエータ3を区別できるようにするRFIDタグといった、部品を有することができる。あるいは又は更に、上記デバイスは1つ又は複数のアクチュエータを有することができる。
図6は、複数のセンサ4及び1つのアクチュエータ3を有する、デバイス1の変形例を示し、アクチュエータ3は複数のセンサ4によって認識される。あるいは又は更に、上記デバイスは、1つ又は複数の特別なセンサを有することができ、上記特別なセンサには、複数の部品、例えば参照番号5、6、7、8、9、10、17、18、19、20及び/又は21で指示された構成部品が設けられる。
図7は、複数のセンサ4及び複数のアクチュエータ3を有する、デバイス1の変形例を示す。これは、図5に示した実施形態と、図6に示した実施形態との組み合わせである。この変形例では、複数のアクチュエータ3が複数のセンサ4によって認識される。
1 デバイス
2 アクチュエータ3とセンサ4との間の切り替え距離
3 アクチュエータ
4 センサ
5 受信回路
6 センサ素子
7 受信回路信号
7a 第1の受信回路信号(通常動作)
7b 第2の受信回路信号(試験動作)
8 検出素子
9 出力信号
9a 第1の出力信号(通常動作)
9b 第2の出力信号(試験動作)
10 (特に論理ユニットの形態の)コンピュータユニット
11 試験素子
17 切り替え素子
18 データパケット
19 信号エミュレータ
20 第1の制御信号(切り替え素子17の制御)
21 第2の制御信号(信号エミュレータ19の制御)

Claims (15)

  1. 特にドア接触スイッチとして使用するための、センサ(4)及びアクチュエータ(3)を内包するデバイスであって、
    前記センサ(4)は、センサ素子(6)及び検出素子(8)を備える受信回路(5)、並びに前記検出素子(8)に接続されたコンピュータユニット(10)を有し、
    ‐前記センサ素子(6)は、前記アクチュエータ(3)と協働して、通常動作中に、前記センサ(4)と前記アクチュエータ(3)との間の切り替え距離(2)がアンダーシュートしている場合に、第1の受信回路信号(7a)を生成するよう構成され;
    ‐前記検出素子(8)は、前記第1の受信回路信号(7a)に応じて第1の出力信号(9a)を生成して、前記第1の出力信号(9a)を前記コンピュータユニット(10)に伝送するよう構成される、デバイスにおいて、
    前記受信回路(5)は更に、信号エミュレータ(19)及び切り替え素子(17)を有し、
    ‐前記信号エミュレータ(19)は、試験動作中に第2の受信回路信号(7b)を生成するよう構成され;
    ‐前記検出素子(8)は、前記第2の受信回路信号(7b)に応じて第2の出力信号(9b)を生成して、前記第2の出力信号(9b)を前記コンピュータユニット(10)に伝送するよう構成され;
    ‐前記デバイス(1)は、前記切り替え素子(17)を用いて、前記通常動作から前記試験動作への切り替え、及び前記通常動作へ戻る切り替えを、繰り返し、特に周期的に又は非周期的に行うよう、構成及び/又はプログラムされる
    ことを特徴とする、デバイス。
  2. 前記信号エミュレータ(19)は、前記試験動作中に、前記第2の受信回路信号(7b)に加えて、前記第2の受信回路信号(7b)とは異なる及び/又は互いに異なる、1つ又は複数の更なる受信回路信号を生成するよう構成され、
    前記検出素子(8)は、前記1つ又は複数の更なる受信回路信号に応じて出力信号を生成して、前記出力信号を前記コンピュータユニット(10)に伝送するよう構成される
    ことを特徴とする、請求項1に記載のデバイス。
  3. ‐前記コンピュータユニット(10)は前記切り替え素子(17)に接続され、前記コンピュータユニット(10)は、前記切り替え素子(17)の制御のための第1の制御信号(20)を生成して、前記第1の制御信号(20)を前記切り替え素子(17)に伝送するよう構成され、前記切り替え素子(17)は、前記第1の制御信号(20)に応じて、前記通常動作と前記試験動作との間の切り替えを実施するよう構成され;
    ‐前記コンピュータユニット(10)は前記信号エミュレータ(19)に接続され、前記コンピュータユニット(10)は、前記信号エミュレータ(19)の制御のための第2の制御信号(21)を生成して、前記第2の制御信号(21)を前記信号エミュレータ(19)に伝送するよう構成され;
    ‐前記信号エミュレータ(19)は、前記第2の制御信号(21)に応じて、第2の受信回路信号(7b)を生成するよう構成される
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のデバイス。
  4. 前記検出素子(8)は、搬送波を生成するよう構成され、
    前記信号エミュレータ(19)は、前記第2の受信回路信号(7b)を生成するために、前記第2の制御信号(21)を前記搬送波に対して変調するよう構成される
    ことを特徴とする、請求項3に記載のデバイス。
  5. 前記第1の受信回路信号(7a)及び前記第2の受信回路信号(7b)によって搬送される情報は、一連のデータパケット(18)の形態で構築され、
    前記デバイス(1)は、前記切り替え素子(17)を用いた前記通常動作と前記試験動作との間の切り替えを、前記一連のデータパケット(18)に応じて、前記第1の受信回路信号(7a)及び/又は前記第2の受信回路信号(7b)の連続した前記データパケット(18)の間に実施するよう構成される
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のデバイス。
  6. 前記第2の受信回路信号(7b)の前記一連のデータパケット(18)は、異なる複数の前記データパケット(18)を内包することを特徴とする、請求項5に記載のデバイス。
  7. 前記デバイス(1)は、例えば戸板及びドアフレームといった、互いに対して可動である2つの部品の閉鎖位置を監視するためのデバイスであり、
    前記アクチュエータ(3)は、互いに対して可動である前記部品のうちの一方に取り付けるために提供され、前記センサ(4)は、互いに対して可動である前記部品のうちのもう一方に取り付けるために提供される
    ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のデバイス。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のデバイスを試験するための方法であって:
    ‐切り替え素子(17)を用いて、前記デバイス(1)を通常動作から試験動作に切り替えるステップ;
    ‐信号エミュレータ(19)を用いて第2の受信回路信号(7b)を生成するステップ;
    ‐検出素子(8)によって、前記第2の受信回路信号(7b)に応じて第2の出力信号(9b)を生成して、前記第2の出力信号(9b)をコンピュータユニット(10)に伝送するステップ;
    ‐前記切り替え素子(17)は、前記通常動作から前記試験動作へ、及び前記通常動作に戻るように、繰り返し、特に周期的又は非周期的に切り替えられること
    を特徴とする、方法。
  9. ‐アクチュエータ(3)と協働することにより、センサ(4)と前記アクチュエータ(3)との間の切り替え距離(2)がアンダーシュートしている場合に、第1の受信回路信号(7a)が生成され;
    ‐第1の出力信号(9a)は、検出素子(8)によって、前記第1の受信回路信号(7a)に応じて生成され、前記第1の出力信号(9a)は前記コンピュータユニット(10)に伝送され;
    ‐前記第1の出力信号(9a)は、前記コンピュータユニット(10)によって、前記第2の出力信号(9b)と比較される
    ことを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1の受信回路信号(7a)が搬送する情報は、一連のデータパケット(18)の形態で構築され、
    前記切り替え素子(17)を用いた前記通常動作から前記試験動作への前記デバイス(1)の切り替えは、前記第1の受信回路信号(7a)の2つの連続した前記データパケット(18)の間に行われる
    ことを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第2の受信回路信号(7b)が搬送する情報は、一連のデータパケット(18)の形態で構築され、
    前記切り替え素子(17)を用いた前記試験動作から前記通常動作への前記デバイス(1)の切り替えは、前記第2の受信回路信号(7b)の2つの連続した前記データパケット(18)の間に行われる
    ことを特徴とする、請求項9又は10に記載の方法。
  12. 前記信号エミュレータ(19)は、複数の異なる受信回路信号を生成し、
    前記受信回路信号に応じて、異なる複数の出力信号が前記検出素子(8)によって生成されて、前記コンピュータユニット(10)に伝送され、
    前記出力信号のうちの1つ又は複数は、前記コンピュータユニット(10)によって、前記第1の出力信号(9a)と比較される
    ことを特徴とする、請求項8〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記センサ素子(6)の挙動は、前記信号エミュレータ(19)によってシミュレートされ、
    そのために、前記信号エミュレータ(19)が生成する前記第2の受信回路信号(7b)は、前記センサ素子(6)が生成する前記第1の受信回路信号(7a)と概ね同様に構成される
    ことを特徴とする、請求項8〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記通常動作から前記試験動作への切り替え中、前記センサ素子は、前記切り替え素子によって、前記検出素子から完全に分離されることを特徴とする、請求項8〜13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記検出素子(8)は、受信回路(5)においてアナログ搬送波を生成し、
    前記受信回路信号(7a、7b)は、前記搬送波の変調によって生成され、前記変調は好ましくはデジタル変調法によって実施される
    ことを特徴とする、請求項8〜14のいずれか1項に記載の方法。
JP2018209399A 2017-11-09 2018-11-07 センサ及びアクチュエータを備えるデバイス並びにこのデバイスを試験するための方法 Active JP7219054B2 (ja)

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