JP2019102405A - レバースイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業性の向上を図ったレバースイッチ装置を提供する。【解決手段】レバースイッチ装置10は、軸部30と、回転操作部と、プッシュスイッチ部60と、回転操作部及びプッシュスイッチ部の変位を検出する信号が通る配線が敷設され、基端側から先端側へ延設されたフレキシブル基板70と、を備え、フレキシブル基板は、回転操作部の変位に伴って回転操作部の可動接点が離接可能な固定接点が設けられた第1基板部71と、第1基板部が先端側に接続された第1配線部77と、プッシュスイッチ部の変位に伴ってプッシュスイッチ部から信号が出力される第2基板部72と、第2基板部が先端側に接続された第2配線部78と、を有し、第1配線部と第2配線部とは第1基板部よりも基端側における途中で分岐して先端側へ延設されている。【選択図】図2

Description

本発明は、レバースイッチ装置に関し、例えば、ロータリスイッチ及びプッシュスイッチを備えているレバースイッチ装置に関する。
従来のレバースイッチ装置として、例えば、特許文献1のスイッチ装置が知られている。このスイッチ装置では、ロータ部材及びノブ部材が長手軸を中心に回転可能に装着されている。このロータ部材のカム面とノブ部材のカム面との間に可動接点部材が配置されている。可動接点部材は、ロータ部材及びノブ部材の回転操作により長手軸の方向に移動可能に配置されている。また、接点部が可動接点部材の接触端子の移動に伴い接離するように、可動接点部材の移動可能な範囲において長手軸の方向に沿ってフレキシブル基板が直線的に配置されている。
特開2016−157616号公報
上記特許文献1のスイッチ装置では、可動接点部材は、ロータ部材及びノブ部材の回転操作に対して長手軸の方向に移動する特殊な構造を有している。これにより、スイッチ装置の構造が複雑化してしまう。
これに対し、一般的には、可動接点部材はロータ部材の回転と共に回転する。このため、可動接点部材の接触端子に接離可能な接点部を有する基板が、可動接点部材と対向して配置される。このような基板はロータ部材の数に応じて設けられる。また、ロータ部材に加えて、プッシュスイッチがスイッチ装置に組み込まれることもある。このような場合、プッシュスイッチ用の基板、及び、ロータ部材用の基板が連ねて設けられると、この基板の折り曲げ作業等において、基板の保持が困難になり、作業性に劣ってしまう。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、作業性の向上を図ったレバースイッチ装置を提供することを目的としている。
本発明のある態様に係るレバースイッチ装置は、基端側から先端側へ延びる軸部と、軸部の途中に外嵌して設けられ、軸部を中心に回転操作が可能であり、且つ、可動接点が設けられた回転操作部と、軸部において回転操作部よりも先端側に取り付けられ、且つ、可動接点を有するプッシュスイッチ部と、回転操作部及びプッシュスイッチ部の変位を検出する信号が通る配線が敷設され、基端側から先端側へ延設されたフレキシブル基板と、を備え、フレキシブル基板は、回転操作部の変位に伴って回転操作部の可動接点が離接可能な固定接点が設けられた第1基板部と、第1基板部が先端側に接続された第1配線部と、プッシュスイッチ部の変位に伴ってプッシュスイッチ部から信号が出力される第2基板部と、第2基板部が先端側に接続された第2配線部と、を有し、第1配線部と第2配線部とは第1基板部よりも基端側における途中で分岐して先端側へ延設されている。
この構成によれば、可動接点が回転操作部と共に回転することにより、スイッチ装置の構造は簡素化する。また、第1配線部と第2配線部とが分岐することにより、第1配線部に接続した第1基板と、第2配線部に接続した第2基板とを別々に設けられる。これにより、これらをそれぞれ折り曲げ作業することができ、作業性に優れる。
レバースイッチ装置では、第2配線部は、分岐箇所の近傍で折り曲げられることにより、第1配線部に対向配置されていてもよい。この構成によれば、第1配線部と第2配線部とを重ねて配置することができ、レバースイッチ装置の小型化が図られる。
レバースイッチ装置では、軸部に固定されて基端側および先端側のうち少なくとも一方の端面で第1基板部を支持する固定部と、固定部の端面との間で第1基板部を支持する基板カバーと、をさらに備え、基板カバーには、基端側から固定部を越えて先端側へ延設された第2配線部を支持する配線経路部が設けられていてもよい。この構成によれば、基板カバーが、第1基板部を支持するだけでなく、第2配線部を支持するための配線経路部も有するので、レバースイッチ装置の小型化が図られる。
レバースイッチ装置では、第1配線部及び第2配線部を被覆する配線カバーをさらに備えていてもよい。この構成によれば、配線カバーが第1配線部及び第2配線部を共にはカバーすることができ、レバースイッチ装置の小型化が図られる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、作業性の向上を図ったレバースイッチ装置を提供することができるという効果を奏する。
本発明の上記目的、他の目的、特徴及び利点は、添付図面を参照の下、以下の好適な実施態様の詳細な説明から明らかにされる。
本発明の実施の形態に係るレバースイッチ装置を示す断面図である。 図1のレバースイッチ装置の分解斜視図である。 図3(a)は、図1のホルダを先端側から視た示す斜視図である。図3(b)は、図3(a)のホルダを基端側から視た示す斜視図である。 図1の軸部及びこの先端に取り付けた節度部を示す斜視図である。 図2のFPCを示す斜視図である。 図2の第2基板部及びその載置部、並びに、第2配線部及びその配線経路部を示す斜視図である。 図2の第1基板部及びその固定部、並びに、第2基板部及びそのホルダを示す斜視図である。 図2のホルダを軸部に取り付ける状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
<レバースイッチ装置の構成>
図1及び図2に示すように、実施の形態に係るレバースイッチ装置10は、例えば、車両のステアリングホイール等の操縦装置の近傍に配置されており、ライト及びワイパ等の操作レバーとして用いられる。レバースイッチ装置10は、ケース20及び摺動体11を備えている。なお、ケース20よりも摺動体11側を基端側と称し、その反対側を先端側と称する。
ケース20は、略円柱形状であって、ABS及びポリアミド等の絶縁性樹脂から成り、固定ノブ21、回転ノブ(第1回転ノブ22、第2回転ノブ23)、先端ノブ24及びカバー(スイッチカバー25)を有している。固定ノブ21、第1回転ノブ22、第2回転ノブ23及び先端ノブ24は、それぞれ内部空間を有し、この内部空間が互いに連通するようにこの順で接続されている。
固定ノブ21は本体部21a及び傾斜部21bを有している。傾斜部21bは、本体部21aよりも基端側に配置されており、本体部21aに対して傾斜している。傾斜部21bの基端は摺動体11に接続され、傾斜部21bの先端は本体部21aの基端に接続されている。
本体部21a、第1回転ノブ22、第2回転ノブ23及び先端ノブ24は、同軸で互いに接続して略円筒形状を形成している。この内部空間に軸部30、ロータリスイッチ40及びプッシュスイッチ60が収容されている。軸部30は、基端側から先端側へ延びている。
また、この軸部30の基端に軸止め26が固定されている。この軸止め26が、本体部21aの内面に設けられた係止部(図示せず)に当接することにより、軸部30はその軸心方向に本体部21aに対して係止される。なお、説明の便宜上、軸部30の中心軸に平行な方向を軸心方向と称する。
さらに、固定ノブ21は、軸心方向と直交する方向に2分割されており、第1ノブ部27及び第2ノブ部28により構成されている。例えば、第1ノブ部27の開口部を第2ノブ部28により被覆することにより、固定ノブ21が形成される。
第1回転ノブ22は、ロータリスイッチ40の回転部(第1回転部44)と接続し、第1回転部44と共に、ユーザにより軸部30を中心に回転操作される回転操作部として機能する。また、第2回転ノブ23は、ロータリスイッチ40の回転部(第2回転部46)と接続し、第2回転部46と共に、ユーザにより軸部30を中心に回転操作される回転操作部として機能する。なお、第1回転ノブ22及び第1回転部44は一体的に設けられて回転操作部として機能してもよいし、第2回転ノブ23及び第2回転部46は一体的に設けられて回転操作部として機能してもよい。
スイッチカバー25は、ユーザにより押圧操作される押圧操作部であって、先端ノブ24に対して軸心方向に移動可能に配置されている。また、スイッチカバー25は、軸部30において回転操作部よりも先端側に取り付けられたプッシュスイッチ60のプッシュスイッチ部61を被覆し、プッシュスイッチ部61と共に進退する。
<ロータリスイッチの構成>
図2に示すように、この実施の形態では、ロータリスイッチ40は、第1ロータリスイッチ41及び第2ロータリスイッチ42により構成されている。ただし、ロータリスイッチ40の数は、これに限定されず、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。また、このロータリスイッチ40の数に応じた回転ノブがケース20(図1)に備えられる。
第1ロータリスイッチ41は、固定部43、回転部(第1回転部44)及び節度機構(第1節度機構45)を備え、第2ロータリスイッチ42は、固定部43、回転部(第2回転部46)及び節度機構(第2節度機構47)を備えている。なお、この実施の形態では、第1ロータリスイッチ41及び第2ロータリスイッチ42は、1つの固定部43を兼用しているが、別々の固定部43を備えていてもよい。
固定部43は、環形状であって、軸部30が挿通する挿通孔(固定挿通孔43a)を有している。この固定挿通孔43aを画定する固定部43の内面には、軸部30についての固定部43の回転を阻止する阻止部(図示せず)が形成されている。この阻止部によって、固定部43は、固定挿通孔43aを通過した軸部30に固定される。
固定部43は、基端側及び先端側のうち少なくとも一方の端面(面)で第1基板部71を支持している。この実施の形態では、第1基板部71は、第1ロータリスイッチ41用の第1回転基板部73、及び、第2ロータリスイッチ42用の第2回転基板部74により構成されている。このため、第1回転基板部73は固定部43の基端側面上に配置され、第2回転基板部74は固定部43の先端側面上に配置されている。ただし、ロータリスイッチの数及び固定部43と回転部との配置に応じて、固定部43は、基端側面及び/又は先端側面で第1基板部71を支持していてもよい。
第1回転基板部73及び第2回転基板部74は、例えば、固定接点を有し、フレキシブル回路(Flexible printed circuits:FPC70)により構成されている。このFPC70については後述する。
第1回転基板部73はカバー(第1基板カバー48)により固定部43の基端側面上に固定され、第2回転基板部74はカバー(第2基板カバー49)により固定部43の先端側面上に固定されている。このように、1つの固定部43を、第1回転基板部73及び第1基板カバー48と、第2回転基板部74及び第2基板カバー49とで挟むことにより、レバースイッチ装置10の小型化が図られている。
第1基板カバー48は、環形状であって、軸部30が挿通する挿通孔(第1基板カバー挿通孔48a)を有している。また、第1基板カバー48は、第1基板カバー挿通孔48aとは異なる第1開口部(図示せず)、及び、第1爪部(図示せず)を有している。この第1爪部によって第1基板カバー48は第1回転基板部73を固定部43との間に挟んで固定部43に取り付けられる。また、この状態で第1回転基板部73の固定接点は第1開口部を通して外部へ露出している。
第2基板カバー49は、環形状であって、軸部30が挿通する挿通孔(第2基板カバー挿通孔49a)を有している。また、第2基板カバー49は、第2基板カバー挿通孔49aとは異なる第2開口部(図示せず)、及び、第2爪部(図示せず)を有している。この第2爪部によって第2基板カバー49は第2回転基板部74を固定部43との間に挟んで固定部43に取り付けられる。また、この状態で第2回転基板部74の固定接点は第2開口部を通して外部へ露出している。
第1回転部44は、環形状であって、軸部30が挿通する挿通孔(第1回転挿通孔44a)を有している。この第1回転挿通孔44aに軸部30が通過することにより、第1回転部44は、軸部30の途中に外嵌し、軸部30に回転可能に取り付けられる。また、第1回転部44は、第1回転ノブ22に固定された状態で収容されている。これにより、第1回転ノブ22が回転されるに伴い第1回転部44が回転される。
第1回転部44の先端側の面上には接触片(第1接触片50)が取り付けられている。この第1接触片50は、可動接点を有し、第1基板カバー48を介して第1回転基板部73に対向して配置される。このため、第1回転部44の回転に伴い第1接触片50が回転して、第1接触片50の可動接点が第1回転基板部73の固定接点に対して接離可能に移動する。この固定接点に対する可動接点に相対的な位置によって、第1ロータリスイッチ41の信号が形成される。
第2回転部46は、環形状であって、軸部30が挿通する挿通孔(第2回転挿通孔46a)を有している。この第2回転挿通孔46aに軸部30が通過することにより、第2回転部46は、軸部30の途中に外嵌し、軸部30に回転可能に取り付けられる。また、第2回転部46は、第2回転ノブ23に固定された状態で収容されている。これにより、第2回転ノブ23が回転されるに伴い第2回転部46が回転される。
第2回転部46の基端側の面上には接触片(第2接触片51)が取り付けられている。この第2接触片51は、可動接点を有し、第2基板カバー49を介して第2回転基板部74に対向して配置される。このため、第2回転部46の回転に伴い第2接触片51が回転して、第2接触片51の可動接点が第2回転基板部74の固定接点に対して接離可能に移動する。この固定接点に対する可動接点に相対的な位置によって、第2ロータリスイッチ42の信号が形成される。
第1節度機構45は、第1回転部44の回転に対応した節度感を付与する機構であって、節度面(第1節度面52)、ボール(第1ボール53)、バネ(第1バネ54)及び収容部(第1収容部55)を有している。この実施の形態では、第1ボール53及び第1バネ54は、それぞれ、2つずつ設けられているが、1つずつであっても、3つ以上ずつであってもよい。
第1収容部55は、環形状であって、軸部30が挿通する挿通孔(収容挿通孔55a)を有している。この収容挿通孔55aを画定する第1収容部55の内面には、軸部30に対して第1収容部55の回転を阻止する阻止部(図示せず)が形成されている。この阻止部によって、第1収容部55は、収容挿通孔55aを通過した軸部30に対して固定される。
第1収容部55は、収容空間を有し、収容空間が先端側に開口するように軸部30に取り付けられている。この第1収容部55が開口する先端側に第1節度面52が隣接して配置される。そして、第1ボール53を第1節度面52に接触し、第1バネ54が第1ボール53を第1節度面52に向かって先端側へ付勢するように第1ボール53及び第1バネ54が収容空間に収容されている。
第1節度面52は、第1回転部44の基端側面上に設けられて、例えば、基端側へ突出する複数の凸状の山(節度山)が第1回転挿通孔44aを中心に放射線状に配置されている。これにより、第1回転部44の第1節度面52の回転によって、第1ボール53が第1節度面52の節度山に当たり、節度感が発生する。
第2節度機構47は、第2回転部46の回転に対応した節度感を付与する機構であって、節度部80、ボール(第2ボール57)、バネ(第2バネ58)及び収容部(第2収容部59)を有している。この実施の形態では、第2ボール57及び第2バネ58は、それぞれ、2つずつ設けられているが、1つずつであっても、3つ以上ずつであってもよい。
節度部80は、環形状であって、軸部30が挿通する挿通孔(節度挿通孔80a)を有している。この節度挿通孔80aを画定する内面には、軸部30に対して節度部80の回転を阻止する阻止部(図示せず)が形成されている。この阻止部によって、節度部80は、節度挿通孔80aを通過した軸部30に対して固定される。
また、節度部80の基端側面には、節度面(第2節度面81)が設けられている。第2節度面81には、例えば、基端側へ突出する複数の凸状の山(節度山)が節度挿通孔80aを中心に放射線状に配置されている。
第2収容部59は、第2回転部46に設けられており、収容空間を有し、収容空間が先端側に開口するように軸部30に取り付けられている。この第2収容部59が開口する先端側に第2節度面81が隣接して配置される。また、第2ボール57が第2節度面81に接触し、第2バネ58が第2ボール57を第2節度面81に向かって先端側へ付勢するように第2ボール57及び第2バネ58が収容空間に収容されている。これにより、第2回転部46の回転に伴い第2収容部59が回転して、第2収容部59内の第2ボール57が第2節度面81の節度山に当たり、節度感が発生する。
<プッシュスイッチの構成>
図2に示すように、プッシュスイッチ60は、プッシュスイッチ部61と、プッシュスイッチ部61から延出した端子(図示せず)に接続された第2基板部72とを備えている。プッシュスイッチ部61は変位部61aを有し、押圧操作により変位部61aが変位して、プッシュスイッチ部61内部のスイッチ接点が開閉し、その信号が端子から第2基板部72に出力される。
この実施の形態では、プッシュスイッチ部61には、押圧操作に対応した節度感を付与する節度機構を有し、タクタイルスイッチが用いられる。ただし、プッシュスイッチ部61は、指等による押し動作によって変位部61aがその軸心方向に動くことで接点の開閉(入力)を行う操作スイッチであれば、タクタイルスイッチに限定されない。
プッシュスイッチ部61は、ホルダ90によって軸部30に固定されると共に、第2基板部72に電気的に接続されている。図3(a)に示すように、ホルダ90は、載置部91、壁部92、経路部(第1経路部93)を有している。なお、第1経路部93については後述する。
載置部91は、プッシュスイッチ部61が載置される部分であって、例えば、8角形の平板形状である。壁部92は、載置部91の周囲を取り囲むように、例えば、断面が8角形の筒形状であって、第1壁部92a、第1壁部92aに対向する第2壁部92bを有している。載置部91よりも先端側の第1壁部92aには切欠き(第1切欠き94)が形成されている。また、載置部91の先端側面には、一対の突起91aが設けられている。この一対の突起91aは、互いに間隔を空けて、第1切欠き94の近傍に配置されている。
図3(b)に示すように、ホルダ90の基端側には、切欠き(第2切欠き95)及び溝部(ホルダ溝96)が設けられている。第2切欠き95は、第2壁部92bのうちの載置部91よりも基端側の部分に設けられており、第1切欠き94とは載置部91を挟んで反対側に配置されている。
ホルダ溝96は、第2切欠き95から第1壁部92aに向かって延びており、一端が第2切欠き95を介して開口し、他端が第1壁部92aにより閉じられている。また、ホルダ溝96は、基端側の開口部96aを介して開口し、先端側は載置部91により閉じられている。
このホルダ溝96が延びる方向及び軸心方向に対して、公差(この実施の形態では、直交)する方向において、ホルダ溝96を画定する壁部92の一対の内面に一対の凸状部97が設けられている。一対の凸状部97は、ホルダ90を軸部30(図2)に取り付ける取付部であって、互いの間隔が狭くなるように壁部92の内面から突出している。このため、一対の凸状部97の間隔は、ホルダ溝96の幅よりも狭い。凸状部97は、ホルダ90の基端側縁においてホルダ溝96に沿って延びている。
図4に示すように、軸部30の先端の近傍には一対の溝部(軸溝31)が設けられている。一対の軸溝31は、互いに平行であって、軸部30の周部において軸心方向に交差する方向(この実施の形態では、直交する方向)に延びている。
節度部80には、先端側に係止部(節度係止部82)が設けられている。節度係止部82は、一対の台座部83及び架橋部84を有している。一対の台座部83は、節度部80の先端側面から突出し、互いに間隔を空けて配置されている。架橋部84は、平板形状であって、台座部83の先端側縁において一対の台座部83に架け渡されている。
節度部80の節度挿通孔80aを通過した軸部30は、一対の台座部83の間に配置され、軸部30の先端が架橋部84に当接して係止されている。この状態で、軸部30の軸溝31は、節度部80の先端側面上に現れて、軸溝31を画定する軸部30の基端側面31aは、節度部80の先端側面と面一になる。また、軸心方向に平行な軸溝31の面31bは、架橋部84に平行であって、台座部83の側面83aと面一に設けられる。
このような節度部80の節度係止部82が、図3(b)及び図4に示すように、ホルダ90のホルダ溝96内に第2切欠き95及び基端側の開口部96aを介して嵌められている。これにより、ホルダ90は、軸部30に対し軸心方向の交差方向に組み付けられて、軸部30の先端に取り付けられる。
ここで、ホルダ90の基端側縁90aは、面一に配置された軸溝31の基端側面31a及び節度部80の先端側面の上に配置される。また、ホルダ90の第1壁部92aに節度係止部82が当接する。さらに、ホルダ90の凸状部97が、面一に設けられた台座部83の側面83a及び軸溝31の面31bに沿って、軸部30の軸溝31に嵌る。これにより、軸心方向及びこれに垂直な方向において、節度部80、及び、節度部80に接続される軸部30に対してホルダ90は固定される。
このように軸部30に固定されたプッシュスイッチ部61は、図1に示すスイッチカバー25により覆われている。この際、プッシュスイッチ部61の変位部61aに接触しながら軸心方向へ往復移動可能なように、スイッチカバー25はホルダ90に接続されている。ここで、スイッチカバー25は、プッシュスイッチ部61により確実に接触するように、わずかに付勢するようにプッシュスイッチ部61を覆っていてもよい。
<FPC>
図2及び図5に示すように、1つのFPC70に、回転操作部及びプッシュスイッチ部61の変位を検出する信号が通る配線が敷設され、基端側から先端側へ延設されている。具体的には、FPC70は、接続端子75、配線部、第1基板部71及び第2基板部72が設けられている。また、この実施の形態では、第1基板部71は、ロータリスイッチ40の数に応じて、第1回転基板部73及び第2回転基板部74を有している。
第1回転基板部73は、環形状であって、挿通孔(第1基板挿通孔73a)が設けられている。第2回転基板部74は、環形状であって、挿通孔(第2基板挿通孔74a)が設けられている。第2基板部72は、ホルダ90の載置部91に配置される寸法に形成されており、第2配線部78との間に一対の切欠き部72aを有している。
配線部は、第1配線部77及び第2配線部78を有している。第1配線部77及び第2配線部78は、途中で分岐して先端側へ延びている。この分岐箇所76は、第1基板部71よりも基端側であって、第1回転基板部73と接続端子75との間にある。
第1配線部77は、基端側第1配線部77a及び先端側第1配線部77bを有している。基端側第1配線部77aは、基端側に接続端子75が接続され、先端側に第1回転基板部73が接続されている。先端側第1配線部77bは、基端側に第1回転基板部73が接続され、先端側に第2回転基板部74が接続されている。例えば、接続端子75、第1回転基板部73及び第2回転基板部74が直線状に並ぶように、基端側第1配線部77a及び先端側第1配線部77bが直線状に延びている。
第2配線部78は、基端側に接続端子75が接続され、先端側に第2基板部72が接続されている。例えば、第2配線部78は、第1配線部77との分岐箇所76から第1配線部77に対して直交方向に延びてから屈曲し、第1配線部77と間隔を空けて第1配線部77に対して平行に先端側へ延びている。これにより、第2配線部78は、分岐箇所76の近傍で折り曲げられることにより、第1配線部77に対向配置される。
このような第2配線部78を支持する配線経路部が、図6に示すように、レバースイッチ装置10(図1)に備えられている。この各構成部のうちの軸部30(図1)に固定された構成部(例えば、ホルダ90、節度部80、第2基板カバー49、第1基板カバー48、第1収容部55)に配線経路部が設けられている。例えば、この配線経路部は、第1〜第5経路部により構成されている。
第1経路部93は、ホルダ90の第1壁部92a上に設けられた溝部であって、第1切欠き94を介して載置部91に繋がっている。第2経路部80bは、節度部80の側面上、及び、ここから基端側へ突出して形成されている。第3経路部49bは、第2基板カバー49の側面上、及び、ここから先端側へ突出して形成されている。第4経路部48bは、第1基板カバー48の側面上、及び、ここから基端側へ突出して形成されている。第5経路部55bは、第1収容部55の側面上に設けられている。
このようなホルダ90、節度部80、第2基板カバー49、第1基板カバー48、第1収容部55は、この順序で、軸部30に取り付けられる。このため、これらに設けられた第1経路部93、第2経路部80b、第3経路部49b、第4経路部48b及び第5経路部55bも、この順で並び、軸部30(図1)に平行に直線状に延びる。この配線経路部が第2配線部78を支持する。
また、この配線経路部のうち第4経路部48b及び第5経路部55bには、第2配線部78に重なる第1配線部77も配置される。このため、配線経路部は、第2配線部78を支持する第2配線部78に加えて、これに重なる第1配線部77も支持することにより、レバースイッチ装置10の小型化が図られる。
さらに、図2に示すように、レバースイッチ装置10は、配線カバー110及びホルダカバー100を備えている。配線カバー110は、長尺の略矩形の板状体であって、第2〜第5経路部に載置された第2配線部78、及び、第2配線部78に重なる第1配線部77を覆って固定する。
ホルダカバー100は、図7に示すように、配線カバー部分101、及び、基板カバー部分102を有している。配線カバー部分101は、略矩形の板状体であって、基板カバー部分102から基端側へ延び、第1経路部93に載置された第2配線部78を覆って固定する。
基板カバー部分102は、ホルダ90の載置部91に載置された第2基板部72を固定するカバーであって、例えば、載置部91の形状に対応し、八角形の板形状である。基板カバー部分102には、プッシュスイッチ部61に対向する位置に開口部(スイッチ開口部103)が設けられている。これにより、プッシュスイッチ部61の変位部61aは、スイッチ開口部103を介して基板カバー部分102から突出し、スイッチカバー25(図1)に当接することができる。
<レバースイッチ装置の組み立て方法>
まず、図7に示すように、FPC70の第1回転基板部73を、基端側第1配線部77aに対して直交する方向に屈曲して、固定部43の基端側面上に配置し、第1基板カバー48により固定部43に取り付ける。そして、先端側第1配線部77bを、第1回転基板部73に対して直交する方向に屈曲して、固定部43の側面に沿って基端側面から先端側面へ延ばす。それから、第2回転基板部74を、先端側第1配線部77bに対して直交する方向に屈曲して、固定部43の先端側面に配置し、第2基板カバー49により固定部43に取り付ける。
また、図6及び図7に示すように、FPC70の第2基板部72上にプッシュスイッチ部61をはんだ実装によって取り付ける。そして、第2基板部72をホルダ90の載置部91上に配置する。この際、第2基板部72の一対の切欠き部72aを載置部91の一対の突起91aに嵌めることにより、載置部91に対して第2基板部72の位置決めを行う。なお、図6では、わかり易くするために、ホルダカバー100の図示を省略している。
この第2基板部72に繋がる第2配線部78を、ホルダ90の第1切欠き94において第2配線部78に対して屈曲する。そして、第2配線部78を、第1切欠き94に繋がる第1経路部93上に配置する。
続いて、第2基板部72を覆うようにしてホルダカバー100の基板カバー部分102を載置部91に取り付ける。これにより、第2基板部72がホルダ90に固定される。この際、ホルダカバー100の配線カバー部分101を載置部91の第1切欠き94側に配置する。これにより、第2配線部78が配線カバー部分101に覆われて、第1経路部93に固定される。
それから、図2に示すように、例えば、軸部30の基端を先端よりも下側にして配置する。そして、第1収容部55の開口を上にして、この開口から第1ボール53及び第1バネ54を収容する。そして、第1収容部55の収容挿通孔55aを軸部30に通して、第1収容部55を軸部30に取り付ける。続いて、第1回転部44の第1節度面52が第1収容部55側になるように、第1回転部44の第1回転挿通孔44aを軸部30に通して、第1回転部44を軸部30に取り付ける。これにより、第1バネ54により第1ボール53が第1節度面52に向かって付勢され、第1節度機構45が形成される。
また、第1回転基板部73、第1基板カバー48、固定部43、第2回転基板部74及び第2基板カバー49が、基端側から先端側に向かってこの順で並ぶようにして、各挿通孔に軸部30を通す。これにより、各基板部、各カバー及び固定部43が軸部30に取り付けられる。この際、第1回転基板部73が第1回転部44上の第1接触片50に対向して配置され、第1ロータリスイッチ41が形成される。
さらに、第2回転部46の第2接触片51が取り付けられた基端側面を下にして、第2回転挿通孔46aを軸部30に通して、第2回転部46を軸部30に取り付ける。これにより、第2回転基板部74が第2接触片51に対向して配置され、第2ロータリスイッチ42が形成される。
このように、第2回転部46の基端側面を下にすると、第2回転部46の第2収容部59の開口が上を向く。このため、第2回転挿通孔46aを軸部30に通す際、開口から第2ボール57及び第2バネ58を第2収容部59に収容した状態で、第2回転部46を軸部30に取り付けることができる。
それから、節度部80の第2節度面81が第2回転部46側になるように、節度挿通孔80aを軸部30に通して、節度部80を軸部30に取り付ける。これにより、第2バネ58により第2ボール57が第2節度面81に向かって付勢され、第2節度機構47が形成される。
このように、節度部80を軸部30に取り付けると、図4に示すように、軸部30の先端が節度部80の節度係止部82の架橋部84に当接する。そして、節度部80上に軸部30の軸溝31が現れる。それから、ホルダ90のホルダ溝96側を下にして、第2切欠き95を節度係止部82側へ向け、ホルダ90をスライドする。これにより、第2切欠き95を介してホルダ溝96に節度係止部82が嵌り、ホルダ90は軸部30の先端上に配置される。
この際、ホルダ90の第2壁部92bに節度係止部82が当接し、ホルダ90の凸状部97が軸部30の軸溝31に嵌る。これにより、軸心方向及びこれに垂直な方向において、節度部80、及び、節度部80に接続される軸部30に対してホルダ90が固定される。
続いて、ホルダ90に取り付けられた第2配線部78を、図6に示すように第2〜第5経路部上に配置する。この際、第2配線部78を折り曲げて、第1配線部77上に重ねる。そして、この第1配線部77及び第2配線部78を覆うように、図2に示す配線カバー110を取り付ける。
それから、このようにして第1ロータリスイッチ41、第2ロータリスイッチ42及びプッシュスイッチ部61を軸部30に取り付けた組み立て品を、図2に示す固定ノブ21の第1ノブ部27に入れる。ここで、軸部30の基端に軸止め26を固定して第1ノブ部27のうちの本体部21aにある係止部に軸止め26を当接させて、軸部30の基端側への移動を係止する。そして、第1ノブ部27の開口部を第2ノブ部28により被覆し、固定ノブ21が形成する。この固定ノブ21に第1回転ノブ22及び第2回転ノブ23を取り付ける。
そして、スイッチカバー25をプッシュスイッチ部61に当接させて、スイッチカバー25を先端ノブ24により固定する。この際、スイッチカバー25をプッシュスイッチ部61に接触させる。
<作用、効果>
このように、プッシュスイッチ部61は、軸心方向に平行な押圧方向において、軸部30に固定され、スイッチカバー25に接触している。このため、スイッチカバー25がユーザにより押圧されて移動した際、その移動距離と、スイッチカバー25により押圧されて変位したプッシュスイッチ部61の変位部61aの変位量とを一致させることができる。よって、プッシュスイッチ部61を押圧するためのスイッチカバー25の移動距離は、押圧操作の度に変わらない。よって、押圧操作に対する変位部61aの変位量は、例えば、0.5mm程度と非常に小さい場合であっても、一定のスイッチカバー25の移動距離によりプッシュスイッチ部61を押圧して入力することができる。このため、ユーザは違和感なく、プッシュスイッチ60を操作することができる。
また、例えば、接着剤によりホルダ90を軸部30に固定すると、接着剤の硬化時間を待つ必要がある。これに対して、軸溝31に凸状部97を嵌めるため、軸部30に対するホルダ90の固定に時間を要せず、作業性に優れている。
しかも、プッシュスイッチ部61をホルダ90に配置することにより、レバースイッチ装置10は、節度機構を有するプッシュスイッチ部61を用いることができる。これにより、押圧操作に応じて、プッシュスイッチ60の入力タイミングと、その節度機構による節度の付与のタイミングとを近づけることができる。このようなタイミングのずれがない又は小さいことにより、ユーザはプッシュスイッチ部61を違和感なく使用することができる。
さらに、例えば、車両においてレバースイッチ装置10以外の他の装置で用いられるプッシュスイッチ部61と同じものをレバースイッチ装置10で用いることができる。これにより、ユーザは、車両における各プッシュスイッチ部61を同様な操作感触で操作することができ、装置間の操作感触の違いによる違和感がなく、操作性に優れる。
また、各構成部に、軸部30を挿通する挿通孔を設け、また、軸部30の先端上にホルダ90及びプッシュスイッチ部61を配置している。これにより、軸部30に対して各構成部を積み上げて組み立てることができ、ロボット等の作業機械を使用して容易に組み立てることができる。また、部品の方向を変更する必要がなく、部品の破損を抑制することができ、作業性に優れる。
さらに、第1配線部77と第2配線部78とが分岐している。これにより、第2配線部78に接続された第2基板部72を、第1配線部77に接続された第1基板部71とは別途、設けることができる。このため、第1基板部71及び第1配線部77を容易に折り曲げて、固定部43に取り付けることができる。よって、この作業にロボット等の作業装置を用いることができ、組立精度の向上が図れ、また、人の手等による汚染を防止することができる。
また、第1基板部71及び第2基板部72をFPC70により形成している。これにより、レバースイッチ装置10の小型化、及び、配置の自由度の向上が図られる。
さらに、第1配線部77と第2配線部78とを重ねて配置することにより、レバースイッチ装置10の小型化が図られる。しかも、1つの配線カバー110により、第1配線部77及び第2配線部78をカバーすることができ、レバースイッチ装置10の小型化及びコスト上昇の抑制が図られる。また、第2配線部78を配線するための第3経路部49b及び第4経路部48bを第2基板カバー49及び第1基板カバー48に設けることにより、レバースイッチ装置10の小型化及びコスト上昇の抑制が図られる。
<その他の実施の形態>
上記実施の形態では、ホルダ90においてホルダ溝96の一対の凸状部97が、軸部30の軸溝31に嵌ることによって、ホルダ90が軸部30に取り付けられた。ただし、ホルダ90が軸部30に対し軸心方向の交差方向に組み付けられて、軸部30の先端に取り付けられれば、取付方法はこれに限定されない。
例えば、軸部30及びホルダ90のそれぞれに、軸心方向と交差する方向(例えば、直交する方向)に延びる貫通孔が設けられている。そして、ホルダ90を軸部30の先端上に載せ、ホルダ90の貫通孔と、軸部30の貫通孔とを合わせ、これらの貫通孔に棒状の取付部を通す。これにより、棒状の取付部は軸部30の軸心方向に対して交差する方向に延び、軸部30の先端にホルダ90が取り付けられる。これにより、この場合も、プッシュスイッチ60の操作性の向上が図られる。
上記実施の形態では、スイッチカバー25がプッシュスイッチ部61の押圧操作部として用いられたが、押圧操作部はこれに限定されない。例えば、プッシュスイッチ部61に接触するノブであってもよい。
また、上記全実施の形態は、互いに相手を排除しない限り、互いに組み合わせてもよい。上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施の形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明のレバースイッチ装置は、作業性の向上を図ったレバースイッチ装置等として有用である。
10 :レバースイッチ装置
22 :第1回転ノブ(回転操作部)
22 :第2回転ノブ(回転操作部)
30 :軸部
31 :軸溝(溝)
40 :ロータリスイッチ
43 :固定部
48 :第1基板カバー(基板カバー)
49 :第2基板カバー(基板カバー)
49b :第3経路部(配線経路部)
48b :第4経路部(配線経路部)
55b :第5経路部(配線経路部)
61 :プッシュスイッチ部
70 :FPC(フレキシブル基板)
71 :第1基板部
72 :第2基板部
73 :第1回転基板部(第1基板部)
74 :第2回転基板部(第1基板部)
77 :第1配線部
77a :基端側第1配線部(第1配線部)
77b :先端側第1配線部(第1配線部)
78 :第2配線部
80b :第2経路部(配線経路部)
93 :第1経路部(配線経路部)
110 :配線カバー

Claims (4)

  1. 基端側から先端側へ延びる軸部と、
    前記軸部の途中に外嵌して設けられ、前記軸部を中心に回転操作が可能であり、且つ、可動接点が設けられた回転操作部と、
    前記軸部において前記回転操作部よりも前記先端側に取り付けられ、且つ、可動接点を有するプッシュスイッチ部と、
    前記回転操作部及び前記プッシュスイッチ部の変位を検出する信号が通る配線が敷設され、前記基端側から前記先端側へ延設されたフレキシブル基板と、を備え、
    前記フレキシブル基板は、
    前記回転操作部の変位に伴って前記回転操作部の可動接点が接離可能な固定接点が設けられた第1基板部と、
    前記第1基板部が前記先端側に接続された第1配線部と、
    前記プッシュスイッチ部の変位に伴って前記プッシュスイッチ部から前記信号が出力される第2基板部と、
    前記第2基板部が前記先端側に接続された第2配線部と、を有し、
    前記第1配線部と前記第2配線部とは前記第1基板部よりも前記基端側における途中で分岐して前記先端側へ延設されている、レバースイッチ装置。
  2. 前記第2配線部は、分岐箇所の近傍で折り曲げられることにより、前記第1配線部に対向配置されている、請求項1に記載のレバースイッチ装置。
  3. 前記軸部に固定されて前記基端側および前記先端側のうち少なくとも一方の端面で前記第1基板部を支持する固定部と、
    前記固定部の前記端面との間で前記第1基板部を支持する基板カバーと、をさらに備え、
    前記基板カバーには、前記基端側から前記固定部を越えて前記先端側へ延設された前記第2配線部を支持する配線経路部が設けられている、請求項1又は2に記載のレバースイッチ装置。
  4. 前記第1配線部及び前記第2配線部を被覆する配線カバーをさらに備えている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のレバースイッチ装置。
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