JP2019105990A - 端末装置、現金自動預払機、投票方法、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】不正投票の可能性を下げつつ、投票率の増加を促す現金自動預払機を提供する。【解決手段】投票所入場券に関する情報を取得する。身分証明書情報に関する情報を取得する。自装置に備わる撮影装置から投票者の生体情報の映る撮影画像を取得する。身分証明書情報に含まれる生体情報と撮影画像に映る生体情報とを用いた投票者認証と、身分証明書情報に含まれる個人情報と投票所入場券に含まれる個人情報とに基づく個人情報認証とを行う。投票者認証と個人情報認証との認証結果に応じて投票可否を判定する。【選択図】図1
Description
本発明は、端末装置、現金自動預払機、投票方法、プログラムに関する。
国政選挙、地方選挙などの投票は投票所で行われている。関連技術が特許文献1に開示されている。
投票所の設置には費用がかかり、さらに投票所が限られていることによる投票率の増加の抑制が懸念されている。そして不正投票の可能性を下げつつ、投票率の増加を促すことが求められる。
そこでこの発明は、上述の課題を解決する端末装置、現金自動預払機、投票方法、プログラムを提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、端末装置は、投票所入場券に関する情報を取得する入場券情報取得部と、身分証明書情報に関する情報を取得する身分証明書情報取得部と、自装置に備わる撮影装置から投票者の生体情報の映る撮影画像を取得する撮影画像取得部と、前記身分証明書情報に含まれる生体情報と前記撮影画像に映る生体情報とを用いた投票者認証と、前記身分証明書情報に含まれる個人情報と前記投票所入場券に含まれる個人情報とに基づく個人情報認証とを行う認証部と、前記投票者認証と前記個人情報認証との認証結果に応じて投票可否を判定する投票可否判定部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第2の態様によれば、現金自動預払機は、投票所入場券に関する情報を取得する入場券情報取得部と、身分証明書情報に関する情報を取得する身分証明書情報取得部と、自装置に備わる撮影装置から投票者の生体情報の映る撮影画像を取得する撮影画像取得部と、前記身分証明書情報に含まれる生体情報と前記撮影画像に映る生体情報とを用いた投票者認証と、前記身分証明書情報に含まれる個人情報と前記投票所入場券に含まれる個人情報とに基づく個人情報認証とを行う認証部と、前記投票者認証と前記個人情報認証との認証結果に応じて投票可否を判定する投票可否判定部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第3の態様によれば、投票方法は、投票所入場券に関する情報を取得し、身分証明書情報に関する情報を取得し、自装置に備わる撮影装置から投票者の生体情報の映る撮影画像を取得し、前記身分証明書情報に含まれる生体情報と前記撮影画像に映る生体情報とを用いた投票者認証と、前記身分証明書情報に含まれる個人情報と前記投票所入場券に含まれる個人情報とに基づく個人情報認証とを行い、前記投票者認証と前記個人情報認証との認証結果に応じて投票可否を判定することを特徴とする。
本発明の第4の態様によれば、プログラムは、端末装置のコンピュータを、投票所入場券に関する情報を取得する入場券情報取得手段、身分証明書情報に関する情報を取得する身分証明書情報取得手段、自装置に備わる撮影装置から投票者の生体情報の映る撮影画像を取得する撮影画像取得手段、前記身分証明書情報に含まれる生体情報と前記撮影画像に映る生体情報とを用いた投票者認証と、前記身分証明書情報に含まれる個人情報と前記投票所入場券に含まれる個人情報とに基づく個人情報認証とを行う認証手段、前記投票者認証と前記個人情報認証との認証結果に応じて投票可否を判定する投票可否判定手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、不正投票の可能性を下げつつ、投票率の増加を促すことができる。
以下、本発明の一実施形態による現金自動預払機を備えた投票システムを図面を参照して説明する。
図1は同実施形態による現金自動預払機を備えた投票システムの概要を示す図である。
この図で示すように投票システム100は、少なくとも端末装置の一例である現金自動預払機1と、専用サーバ2とを備えている。専用サーバ2には、各地に設置されている現金自動預払機1の多数が通信接続されている。現金自動預払機1は投票者の顔を撮影する第一カメラ51や、投票者を含み情報から当該投票者の後方や当該投票者の両脇を画角内に含んで撮影を行う第二カメラ52と、を備えてよい。
図1は同実施形態による現金自動預払機を備えた投票システムの概要を示す図である。
この図で示すように投票システム100は、少なくとも端末装置の一例である現金自動預払機1と、専用サーバ2とを備えている。専用サーバ2には、各地に設置されている現金自動預払機1の多数が通信接続されている。現金自動預払機1は投票者の顔を撮影する第一カメラ51や、投票者を含み情報から当該投票者の後方や当該投票者の両脇を画角内に含んで撮影を行う第二カメラ52と、を備えてよい。
図2は現金自動預払機のインタフェースの一部を示す図である。
図2で示すように現金自動預払機1はメインディスプレイ11、NFC(Near field communication)アンテナ12、小型ディスプレイ13、コードリーダ14、第三カメラ15、貨幣投入口16、カード投入口17、レシート排出口18等を備える。なお図2には図示していないが、現金自動預払機1はその他のハードウェア構成として上記した第一カメラ51や第二カメラ52のほか、メインディスプレイ11の上方に設けられたサブディスプレイ、スピーカ、テンキー、などが設けられているが、説明の便宜上、それらの詳細な説明は省略する。
図2で示すように現金自動預払機1はメインディスプレイ11、NFC(Near field communication)アンテナ12、小型ディスプレイ13、コードリーダ14、第三カメラ15、貨幣投入口16、カード投入口17、レシート排出口18等を備える。なお図2には図示していないが、現金自動預払機1はその他のハードウェア構成として上記した第一カメラ51や第二カメラ52のほか、メインディスプレイ11の上方に設けられたサブディスプレイ、スピーカ、テンキー、などが設けられているが、説明の便宜上、それらの詳細な説明は省略する。
メインディスプレイ11には操作の案内画面等が表示される。
NFCアンテナ12はメインディスプレイ11の下方に設けられた水平台座部91に内蔵されている。
小型ディスプレイ13は水平台座部91の水平な台座面に設けられている。小型ディスプレイ13はICカード等を水平台座部91に載置させるための案内画面を表示する。
コードリーダ14は水平台座部91の台座面に載置された投票所入場券3などの紙媒体に表示されるコード情報や携帯端末4の表示するコード情報を読み取る。コード情報は、バーコードや二次元コード等である。
第三カメラ15は水平台座部91の台座面に載置された投票所入場券3などの紙媒体やカード等の撮影対象を撮影する。
貨幣投入口16は本実施形態においては紙幣が投入される投入口である。
カード投入口17はクレジットカード、銀行カード、その他ICカードを引き込むとともに、それらカードに記録された情報に基づく処理が完了したのちに当該カードを排出する。
レシート排出口18は処理結果等を印字したレシートを排出する。
NFCアンテナ12はメインディスプレイ11の下方に設けられた水平台座部91に内蔵されている。
小型ディスプレイ13は水平台座部91の水平な台座面に設けられている。小型ディスプレイ13はICカード等を水平台座部91に載置させるための案内画面を表示する。
コードリーダ14は水平台座部91の台座面に載置された投票所入場券3などの紙媒体に表示されるコード情報や携帯端末4の表示するコード情報を読み取る。コード情報は、バーコードや二次元コード等である。
第三カメラ15は水平台座部91の台座面に載置された投票所入場券3などの紙媒体やカード等の撮影対象を撮影する。
貨幣投入口16は本実施形態においては紙幣が投入される投入口である。
カード投入口17はクレジットカード、銀行カード、その他ICカードを引き込むとともに、それらカードに記録された情報に基づく処理が完了したのちに当該カードを排出する。
レシート排出口18は処理結果等を印字したレシートを排出する。
図3は現金自動預払機の制御装置のハードウェア構成図である。
この図が示すように制御装置10はCPU(Central Processing Unit)10−1、ROM(Read Only Memory)10−2、RAM(Random Access Memory)10−3、SSD(Solid State Drive)10−4、通信モジュール10−5等の各ハードウェアを備えたコンピュータである。制御装置10は、上述した各ハードウェアを制御する。
この図が示すように制御装置10はCPU(Central Processing Unit)10−1、ROM(Read Only Memory)10−2、RAM(Random Access Memory)10−3、SSD(Solid State Drive)10−4、通信モジュール10−5等の各ハードウェアを備えたコンピュータである。制御装置10は、上述した各ハードウェアを制御する。
図4は制御装置の機能ブロック図である。
制御装置10は、現金自動預払機1に電源が投入されると起動し、予め記憶する管理プログラムを実行する。これにより制御装置10には、制御部101、入場券情報取得部102、身分証明書情報取得部103、撮影画像取得部104、認証部105、投票可否判定部106、投票処理部107等の機能が備わる。
制御部101は、現金自動預払機1に関する公知の制御のほか、他の機能部の制御を行う。
入場券情報取得部102は、投票所入場券に関する情報を取得する。
身分証明書情報取得部103は、身分証明書に関する情報を取得する。
撮影画像取得部104は、現金自動預払機1に備わる第一カメラ51(撮影装置)から投票者の顔画像等の生体情報の映る撮影画像を取得する。
認証部105は、身分証明書情報に含まれる生体情報と撮影画像に映る生体情報とを用いた投票者認証と、身分証明書情報に含まれる個人情報と投票所入場券に含まれる個人情報とに基づく個人情報認証とを行う。
投票可否判定部106は、投票者認証と個人情報認証との認証結果に応じて投票可否を判定する。
投票処理部107は、投票可と判定した投票者の投票に関する処理を行う。
制御装置10は、現金自動預払機1に電源が投入されると起動し、予め記憶する管理プログラムを実行する。これにより制御装置10には、制御部101、入場券情報取得部102、身分証明書情報取得部103、撮影画像取得部104、認証部105、投票可否判定部106、投票処理部107等の機能が備わる。
制御部101は、現金自動預払機1に関する公知の制御のほか、他の機能部の制御を行う。
入場券情報取得部102は、投票所入場券に関する情報を取得する。
身分証明書情報取得部103は、身分証明書に関する情報を取得する。
撮影画像取得部104は、現金自動預払機1に備わる第一カメラ51(撮影装置)から投票者の顔画像等の生体情報の映る撮影画像を取得する。
認証部105は、身分証明書情報に含まれる生体情報と撮影画像に映る生体情報とを用いた投票者認証と、身分証明書情報に含まれる個人情報と投票所入場券に含まれる個人情報とに基づく個人情報認証とを行う。
投票可否判定部106は、投票者認証と個人情報認証との認証結果に応じて投票可否を判定する。
投票処理部107は、投票可と判定した投票者の投票に関する処理を行う。
投票者は、国政選挙や地方選挙などの投票を行う場合、自身が居住する地域内に設置された現金自動預払機1を利用する。現金自動預払機1はコンビニエンスストア等の商店や駅などの公共施設に多数設置されている。投票者がこのように多数設置されている現金自動預払機1を利用して投票することができる環境を整えることにより投票率の増加を促すことができる。また投票において現金自動預払機1の前面にいる投票者の生体情報に基づく投票者認証と、身分証明書情報を用いた個人情報認証とを共に行うことで不正投票の可能性を減少させる。以下、投票システムと現金自動預払機1の処理の詳細について説明する。
図5は本実施形態による投票システムの処理フローを示す図である。
次に投票システムの処理フローについて説明する。
投票者は投票を行う場合、投票機能を有する現金自動預払機1を利用する。投票者は投票所入場券を持参する。投票者はメインディスプレイ11を操作してメニューボタンのアイコンを表示させる。そのメニューボタンの中に、投票の操作ボタンのアイコン(投票ボタン)が存在する。投票者はメインディスプレイ11に表示されている複数のアイコンボタンのうち、投票ボタンにタッチする。メインディスプレイ11はタッチセンサを備える。これにより制御部101は投票処理を開始すると判定する(ステップS501)。制御部101は投票処理を開始すると、入場券情報取得部102と撮影画像取得部104に処理の開始を指示する。
次に投票システムの処理フローについて説明する。
投票者は投票を行う場合、投票機能を有する現金自動預払機1を利用する。投票者は投票所入場券を持参する。投票者はメインディスプレイ11を操作してメニューボタンのアイコンを表示させる。そのメニューボタンの中に、投票の操作ボタンのアイコン(投票ボタン)が存在する。投票者はメインディスプレイ11に表示されている複数のアイコンボタンのうち、投票ボタンにタッチする。メインディスプレイ11はタッチセンサを備える。これにより制御部101は投票処理を開始すると判定する(ステップS501)。制御部101は投票処理を開始すると、入場券情報取得部102と撮影画像取得部104に処理の開始を指示する。
入場券情報取得部102は小型ディスプレイ13、第三カメラ15を起動して入場券情報取得制御を行う(ステップS502)。当該入場券情報取得制御において入場券情報取得部102は、メインディスプレイ11と小型ディスプレイ13に、投票所入場券を第三カメラ15で撮影すること、およびその撮影を行うにあたり投票所入場券の券面を表にして水平台座部91の台座面に載置するよう指示する案内画面を表示させる。当該案内画面には撮影開始ボタンが表示されている。投票者は水平台座部91の台座面に投票所入場券の券面を上にして載置し、撮影開始ボタンを押下する。入場券情報取得部102は撮影開始ボタンの押下を検出する。入場券情報取得部102は第三カメラ15に撮影指示を出力する。第三カメラ15は投票所入場券の券面を撮影し、その撮影画像である入場券画像を入場券情報取得部102へ出力する。入場券情報取得部102は入場券画像を取得する。入場券情報取得部102は入場券画像をOCR解析して文字情報を認識する。入場券情報取得部102は当該文字情報に基づいて入場券情報を生成する。入場券情報は投票所入場券の券面に印字された選挙の名称、投票日時、投票所、選挙人(投票者)の住所・性別・氏名・名簿番号・選挙人の受付番号などを含む情報である。入場券情報取得部102は入場券情報を制御部101へ出力する。上述の例では投票所入場券が紙媒体である場合の例を示しているが、投票所入場券が電子情報として携帯端末4に記録され、現金自動預払機1のNFCアンテナ12が携帯端末4に記録されている投票所入場券の電子情報を読み取って、その電子情報を入場券情報取得部102が取得してもよい。制御部101は身分証明書情報取得部103に処理の開始を指示する。
身分証明書情報取得部103はNFCアンテナ12、小型ディスプレイ13、第三カメラ15を起動して身分証明書情報取得制御を行う(ステップS503)。当該身分証明書情報取得制御において身分証明書情報取得部103は、小型ディスプレイ13に身分証明書に印刷された顔画像を含む券面を表にして水平台座部91の台座面に載置するよう指示する案内画面を表示させる。身分証明書は運転免許証、パスポートやその他の身分を証明することのできる媒体(ICカード等)であってよい。身分証明書情報取得部103は第三カメラ15を制御して身分証明書を撮影させる。これにより第三カメラ15は投票者の顔を含む身分証明書画像を現金自動預払機1へ送信する。身分証明書情報取得部103は身分証明書画像を取得する。身分証明書情報取得部103は身分証明書画像をOCR解析して文字情報を認識する。また身分証明書情報取得部103は身分証明書画像から顔画像を抽出する。顔画像の抽出は公知の顔認識処理を用いてよい。身分証明書情報取得部103は顔画像または顔画像に基づく顔の特徴情報と、文字情報(投票者の氏名、住所、性別など)とを含む身分証明書情報を生成する。身分証明書情報取得部103は身分証明書情報を制御部101へ出力する。
運転免許証、パスポート、ICカード等の身分証明書がICチップに身分証明書情報を記憶しており、投票者はこの身分証明書に設けられたNFC機能を利用して、NFCアンテナ12へ非接触通信されて身分証明書情報が現金自動預払機1へ送信させてもよい。この場合、身分証明書情報取得部103はNFCアンテナ12を制御して身分証明書のICチップに記録される身分証明書情報を読み取らせる。これによりNFCアンテナ12は投票者の顔を含む身分証明書情報を現金自動預払機1の制御装置10へ送信する。このような処理により身分証明書情報取得部103が身分証明書情報を取得してよい。
撮影画像取得部104は、入場券情報取得制御や、身分証明書情報取得制御と並行して、またはその制御処理の完了後、メインディスプレイ11に撮影開始の案内画面を出力する。これによりメインディスプレイ11には撮影開始の案内画面が出力される。当該案内画面は、現金自動預払機1に正対して立ち、第一カメラ51に視線を向けるよう促す映像情報である。撮影画像取得部104は、当該案内画面に対応する案内音声をスピーカから出力してもよい。撮影画像取得部104は第一カメラ51を制御して投票者の顔が映る撮影画像を取得する(ステップS504)。撮影画像取得部104は撮影画像を制御部101へ出力する。制御部101は入場券情報、身分証明書情報、撮影画像を含む認証要求を認証部105へ出力する。
認証部105は認証要求を取得すると投票者認証と個人情報認証とを行う(ステップS505)。認証部105は投票者認証の処理において、認証要求に含まれる撮影画像から投票者の第一の顔の情報を抽出する。また認証部105は認証要求に含まれる身分証明書情報から投票者の第二の顔の情報を抽出する。第一の顔の情報、第二の顔の情報は、顔画像または顔の特徴情報である。認証部105は第一の顔の情報と第二の顔の情報に基づいて一致判定を行い、一致度が所定の閾値より高い場合には、投票者認証成功と判定する。投票者認証が成功の場合は、現金自動預払機1の前面に立つ投票者と、その投票者が提示した身分証明書の示す人物が一致していることを意味する。
認証部105は個人情報認証において、入場券情報に含まれる個人情報と、身分証明書情報に含まれる個人情報との一致判定を行い、一致した場合には個人情報認証の成功と判定する。当該判定においては個人情報のうち、一例として氏名、生年月日、住所、性別が用いられてよい。個人情報認証が成功の場合、現金自動預払機1の前面に立つ投票者が提示した身分証明書情報の示す人物と、当該投票者が提示した投票所入場券の送付先に居住する人物とが一致していることを意味する。認証部105は投票者認証と個人情報認証の認証結果を投票可否判定部106へ出力する。
投票可否判定部106は制御部101から入場券情報を取得する。投票可否判定部106は入場券情報を含む二重投票判定を専用サーバ2へ送信する。専用サーバ2は二重投票であるかの判定を行う。専用サーバ2は二重投票判定結果を専用サーバ2へ送信する。専用サーバ2は、過去に投票処理が行われた投票者の入場券情報を記憶している。専用サーバ2は二重投票判定に含まれる入場券情報を既に記憶している場合には、投票不可を含む二重投票判定結果を現金自動預払機1へ送信する。専用サーバ2は二重投票判定に含まれる入場券情報を記憶していない場合には、投票可を含む二重投票判定結果を現金自動預払機1へ送信する。現金自動預払機1の投票可否判定部106は二重投票判定結果を受信する(ステップS506)。
投票可否判定部106は投票可否を判定する(ステップS507)。具体的には、投票可否判定部106は投票者認証と個人情報認証とが共に成功を示し、二重投票判定結果が投票可を示す場合、投票処理を開始すると判定する。投票可否判定部106は投票者認証と個人情報認証の少なくとも一方が不成功を示す場合、または二重投票判定結果が投票不可を示す場合、投票処理を中止すると判定する(ステップS508)。投票処理を開始すると判定した場合、投票可否判定部106は投票処理部107へ処理開始を指示する。投票処理を中止すると判定した場合、投票可否判定部106は投票中止案内画面をメインディスプレイ11に出力する。投票中止案内画面は認証が不成功となったことを示す案内表示を行う画面である。
投票処理部107は投票処理の処理開始の指示を投票可否判定部106から入力すると、投票処理を開始する(ステップS509)。投票処理において投票処理部107は入場券情報に含まれる選挙の名称、投票日時、投票所、選挙人(投票者)の名簿番号、選挙人の受付番号などに基づいて特定される投票を行うための投票画面をメインディスプレイ11に出力する。当該投票画面には立候補者の顔画像、氏名、政党名、いずれかの立候補者に投票するための立候補者選択ボタンなどが表示される。投票者は自信が投票したい立候補者の立候補者選択ボタンを押下する。投票処理部107は押下された立候補者選択ボタンを検知する。投票処理部107は立候補者の情報を含む投票結果を専用サーバ2へ送信する(ステップS510)。これにより専用サーバ2は投票結果を集計して、立候補者ごとの投票数をカウントする。専用サーバ2はデータベース等に立候補者ごとの投票数を記録する。この立候補者ごとの投票数を示す投票集計結果情報は、所定のタイミングで所定のサーバや端末に出力されてよい。
投票処理部107は投票者による二重投票を防ぐために投票者の個人情報(入場券情報)を含む投票完了情報を専用サーバ2へ送信する。この投票完了情報は、投票結果が送信された専用サーバ2とは異なる装置に送信されて記録されてよい。投票結果と投票完了情報とが専用サーバ2に送信される場合でも、専用サーバ2はこれらを別々に紐づかないように記憶する。これにより投票者の個人情報と、その投票者が投票した結果とが紐づいて記録されないように管理することで、投票者の個人情報に基づいて、その投票者が投票した立候補者を特定できないようにしてよい。
なお上述の処理において、現金自動預払機1の投票処理部107(撮影画像送信部)は、第一カメラ51や第二カメラ52から取得した画像情報を立会人利用端末6へ送信してよい。この場合、立会人利用端末6を利用する立会人は、投票者の映る画像を確認する。立会人は画像中に映る投票者の状態やその他の人物の映り込みに基づいて、立会人利用端末6に対して投票不可とするための操作を行ってよい。例えば、立会人利用端末6の画面に画像に並んで表示された投票不可ボタンなどを押下することにより、立会人利用端末6は投票不可を検知してよい。この場合、立会人利用端末6は投票不可情報を、画像の送信元の現金自動預払機1へ送信する。投票不可情報は現金自動預払機1の投票可否判定部106が取得する。投票可否判定部106は投票不可情報を取得した場合、投票を中止する処理を行うための投票中止案内画面をメインディスプレイ11に出力する。
上述の処理によれば、多くの店舗や公共施設に設置されている現金自動預払機1が投票処理を行うと共に、その投票処理において、投票者の生体を用いた投票者認証と、身分証明書を用いて個人情報認証との両方を行うことにより、不正投票の可能性を下げつつ、投票率の増加を促すことができる。
図6は現金自動預払機に備わる制御装置の最小構成を示す図である。
この図が示すように現金自動預払機1に備わる制御装置10は、入場券情報取得部102と、身分証明書情報取得部103と、撮影画像取得部104と、認証部105と、投票可否判定部106と、を備えればよい。
この図が示すように現金自動預払機1に備わる制御装置10は、入場券情報取得部102と、身分証明書情報取得部103と、撮影画像取得部104と、認証部105と、投票可否判定部106と、を備えればよい。
なお投票は投票所入場券を保有していない投票者でも行うことができる。この場合、入場券情報取得部102は処理を開始した後、所定の時間が経過しても入場券情報を取得できない場合、認証部105に入場券情報無を示す情報を出力してよい。この場合認証部105は入場券情報無しに認証を行うようにしてよい。例えば認証部105は、身分証明書情報に含まれる個人情報と投票所入場券に含まれる個人情報とに基づく個人情報認証の代わりに、身分証明書情報に含まれる個人情報と、その個人情報を含む住民基本台帳情報とに基づいて個人情報認証を行ってよい。具体的には認証部105は身分証明書情報を含む個人情報認証要求を専用サーバ2へ送信する。専用サーバ2は住民基本台帳情報を記憶している。専用サーバ2は認証要求に含まれる身分証明書情報から個人情報を検出する。専用サーバ2はその個人情報が住民基本台帳情報に含まれる場合、個人情報認証が成功したことを示す認証結果を現金自動預払機1へ送信する。そして認証部105はこの個人情報認証の認証結果を投票可否判定部106へ出力してよい。
上述の処理において、投票可否判定部106は、入場券情報に基づいて投票期間であるか否かの期間判定を行い、当該期間判定によって現在日時が投票期間前である場合や、投票期間後である場合には投票不可と判定してもよい。ここで投票期間は期日前投票を含む期間であってよい。投票期間の情報は制御装置10や専用サーバ2が記憶していてよい。
また上述の処理において、投票可否判定部106は、入場券情報に基づいて自機が投票エリアであるか否かのエリア判定を行い、当該エリア判定に基づいて投票可否を判定してもよい。例えば投票可否判定部106は、自機が設置されている地域を含む選挙区のエリアに含まれる各住所を記憶し、入場券情報に含まれる住所が一致するかを判定する。一致する場合には投票可否判定部106は投票可と判定し、そうでない場合には投票不可と判定してよい。
また上述の処理においては投票者認証における生体認証を顔の情報を用いて行っているが、眼の虹彩の情報や、指紋の情報を用いて生体認証を行うようにしてもよい。
上述の説明では国政選挙や地方選挙に関する立候補者を投票する場合の現金自動預払機1の処理について記載している。しかしながら現金自動預払機1は、その他の例えば政策に関する投票など何等かの投票に関する処理を同様に行うものであってもよい。
上述の説明では現金自動預払機1を用いて説明しているが、現金自動預払機1は端末装置の一例であって、現金自動預払機1以外の端末装置が、上述の現金自動預払機1と同様の構成を備えて、同様の処理を行うようにしてもよい。この場合、端末装置が上述の制御装置10を備える。
上述の現金自動預払機1は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1・・・現金自動預払機
2・・・専用サーバ
3・・・投票所入場券
4・・・携帯端末
51・・・第一カメラ
52・・・第二カメラ
10・・・制御装置
11・・・メインディスプレイ
12・・・NFCアンテナ
13・・・小型ディスプレイ
14・・・コードリーダ
15・・・第三カメラ
16・・・貨幣投入口
17・・・カード投入口
18・・・レシート排出口
101・・・制御部
102・・・入場券情報取得部
103・・・身分証明書情報取得部
104・・・撮影画像取得部
105・・・認証部
106・・・投票可否判定部
107・・・投票処理部
2・・・専用サーバ
3・・・投票所入場券
4・・・携帯端末
51・・・第一カメラ
52・・・第二カメラ
10・・・制御装置
11・・・メインディスプレイ
12・・・NFCアンテナ
13・・・小型ディスプレイ
14・・・コードリーダ
15・・・第三カメラ
16・・・貨幣投入口
17・・・カード投入口
18・・・レシート排出口
101・・・制御部
102・・・入場券情報取得部
103・・・身分証明書情報取得部
104・・・撮影画像取得部
105・・・認証部
106・・・投票可否判定部
107・・・投票処理部
Claims (9)
- 投票所入場券に関する情報を取得する入場券情報取得部と、
身分証明書情報に関する情報を取得する身分証明書情報取得部と、
自装置に備わる撮影装置から投票者の生体情報の映る撮影画像を取得する撮影画像取得部と、
前記身分証明書情報に含まれる生体情報と前記撮影画像に映る生体情報とを用いた投票者認証と、前記身分証明書情報に含まれる個人情報と前記投票所入場券に含まれる個人情報とに基づく個人情報認証とを行う認証部と、
前記投票者認証と前記個人情報認証との認証結果に応じて投票可否を判定する投票可否判定部と、
を備える端末装置。 - 前記投票可否判定部は前記投票者認証と前記個人情報認証とがともに認証成功の場合に投票可と判定する
請求項1に記載の端末装置。 - 前記生体情報は前記投票者の顔の情報であり、
前記認証部は前記身分証明書情報に含まれる前記顔の情報と前記撮影画像に映る顔の情報とを比較して前記投票者認証を行う
請求項1または請求項2に記載の端末装置。 - 前記撮影画像を含む投票状況確認要求を立会人利用端末宛てに送信する撮影画像送信部と、を備え、
前記投票可否判定部は、前記投票状況確認要求に対応する投票状況確認結果に基づいて前記投票可否を判定する
請求項1から請求項3の何れか一項に記載の端末装置。 - 前記投票可否判定部は、前記投票所入場券に関する情報に基づいて投票期間であるか否かの期間判定を行い、当該期間判定に基づいて前記投票可否を判定する
請求項1から請求項4の何れか一項に記載の端末装置。 - 前記投票可否判定部は、前記投票所入場券に関する情報に基づいて自機が投票エリアであるか否かのエリア判定を行い、当該エリア判定に基づいて前記投票可否を判定する
請求項1から請求項5の何れか一項に記載の端末装置。 - 投票所入場券に関する情報を取得する入場券情報取得部と、
身分証明書情報に関する情報を取得する身分証明書情報取得部と、
自装置に備わる撮影装置から投票者の生体情報の映る撮影画像を取得する撮影画像取得部と、
前記身分証明書情報に含まれる生体情報と前記撮影画像に映る生体情報とを用いた投票者認証と、前記身分証明書情報に含まれる個人情報と前記投票所入場券に含まれる個人情報とに基づく個人情報認証とを行う認証部と、
前記投票者認証と前記個人情報認証との認証結果に応じて投票可否を判定する投票可否判定部と、
を備える現金自動預払機。 - 投票所入場券に関する情報を取得し、
身分証明書情報に関する情報を取得し、
自装置に備わる撮影装置から投票者の生体情報の映る撮影画像を取得し、
前記身分証明書情報に含まれる生体情報と前記撮影画像に映る生体情報とを用いた投票者認証と、前記身分証明書情報に含まれる個人情報と前記投票所入場券に含まれる個人情報とに基づく個人情報認証とを行い、
前記投票者認証と前記個人情報認証との認証結果に応じて投票可否を判定する
投票方法。 - 端末装置のコンピュータを、
投票所入場券に関する情報を取得する入場券情報取得手段、
身分証明書情報に関する情報を取得する身分証明書情報取得手段、
自装置に備わる撮影装置から投票者の生体情報の映る撮影画像を取得する撮影画像取得手段、
前記身分証明書情報に含まれる生体情報と前記撮影画像に映る生体情報とを用いた投票者認証と、前記身分証明書情報に含まれる個人情報と前記投票所入場券に含まれる個人情報とに基づく個人情報認証とを行う認証手段、
前記投票者認証と前記個人情報認証との認証結果に応じて投票可否を判定する投票可否判定手段、
として機能させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017237923A JP6451823B1 (ja) | 2017-12-12 | 2017-12-12 | 端末装置、現金自動預払機、投票方法、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017237923A JP6451823B1 (ja) | 2017-12-12 | 2017-12-12 | 端末装置、現金自動預払機、投票方法、プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6451823B1 JP6451823B1 (ja) | 2019-01-16 |
JP2019105990A true JP2019105990A (ja) | 2019-06-27 |
Family
ID=65020437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017237923A Active JP6451823B1 (ja) | 2017-12-12 | 2017-12-12 | 端末装置、現金自動預払機、投票方法、プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6451823B1 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006065720A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Seiko Epson Corp | 電子投票システム、電子投票端末、選挙集計サーバー及びその制御方法 |
JP2018101380A (ja) * | 2016-12-22 | 2018-06-28 | 株式会社日立製作所 | 電子投票システム |
-
2017
- 2017-12-12 JP JP2017237923A patent/JP6451823B1/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006065720A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Seiko Epson Corp | 電子投票システム、電子投票端末、選挙集計サーバー及びその制御方法 |
JP2018101380A (ja) * | 2016-12-22 | 2018-06-28 | 株式会社日立製作所 | 電子投票システム |
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JP6451823B1 (ja) | 2019-01-16 |
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