JP2019103955A - 水処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】除鉄除マンガン装置を備える水処理システムにおいて、有機物から生成される副生成物の量を低減でき、かつ、次亜塩素酸塩から生成される塩素酸の量を低減できる水処理システムを提供する。【解決手段】水処理システム1は、原水を供給する給水ライン22〜24と、給水ライン22〜24上に設置され、給水ライン22〜24上を供給される原水に次亜塩素酸塩を添加する薬注装置13と、を備える。また、薬注装置13の下流側において給水ライン22〜24上に設置され、給水ライン22〜24上を供給される原水に含まれる鉄分及びマンガン分のうち少なくとも一方を除去する除鉄除マンガン装置4を備える。さらに、薬注装置13の上流側に、給水ライン22〜24上を供給される原水に含まれる有機物の少なくとも一部を取り除く限外ろ過膜が設けられた膜ろ過装置3をさらに備える。【選択図】図1
Description
本発明は、井水などの原水から処理水を生成する水処理システムであって、除鉄除マンガン装置を備える水処理システムに関する。
従来、井水などの原水から処理水を生成する水処理システムとして、給水ライン上に、原水に含まれる鉄分及びマンガン分を除去する除鉄除マンガン装置を備えた技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術は、除鉄除マンガン装置の上流側において、原水に含まれる鉄分を不溶性の鉄化合物(酸化水酸化鉄(III)など)に酸化させるために、原水に次亜塩素酸ナトリウムを添加する。そして、不溶性の鉄化合物は、除鉄除マンガン装置のろ材によってろ過することで除去される。また、除鉄除マンガン装置に供給される原水に含まれるマンガン分は、除鉄除マンガン装置のろ材と接触したときに、次亜塩素酸ナトリウムの作用により酸化が進行し、ろ材によって吸着され、除去される。
ところで、原水に有機物及びアンモニア性窒素が含まれる場合には、除鉄除マンガン装置の上流側において原水に次亜塩素酸ナトリウムを添加すると、次亜塩素酸ナトリウム(次亜塩素酸塩)の塩素とアンモニア性窒素と有機物とが反応して、副生成物としてのシアン化合物が生成される。シアン化合物は有害物質であるため、生成するシアン化合物の量は低減されることが好ましい。
また、原水に有機物が含まれる場合には、次亜塩素酸ナトリウム(次亜塩素酸塩)の塩素と有機物とが反応して、副生成物としてのトリハロメタンが生成される。トリハロメタンは有害物質であるため、生成するトリハロメタンの量は低減されることが好ましい。
また、原水に有機物が含まれる場合には、次亜塩素酸ナトリウム(次亜塩素酸塩)の塩素と有機物とが反応して、副生成物としてのトリハロメタンが生成される。トリハロメタンは有害物質であるため、生成するトリハロメタンの量は低減されることが好ましい。
また、原水に含まれる有機物が多い場合には、除鉄除マンガン装置の上流側において原水に次亜塩素酸ナトリウム溶液を添加すると、有機物によって塩素が消費されるため、処理水中の残留塩素が不足する。この場合に、原水に添加される次亜塩素酸ナトリウムの添加量が多くなるように制御されることがあり、次亜塩素酸ナトリウムの添加量が多くなると、次亜塩素酸ナトリウム(次亜塩素酸塩)から生成される塩素酸の量が増加する。塩素酸は有害物質であるため、塩素酸の量は低減されることが好ましい。
このように、副生成物としてのシアン化合物やトリハロメタンの量や、塩素酸の量は低減されることが好ましい。従って、有機物から生成される副生成物の量を低減でき、かつ、次亜塩素酸ナトリウム(次亜塩素酸塩)から生成される塩素酸の量を低減できることが望まれる。
本発明は、このような事情に鑑み、除鉄除マンガン装置を備える水処理システムにおいて、有機物から生成される副生成物の量を低減でき、かつ、次亜塩素酸塩から生成される塩素酸の量を低減できる水処理システムを提供することを目的とする。
本発明は、原水を供給する給水ラインと、前記給水ライン上に設置され、前記給水ライン上を供給される原水に次亜塩素酸塩を添加する薬注装置と、前記薬注装置の下流側において前記給水ライン上に設置され、前記給水ライン上を供給される原水に含まれる鉄分及びマンガン分のうち少なくとも一方を除去する除鉄除マンガン装置と、を備える水処理システムであって、前記薬注装置の上流側に、前記給水ライン上を供給される原水に含まれる有機物の少なくとも一部を取り除く限外ろ過膜が設けられた膜ろ過装置をさらに備える水処理システムに関する。
前記除鉄除マンガン装置から下流側の給水ラインに排出される処理水に含まれる残留塩素の濃度に基づいて、前記薬注装置の次亜塩素酸塩の添加量を増減させる薬注制御装置をさらに備えることが好ましい。
前記膜ろ過装置の上流側に、前記給水ライン上を供給される原水に含まれる有機物を凝集させる凝集剤添加装置をさらに備えることが好ましい。
前記凝集剤添加装置の上流側に、前記給水ライン上を供給される原水に含まれる懸濁物質を除去する懸濁物質除去装置をさらに備えることが好ましい。
前記薬注装置の上流側に、前記給水ライン上を供給される原水に含まれるアンモニア性窒素を除去するアンモニア除去装置をさらに備えることが好ましい。
本発明によれば、除鉄除マンガン装置を備える水処理システムにおいて、有機物から生成される副生成物の量を低減でき、かつ、次亜塩素酸塩から生成される塩素酸の量を低減できる水処理システムを提供することができる。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る水処理システム1の模式図である。なお、本明細書における「ライン」とは、流路、経路、管路などの流体の流通が可能なラインの総称である。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る水処理システム1の模式図である。なお、本明細書における「ライン」とは、流路、経路、管路などの流体の流通が可能なラインの総称である。
第1実施形態に係る水処理システム1は、井水、河川水、工業用水などの原水から処理水を生成するためのものであり、図1に示すように、原水ポンプ2と、膜ろ過装置3と、除鉄除マンガン装置4と、凝集剤添加装置12と、薬注装置としての酸化剤添加装置13と、塩素センサ14と、薬注制御装置としての酸化剤添加制御装置131と、を主体に構成されている。
ここで、原水ポンプ2と膜ろ過装置3との間には、給水ライン22が配設されている。給水ライン22には、凝集剤添加ライン12aを介して、凝集剤添加装置12が接続されている。膜ろ過装置3と除鉄除マンガン装置4との間には、給水ライン23が配設されている。給水ライン23には、酸化剤添加ライン13aを介して酸化剤添加装置13が接続されている。除鉄除マンガン装置4の下流側には、給水ライン24が配設されている。給水ライン24には、塩素センサ14が配置されている。
本実施形態の水処理システム1においては、原水を供給する給水ライン22〜24上に、上流側から下流側に向かって、原水ポンプ2、凝集剤添加装置12、膜ろ過装置3、酸化剤添加装置13、除鉄除マンガン装置4、塩素センサ14が、この順に設置される。
原水ポンプ2は、原水供給源(図示せず)に接続され、下流側に配置された膜ろ過装置3に給水ライン22を介して原水を供給する。原水は、井水、河川水、工業用水などである。
膜ろ過装置3は、原水ポンプ2の下流側に配置される。膜ろ過装置3には、給水ライン22上を供給される原水に含まれる有機物の少なくとも一部を取り除く限外ろ過膜(UF膜)が設けられている。限外ろ過膜の公称孔径は、有機物の少なくとも一部を取り除けるものであれば特に限定されない。
例えば、限外ろ過膜(UF膜)は、水中の有機物の分子量よりも小さな分画分子量の限外ろ過膜(UF膜)で除去できる。具体的には、一般的な天然水に含まれるフミン質の分画分子量は数千〜数十万Daとされていることから、分画分子量10万Da以下の限外ろ過膜(UF膜)が好ましく、分画分子量1万Da以下の限外ろ過膜(UF膜)がより好ましく、分画分子量1000Da以下の限外ろ過膜(UF膜)が更に好ましい。ただし、分画分子量が小さな限外ろ過膜(UF膜)は透水性が悪いことから、水質や要求性能に応じた分画分子量の限外ろ過膜(UF膜)を選択することが好ましい。
膜ろ過装置3は、酸化剤添加装置13よりも上流側に配置され、酸化剤添加装置13よりも上流側において、原水をろ過処理し、原水に含まれる有機物の少なくとも一部を除去する。膜ろ過装置3の下流側の原水においては、膜ろ過装置3により有機物の少なくとも一部が除去されており、原水に含まれる有機物が低減されている。そのため、膜ろ過装置3の下流側においては、後述する酸化剤添加装置13により添加される次亜塩素酸ナトリウムの塩素とアンモニア性窒素と有機物とが反応して生成される副生成物としてのシアン化合物の生成量を低減できる。また、後述する酸化剤添加装置13により添加される次亜塩素酸ナトリウムの塩素と有機物とが反応して生成される副生成物としてのトリハロメタンの生成量を低減できる。
膜ろ過装置3を使用して原水に含まれる有機物を除去する場合には、原水に含まれる懸濁物質を凝集(フロック化)させて除去し易くすることが好ましい。そのため、本実施形態においては、膜ろ過装置3の上流側において、凝集剤添加装置12によって、原水に凝集剤を添加する。
凝集剤添加装置12は、原水ポンプ2の下流側であって膜ろ過装置3の上流側の給水ライン22において、凝集剤添加ライン12aを介して配置される。凝集剤添加装置12は、給水ライン22上を供給される原水に凝集剤を添加することにより、この原水に含まれる有機物を凝集させる。この凝集剤としては、例えば、PAC(ポリ塩化アルミニウム)、PSI(ポリシリカ鉄)、塩化鉄などを用いることができる。なお、凝集剤添加装置12により凝集剤を添加する場合に、膜ろ過装置3の限外ろ過膜(UF膜)における有機物の除去を促進可能な粉末活性炭などの補助剤を併せて添加してもよい。
除鉄除マンガン装置4は、膜ろ過装置3の下流側に配置される。除鉄除マンガン装置4は、次亜塩素酸塩としての次亜塩素酸ナトリウムを添加する酸化剤添加装置13の下流側において、給水ライン23上を供給される原水に含まれる鉄分及びマンガン分を除去する。
本実施形態においては、除鉄除マンガン装置4は、原水に含まれる鉄分及びマンガン分を除去し、原水から処理水(鉄分及びマンガン分が除去された原水)を生成する。除鉄除マンガン装置4は、ろ材が充填されたろ過塔を備えている。ろ材には、通常、粒子状のマンガンシャモット、マンガンゼオライト、マンガン砂(二酸化マンガン担持の砂)等が使用される。
除鉄除マンガン装置4に供給される原水に含まれる鉄分は、次亜塩素酸ナトリウムの作用により酸化されて不溶性の鉄化合物(酸化水酸化鉄(III)など)へと変化し、上記ろ材によってろ過される。除鉄除マンガン装置4に供給される原水に含まれるマンガン分は、上記ろ材と接触したときに、次亜塩素酸ナトリウムの作用により酸化が進行し、ろ材によって吸着され、除去される。
除鉄除マンガン装置4の上流側には、原水に含まれる鉄分を不溶性の鉄化合物に変化させるために、除鉄除マンガン装置4に供給される原水に次亜塩素酸塩としての次亜塩素酸ナトリウムを添加する酸化剤添加装置13が設けられている。
酸化剤添加装置13は、膜ろ過装置3の下流側であって除鉄除マンガン装置4の上流側の給水ライン23に、酸化剤添加ライン13aを介して配置される。酸化剤添加装置13は、給水ライン23上を供給される原水に次亜塩素酸塩としての次亜塩素酸ナトリウムを添加する。酸化剤添加装置13は、酸化剤添加制御装置131により制御される。酸化剤添加制御装置131は、塩素センサ14の出力値(残留塩素の濃度)に基づいて、酸化剤添加装置13における次亜塩素酸ナトリウムの添加量を増減させる。
酸化剤添加制御装置131は、塩素センサ14の出力値(残留塩素の濃度)に基づいて、次亜塩素酸ナトリウムの添加量を増減するように、フィードバック制御する。
具体的には、酸化剤添加制御装置131は、塩素センサ14の出力値(残留塩素の濃度)に基づいて、塩素センサ14の出力値(残留塩素の濃度)が小さい場合には、塩素が不足しているとして、酸化剤添加装置13における次亜塩素酸ナトリウムの添加量を増加させる。また、酸化剤添加制御装置131は、塩素センサ14の出力値(残留塩素の濃度)に基づいて、塩素センサ14の出力値(残留塩素の濃度)が大きい場合には、塩素が過剰であるとして、酸化剤添加装置13における次亜塩素酸ナトリウムの添加量を減少させる。
具体的には、酸化剤添加制御装置131は、塩素センサ14の出力値(残留塩素の濃度)に基づいて、塩素センサ14の出力値(残留塩素の濃度)が小さい場合には、塩素が不足しているとして、酸化剤添加装置13における次亜塩素酸ナトリウムの添加量を増加させる。また、酸化剤添加制御装置131は、塩素センサ14の出力値(残留塩素の濃度)に基づいて、塩素センサ14の出力値(残留塩素の濃度)が大きい場合には、塩素が過剰であるとして、酸化剤添加装置13における次亜塩素酸ナトリウムの添加量を減少させる。
次に、第1実施形態の水処理システム1の動作について説明する。この水処理システム1において、井水などの原水から処理水を生成する際には、原水ポンプ2を駆動する。
原水ポンプ2を駆動することにより、原水供給源から供給される原水は、給水ライン22を通って、膜ろ過装置3に供給される。給水ライン22においては、凝集剤添加装置12から凝集剤が添加される。その結果、原水に含まれる有機物が凝集してフロックを形成する。なお、凝集剤添加装置12により凝集剤を添加する場合に、膜ろ過装置3の限外ろ過膜(UF膜)における有機物の除去を促進可能な粉末活性炭などの補助剤を併せて添加してもよい。
原水ポンプ2を駆動することにより、原水供給源から供給される原水は、給水ライン22を通って、膜ろ過装置3に供給される。給水ライン22においては、凝集剤添加装置12から凝集剤が添加される。その結果、原水に含まれる有機物が凝集してフロックを形成する。なお、凝集剤添加装置12により凝集剤を添加する場合に、膜ろ過装置3の限外ろ過膜(UF膜)における有機物の除去を促進可能な粉末活性炭などの補助剤を併せて添加してもよい。
その後、膜ろ過装置3において、その限外ろ過膜により、この原水に含まれる有機物の少なくとも一部が取り除かれる。このとき、この有機物は凝集剤により凝集してフロックを形成しているので、有機物を限外ろ過膜で効率よく取り除くことができる。なお、凝集剤添加装置12により凝集剤を添加する際に、粉末活性炭などの補助剤を併せて添加することで、膜ろ過装置3の限外ろ過膜(UF膜)における有機物の除去を促進させることができる。
続けて、膜ろ過装置3から排出された原水は、給水ライン23を通って、除鉄除マンガン装置4に供給される。給水ライン23の途中で、酸化剤添加装置13により次亜塩素酸ナトリウムが添加される。酸化剤添加装置13により次亜塩素酸ナトリウムを添加することで、原水に含まれる鉄分が酸化されて不溶性の鉄化合物となる。
ここで、膜ろ過装置3により原水から有機物の少なくとも一部が除去されているため、酸化剤添加装置13により次亜塩素酸ナトリウムが添加されても、副生成物(シアン化合物やトリハロメタンなど)の生成量を低減することができる。また、膜ろ過装置3により原水から有機物の少なくとも一部が除去されているため、次亜塩素酸ナトリウムの添加量を低減することができ、次亜塩素酸ナトリウムから生成される塩素酸の生成量を低減することができる。
次に、除鉄除マンガン装置4において、膜ろ過装置3から排出された原水に含まれる鉄分及びマンガン分が除去され、原水から処理水が生成される。除鉄除マンガン装置4で処理された処理水は、給水ライン24を通って処理水タンク(図示せず)に供給され、その処理水タンクに貯留される。
このようにして、処理水が給水ライン24上を供給されるとき、この処理水に含まれる残留塩素の濃度を塩素センサ14が検出し、その出力値(残留塩素の濃度)に基づいて、酸化剤添加制御装置131が酸化剤添加装置13の次亜塩素酸ナトリウムの添加量を増減させる。このように、次亜塩素酸ナトリウムの添加量をフィードバック制御することにより、原水に含まれる有機物が多い場合又は少ない場合にかかわらず、塩素の過不足を回避することができる。
すなわち、次亜塩素酸ナトリウムの添加量をフィードバック制御しない場合には、有機物の含有量の見込み違いにより、塩素の過不足が生じてしまう恐れがある。これに対して、次亜塩素酸ナトリウムの添加量のフィードバック制御を行うことで、水処理の現場の状況を問わず、塩素の過不足を回避することが可能となる。しかも、こうしたフィードバック制御により、塩素酸の原料物質である次亜塩素酸ナトリウムの添加量を低減することで、塩素酸の生成量を低減でき、塩素酸の水道水基準(例えば、0.6ppm以下)を満たすことが可能となる。
上述した第1実施形態に係る水処理システム1によれば、例えば、以下のような効果が奏される。
本実施形態に係る水処理システム1は、原水を供給する給水ライン22〜24と、給水ライン22〜24上に設置され、給水ライン22〜24上を供給される原水に次亜塩素酸ナトリウムを添加する酸化剤添加装置13と、酸化剤添加装置13の下流側において給水ライン22〜24上に設置され、給水ライン22〜24上を供給される原水に含まれる鉄分及びマンガン分のうち少なくとも一方を除去する除鉄除マンガン装置4と、を備え、酸化剤添加装置13の上流側に、給水ライン22〜24上を供給される原水に含まれる有機物の少なくとも一部を取り除く限外ろ過膜が設けられた膜ろ過装置3をさらに備える。そのため、除鉄除マンガン装置4で原水から処理水を生成する前に、膜ろ過装置3で原水から有機物を取り除くことができる。その結果、水処理の現場によって原水の水質が変動することで原水に含まれる有機物の量が変動しても、原水に含まれる有機物が多い場合又は少ない場合にかかわらず、有機物由来の副生成物(シアン化合物やトリハロメタンなど)の生成量を低減することができる。また、次亜塩素酸ナトリウムから生成される塩素酸の生成量を低減することができる。
また、本実施形態に係る水処理システム1は、除鉄除マンガン装置4から下流側の給水ライン22〜24に排出される処理水に含まれる残留塩素の濃度に基づいて、酸化剤添加装置13の次亜塩素酸ナトリウムの添加量を増減させる酸化剤添加制御装置131をさらに備える。これにより、次亜塩素酸ナトリウムの添加量をフィードバック制御することにより、原水に含まれる有機物が多い場合又は少ない場合にかかわらず、塩素の過不足を回避することができる。
また、本実施形態に係る水処理システム1は、膜ろ過装置3の上流側に、給水ライン22〜24上を供給される原水に含まれる有機物を凝集させる凝集剤添加装置12をさらに備える。そのため、膜ろ過装置3で有機物を取り除く前に、有機物をフロック化することにより、膜ろ過装置3により有機物を容易に取り除くことができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。図2は、本発明の第2実施形態に係る水処理システム1Aの模式図である。なお、第2実施形態では、主に第1実施形態との相違点について説明する。このため、第1実施形態と同一(又は同等)の構成については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。また、第2実施形態において特に説明しない点については、第1実施形態の説明が適宜に適用される。
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。図2は、本発明の第2実施形態に係る水処理システム1Aの模式図である。なお、第2実施形態では、主に第1実施形態との相違点について説明する。このため、第1実施形態と同一(又は同等)の構成については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。また、第2実施形態において特に説明しない点については、第1実施形態の説明が適宜に適用される。
第2実施形態に係る水処理システム1Aにおいては、第1実施形態の水処理システム1における原水ポンプ2と膜ろ過装置3との間に、懸濁物質除去装置としての砂ろ過装置5が配置されている。原水ポンプ2と砂ろ過装置5との間には、給水ライン25が配設されている。給水ライン25には、第1凝集剤添加ライン11aを介して、第1凝集剤添加装置11が接続されている。砂ろ過装置5と膜ろ過装置3との間には、給水ライン22が配設されている。給水ライン22には、第2凝集剤添加ライン12aを介して、凝集剤添加装置としての第2凝集剤添加装置12が接続されている。
砂ろ過装置5は、原水ポンプ2の下流側であって膜ろ過装置3の上流側に配置され、給水ライン25上を供給される原水に含まれる懸濁物質を除去する。砂ろ過装置5は、原水に含まれる微粒子等の懸濁物質をろ材(図示せず)により捕捉して除去するものである。砂ろ過装置としては、例えば、硅石等の粗粒ろ材と、アンスラサイトやろ過砂等の細粒ろ材と、から形成されたろ材層(図示せず)を有する塔式のものが挙げられる。
第1凝集剤添加装置11は、原水ポンプ2の下流側であって砂ろ過装置5の上流側の給水ライン25において、第1凝集剤添加ライン11aを介して配置される。第1凝集剤添加装置11は、給水ライン25上を供給される原水に凝集剤を添加することにより、この原水に含まれる懸濁物質を凝集させる。この凝集剤としては、例えば、PAC(ポリ塩化アルミニウム)、PSI(ポリシリカ鉄)、塩化鉄などを用いることができる。
第2凝集剤添加装置12は、砂ろ過装置5の下流側であって膜ろ過装置3の上流側の給水ライン22において、第2凝集剤添加ライン12aを介して配置される。第2凝集剤添加装置12は、給水ライン22上を供給される原水に凝集剤を添加することにより、この原水に含まれる有機物を凝集させる。この凝集剤としては、例えば、PAC(ポリ塩化アルミニウム)、PSI(ポリシリカ鉄)、塩化鉄などを用いることができる。
次に、第2実施形態の水処理システム1Aの動作について説明する。この水処理システム1において、井水などの原水から処理水を生成する際には、原水ポンプ2を駆動する。
原水ポンプ2を駆動することにより、原水供給源から供給される原水は、給水ライン25を通って、砂ろ過装置5に供給される。給水ライン25においては、第1凝集剤添加装置11から凝集剤が添加される。その結果、原水に含まれる懸濁物質が凝集する。そして、砂ろ過装置5において、この原水に含まれる懸濁物質が除去される。
原水ポンプ2を駆動することにより、原水供給源から供給される原水は、給水ライン25を通って、砂ろ過装置5に供給される。給水ライン25においては、第1凝集剤添加装置11から凝集剤が添加される。その結果、原水に含まれる懸濁物質が凝集する。そして、砂ろ過装置5において、この原水に含まれる懸濁物質が除去される。
次に、砂ろ過装置5によりろ過された原水は、給水ライン22を通って、膜ろ過装置3に供給される。給水ライン22においては、第2凝集剤添加装置12から凝集剤が添加される。その結果、原水に含まれる有機物が凝集してフロックを形成する。
その後、膜ろ過装置3において、その限外ろ過膜により、この原水に含まれる有機物の少なくとも一部が取り除かれる。このとき、この有機物は凝集剤により凝集してフロックを形成しているので、有機物を限外ろ過膜で効率よく取り除くことができる。
その後、膜ろ過装置3において、その限外ろ過膜により、この原水に含まれる有機物の少なくとも一部が取り除かれる。このとき、この有機物は凝集剤により凝集してフロックを形成しているので、有機物を限外ろ過膜で効率よく取り除くことができる。
第2実施形態に係る水処理システム1Aにおいて、膜ろ過装置5よりも下流側の動作は、第1実施形態に係る水処理システム1の動作と同様である。
第2実施形態に係る水処理システム1Aによれば、例えば、以下のような効果が奏される。
第2実施形態に係る水処理システム1Aは、膜ろ過装置3の上流側に、給水ライン22〜25上を供給される原水に含まれる懸濁物質を除去する砂ろ過装置5をさらに備える。そのため、膜ろ過装置3の上流側において懸濁物質を除去することで、下流側の膜ろ過装置3において、有機物を除去しやすくなる。
また、砂ろ過装置5の上流側に第1凝集剤添加装置11が存在するため、砂ろ過装置5で懸濁物質を除去する前に、第1凝集剤添加装置11により懸濁物質を凝集することにより、砂ろ過装置5により懸濁物質を容易に除去することができる。
また、膜ろ過装置3の上流側に第2凝集剤添加装置12が存在するため、膜ろ過装置3で有機物を取り除く前に、第2凝集剤添加装置12により有機物をフロック化することにより、膜ろ過装置3により有機物を容易に取り除くことができる。
第2実施形態に係る水処理システム1Aは、膜ろ過装置3の上流側に、給水ライン22〜25上を供給される原水に含まれる懸濁物質を除去する砂ろ過装置5をさらに備える。そのため、膜ろ過装置3の上流側において懸濁物質を除去することで、下流側の膜ろ過装置3において、有機物を除去しやすくなる。
また、砂ろ過装置5の上流側に第1凝集剤添加装置11が存在するため、砂ろ過装置5で懸濁物質を除去する前に、第1凝集剤添加装置11により懸濁物質を凝集することにより、砂ろ過装置5により懸濁物質を容易に除去することができる。
また、膜ろ過装置3の上流側に第2凝集剤添加装置12が存在するため、膜ろ過装置3で有機物を取り除く前に、第2凝集剤添加装置12により有機物をフロック化することにより、膜ろ過装置3により有機物を容易に取り除くことができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態を図面に基づいて説明する。図3は、本発明の第3実施形態に係る水処理システム1Bの模式図である。なお、第3実施形態では、主に第1実施形態との相違点について説明する。このため、第1実施形態と同一(又は同等)の構成については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。また、第3実施形態において特に説明しない点については、第1実施形態の説明が適宜に適用される。
次に、本発明の第3実施形態を図面に基づいて説明する。図3は、本発明の第3実施形態に係る水処理システム1Bの模式図である。なお、第3実施形態では、主に第1実施形態との相違点について説明する。このため、第1実施形態と同一(又は同等)の構成については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。また、第3実施形態において特に説明しない点については、第1実施形態の説明が適宜に適用される。
第3実施形態に係る水処理システム1Bにおいては、第1実施形態の水処理システム1における原水ポンプ2と膜ろ過装置3との間に、アンモニア除去装置6が配置されている。原水ポンプ2とアンモニア除去装置6との間には、給水ライン21が配設されている。アンモニア除去装置6と膜ろ過装置3との間には、給水ライン22が配設されている。給水ライン22には、凝集剤添加ライン12aを介して、凝集剤添加装置12が接続されている。
アンモニア除去装置6は、原水ポンプ2の下流側であって膜ろ過装置3の上流側に配置される。アンモニア除去装置6は、原水の性状に応じて、生物処理、陽イオン交換、ゼオライト等の吸着処理その他の手法により、給水ライン21上を供給される原水に含まれるアンモニア性窒素を除去する。これにより、アンモニア除去装置6の下流側に供給される原水には、アンモニア性窒素が除去された状態となる。アンモニア除去装置6の下流側においては、アンモニア性窒素が低減されているため、酸化剤添加装置13により添加される次亜塩素酸ナトリウムの塩素の添加量を低減できる。また、後述する酸化剤添加装置13により添加される次亜塩素酸ナトリウムの塩素とアンモニア性窒素と有機物とが反応して生成される副生成物としてのシアン化合物の生成量を低減できる。
また、アンモニア除去装置6は、アンモニア性窒素を除去するのと同時に、鉄分及びマンガン分も除去することができる。そのため、アンモニア除去装置6の下流側に配置される除鉄除マンガン装置4で除去する鉄分及びマンガン分の除去量を低減できるため、除鉄除マンガン装置4の負担を軽減することができる。なお、アンモニア除去装置6は、鉄分及びマンガン分も除去できるため、除鉄除マンガン装置4における鉄分及びマンガン分の除去量が変動した場合や、除鉄除マンガン装置4が故障した場合などに、除鉄除マンガン装置4の動作をバックアップすることができる。
次に、第3実施形態の水処理システム1Bの動作について説明する。この水処理システム1において、井水などの原水から処理水を生成する際には、原水ポンプ2を駆動する。
原水ポンプ2を駆動することにより、原水供給源から供給される原水は、給水ライン21を通って、アンモニア除去装置6に供給される。そして、アンモニア除去装置6において、この原水に含まれるアンモニア性窒素が除去される。
原水ポンプ2を駆動することにより、原水供給源から供給される原水は、給水ライン21を通って、アンモニア除去装置6に供給される。そして、アンモニア除去装置6において、この原水に含まれるアンモニア性窒素が除去される。
次に、アンモニア除去装置6から排出された原水は、給水ライン22を通って、膜ろ過装置3に供給される。
第3実施形態に係る水処理システム1Bにおいて、膜ろ過装置3よりも下流側の動作は、第1実施形態に係る水処理システム1の動作と同様である。
第3実施形態に係る水処理システム1Bにおいて、膜ろ過装置3よりも下流側の動作は、第1実施形態に係る水処理システム1の動作と同様である。
第3実施形態に係る水処理システム1Bによれば、例えば、以下のような効果が奏される。
第3実施形態に係る水処理システム1Bは、酸化剤添加装置13の上流側に、給水ライン21〜24上を供給される原水に含まれるアンモニア性窒素を除去するアンモニア除去装置6をさらに備える。そのため、アンモニア除去装置6により原水からアンモニア性窒素が除去されているため、酸化剤添加装置13により添加される次亜塩素酸ナトリウムの塩素の添加量を低減することができる。また、原水を除鉄除マンガン処理する前に、原水からアンモニア性窒素を除去することにより、アンモニア性窒素由来の副生成物(シアン化合物など)の生成量を低減することができる。
第3実施形態に係る水処理システム1Bは、酸化剤添加装置13の上流側に、給水ライン21〜24上を供給される原水に含まれるアンモニア性窒素を除去するアンモニア除去装置6をさらに備える。そのため、アンモニア除去装置6により原水からアンモニア性窒素が除去されているため、酸化剤添加装置13により添加される次亜塩素酸ナトリウムの塩素の添加量を低減することができる。また、原水を除鉄除マンガン処理する前に、原水からアンモニア性窒素を除去することにより、アンモニア性窒素由来の副生成物(シアン化合物など)の生成量を低減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
例えば、上述した実施形態では、膜ろ過装置3の上流側に砂ろ過装置5を配置した。しかし、膜ろ過装置3の上流側に配置する装置は、原水に含まれる懸濁物質を除去する懸濁物質除去装置であればよい。例えば、上述した実施形態における砂ろ過装置5に代えて、凝集沈殿装置や加圧浮上装置等を配置してもよい。
また、上述した実施形態では、膜ろ過装置3と除鉄除マンガン装置4との間の原水に次亜塩素酸ナトリウムを添加するように構成した。しかし、これに加えて、膜ろ過装置3の上流側の原水に次亜塩素酸ナトリウムを添加するように構成してもよい。膜ろ過装置3の上流側の原水に次亜塩素酸ナトリウムを添加するように構成することで、膜ろ過装置3の限外ろ過膜(UF膜)の生物汚染を抑制することができる。
また、上述した実施形態では、アンモニア除去装置6は、膜ろ過装置3の上流側に配置されている。しかし、アンモニア除去装置6は、酸化剤添加装置13の上流側に配置されていればよく、例えば、膜ろ過装置3の下流側であって酸化剤添加装置13により次亜塩素酸ナトリウムが供給される部分よりも上流側に配置されていてもよい。
また、上述した第1実施形態及び第3実施形態において、凝集剤添加装置12を設けなくてもよい。また、上述した第2実施形態において、第1凝集剤添加装置11及び第2凝集剤添加装置12について、いずれか一方を設けてもよく、両方とも設けなくてもよい。
また、上述した実施形態の構成の水処理システム1,1A,1Bの構成に限定されず、水処理システム1,1A,1Bの目的に応じて、上述した水処理システム1,1A,1Bを構成する装置以外の装置(例えば、活性炭ろ過装置、軟水器、RO装置(逆浸透膜ろ過装置)など)を付加しても構わない。
1,1A,1B 水処理システム
3 膜ろ過装置
4 除鉄除マンガン装置
5 砂ろ過装置(懸濁物質除去装置)
6 アンモニア除去装置
12 第2凝集剤添加装置(凝集剤添加装置)
13 酸化剤添加装置(薬注装置)
21 給水ライン
22 給水ライン
23 給水ライン
24 給水ライン
25 給水ライン
131 酸化剤添加制御装置(薬注制御装置)
3 膜ろ過装置
4 除鉄除マンガン装置
5 砂ろ過装置(懸濁物質除去装置)
6 アンモニア除去装置
12 第2凝集剤添加装置(凝集剤添加装置)
13 酸化剤添加装置(薬注装置)
21 給水ライン
22 給水ライン
23 給水ライン
24 給水ライン
25 給水ライン
131 酸化剤添加制御装置(薬注制御装置)
Claims (5)
- 原水を供給する給水ラインと、
前記給水ライン上に設置され、前記給水ライン上を供給される原水に次亜塩素酸塩を添加する薬注装置と、
前記薬注装置の下流側において前記給水ライン上に設置され、前記給水ライン上を供給される原水に含まれる鉄分及びマンガン分のうち少なくとも一方を除去する除鉄除マンガン装置と、を備える水処理システムであって、
前記薬注装置の上流側に、前記給水ライン上を供給される原水に含まれる有機物の少なくとも一部を取り除く限外ろ過膜が設けられた膜ろ過装置をさらに備える、水処理システム。 - 前記除鉄除マンガン装置から下流側の給水ラインに排出される処理水に含まれる残留塩素の濃度に基づいて、前記薬注装置の次亜塩素酸塩の添加量を増減させる薬注制御装置をさらに備える、請求項1に記載の水処理システム。
- 前記膜ろ過装置の上流側に、前記給水ライン上を供給される原水に含まれる有機物を凝集させる凝集剤添加装置をさらに備える、請求項1又は2に記載の水処理システム。
- 前記膜ろ過装置の上流側に、前記給水ライン上を供給される原水に含まれる懸濁物質を除去する懸濁物質除去装置をさらに備える、請求項1から3までのいずれかに記載の水処理システム。
- 前記薬注装置の上流側に、前記給水ライン上を供給される原水に含まれるアンモニア性窒素を除去するアンモニア除去装置をさらに備える、請求項1から4までのいずれかに記載の水処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017236325A JP2019103955A (ja) | 2017-12-08 | 2017-12-08 | 水処理システム |
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JP (1) | JP2019103955A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN115536119A (zh) * | 2022-11-01 | 2022-12-30 | 新疆聚力环保科技有限公司 | 一种废油再生用废水处理药剂及其制备方法 |
-
2017
- 2017-12-08 JP JP2017236325A patent/JP2019103955A/ja active Pending
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