JP2019103282A - 電力変換装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
これにより、電力変換装置の製造コストの低減が困難となる。
上記半導体積層ユニットの積層方向(X)の一端に配され、該半導体積層ユニットを積層方向に弾性的に加圧する加圧部材(3)と、
上記半導体積層ユニット及び上記加圧部材を収容する筐体(4)と、
上記筐体に設けられた支承壁(41)と上記加圧部材との間に介在する支承体(5)と、
を有し、
上記加圧部材は、上記半導体積層ユニットを押圧する押圧部(31)と、該押圧部の両側に形成された一対の被支承部(32)とを有し、
上記一対の被支承部のそれぞれと上記支承壁との間に、上記支承体が個別に設けてあり、
上記各支承体は、複数の支承ブロック(50)を上記積層方向に重ねてなる、電力変換装置(1)にある。
上記筐体内に、上記半導体積層ユニットと上記加圧部材とを配置し、
上記加圧部材における、上記押圧部を挟んで互いに反対側の一対の部位を、上記積層方向における上記半導体積層ユニット側へ、所定の大きさの加圧力にて押し込んで上記加圧部材を弾性変形させると共に、上記支承壁に対する上記被支承部の位置である支承目標位置を計測し、
予め用意された複数の上記支承ブロックを適宜組み合わせて、上記支承目標位置に応じた上記積層方向の寸法となるように、上記支承体を組立て、
上記一対の被支承部のぞれぞれと上記筐体の上記支承壁との間に、上記支承体をそれぞれ配置し、
上記支承体が上記被支承部と上記支承壁との間に挟持される状態とする、電力変換装置の製造方法にある。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
電力変換装置及びその製造方法に係る実施形態について、図1〜図14を参照して説明する。
本形態の電力変換装置1は、図1に示すごとく、半導体積層ユニット2と、加圧部材3と、筐体4と、支承体5と、を有する。
半導体積層ユニット2は、図1に示すごとく、複数の半導体モジュール21と、該複数の半導体モジュール21を両主面から冷却する複数の冷却管22とを積層してなる。積層方向Xに隣り合う冷却管22は、その長手方向の両端部付近において連結管23によって、互いに連結されている。連結管23は、積層方向Xに変形可能に構成されている。積層方向Xの一端の冷却管22からは、冷媒を導入する冷媒導入管24と、冷媒を排出する冷媒排出管25とが突出するように形成されている。冷却管22、連結管23、冷媒導入管24、及び冷媒排出管25は、アルミニウム等の金属によって構成される。
支承ブロック50は、互いに重ねられる他の支承ブロック50との間において、X方向に直交する方向の位置決めを行うブロック位置決め部51を有する。本形態においては、ブロック位置決め部51は、Y方向の位置決めを行う。
次いで、図8〜図10に示すごとく、加圧部材3における、押圧部31を挟んで互いに反対側の一対の部位を、積層方向Xにおける半導体積層ユニット2側へ、所定の大きさの加圧力Fにて押し込む。これにより、加圧部材3を弾性変形させる。このときの支承壁41に対する被支承部32の位置である支承目標位置を計測する。なお、加圧部材3における押し込まれる部位である「押圧部31を挟んで互いに反対側の一対の部位」は、被支承部32よりもY方向の外側であってもよいし、内側であってもよい。本形態においては、当該部位は、被支承部32よりも外側であり、加圧部材3におけるY方向の両端部である。
その後、図11〜図13に示すごとく、一対の被支承部32のぞれぞれと筐体4の支承壁41との間に、支承体5をそれぞれ配置する。
そして、支承体5が被支承部32と支承壁41との間に挟持される状態とする。
上記電力変換装置1において、各支承体5は、複数の支承ブロック50をX方向に重ねてなる。そのため、複数の支承ブロック50の組み合わせ方により、X方向における支承体5の寸法を適宜調整することができる。それゆえ、半導体積層ユニット2のX方向の寸法バラツキに対して、容易に対応することができる。
本実施形態においては、図15に示すごとく、支承ブロック50の形状を、実施形態1のものとは異ならせた形態を示す。
すなわち、支承ブロック50の翼部502を、X方向に対して斜めに形成したものである。また、翼部502における、位置決め凸部511側の傾斜面503は、位置決め凸部511の頂面につながっている。そして、傾斜面503は、位置決め凸部511の頂面から、X方向における加圧部材3と反対側へ向かうほどY方向における外側へ向かうように傾斜している。
本形態においても、複数の支承ブロック50を重ね合わせて支承体5を形成する。そして、支承体5を、支承壁41と加圧部材3の被支承部32との間に介設する。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本実施形態においても、図16に示すごとく、支承ブロック50の形状を、実施形態1のものとは異ならせた形態を示す。
本形態においては、支承ブロック50が、支承壁41側に、位置決め凸部511を設け、被支承部32側に、位置決め凹部512を設けている。
壁側位置決め部411は、支承ブロック50の位置決め凸部511を嵌合させる凹状面414を有する。
その他の構成は、実施形態1と同様である。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
2 半導体積層ユニット
21 半導体モジュール
22 冷却管
3 加圧部材
31 押圧部
32 被支承部
4 筐体
41 支承壁
5 支承体
50 支承ブロック
Claims (7)
- 電力変換回路の一部を構成する半導体モジュール(21)と、該半導体モジュールを冷却する冷却管(22)とを積層してなる半導体積層ユニット(2)と、
上記半導体積層ユニットの積層方向(X)の一端に配され、該半導体積層ユニットを積層方向に弾性的に加圧する加圧部材(3)と、
上記半導体積層ユニット及び上記加圧部材を収容する筐体(4)と、
上記筐体に設けられた支承壁(41)と上記加圧部材との間に介在する支承体(5)と、
を有し、
上記加圧部材は、上記半導体積層ユニットを押圧する押圧部(31)と、該押圧部の両側に形成された一対の被支承部(32)とを有し、
上記一対の被支承部のそれぞれと上記支承壁との間に、上記支承体が個別に設けてあり、
上記各支承体は、複数の支承ブロック(50)を上記積層方向に重ねてなる、電力変換装置(1)。 - 上記支承ブロックは、互いに重ねられる他の支承ブロックとの間において、上記積層方向に直交する方向の位置決めを行うブロック位置決め部(51)を有する、請求項1に記載の電力変換装置。
- 上記支承壁は、上記支承壁に当接する上記支承ブロックとの間において、上記積層方向に直交する方向の位置決めを行う壁側位置決め部(411)を有する、請求項2に記載の電力変換装置。
- 上記支承ブロックは、上記ブロック位置決め部として、上記被支承部側に突出した位置決め凸部(511)と、上記支承壁側の面に設けられた位置決め凹部(512)とを有し、上記位置決め凸部と上記位置決め凹部とが互いに嵌合している、請求項2又は3に記載の電力変換装置。
- 上記支承ブロックは、上記積層方向と上記一対の支承体の並び方向(Y)との双方に直交する高さ方向(Z)の全体にわたり、上記位置決め凸部及び上記位置決め凹部を連続して形成してなる、請求項4に記載の電力変換装置。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の電力変換装置を製造する方法であって、
上記筐体内に、上記半導体積層ユニットと上記加圧部材とを配置し、
上記加圧部材における、上記押圧部を挟んで互いに反対側の一対の部位を、上記積層方向における上記半導体積層ユニット側へ、所定の大きさの加圧力にて押し込んで上記加圧部材を弾性変形させると共に、上記支承壁に対する上記被支承部の位置である支承目標位置を計測し、
予め用意された複数の上記支承ブロックを適宜組み合わせて、上記支承目標位置に応じた上記積層方向の寸法となるように、上記支承体を組立て、
上記一対の被支承部のぞれぞれと上記筐体の上記支承壁との間に、上記支承体をそれぞれ配置し、
上記支承体が上記被支承部と上記支承壁との間に挟持される状態とする、電力変換装置の製造方法。 - 予め用意する複数の上記支承ブロックには、上記積層方向の寸法が互いに異なる複数種類の支承ブロック(50a、50b、50c)を含む、請求項6に記載の電力変換装置の製造方法。
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