JP2019103853A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. ユーザーの口の不正咬合を矯正するための装置であって、前記装置が、
   上顎切歯に隣接するように構成した前部部分と前部部分の後方に位置する後部部分を備えた一般にＵ字型の上部本体であって、外部境界を定義する周辺部を備えた上底を有し、および、上部本体の後部部分の周辺部に沿って伸びる壁部を有する、上部本体と、
   下顎切歯に隣接するように構成した前部部分を備えた一般にＵ字型の下部本体であって、外部境界を定義する周辺部を備えた下底を有し、下底がユーザーの歯の幅よりも大きくなるよう構成された幅を有し、下部本体が溝部を定義する下部本体の周辺部に沿って伸びる壁部を有し、前記装置がユーザーの口の中で装着される際に溝部が下顎切歯に触れるように構成される、下部本体と、
   上部本体の前部部分から後方に伸びる舌状突出部であって、前記装置がユーザーの口の中で装着される際に、上顎に接触するように構成された舌状突出部と、
   前記装置の下部本体の前部部分の唇部分上の外部境界に対して唇側に拡大した領域を定義するように構成された緩衝装置であって、それにより、後ろ向きの力が緩衝装置に対してユーザーの唇により働かされるように構成され、下部装置がユーザーの口の中で装着される際にユーザーの上顎に対して下顎を後方に移動させる、緩衝装置と、
   を備える、装置。
2. 上部本体の上底の後部部分上に隆起した表面をさらに備える、請求項１に記載の装置。
3. 上部本体から一般に水平方向に突き出た棚部をさらに備え、
   棚部は前部の上底に隣接し、且つ、前記装置がユーザーの口の中で装着される際に舌をガイドするように構成された表面を設けるために、ユーザーの口の中で後方に伸びるように構成される、請求項１に記載の装置。
4. 上部本体の前部部分の上底に対して傾斜して伸長する傾斜部をさらに備え、
   傾斜部は、上顎切歯上に力を働かせ、前記装置がユーザーの口の中で装着される際に、上顎切歯を前方および後方にガイドするように構成される、請求項１に記載の装置。
5. 上底は口の中の最も離れた前方の上歯に触れるように構成される、請求項１に記載の装置。
6. 舌状突出部の１つの上に隆起した突出部をさらに備え、
   前記装置がユーザーの口の中で装着される際に、隆起した突出部は舌を方向づけるように構成される、請求項１に記載の装置。
7. 下部本体内の溝部と接触する裏装材をさらに備え、
   裏装材は、下歯に下部本体を付着させ、前記装置がユーザーの口の中で装着される際に、下歯に対して力をかけて下歯を後方に動かすように構成される、請求項１に記載の装置。
8. 前記装置は弾性材料から構築される、請求項１に記載の装置。
9. 溝部は粗面を有する、請求項１に記載の装置。
10. 舌状突出部は、上部本体の前部部分の中心から後方に伸びる中心タブと、中心タブの各側面に隣接し且つ上部本体の前部部分から後方に伸びる側面タブとを有し、
    中心タブと側面タブは、舌からの圧力に応じて口に対して上顎および上歯を前方に動かすように構成される、請求項１に記載の装置。
11. 側面タブは、口蓋の広がりを促すために口蓋タブに対して舌に圧力をかけさせるように構成される、請求項１０に記載の装置。
12. 上部本体の後部部分上に口蓋タブを更に備え、口蓋タブは口蓋の広がりを促すために舌によりかけられる圧力を受けるように構成される、請求項１に記載の装置。
13. ユーザーの口の中で上歯および下歯に隣接するように装着される歯列矯正システムであって、前記歯列矯正システムが、
    前部部分と、前部部分の後方に位置した後部部分を備えた上部装置であって、後部部分が上顎臼歯に接するように成形され、上部装置は内部周辺部および外部周辺部を有し、外部周辺部は内部周辺部の外部に位置する、上部装置と、
    外部シールドを有する下部装置であって、外部シールドが下部装置から垂直に下方へ伸びて下部装置内の溝を定義し、下部装置が下顎切歯と下顎臼歯に触れるように成形される、下部装置と、
    溝部内の下歯に接するように構成された裏装であって、裏装が下歯に下部装置を付着させ、下歯と下顎に対して力を働かせるように構成され、働かされた力が、上部装置と下部装置がユーザーの口の中で装着される際に上顎に対して後方に下顎を動かすように構成される、裏装と、
    前方および下方に上部切歯を動かすために内部周囲の周りを伸び、且つ上部切歯に接するように構成された傾斜部であって、該傾斜部には第１の前部端部と、第１の前部端部に対して後方に位置する第１の後部端部とがあり、傾斜部は、上部装置の内部周囲から後方および対角線上に伸び、それにより第１の後部端部は第１の前部端部よりも高い位置にある、傾斜部と、
    第２の前部端部と、第２の前部端部に対して後方に位置する第２の後部端部とを有するタブであって、前記タブは、傾斜部の第１の後部端部から、および傾斜部よりも高い位置へと後方及び対角線上に伸び、それにより第２の後部端部は第２の前部端部よりも高い位置にあり、前記タブは、装置がユーザーの口の中で装着される際に、ユーザーの上顎に触れて、下顎に対して前方に上顎を移動させるための力を加えるように構成される、タブと、
    下部装置がユーザーの口の中で装着される際に、上顎に対して下顎を後方に移動させるために、ユーザーの唇から働かされる後方の力を受けるように構成された緩衝装置と、
    上部装置を下部装置に接続するヒンジと、
    を備えるシステム。
14. 上部装置の後部部分の上に一段高い表面をさらに備え、前記一段高い表面は、上部装置がユーザーの口の中で装着される際に、上顎臼歯を下げるように成形される、請求項１３に記載のシステム。
15. 上部装置内の棚部をさらに備え、
    棚部は、上部装置の前部部分の後ろにタブを備えた空胴部を形成する、請求項１３に記載のシステム。
16. ユーザーの口の中での不正咬合を矯正するための装置であって、前記装置が、
    上顎切歯に隣接するように構成した前部部分と前部部分の後方に位置する後部部分を備えた一般にＵ字型の上部本体であって、外部周辺部と、外部周辺部の内部に位置する内部周辺部とを有する、上部本体と、
    外部周辺部を有する一般にＵ字型の下部本体であって、下部本体の外部周辺部は、下顎切歯に隣接する前部部分と、下部本体の前部部分の後方に位置する後部部分とを有し、下部本体が下部本体の外部周辺部に沿って伸びる下唇部シールドを有し、下唇部シールドが、前記装置の下部本体の前部部分の唇部分上の外部周囲に対して唇側に拡大した領域を定義するように構成された緩衝装置を有し、それにより、ユーザーの唇は、緩衝装置に対して広報に力を働かせ、且つ、下部装置がユーザーの口の中で装着される際に、ユーザーの上顎に対して後方にユーザーの下顎を動かすように構成される、下部本体と、
    上部本体の内部周辺部の後部部分から一般的に上方に伸びる舌状突出部であって、前記装置がユーザーの口の中で装着される際に、ユーザーの口蓋に触れるように構成される、舌状突出部と、
    を備える装置。